JPS62267976A - 磁気デイスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フレキシブル磁気ディスク装置あるいは固定
磁気磁気ディスク装置などの磁気ディスク装置等に使用
するサーボ情報制御装置に関する。

従来の技術 磁気ディスク装置は年を追うごとに大容量化への要求が
高まっているが、このためには、記録線密度及びトラッ
ク密度の向上が必要である。

トラック密度の向上には、刻々記録トラック上を自動追
従させる、いわゆるトラッキングサーボ機構を導入する
ことが有効であることが知られている。従来、トラッキ
ングサーボ機構には、サーボ情報を記録した専用のディ
スク面を用いるサーボ面サーボ、１周のトラック上の各
セクタの一部にサーボ信号を記録するセクタサーボ、１
周のトラック上の１部にサーボ情報を記録するインデッ
クスサーボ、などの方式がある。

上記サーボ方式のうち、セクタサーボ信号を例にとり、
その動作を説明する。

第２図は、サーボ信号が記録された磁気ディスりの一部
を拡大して示したものである。第２図Ｃ二おいて、サー
ボ情報はアドレス領域１とデータ領域２の間Ｃ二足録さ
れており、トラックの中心線から外周側にその中心をず
らしたパターン３、及び内周側にずらしたパターン４、
が該当するものである。上記サーボ情報は、各々のトラ
、りτ二同様−の位置関係を有するように配置されてい
る。

記録再生時には、磁気ヘッドは上記各々のサーボパター
ンの一部を読み出すことになる。第３図はこのときのヘ
ッドによるサーボ信号の再生信号を示している。

ヘッドが本来のトラック上に位置している場合は、へ、
ドからの再生信号は各々のサーボ情報の振幅が等しく第
３図（イ）に示すようになる。一方、ヘッドが外周側ま
たは内周側へずれている場合は、先行するパターンの振
幅がより大きくなり、第２図（ロ）または（ハ）に示す
ようになる。上記の２つのパターン３，４の振幅比を読
みとることにより、記録トラックに対するヘッドのずれ
量と方向を知ることが出来、従って、正しい位置にヘッ
ドを移動させている。

サーボ信号はトラック位置を正確に定めるために、記録
媒体上の正確な位置に書き込む必要があり、その手順を
説明する。

通常、サーボ信号は磁気ディスク装置単独で書込むこと
ができず、専用装置を用いて行なう。即ち、回転変動が
ない正確な回転数で回転するスピンドルモータを有し、
正確なピンチでヘッドを間欠的に移動させる機構を具備
した装置に記録媒体を装着し、書込むべきサーボ信号情
報を適当なタイミングで磁気ヘッドＩ：印加して記録を
行なうものである。従って、従来ではフレキシブル磁気
ディスクの場合、磁気ディスク装置の使用者はサーボ信
号が書込まれた媒体のみが利用可能であった。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の磁気ディスク装置特に、フレ
キシブル磁気ディスク装置では記録媒体の回転変動を十
分な精度で抑圧していないために、サーボ信号の回転方
向に対する書込位置を規定できず、そのため磁気ディス
ク装置単独ではサーボ信号の書込ができないという問題
があった。この結果、磁気ディスク装置の使用者はサー
ボ信号が書き込まれた媒体のみが利用可能であり、誤っ
てサーボ信号が破壊された媒体を改めて使用可能とする
こきができないという使用上の不便さを有している。上
記問題は回転型エンコーダを利用することで原理的には
除去可能ではあるが、このエンコータは極めて高価格で
あり、現実的ではない。

本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
磁気ディスク装置に大幅な変更を要せずに正確な位置に
サーボ信号を書込むことができる優れた磁気ディスク装
置を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明は上記目的を達成するために、スピンドルモータ
の回転数制御用に発生している周波数発電器出力（以下
、ＦＧ倍信号称する）に同期してサーボ信号を書込むこ
とにより、磁気ディスク装置単独でサーボ信号の書込及
びアドレス領域の書込みが可能となるようにしたもので
ある。

作　　　　用 本発明は上記のような構成により、次のような効果を有
する。

即ち、スピンドルの回転に同期して発生しているＦＧ倍
信号より、サーボ信号の書込タイミングを与えることで
、磁気ディスク（記録媒体）の回転変動に関係なく、す
べてのトランク上のサーボ信号の書込み位置を一定にす
ることができるため、通常の磁気ディスク装置によりサ
ーボ信号の書込が可能ζ二なる。

実施例 第１図は本発明の一実施例の構成を示すものである。第
１図（；おいて、１１はＦＧ信号発生器、１２はＦＧ倍
信号らセクタ信号を発生させる波形整形回路、１３はセ
クタパルスにより、書込回路１８を内部的（二制御す・
ることも可能とするゲート回路、１４は磁気ディスク装
置外部より与えられる書込信号、１５は書込むべきサー
ボ信号を発生するサーボ信号発生器、１６はサーボ信号
発生器１５からの出力を書き込み回路へ、必要ｇ二応じ
て印加する書込信号選択回路、１７は磁気ディスク装置
外部より与えられる書き込みデータ、１９は磁気ディス
ク装置の制御を行なうコントローラでアリ、このコント
ローラ１９は、セクタパルスにより、各セクタのフォー
マツティング及び書き込み・読み出しを制御する。いわ
ゆるハードセクタ方式のコントローラである。

