JP2800733B2 - 逆流防止装置 - Google Patents
逆流防止装置Info
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- JP2800733B2 JP2800733B2 JP22727195A JP22727195A JP2800733B2 JP 2800733 B2 JP2800733 B2 JP 2800733B2 JP 22727195 A JP22727195 A JP 22727195A JP 22727195 A JP22727195 A JP 22727195A JP 2800733 B2 JP2800733 B2 JP 2800733B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は逆流防止装置に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、雑水回路である浴槽と上水回路で
ある給湯器とを接続したものにおいては、逆流防止装置
として、バキュ−ムブレ−カを用いていた。しかしなが
らバキュ−ムブレ−カは、取付位置の制約や器具内部の
構造の複雑化等の問題点があり、その対策として本出願
人は特願昭62−329383号を提案した。本出願人
が先に提案した発明は、水路に逆止弁を直列に配し、該
逆止弁間に通水圧がかかると閉じ、通水圧がなくなると
開いて水路を大気開放とする大気開放弁を配している。
ある給湯器とを接続したものにおいては、逆流防止装置
として、バキュ−ムブレ−カを用いていた。しかしなが
らバキュ−ムブレ−カは、取付位置の制約や器具内部の
構造の複雑化等の問題点があり、その対策として本出願
人は特願昭62−329383号を提案した。本出願人
が先に提案した発明は、水路に逆止弁を直列に配し、該
逆止弁間に通水圧がかかると閉じ、通水圧がなくなると
開いて水路を大気開放とする大気開放弁を配している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来技術
の逆流防止装置では、大気開放弁を開くたびに該弁室内
に残っている水を排出するので水が無駄である。即ち、
従来技術の逆流防止装置は、大気開放弁を開くたびに内
部の水を捨ててしまわなければならない構造であり、水
が無駄であった。加えて、従来技術では、その捨てる水
の量が多いと言う問題があった。
の逆流防止装置では、大気開放弁を開くたびに該弁室内
に残っている水を排出するので水が無駄である。即ち、
従来技術の逆流防止装置は、大気開放弁を開くたびに内
部の水を捨ててしまわなければならない構造であり、水
が無駄であった。加えて、従来技術では、その捨てる水
の量が多いと言う問題があった。
【0004】さらに加えて特願昭62−329383号
の逆流防止装置は、使用者に風呂が故障したかのような
誤解を与える欠点があった。即ち、マンシヨン等の集合
住宅では、風呂装置の配管の一部は、メータ室に配され
ることが多い。ここでメータ室とはマンションの廊下側
に設けられた物置状の小部屋の事であり、廊下側に開く
扉が設けられていて、内部にガスメータや、電気メータ
が入れられている。従来技術の逆流防止装置がメータ室
内に配置されると、従来技術の逆流防止装置は、大気開
放弁を開くたびに該弁室内に残っている水を排出するの
で、この排水が床面を濡らし、さらには扉下の隙間から
マンションの廊下側に流れ出てしまう。そのため隣近所
の人が排水を見て異常を感じ、親切心から使用者に通報
することが多く、使用者としては、はなはだ困惑する事
態となる。
の逆流防止装置は、使用者に風呂が故障したかのような
誤解を与える欠点があった。即ち、マンシヨン等の集合
住宅では、風呂装置の配管の一部は、メータ室に配され
ることが多い。ここでメータ室とはマンションの廊下側
に設けられた物置状の小部屋の事であり、廊下側に開く
扉が設けられていて、内部にガスメータや、電気メータ
が入れられている。従来技術の逆流防止装置がメータ室
内に配置されると、従来技術の逆流防止装置は、大気開
放弁を開くたびに該弁室内に残っている水を排出するの
で、この排水が床面を濡らし、さらには扉下の隙間から
マンションの廊下側に流れ出てしまう。そのため隣近所
の人が排水を見て異常を感じ、親切心から使用者に通報
することが多く、使用者としては、はなはだ困惑する事
態となる。
【0005】そこで本発明は、水を回収して装置から水
が漏れ出ることのない、逆流防止装置を提供することを
目的とする。また併せて本発明は、逆流防止室から排出
される水を出来るだけ少量とし、装置の全体形状が小さ
い逆流防止装置を提供することを目的とする。
が漏れ出ることのない、逆流防止装置を提供することを
目的とする。また併せて本発明は、逆流防止室から排出
される水を出来るだけ少量とし、装置の全体形状が小さ
い逆流防止装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
を改良したもので、以下の構成を特徴とする。即ち、入
水口、出水口、排水口が設けられていて内部が空気と置
