JP2799445B2 - 表示方法及びピッキング装置 - Google Patents

表示方法及びピッキング装置

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JP2799445B2
JP2799445B2 JP5164781A JP16478193A JP2799445B2 JP 2799445 B2 JP2799445 B2 JP 2799445B2 JP 5164781 A JP5164781 A JP 5164781A JP 16478193 A JP16478193 A JP 16478193A JP 2799445 B2 JP2799445 B2 JP 2799445B2
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伸▲あき▼ 小林
勇 桑原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配送センターや倉庫等
において、指定された物品を収納するコンテナケースを
指示することにより、ピッキング(仕分け)作業を正確
且つ迅速に行うための表示方法及びピッキング装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】各種物品の配送センターや倉庫におい
て、例えば顧客の注文に応じた物品をピッキングしてコ
ンテナケース(以下においてコンテナと略称する)に収
納する、いわゆるピッキング作業が行われる。このよう
なピッキング作業の基本的な形態を述べると、ベルトコ
ンベヤ等のコンテナ搬送手段を該搬送手段の移動方向に
沿って複数のゾーンに区画し、各ゾーンには他のゾーン
とは異なる種類の物品を積んだラックを配設するととも
に、各ゾーン専属のピッカー(作業員)を配置し、ピッ
キング指示に基づいて各ピッカーが配置ゾーンのラック
から指示された物品をピックアップして、搬送されてく
るコンテナに収納するものである。
【0003】しかし、前記基本的なピッキング作業で
は、ピッカーがコンテナや物品を間違えたり、物品を収
納しないうちにコンテナが搬送されてしまう等のトラブ
ルが発生しやすい。そこで、前記不都合を解消すべく、
各種のピッキング指示装置が提案されている。例えば、
特開平4−354704号公報に開示されたピッキング
指示装置は、図4に示されるように、コンベヤ4に沿っ
て所定間隔おいて配置された複数の表示ランプL1〜L
15を備えるオーダー表示器21を各ゾーンに配設し、
コンテナ51がピッキング対象物品が貯蔵されたゾーン
(以下ピッキングゾーンと略称する)を通過する際に、
前記表示ランプL1〜L15がコンテナ51の移動に同
期して順次点灯してピッカーにピッキング対象コンテナ
を認識させる構成となっている。
【0004】ピッキング作業時における前記ピッキング
指示装置の動作を、ゾーンZ1がピッキングゾーンであ
る場合を想定して説明すると、各ゾーン毎に1個設けら
れたベイ表示器9の表示灯が点灯し、このゾーンZ1に
おいてピッキングが必要であることをゾーンZ1に配置
されたピッカーに報知すると同時に、物品毎に設けられ
たアイテム表示器10がランプ点滅等によりピッキング
対象物品を指示するとともに、その数量を表示する。
【0005】一方、オーダー表示器21は、ピッキング
ゾーンZ1に順次搬入されてくるコンテナ51のうちピ
ッキングの対象となるコンテナ51aが搬送されてくる
と、表示ランプL1〜L15のうちコンテナ51aのコ
ンテナ長に相当する個数分(図の例では3個;L6、L
7、L8))を単位として、しかもコンテナ51aの移
動に追従して順次点灯してピッカーに報知する。
【0006】ピッカーは、ピッキング対象コンテナ51
aをオーダー表示器21で認識するとともに、アイテム
表示器10の表示に従ってラックから物品をピッキング
してピッキング対象コンテナ51aに収納するため、ピ
ッキング対象コンテナの誤認や、物品の種類や数量の間
違いといったピッキングミスが防止されてピッキング作
業が正確に行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のピ
ッキングシステムは、前述したようにコンベヤに沿って
複数のピッカーが配置されて、各ピッカーが配置された
ゾーン(以下において自ゾーンと略称する)の物品をピ
ッキング指示に基づき流れ作業式にコンテナに収納する
方式であるから、各ゾーンでのピッキングが滞りなく行
われ、コンベヤ全長に亘りピッキング作業が定常的に行
われることが望ましい。
【0008】しかし、一般的には個々のピッカーの経験
や能力が異なり、経験や習練度の低いピッカーが配置さ
れたゾーンではピッキングが滞ってコンベヤが停止する
ことがある。また、ある程度の習練度を備えるピッカー
でも、自ゾーン内にピッキング品目や数量の多いコンテ
ナが連続して搬入された場合には所定時間内にピッキン
グを完了できずにコンベヤを停止させてしまうことがあ
る。このようにピッキングが滞ったゾーンが一つでも存
在すると、システム全体に支障をきたし、円滑なピッキ
ングが行われなくなる。
【0009】そのため、ピッカーが余裕を持ってピッキ
ング作業を行い、自ゾーン内でのピッキングを確実に完
了できるようにすることが望ましいが、前記のピッキン
グ指示装置では、ピッキング対象コンテナ51aがピッ
キングゾーンZ1の上流側端部に到達した時にオーダー
表示器21の表示ランプL1〜L15が点灯し始め、同
時にアイテム表示器10の表示灯が点灯するように構成
されているため、各ゾーンのピッカーは自ゾーンにピッ
キング対象コンテナ51aが搬入された時に初めてピッ
キング対象コンテナ51aを認識することになり、その
結果ピッキングの始動が遅くれ、余裕のあるピッキング
を行うことができない。このようなピッキング作業の始
動は、ピッキング品目が多くなったり、コンテナの搬送
速度が高速になるほど重要な因子となる。
【0010】また、ピッキングが早く完了した場合な
ど、ピッカーに待機時間が発生することがある。このよ
うな場合、前記のピッキング指示装置ではピッカーは何
の行動もとることができずに、次のピッキング対象コン
テナが自ゾーンに搬入されるのを待つだけとなるため、
ピッカーに無駄な時間を与えることになりピッキング効
率が低下する。
【0011】本発明は前記実情に鑑みてなされたもので
あり、その目的はピッキング対象コンテナを自ゾーン内
において容易に認識すると共に、自ゾーンに搬入される
前に事前にピッキング対象コンテナを認識することによ
り、ピッキング待機時間を有効に活用し、ピッキング作
業を正確且つ迅速に行い得る表示方法とピッキング装置
とを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る前記目的
は、種類毎に区画された複数のゾーンに貯蔵された物品
を、各ゾーンに配置されたピッカーがピッキング指示に
従って搬送されてくるコンテナに収納する際に、該ピッ
カーにピッキングの対象となるコンテナ並びにピッキン
グ対象物品を認識させるための表示方法であって、各ゾ
ーンにピッキング指示に対応して駆動させるアイテム表
示器を設置し、前記アイテム表示器の表示によってピッ
キング対象物品を認識させるとともに、前記コンベヤに
沿ってピッキング対象となるコンテナの移動に同期して
点灯する複数の表示ランプ列を配列し、該表示ランプ列
のうち少なくとも一列は下流ゾーンにおけるピッキング
対象コンテナを下流ゾーンのピッカーに認識させる先行
表示を行うことを特徴とする表示方法により達成され
る。
【0013】また、同様の課題は、種類毎に区画された
複数のゾーンに貯蔵された物品を、各ゾーンに配置され
たピッカーがピッキング指示に従って搬送されてくるコ
ンテナに収納する際に、該ピッカーにピッキングの対象
となるコンテナ並びにピッキング対象物品を認識させる
ための装置であって、コンベヤに沿って所定間隔をおい
て配列され、ピッキング対象コンテナがピッキング対象
物品の貯蔵されたゾーンを通過する際に該ピッキング対
象コンテナの移動に同期して点灯する表示ランプを備え
る自ゾーン用オーダーケース表示手段と、前記自ゾーン
用オーダーケース表示手段に平行して配置され、隣接す
る下流ゾーンにおいてピッキング対象となるコンテナの
移動に同期してコンテナの位置を下流ゾーンのピッカー
に認識させるために点灯する表示ランプを備える先行用
オーダーケース表示手段と、各ゾーンに設置され、ピッ
カーにピッキング対象物品を認識させるためにピッキン
グ指示に対応して駆動されるアイテム表示器とを備える
ことを特徴とするピッキング装置によっても達成され
る。
【0014】更に、同様の目的は、前記ピッキング指示
装置の先行用オーダーケース表示手段の表示ランプを、
光の照射方向をコンテナの移動方向下流側に偏光させる
偏光手段を備える構成とすることによっても達成され
る。
【0015】
【作用】前記表示方法及びピッキング装置によれば、ピ
ッキング対象コンテナはオーダー表示器並びに先行表示
手段により表示されるため、ピッカーはピッキング対象
コンテナを自ゾーン内では勿論のこと、自ゾーンに搬入
される前に予め認識できる。
【0016】
【実施例】以下、図1を参照して本発明に係る先行表示
方法並びにピッキング指示装置の一実施例を説明する。
図1はピッキング指示装置の全体構成を示す構成図であ
り、後述するベルトコンベヤ4を物品の種類を基に区分
した複数のゾーンのうちの第1ゾーンZ1と全体の制御
系を示したものであり、実際にはゾーンZ1に示した機
器がベルトコンベヤ4に沿って区分したゾーン毎に設け
られている。
【0017】本実施例の主な特徴は、後述するオーダー
ケース収納指示ランプ装置23(以下単に指示ランプ装
置という)の構成及びその作用にあるが、発明の理解を
容易になすため、図1を参照してピッキング指示装置
(以下、単にシステムという)の全体構成と基本的動作
を説明し、次いで各部の構成及び作用を順次説明する。
ホストコンピュータ1は、本システム全体を総合的に制
御するものであり、ホストコンピュータ1に関連してプ
リンタ2、操作卓3、ランプコントローラ12が設けら
れている。
【0018】そして、操作卓3の操作によりコンベヤ
4、コンベヤ速度制御器5、ベルト移動検出器6、発進
灯7、発進フォトスイッチ8、ベイ表示器9、アイテム
表示器10、オーダー表示器21、指示ランプ装置23
等を所定動作に制御し得るように構成されている。ま
た、コンベヤ4は本発明でいう搬送手段に相当するもの
であり、コンベヤ4上にはコンテナ51が載置され、所
定間隔をおいて図1の左方(上流)から右方(下流)に
連続して搬送されるように構成されている。
【0019】1ゾーン当りのコンベヤ搬送方向の長さは
例えば1.8mに設定され、この範囲内に搬送されてき
たコンテナ51のうち、ピッキングを行うものについて
の搬送位置が指示ランプ装置23により表示され、さら
にオーダー表示器21にはピッキングするオーダーナン
バーが表示されるように構成されている。図1には2個
のアイテム表示器10が示されているが、実際には1ゾ
ーン内に貯蔵された物品の種類毎に設置され、ピッキン
グ指示に対応してピッキング数量を数字により表示する
ように構成されている。従って、アイテム表示器10の
設置数は、1ゾーン内の物品の種類数に対応する。
【0020】指示ランプ装置23について説明すると、
指示ランプ装置23はコンベヤ4に沿って等間隔に配置
された表示ランプL1〜Lnと、オーダー表示器21に
接続し、長尺状のタッチセンサにより形成されたリセッ
トスイッチ22、更に前記表示ランプL1〜Lnの間隔
と同じ間隔をもって配置された表示ランプP1〜Pmと
により構成されている。ここで、両表示ランプは同数で
ある必要はなく、図示されるように表示ランプP1〜P
mの方を少なくして下流側にずらして配置してもよい。
【0021】また、指示ランプ装置23は図1にはコン
ベヤ4の片側に沿って設けられているが、コンベヤ4の
両側からピッキングを行い得るように両側に設けてもよ
い。システム全体の動作を容易に理解し得るようにここ
で概略を説明しておくと、表示ランプL1〜Lnは本発
明でいう自ゾーン用オーダーケース表示手段24に相当
するものであり、ピッキングの対象となるコンテナの搬
送に対応して上流から下流に向かって、コンテナ長に合
った個数分(図の例では2個程度)を単位として順次点
灯するものである。
【0022】ピッカーは、自ゾーン用オーダーケース表
示手段24の表示ランプL1〜Lnの点灯に対応するコ
ンテナ51にアイテム表示器10に表示された物品を収
納し、アイテム表示器10に設置されているリセットス
イッチ(図示省略)を押す。アイテム表示器10に表示
された全ての物品を収納し、アイテム表示器10に設置
されているリセットスイッチを押した後、指示ランプ装
置23のリセットスイッチ22を押してコンテナ51に
対応する自ゾーン用オーダーケース表示手段24の表示
ランプL1〜Lnを消灯する。その後、次のピッキング
の対象となるコンテナ51に対応する自ゾーン用オーダ
ーケース表示手段24の表示ランプL1〜Lnが点灯
し、同時にアイテム表示器10の表示が行われる。
【0023】該アイテム表示器10に表示された全ての
物品を収納し終る前に、リセットスイッチ22を押した
場合には、コンテナ51に対応する自ゾーン用オーダー
ケース表示手段24の表示ランプL1〜Lnは消灯せず
に、全ての物品が収納し終えていない事をピッカーに報
知する。本発明は、さらにピッキング効率を高めるため
に先行表示機能を備えている。この機能は、ピッカーに
ピッキング対象となるコンテナが自ゾーンに搬入される
前に、自ゾーンよりも上流側にあるゾーンでピッキング
対象となるコンテナを認識させるための機能で、先行用
オーダーケース表示手段25によりピッカーに報知され
る。
【0024】この先行用オーダーケース表示手段25
は、自ゾーン用オーダーケース表示手段24の表示ラン
プL1 〜Ln と平行に配列された複数の表示ランプP1
〜Pnから構成される。先行用オーダーケース表示手段
25は、隣接する上流側のゾーン内に設けられたものが
自ゾーンにて認識するものであり、自ゾーン内に設けら
れたものが隣接する下流側のゾーンにて認識するもので
ある。各表示ランプP1〜Pn は、自ゾーン用オーダー
ケース表示手段24の表示ランプL1 〜Ln と同様にピ
ッキングの対象となるコンテナの搬送に対応して上流か
ら下流に向かって、コンテナ長に合った個数分(図の例
では3個程度)を単位として順次点灯する。従って、自
ゾーン用オーダーケース表示手段24の表示ランプL1
〜Ln が自ゾーンのピッキング対象コンテナに追従して
点灯するのに対して、先行用オーダーケース表示手段2
5の表示ランプP1 〜Pn は自ゾーンの下流側に隣接す
るゾーンにおいてピッキング対象となるコンテナに追従
して点灯する。
【0025】先行用オーダーケース表示手段25によ
り、ピッカーはピッキング作業と並行して、あるいは自
ゾーンのピッキング作業が完了し、新たなピッキング対
象コンテナが搬入されない場合、即ち待ち時間が発生し
た場合に、隣接する上流ゾーンを見て、次にピッキング
対象となるコンテナをいち早く認識することができる。
ここで、両表示手段24及び25は、コンベヤ4に沿っ
て上段に自ゾーンオーダーケース表示手段24を、下段
に先行用オーダーケース表示手段25を配置されるが、
両表示手段24及び25の表示ランプL1〜Ln及びP
1〜Pmが同一ゾーン内で同時に点灯した場合、そのゾ
ーンに配置されたピッカーが両者を混同する恐れがあ
る。そこで、先行用オーダーケース表示手段25の表示
ランプP1〜Pmを下流ゾーンからは見やすく、自ゾー
ンからは見にくくするために、光の放射方向を下流側に
向けるための偏光手段を備える構造とすることが好まし
い。
【0026】このような表示ランプは、例えば図2に示
すように、LED等の発行手段30に該発行手段30の
前面及び下流側側面31を除く他の全側面を覆うような
カバー32を付設することにより構成することができ
る。あるいは、図3に示すように、両表示手段24及び
25を同一平面上ではなく、先行用オーダーケース表示
手段25を自ゾーンオーダーケース表示手段24に対し
て例えば直角に屈曲する面に配置して、先行用オーダー
ケース表示手段25の表示ランプP1 〜Pm が自ゾーン
のピッカーの視野内には入らないようにしている。
【0027】表示ランプL1〜Ln及びP1〜Pmの設
置間隔は、ゾーン長やコンテナ長、コンベヤの搬送速度
などを考慮して設定され、その時の単位はベルト移動検
出器6の最小検出単位の倍数となる。また、表示ランプ
L1〜Ln及びP1〜Pmは3種類の色(例えば、赤、
緑、黄)を発光できるように構成されており、自ゾーン
と他ゾーン及び先行表示用とを区別して表示することが
できる。これらの色は、ランプコントローラ12により
ピッキング指示に対応して制御される。
【0028】コンテナ51に対応する表示ランプの点灯
個数は、図の例では3個程度であったが、発進時に発進
フォトスイッチ8によりコンテナ51長を自動的に測定
し、最適個数をコンテナ51毎に自動的に設定される。
各表示ランプを接続するデータバス13は、デージーチ
ェーン接続ラインと共通パーティーラインの2種類の信
号ラインより構成され、パーティーラインは各表示ラン
プのオン・オフ情報、ランプの点灯色情報、ブザーのオ
ン・オフ情報及び各ランプの動作状況情報と電源供給に
使用されており、デージーチェーン接続ラインは各表示
ランプが各情報を取り込むためのタイミング情報に使用
されている。これら2種類の信号ラインをランプコント
ローラ12が同期を取りながら制御しているため、各表
示ランプはアドレスなどの設定をすることなく、全く同
仕様で設置できる。
【0029】次に、ピッキング動作について説明する。
先ず、ホストコンピュータ1は、操作卓3の操作により
図示を省略した記憶手段に制御プログラムや顧客情報を
格納し、且つ読み出してピッキング動作を行うと共に、
他のコンピュータ情報に基づいてピッキングが行い得る
ように構成されている。ピッキング開始に際しては、操
作卓3に設けたディスプレイ装置に注文番号情報を表示
し、オペレータが表示内容と出荷指示伝票とを照合し、
ミスの有無をチェックする。そして、ピッキングを開始
する場合は、準備完了を示す発進灯7を点灯させ、次い
でコンテナ供給部4a上にコンテナ51を載置すると共
に、出荷指示伝票を各顧客毎のコンテナ51に入れる。
【0030】コンテナ51は、コンテナ供給部4aから
コンベヤ4上に搬送されるが、発進フォトスイッチ8の
前を通過した時点で発進フォトスイッチ8からスイッチ
信号が発生する。このスイッチ信号はホストコンピュー
タ1に供給され、コンベヤ51がコンベヤ4上に搬送さ
れたことを確認するとともに、コンテナ51の長さも計
測し得るようにする。
【0031】そして、発進灯7を消灯すると共に、各顧
客の注文に応じて準備されたコンテナ51の制御をピッ
キング領域全体にわたって開始するようになる。即ち、
ホストコンピュータ1からデータバス11を介して各ゾ
ーンのベイ表示器9に制御信号が供給される。そして、
ベイ表示器9からアイテム表示器10にアイテム信号が
供給され、オーダー表示器21にオーダー信号が供給さ
れるとともに、ホストコンピュータ1からランプコント
ローラ12を経由してデータバス13を介して指示ラン
プ装置23に信号が送信される。
【0032】今仮に、ゾーンZ1においてピッキングが
必要であるとすれば、ベイ表示器9の表示灯が点灯し、
このゾーンZ1においてピッキングが必要であることを
ピッカーに報知する。また、ピッキングすべき区分に設
置されたアイテム表示器10がランプ点滅等によりピッ
キング指示を行い、その数量を表示する。一方、指示ラ
ンプ装置23は、ピッキングの対象となるコンテナ51
が搬送されてくると、自ゾーンオーダーケース表示手段
24の表示ランプL1〜Lnのうち、そのコンテナの位
置に対応し、且つコンテナ長に合った個数分を点灯させ
てピッカーに報知する。
【0033】更に、指示ランプ装置23は、コンベヤ4
の移動によりピッキング対象コンテナ51が上流から下
流に移動するのに同期して、コンテナ51長に合った個
数分の表示ランプL1〜Lnを点灯するものであるが、
本実施例においては、表示ランプL1〜Lnの設置間隔
を100mm程度に設定し、この間を搬送する間にベル
ト移動検出器6から2回の検出信号が得られるように構
成されている。この検出信号は、ホストコンピュータ1
に供給され、ホストコンピュータ1は新たにランプコン
トローラ12に対してコンベヤ4上のコンテナ51の位
置情報と、それに対応するピッキング状態情報とを送信
し、それを受けてランプコントローラ12が、自ゾーン
用オーダーケース表示手段24の各表示ランプL1〜L
nのオン/オフ制御を行う。
【0034】このように、コンテナ51の搬送に対応し
て1回の検出信号が得られる度に、各表示ランプL1〜
Lnのオン/オフ制御が行われる。その結果、100m
m間隔に設置された表示ランプL1〜L15が、コンテ
ナ51の搬送に追随して順次点灯するようになる。従っ
て、ピッカーは表示ランプL1〜L15が点灯しつつ追
随しているコンテナ51にピッキングした物品を収納す
ればよく、コンテナ51の誤認混同を防止することがで
きる。
【0035】しかも、ピッカーは従来のようにラベルの
読み取り等の作業を行うことなくピッキングを行うこと
ができる。次に、ピッキング終了後の動作について説明
する。ピッキング終了後は、次のピッキングを行う必要
があるか否かによって3つの動作が行われる。
【0036】ピッカーは、一つのコンテナに対するピッ
キングが完了する度に、コンベヤ4に沿って設けられた
リセットスイッチ22にタッチすることにより該コンテ
ナ51に対するピッキング及び収納が全て完了したこと
