JP2004338866A - ピッキングシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】流通センターなどで、商品群から作業者が表示された商品を取出し出荷単位体へ移すピッキング作業を行う際に、取出す商品を間違う取り違いミス、及び出荷単位体を間違う出荷ミスを減らすことができるようにする。
【解決手段】商品棚13が区分けされて収納部3が形成される。ピッキング表示装置5は、収納部3の縁部に取り付けられ、商品数量を表示する数量表示器19と、出すべき商品7の方向に向かって照明を行い複数の色を持つ棚照明ライト21とを有する。ピッキング作業の作業ゾーン内にゾーン照明ライト27が設けられ、搬入された出荷単位体を個別に照明する。制御手段は、出荷単位体毎の作業ゾーンにおけるピッキング作業の完了を検知し、同一のピッキング作業に係る棚照明ライト及びゾーン照明ライト27をON・OFFする。
【選択図】図1
【解決手段】商品棚13が区分けされて収納部3が形成される。ピッキング表示装置5は、収納部3の縁部に取り付けられ、商品数量を表示する数量表示器19と、出すべき商品7の方向に向かって照明を行い複数の色を持つ棚照明ライト21とを有する。ピッキング作業の作業ゾーン内にゾーン照明ライト27が設けられ、搬入された出荷単位体を個別に照明する。制御手段は、出荷単位体毎の作業ゾーンにおけるピッキング作業の完了を検知し、同一のピッキング作業に係る棚照明ライト及びゾーン照明ライト27をON・OFFする。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、流通センターなどで、商品群から作業者が表示された商品を取出し出荷単位体へ移すピッキング作業を行うピッキングシステムに関し、特に、取出すべき商品や出荷単位体を指定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のピッキングシステムでは、商品群が商品種別ごとに分けられて商品棚などの収納される各収納部から、作業員が商品を取出し、ベルトコンベアなどの搬送手段に載せられた箱、あるいは搬送手段としての連結された台車、などである出荷単位体へ移すピッキング作業を行う。
【0003】
収納部にはピッキング表示装置が設けられ、取出すべき商品数量などが表示される。作業員は、この表示を見ながらピッキング作業を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ピッキング表示装置は、商品棚の隣り合う収納部の縁部に取り付けられ、表示が隣り合うどちらの収納部の商品についての表示なのか混乱し、取出す商品を間違ってしまう、取り違いミスが発生しやすかった。
また、ピッキング作業は、一定の数の商品種別を受け持つゾーンが、複数設けられて行われるが、この作業ゾーンが複数の出荷単位体が搬入される場合に、作業員はどの出荷単位体に対して商品を移せばいいのか混乱し間違って、出荷ミスをおかしてしまうことがあった。
【0005】
この発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、取出す商品を間違う取り違いミス、及びどの出荷単位体に対して商品を移せばいいのか間違う出荷ミスを減らすことができるピッキングシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、第一発明は、商品群が商品種別ごとに分けられて収納される各収納部から、この収納部に設けられたピッキング表示装置の表示に従って、作業員が商品を取出し、搬送手段をともなって構成される出荷単位体へ移すピッキング作業を行うピッキングシステムにおいて、前記収納部は、商品棚が区分けされて形成され、前記ピッキング表示装置は、前記収納部の縁部に取り付けられ、前記取出すべき商品数量を表示する数量表示器と、前記取出すべき商品の方向に向かって照明を行う棚照明ライトと、を有することを特徴とするピッキングシステムである。
【0007】