換される逆流防止室を有し、上水回路と雑水回路の間に
配管されて上水回路と雑水回路を遮断する逆流防止装置
において、逆流防止室の入水口を閉止する逆止弁と、逆
流防止室に通水圧が加わると排水口を閉成し、通水圧が
無くなると排水口を開成する逆流防止室開閉弁を備え、
逆流防止室の下方であって、排水口の下流には、逆流防
止室内の水を溜めることのできる大気開放の水留めホッ
パが一体的に設けられている逆流防止装置である。
を改良したもので、以下の構成を特徴とする。即ち、入
水口、出水口、排水口が設けられていて内部が空気と置
換される逆流防止室を有し、上水回路と雑水回路の間に
配管されて上水回路と雑水回路を遮断する逆流防止装置
において、逆流防止室の入水口を閉止する逆止弁と、逆
流防止室に通水圧が加わると排水口を閉成し、通水圧が
無くなると排水口を開成する逆流防止室開閉弁を備え、
逆流防止室の下方であって、排水口の下流には、逆流防
止室内の水を溜めることのできる大気開放の水留めホッ
パが一体的に設けられている逆流防止装置である。
【0007】本発明の逆流防止装置では、内部が空気と
置換される逆流防止室を有し、上水と風呂等の雑水は完
全に遮断される。具体的には、通水圧が逆流防止室に加
わると、逆止弁を経由して逆流防止室に水が流れ込む。
そして逆流防止室開閉弁が排水口を閉止する。従って水
は、逆流防止室を満たし、続いて出水口から流れる。多
くの場合、出水口は風呂装置に接続され、逆流防止装置
を経由して水が風呂内に落とし込まれる。
置換される逆流防止室を有し、上水と風呂等の雑水は完
全に遮断される。具体的には、通水圧が逆流防止室に加
わると、逆止弁を経由して逆流防止室に水が流れ込む。
そして逆流防止室開閉弁が排水口を閉止する。従って水
は、逆流防止室を満たし、続いて出水口から流れる。多
くの場合、出水口は風呂装置に接続され、逆流防止装置
を経由して水が風呂内に落とし込まれる。
【0008】次に逆流防止室への通水圧が無くなると、
逆流防止室開閉弁が排水口を開くので、逆流防止室内の
水は、排水口から落下し、逆流防止室内は空気と置換さ
れて空になる。そして本発明では、逆流防止室の下方で
あって、排水口の下流には、逆流防止室内の水を溜める
ことのできる大気開放の水留めホッパが一体的に設けら
れている。そのため排水口から排出された水は、このホ
ッパ内に溜められる。
逆流防止室開閉弁が排水口を開くので、逆流防止室内の
水は、排水口から落下し、逆流防止室内は空気と置換さ
れて空になる。そして本発明では、逆流防止室の下方で
あって、排水口の下流には、逆流防止室内の水を溜める
ことのできる大気開放の水留めホッパが一体的に設けら
れている。そのため排水口から排出された水は、このホ
ッパ内に溜められる。
【0009】請求項2記載の発明は、入水口、出水口、
排水口が設けられていて内部が空気と置換される逆流防
止室を有し、上水回路と雑水回路の間に配管されて上水
回路と雑水回路を遮断する逆流防止装置において、逆流
防止室の入水口を閉止する逆止弁と、逆流防止室に通水
圧が加わると排水口を閉成し、通水圧が無くなると排水
口を開成する逆流防止室開閉弁を備え、逆流防止室の下
方であって、排水口の下流には、逆流防止室内の水を溜
めることのできる大気開放の水留めホッパが一体的に設
けられ、前記水溜めホッパの排水口は、前記逆流防止室
の出水口と合流していることを特徴とする逆流防止装置
である。
排水口が設けられていて内部が空気と置換される逆流防
止室を有し、上水回路と雑水回路の間に配管されて上水
回路と雑水回路を遮断する逆流防止装置において、逆流
防止室の入水口を閉止する逆止弁と、逆流防止室に通水
圧が加わると排水口を閉成し、通水圧が無くなると排水
口を開成する逆流防止室開閉弁を備え、逆流防止室の下
方であって、排水口の下流には、逆流防止室内の水を溜
めることのできる大気開放の水留めホッパが一体的に設
けられ、前記水溜めホッパの排水口は、前記逆流防止室
の出水口と合流していることを特徴とする逆流防止装置
である。
【0010】請求項2記載の発明では、水溜めホッパの
排水口は、逆流防止室の出水口と合流している。そのた
め排水口を出た水は、出水口との接続先と同一の場所
(多くの場合、浴槽)内に入れられる。
排水口は、逆流防止室の出水口と合流している。そのた
め排水口を出た水は、出水口との接続先と同一の場所
(多くの場合、浴槽)内に入れられる。
【0011】また請求項3記載の発明は、逆流防止室の
出水口から、水溜めホッパの排水口との合流部分までの
間に逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項2
記載の逆流防止装置である。
出水口から、水溜めホッパの排水口との合流部分までの
間に逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項2
記載の逆流防止装置である。
【0012】請求項3記載の発明によると、出水口との
合流部分との間に逆止弁が設けられているので、雑水側
の水や、水溜めホッパから排水された水は、この逆止弁
によって上水側に回り込むことが阻止される。
合流部分との間に逆止弁が設けられているので、雑水側
の水や、水溜めホッパから排水された水は、この逆止弁
によって上水側に回り込むことが阻止される。
【0013】請求項4記載の発明は、上述の発明をさら
に改良したものであり、逆止弁と当該逆流防止室開閉弁
は、一体化されて逆流防止室内に配置され、両者の弁本
体には、上方だけが開口した中空部分を有することを特
徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の逆流防止装
置である。
に改良したものであり、逆止弁と当該逆流防止室開閉弁
は、一体化されて逆流防止室内に配置され、両者の弁本
体には、上方だけが開口した中空部分を有することを特
徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の逆流防止装
置である。
【0014】本発明の逆流防止装置では、弁本体に上方
だけが開口した中空部分が設けられている。そのため弁
本体が占有する体積および、中空部分に溜まる水の体積
が大きく、逆流防止装置から排出される水の量は少な
い。そのため、下部の水溜めホッパは小さいもので足
る。また本発明の逆流防止装置によると、逆流防止室自
体の内容積を変更せずに、排水量だけを少なくすること
が可能であるため、水が逆流防止室を通過する際の通水
抵抗が小さい。
だけが開口した中空部分が設けられている。そのため弁
本体が占有する体積および、中空部分に溜まる水の体積
が大きく、逆流防止装置から排出される水の量は少な
い。そのため、下部の水溜めホッパは小さいもので足
る。また本発明の逆流防止装置によると、逆流防止室自
体の内容積を変更せずに、排水量だけを少なくすること
が可能であるため、水が逆流防止室を通過する際の通水
抵抗が小さい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を添付
図に基づいて詳細に説明する。図1は、逆流防止装置1
7を備えた風呂釜の概略図である。浴槽13のバスアダ
プタ−14には、追い焚き等を行うための循環回路2が
接続されており、循環回路2には風呂用熱交換器15と
三方弁16と循環ポンプ7が設けられている。給湯器1
に接続された給湯回路3は、循環回路2の三方弁16に
直結されている。
図に基づいて詳細に説明する。図1は、逆流防止装置1
7を備えた風呂釜の概略図である。浴槽13のバスアダ
プタ−14には、追い焚き等を行うための循環回路2が
接続されており、循環回路2には風呂用熱交換器15と
三方弁16と循環ポンプ7が設けられている。給湯器1
に接続された給湯回路3は、循環回路2の三方弁16に
直結されている。
【0016】給湯回路3には、落とし込み開閉弁4と逆
止弁6と逆流防止室5が設けられている。逆止弁6は、
循環回路2側から給湯器1側への逆流を防止する向きに
配置されている。逆流防止室5は、内部に湯もしくは空
気を保持できる構造となっており、逆流防止室5からは
分岐水路8が分岐させられている。分岐水路8にはオ−
バ−フロ−孔を兼ねた大気連通口10を有する水溜めホ
ッパ9が設けられており、水溜めホッパ9の大気連通口
10よりも下方の容積は、逆流防止室5内の容積よりも
若干大きくなっている。
止弁6と逆流防止室5が設けられている。逆止弁6は、
循環回路2側から給湯器1側への逆流を防止する向きに
配置されている。逆流防止室5は、内部に湯もしくは空
気を保持できる構造となっており、逆流防止室5からは
分岐水路8が分岐させられている。分岐水路8にはオ−
バ−フロ−孔を兼ねた大気連通口10を有する水溜めホ
ッパ9が設けられており、水溜めホッパ9の大気連通口
10よりも下方の容積は、逆流防止室5内の容積よりも
若干大きくなっている。
【0017】逆流防止室5と水溜めホッパ9の間には、
逆流防止室開閉弁11が設けられており、逆流防止室開
閉弁11を閉じると、逆流防止室5内に湯を充満させる
ことができ、開成すると逆流防止室5内の湯が水溜めホ
ッパ9へ落ちて逆流防止室5内が大気連通口10から流
入した空気と置換されるようになっている。また、分岐
水路8の終端部は三方弁16もしくは給湯回路3の終端
部に接続されており、分岐水路8の水溜めホッパ9の排
出側には排水用開閉弁12が設けられ、排水用開閉弁1
2を開成することにより水溜めホッパ9内の湯を循環回
路2側へ排出できるようにしてある。
逆流防止室開閉弁11が設けられており、逆流防止室開
閉弁11を閉じると、逆流防止室5内に湯を充満させる
ことができ、開成すると逆流防止室5内の湯が水溜めホ
ッパ9へ落ちて逆流防止室5内が大気連通口10から流
入した空気と置換されるようになっている。また、分岐
水路8の終端部は三方弁16もしくは給湯回路3の終端
部に接続されており、分岐水路8の水溜めホッパ9の排
出側には排水用開閉弁12が設けられ、排水用開閉弁1
2を開成することにより水溜めホッパ9内の湯を循環回
路2側へ排出できるようにしてある。
【0018】図2に示すものは、第1図で破線により囲
んだ部分を一体に構成した逆流防止装置17の群細な断
面図である。逆流防止装置17では、ケ−シング18の
