JP2803359B2 - 回転式刈払機のカッターコード - Google Patents
回転式刈払機のカッターコードInfo
- Publication number
- JP2803359B2 JP2803359B2 JP2312284A JP31228490A JP2803359B2 JP 2803359 B2 JP2803359 B2 JP 2803359B2 JP 2312284 A JP2312284 A JP 2312284A JP 31228490 A JP31228490 A JP 31228490A JP 2803359 B2 JP2803359 B2 JP 2803359B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- cutter
- resin monofilament
- rotary brush
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Harvester Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、雑草や芝草を刈取る回転式刈払機のカッタ
ーコードに関するものである。
ーコードに関するものである。
刈払機の先端工具が金属製回転刃の場合、付近に石垣
やコンクリートブロック塀等があると、刃物により、そ
れらを傷つけたり、刃物自身が破損し、作業者や周囲に
向けて刃片や石片が飛散する危険性があり、それらを避
けようとすると、部分的に刈取れない草が残り、作業の
能率が下がってしまうという欠点が発生してしまうの
で、これらの欠点を解消することができる合成樹脂モノ
フィラメント製のカッターコードが使われるようになっ
てきた。
やコンクリートブロック塀等があると、刃物により、そ
れらを傷つけたり、刃物自身が破損し、作業者や周囲に
向けて刃片や石片が飛散する危険性があり、それらを避
けようとすると、部分的に刈取れない草が残り、作業の
能率が下がってしまうという欠点が発生してしまうの
で、これらの欠点を解消することができる合成樹脂モノ
フィラメント製のカッターコードが使われるようになっ
てきた。
しかしながら、合成樹脂モノフィラメント製のカッタ
ーコードには、金属製回転刃に比べ、次のような欠点が
ある。第一に、合成樹脂モノフィラメントは、素材の硬
度が低いので、耐久性がなく消耗が早い。また、柔かい
合成樹脂が草を削切るので、切削性が悪く、刈り跡がき
たない。第二に、合成樹脂モノフィラメントは、金属製
刃物に比べ、素材の密度が小さく、回転切削時における
慣性か小さいため、打撃力が小さく、刈払い作業の対象
が固く負荷の大きい雑草等の場合、切削性が悪く、作業
能率が下がる。
ーコードには、金属製回転刃に比べ、次のような欠点が
ある。第一に、合成樹脂モノフィラメントは、素材の硬
度が低いので、耐久性がなく消耗が早い。また、柔かい
合成樹脂が草を削切るので、切削性が悪く、刈り跡がき
たない。第二に、合成樹脂モノフィラメントは、金属製
刃物に比べ、素材の密度が小さく、回転切削時における
慣性か小さいため、打撃力が小さく、刈払い作業の対象
が固く負荷の大きい雑草等の場合、切削性が悪く、作業
能率が下がる。
〔発明の目的〕 本発明は、上記欠点を解消し、切削性、耐久性及び可
撓性の良い回転式刈払機のカッタコードを提供すること
である。
撓性の良い回転式刈払機のカッタコードを提供すること
である。
上記目的は、合成樹脂モノフィラメントの中心軸付近
に材質の異なる微小な固体片を多数個設けることにより
達成することができる。
に材質の異なる微小な固体片を多数個設けることにより
達成することができる。
本発明カッターコードの一実施例を第1図〜第3図を
用いて説明する。第1図はカッターコード3を示す図、
第2図は本発明カッターコード3の要部断面図である。
用いて説明する。第1図はカッターコード3を示す図、
第2図は本発明カッターコード3の要部断面図である。
第2図に示すように合成樹脂モノフィラメント2の中
心軸付近には、本発明固体片を構成する微小な金属片1
が多数個設けられている。金属片1は、合成樹脂モノフ
ィラメント2に比べ、硬度及び密度が大きい。
心軸付近には、本発明固体片を構成する微小な金属片1
が多数個設けられている。金属片1は、合成樹脂モノフ
ィラメント2に比べ、硬度及び密度が大きい。
本発明カッターコード3を第3図に示すようにカッタ
ーコード取付部4を中心に回転させ雑草や芝草等の刈取
を行うと、合成樹脂モノフィラメント2が徐々に摩耗
し、金属片1が露出するようになる。金属片1は合成樹
脂モノフィラメント2よりも硬度が大きいため、金属片
1が露出するとカッターコード3の切削力が高くなり、
刈り跡がきれいになると共に摩耗が少なく、カッタコー
ド3の耐久性が向上する。
ーコード取付部4を中心に回転させ雑草や芝草等の刈取
を行うと、合成樹脂モノフィラメント2が徐々に摩耗
し、金属片1が露出するようになる。金属片1は合成樹
脂モノフィラメント2よりも硬度が大きいため、金属片
1が露出するとカッターコード3の切削力が高くなり、
刈り跡がきれいになると共に摩耗が少なく、カッタコー
ド3の耐久性が向上する。
また、金属片1は合成樹脂モノフィラメント2よりも
密度が大きいため、回転切削時のカッターコード3の慣
性及び刈払時の草への打撃力が大きくなり、カッタコー
ド3の切削力が向上する。
密度が大きいため、回転切削時のカッターコード3の慣
性及び刈払時の草への打撃力が大きくなり、カッタコー
ド3の切削力が向上する。
なお、第2図に示すように金属片1を合成樹脂モノフ
ィラメント2の中心軸付近に設けることにより、カッタ
ーコード3の可撓性を向上させることができる。
ィラメント2の中心軸付近に設けることにより、カッタ
ーコード3の可撓性を向上させることができる。
本発明によれば、上記したように合成樹脂モノフィラ
メントの中心軸付近に、合成樹脂モノフィラメントより
硬度の大きい微小の固体片を多数個設けた構成としたの
で、切削性、耐久性及び可撓性の良い回転式刈払機のカ
ッタコードを提供することができるようになる。
メントの中心軸付近に、合成樹脂モノフィラメントより
硬度の大きい微小の固体片を多数個設けた構成としたの
で、切削性、耐久性及び可撓性の良い回転式刈払機のカ
ッタコードを提供することができるようになる。
また、固体片の密度を合成樹脂モノフィラメントの密
度より大きくすることにより、更に切削性を向上させる
ことができる。
度より大きくすることにより、更に切削性を向上させる
ことができる。
第1図は本発明カッターコードを示す斜視図、第2図は
本発明カッターコードの一実施例を示す要部断面図、第
3図はカッターコードを取付けた刈払機を示す斜視図で
ある。 図において、1は固体片、2は合成樹脂モノフィラメン
ト、2はカッターコード、4はカッターコード取付部を
示す。
本発明カッターコードの一実施例を示す要部断面図、第
3図はカッターコードを取付けた刈払機を示す斜視図で
ある。 図において、1は固体片、2は合成樹脂モノフィラメン
ト、2はカッターコード、4はカッターコード取付部を
示す。
Claims (1)
- 【請求項1】合成樹脂モノフィラメントの中心軸付近
に、合成樹脂モノフィラメントよりも硬度及び密度が大
きい微小な固体片を多数個設けたことを特徴とする回転
式刈払機用のカッターコード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2312284A JP2803359B2 (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 回転式刈払機のカッターコード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2312284A JP2803359B2 (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 回転式刈払機のカッターコード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04183315A JPH04183315A (ja) | 1992-06-30 |
JP2803359B2 true JP2803359B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=18027395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2312284A Expired - Fee Related JP2803359B2 (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 回転式刈払機のカッターコード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2803359B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-16 JP JP2312284A patent/JP2803359B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04183315A (ja) | 1992-06-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |