JP2802518B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
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- G11B5/702—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent
- G11B5/7023—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent containing polyesters, polyethers, silicones, polyvinyl resins, polyacrylresins or epoxy resins
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
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- Y10T428/31786—Of polyester [e.g., alkyd, etc.]
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁性粒子粉末のビヒクル中での分散性が極
めて優れていることに起因して、塗膜中における磁性粒
子粉末の配向性及び充填性が優れており、且つ、その製
造に当って分散剤の量を可及的に減少でき、場合によっ
ては全く使用しなくて済む磁気記録媒体に関するもので
ある。
めて優れていることに起因して、塗膜中における磁性粒
子粉末の配向性及び充填性が優れており、且つ、その製
造に当って分散剤の量を可及的に減少でき、場合によっ
ては全く使用しなくて済む磁気記録媒体に関するもので
ある。
近年、ビデオ用、オーディオ用磁気記録再生用機器の
長時間記録化、小型軽量化が進むにつれて、磁気テー
プ、磁気ディスク等の磁気記録媒体に対する高性能化、
即ち、高密度記録化、低ノイズレベル化の要求が益々強
まっている。
長時間記録化、小型軽量化が進むにつれて、磁気テー
プ、磁気ディスク等の磁気記録媒体に対する高性能化、
即ち、高密度記録化、低ノイズレベル化の要求が益々強
まっている。
殊に、近時におけるビデオテープの高画像画質化に対
する要求は益々強まっており、従来のビデオテープに比
べ、記録されるキャリアー信号の周波数が益々高くなっ
ており、即ち、短波長領域に移向しており、その結果、
磁気テープの表面からの磁化深度が著しく浅くなってい
る。
する要求は益々強まっており、従来のビデオテープに比
べ、記録されるキャリアー信号の周波数が益々高くなっ
ており、即ち、短波長領域に移向しており、その結果、
磁気テープの表面からの磁化深度が著しく浅くなってい
る。
そこで、短波長信号に対しても高出力特性、殊にCN比
を保持し、更に向上させる為の努力がなされており、そ
の為には、磁性粒子粉末の超微粒子化、磁性塗膜表
面の平滑化、磁性塗膜層の薄膜化及び磁性粒子粉末
の高分散化が要求されている。
を保持し、更に向上させる為の努力がなされており、そ
の為には、磁性粒子粉末の超微粒子化、磁性塗膜表
面の平滑化、磁性塗膜層の薄膜化及び磁性粒子粉末
の高分散化が要求されている。
この事実は、例えば、株式会社総合技術センター発行
「磁性材料の開発と磁粉の高分散化技術」(1982年)の
第312頁の「塗布型テープにおける高密度記録のための
条件は、短波長信号に対して、低ノイズで高出力特性を
保持できることであるが、その為には保磁力Hcと残留磁
化Brが共に大きいことと塗布膜の厚みがより薄いことが
必要である。」なる記載及び日経エレクトロニクス(19
76年)5月3日号第82〜105頁の「輝度信号のSN比(CN
比)に関係しているテープの物理量としては、単位体積
当りの平均粒子数とその分散状態(分散性)及び表面の
平滑性がある。表面性、分散性が一定なら平均粒子数の
平方根に比例してSN比は良くなるので、粒子体積が小さ
く、かつ充てん度の高くできる磁性粉ほど有利であ
る。」なる記載の通りである。
「磁性材料の開発と磁粉の高分散化技術」(1982年)の
第312頁の「塗布型テープにおける高密度記録のための
条件は、短波長信号に対して、低ノイズで高出力特性を
保持できることであるが、その為には保磁力Hcと残留磁