上部側面には入管接続口19が開口されており、この入
管接続口19には給湯回路3を構成する給湯入管20が
接続されており、給湯器1で加熱された湯が入管接続口
19からケ−シング18内に送り込まれるようになって
いる。ケ−シング18内の中央部には、逆流防止室5が
形成されており、逆流防止室5の下方には、水溜めホッ
パ9が設けられている。逆流防止室5と水溜めホッパ9
との間は仕切り板21によって仕切られており、仕切り
板21の中央部には逆流防止室5内の残り湯を水溜めホ
ッパ9側へ抜くための水抜き孔(排水口)22が穿孔さ
れている。
んだ部分を一体に構成した逆流防止装置17の群細な断
面図である。逆流防止装置17では、ケ−シング18の
上部側面には入管接続口19が開口されており、この入
管接続口19には給湯回路3を構成する給湯入管20が
接続されており、給湯器1で加熱された湯が入管接続口
19からケ−シング18内に送り込まれるようになって
いる。ケ−シング18内の中央部には、逆流防止室5が
形成されており、逆流防止室5の下方には、水溜めホッ
パ9が設けられている。逆流防止室5と水溜めホッパ9
との間は仕切り板21によって仕切られており、仕切り
板21の中央部には逆流防止室5内の残り湯を水溜めホ
ッパ9側へ抜くための水抜き孔(排水口)22が穿孔さ
れている。
【0019】水溜めホッパ9の側面には大気と連通した
大気連通口10が開口されており、水溜めホッパ9の大
気連通口10よりも下の容積は逆流防止室5の容積より
も若干大きくなっている。また、水溜めホッパ9の底面
には、分岐水路8に接続させるための排水口23が開口
されており、排水口23の下方には排水用開閉弁12が
取り付けられている。逆流防止室5の側方には流出管3
6が接続される出口(出水口)35が設けられ、流出管
36には第二逆止弁収納室24が設けられており、第二
逆止弁収納室24の底面には出管接続口25が開口さ
れ、出管接続口25には給湯回路3を構成していて三方
弁16に接続される給湯出管26が圧入されている。
大気連通口10が開口されており、水溜めホッパ9の大
気連通口10よりも下の容積は逆流防止室5の容積より
も若干大きくなっている。また、水溜めホッパ9の底面
には、分岐水路8に接続させるための排水口23が開口
されており、排水口23の下方には排水用開閉弁12が
取り付けられている。逆流防止室5の側方には流出管3
6が接続される出口(出水口)35が設けられ、流出管
36には第二逆止弁収納室24が設けられており、第二
逆止弁収納室24の底面には出管接続口25が開口さ
れ、出管接続口25には給湯回路3を構成していて三方
弁16に接続される給湯出管26が圧入されている。
【0020】しかして、逆流防止装置17のケ−シング
18内においては、入管接続口19→逆流防止室5→出
口(出水口)35→第二逆止弁収納室24→出管接続口
25という経路で給湯回路3が構成されており、一方水
抜き孔(排水口)22→水溜めホッパ9→排水口23→
排水用開閉弁12という経路で逆流防止室5から分岐し
た分岐水路8が構成されている。さらに、入管接続口1
9は逆流防止室入り口(入水口)27と連通しており、
入管接続口19と逆防止室入り口(入水口)27とを結
ぶ水路28には落とし込み開閉弁4が設けられている。
落とし込み開閉弁4は、ソレノイド型電磁弁であり、弁
座29に対向させて配置されたダイヤフラム30の外周
部をケ−シング18に固定し、プランジャ−31の先端
をダイヤフラム30の中心に連結させてある。よって、
通電によりプランジャ−31を後退させると給湯回路3
が開成され、プランジャ−31を突出させるとダイアフ
ラム30が弁座29に圧接して逆流防止室5の上水側で
給湯回路3が閉成される。
18内においては、入管接続口19→逆流防止室5→出
口(出水口)35→第二逆止弁収納室24→出管接続口
25という経路で給湯回路3が構成されており、一方水
抜き孔(排水口)22→水溜めホッパ9→排水口23→
排水用開閉弁12という経路で逆流防止室5から分岐し
た分岐水路8が構成されている。さらに、入管接続口1
9は逆流防止室入り口(入水口)27と連通しており、
入管接続口19と逆防止室入り口(入水口)27とを結
ぶ水路28には落とし込み開閉弁4が設けられている。
落とし込み開閉弁4は、ソレノイド型電磁弁であり、弁
座29に対向させて配置されたダイヤフラム30の外周
部をケ−シング18に固定し、プランジャ−31の先端
をダイヤフラム30の中心に連結させてある。よって、
通電によりプランジャ−31を後退させると給湯回路3
が開成され、プランジャ−31を突出させるとダイアフ
ラム30が弁座29に圧接して逆流防止室5の上水側で
給湯回路3が閉成される。
【0021】第一逆止弁6及び逆流防止室開閉弁11
は、組み合わせて逆流防止室5内に納入されている。第
一逆止弁6は逆流防止室入り口(入水口)27と対向さ
せて配置されており、その上面には逆流防止室入り口
(入水口)27を囲むようにしてゴムパッキン32が取
着されており、バネ33によって入り口(入水口)27
の閉成方向へ弾性的に付勢されている。
は、組み合わせて逆流防止室5内に納入されている。第
