JP2802175B2 - サーボパターンの書込方法 - Google Patents
サーボパターンの書込方法Info
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Description
のために記録/再生時或いは予め設定されたタイミング
で行なわれるサーボ補正時に読み出されるサーボパター
ンを、磁気デイスクに書き込むサーボパターンの書込方
法に関する。
は、可撓性を有するフロツピーデイスクと硬質の金属材
料から形成されるハードデイスクとがあり、ハードデイ
スクにあつてはクローズドループ制御を行なうためにサ
ーボパターンが書き込まれている。即ちハードデイスク
の各記録トラツクには、1周当たりユーザが情報を書き
込めないライトプロテクトされたセクタ領域が複数個形
成され、このライトプロテクト領域に工場出荷時に千鳥
状のサーボパターンを書込み、記録/再生時或いは予め
設定されたタイミングで行なわれるサーボ補正時にこの
サーボパターンを読み出してフアイントラツキングを行
なつている。この種のハードデイスクでは、トラツクの
全周を有効に使用するためにフオーマツト時のデイスク
の回転変動を吸収するインデツクスギヤツプは一般には
設けられていない。このために前記サーボパターンの書
込に際しては、各セクタ領域の間隔が物理的に等間隔に
配置されるようにしなくてはならない。
は、トラツク間のビツト位相ずれを防ぐために、磁気デ
イスクの最内周或いは最外周にクロツク信号を書込み、
書き込まれたクロツク信号を同期信号として読み出しな
がら全てのトラツクにサーボパターンを書き込む方法が
とられている。図3及び図4は従来のサーボパターンの
書込方法を説明する図であり、図3は書込の原理を示す
説明図、図4は書込時の各信号の信号波形図である。図
3に示すように磁気デイスク1の最外周に書込周波数が
可変なクロツク信号発生器のクロツクヘツド2が配置さ
れ、磁気デイスクが図示せぬモータによつて基準の回転
速度で回転駆動される。そして予め設定された一定周波
数で、クロツクヘツド2から磁気デイスク1の最外周に
クロツク信号を書込み、全周の書込が完了すると書き込
まれたクロツク信号が読み出され、読み出されたクロツ
ク信号の周波数が図示せぬ制御装置によつて逓倍されて
アドレスアクセス信号として使用される。このアドレス
アクセス信号によつて、制御回路のメモリに書き込まれ
ているサーボパターン信号が読み出され、読み出された
サーボパターン信号がサーボライトヘツド3によつて磁
気デイスクに書き込まれる。
が物理的に等間隔に配置されるようにサーボパターンを
書き込む必要があるが、磁気デイスク1には回転速度の
変動が存在するために、この変動に対応して前記セクタ
領域の間隔の調整をする必要がある。即ちクロツク信号
の書込時に磁気デイスク1が基準の回転速度よりも遅く
回転すると、クロツク信号が密に書き込まれるので、最
初のセクタ領域から最終のセクタ領域までの各セクタ領
域の間隔が短くなり、クロツク信号の書込時に磁気デイ
スク1が基準の回転速度よりも速く回転すると、クロツ
ク信号が疎に書き込まれるので、最初のセクタ領域から
最終のセクタ領域までの各セクタ領域の間隔が長くな
る。この磁気デイスク1の回転速度の変動によるセクタ
領域間の間隔の変動を防止するために、従来とられてい
る第1の方法はデイスク1の回転速度が常に基準の回転
速度になるように、磁気デイスク1の回転速度の制御を
することである。また、磁気デイスク1の回転速度の変
動によるセクタ領域間の間隔の変動を防止するために、
従来とられている第2の方法は書込時に磁気デイスク1
の1周に書き込まれるクロツク信号数が所定数に近い数
となるように、クロツク信号の書込みをリトライし、予
め決めてあつたパターンでサーボ書込みを行うことであ
る。
パターンの書込方法では、磁気デイスク1の回転速度の
変動によるセクタ領域間の間隔の変動を防止するために
磁気デイスク1の回転速度の制御をするには、複雑な制
御回路が必要であり、製造コスト上でも問題がある。ま
た、書込時に磁気デイスク1の1周に書き込まれるクロ
ツク信号数が所定数となるように、クロツク信号の周波
数を調整制御する方法は磁気デイスク1の回転変動自体
が不規則性を有するので、何度も調整を繰り返す必要が
あり、調整に長時間を要するという難点があつた。
ーンの書込方法の現状に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、書込時に磁気デイスクの回転速度が変動して
も、セクタ領域間の間隔の変動を防止して、予め設定さ
れた所定位置にサーボパターンを書き込むことができる
サーボパターンの書込方法を提供することにある。
クに所定個数のクロツク信号を書き込み、このクロツク
信号に基づいてサーボパターンを書き込むサーボパター
ンの書込方法において、前記磁気デイスクを回転させな
がらその周方向に一定周波数のクロツク信号を書き込
み、前記磁気デイスクの1周に書き込まれたクロツク信
号を計数し、計数されたクロツク数を所定のセクタ数で
除算し、この演算で得られた書込位置に基づいてサーボ
パターンを書き込むことによつて達成される。
その周方向に、一定周波数のクロツク信号が書き込まれ
るので、書込時に磁気デイスクが基準の回転速度よりも
遅く回転すると、クロツク信号が密に書き込まれ、書込
時に磁気デイスクが基準の回転速度よりも速く回転する
と、クロツク信号は疎に書き込まれる。次いでこのよう
に磁気デイスクの1周に書き込まれたクロツク信号が計
数され、計数されたクロツク数が所定のセクタ数で除算
されて前記クロツク数が各セクタ領域に割り振られる。
このようにして得られた演算値に基づいて、各セクタ先
頭位置の変更を行うようにサーボパターンの書込位置が
演算され、この演算で得られた書込位置にサーボパター
ンが書き込まれる。
を参照して説明する。ここで図1は磁気デイスクが基準
回転速度で回転した時のそれぞれ基準クロツク信号とサ
ーボパターン信号の波形図、図2は磁気デイスクが基準
回転速度よりも遅い速度で回転した時のそれぞれ基準ク
ロツク信号とサーボパターン信号の波形図である。な
お、図示は省略するが実施例ではクロツクヘツド及びサ
ーボライトヘツドに接続してある制御装置に、クロツク
のクロツク信号を逓倍して逓倍クロツク信号を得る逓倍
回路、書き込まれたクロツク信号の1周のクロツク数を
逓倍したクロツク数を予め決められたセクタ数で除算す
る除算回路、除算回路で得られる演算値に基づいてサー
ボパターンの書込位置を演算する演算回路及びサーボパ
ターン信号や各演算値を記憶するメモリが具備されてい
る。
速度で回転すると、磁気デイスクは時間T0で1回転し
この間にクロツクヘツドから磁気デイスクの最外周部に
例えば9万個程度のクロツク信号が書き込まれる。磁気
デイスクに対する1周の書込が完了すると、次に実際に
書き込まれたクロツク信号を磁気デイスクから読み出し
てカウントし、このクロツク数を前記逓倍回路に入力さ
れ例えば4逓倍演算が行なわれ、図1に示すような逓倍
クロツク信号が得られる。この逓倍回路の出力値は、除
算回路に入力されて所定のセクタ数(例えば72)で除
算演算され、各セクタに対する逓倍クロツク信号のクロ
ツク数の割り振りが行なわれる。そして、除算回路での
演算値が演算回路に入力されてサーボパターンの書込位
置の演算が行なわれる。
で回転していて、1周にクロツク数が9万個であつたと
すると、各セクタには1250個のクロツクが割り振ら
れており(図では省略している)、演算回路での演算に
よつて図2に示すようにサーボパターンの各セクタの書
込開始位置が演算される。そして、演算回路での演算結
果に基づいて制御装置から書込指令信号が発せられ、サ
ーボライトヘツドによつて磁気デイスクの各トラツクに
メモリから読み出されたサーボパターン信号に基づいた
サーボパターンが書き込まれる。図2は回転速度が変動
して磁気デイスクが基準回転速度より遅い速度で回転し
ている場合で、1周に時間T1(>T0)を要し、図2
に示すように図1よりも多いクロツク信号が書き込まれ
ている。このクロツク数を逓倍して除算回路での除算演
算によつて、最終セクタ領域のサーボパターンを右方向
に逓倍クロツク信号の数で3個シフトさせ書き込まれ
る。
される磁気デイスクの円周方向の1周に一定周波数のク
ロツク信号を書き込み、このカウント数を逓倍した逓倍
クロツク信号のクロツク数をセクタ数で除算演算する。
このような除算演算によつて各セクタに割り振られたク
ロツク数に基づいて、演算回路でサーボパターンの書込
位置が演算されるので、再度、磁気デイスクの回転制御
もクロツク信号発生器の周波数調整も行なわずに常に精
度のよいサーボパターンの書込が可能である。サーボパ
ターンの書込位置の演算も各セクタに割り振られたクロ
ツク数に基づいたシフト演算であり、制御装置も簡単に
低製造コストで製造することができる。
速度よりも遅い速度で回転する場合のシフト演算とそれ
に伴うサーボパターンの書込を説明したが、本発明は実
施例に限定されるものでなく、磁気デイスクが基準回転
速度よりも速い速度で回転する場合には、逆方向にシフ
ト演算することにより全く同様にサーボパターンの書込
を行なうことができる。前記実施例の説明では、クロツ