化Brが共に大きいことと塗布膜の厚みがより薄いことが
必要である。」なる記載及び日経エレクトロニクス(19
76年)5月3日号第82〜105頁の「輝度信号のSN比(CN
比)に関係しているテープの物理量としては、単位体積
当りの平均粒子数とその分散状態(分散性)及び表面の
平滑性がある。表面性、分散性が一定なら平均粒子数の
平方根に比例してSN比は良くなるので、粒子体積が小さ
く、かつ充てん度の高くできる磁性粉ほど有利であ
る。」なる記載の通りである。
上述した通り、短波長信号に対して、高出力特性を向
上させる為には、磁性粒子粉末の高分散化が要求される
とともに、磁性塗膜の薄層化が要求されるところである
が、磁性塗膜の薄層化に際しては、他の諸特性を維持、
向上させる為、磁性粒子粉末の充填性を向上させること
が必須となる。その為、磁性粒子粉末以外の成分、殊
に、分散剤、潤滑剤等の量を可及的に減少させ、場合に
よっては全く使用しなくて済むことが必要となり、磁性
粒子粉末への樹脂吸着能に優れた結合剤の開発が強く要
求されている。
上させる為には、磁性粒子粉末の高分散化が要求される
とともに、磁性塗膜の薄層化が要求されるところである
が、磁性塗膜の薄層化に際しては、他の諸特性を維持、
向上させる為、磁性粒子粉末の充填性を向上させること
が必須となる。その為、磁性粒子粉末以外の成分、殊
に、分散剤、潤滑剤等の量を可及的に減少させ、場合に
よっては全く使用しなくて済むことが必要となり、磁性
粒子粉末への樹脂吸着能に優れた結合剤の開発が強く要
求されている。
一方、磁気記録媒体のノイズレベルは、例えば、電子
通信学会技術研究報告MR 81−11第27頁23−9の「Fig.
3」に示されている通り、用いる磁性粒子粉末の粒子サ
イズが微細化する程、即ち、比表面積が大きくなる程、
低くなる傾向にあることが知られており、近年、磁性粒
子粉末の粒子サイズは益々微細化の傾向にある。即ち、
「Fig.3」はCo被着針状晶マグヘマイト粒子粉末におけ
る粒子の比表面積とノイズレベルとの関係を示す図であ
り、粒子の比表面積が大きくなる程ノイズレベルは直線
的に低下している。しかしながら、磁性粒子粉末が微粒
子化すればするほど磁性粒子粉末のビヒクル中での分散
性は低下し、その結果、塗膜中での配向性及び充填性が
劣化することが知られている。
通信学会技術研究報告MR 81−11第27頁23−9の「Fig.
3」に示されている通り、用いる磁性粒子粉末の粒子サ
イズが微細化する程、即ち、比表面積が大きくなる程、
低くなる傾向にあることが知られており、近年、磁性粒
子粉末の粒子サイズは益々微細化の傾向にある。即ち、
「Fig.3」はCo被着針状晶マグヘマイト粒子粉末におけ
る粒子の比表面積とノイズレベルとの関係を示す図であ
り、粒子の比表面積が大きくなる程ノイズレベルは直線
的に低下している。しかしながら、磁性粒子粉末が微粒
子化すればするほど磁性粒子粉末のビヒクル中での分散
性は低下し、その結果、塗膜中での配向性及び充填性が
劣化することが知られている。
磁性粒子粉末のビヒクル中での分散性を改良する方法
として、各種分散剤を添加する方法、各種分散機器を使
用する方法、磁性粒子粉末の諸特性を改良する方法並び
に結合剤樹脂の種類、諸特性を改良する方法等が知られ
ている。
として、各種分散剤を添加する方法、各種分散機器を使
用する方法、磁性粒子粉末の諸特性を改良する方法並び
に結合剤樹脂の種類、諸特性を改良する方法等が知られ
ている。
上述した各種方法のうち、特に結合剤樹脂の種類は、
磁性粒子粉末のビヒクル中での分散に影響する重要な要
因となっている。この事実は、前出「磁性材料の開発と
磁粉の高分散化技術」の第65頁の「磁性粉の分散に関与
するバインダーの働きは大きい。たとえばいかに分散効
率のよい分散機を用いてもバインダーの分散能が低けれ
ば、塗料中の磁性粒子は分散しない‥‥バインダーの種
類により分散性は著しく異なる。」なる記載の通りであ
る。
磁性粒子粉末のビヒクル中での分散に影響する重要な要
因となっている。この事実は、前出「磁性材料の開発と
磁粉の高分散化技術」の第65頁の「磁性粉の分散に関与
するバインダーの働きは大きい。たとえばいかに分散効
率のよい分散機を用いてもバインダーの分散能が低けれ
ば、塗料中の磁性粒子は分散しない‥‥バインダーの種