第二発明は、商品群が商品種別ごとに分けられて収納される各収納部から、この収納部に設けられたピッキング表示装置の表示に従って、作業員が商品を取出し、搬送手段をともなって構成される出荷単位体へ移すピッキング作業を行うピッキングシステムにおいて、前記作業員がピッキング作業を行う作業ゾーンへ複数の前記出荷単位体が搬入されうる広さを有する前記作業ゾーンと、この作業ゾーン内に設けられ前記搬入された出荷単位体を個別に照明するゾーン照明ライトと、前記出荷単位体毎の前記作業ゾーンにおける前記ピッキング作業の完了を検知し前記ゾーン照明ライトをON・OFFする制御手段と、を有することを特徴とするピッキングシステムである。
【0008】
第三発明は、さらに、前記棚照明ライトがLEDであることを特徴とするピッキングシステムである。
第四発明は、さらに、前記ゾーン照明ライトがLEDであることを特徴とするピッキングシステムである。
【0009】
第五発明は、商品群が商品種別ごとに分けられて収納される各収納部から、この収納部に設けられたピッキング表示装置の表示に従って、作業員が商品を取出し、搬送手段をともなって構成される出荷単位体へ移すピッキング作業を行うピッキングシステムにおいて、前記収納部は、商品棚が区分けされて形成され、前記ピッキング表示装置は、前記収納部の縁部に取り付けられ、前記取出すべき商品数量を表示する数量表示器と、前記取出すべき商品の方向に向かって照明を行い複数の色を持つ棚照明ライトと、前記作業員がピッキング作業を行う作業ゾーンへ複数の前記出荷単位体が搬入されうる広さを有する前記作業ゾーンと、この作業ゾーン内に設けられ前記搬入された出荷単位体を個別に照明する複数の色を持つゾーン照明ライトと、前記出荷単位体毎の前記作業ゾーンにおける前記ピッキング作業の完了を検知し、同一のピッキング作業に係る前記棚照明ライト及び前記ゾーン照明ライトを同一色になるようON・OFFする制御手段と、を有することを特徴とするピッキングシステムである。
【0010】
第六発明は、さらに、前記棚照明ライト、及び前記ゾーン照明ライトがLEDであることを特徴とするピッキングシステムである。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を、図1〜図5に示す。
(全体概略)
図2に示すように、この実施形態のピッキングシステム1は、流通センターなどで、商品群が商品種別ごとに分けられて収納される各収納部3から、この収納部3に設けられたピッキング表示装置5の表示に従って、作業員a,bが商品7を取出し、搬送手段であるベルトコンベア9に載せられた箱001,002,003,・・・,Nとして構成される出荷単位体へ移すピッキング作業を行う。
【0012】
(収納部3とピッキング表示装置5)
図1に示すように、収納部3は、商品棚13が複数の縦板15や横板17によって区分けされて直方体の空間として形成され、複数が、上下左右に隣り合って存在する。ピッキング表示装置5は、収納部3の上縁部に取り付けられ、取出すべき商品数量を表示する数量表示器19と、取出すべき商品7の方向すなわち下方向に向かってスポットライトのように照明を行う青と赤の色を択一的に点灯できる棚照明ライト21と、正面に向かって点灯するピッキングライト23と、作業員がこの収納部3からの商品7の取出しを完了した際に押す完了ボタン25と、を有する。
【0013】
(作業ゾーンとベルトコンベア9)
作業員がピッキング作業を行う作業ゾーンは、ベルトコンベア9に沿って複数が存在し、それぞれの作業ゾーンに一人の作業者と一つの商品棚13が設けられる。作業者は、ベルトコンベア9と商品棚13の間に立って作業を行う。各作業ゾーンの商品棚13には、異なる商品種別の商品7が収納される。
【0014】
各作業ゾーンは、二つの箱001,002が搬入されうる長さのベルトコンベア9を、配置できる広さを有する。この作業ゾーン内には、搬入された箱001,002,003,・・・,Nを個別にスポットライトのように照明するゾーン照明ライト27が、その箱001,002の数だけ、すなわち二つ設けられ、ベルトコンベア9に沿って支柱28の頂部に配置される。各ゾーン照明ライト27は、ベルトコンベア9上の箱001,002,003,・・・,Nに向かって照明を行う青と赤の色を択一的に点灯できる。
【0015】
棚照明ライト21、及びゾーン照明ライト27はLED(発光ダイオード)であり、多数箇所に安価に設置できる。
