JP2804200B2 - 湿潤時に潤滑性表面を有する医療用具及びその製造方法 - Google Patents

湿潤時に潤滑性表面を有する医療用具及びその製造方法

Info

Publication number
JP2804200B2
JP2804200B2 JP4089923A JP8992392A JP2804200B2 JP 2804200 B2 JP2804200 B2 JP 2804200B2 JP 4089923 A JP4089923 A JP 4089923A JP 8992392 A JP8992392 A JP 8992392A JP 2804200 B2 JP2804200 B2 JP 2804200B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medical device
hydrophilic polymer
compound
wet
polymer material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP4089923A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH067426A (ja
Inventor
久行 向井
喜俊 高見
輝夫 橋本
保成 小島
Original Assignee
株式会社クリニカル・サプライ
ダイメック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=13984226&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2804200(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by 株式会社クリニカル・サプライ, ダイメック株式会社 filed Critical 株式会社クリニカル・サプライ
Priority to JP4089923A priority Critical patent/JP2804200B2/ja
Publication of JPH067426A publication Critical patent/JPH067426A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2804200B2 publication Critical patent/JP2804200B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Ceased legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湿潤時に潤滑性を有する
医療用具及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カテーテルを利用する医療技術の向上に
伴い、カテーテル自体の用途が多様化している。例え
ば、従来の血管内用カテーテルは、その内部に表面の潤
滑性の良いガイドワイヤーを使用し、血管内の目的部位
まで到達させている。この場合、カテーテル内面の潤滑
性は大きな問題とはされていなかった。しかし、近年P
TCA用に使用されるバルーンカテーテルを目的部位ま
で誘導させるガイディングカテーテルや、末梢血管の検
査、治療に使用される極細のカテーテルを誘導させるた
めに使用される親カテーテルはその内面の潤滑性が求め
られるとともに、又、逆に極細カテーテル、バルーンカ
テーテル等はその外面の潤滑性が必要とされている。
【0003】これらの要望に対して従来はシリコンオイ
ルの塗布、あるいは少しでも潤滑性の良い基材を使用し
たカテーテルで対応してきた。しかし、従来の技術では
充分とは言えず、より優れた潤滑性表面を持たせること
による、操作性、安全性の向上が求められている。
【0004】カテーテルやガイドワイヤー表面に潤滑性
を付与する技術としては、例えば、基材にイソシアネー
トを介して親水性ポリマーのポリビニルピロリドンを固
定する方法(特開昭59−19852号、米国特許第4
100309号)、反応性官能基を共重合した親水性ポ
リマーとイソシアネートを用いる方法(特開昭59−8
1341号公報)、基材にイソシアネートを介してポリ
エチレンオキサイドを固定する方法(特開昭58−19
3766号公報)、又、親水性共重合体にイオン結合ま
たは共有結合により酸性多糖類を固定する方法(特開平
2−144070号公報)等が知られている。これらの
潤滑性表面はすべて化学反応(共有結合あるいはイオン
結合)によって、基材表面に親水性高分子を固定するこ
とを特徴とするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の製造方
法はその工程が極めて繁雑であり、未反応化合物がカテ
ーテルやガイドワイヤーの表面に残留付着することがあ
り、従って、これらが剥離する恐れがあって、安全性の
観点からも問題となる。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、カテーテルやガイドワイヤー等のよ
うに表面の潤滑性が必要とされる医療用具及びその製造
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一の発明は上記問題
点を解決するために、高分子材料の表面を有するカテー
テル、ガイドワイヤー等の医療用具の製造方法におい
て、下記の工程を含むことにより、高分子材料の表面に
物理的に捕捉された親水性高分子化合物のみで湿潤時に
潤滑性表面を有する医療用具の製造方法をその要旨とす
るものである。 1. 医療用具の表面の高分子材料を極性溶媒で膨潤す
る工程。 2. 前記極性溶媒中に溶解させた親水性高分子化合物
を前記膨潤した高分子材料に含浸させることにより、医
療用具の表面内部に化学結合を伴わないで物理的に捕捉
させる工程。 3. 前記親水性高分子が捕捉された医療用具の表面を
水と接触処理することにより物理的に捕捉された親水性
高分子化合物のみで潤滑性を得る工程。
【0008】この第一の発明において、医療用具として
はカテーテル、ガイドワイヤー等を挙げることが出来
る。これらは極性溶媒で膨潤する高分子材料、例えばポ
リウレタン、ポリウレタン−ナイロンエラストマー、
たは塩化ビニル−ウレタン共重合体等で構成されてい
る。
【0009】親水性高分子化合物としては、メチルビニ
ルエーテル無水マレイン酸無水物共重合体、又はそのエ
ステル化合物共重合体、ポリビニルピロリドン化合物、
ヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられる。
【0010】親水性高分子化合物を溶解させる溶媒とし
ては極性溶媒が使用され、例えば、メチル・エチル・ケ
トン、アセトン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジ
メチルホルムアミド、アルコール類、ジメチルスルホキ
シド等を挙げることができる。又、高分子材料を適度に
膨潤させるため、無極性溶媒として、トルエン、酢酸エ
チルエステル等を混合させることもある。
【0011】親水性高分子化合物を高分子材料に含浸さ
せる方法としては浸漬、塗布、吹き付け方法等が挙げら
れるが、中でも浸漬が効果的である。含浸した後は溶媒
を除去すると、親水性高分子化合物が基材の高分子材料
内に残留し、その結果水又は温水で処理すれば容易に表
面潤滑性が得られる。なお、この発明でいう親水性高分
子材料に含浸させた後、水と接触処理する方法として
は、水蒸気の中で加湿する方法、例えば、蒸留水を用い
たミスト状態の中で加湿し、ついで新しい蒸留水中で洗
浄する方法、水又は温水で浸漬する方法等がある。
【0012】第二の発明には、高分子材料の表面を有す
るカテーテル、ガイドワイヤー等の医療用具において、
親水性高分子化合物が、医療用具の高分子材料に含浸さ
れて、医療用具の表面内部に対して前記親水性高分子化
合物の化学結合を伴わないで、物理的に捕捉され、水と
接触処理されていることにより、高分子材料の表面に物
理的に捕捉された親水性高分子化合物のみで湿潤時に潤
滑性表面を有する医療用具をその要旨とするものであ
る。
【0013】
【作用】高分子材料からなる医療用具基材は極性溶媒中
で膨潤させると、その高分子材料は表面に微細孔が形成
される。この状態の医療用具基材を極性溶媒中に親水性
高分子化合物を溶解させた溶液の中に浸漬、塗布等の手
段により高分子材料の微細孔に親水性高分子化合物を含
浸させる。ついで該極性溶媒を除去し、高分子材料を元
の状態に収縮させることによって親水性高分子化合物は
微細孔に捉されたまま固着する。カテーテルの如き内
腔面を持つチューブ類は基材全体に含浸固着されるため
に内外面ともに水に濡らした時に潤滑性の高い表面が得
られる。又、ガイドワイヤーの場合は外面を水に濡らし
た時に高い潤滑性が得られる。なお、含浸とは本発明で
は、一般的な定義として使用している。すなわち、液状
物質を、多孔体、有孔体、積層体、繊維質等のように空
隙があるところに染み込ませ、固定してその機能を発揮
させることである。そして、含浸という現象は、含浸液
中に浸漬するか、液を塗布し、液体の表面張力による毛
細管現象(浸透圧を利用)を利用し、自然浸透させるも
のである。
【0014】これは基材高分子材料中の微細孔に親水性
高分子化合物が固着されるため、空気中では極めて安定
化され、体液、例えば血液中にて潤滑性を出すものであ
る。従って表面は滑らかであり、なおかつ剥離が少な
い。
【0015】
【発明の効果】この第一の発明によれば、親水性高分子
化合物は物理的に医療用具の表面内に捕捉固定され、か
つ親水性高分子化合物を化学結合によって医療用具の表
面に固定しないため、未反応化合物が医療用具の表面に
残留することがない。この結果、人体に有害な未反応化
合物が医療用具の表面に残留しないため、安全性に優れ
たものとすることができる。さらに、親水性高分子化合
物を化学結合によらず、物理的捕捉によって固着された
親水性高分子化合物だけでも、十分に親水性を得ること
ができ、安価に極めて容易に目的とする湿潤時に潤滑性
を有する医療用具を得ることができる。 さらに、親水性