一逆止弁6は逆流防止室入り口(入水口)27と対向さ
せて配置されており、その上面には逆流防止室入り口
(入水口)27を囲むようにしてゴムパッキン32が取
着されており、バネ33によって入り口(入水口)27
の閉成方向へ弾性的に付勢されている。
【0022】また、第一逆止弁6の下部外周には圧動板
34が延出されており、圧動板34は逆流防止室5の内
寸とほぼ等しい寸法を有している。この圧動板34は、
入り口(入水口)27から流入した湯の通水圧を全面で
受けて第一逆止弁6の動作を確実にする働きをしてお
り、さらに外周面が逆流防止室5の内壁面と摺接してお
り、第一逆止弁6が傾いたりすることなくスム−ズに摺
動できるようガイドの働きをしている。
34が延出されており、圧動板34は逆流防止室5の内
寸とほぼ等しい寸法を有している。この圧動板34は、
入り口(入水口)27から流入した湯の通水圧を全面で
受けて第一逆止弁6の動作を確実にする働きをしてお
り、さらに外周面が逆流防止室5の内壁面と摺接してお
り、第一逆止弁6が傾いたりすることなくスム−ズに摺
動できるようガイドの働きをしている。
【0023】該圧動板34は下方に広がる円錐台形状を
しており、頂部の平面部には外周に凸部37を有する円
筒部38が形成され、平面部と凸部37とでゴムパッキ
ン32を挾持している。従って円筒部38、ゴムパッキ
ン32、圧動板34と序々に広がっていき、上面の入り
口(入水口)27から側面の出口(出水口)35にかけ
て通路39が広く確保されるようになっている。そして
第一逆止弁6の下面には円筒状の逆流防止室開閉弁11
が形成されており、逆流防止室開閉弁11の下面には、
水抜き孔(排水口)22を囲むようにして弁体本体11
よりも小径のゴムパッキン42が取着されている。尚、逆
流防止室開閉弁11は、その内側に第1逆止弁6側から
くり抜かれた中空部(中空部分)40が形成されている。
即ちこれによって弁体の軽量化を計っている。
しており、頂部の平面部には外周に凸部37を有する円
筒部38が形成され、平面部と凸部37とでゴムパッキ
ン32を挾持している。従って円筒部38、ゴムパッキ
ン32、圧動板34と序々に広がっていき、上面の入り
口(入水口)27から側面の出口(出水口)35にかけ
て通路39が広く確保されるようになっている。そして
第一逆止弁6の下面には円筒状の逆流防止室開閉弁11
が形成されており、逆流防止室開閉弁11の下面には、
水抜き孔(排水口)22を囲むようにして弁体本体11
よりも小径のゴムパッキン42が取着されている。尚、逆
流防止室開閉弁11は、その内側に第1逆止弁6側から
くり抜かれた中空部(中空部分)40が形成されている。
即ちこれによって弁体の軽量化を計っている。
【0024】一方、逆流防止室5には前記バネ33を保
持するバネガイド50が設けられている。該バネガイド
50は、仕切り板21の上面に一体に成形され、前記逆
流防止室開閉弁11の外周と圧動板34の内周との間に
嵌合される外形を持ち、上面にはバネ33が保持される
環状スリット51が形成されている。又、外周面から中心
に向かって放射状スリット52が形成されており、該ス
リット52の底面は逆流防止室5の底面から水抜き孔
(排水口)22に向かっての下り傾斜がつけられてい
る。
持するバネガイド50が設けられている。該バネガイド
50は、仕切り板21の上面に一体に成形され、前記逆
流防止室開閉弁11の外周と圧動板34の内周との間に
嵌合される外形を持ち、上面にはバネ33が保持される
環状スリット51が形成されている。又、外周面から中心
に向かって放射状スリット52が形成されており、該ス
リット52の底面は逆流防止室5の底面から水抜き孔
(排水口)22に向かっての下り傾斜がつけられてい
る。
【0025】しかして、落とし込み開閉弁4が開成され
た場合には、第一逆止弁6が給湯圧によりバネ33に抗
して押し下げられて入り口(入水口)27が開かれ、逆
流防止室開閉弁11も第1逆止弁6によって押し下げら
れる(この時の状態を図2の第一逆止弁6及び逆流防止
室開閉弁11の右半分で示す)。この場合には、逆流防
止室開閉弁11のゴムパッキン42が仕切り板21に圧接
して水抜き孔(排水口)22を塞いでいる。従ってこの
時には、逆流防止室5内へ流入した湯は水抜き孔(排水
口)22から水溜めホッパ9側へ漏れることなく逆流防
止室5内に充満し、さらに第二逆止弁収納室24側へ送
られ(第二逆止弁が開く)、循環回路2側へ給湯され
る。このとき、圧動板34が下方に広がる形状であるの
で、通路39が広く確保され、通水抵抗が少なくてす
む。
た場合には、第一逆止弁6が給湯圧によりバネ33に抗
して押し下げられて入り口(入水口)27が開かれ、逆
流防止室開閉弁11も第1逆止弁6によって押し下げら
れる(この時の状態を図2の第一逆止弁6及び逆流防止
室開閉弁11の右半分で示す)。この場合には、逆流防
止室開閉弁11のゴムパッキン42が仕切り板21に圧接
して水抜き孔(排水口)22を塞いでいる。従ってこの
時には、逆流防止室5内へ流入した湯は水抜き孔(排水
口)22から水溜めホッパ9側へ漏れることなく逆流防