次に上記実施例の動作について説明する。

まず、ＦＧ倍信号記録媒体の回転と同期していることを
説明する。即ち、回転子は着磁された永久磁石より構成
しており、複数の駆動巻線の各々を適当な組み合わせき
タイミングで順次切換えて励磁することにより、回転子
は回転トルクを受けて回転を開始する。回転子の回転に
伴ない、ＦＧ信号パターンには磁束が交番して印加され
る結果、電磁誘導によりその両端に電圧が発生する。こ
の電圧は交番電圧であるが、上述の説明から明らかなよ
うに、回転子の回転に同期した周波数を有する。即ち、
回転子の回転数が低下すれば、ＦＧの瞬時周波数は低下
し、逆に、回転数が増加すれば、瞬時周波数も増加する
。一方、記録媒体はスピンドルに固定されており、回転
子と同一の運動をするものであるから、ＦＧ信号パター
ン２４　に対する記録媒体の空間的な位置関係はＦＧ倍
信号介して一対一の対応をすることが明らかである。

次に、サーボ信号の書込動作について第１図とともに説
明する。

記録に先立って記録媒体面を全面消去した上で、ヘッド
を正規のトラック位置から一定量半径方向にオフトラッ
クさせる。次に波形整形回路１２から発生するセクタパ
ルスをトリがとして書込回路１８を動作させ、適当なタ
イミングの後にサーボ信号発生器１５からの信号に基づ
いてサーボパターンを記録する。上記書込動作を一周上
の全セクタについて順次行ない、−周分の記録が終了し
た後に、ヘッドを再び一定量オフトラックさせて、上記
の一連のサーボ信号書込動作をくり返す。この際、上述
のようにセクタパルスをトリガとして媒体上の書込位置
を規定するので、回転変動に関係なく、媒体上の定めら
れた位置にサーボ信号を書込むことができる。

一方、フォーマツティング及び書込時には、サーボ信号
上に書込を行なわないように、書込回路１８を磁気ディ
スク装置内で強制的に書込禁止の状態にする必要がある
がセクタパルスに対するサーボ信号の位置は決まってい
るので、第１図に示した書込信号のゲート回路１３を用
いて容易に実現できることが明らかであろう。

特に、フレキシブル磁気ディスク装置においては、記録
媒体が互換されることが前提である。従って、上述の手
順によりフォーマントが施された記録媒体といえども、
他の装置に装着された場合にも正しくセクタパルスを記
録媒体上のセクタの先頭に発生させることを保証せねば
ならない。これは、以下の方法により容易に実現可能で
ある。

即ち、書き込み及び読出し動作時にはすてに記録媒体に
は、サーボ信号及びアドレス領域の書込は終了している
ので、セクタ先頭に位置するサーボ信号あるいはアドレ
ス領域を識別し、ＦＧ倍信号代わりに、セクタパルスと
して出力すれば良い。

サーボ信号あるいはアドレス領域は定められた特定の情
報が書き込まれるのであるから、上記方法は実現可能で
ある。

本実施例は、記録媒体の回転変動に追従して、サーボ信
号の書込を行なうことができるようにしたものであり、
磁気ディスク装置単独でサーボ信号の書込を可能とする
ものである。上記の効果は、特に、フレキシブル磁気デ
ィスク装置において顕著であり、トラッキングサーボ機
構を有する従来の磁気ディスク装置では不可能であった
廿一本信号の書込及びフォーマツティング（即ち、初期
化）が可能となる利点を有するものである。

発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、スピンドルモ
ータの回転数制御用に発生している周波数発電器出力に
同期してサーボ信号を書込むという構成にしたので、磁
気ディスクの回転変動に関係なく、すべてのトラ、り上
のサーボ信号の書込み位置を一定にできることとなり、
磁気ディスク装置単独でサーボ信号の書込み及びアドレ
ス領域の書込みが可能となる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における磁気ディスク装置の
一部の概略ブロック図、第２図は従来のサーボ信号の書
込位置を示す記録媒体の正面図、第３図はオフトラック
した場合のサーボ信号の振幅変化を示す説明図である。 １１・・・ＦＧ信号発生器、１２・・・波形整形回路、
１３・・・ゲート回路、１４・・・外部書込信号、１５
・・・サーボ信号発生器、１６・・・書込信号選択回路
、１７・・・外部書込みデータ、１８・・・書込回路、
１９・・・コンｌ−口−ラ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図 （℃） （ハ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転する磁気ディスクの所定トラックに信号を書込む書
   込み回路と、上記磁気ディスクの偏心検出用に、データ
   信号の上記書込み以前にセクタの区切りごとにサーボ信
   号を出力するサーボ信号発生器と、スピンドルモータか
   ら発生する周波数発電器出力に同期してセクタ信号を発
   生する波形整形回路と、この波形整形回路のセクタ信号
   から、各セクタごとに書込み、読み出し信号を発生し、
   各セクタに同期してアドレス領域およびデータ領域の書
   込みデータを発生するコントローラと、上記セクタ信号
   を入力し、上記書込み信号の制御によってこのセクタ信
   号を出力するゲート回路とを備え、上記書込み信号と上
   記書込みデータの出力タイミングを同期させることを特
   徴とする磁気ディスク装置。