高分子化合物は、医療用具の表面内に含浸されて捕捉さ
れているため、例えば、表面側の親水性高分子化合物が
欠落しても、内部の親水性高分子化合物が表面に滲み出
て、持続的な潤滑性を得ることが期待できる。
【0016】又、従来困難であったカテーテル内面の潤
滑性も容易に得ることができる。潤滑性も従来方法によ
るものと比較し、同等乃至それ以上のものを得ることが
できる 第二の発明によれば、親水性高分子化合物が化
学結合によって医療用具の表面に固定されておらず、同
親水性高分子化合物が物理的に医療用具の表面内に捕捉
固定されているだけなので、人体に有害な未反応化合物
が医療用具の表面に残留していることがなく、この結
果、安全性に優れ、かつ、安価に極めて容易に目的とす
る湿潤時に潤滑性を有する医療用具となる。さらに、親
水性高分子化合物を化学結合によらず、物理的捕捉によ
って固着された親水性高分子化合物だけでも、十分に親
水性を得られるため、安価に極めて容易に目的とする湿
潤時に潤滑性を有する医療用具となる。 さらに、親水性
高分子化合物は、医療用具の表面内に含浸されて捕捉さ
れているため、例えば、表面側の親水性高分子化合物が
欠落しても、内部の親水性高分子化合物が表面に滲み出
て、持続的な潤滑性を得ることが期待できる。
【0017】
【実施例】以下、実施例について説明する。 実施例1 メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体(分子量
41000)3gをメチルエチルケトン溶媒97gに室
温で攪拌して溶解させ、得られた溶解液に少なくとも表
面がポリウレタン(ペレセン2363−80AE、ダウ
ケミカル社製)からなり、コア部分が加工硬化型チタン
ニッケル合金からなるガイドワイヤーを約30秒間浸漬
して膨潤させるとポリウレタン部分の体積率が約2倍と
なる。このガイドワイヤーを溶解液から取り出して、6
0°Cで2時間乾燥する。この後、蒸留水中に50°C
で45分間浸漬し、ついで新しい蒸留水で洗浄した後、
60°Cで12時間乾燥した。かくして水で濡らした
時、即座に潤滑性を示すガイドワイヤーが得られた。
【0018】実施例2 メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体(分子量
41000)3gをメチルエチルケトン溶媒97gに室
温で攪拌して溶解させ、得られた溶解液にポリウレタン
(ペレセン2363−80AE、ダウケミカル社製)か
らなるカテーテルを約30秒間浸漬し膨潤させると体積
率で約2倍となる。このカテーテルを溶解液から取り出
して、60°Cで2時間乾燥する。この後、蒸留水中に
50°Cで45分間浸漬し、ついで新しい蒸留水で洗浄
した後、60°Cで12時間乾燥した。かくして水で濡
らした時、即座に潤滑性を示すカテーテルが得られた。
【0019】実施例3 表面層がポリウレタン(ペレセン2363−80AE、
ダウケミカル社製)からなり、コア部分が加工硬化型チ
タンニッケル合金からなるガイドワイヤーを10%エタ
ノール・トルエン溶媒中に30分間浸漬すると、ポリウ
レタン部分の体積率で、約1.5倍に膨潤した。これに
メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体のメチル
エチルケトン3%溶液を塗布し、室温下に30分間乾燥
後、さらに60°Cで30分間乾燥させる。この後、蒸
留水を用いたミスト状態の中に50°Cで45分間加湿
し、ついで新しい蒸留水中で洗浄した後、60°Cで1
2時間乾燥した。かくして水で濡らした時、即座に潤滑
性を示すガイドワイヤーが得られた。
【0020】実施例4 ポリウレタン(ペレセン2363−80AE、ダウケミ
カル社製)からなる医療用チューブを10%エタノール
・トルエン溶媒中に30分間浸漬し、膨潤させるとポリ
ウレタン部分の体積率で、約1.5倍になる。これにメ
チルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体のメチルエ
チルケトン3%溶液を塗布し、室温下に30分間乾燥
後、さらに60°Cにて30分間乾燥させる。この後、
蒸留水を用いたミスト状態で50°Cで45分間加湿す
る。ついで新しい蒸留水中で洗浄した後、60°Cで1
2時間乾燥した。かくして水で濡らした時、即座に潤滑
性を示す医療用チューブが得られた。
【0021】上記実施例のうち実施例1で製造したもの
と、従来のものとの比較試験を以下に示す。 実験例1 ガイドワイヤー潤滑性評価試験 試料となるガイドワイヤーを蒸留水に(10秒間)浸し
た後、このガイドワイヤーを取り出し、カテーテル内に
ゆっくりと入れた時の抵抗値(g)を測定し、潤滑性を
比較した。
【0022】実験1の水潤滑性ガイドワイヤーは、実験
例1に示した方法によって製造したガイドワイヤーを使
用した。スプリングガイドワイヤーは、ステンレス製の
コアワイヤーの上にステンレス製のワイヤーを螺旋状に
巻いて、その上にテフロンコーティングを施した従来型
のガイドワイヤーである。
【0023】また、非含浸ガイドワイヤーとは、加工硬
化型チタンニッケル合金のコアワイヤーの上にポリウレ
タン(ペレセン2363−80AE)被覆した本発明の
製造方法によらないガイドワイヤーのことをいう。
【0024】結果を表1に示す。 結果
【0025】
【表1】
【0026】表1の結果より、本発明の水潤滑性ガイド
ワイヤーは、従来のスプリングガイドワイヤーと比較し
て、抵抗値が小さいことがわかった。 実験例2 ガイドワイヤーの時間経過による潤滑性評価試験 試料となるガイドワイヤーを蒸留水に10分間浸したガ
イドワイヤーと、4時間浸したガイドワイヤーを取り出
し、カテーテル内にゆっくりと入れた時の抵抗値(g)
を測定し、潤滑性効果を比較した。
【0027】実験2の水潤滑性ガイドワイヤーは実施例
1に示した方法によって製造したガイドワイヤーを使用
した。結果を表2に示す。 結果
【0028】
【表2】
【0029】表2の結果より、本発明の水潤滑性ガイド
ワイヤーを4時間水に浸漬した後の抵抗値は、10分間
水に浸漬した後の抵抗値と比較してほとんど変化がな
く、水溶液中での効果の持続性が確認された。
【0030】以上の実験例の結果、本発明によるガイド
ワイヤーは従来のガイドワイヤーと比較して優れた潤滑
性を有し、医療用具として極めて有用であることがわか
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−228970(JP,A) 特開 昭54−29343(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61L 29/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子材料の表面を有するカテーテル、
    ガイドワイヤー等の医療用具の製造方法において、下記
    の工程を含むことにより、高分子材料の表面に物理的に
    捕捉された親水性高分子化合物のみで湿潤時に潤滑性表
    面を有する医療用具の製造方法。 1. 医療用具の表面の高分子材料を極性溶媒で膨潤す
    る工程。 2. 前記極性溶媒中に溶解させた親水性高分子化合物
    を前記膨潤した高分子材料に含浸させることにより、医
    療用具の表面内部に化学結合を伴わないで物理的に捕捉
    させる工程。 3. 前記親水性高分子が捕捉された医療用具の表面を
    水と接触処理することにより物理的に捕捉された親水性
    高分子化合物のみで潤滑性を得る工程。
  2. 【請求項2】 高分子材料がポリウレタン、ポリウレタ
    ン−ナイロンエラストマー、塩化ビニル−ウレタン共重
    合体のうち少なくともその一つである請求項1記載の湿
    潤時に潤滑性表面を有する医療用具の製造方法。
  3. 【請求項3】 親水性高分子化合物は、メチルビニルエ
    ーテル無水マレイン酸共重合体、及びこのエステル化合
    物共重合体、ポリビニルピロリドン化合物、ヒドロキシ
    プロピルセルロースのうち少なくとも一つから選ばれて
    いるものである請求項1記載の湿潤時に潤滑性表面を有
    する医療用具の製造方法。
  4. 【請求項4】 高分子材料の表面を有するカテーテル、
    ガイドワイヤー等の医療用具において、 親水性高分子化合物が、医療用具の高分子材料に含浸さ
    れて、医療用具の表面内部に対して前記親水性高分子化
    合物の化学結合を伴わないで、物理的に捕捉され、水と
    接触処理されていることにより、高分子材料の表面に物
    理的に捕捉された親水性高分子化合物のみで湿潤時に潤
    滑性表面を有する医療用具
JP4089923A 1992-03-13 1992-03-13 湿潤時に潤滑性表面を有する医療用具及びその製造方法 Ceased JP2804200B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4089923A JP2804200B2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 湿潤時に潤滑性表面を有する医療用具及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4089923A JP2804200B2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 湿潤時に潤滑性表面を有する医療用具及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH067426A JPH067426A (ja) 1994-01-18
JP2804200B2 true JP2804200B2 (ja) 1998-09-24

Family

ID=13984226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4089923A Ceased JP2804200B2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 湿潤時に潤滑性表面を有する医療用具及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2804200B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5670558A (en) * 1994-07-07 1997-09-23 Terumo Kabushiki Kaisha Medical instruments that exhibit surface lubricity when wetted
JP3362186B2 (ja) * 1996-08-09 2003-01-07 ニプロ株式会社 医療用具およびその製造方法
DE69905487T3 (de) * 1998-11-20 2007-06-06 Coloplast A/S Verfahren zur sterilisation von medizinischen geräten mit hydrophiler beschichtung
JP4539974B2 (ja) 2004-10-05 2010-09-08 日本シャーウッド株式会社 気管切開チューブ
ES2865503T3 (es) 2015-01-22 2021-10-15 Hollister Inc Catéteres urinarios lubricados que tienen flexibilidad variable

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4100309A (en) * 1977-08-08 1978-07-11 Biosearch Medical Products, Inc. Coated substrate having a low coefficient of friction hydrophilic coating and a method of making the same
JPH02228970A (ja) * 1989-03-02 1990-09-11 Hanako Medical Kk 潤滑性被覆を有するカテーテル及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH067426A (ja) 1994-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1667747B1 (en) Lubricious coatings for medical device
US4589873A (en) Method of applying a hydrophilic coating to a polymeric substrate and articles prepared thereby
JP3357047B2 (ja) 親水性の低摩擦被覆を備えた医療器具の製造方法
US5997517A (en) Bonding layers for medical device surface coatings
JP3115590B2 (ja) 湿潤摩耗に耐性な潤滑親水性被膜
EP2392362B1 (en) Medical device which has lubricating surface when wet
WO2000061205A1 (en) Lubricious coatings for medical devices
EP1003571A2 (en) Adherent, flexible hydrogel and medicated coatings
JPH06507808A (ja) 脱泡用途に関する抗凝血性コーチング
JP2804200B2 (ja) 湿潤時に潤滑性表面を有する医療用具及びその製造方法
JP2012205846A (ja) 潤滑性を有する医療用具およびその製造方法
JP2008119022A (ja) 医療器具およびその製造方法
JP3362186B2 (ja) 医療用具およびその製造方法
JP4143883B2 (ja) 医療用具およびその製造方法
JP3512355B2 (ja) 潤滑性を有する医療用具
JPH05184666A (ja) ガイドワイヤー及びその製造法
JP3336600B2 (ja) 医療用ガイドワイヤーおよびその製造方法
JP2003225300A (ja) 医療用具およびその製造方法
JP4183024B2 (ja) 潤滑性被覆を有する医療用具及びその製造方法
JP3586869B2 (ja) ガイドワイヤーの製造法
JP3331571B2 (ja) 医療用具およびその製造方法
JP4143894B2 (ja) 医療用具およびその製造方法
JP3336601B2 (ja) 医療用具及びその製造方法
JP3340992B2 (ja) 湿潤摩耗に耐性な潤滑親水性被膜
JPH01195863A (ja) 医療用具およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RVOP Cancellation by post-grant opposition
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370