止室5内に充満し、さらに第二逆止弁収納室24側へ送
られ(第二逆止弁が開く)、循環回路2側へ給湯され
る。このとき、圧動板34が下方に広がる形状であるの
で、通路39が広く確保され、通水抵抗が少なくてす
む。
【0026】逆に、落とし込み開閉弁4が閉じられた場
合には、第一逆止弁6に通水圧が加わらなくなるので、
第一逆止弁6が上昇し、入り口(入水口)27を閉成す
ると共に逆流防止室開閉弁11が上昇して水抜き孔(排
水口)22を開き、直ちに逆流防止室5内がエアと置換
される(この時の状態を第2回の第一逆止弁6及び逆流
防止室開閉弁11の左半分で示す)。したがって第一逆
止弁6が閉じて雑水の逆流が防止されると共に逆流防止
室5内がエアと置換されることによって給湯器1側と循
環回路2側との縁切りが行われる。ここで、逆流防止室
5内の水は水溜めホッパ9内に流れ出すが、逆流防止室
開閉弁11及びバネガイド50がそれぞれ大きな体積を
占めているので、実際に流れる水量は、逆流防止室5の
容積に比べごく少量ですむ。従って、水溜めホッパ9も
小さくすることができる。
合には、第一逆止弁6に通水圧が加わらなくなるので、
第一逆止弁6が上昇し、入り口(入水口)27を閉成す
ると共に逆流防止室開閉弁11が上昇して水抜き孔(排
水口)22を開き、直ちに逆流防止室5内がエアと置換
される(この時の状態を第2回の第一逆止弁6及び逆流
防止室開閉弁11の左半分で示す)。したがって第一逆
止弁6が閉じて雑水の逆流が防止されると共に逆流防止
室5内がエアと置換されることによって給湯器1側と循
環回路2側との縁切りが行われる。ここで、逆流防止室
5内の水は水溜めホッパ9内に流れ出すが、逆流防止室
開閉弁11及びバネガイド50がそれぞれ大きな体積を
占めているので、実際に流れる水量は、逆流防止室5の
容積に比べごく少量ですむ。従って、水溜めホッパ9も
小さくすることができる。
【0027】第二逆止弁収納室24内には、第二逆止弁
(図示せず)が挿入されており、第二逆止弁はバネによ
って閉成方向へ弾性的に付勢されている。したがって、
第二逆止弁は逆流防止室5内に湯が充満して第二逆止弁
に通水圧がかかった時に開成し、逆流防止室5内がエア
と置換されている時には閉成して給湯出管26側から逆
流防止室5側への逆流を防止している。大気連通口10
は、水溜めホッパ9と別々に設けてもよいが、図示例で
は大気連通口を水溜めホッパ9と一体に形成し、大気に
開放されたオ−バ−フロ−管(図示せず)に大気連通口
10を接続してあり、大気連通口10はオ−バ−フロ−
管を介して大気に連通させられている。しかして、エア
との置換時には、オ−バ−フロ−管→大気連通口10→
水抜き孔(排水口)22の経路で逆流防止室5にエアが
供給される。さらに、通常は排水用開閉弁12は閉成さ
れており、逆流防止室5から水溜めホッパ9内に落ちた
水は一時水溜めホッパ9内に蓄えられる。そして、水溜
めホッパ9内の湯は、通常は排水用開閉弁12を開成し
て分岐水路8から循環回路2へ排水されるようになって
いるが、逆流防止室開閉弁11の故障等により不測に水
溜めホッパ9内の水量がオ−バ−フロ−した場合には、
大気連通口10からオ−バ−フロ−管へ排出される。
(図示せず)が挿入されており、第二逆止弁はバネによ
って閉成方向へ弾性的に付勢されている。したがって、
第二逆止弁は逆流防止室5内に湯が充満して第二逆止弁
に通水圧がかかった時に開成し、逆流防止室5内がエア
と置換されている時には閉成して給湯出管26側から逆
流防止室5側への逆流を防止している。大気連通口10
は、水溜めホッパ9と別々に設けてもよいが、図示例で
は大気連通口を水溜めホッパ9と一体に形成し、大気に
開放されたオ−バ−フロ−管(図示せず)に大気連通口
10を接続してあり、大気連通口10はオ−バ−フロ−
管を介して大気に連通させられている。しかして、エア
との置換時には、オ−バ−フロ−管→大気連通口10→
水抜き孔(排水口)22の経路で逆流防止室5にエアが
供給される。さらに、通常は排水用開閉弁12は閉成さ
れており、逆流防止室5から水溜めホッパ9内に落ちた
水は一時水溜めホッパ9内に蓄えられる。そして、水溜
めホッパ9内の湯は、通常は排水用開閉弁12を開成し
て分岐水路8から循環回路2へ排水されるようになって
いるが、逆流防止室開閉弁11の故障等により不測に水
溜めホッパ9内の水量がオ−バ−フロ−した場合には、
大気連通口10からオ−バ−フロ−管へ排出される。
【0028】尚、本実施形態例では、上水回路と雑水回
路とを接続したもので、その接続回路に逆止弁6と逆流
防止室5とを設けたものにおいて、逆流防止室5下方に
は逆流防止室内の水を溜めることのできる大気開放の水
留めホッパ9を設け、水留めホッパ9と逆流防止室5と
の間に前記逆流防止室に通水圧が加わると閉成して通水
圧が無くなると開成する逆流防止室開閉弁11を設け、
前記逆止弁6と当該逆流防止室開閉弁11とを逆流防止
室5内に一体に配すと共に、逆流防止室開閉弁本体を少
なくともその弁体よりも大径にしたことにも特徴があ
り、逆流防止室開閉弁本体を大きくすることによって排