類により分散性は著しく異なる。」なる記載の通りであ
る。
従来、結合剤樹脂として、ニトロセルローズ、ポリ塩
化ビニリデン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、
スチレン−ブタジエン共重合体、ポリメタアクリル酸メ
チル樹脂、塩化ビニリデン−メタアクリル酸メチル共重
合体、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂などが一般に使
用されている。近年磁性粒子粉末のビヒクル中での分散
性を改良するものとして、例えば、特開昭54−28603号
公報に記載のスルホン酸金属塩基を含有するジカルボン
酸成分が共重合されたポリエステル樹脂が実用化されて
いる。
化ビニリデン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、
スチレン−ブタジエン共重合体、ポリメタアクリル酸メ
チル樹脂、塩化ビニリデン−メタアクリル酸メチル共重
合体、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂などが一般に使
用されている。近年磁性粒子粉末のビヒクル中での分散
性を改良するものとして、例えば、特開昭54−28603号
公報に記載のスルホン酸金属塩基を含有するジカルボン
酸成分が共重合されたポリエステル樹脂が実用化されて
いる。
磁気記録媒体の製造にあたり、磁性粒子粉末のビヒク
ル中での分散性をより一層改良し、しかも、磁性粒子粉
末への樹脂吸着量を向上させることは、現在最も要求さ
れているところであるが、前出特開昭54−28603号公報
に記載のスルホン酸金属塩基を含有するジカルボン酸成
分が共重合されたポリエステル樹脂を用いる場合におい
ても、磁性粒子粉末のビヒクル中での分散は未だ十分と
は言えず、樹脂吸着量も小さいものであった。また、前
述した磁性粒子粉末のビヒクル中での分散性を改良する
一方法である分散剤を多量に存在させる方法は、磁性粒
子粉末の充填性を向上させることが出来ず、また、塗膜
中に残存した分散剤が塗膜の粘性等の表面性に影響し、
環境温度の変化等によって使用時の運転不良が生起する
等の問題点が指摘されている。
ル中での分散性をより一層改良し、しかも、磁性粒子粉
末への樹脂吸着量を向上させることは、現在最も要求さ
れているところであるが、前出特開昭54−28603号公報
に記載のスルホン酸金属塩基を含有するジカルボン酸成
分が共重合されたポリエステル樹脂を用いる場合におい
ても、磁性粒子粉末のビヒクル中での分散は未だ十分と
は言えず、樹脂吸着量も小さいものであった。また、前
述した磁性粒子粉末のビヒクル中での分散性を改良する
一方法である分散剤を多量に存在させる方法は、磁性粒
子粉末の充填性を向上させることが出来ず、また、塗膜
中に残存した分散剤が塗膜の粘性等の表面性に影響し、
環境温度の変化等によって使用時の運転不良が生起する
等の問題点が指摘されている。
そこで、本発明は、磁性粒子粉末のビヒクル中での分
散性が極めて優れており、しかも、磁性粒子粉末への樹
脂吸着能が大きいことに起因して塗膜中における磁性粒
子粉末の充填性が優れていることによって、分散剤の量
を減少させるか又は全く使用しないで済む磁気記録媒体
を得ることを技術的課題とするものである。
散性が極めて優れており、しかも、磁性粒子粉末への樹
脂吸着能が大きいことに起因して塗膜中における磁性粒
子粉末の充填性が優れていることによって、分散剤の量
を減少させるか又は全く使用しないで済む磁気記録媒体
を得ることを技術的課題とするものである。
本発明者は、磁性粒子粉末のビヒクル中での分散性が
極めて優れており、しかも、磁性粒子粉末への樹脂吸着
能が大きいことに起因して塗膜中における磁性粒子粉末
の充填性が優れていることによって、その製造に当って
分散剤の量を可及的に減少でき、場合によっては全く使
用しなくて済む磁気記録媒体を得るべく種々検討を重ね
た結果、本発明に到達したものである。
極めて優れており、しかも、磁性粒子粉末への樹脂吸着
能が大きいことに起因して塗膜中における磁性粒子粉末
の充填性が優れていることによって、その製造に当って
分散剤の量を可及的に減少でき、場合によっては全く使
用しなくて済む磁気記録媒体を得るべく種々検討を重ね
た結果、本発明に到達したものである。
即ち、本発明は、基体上に、結合剤樹脂及び磁性粒子
粉末を含む塗膜組成物からなる磁気記録層が形成されて
いる磁気記録媒体において、前記結合剤樹脂がイミノス
ルフォニル基を有するポリエステル樹脂であり、必要に
より、更に、前記磁性粒子粉末の比表面積が30m2/g以上
であることからなる磁気記録媒体である。
粉末を含む塗膜組成物からなる磁気記録層が形成されて
いる磁気記録媒体において、前記結合剤樹脂がイミノス
ルフォニル基を有するポリエステル樹脂であり、必要に
より、更に、前記磁性粒子粉末の比表面積が30m2/g以上
であることからなる磁気記録媒体である。
先ず、本発明において最も重要な点は、結合剤樹脂と
してイミノスルフォニル基を有するポリエステル樹脂を
用いた場合には、磁性粒子粉末のビヒクル中での分散性
が極めて優れており、しかも、磁性粒子粉末への樹脂吸
着能が大きいことに起因して、塗膜中における磁性粒子
粉末の配向性及び充填性がより一層優れていることによ
って、磁気記録媒体の製造にあたって分散剤の量を減少
させるか又は使用しなくて済むことができるという事実
である。
してイミノスルフォニル基を有するポリエステル樹脂を
用いた場合には、磁性粒子粉末のビヒクル中での分散性
が極めて優れており、しかも、磁性粒子粉末への樹脂吸
着能が大きいことに起因して、塗膜中における磁性粒子
粉末の配向性及び充填性がより一層優れていることによ
って、磁気記録媒体の製造にあたって分散剤の量を減少
させるか又は使用しなくて済むことができるという事実
である。
今、本発明者が行った数多くの実験例からその一部を
抽出して説明すれば、以下の通りである。
抽出して説明すれば、以下の通りである。
図1は、比表面積40m2/gのCo被着マグヘマイト粒子粉
末に対して添加した各種結合剤樹脂の割合とCo被着マグ
ヘマイト粒子粉末に対する樹脂吸着量との関係を示した
ものである。図1中、直線Aは、添加した結合剤樹脂が
全量Co被着マグヘマイト粒子粉末に吸着した場合の理論
値を示すものであり、直線B乃至Dは、それぞれ、イミ
ノスルフォニル基を有するポリエステル樹脂、スルフォ
ン酸金属塩基を有するジカルボン酸成分が共重合したポ
リエステル樹脂及びスルフォン酸ナトリウムを含む塩化
ビニリデン樹脂を用いた場合である。尚、図1における
樹脂吸着量は、後に詳述する通り、分散剤を一切添加し
ないで測定した場合の値である。樹脂吸着量が出来るだ
け大きく理論値に近いということは、図1に示される通
り、同一の樹脂吸着量を得ようとすれば、添加する結合
剤樹脂の量を減少させることが出来るということであ
り、このことは、体積当りの磁性粒子粉末の充填量が大
きいことを意味している。
末に対して添加した各種結合剤樹脂の割合とCo被着マグ
ヘマイト粒子粉末に対する樹脂吸着量との関係を示した
ものである。図1中、直線Aは、添加した結合剤樹脂が
全量Co被着マグヘマイト粒子粉末に吸着した場合の理論
値を示すものであり、直線B乃至Dは、それぞれ、イミ
ノスルフォニル基を有するポリエステル樹脂、スルフォ
ン酸金属塩基を有するジカルボン酸成分が共重合したポ
リエステル樹脂及びスルフォン酸ナトリウムを含む塩化
ビニリデン樹脂を用いた場合である。尚、図1における
樹脂吸着量は、後に詳述する通り、分散剤を一切添加し
ないで測定した場合の値である。樹脂吸着量が出来るだ
け大きく理論値に近いということは、図1に示される通
り、同一の樹脂吸着量を得ようとすれば、添加する結合
剤樹脂の量を減少させることが出来るということであ
り、このことは、体積当りの磁性粒子粉末の充填量が大
きいことを意味している。
図1に示される通り、イミノスルフォニル基を有する
ポリエステル樹脂を用いる本発明による場合には、分散
剤を添加しなくても樹脂吸着量が理論値に近い値が得ら
れており、この事実は、磁性粒子粉末のビヒクル中での
分散性が極めて優れており、しかも、磁性粒子粉末への
樹脂吸着能が大きいことに起因して塗膜中における磁性
粒子粉末の充填性が優れていることを意味しており、磁
気記録媒体の製造にあたって分散剤の量を減少させるか
又は全く使用しないで済むことが認められた。
ポリエステル樹脂を用いる本発明による場合には、分散
剤を添加しなくても樹脂吸着量が理論値に近い値が得ら
れており、この事実は、磁性粒子粉末のビヒクル中での
