JP2800149B2 - デイーゼルエンジンの回転計 - Google Patents

デイーゼルエンジンの回転計

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JP2800149B2 JP2307515A JP30751590A JP2800149B2 JP 2800149 B2 JP2800149 B2 JP 2800149B2 JP 2307515 A JP2307515 A JP 2307515A JP 30751590 A JP30751590 A JP 30751590A JP 2800149 B2 JP2800149 B2 JP 2800149B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディーゼルエンジンの回転数を測定表示す
る回転計に関する。
〔従来の技術〕 従来から、ディーゼルエンジンの回転数の測定は、デ
ィーゼルエンジンの出力軸又はこれに比例して回転する
燃料噴射ポンプのカム駆動軸に機械的検出器又は磁気的
検出器を取り付け、この検出器による検出信号に基づい
て行われていた。しかし、この場合には、ディーゼルエ
ンジンを自動車等に組み込んだ状態などでは前記出力軸
やカム駆動軸への検出器の取付けが困難である等の欠点
があった。
そこで、ディーゼルエンジンの燃料噴射管を伝搬する
振動成分のうち当該燃料噴射管に対応する気筒のノズル
内部のニードルバルブが噴射終りに発生する振動成分が
他の振動成分と比べて振幅が大きいことに鑑みて、ディ
ーゼルエンジンの燃料噴射管を伝搬する振動を振動検出
手段で電気信号に変換し、その振幅が所定レベルに対し
て大きいか否かによって前記噴射終りに発生する振動成
分のみを信号として選別し、この信号に基づいてディー
ゼルエンジンの回転数を測定することが考えられる。こ
の場合には、前記振動検出手段は燃料噴射管に取り付け
ればよいので、前記従来の如く回転軸に検出器を取り付
ける場合に比べて、取付けが著しく簡単となるものであ
る。
しかしながら、本件発明者が実験したところによれ
ば、低回転時には正確に回転数を測定することができた
が、高回転時には正確に回転数を測定することができな
かった。これは、高回転時には、当該燃料噴射管を伝搬
する振動成分のうち、当該燃料噴射管に対応する気筒の
ノズル内部のニードルバルブが噴射終りに発生する振動
成分(以下、「信号振動成分」という。)の振幅のみな
らず、他の気筒のノズル部分のニードルバルブが噴射終
りに発生する振動成分(以下、「ノイズ振動成分」とい
う。)の振幅も、前記所定レベルより大きくなることが
あり、そのため、ノイズ振動成分も信号振動成分として
選別されることがあることによるものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、検出手
段の取付けが容易であるとともに、低回転時のみならず
高回転時にも正確に回転数を測定することができるディ
ーゼルエンジンの回転計を提供しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の構成を第1図に基づいて説明する。
振動検出手段1は、ディーゼルエンジンの燃料噴射管
を伝搬する振動を電気信号に変換して出力するものであ
る。振幅選別手段2は、該振動検出手段1の出力信号を
受けてその振幅が所定レベル以上となった時に出力信号
を得るものである。また、波形整形手段3は、該振幅選
別手段2の出力信号を受けてその周期の短い一群のパル
スをそれぞれ一パルス状出力に変換するものである。ま
た、第1の判定手段4Aは、該波形整形手段3の出力信号
を受けて、該出力信号の各パルスについて、当該パルス
の直前に発生した前回の正規のパルスから当該パルスま
での今回の周期が前記前回の正規のパルスの直前に発生
した前前回の正規のパルスから前記前回の正規のパルス
までの前回の周期に対して所定の許容範囲内にあるか否
かをそれぞれ判定することによって、前記波形整形手段
3の出力信号の各パルスが正規のパルスであるか否かを
それぞれ判定するものである。さらに、計数手段5は、
第1の判定手段4Aの判定結果に基づいて前記波形整形手
段3の出力信号の各パルスのうちの正規のパルスのみの
単位時間当りのパルス数を計数するものである。また、
第2の判定手段4Bは前記出力信号のパルス数が所定のア
イドル回転数に対応する設定数以下か否かを判定する。
さらにまた表示手段6は、該計数手段5の計数値に対応
する回転数を表示するとともに、前記パルス数がアイド
ル回転数に対応する設定数以下の時、前記回転数の表示
を行わない。
〔作用〕