水量を少なくすることができる効果がある。
路とを接続したもので、その接続回路に逆止弁6と逆流
防止室5とを設けたものにおいて、逆流防止室5下方に
は逆流防止室内の水を溜めることのできる大気開放の水
留めホッパ9を設け、水留めホッパ9と逆流防止室5と
の間に前記逆流防止室に通水圧が加わると閉成して通水
圧が無くなると開成する逆流防止室開閉弁11を設け、
前記逆止弁6と当該逆流防止室開閉弁11とを逆流防止
室5内に一体に配すと共に、逆流防止室開閉弁本体を少
なくともその弁体よりも大径にしたことにも特徴があ
り、逆流防止室開閉弁本体を大きくすることによって排
水量を少なくすることができる効果がある。
【0029】さらに本実施形態例は、上水回路と雑水回
路とを接続したもので、その接続回路に逆止弁6と逆流
防止室5とを設けたものにおいて、逆流防止室5下方に
は逆流防止室5内の水を溜めることのできる大気開放の
水留めホッパ9を設け、水留めホッパ9と逆流防止室5
との間に前記逆流防止室5に通水圧が加わると閉成して
通水圧が無くなると開成する逆流防止室開閉弁11を設
け、前記逆止弁6と当該逆流防止室開閉弁11とを逆流
防止室5内に一体に配すと共に、逆流防止室5は上方に
入り口(入水口)27、側方に出口(出水口)35が形
成され、該入り口(入水口)27が逆止弁で開閉される
とともに、該逆止弁には下部外周に円錐台形状をした圧
動板34を形成したことにも特徴があり、圧動板を円錐
台形状にすることによって、排水量を少なくするために
逆流防止室5を小さくしても、通水抵抗が大きくならず
にすむ効果がある。
路とを接続したもので、その接続回路に逆止弁6と逆流
防止室5とを設けたものにおいて、逆流防止室5下方に
は逆流防止室5内の水を溜めることのできる大気開放の
水留めホッパ9を設け、水留めホッパ9と逆流防止室5
との間に前記逆流防止室5に通水圧が加わると閉成して
通水圧が無くなると開成する逆流防止室開閉弁11を設
け、前記逆止弁6と当該逆流防止室開閉弁11とを逆流
防止室5内に一体に配すと共に、逆流防止室5は上方に
入り口(入水口)27、側方に出口(出水口)35が形
成され、該入り口(入水口)27が逆止弁で開閉される
とともに、該逆止弁には下部外周に円錐台形状をした圧
動板34を形成したことにも特徴があり、圧動板を円錐
台形状にすることによって、排水量を少なくするために
逆流防止室5を小さくしても、通水抵抗が大きくならず
にすむ効果がある。
【0030】さらに本実施形態例は、逆流防止室5と水
留めホッパ9との間の仕切板21上面に形成され、逆止
弁6を入り口(入水口)27の閉成方向へ弾性的に付勢
するバネ33を保持するバネガイド50を設けた点でも
特徴的であると言え、仕切板21にバネガイド50を設
けたことにより、逆流防止室開閉弁11又は逆止弁6の
形状にあわせてバネガイド50を設計することができて
その体積を大きくすることができ、従って排水量を少な
くすることができる効果もある。
留めホッパ9との間の仕切板21上面に形成され、逆止
弁6を入り口(入水口)27の閉成方向へ弾性的に付勢
するバネ33を保持するバネガイド50を設けた点でも
特徴的であると言え、仕切板21にバネガイド50を設
けたことにより、逆流防止室開閉弁11又は逆止弁6の
形状にあわせてバネガイド50を設計することができて
その体積を大きくすることができ、従って排水量を少な
くすることができる効果もある。
【0031】
【発明の効果】本発明の逆流防止装置は、逆流防止室の
下方であって、排水口の下流に逆流防止室内の水を溜め
ることのできる大気開放の水留めホッパが一体的に設け
られているので、排水口から排出された水は、このホッ
パ内に溜められる。従って本発明の逆流防止装置では、
外部に水が漏れ出ることは無く、水の無駄が防止され
る。さらに本発明の逆流防止装置では、外部に水が漏れ
出ることが無いので、使用者等に故障したとの不信感を
与えることはない。
下方であって、排水口の下流に逆流防止室内の水を溜め
ることのできる大気開放の水留めホッパが一体的に設け
られているので、排水口から排出された水は、このホッ
パ内に溜められる。従って本発明の逆流防止装置では、
外部に水が漏れ出ることは無く、水の無駄が防止され
る。さらに本発明の逆流防止装置では、外部に水が漏れ
出ることが無いので、使用者等に故障したとの不信感を
与えることはない。
【0032】また請求項2記載の逆流防止装置では、水
溜めホッパの排水口は、逆流防止室の出水口と合流して
いるため、排水口を出た水は、出水口との接続先と同一
の場所(多くの場合、浴槽)内に入れられる。
溜めホッパの排水口は、逆流防止室の出水口と合流して
いるため、排水口を出た水は、出水口との接続先と同一
の場所(多くの場合、浴槽)内に入れられる。
【0033】さらに請求項3記載の発明では、雑水側の
水や、水溜めホッパから排水された水が、上水側に回り
込むことがより完全に阻止される効果がある。
水や、水溜めホッパから排水された水が、上水側に回り
込むことがより完全に阻止される効果がある。
【0034】請求項4記載の逆流防止装置では、逆流防
止装置から排出される水の量は少ないものとなり、下部