分散性が極めて優れており、しかも、磁性粒子粉末への
樹脂吸着能が大きいことに起因して塗膜中における磁性
粒子粉末の充填性が優れていることを意味しており、磁
気記録媒体の製造にあたって分散剤の量を減少させるか
又は全く使用しないで済むことが認められた。
尚、図1は、磁性粒子粉末としてCo被着マグヘマイト
粒子粉末を用いた場合の樹脂吸着量を示したが、磁性粒
子粉末として、鉄を主成分とする金属又は合金磁性粒子
粉末及び板状Baフェライト粒子粉末等を用いた場合も同
様の傾向を示すことを確認している。
粒子粉末を用いた場合の樹脂吸着量を示したが、磁性粒
子粉末として、鉄を主成分とする金属又は合金磁性粒子
粉末及び板状Baフェライト粒子粉末等を用いた場合も同
様の傾向を示すことを確認している。
次に、本発明実施にあたっての諸条件について述べ
る。
る。
本発明における磁性粒子粉末としては、マグヘマイト
粒子粉末、マグネタイト粒子粉末、ベルトライド化合物
(FeOx・Fe2O3、0<x<1)等の磁性酸化鉄粒子粉
末、これらの磁性酸化鉄粒子粉末にFe以外のCo、Al、N
i、P、Zn等の異種金属を含有させた粒子若しくはこれ
ら磁性酸化鉄粒子にCo等を被着させた粒子、鉄を主成分
とする金属磁性粒子、鉄以外のCo、Ni、Al、P、B等を
含有する鉄合金磁性粉末、板状Baフェライト粒子粉末並
びにこれに抗磁力低減剤である2価金属(Co、Ni、Zn
等)と4価金属(Ti、Sn、Zr等)とを含有させた板状複
合フェライト粒子粉末等のいずれをも用いることができ
る。また、磁性粒子粉末の形状は、針状、紡錘状、立方
状、板状等のいずれであってもよい。
粒子粉末、マグネタイト粒子粉末、ベルトライド化合物
(FeOx・Fe2O3、0<x<1)等の磁性酸化鉄粒子粉
末、これらの磁性酸化鉄粒子粉末にFe以外のCo、Al、N
i、P、Zn等の異種金属を含有させた粒子若しくはこれ
ら磁性酸化鉄粒子にCo等を被着させた粒子、鉄を主成分
とする金属磁性粒子、鉄以外のCo、Ni、Al、P、B等を
含有する鉄合金磁性粉末、板状Baフェライト粒子粉末並
びにこれに抗磁力低減剤である2価金属(Co、Ni、Zn
等)と4価金属(Ti、Sn、Zr等)とを含有させた板状複
合フェライト粒子粉末等のいずれをも用いることができ
る。また、磁性粒子粉末の形状は、針状、紡錘状、立方
状、板状等のいずれであってもよい。
磁性粒子粉末の大きさは、特に限定されないが、本発
明においては、30m2/g以上、殊に40m2/g以上の分散性の
困難な微細磁性粒子粉末を用いる場合にも樹脂吸着量が
大きいことを確認している。
明においては、30m2/g以上、殊に40m2/g以上の分散性の
困難な微細磁性粒子粉末を用いる場合にも樹脂吸着量が
大きいことを確認している。
本発明に係る磁気記録媒体は、常法により、基体上
に、結合剤樹脂及び磁性粒子粉末を含む塗料組成物を塗
布し塗膜を形成することにより得ることができる。
に、結合剤樹脂及び磁性粒子粉末を含む塗料組成物を塗
布し塗膜を形成することにより得ることができる。
上記塗料組成物中には、通常用いられる潤滑剤、研磨
剤、帯電防止剤等が加えられてもよい。
剤、帯電防止剤等が加えられてもよい。
本発明における基体材料としては、現在、磁気記録媒
体の製造にあたって汎用されているポリエチレンテレフ
タレート、ポレエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボ
ネート、ポリエチレンナフタレート、ポリアミド、ポリ
アミドイミド、ポリイミド等合成樹脂フィルムおよびア
ルミニウム、ステンレス等金属の箔や板および各種の紙
を使用することができる。
体の製造にあたって汎用されているポリエチレンテレフ
タレート、ポレエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボ
ネート、ポリエチレンナフタレート、ポリアミド、ポリ
アミドイミド、ポリイミド等合成樹脂フィルムおよびア
ルミニウム、ステンレス等金属の箔や板および各種の紙
を使用することができる。
本発明におけるイミノスルフォニル基を有するポリエ
ステル樹脂としては、市販のものを使用することが出
来、イーストマンコダック社のAQ29S、AQ55S、AQ38S等
がある。
ステル樹脂としては、市販のものを使用することが出
来、イーストマンコダック社のAQ29S、AQ55S、AQ38S等
がある。
次に、実施例並びに比較例により、本発明を説明す
る。
る。
尚、前出実験例並びに以下の実施例及び比較例におけ
る粒子の長軸、軸比(長軸:短軸)は、電子顕微鏡写真
から測定した数値の平均値で、比表面積はBET法により
測定した値で示した。
る粒子の長軸、軸比(長軸:短軸)は、電子顕微鏡写真
から測定した数値の平均値で、比表面積はBET法により
測定した値で示した。
磁性粒子粉末及び磁気記録媒体の磁気特性は、「振動
試料磁力計VSM−3S−15」(東英工業(株)製)を使用
し、外部磁場10KOeまでかけて測定した。
試料磁力計VSM−3S−15」(東英工業(株)製)を使用
し、外部磁場10KOeまでかけて測定した。
樹脂吸着量は、下記の処法によって調整した樹脂液の
樹脂濃度を不揮発分として測定した時の重量と磁性粒子
粉末20g、樹脂液48gおよび2mmφガラスビーズ50gを140m
lのガラスビンに入れ、ペイントコンディショナーで60
分間分散させて得られた塗料を遠心分離にかけ、その上
澄液の樹脂濃度を不揮発分として測定した時の重量との
差で示した。
樹脂濃度を不揮発分として測定した時の重量と磁性粒子
粉末20g、樹脂液48gおよび2mmφガラスビーズ50gを140m
lのガラスビンに入れ、ペイントコンディショナーで60
分間分散させて得られた塗料を遠心分離にかけ、その上
澄液の樹脂濃度を不揮発分として測定した時の重量との
差で示した。
尚、前出実験例においては、樹脂液における樹脂/粉
末の組成がそれぞれ0.7wt%、1.4wt%、2wt%の場合の
樹脂吸着量の値をプロットし、後出実施例並びに比較例
においては2wt%の場合における樹脂吸着量の値を示し
た。
末の組成がそれぞれ0.7wt%、1.4wt%、2wt%の場合の
樹脂吸着量の値をプロットし、後出実施例並びに比較例
においては2wt%の場合における樹脂吸着量の値を示し
た。
また、磁性粒子粉末として板状Baフェライト微粒子を
用いて磁気記録媒体を製造した場合の保磁力、残留磁束
密度及び角型の値は、テープ面に対し、垂直方向に磁場
配向させた磁気記録媒体の垂直方向の保磁力、残留磁束
密度及び角型(Br/Bm)を測定し、保磁力はその測定値
をもって示し、残留磁束密度及び角型は反磁場補正を行
った値で示した。
用いて磁気記録媒体を製造した場合の保磁力、残留磁束
密度及び角型の値は、テープ面に対し、垂直方向に磁場
配向させた磁気記録媒体の垂直方向の保磁力、残留磁束
密度及び角型(Br/Bm)を測定し、保磁力はその測定値
をもって示し、残留磁束密度及び角型は反磁場補正を行
った値で示した。
実施例1 長軸0.18μm、軸比(長軸/短軸)6.0であって比表
面積40.8m2/gであり、且つ、磁性が保磁力840Oeであっ
て飽和磁化76.8emu/gであるCo被着型針状γ−Fe2O3粒子
(Co/全量=4.21重量%)の樹脂吸着量は、結合剤樹脂
としてAQ55S(イーストマン・コダック社(製))を用
いて測定したところ1.89wt%であった。
面積40.8m2/gであり、且つ、磁性が保磁力840Oeであっ
て飽和磁化76.8emu/gであるCo被着型針状γ−Fe2O3粒子
(Co/全量=4.21重量%)の樹脂吸着量は、結合剤樹脂
としてAQ55S(イーストマン・コダック社(製))を用
いて測定したところ1.89wt%であった。
上記Co被着型針状γ−Fe2O3粒子粉末100重量部、AQ55
S(米国イーストマンコダック社製)20重量部、シクロ
ヘキサノン60重量部、Al2O3粉末1重量部及びカーボン
ブラック2重量部をニーダーを用いて90分間混練した
後、該混練物にシクロヘキサノン90重量部を添加して希
釈し、次いで、サンドグラインダーによって3時間混合
分散した。
S(米国イーストマンコダック社製)20重量部、シクロ
ヘキサノン60重量部、Al2O3粉末1重量部及びカーボン
ブラック2重量部をニーダーを用いて90分間混練した
後、該混練物にシクロヘキサノン90重量部を添加して希
釈し、次いで、サンドグラインダーによって3時間混合
分散した。
上記混合分散物に、シクロヘキサノン80重量部を加え
てさらに30分混合した後過して得られた過物にコロ
ネートL(三官能性低分子量イソシアネート化合物、日
本ポリウレタン工業社(製))3重量部を混合して磁性
塗料を製造した。
てさらに30分混合した後過して得られた過物にコロ
ネートL(三官能性低分子量イソシアネート化合物、日
本ポリウレタン工業社(製))3重量部を混合して磁性
塗料を製造した。
上記磁性塗料を厚さ12μmのポリエステルベースフィ
ルム上に塗布し、次いで、乾燥することによって膜厚4
μmの磁性層を形成した後、カレンダー処理を行い、次
いで、12.7mmの巾に裁断して磁気テープを作った。
ルム上に塗布し、次いで、乾燥することによって膜厚4
μmの磁性層を形成した後、カレンダー処理を行い、次
いで、12.7mmの巾に裁断して磁気テープを作った。
上記磁気テープの磁気特性を表1に示す。
実施例2〜4、比較例1〜8 磁性粒子粉末の種類、磁気記録媒体製造時における樹
脂の種類を種々変化させた以外は、実施例1と同様にし
て磁気記録媒体を製造した。
脂の種類を種々変化させた以外は、実施例1と同様にし
て磁気記録媒体を製造した。
この時の主要製造条件及び諸特性を表1に示す。
〔発明の効果〕 本発明に係る磁気記録媒体は、前出実施例に示した通
り、磁性粒子粉末のビヒクル中での分散性が極めて優れ
ており、しかも、磁性粒子粉末への樹脂吸着能が大きい
ことに起因して、塗膜中における磁性粒子粉末の充填性
がより一層優れていることによって、その製造に当って
分散剤の量を可及的に減少でき、場合によっては全く使
用しなくて済む。
り、磁性粒子粉末のビヒクル中での分散性が極めて優れ
ており、しかも、磁性粒子粉末への樹脂吸着能が大きい
ことに起因して、塗膜中における磁性粒子粉末の充填性
がより一層優れていることによって、その製造に当って
分散剤の量を可及的に減少でき、場合によっては全く使
用しなくて済む。
更に、本発明に係る磁気記録媒体は、比表面積が30m2
/g以上、殊に、40m2/g以上の微細な磁性粒子粉末を用い
る場合には、塗膜中における磁性粒子粉末の配向性及び
充填性がより一層優れたものとなるので、高密度記録
用、低ノイズレベル用磁気記録媒体として好適である。
/g以上、殊に、40m2/g以上の微細な磁性粒子粉末を用い
る場合には、塗膜中における磁性粒子粉末の配向性及び
充填性がより一層優れたものとなるので、高密度記録
用、低ノイズレベル用磁気記録媒体として好適である。
図1は、比表面積40m2/gのCo被着マグヘマイト粒子粉末
に対して添加した各種結合剤樹脂の割合とCo被着マグヘ
マイト粒子粉末に対する樹脂吸着量との関係を示したも
のである。
に対して添加した各種結合剤樹脂の割合とCo被着マグヘ
マイト粒子粉末に対する樹脂吸着量との関係を示したも
のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板持 弘子 広島県広島市中区舟入南4丁目1番2号 戸田工業株式会社創造センター内 審査官 小林 均 (56)参考文献 特開 昭62−92235(JP,A) 特開 平1−190768(JP,A) 特開 昭57−53581(JP,A) 特開 昭57−182319(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09D 167/00 - 167/08 C09D 5/23 G11B 5/702 C08G 63/685 - 63/688
Claims (2)
- 【請求項1】基体上に、結合剤樹脂及び磁性粒子粉末を
含む塗膜組成物からなる磁気記録層が形成されている磁
気記録媒体において、前記結合剤樹脂がイミノスルフォ
ニル基を有するポリエステル樹脂であることを特徴とす
る磁気記録媒体。 - 【請求項2】基体上に、結合剤樹脂及び磁性粒子粉末を
含む塗膜組成物からなる磁気記録層が形成されている磁
気記録媒体において、前記結合剤樹脂がイミノスルフォ
ニル基を有するポリエステル樹脂であり、且つ、前記磁
性粒子粉末の比表面積が30m2/g以上であることを特徴と
する磁気記録媒体。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
JP26746689A JP2802518B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 磁気記録媒体 |
US07/594,159 US5061570A (en) | 1989-10-13 | 1990-10-09 | Magnetic recording medium comprising magnetic particles and a polyester resin having an iminosulfonyl group |
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EP19900311047 EP0422891B1 (en) | 1989-10-13 | 1990-10-09 | Magnetic recording medium |
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---|---|---|---|
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JPH08239602A (ja) * | 1995-03-03 | 1996-09-17 | Toyobo Co Ltd | 磁気塗料 |
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US4291153A (en) * | 1980-08-01 | 1981-09-22 | Eastman Kodak Company | Water-dispersible polyester adhesives for photographic materials |
US4361636A (en) * | 1981-04-22 | 1982-11-30 | Eastman Kodak Company | Ionic polyesters for electrically photosensitive composite particles, materials, elements and photoelectrophotoretic imaging methods |
US4401787A (en) * | 1981-07-07 | 1983-08-30 | Eastman Kodak Company | Latex compositions for water resistant coating applications |
JPS59172149A (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-28 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体 |
JPS62227745A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-06 | ダイアホイルヘキスト株式会社 | 磁気記録媒体 |
-
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- 1989-10-13 JP JP26746689A patent/JP2802518B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-10-09 DE DE69024587T patent/DE69024587T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-10-09 EP EP19900311047 patent/EP0422891B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-10-09 US US07/594,159 patent/US5061570A/en not_active Expired - Fee Related
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DE69024587T2 (de) | 1996-09-05 |
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EP0422891A3 (en) | 1991-10-23 |
JPH03127325A (ja) | 1991-05-30 |
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