本発明によれば、ディーゼルエンジンの燃料噴射管を
伝搬する振動が振動検出手段1で電気信号に変換され、
その出力信号の振幅が所定レベル以上になったときに振
幅選別手段2から出力信号が得られ、その出力信号の周
期の短い一群のパルス群が波形整形手段3によってそれ
ぞれ一パルス状出力に変換される。
したがって、ディーゼルエンジンの燃料噴射管を伝搬
する振動成分のうち当該燃料噴射管に対応する気筒のノ
ズル内部のニードルバルブが噴射終りに発生する振動成
分が他の振動成分と比べて振幅が大きいので、前記所定
レベルを適当に定めておくことによって、低回転時に
は、波形整形手段3から当該気筒の各噴射終りにのみ各
一のパルスが得られる。他方、高回転時には、前述した
ように、当該燃料噴射管を伝搬する振動成分のうち、当
該燃料噴射管に対応する気筒のノズル内部のニードルバ
ルブが噴射終りに発生する振動成分の振幅のみならず、
他の気筒のノズル内部のニードバルブが噴射終りに発生
する振動成分の振幅も、前記所定レベルより大きくなる
ことがある。このため、高回転時には、波形整形手段3
から、当該気筒の各噴射終りにのみ各一のパルスが得ら
れるだけでなく、他の気筒の噴射の終りにもパルスが得
られることがある。なお、当該燃料噴射管を伝搬する前
記以外の振動成分については、前記各振動成分と比べて
十分に振幅が小さいので、高回転時にもその振幅が前記
所定レベルより大きくなることはない。
このように、高回転時には波形整形手段3から他の気
筒の噴射終りにもパルスが得られるが、このパルスは当
該気筒の各噴射終りに波形整形手段3から得られるパル
スとは発生時点が大きく異なる。すなわち、他の気筒の
噴射終りに得られるパルスは、例えば4気筒のディーゼ
ルエンジンの場合には当該気筒の各噴射終りに得られる
パルスの周期4分割のいずれか一又は複数の時点で発生
し、例えば6気筒のディーゼルエンジンの場合には当該
気筒の各噴射終りに得られるパルスの周期の6分割のい
ずれ一又は複数の時点で発生する。そして、たとえディ
ーゼルエンジンを急加速又は急減速したとしても、ディ
ーゼルエンジンのある1回転の周期はその直前の1回転
の周期に対してそれほど大きく変動せず、したがって、
当該気筒の各噴射終りに波形整形手段3から得られる各
パルス間の周期はそれぞれ隣り合うものに対してそれほ
ど大きく変動しない。このため、波形整形手段3から得
られたあるパルスが当該気筒の噴射終りに得られたもの
(正規のパルス)か他の気筒の噴射終りに得られたもの
(正規のパルスではない)かは、当該パルスの直前に発
生した前回の正規のパルスから当該パルスまでの今回の
周期が上記前回の正規のパルス直前に発生した前前回の
正規のパルスから上記前回の正規のパルスまでの前回の
周期に対して大きく変動していないか大きく変動したか
によって、区別できる。
したがって、本発明によれば、前記波形整形手段3の
出力信号の各パルスについて、当該パルスの直前に発生
した前回の正規パルスから当該パルスまでの今回の周期
が上記前回の正規のパルスの直前に発生した前前回の正
規のパルスから上記前回の正規のパルスまでの前回の周
期に対して所定の許容範囲にあるか否かをそれぞれ判定
することによって、前記波形整形手段3の出力信号の各
パルスが正規のパルスであるか否かが第1の判定手段4A
によってそれぞれ判定され、その判定結果に基づいて前
期波形整形手段3の出力信号の各パルスのうちの正規の
パルスのみの単位時間当りのパルス数が計数手段5によ
り計数され、その計数値に対応する回転数が表示手段6
によって表示されることから、結局、低回転時のみなら
ず高回転時にも、波形整形手段3の出力信号のパルスの
うちの当該気筒の噴射終りに得られたもののみ単位時間
当りのパルス数が計数手段5により計数され、常に正確
な回転数が表示手段6によって表示されることとなる。
また、本発明によれば、振動検出手段1が用いられて
おり、これはディーゼルエンジンの燃料噴射管に取り付
ければよいので、従来の如く回転軸に検出器を取り付け
る場合に比べて、取付けが容易となる。
〔実施例〕
以下、図面に従って本発明の一実施例を説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す電気回路図、第3図
は振動検出手段1の一例を示す一部切欠正面図、第4図
(a),(b),(c)は低回転時の回路各部の波形
図、第5図(a),(b),(c)は高回転時の回路各
部の波形図である。
第2図及び第3図において、1はディーゼルエンジン
の燃料噴射管10を伝搬する振動を電気信号に変換して出
力する振動検出手段で、図面実施例の場合には、コンデ
ンサマイクロホン11を用いて構成されている。すなわ
ち、第3図示の如く、ワニグチクリップ(12)の各先端
部にポリプロピレン等の剛性を有する樹脂からなるキャ
ップ13,14がそれぞれ取り付けられ、一方のキャップ13
の外側面にコンデンサマイクロホン11が固着され、その
出力リード線15がワニグチクリップ12の一方のつまみ部
16内に導かれ、該つまみ部16内で前記出力リード線15が
リード線17に接続され、その先端に後述の振幅選択手段
2に接続するためのジャック18が設けられている。な
お、前記キャップ13,14の内側面にはそれぞれ前記燃料
噴射管10に適合する凹部が形成されている。また、第3
図中、19は前記コンデンサマイクロホン11を覆うカバー
である。
この振動検出手段1は、使用に際しては、第3図示の
如く、前記キャップ13,14で燃料噴射管10を挾持するこ
とによって、燃料噴射管10に取り付けられる。その結
果、燃料噴射管10を伝播する振動がキャップ13を介して
コンデンサマイクロホン11に伝わって電気信号に変換さ
れ、出力リード線15及びリード線17を介してジャック18
から出力されるものである。
この振動検出手段1の出力信号(第2図中、部の信
号)は、4サイクル・4気筒のディーゼルエンジンの燃
料噴射管10に取り付けたものとすると、低回転時には第
4図(a)に示すような波形となり、高回転時には第5
図(a)に示すような波形となる。これらの波形中、振
幅の最も大きいE部は、当該燃料噴射管10に対応する気
筒のノズル内部のニードルバルブが噴射終りに発生する
振動成分に相当し、前記E部よりは振幅が小さいが他の
部分より振幅が大きいF部は、他の気筒のノズル内部の
ニードルバルブが噴射終りに発生する振動成分に相当し
ており、高回転時には低回転時に比べて全体的に振幅が
大きくなっている。
なお、振動検出手段1の構成は、図示の例に限定され
るものでなく、例えば、コンデンサマイクロホン11に代
えて他の種類のマイクロホンやマイクロホンとなってい
ない単なる圧電素子等を用いることができるし、それら
の挾持等の手段もワニグチグリップに限定されるもので
はない。
また、第2図中、2は前記振動検出手段11の出力信号
を受けてその振幅が所定レベルVT以上となったときに出
力信号を得る振幅選別手段である。図面実施例の場合に
は、該振幅選別手段2は、第2図示の如く、振幅検出手
段1の出力信号の正の信号のみを増幅する可変利得増幅
器20と、抵抗21,22の分圧比で定まる基準電圧レベルと
可変利得増幅器20の出力信号とを比較してその出力信号
が前記基準電圧レベル以上となったときにH信号を出力
するコンパレータ23とから構成されている。したがっ
て、この例では、前記準電圧レベルを可変利得増幅器20
の利得によって換算したものが前記所定レベルVTとな
り、所定レベルVTは、可変利得増幅器20の利得又は前記
基準電圧レベルを適宜調節することによって、調節でき
る。なお、図面には示していないが、前記所定レベルVT
の調節用のつまみが使用者が適宜簡単に操作できるよう
に設けられている。前記所定レベルVTは、低回転時(例
えば、アイドル回転時)に前記E部の振幅より小さくな
るとともに前記F部及びその他の部分の振幅より大きく
なるように、前記つまみによって調節しておく。この調
節は、オシロスコープを見ながら行うのではなく、実際
には、アイドル回転時に、後述の表示手段6の表示を見
ながら、最初は表示手段6が0rpm.を表示するように前
記つまみを操作した後、前記つまみを徐々に動かして前
記所定レベルVTを下げていき、表示手段6の表示が適当
な値で安定したときに調節を終了すればよい。
この振幅選別手段2の出力信号(第2図中、部の信
号)は、低回転時には第4図(b)に示すような波形と
なり、高回転時には第5図(b)に示すような波形とな
る。すなわち、振動検出手段1の出力信号が所定レベル
VT以上となったときに振幅選別手段2からH信号が得ら
れており、低回転時には振幅検出手段1の出力信号の各
E部に対応する各時点でのみそれぞれ周期の短い一群の
パルス群が得られ、高回転時には、振動検出手段1の出
力信号の各E部に対応する各時点のみならずあるF部に
対応する時点でも周期の短い一群のパルス群が得られて
いる。
また、第2図において、3は、前記振幅選別手段2の
出力信号を受けてその周期の短い一群のパルス群をそれ
ぞれ一パルス状出力に変換する波形手段である。図面実
施例の場合には、該波形成手段3として、ワンショット
マルチバイブレーターが用いられているが、例えば、積
分回路を用いた構成とすることもできる。
この波形成形手段3の出力信号(第2図中、部の信
号は、低回転時には第4図(c)に示すような波形とな
り、高回転時には第5図(c)に示すような波形とな
る。すなわち、低回転時には、振動検出手段1の出力信
号の各E部に対応する各時点でのみ、つまり、当該気筒
の噴射終りにのみ、波形整形手段3から各一のパルスが
得られている。また、高回転時には、振動検出手段1の
出力信号の各E部に対応する各時点のみならずあるF部
に対応する時点でも波形整形手段3から各一のパルスが
得られている。つまり、高回転時には、波形整形手段3
から、当該気筒の噴射終りに各一のパルスが得られてい
るだけでなく、他の気筒のある噴射終りにもパルスが得
られている。
また、第2図において、24はマイクロコンピュータ
で、第1図における第1の判定手段4A、第2の判定手段
4B、及び計数手段5としての機能を担うようになってい
る。該マイクロコンピュータ24は、主にマイクロプロセ
ッサ25、メモリ26及び入出力ポート27から構成されてお
り、該入出力ポート27には前記波形整形手段3の出力が
入力されている。また、前記入出力ポート27のうちの表
示用出力ポートは、前記計数手段5の計数値に対応する
回転数を表示する表示手段6に接続されている。該表示
手段6としては、具体的にはLCDやLEDなどの各種表示器
を用いることができる。
次に、マイクロコンピュータ24が担う前記各機能を実
現するフローチャートの一例を第6図及び第7図に基づ
いて説明する。なお、図中、S1〜S18はフローチャート
の各ステップを示す。また、PC,T0,Tはそれぞれ前記メ
モリ26の所定アドレスの内容を示す。
電源投入によりスタートし、S1で前記表示用出力ポー
トを「0」にする他、所要の開始状態にし、S2でPCの内
容を「0」にセットする。
次に、S3で波形整形手段3からパルスが入力されたか
(具体的には、例えば、そのパルスの立上りが検知され
たか)否かが判定され、入力されてないと判定されると
再びS3に戻り、パルスが入力されるまで待つ。S3でパル
スが入力されたと判定されるとS4に移行し、S4でマイク
ロコンピュータ24に内蔵されたタイマー手段により計時
を開始し、S5でもとのPCの内容に1を加算したものをPC
の内容とし、S6に移行する。
S6でS3と同様にパルスが入力されたか否かが判定さ
れ、入力されてないと再びS6に戻り、パルスが入力され
るまで待つ。S6でパルスが入力されたと判定されると、
S7で、この直前に時計を開始してからこの時点までの計
時値をT0に格納する。そして、S8でS4と同様に計時を開
始し、S9でもとのPCの内容に1を加算したものをPCの内
容とし、S9に移行する。
S9でS3と同様にパルスが入力されたか否かが判定さ
れ、入力されてないと再びS9に戻り、パルスが入力され
るまで待つ。S9でパルスが入力されたと判定されると、
S10で、この直前に計時を開始してからこの時点までの
計時値をTに格納し、S11に移行する。
S11で、|T−T0|≦Aであるか否かが判定される。これ
は、Tの内容がToの内容に対して許容範囲にあるか否か
を判定するものであるから、例えばS11で、 であるか否かが判定してもよい。たたじ、A及びA0は許
容範囲を定める定数で、パルス周期の相違により当該気
筒の噴射終りに得られたパルスか他の気筒の噴射終りに
得られたパルスかを区別できるように選定されている。
そして、S11でNoと判定されるとS9に戻る。一方、S11で
YESと判定されるとS12でTの内容をT0へ格納し、S13でS
4と同様に計時を開始し、S14でもとのPCの内容に1を加
算したものをPCの内容とし、S9に戻る。
以上説明した第6図示の各ステップによりメインルー
チンが構成されているが、S1で初期設定した時点から単
位時間(例えば、0.5秒)ごとに割込みがかかるように
なっており、前記メインルーチンの処理中にその割込み
がかかるとその時点で、第7図示の割込み処理を行う。
つまり、S15へ移行するようになっている。
S15で、PC≧Bか否かが判定される。これはアイドル
回転よりかなり低い回転数の表示を阻止するためのもの
で、定数Bは例えば400rpmに相当する値に選定される。
つまり、波形成形手段3の出力信号のパルス数が所定の
アイドル回転数に対応する設定数以下のとき、表示手段
6における表示が規制される。S15でNOと判定される
と、S1に戻り、割込み処理を終了してメインルーチンを
最初から開始する。一方、S15でYESと判定されると、S1
6でその時点のPCの内容に所定数を乗じてこれを表示用
出力ポートに出力し、S17でPCの内容を「0」にセット
し、S18でメインルーチンの割込み直前の状態に戻り、
割込み処理を終了する。
前記フローチャートにおいては、S1〜S9のステップ
は、当初の2つのパルス(S3及びS6でそれぞれ入力され
たと判断されたパルス)を正規のパルスとみなしてその
間の当初のパルス周期(S7でT0へ格納した計時値)を得
る、いわば初期段階である。そして、S9〜S13のステッ
プが第1図における第1の判定手段4に相当し、S5,S9,
S16,S17のステップが第1図における計数手段5に相当
している。
なお、Tの内容は、S9で入力されたと判定された当該
パルスの直前に発生した前回の正規のパルスから当該パ
ルスまでの今回の周期に相当することとなる。また、T0
の内容は、上記前回の正規のパルスの直前に発生した前
前回の正規のパルスまでの前回の周期に相当することと
なる。さらに、PCの内容は、正規のパルスのみの単位時
間当りのパルス数に相当することとなる。
前記構成の本発明によれば、高回転時には、波形整形
手段3から、当該気筒の噴筒終りに各一のパルスが得ら
れるだけでなく、他の気筒の噴射終りにもパルスが得ら
れることがある。しかし、マイクロコンピュータ24によ
って波形整形手段3の出力信号のパルスのうちの当該気
筒の噴射終りに得られたもの(E部に対応するパルス)
のみの単位時間当りのパルス数が計数されることとな
り、他の気筒の噴射終りに得られたもの(F部に対応す
るパルス)は無視されるので、低回転時のみならず高回
転時にも常に正確な回転数が表示手段6によって表示さ
れることとなる。
また、本発明によれば、振動検出手段1が用いられて
おり、これはディーゼルエンジンの燃料噴射管に取り付
ければよいので、従来の如く回転軸に検出器を取り付け
る場合に比べて、取付けが容易となる。
なお、前述の実施例の場合には、マイクロコンピュー
タ24を使用して前記所要の機能を実現しているが、所要
の論理回路やカウンタ等のハードウエアのみで本発明を
構成することは明白である。
また、本発明は、気筒数やリサイクル数の異なるディ
ーゼルエンジンの回転数を測定することは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、検出手段の取付けが容易であるとと
もに、低回転時のみならず高回転時にも正確に回転数を
測定することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例を示す電気回路図、第3図は振動検出手段
の一例を示す一部切欠正面図、第4図(a),(b),
(c)は低回転時の回路各部の波形図、第5図(a),
(b),(c)は高回転時の回路各部の波形図、第6図
はメインルーチンを示すフローチャート、第7図は割込
みルーチンを示すフローチャートである。 1……振動検出手段、2……振幅選別手段、 3……波形整形手段、4A……第1の判定手段、 4B……第2の判定手段、5……計数手段、 6……表示手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディーゼルエンジンの燃料噴射管を伝搬す
    る振動を電気信号に変換して出力する振動検出手段と、
    該振動検出手段の出力信号を受けて振幅が所定レベル以
    上になったときに出力信号を得る振幅選別手段と、該振
    幅選別手段の出力信号を受けてその周期の短い一群のパ
    ルス群をそれぞれ一パルス状出力に変換する波形整形手
    段と、該波形整形手段の出力信号を受けて、該出力信号
    の各パルスについて、当該パルスの直前に発生した前回
    の正規パルスから当該パルスまでの今回の周期が前記前
    回の正規のパルスの直前に発生した前前回の正規のパル
    スから前記前回の正規のパルスまでの前回の周期に対し
    て所定の許容範囲内にあるか否かをそれぞれ判定するこ
    とによって、前記波形整形手段の出力信号の各パルスが
    正規のパルスであるか否かをそれぞれ判定する第1の判
    定手段と、該第1の判定手段の判定結果に基づいて前記
    波形整形手段の出力信号の各パルスのうちの正規のパル
    スのみ単位時間当りのパルス数を計数する計数手段と、
    該計数手段で計数した前記出力信号のパルス数が所定の
    アイドル回転数に対応する設定数以下か否かを判定する
    第2の判定手段と、前記計数手段の計数値に対応する回
    転数を表示するとともに、前記パルス数が前記アイドル
    回転数に対応する設定数以下のとき、前記回転数の表示
    が規制される表示手段とを備えてなることを特徴とする
    ディーゼルエンジンの回転計。
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