ク信号を書き込んだ後に、このクロツク信号を読み取る
ことによりデイスク1周の書込みクロツク数の計数を行
う手段で説明したが、これを1度に行う手段を使用した
他の実施例を次に説明する。まず、クロツク信号を書き
込もうとするトラツク1周の信号を消去する。次にデイ
スクを回転させながら一定波数のクロツク信号の書き込
みを開始する。この書込み開始と同時に書込みクロツク
数の計測を開始する。
%)を書いた時点でクロツク信号の書込みを停止して、
ヘツドを読みだし状態とする。しかしクロツク数の計測
はそのままの周波数信号に対して継続しておく。この時
ヘツドは消去状態のトラツクを読むので読み出した出力
電圧は発生しない。このようにしてトラツク1周の残り
部分(例えば0.1%)を経過すると、ヘツドはクロツ
ク信号書込み開始位置に達し、読み出し出力電圧が発生
する。この瞬間のクロツク信号計測数により、1周のク
ロツク数を知ることができる。この後の処理は前記実施
例と同一である。この他の実施例によつては、1周の書
込み周波数を完全に知ることはできず、推定値となる。
しかし、この推定値の誤差は、1周の回転変動のさらに
0.1%程度に過ぎず十分な精度を有していると言え
る。また、最後のごと一部分とは言え、クロツク信号の
書いていない部分が生じるが、この部分は最終セクタの
最後の1割以下であり、また、クロツク信号に同期させ
て書き込むサーボ信号は、各セクタの先頭部分に集中し
ており、セクタの後部分では同期している必要はないの
で、前記残りの部分のクロツク信号が書かれていなくと
も、なんら問題はない。このような他の実施例にあつて
も、前記実施例と同様の作用効果を奏するものである。
れば、無駄なくセクタを形成するために、何度も磁気デ
イスクの回転速度やクロツク信号の周波数を制御してク
ロツク信号を書き込む必要がなく、簡単に且つ精度よく
磁気デイスクにサーボパターンを書き込むことができ
る。
ある。
である。
ある。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気デイスクに所定個数のクロツク信号
を書き込み、このクロツク信号に基づいてサーボパター
ンを書き込むサーボパターンの書込方法において、前記
磁気デイスクを回転させながらその周方向に一定周波数
のクロツク信号を書き込み、前記磁気デイスクの1周に
書き込まれたクロツク信号を計数し、計数されたクロツ
ク数を所定のセクタ数で除算し、この演算で得られた書
込位置に基づいてサーボパターンを書き込むことを特徴
とするサーボパターンの書込方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2503991A JP2802175B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | サーボパターンの書込方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2503991A JP2802175B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | サーボパターンの書込方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04252475A JPH04252475A (ja) | 1992-09-08 |
JP2802175B2 true JP2802175B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=12154770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2503991A Expired - Lifetime JP2802175B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | サーボパターンの書込方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2802175B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP2503991A patent/JP2802175B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04252475A (ja) | 1992-09-08 |
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