の水溜めホッパは小さいもので足りる効果がある。
止装置から排出される水の量は少ないものとなり、下部
の水溜めホッパは小さいもので足りる効果がある。
【図1】本発明の逆流防止装置を用いた給湯器付き風呂
釜の概略図である。
釜の概略図である。
【図2】本発明の一実施形態例を示す断面図である。
2 循環回路 3 給湯回路 5 逆流防止室 6 逆止弁 9 水溜めホッパ 11 逆流防止室開閉弁 21 仕切板 22 水抜き孔(排水口) 24 第二逆止弁収納室 27 入り口(入水口) 33 バネ 34 圧動板 35 出口(出水口) 42 ゴムパッキン 50 バネガイド
フロントページの続き (72)発明者 浜近 由香利 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式 会社ノーリツ内 (56)参考文献 特開 平1−169009(JP,A) 特開 昭60−3721(JP,A) 実開 昭61−119064(JP,U) 実開 昭61−119063(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03C 1/12 F16K 15/14
Claims (4)
- 【請求項1】 入水口、出水口、排水口が設けられてい
て内部が空気と置換される逆流防止室を有し、上水回路
と雑水回路の間に配管されて上水回路と雑水回路を遮断
する逆流防止装置において、逆流防止室の入水口を閉止
する逆止弁と、逆流防止室に通水圧が加わると排水口を
閉成し、通水圧が無くなると排水口を開成する逆流防止
室開閉弁を備え、逆流防止室の下方であって、排水口の
下流には、逆流防止室内の水を溜めることのできる大気
開放の水留めホッパが一体的に設けられていることを特
徴とする逆流防止装置。 - 【請求項2】 入水口、出水口、排水口が設けられてい
て内部が空気と置換される逆流防止室を有し、上水回路
と雑水回路の間に配管されて上水回路と雑水回路を遮断
する逆流防止装置において、逆流防止室の入水口を閉止
する逆止弁と、逆流防止室に通水圧が加わると排水口を
閉成し、通水圧が無くなると排水口を開成する逆流防止
室開閉弁を備え、逆流防止室の下方であって、排水口の
下流には、逆流防止室内の水を溜めることのできる大気
開放の水留めホッパが一体的に設けられ、前記水溜めホ
ッパの排水口は、前記逆流防止室の出水口と合流してい
ることを特徴とする逆流防止装置。 - 【請求項3】 逆流防止室の出水口から、水溜めホッパ
の排水口との合流部分までの間に逆止弁が設けられてい
ることを特徴とする請求項2記載の逆流防止装置。 - 【請求項4】 逆止弁と逆流防止室開閉弁は、一体化さ
れて逆流防止室内に配置され、両者の弁本体には、上方
だけが開口した中空部分を有することを特徴とする請求
項1乃至3のいずれかに記載の逆流防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22727195A JP2800733B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 逆流防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22727195A JP2800733B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 逆流防止装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1194849A Division JPH0663270B2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 逆流防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08100450A JPH08100450A (ja) | 1996-04-16 |
JP2800733B2 true JP2800733B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=16858213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22727195A Expired - Fee Related JP2800733B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 逆流防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2800733B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP22727195A patent/JP2800733B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08100450A (ja) | 1996-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |