JP2799871B2 - タービン油組成物 - Google Patents
タービン油組成物Info
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- JP2799871B2 JP2799871B2 JP1106996A JP10699689A JP2799871B2 JP 2799871 B2 JP2799871 B2 JP 2799871B2 JP 1106996 A JP1106996 A JP 1106996A JP 10699689 A JP10699689 A JP 10699689A JP 2799871 B2 JP2799871 B2 JP 2799871B2
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- turbine oil
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- oil
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、酸化防止性、特に色相安定性のあるタービ
ン油組成物に関する。
ン油組成物に関する。
発電設備用タービンは、一旦休止すると民生上に大き
な影響を与えるために非常に長期に渡って油交換するこ
となく連続運転され、計画的にオーバーホールされてい
る。そのためタービン油性状には厳しい基準が定められ
ており、タービンを稼動させる間タービン油は新油に近
い性状を維持することが要求される。タービン油はその
使用条件から次のような性質が要求される。
な影響を与えるために非常に長期に渡って油交換するこ
となく連続運転され、計画的にオーバーホールされてい
る。そのためタービン油性状には厳しい基準が定められ
ており、タービンを稼動させる間タービン油は新油に近
い性状を維持することが要求される。タービン油はその
使用条件から次のような性質が要求される。
粘度が適正であること 酸化安定性があること 錆止め性がよいこと 水分離性がよいこと 消泡性がよいこと 適切な境界潤滑性を有すること このようなタービン油に最も大きな影響を与えるのが
油温である。一般に潤滑油の酸化速度は、温度が10℃上
昇すると2倍になるといわれ、タービンの大容量化にと
もない、例えば蒸気タービンにおいては54〜65℃と高い
ものもでてきている。
油温である。一般に潤滑油の酸化速度は、温度が10℃上
昇すると2倍になるといわれ、タービンの大容量化にと
もない、例えば蒸気タービンにおいては54〜65℃と高い
ものもでてきている。
このようなタービン油については、JIS K2213により
規格が制定され、その後の改訂で酸化安定性についてTO
ST(Turbine Oil Oxidation Stability Test)1000時間
以上と規定され、またASTM、ISOタービン油規格では、2
000時間以上と長くなってきている。通常この種タービ
ン油用酸化防止剤としては、2.6−ジ−t−ブチルパラ
クレゾールが使用されている。この2.6−ジ−t−ブチ
ルパラクレゾールは、一般に酸化防止剤としても良く知
られているものであるが、特に酸化防止剤として機能し
た後の生成物が油溶性であるため、油を長期間使用して
も油中に不溶分を生成しないことから、使用条件の厳し
いタービン油組成物用酸化防止剤として非常に優れたも
のである。
規格が制定され、その後の改訂で酸化安定性についてTO
ST(Turbine Oil Oxidation Stability Test)1000時間
以上と規定され、またASTM、ISOタービン油規格では、2
000時間以上と長くなってきている。通常この種タービ
ン油用酸化防止剤としては、2.6−ジ−t−ブチルパラ
クレゾールが使用されている。この2.6−ジ−t−ブチ
ルパラクレゾールは、一般に酸化防止剤としても良く知
られているものであるが、特に酸化防止剤として機能し
た後の生成物が油溶性であるため、油を長期間使用して
も油中に不溶分を生成しないことから、使用条件の厳し
いタービン油組成物用酸化防止剤として非常に優れたも
のである。
この種2.6−ジ−t−ブチルパラクレゾールを使用
し、酸化防止性の向上を目的とするタービン油組成物
は、例えば特公昭59−25834号公報に示されているが、
タービン油組成物としてはこのような規格に加えて、電
力会社の管理基準においてもタービン油基準が定めら
れ、色相の変化がタービン油にとって熱劣化の1つの基
準とされている。そのためタービン油組成物は色相が悪
いと、オーバーホール時でなくともその交換が義務づけ
られている。
し、酸化防止性の向上を目的とするタービン油組成物
は、例えば特公昭59−25834号公報に示されているが、
タービン油組成物としてはこのような規格に加えて、電
力会社の管理基準においてもタービン油基準が定めら
れ、色相の変化がタービン油にとって熱劣化の1つの基
準とされている。そのためタービン油組成物は色相が悪
いと、オーバーホール時でなくともその交換が義務づけ
られている。
本発明は、タービン油組成物に要求される上記要請に
対応するために、高い酸化安定性を有すると共に色相の
変化の少ないタービン油組成物の提供を課題とする。
対応するために、高い酸化安定性を有すると共に色相の
変化の少ないタービン油組成物の提供を課題とする。
本発明のタービン油組成物は、芳香族含有量1重量%
以下、硫黄含有量5ppm以下、窒素含有量1ppm以下の鉱油
を基油とし、 フェノール系酸化防止剤0.4〜1.5重量%、 アルキル化ジフェニルアミン0.01〜0.5重量%、 トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフ
ァイト0.01〜0.50重量%、 を添加して調製されることを特徴とする。
以下、硫黄含有量5ppm以下、窒素含有量1ppm以下の鉱油
を基油とし、 フェノール系酸化防止剤0.4〜1.5重量%、 アルキル化ジフェニルアミン0.01〜0.5重量%、 トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフ
ァイト0.01〜0.50重量%、 を添加して調製されることを特徴とする。
また本発明のタービン油組成物には、通常使用される
アルケニルこはく酸又はその部分エステルを0.01〜0.5
重量%、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重
合物を0.01〜0.20重量%添加されるものである。
アルケニルこはく酸又はその部分エステルを0.01〜0.5
重量%、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重
合物を0.01〜0.20重量%添加されるものである。
基油である鉱油は、通常硫黄分、窒素分等を多く含有
し、タービン油組成物の色相を悪化させる要因である。
本発明はこの色相悪化の原因となる不純物をできるだけ
除去することが重要である。そのためには、まず潤滑粘
度を有する炭化水素油留分である、例えば減圧蒸溜留出
油を、フェノール、フルフラール、N−メチルピロリド
ン等の溶剤で抽出処理する。こうして得られるラフィネ
ートを、プロパンやメチルエチルケトン等の溶剤で溶剤
脱蝋処理した後、更に水素化精製(高圧)に供して、タ
ービン油組成物にとって着色の原因となる硫黄、窒素含
有成分等の不純物を除去することにより、最終的に芳香
族含有量1重量%以下、硫黄含有量5ppm以下、窒素含有
量1ppm以下としたものである。
し、タービン油組成物の色相を悪化させる要因である。
本発明はこの色相悪化の原因となる不純物をできるだけ
除去することが重要である。そのためには、まず潤滑粘
度を有する炭化水素油留分である、例えば減圧蒸溜留出
油を、フェノール、フルフラール、N−メチルピロリド
ン等の溶剤で抽出処理する。こうして得られるラフィネ
ートを、プロパンやメチルエチルケトン等の溶剤で溶剤
脱蝋処理した後、更に水素化精製(高圧)に供して、タ
ービン油組成物にとって着色の原因となる硫黄、窒素含
有成分等の不純物を除去することにより、最終的に芳香
族含有量1重量%以下、硫黄含有量5ppm以下、窒素含有
量1ppm以下としたものである。
この基油にはフェノール系酸化防止剤、またアルケニ
ルこはく酸又はその部分エステルを錆止め剤として、更
にポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合物は
抗乳化剤として添加する。
ルこはく酸又はその部分エステルを錆止め剤として、更
にポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合物は
抗乳化剤として添加する。
フェノール系酸化防止剤としては、2.6−ジ−t−ブ
チルパラクレゾール、4.4′メチレンビス(2.6−ジ−t
−ブチルフェノール)、2.6−ジ−t−ブチルフェノー
ル等が挙げられ、中でも2.6−ジ−t−ブチルパラクレ
ゾールが好ましい。
チルパラクレゾール、4.4′メチレンビス(2.6−ジ−t
−ブチルフェノール)、2.6−ジ−t−ブチルフェノー
ル等が挙げられ、中でも2.6−ジ−t−ブチルパラクレ
ゾールが好ましい。
フェノール系酸化防止剤は、基油に対して0.4〜1.5重
量%使用するとよく、好ましくは0.5〜1.0重量%使用す
るとよい。この使用範囲をはずれるとタービン油の酸化
安定性を低下させる。
量%使用するとよく、好ましくは0.5〜1.0重量%使用す
るとよい。この使用範囲をはずれるとタービン油の酸化
安定性を低下させる。
アルケニルこはく酸は、次のような構造を有してい
る。
る。
ここでRは平均12〜20の炭素数を有するアルケニル基
で通常プロピレンやブテン類のオリゴマーを導入して合
成される。またアルケニルこはく酸の部分エステルは、
アルケニルこはく酸にアルキレンオキシド、或いは多価
アルコールを反応させて部分エステル化したもので、好
ましくは酸残基の50%以下のエステル化率のものがよ
い。
で通常プロピレンやブテン類のオリゴマーを導入して合
成される。またアルケニルこはく酸の部分エステルは、
アルケニルこはく酸にアルキレンオキシド、或いは多価
アルコールを反応させて部分エステル化したもので、好
ましくは酸残基の50%以下のエステル化率のものがよ
い。
アルケニルこはく酸又はその部分エステルは、基油に
対して0.01〜0.50重量%使用するとよい。
対して0.01〜0.50重量%使用するとよい。
またポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合
物は、抗乳化剤として通常使用されるものを使用でき、
例えばエチレンオキシドがプロピレンオキシドに対して
10重量%〜80重量%の割合で重合させて得られるもので
あり、平均分子量が1000〜15,000のものを使用すること
ができる。
物は、抗乳化剤として通常使用されるものを使用でき、
例えばエチレンオキシドがプロピレンオキシドに対して
10重量%〜80重量%の割合で重合させて得られるもので
あり、平均分子量が1000〜15,000のものを使用すること
ができる。
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合物
は、基油に対して0.01〜0.20重量%使用するとよい。
は、基油に対して0.01〜0.20重量%使用するとよい。
本発明のタービン油組成物は、これら公知のタービン
油組成物添加剤に加えて、酸化防止剤としてトリス(2.
4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト、及びア
ルキル化ジフェニルアミンを更に添加することを特徴と
するものである。
油組成物添加剤に加えて、酸化防止剤としてトリス(2.
4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト、及びア
ルキル化ジフェニルアミンを更に添加することを特徴と
するものである。
トリス(2.4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファ
イトは、基油に対して0.01〜0.50重量%使用するとよ
く、好ましくは0.10重量%〜0.30重量%使用するとよ
い。使用量が多いとスラッジが発生するので好ましくな
い。
イトは、基油に対して0.01〜0.50重量%使用するとよ
く、好ましくは0.10重量%〜0.30重量%使用するとよ
い。使用量が多いとスラッジが発生するので好ましくな
い。
また本発明のタービン油組成物には、さらにアルキル
化ジフェニルアミンを添加するとよい。このアルキル化
ジフェニルアミンの添加により、酸化安定性の向上の一
層の改善を図れるものである。
化ジフェニルアミンを添加するとよい。このアルキル化
ジフェニルアミンの添加により、酸化安定性の向上の一
層の改善を図れるものである。
アルキル化ジフェニルアミンとしては、P、P′ジオ
チルジフェニルアミン、オクチルジフェニルアミン、ジ
ノニルジフェニルアミン及び、C4〜C18のアルキル基を
1〜4個有するアルキル化ジフェニルアミン等がある。
チルジフェニルアミン、オクチルジフェニルアミン、ジ
ノニルジフェニルアミン及び、C4〜C18のアルキル基を
1〜4個有するアルキル化ジフェニルアミン等がある。
アルキル化ジフェニルアミンは、基油に対して0.01〜
0.5重量%添加されるとよい。
0.5重量%添加されるとよい。
トリス(2.4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファ
イト、アルキル化ジフェニルアミンは一般には酸化防止
剤として知られている化合物であるが、本発明のタービ
ン油組成物は、基油として芳香族含有量1重量%以下、
硫黄含有量5ppm以下、窒素含有量1ppm以下としたものを
使用する際に、これらの酸化防止剤を添加することによ
り、極めて酸化安定性がよく、かつ色相の劣化の少ない
タービン油組成物が得られるものである。このことは単
に酸化防止剤として添加されている、2.6−ジ−t−ブ
チルパラクレゾールを多く使用しても得られない作用効
果であり、2.6−ジ−t−ブチルパラクレゾールをその
使用範囲外で使用すると、油の酸化安定性が減少してし
まう。
イト、アルキル化ジフェニルアミンは一般には酸化防止
剤として知られている化合物であるが、本発明のタービ
ン油組成物は、基油として芳香族含有量1重量%以下、
硫黄含有量5ppm以下、窒素含有量1ppm以下としたものを
使用する際に、これらの酸化防止剤を添加することによ
り、極めて酸化安定性がよく、かつ色相の劣化の少ない
タービン油組成物が得られるものである。このことは単
に酸化防止剤として添加されている、2.6−ジ−t−ブ
チルパラクレゾールを多く使用しても得られない作用効
果であり、2.6−ジ−t−ブチルパラクレゾールをその
使用範囲外で使用すると、油の酸化安定性が減少してし
まう。
以下、実施例により本発明のタービン油組成物を説明
するが、実施例で使用される分析法、試験法等について
説明しておく。
するが、実施例で使用される分析法、試験法等について
説明しておく。
まず基油における芳香族分は、ASTM D3238の「環分析
法(n−d−M)による測定結果、また窒素分は「微量
窒素分析計」(米国、ドーマン社製)を使用した化学発
光法による測定結果、また基油精製法Aは、溶剤精製後
水素精製(高圧)して調製したもの、また基油精製法B
は、溶剤精製後水素精製(低圧)して調製したもの、基
油精製法Cは、溶剤精製後水素精製(中圧)して調製し
たものである。
法(n−d−M)による測定結果、また窒素分は「微量
窒素分析計」(米国、ドーマン社製)を使用した化学発
光法による測定結果、また基油精製法Aは、溶剤精製後
水素精製(高圧)して調製したもの、また基油精製法B
は、溶剤精製後水素精製(低圧)して調製したもの、基
油精製法Cは、溶剤精製後水素精製(中圧)して調製し
たものである。
また酸化安定性は、JIS K2514「タービン油酸化安定
度試験方法」により、また熱安定性はJIS K2540「潤滑
油熱安定度試験方法」により、色相は、JIS K2580「AST
M色試験方法」により測定した。
度試験方法」により、また熱安定性はJIS K2540「潤滑
油熱安定度試験方法」により、色相は、JIS K2580「AST
M色試験方法」により測定した。
上記実施例からわかるように、芳香族分、硫黄分、窒
素分共に本発明の基油より多く含有している比較例1、
2記載のタービン油組成物は、本発明と同様の添加物を
添加しても酸化安定性、色相共に劣ることがわかる。
素分共に本発明の基油より多く含有している比較例1、
2記載のタービン油組成物は、本発明と同様の添加物を
添加しても酸化安定性、色相共に劣ることがわかる。
本発明のタービン油組成物は、基油として芳香族含有
量1重量%以下、硫黄含有量5ppm以下、窒素含有量1ppm
以下の鉱油を使用し、酸化防止剤として2.6−ジ−t−
ブチルパラクレゾールに加えて、トリス(2.4−ジ−t
−ブチルフェニル)フォスファイト、及びジオクチルジ
フェニルアミンを添加することにより、酸化安定性と同
時に色相の改善されるタービン油組成物となしえるもの
である。
量1重量%以下、硫黄含有量5ppm以下、窒素含有量1ppm
以下の鉱油を使用し、酸化防止剤として2.6−ジ−t−
ブチルパラクレゾールに加えて、トリス(2.4−ジ−t
−ブチルフェニル)フォスファイト、及びジオクチルジ
フェニルアミンを添加することにより、酸化安定性と同
時に色相の改善されるタービン油組成物となしえるもの
である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C10M 137:02) C10N 30:00 30:10 40:12 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C10M 169/04,101/02,129/10 C10M 133/12,137/02 C10N 40:12,30:00 C10N 30:10
Claims (2)
- 【請求項1】芳香族含有量1重量%以下、硫黄含有量5p
pm以下、窒素含有量1ppm以下の鉱油を基油とし、 フェノール系酸化防止剤 0.4〜1.5重量%、 アルキル化ジフェニルアミン 0.01〜0.5重量%、 トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフ
ァイト 0.01〜0.50重量%、 を添加してなるタービン油組成物。 - 【請求項2】さらに、 アルケニルこはく酸又はその部分エステル 0.01〜
0.5重量%、 ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合物
0.01〜0.20重量%、 を添加してなる請求項1記載のタービン油組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1106996A JP2799871B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | タービン油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1106996A JP2799871B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | タービン油組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02284994A JPH02284994A (ja) | 1990-11-22 |
JP2799871B2 true JP2799871B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=14447831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1106996A Expired - Lifetime JP2799871B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | タービン油組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2799871B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7799101B2 (en) * | 2004-09-29 | 2010-09-21 | Chemtura Corporation | Stabilized lubricant compositions |
RU2641005C1 (ru) * | 2016-09-27 | 2018-01-15 | Акционерное общество "Дальневосточная генерирующая компания" | Турбинное масло |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5747393A (en) * | 1980-09-05 | 1982-03-18 | Nippon Mining Co Ltd | Turbine oil composition |
CA1248516A (en) * | 1985-07-15 | 1989-01-10 | Stephen C. Cohen | Lubricating oil compositions containing novel combination of stabilizers |
-
1989
- 1989-04-26 JP JP1106996A patent/JP2799871B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02284994A (ja) | 1990-11-22 |
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