(制御装置)
制御装置はタイマーを内蔵し、ベルトコンベア9に沿って箱001、002、003…の存在を検知できる図示しない速度検知器により、箱001、002、003がゾーンA、ゾーンBに存在することが検知できる。さらに作業者が一つの箱001に対するピッキング作業が完了した際に、足で踏む図示しない足踏みスイッチが設けられる場合がある。
【0016】
箱001、箱002、・・・、箱Nへ、どの商品7をいくつ入れるかというピッキングデータがパソコン29から、制御装置であるコンピュータ31へ入力される。このコンピュータ31は、商品7が作業ゾーンA、作業ゾーンB、・・・、作業ゾーンZのどの作業ゾーンの商品棚13に存在するかというデータを振り分け、さらに、各作業ゾーンのその商品7が存在する収納部3へデータを振り分ける。
【0017】
この制御装置であるコンピュータ31は、近接スイッチ、速度検知器、タイマー、完了ボタン25、足踏スイッチからの信号を取り込む。これらの信号を処理して、箱001,002,003,・・・,N毎の作業ゾーンにおけるピッキング作業の完了を検知し、同一のピッキング作業に係る棚照明ライト及びゾーン照明ライト27を青、または赤の同一色になるようON・OFFする。
【0018】
(作業手順)
この実施形態のピッキング作業の作業手順を説明する。
作業の前提として、ベルトコンベア9は同一速度で停止なく流れ、作業者は、自分の作業ゾーン内に出荷単位体としての箱001,002,003,・・・,Nがあるうちにピッキング作業を完了させる。また、一つの作業ゾーンには原則2つの箱001,002,003,・・・,Nが存在する。また、二つのゾーン照明ライト27が存在するものとする。
【0019】
1.箱001、箱002、・・・、箱Nへ、どの商品7をいくつ入れるかというピッキングデータがパソコン29を介して、コンピュータ31へ入力される。
2.コンピュータ31は、商品7が作業ゾーンA、作業ゾーンB、・・・、作業ゾーンZのどの作業ゾーンに存在するかというデータを振り分け、さらに、各作業ゾーンのその商品7が存在する収納部3へデータを振り分ける。
3.ベルトコンベア9へ始めの箱001を搭載し、ピッキングを開始する。
4.作業ゾーンAへ箱001が入ると、ピッキングすべき商品7が存在する各収納部3のピッキング表示装置5が動作し、棚照明ライト21とピッキングライト23とが点灯し、棚照明ライト21は取出すべき商品7を照明して指定する。同時に数量表示器19が必要な個数を表示する。また、箱001の位置にあるゾーン照明ライトA−1が青色に点灯し、箱001を照明し指定する。
【0020】
作業員aは、点灯したピッキング表示装置5の収納部3にある商品7を、表示された個数だけ取出し、箱001へ入れる。作業員aはその収納部3の完了ボタン25を押す。このピッキング作業をこの作業ゾーンAで点灯した全てのピッキング表示装置5の収納部3の商品7について終了し、したがって、表示装置が点灯した収納部3の全ての完了ボタン25が押されたら、作業ゾーンAにおけるピッキング完了としてコンピュータ31が認識する。これにより、今までのピッキング表示装置5は消灯し、次の箱002について、ピッキングすべき商品7が存在する各収納部3のピッキング表示装置5が動作する。
【0021】
5.作業ゾーンAで箱001についてピッキング作業中に、少し時間がかかり、この箱001がゾーン照明ライトA−1付近を離れたら、ゾーン照明ライトA−1は消灯し、この箱001を追いかけるようにして次のゾーン照明ライトA−2が青色に点灯する。
【0022】
6.作業ゾーンAのゾーン照明ライトA−2付近で、箱001のピッキング作業が完了すると、今までのピッキング表示装置5は消灯し、次の箱002について、ピッキングすべき商品7が存在する各収納部3のピッキング表示装置5が動作する。同時にゾーン照明ライトA−2青色がOFFする。作業ゾーンBの収納部3に箱001にピッキングする商品7がある場合、ゾーン照明ライトA−2は赤色に点灯する。
このように赤色に点灯すると、隣の作業ゾーンBにいる作業員bは、作業ゾーンAでのピッキング作業が早めに完了したことを知り、自分の作業ゾーンBを超えて上流側の作業ゾーンAで早めに箱001のピッキングを開始する。これにより作業の能率化が図れる。このとき作業ゾーンBの棚照明ライト21は赤色に点灯させることにより、作業者bは、誤って自分の作業ゾーンBに既にある箱へ移してしまうミスを無くせる。
【0023】
7.作業ゾーンAのゾーン照明ライトA−2付近で、箱001のピッキング作業が完了し、しかも箱002が作業ゾーンAに入った(近接スイッチなどでわかる)場合には、作業者aに次の箱002のピッキング作業を開始するのを促すため、ゾーン照明ライトA−1が青色に点灯する。同時に、今までのピッキング表示装置5は消灯し、次の箱002について、ピッキングすべき商品7が存在する各収納部3のピッキング表示装置5が動作する。
【0024】
8.作業者bが作業ゾーンAで箱001をピッキング作業中に、箱001がゾーン照明ライトA−2を離れたらこのゾーン照明ライトA−2の赤ランプは消灯し、同時にゾーン照明ライトB−1を青色に点灯する。このように自分の作業ゾーンではゾーン照明ライトが青色に点灯している個所の箱にピッキングし、上流側ゾーンでは赤色に点灯している個所の箱にピッキングすることができる。
【0025】
(実施形態の作用効果)
以上の実施形態によれば、棚照明ライト21が取出すべき収納部3の商品7の方向に向かって照明を行うので、作業員は照明されている商品7を取出せばよく、誤って隣の(上段の)収納部3の商品7を取出してしまう、取り違いミスを減らすことができる。
【0026】
また、その作業ゾーンにおいてピッキング作業の完了した箱001と、完了していない箱002を、ゾーン照明ライト27の赤色と青色により区別して照明し表示するので、どの箱001,002に対して商品7を移せばいいのか、作業員は照明に従って作業すればよく、出荷ミスを減らすことができる。また、下流側の作業員は、上流側の作業が早めに完了したことを知って、その完了した箱001へ自分のピッキングを行うことができ、作業の能率化が図れる。
【0027】
また、同一のピッキング作業に係る棚照明ライト及びゾーン照明ライト27を青と青、あるいは赤と赤になるようON・OFF制御することにより、作業員は、照明の色に従って作業することで、取り違いとミス出荷ミスを効率的に減らすことができる。
【0028】
(他の実施形態)
以上の実施形態では、搬送手段をともなって構成される出荷単位体は、搬送手段であるベルトコンベア9に載せられた箱001,002,・・・,であったが、他の実施形態では、搬送手段としての連結された台車、あるいは自走する台車、複数のベルトコンベア9などでも良い。
【0029】
以上の実施形態では、収納部3は、商品棚13が複数の縦板15や横板17によって区分けされて直方体の空間として形成されたものであったが、他の実施形態では、必ずしも棚に限らず、隣り合って存在する収納部3を有するものであれば、実施できる。
【0030】
以上の実施形態では、ピッキング表示装置5は収納部3の上縁部に取り付けられるものであったが、他の実施形態では、下縁部、右縁部、あるいは左縁部であってもかまわない。この場合に、照明が行われる方向、つまり取出すべき商品7の方向は、それぞれ、上方向、左方向、右方向である。
【0031】
以上の実施形態では、一つの作業ゾーンに設けられるゾーン照明ライト27は、二つであったが、他の実施形態では、三つ以上であってもかまわない。
商品群は、組み立てられる製品が必要とする部品群であっても良い。
以上の実施形態では、ある作業ゾーンで表示装置が点灯した収納部3の全ての完了ボタン25が押された時に、その作業ゾーンにおけるピッキング完了としてコンピュータ31が認識するものとし、足踏スイッチは確認のために使用される。しかし、他の実施形態では、完了ボタン25を使用せずに、作業者が一つの箱001,002,・・・,に対するピッキング作業が完了したと認識した際に、踏む足踏スイッチを踏むことで、ピッキング完了としてコンピュータ31が認識するものとしても良い。
以上の実施形態では、各作業ゾーンは、二つの箱001,002が搬入されうる広さを有するものとしたが、他の実施形態では、三つ以上の箱が搬入されうる広さを有するものであってもかまわない。
