JP2803400B2 - 帯ケース - Google Patents
帯ケースInfo
- Publication number
- JP2803400B2 JP2803400B2 JP3201938A JP20193891A JP2803400B2 JP 2803400 B2 JP2803400 B2 JP 2803400B2 JP 3201938 A JP3201938 A JP 3201938A JP 20193891 A JP20193891 A JP 20193891A JP 2803400 B2 JP2803400 B2 JP 2803400B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- band
- case
- frame
- outer band
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は内容物が破損しないよう
側面が額縁状に形成されたケースであり、特にケース本
体が２つのパーツに分離され、分離部分を筒状の外帯で
係合する帯ケースに関する。
側面が額縁状に形成されたケースであり、特にケース本
体が２つのパーツに分離され、分離部分を筒状の外帯で
係合する帯ケースに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から額縁状のケースは贈答箱等に使
用されている。例えば、一枚のブランクから形成された
額縁状のケースを内箱とし、化粧紙等を貼った板紙によ
る外箱または蓋部を形成し、さらに内箱は布等で装飾し
て、内容物がこわれないようにしたケースとしてギフト
市場で広く使用されている。しかしながら輸送における
積載効率、保管場所のスペースの問題、また消費者側に
してみれば過剰包装と廃棄上の問題などが残されてい
る。
用されている。例えば、一枚のブランクから形成された
額縁状のケースを内箱とし、化粧紙等を貼った板紙によ
る外箱または蓋部を形成し、さらに内箱は布等で装飾し
て、内容物がこわれないようにしたケースとしてギフト
市場で広く使用されている。しかしながら輸送における
積載効率、保管場所のスペースの問題、また消費者側に
してみれば過剰包装と廃棄上の問題などが残されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の額縁状のケースは一枚のブランク板から形成されてい
たが、これでは蓋を一体に連設することはできず別パー
ツまたは外箱を必要としていた。そこで本発明は、額縁
と身、蓋を総合的に形成でき、そのまま輸送用箱と使用
できるように容器本体が上下２パーツからなり、外帯で
係合してなる額縁状の帯ケースを提供することを目的と
する。
の額縁状のケースは一枚のブランク板から形成されてい
たが、これでは蓋を一体に連設することはできず別パー
ツまたは外箱を必要としていた。そこで本発明は、額縁
と身、蓋を総合的に形成でき、そのまま輸送用箱と使用
できるように容器本体が上下２パーツからなり、外帯で
係合してなる額縁状の帯ケースを提供することを目的と
する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は底板(10)の周囲
４個所各々に、外側板(11)、額縁板(12)、内側板(13)、
のり代板(14)を折線(16a,16b,16c) と折りミシン目(15)
を介在させて順次連設し、４箇所ののり代板(14)を底板
(10)に貼りつけて側面を額縁状に形成した身(30)と蓋(4
0)とからなる二つの容器体(18)と、折部(22)を介して連
設してなる枠板(21,21,21a,21a) を筒状に形成した外帯
(20)とからなり、前記容器体(18)を筒状の外帯(20)内に
挿入し、前記二つの容器体(18)を組立てて相互の額縁板
(12)どうしを重ね合わせ、前記外帯(20)により摩擦係合
することを特徴とする帯ケースである。また外帯(20)の
枠板(21a,21a) にリボン(25)を貼りつけたことを特徴と
する帯ケースである。
４個所各々に、外側板(11)、額縁板(12)、内側板(13)、
のり代板(14)を折線(16a,16b,16c) と折りミシン目(15)
を介在させて順次連設し、４箇所ののり代板(14)を底板
(10)に貼りつけて側面を額縁状に形成した身(30)と蓋(4
0)とからなる二つの容器体(18)と、折部(22)を介して連
設してなる枠板(21,21,21a,21a) を筒状に形成した外帯
(20)とからなり、前記容器体(18)を筒状の外帯(20)内に
挿入し、前記二つの容器体(18)を組立てて相互の額縁板
(12)どうしを重ね合わせ、前記外帯(20)により摩擦係合
することを特徴とする帯ケースである。また外帯(20)の
枠板(21a,21a) にリボン(25)を貼りつけたことを特徴と
する帯ケースである。
【０００５】
【作用】本発明の帯ケースは、二つの容器体を身と蓋と
して、周囲の額縁板を係止せずに筒状とした外帯内に挿
入することで、容器体の周囲を摩擦係合により帯ケース
を組み立てるもので、容易に組立ができる。さらに、組
立て前は薄板状で嵩張らないので輸送や保管場所が少な
くてすむ。また、使用後は外帯を取るだけで容易に組立
て前の状態に戻り薄板状に容積を少なくして廃棄するこ
とができる。
して、周囲の額縁板を係止せずに筒状とした外帯内に挿
入することで、容器体の周囲を摩擦係合により帯ケース
を組み立てるもので、容易に組立ができる。さらに、組
立て前は薄板状で嵩張らないので輸送や保管場所が少な
くてすむ。また、使用後は外帯を取るだけで容易に組立
て前の状態に戻り薄板状に容積を少なくして廃棄するこ
とができる。
【０００６】
【実施例】図に基づき詳細に説明する。図１は、本発明
による帯ケースの身と蓋を示す容器体ブランクの平面図
である。また図２は、ブランクに連設したのり代板を底
板に貼りつけ二重壁をもつ額縁板を形成した容器体の展
開図である。図１に示す通り底板(10)の周囲４箇所に外
側板(11,11,11,11) と額縁板(12,12,12,12) と内側板(1
3,13,13,13) およびのり代板(14,14,14,14) を折線(16
a,16b,16c) および折りミシン目(15,15,15,15) を介在
させて連設する。つぎに図２に示す通り、折線にしたが
って、外側板、額縁板、内側板と順次内側に折り込み、
のり代板を底板(10)に貼りつけることにより外側板と内
側板の二重壁を持った額縁板(12,12,12,12) を周囲に形
成した容器体(18)ができる。この容器体(18)の一つは、
基材としてマニラボールを用い、身(30)として容器体(1
8)を形成し、もう一つの容器体(18)は、本実施例におい
てはマニラボールのアイボリー（象牙色の板紙）を用い
て、蓋(40)としての容器体(18)を形成した。また、蓋と
しての容器体(18)なので、底板(10)にはマニラボール等
により蓋部が少々の押圧で凹まないように補強をしてお
くとよい。なお、これら身(30)と蓋(40)の二つの容器体
(18)は寸法、抜型、作り方は同じものであり用いる材料
は同じものでもよく限定されない。
による帯ケースの身と蓋を示す容器体ブランクの平面図
である。また図２は、ブランクに連設したのり代板を底
板に貼りつけ二重壁をもつ額縁板を形成した容器体の展
開図である。図１に示す通り底板(10)の周囲４箇所に外
側板(11,11,11,11) と額縁板(12,12,12,12) と内側板(1
3,13,13,13) およびのり代板(14,14,14,14) を折線(16
a,16b,16c) および折りミシン目(15,15,15,15) を介在
させて連設する。つぎに図２に示す通り、折線にしたが
って、外側板、額縁板、内側板と順次内側に折り込み、
のり代板を底板(10)に貼りつけることにより外側板と内
側板の二重壁を持った額縁板(12,12,12,12) を周囲に形
成した容器体(18)ができる。この容器体(18)の一つは、
基材としてマニラボールを用い、身(30)として容器体(1
8)を形成し、もう一つの容器体(18)は、本実施例におい
てはマニラボールのアイボリー（象牙色の板紙）を用い
て、蓋(40)としての容器体(18)を形成した。また、蓋と
しての容器体(18)なので、底板(10)にはマニラボール等
により蓋部が少々の押圧で凹まないように補強をしてお
くとよい。なお、これら身(30)と蓋(40)の二つの容器体
(18)は寸法、抜型、作り方は同じものであり用いる材料
は同じものでもよく限定されない。
【０００７】つぎに、図３(a) は組立てられた外帯の斜
視図である。また図３(b) は折り畳まれた状態を示す外
帯の斜視図である。図３(a) に示す通り、外帯(20)は黄
ボール等を芯材にして化粧紙を貼ったものまたは、容器
体(18)の蓋(40)と同様の帯状のアイボリー用紙に折部(2
2,22,22)を設け、一箇所を柔軟性のある薄紙（例えば不
織布など）で継ぎ(23)外帯(20)とする。さらに、本実施
例においては、枠板(21a,21a) に布または、不織布等の
リボン(25)を貼り、外帯(20)を広げた時に底部のリボン
がピンと張るように長さを調整しておく。組立て前は図
３(b) に示す通り、帯状に畳まれているので運搬、保管
においては嵩ばらない。また、このリボン(25)は外帯に
貼らずに別に後から結ぶようにしてもよい。
視図である。また図３(b) は折り畳まれた状態を示す外
帯の斜視図である。図３(a) に示す通り、外帯(20)は黄
ボール等を芯材にして化粧紙を貼ったものまたは、容器
体(18)の蓋(40)と同様の帯状のアイボリー用紙に折部(2
2,22,22)を設け、一箇所を柔軟性のある薄紙（例えば不
織布など）で継ぎ(23)外帯(20)とする。さらに、本実施
例においては、枠板(21a,21a) に布または、不織布等の
リボン(25)を貼り、外帯(20)を広げた時に底部のリボン
がピンと張るように長さを調整しておく。組立て前は図
３(b) に示す通り、帯状に畳まれているので運搬、保管
においては嵩ばらない。また、このリボン(25)は外帯に
貼らずに別に後から結ぶようにしてもよい。
【０００８】図４は外帯に身である容器体を組み込んだ
帯ケースの斜視図である。この組立ては外帯(20)に身で
ある容器体(18)を額縁板(12,12,12,12) を内側におり曲
げながらはめ込むことによりでき上がり、身(30)と蓋(4
0)である容器体(18)に形成した相互の額縁板を上下に合
わせることにより、図５に示す通りの帯ケースが組みあ
がる。
帯ケースの斜視図である。この組立ては外帯(20)に身で
ある容器体(18)を額縁板(12,12,12,12) を内側におり曲
げながらはめ込むことによりでき上がり、身(30)と蓋(4
0)である容器体(18)に形成した相互の額縁板を上下に合
わせることにより、図５に示す通りの帯ケースが組みあ
がる。
【０００９】
【発明の効果】本発明の帯ケースは身と蓋の二つの容器
体と外帯の三つパーツからなり容器体は二重壁の額縁板
により内容物が傷つかないように保護される、とともに
容易に組立てられ、しかも省資材型の帯ケースであり、
リボンがけも簡単、正確にでき、ラッピング作業の効率
化が図れる。また運搬における積載効率もアップし、保
管場所の省スペース化にも効果を発揮する。これらによ
り材料、加工、輸送費用のコストダウンにつながる。
体と外帯の三つパーツからなり容器体は二重壁の額縁板
により内容物が傷つかないように保護される、とともに
容易に組立てられ、しかも省資材型の帯ケースであり、
リボンがけも簡単、正確にでき、ラッピング作業の効率
化が図れる。また運搬における積載効率もアップし、保
管場所の省スペース化にも効果を発揮する。これらによ
り材料、加工、輸送費用のコストダウンにつながる。
【００１０】また、消費者側からみれば使用するにあた
っては、内容物により蓋と外帯を取ると身である容器体
周囲の額縁板が開き取り出し易くなるとともに、そのま
まで内容物（例えばカステラなど）小さく切ったり処理
できる便利なケースである。また、使用後は外帯を取る
だけで容易にケースをコンパクトにでき、廃棄しやす
く、資源の有効活用の面からはリサイクルができる新規
な帯ケースである。
っては、内容物により蓋と外帯を取ると身である容器体
周囲の額縁板が開き取り出し易くなるとともに、そのま
まで内容物（例えばカステラなど）小さく切ったり処理
できる便利なケースである。また、使用後は外帯を取る
だけで容易にケースをコンパクトにでき、廃棄しやす
く、資源の有効活用の面からはリサイクルができる新規
な帯ケースである。
【図１】本発明による帯ケースの身と蓋を示す容器体ブ
ランクの平面図である。
ランクの平面図である。
【図２】連設したのり代板を底板に貼りつけ二重壁をも
つ額縁板を形成した容器体の展開図である。
つ額縁板を形成した容器体の展開図である。
【図３】(a) 組立てられリボンを貼着した外帯の斜視図
である。 (b) 折り畳まれた状態を示すリボンを貼着した外帯の斜
視図である。
である。 (b) 折り畳まれた状態を示すリボンを貼着した外帯の斜
視図である。
【図４】外帯に身である容器体を組み込んだ帯ケースの
斜視図である。
斜視図である。
【図５】リボンを結び完成した帯ケースの斜視図であ
る。
る。
10 …底板 11 …外側板 12 …額縁板 13 …内側板 14 …のり代板 15 …折りミシン目 16a,16b,16c …折線 18 …容器体 20 …外帯 21,21a …枠板 22 …折部 23 …継ぎ 25 …リボン 30 …身 40 …蓋
Claims (2)
- 【請求項１】底板(10)の周囲４個所各々に、外側板(1
1)、額縁板(12)、内側板(13)、のり代板(14)を折線(16
a,16b,16c) と折りミシン目(15)を介在させて順次連設
し、４箇所ののり代板(14)を底板(10)に貼りつけて側面
を額縁状に形成した身(30)と蓋(40)とからなる二つの容
器体(18)と、折部(22)を介して連設してなる枠板(21,2
1,21a,21a) を筒状に形成した外帯(20)とからなり、前
記容器体(18)を筒状の外帯(20)内に挿入し、該二つの容
器体(18)を組立てて相互の額縁板(12)どうしを重ね合わ
せ、前記外帯(20)により摩擦係合することを特徴とする
帯ケース。 - 【請求項２】前記筒状の外帯(20)の枠板(21a,21a) にリ
ボンを貼着したことを特徴とする請求項１記載の帯ケー
ス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3201938A JP2803400B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 帯ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3201938A JP2803400B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 帯ケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0551025A JPH0551025A (ja) | 1993-03-02 |
| JP2803400B2 true JP2803400B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=16449272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3201938A Expired - Lifetime JP2803400B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 帯ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2803400B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001225875A (ja) * | 2000-02-18 | 2001-08-21 | Giyokushiyodou:Kk | 包装用箱 |
| KR200476650Y1 (ko) * | 2012-12-10 | 2015-03-18 | 조준구 | 포장상자용 베이스 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5733204A (en) * | 1980-08-08 | 1982-02-23 | Kazeeru Spa | Lower pair consisting of two mechanical elements connected with hydraulic bearing |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP3201938A patent/JP2803400B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0551025A (ja) | 1993-03-02 |
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