JP2803060B2 - 射出成形機の監視装置 - Google Patents
射出成形機の監視装置Info
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- JP2803060B2 JP2803060B2 JP2239012A JP23901290A JP2803060B2 JP 2803060 B2 JP2803060 B2 JP 2803060B2 JP 2239012 A JP2239012 A JP 2239012A JP 23901290 A JP23901290 A JP 23901290A JP 2803060 B2 JP2803060 B2 JP 2803060B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cycle time
- monitoring
- injection molding
- shot
- cycle
- Prior art date
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Description
設定することができる射出成形機の監視装置に関するも
のである。
料を高圧により金型内に射出し、その中で冷却固化又は
硬化させ、次いで金型を開いて成形品を取り出すように
した射出成形機において成形品の良否を判定するため
に、又は射出成形機の異常を判定するために各種監視装
置が設けられている。
が異なり、特定の状態又は工程における射出圧力、スク
リュ位置、計量又は充填の時間、一連の工程のサイクル
時間を監視している。
圧、冷却等の各工程からなるサイクル時間が予め設定さ
れている時間を越えていないか否かを毎サイクルごとに
監視し、設定時間を越えた時点において射出成形機が異
常であると判断する。
か、射出成形機の機構、動作の異常等を検出するために
行われ、後者は射出成形機を安全に運転するために特に
重要である。
いては、通常、射出成形機を数サイクル運転した後にそ
の実績時間に基づいて操作者が判断して設定を行うた
め、設定するのを忘れたり、必要以上に大きい設定値を
選択したりすることがある。
きず、不良品が生じたり、射出成形機の異常を検出する
ことができなかったりする。
を解決して、サイクル時間を設定し忘れたり、設定値を
必要以上に大きくしたりすることがなく、不良品が発生
するのを防止し、射出成形機の異常を検出することがで
きる射出成形機の監視装置を提供することを目的とす
る。
ョットごとの処理を行うために必要なサイクル時間を計
測するサイクル時間計測装置と、上記サイクル時間の監
視を開始するまでのサイクル時間計測ショット数を設定
するための計測ショット設定器と、上記サイクル時間計
測装置及び計測ショット設定器からの各信号を受け、サ
イクル時間を監視するための設定値を演算するサイクル
時間監視設定器と、該サイクル時間監視設定器によって
演算された設定値に基づいてサイクル時間の監視を行う
サイクル時間監視装置とを有する。
ル時間計測装置によって計測され、射出成形機の運転の
開始に伴って所定ショットが行われた後の各サイクル時
間のうち、所定のものだけを演算の基礎とし、演算の基
礎とされたサイクル時間の数がサイクル時間計測ショッ
ト数に達したときの各サイクル時間の平均値を演算し、
該平均値に基づいて上記設定値を演算する演算手段を備
える。
においては、1ショットごとの処理を行うために必要な
サイクル時間を計測するサイクル時間計測装置と、上記
サイクル時間の監視を開始するまでのサイクル時間計測
ショット数を設定するための計測ショット設定器と、上
記サイクル時間計測装置及び計測ショット設定器からの
各信号を受け、サイクル時間を監視するための設定値を
演算するサイクル時間監視設定器と、該サイクル時間監
視設定器によって演算された設定値に基づいてサイクル
時間の監視を行うサイクル時間監視装置とを有する。
ル時間計測装置によって計測され、射出成形機の運転の
開始に伴って所定ショットが行われた後の各サイクル時
間のうち、所定のものだけを演算の基礎とし、演算の基
礎とされたサイクル時間の数がサイクル時間計測ショッ
ト数に達したときの各サイクル時間の平均値を演算し、
該平均値に基づいて上記設定値を演算する演算手段を備
える。
クル時間計測ショット数を設定すると、各ショットごと
のサイクル時間がサイクル時間計測装置によって計測さ
れる。そして、演算手段は、上記サイクル時間計測装置
によって計測され、射出成形機の運転の開始に伴って所
定ショットが行われた後の各サイクル時間のうち、所定
のものだけを演算の基礎とし、演算の基礎とされたサイ
クル時間の数がサイクル時間計測ショット数に達したと
きの各サイクル時間の平均値を演算する。
ための設定値が演算され、該設定値に基づいてサイクル
時間の監視が行われる。
づき詳細に説明する。
のブロック図、第2図は本発明の実施例を示す射出成形
機の監視装置の動作フローチャートである。
り、2は射出成形機の計量、充填、保圧、冷却の各工程
で構成される1サイクルの処理に必要な時間を計測する
ためのサイクル時間計測装置である。3は1サイクルの
時間の平均を出すために、サイクル時間を計測するショ
ット数を設定する計測ショット設定器である。
イクル時間の信号、及び計測ショット設定器3よって設
定されたショット数(SC)の信号は、サイクル時間監視
設定器4に送られ、各種内部変数によってサイクル時間
監視のための設定値が演算される。この設定されたサイ
クル時間によってサイクル時間監視装置5が作動して、
実際のサイクル時間監視が行われる。
間の平均値の変数(AVG)、現ショットの計測時間の変
数(NT)、計測しているショット数の変数(SHOT)、計
測時間の平均値よりも極端に大きい値を除外するための
固定値(α)及びサイクル時間を監視する値を割り出す
ための固定値(β)で構成されている。
ル監視装置の動作について説明する。
計測ショット設定器3にショット数(SC)が設定され
る。該設定値は3〜MAXの間の所定数とする。
ショットのサイクル時間が計測され、該計測時間の平均
値(AVG)を出す。
のショット数(SHOT)が設定ショット数(SC)を越えた
か否かチェックする。
定ショット数(SC)を越えない間に、現ショットのサイ
クル時間(NT)の値を計測する。
を一つ増加する。
ル時間(NT)が計測時間の平均値(AVG)*αの値より
も大きいか否かを判断する。
が平均値よりも極端に大きい場合には、該サイクル時間
(NT)を平均値の演算の基礎としないための処理を行
う。
を加えて新しい平均値(AVG)を演算する。
ット数(SHOT)が設定ショット数(SC)を越えたときに
計測時間の平均値(AVG)*βの値を演算してサイクル
時間の監視の値にセットする。
滑が十分でないため摩擦抵抗が大きくサイクル時間が安
定しない。そこで、サイクル時間監視を開始するタイミ
ングを、射出成形機の運転を開始してから所定ショット
を行った後とするのがよい。このため、運転開始後の所
定ショットは計測時間のデータを取り込まないように適
宜設定器を設けてもよい。
く、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
形機の監視装置は、1ショットごとの処理を行うために
必要なサイクル時間を計測するサイクル時間計測装置
と、上記サイクル時間の監視を開始するまでのサイクル
時間計測ショット数を設定するための計測ショット設定
器と、上記サイクル時間計測装置及び計測ショット設定
器からの各信号を受け、サイクル時間を監視するための
設定値を演算するサイクル時間監視設定器と、該サイク
ル時間監視設定器によって演算された設定値に基づいて
サイクル時間の監視を行うサイクル時間監視装置とを有
する。
ル時間計測装置によって計測され、射出成形機の運転の
開始に伴って所定ショットが行われた後の各サイクル時
間のうち、所定のものだけを演算の基礎とし、演算の基
礎とされたサイクル時間の数がサイクル時間計測ショッ
ト数に達したときの各サイクル時間の平均値を演算し、
該平均値に基づいて上記設定値を演算する演算手段を備
える。
クル時間計測ショット数を設定すると、射出成形機の運
転の開始に伴って所定ショットが行われた後の各サイク
ル時間のうち、所定のものだけが演算の基礎とされ、演
算の基礎とされたサイクル時間の数がサイクル時間計測
ショット数に達したときに、各サイクル時間の平均値が
演算される。
ち、極端に大きな値のもの、及び射出成形機の運転を開
始した後、成形が安定するまでのものを除外することが
できるので、各サイクル時間の平均値を最適な値にする
ことができる。
れるので、不良品が発生するのを防止し、射出成形機の
異常を検出することができる。
自動的に行われるので、サイクル時間を設定し忘れた
り、設定値を必要以上に大きくしたりすることがなくな
る。
ブロック図、第2図は本発明の実施例を示す射出成形機
の監視装置の動作フローチャートである。 1……監視装置、2……サイクル時間計測装置、3……
計測ショット設定器、4……サイクル時間監視設定器、
5……サイクル時間監視装置。
Claims (1)
- 【請求項1】(a)1ショットごとの処理を行うために
必要なサイクル時間を計測するサイクル時間計測装置
と、 (b)上記サイクル時間の監視を開始するまでのサイク
ル時間計測ショット数を設定するための計測ショット設
定器と、 (c)上記サイクル時間計測装置及び計測ショット設定
器からの各信号を受け、サイクル時間を監視するための
設定値を演算するサイクル時間監視設定器と、 (d)該サイクル時間監視設定器によって演算された設
定値に基づいてサイクル時間の監視を行うサイクル時間
監視装置とを有するとともに、 (e)上記サイクル時間監視設定器は、上記サイクル時
間計測装置によって計測され、射出成形機の運転の開始
に伴って所定ショットが行われた後の各サイクル時間の
うち、所定のものだけを演算の基礎とし、演算の基礎と
されたサイクル時間の数がサイクル時間計測ショット数
に達したときの各サイクル時間の平均値を演算し、該平
均値に基づいて上記設定値を演算する演算手段を備える
ことを特徴とする射出成形機の監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2239012A JP2803060B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 射出成形機の監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2239012A JP2803060B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 射出成形機の監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119815A JPH04119815A (ja) | 1992-04-21 |
JP2803060B2 true JP2803060B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=17038584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2239012A Expired - Lifetime JP2803060B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 射出成形機の監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2803060B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6914759B2 (ja) * | 2017-07-11 | 2021-08-04 | 株式会社ユーシン精機 | 成形品取出機または成形機の稼働状況表示システム |
JP2020131268A (ja) * | 2019-02-25 | 2020-08-31 | 芝浦機械株式会社 | 成形機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5430255A (en) * | 1977-08-11 | 1979-03-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Method of detecting trouble |
-
1990
- 1990-09-11 JP JP2239012A patent/JP2803060B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04119815A (ja) | 1992-04-21 |
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Legal Events
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