をホストコンピュータ1に通知する。このリセットスイ
ッチ22は長尺状で、表示ランプL1〜Lnに沿って設
けられ、何れの位置にタッチすることができるので、ピ
ッカーがピッキングの都合によりゾーンZ1内の何れの
位置に居ても簡単に完了通知を行うことができる。
【0037】リセットスイッチ22がオンされると、オ
ーダー表示器21経由でホストコンピュータ1にピッキ
ング完了情報が通知され、ベイ表示器9経由でホストコ
ンピュータ1にアイテム表示器10が全てリセットされ
ていることが通知されていれば、コンテナ51に追随し
て点灯していた自ゾーン用オーダーケース表示手段24
の各表示ランプL1〜Lnが消灯する。
【0038】一方、ゾーンZ1内で最初のコンテナ51
に続いて次のコンテナ51´(図示せず)が搬送され、
しかもピッキング指示がある場合は、下記のような動作
が行われる。´即ち、最初のコンテナ51のピッキング
が完了した時に、次のコンテナ51´が例えば表示ラン
プL5の位置まで搬送されていると想定すると、最初の
コンテナ51に関するリセット信号を受信した後にホス
トコンピュータ1は最初のコンテナ51に対応した表示
ランプを消灯させ、次のコンテナ51´に対応した表示
ランプ、例えば表示ランプの点灯個数が3個の場合には
表示ランプL3〜L5を点灯させる。そして、コンテナ
51´の搬送に対応して前記同様の動作が行われる。
【0039】また、ピッキングが完了した後、自ゾーン
内にピッキング対象コンテナが無く上流側に自ゾーンの
ピッキング対象コンテナがある場合には、下記のような
動作が行われる。例えば、自ゾーンがZ2の場合を想定
すると、自ゾーンのピッキング対象コンテナ51´(図
示せず)が例えば上流ゾーンZ1の表示ランプL15の
位置まで搬送されていれば、最初のコンテナ51に関す
るリセット信号を受信した後にホストコンピュータ1は
最初のコンテナ51に対応した表示ランプを消灯し、上
流ゾーンZ1にある自ゾーンZ2のピッキング対象コン
テナ51´に対応した先行用オーダーケース表示手段2
5の表示ランプP1〜Pmのうち下流側(ゾーンZ2
側)の3個の表示ランプを点灯させる。
【0040】更に、先行用オーダーケース表示手段25
の表示ランプP1〜Pmの点灯と同時に、ゾーンZ2の
アイテム表示器10に下流ゾーンZ2のピッキング対象
コンテナ51´のピッキング情報(数量や種類)が表示
される。その結果、ゾーンZ2に配置されたピッカー
は、自ゾーンにピッキング対象コンテナ51´が搬入さ
れる前にピッキング物品をラックから取り出して待機す
ることができるため、従来のような無駄な待機時間が無
くなる。
【0041】この時のリセットも、リセットスイッチ2
2にタッチする方式で行われる。また、オーダー表示器
21内に設けられたスイッチMROUにタッチすること
により行うことも可能である。なお、ピッキングすべき
コンテナ51が最下流、即ち自ゾーンオーダーケース表
示手段24の表示ランプL15の位置まで搬送されたに
も関わらずリセットスイッチ22がオンされない場合
は、コンベヤ4はホストコンピュータ1により停止する
ように制御されている。
【0042】以上に本発明の実施例を説明したが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形
が可能である。例えば、リセットスイッチ22はタッチ
センサーに限定されず、光電式スイッチに代えてもよ
い。この場合、ゾーンの一端に発光素子を設置すると共
に他端に受光素子を設置し、ピッカーが手等により遮光
してリセットを行う。
【0043】以上に説明したように、本発明に係る先行
表示方法とピッキング指示装置によれば、ピッキング対
象コンテナは自ゾーン用オーダーケース表示手段並びに
先行用オーダーケース表示手段により表示されるため、
ピッカーはピッキング対象コンテナを自ゾーン内では勿
論のこと、自ゾーンに搬入される前に予め上流側のゾー
ン内を移動する位置を認識できるため、ピッキング作業
の始動を早めることができ、余裕のあるピッキング作業
を行うことが可能となる。しかも、ピッキング対象コン
テナの誤認をすることなくピッキング作業を行うことが
できる。
【0044】その結果、各ゾーンでのピッキングが滞り
なく完了し、コンベヤを停止させることなくライン全長
に亘り定常的なピッキングが行なわれる。また、自ゾー
ンにピッキング対象コンテナが存在しない場合など、従
来はピッカーは何の行動もとれずに次のピッキング対象
コンテナを待つだけであったのが、先行表示により次の
ピッキング指示に対する準備ができるため、無駄な待機
時間が無くなり効率良くピッキング作業が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したピッキング指示装置の構成図
である。
【図2】先行用オーダーケース表示手段の表示ランプの
構成斜視図である。
【図3】指示ランプ装置の構成斜視図である。
【図4】従来のピッキング指示装置の構成図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタ 3 操作卓 4 コンベヤ 5 コンベヤ速度制御器 6 ベルト移動検出器 7 発進灯 8 発進フォトスイッチ 9 ベイ表示器 10 アイテム表示器 12 ランプコントローラ 21 オーダー表示器 22 リセットスイッチ 23 指示ランプ装置 24 自ゾーン用オーダーケース表示手段 25 先行用オーダーケース表示手段 30 発光手段 32 カバー 51 コンテナ L1〜Ln 表示ランプ(自ゾーン用オーダーケース表
示手段用) P1〜Pm 表示ランプ(先行用オーダーケース表示手
段用)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−354704(JP,A) 実開 昭63−169502(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/00 - 1/20 B65G 43/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種類毎に区画された複数のゾーンに貯蔵さ
    れた物品を、各ゾーンに配置されたピッカーがピッキン
    グ指示に従って搬送されてくるコンテナに収納する際
    に、該ピッカーにピッキングの対象となるコンテナ並び
    にピッキング対象物品を認識させるための表示方法であ
    って、各ゾーンにピッキング指示に対応して駆動させる
    アイテム表示器(10)を設置し、前記アイテム表示器
    (10)の表示によってピッキング対象物品を認識させ
    るとともに、前記コンベヤ(4)に沿ってピッキング対
    象となるコンテナ(51)の移動に同期して点灯する複
    数の表示ランプ列を配列し、該表示ランプ列のうち少な
    くとも一列は下流ゾーンにおけるピッキング対象コンテ
    ナを下流ゾーンのピッカーに認識させる先行表示を行う
    ことを特徴とする表示方法。
  2. 【請求項2】種類毎に区画された複数のゾーンに貯蔵さ
    れた物品を、各ゾーンに配置されたピッカーがピッキン
    グ指示に従って搬送されてくるコンテナに収納する際
    に、該ピッカーにピッキングの対象となるコンテナ並び
    にピッキング対象物品を認識させるための装置であっ
    て、コンベヤ(4)に沿って所定間隔をおいて配列さ
    れ、ピッキング対象コンテナがピッキング対象物品
    蔵されたゾーンを通過する際に該ピッキング対象コンテ
    ナの移動に同期して点灯する表示ランプ(L1 〜Ln)
    を備える自ゾーン用オーダーケース表示手段(24)
    と、前記自ゾーン用オーダーケース表示手段に平行して
    配置され、隣接する下流ゾーンにおいてピッキング対象
    となるコンテナの移動に同期してコンテナの位置を下流
    ゾーンのピッカーに認識させるために点灯する表示ラン
    プ(P1 〜Pm )を備える先行用オーダーケース表示手
    段(25)と、各ゾーンに設置され、ピッカーにピッキ
    ング対象物品を認識させるためにピッキング指示に対応
    して駆動されるアイテム表示器(10)とを備えること
    を特徴とするピッキング装置。
  3. 【請求項3】前記先行用オーダーケース表示手段(2
    5)の表示ランプ(P1 〜Pm )は、光の照射方向をコ
    ンテナの移動方向下流側に偏光させる偏光手段(32)
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のピッキング
    指示装置。
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