以上の実施形態では、一つの作業ゾーンに例えば2つの箱が存在する場合に、二つのゾーン照明ライト27が存在するものとしたが、他の実施形態では、三つ以上のゾーン照明ライト27が存在するものとしても良い。すなわち、箱の数以上のゾーン照明ライトを存在させることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、第一、又は第三の発明によれば、棚照明ライトが取出すべき商品の方向に向かって照明を行うので、作業員は照明されている商品を取出せばよく、取り違いミスを減らすことができる。
また、第二、又は第四の発明によれば、ピッキング作業の完了した出荷単位体と、完了していない出荷単位体とを、ゾーン照明ライトのON・OFFにより区別して照明し表示するので、どの出荷単位体に対して商品を移せばいいのか、作業員は照明に従って作業すればよく、出荷ミスを減らすことができる。
【0033】
また、第五の発明によれば、同一のピッキング作業に係る棚照明ライト及びゾーン照明ライトを同一色になるようON・OFF制御するので、作業員は、照明の色に従って作業することで、取り違いとミス出荷ミスを効率的に減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るピッキングシステムのピッキング表示装置を示す斜視図である。
【図2】図1のピッキング表示装置を有するピッキングシステムによるピッキング作業を示す斜視図である。
【図3】この発明の一実施形態に係るピッキングシステムのソーン照明ライトを示す斜視図である。
【図4】この発明の一実施形態に係るピッキングシステムの制御装置を示す概略図である。
【図5】(A)(B)(C)(D)は、この発明の一実施形態に係るピッキングシステムによるピッキング作業の作業手順を説明する図である。
【符号の説明】
1…ピッキングシステム、
3…収納部、
5…ピッキング表示装置、
7…商品、
9…ベルトコンベア、
11…箱、
13…商品棚、
15…縦板、
17…横板、
19…数量表示器、
21…棚照明ライト、
23…ピッキングライト、
25…完了ボタン、
27…ゾーン照明ライト、
29…パソコン、
31…コンピュータ。
001,002・・箱(出荷単位体)
A,B・・作業ゾーン
【発明の属する技術分野】
この発明は、流通センターなどで、商品群から作業者が表示された商品を取出し出荷単位体へ移すピッキング作業を行うピッキングシステムに関し、特に、取出すべき商品や出荷単位体を指定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のピッキングシステムでは、商品群が商品種別ごとに分けられて商品棚などの収納される各収納部から、作業員が商品を取出し、ベルトコンベアなどの搬送手段に載せられた箱、あるいは搬送手段としての連結された台車、などである出荷単位体へ移すピッキング作業を行う。
【0003】
収納部にはピッキング表示装置が設けられ、取出すべき商品数量などが表示される。作業員は、この表示を見ながらピッキング作業を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ピッキング表示装置は、商品棚の隣り合う収納部の縁部に取り付けられ、表示が隣り合うどちらの収納部の商品についての表示なのか混乱し、取出す商品を間違ってしまう、取り違いミスが発生しやすかった。
また、ピッキング作業は、一定の数の商品種別を受け持つゾーンが、複数設けられて行われるが、この作業ゾーンが複数の出荷単位体が搬入される場合に、作業員はどの出荷単位体に対して商品を移せばいいのか混乱し間違って、出荷ミスをおかしてしまうことがあった。
【0005】
この発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、取出す商品を間違う取り違いミス、及びどの出荷単位体に対して商品を移せばいいのか間違う出荷ミスを減らすことができるピッキングシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、第一発明は、商品群が商品種別ごとに分けられて収納される各収納部から、この収納部に設けられたピッキング表示装置の表示に従って、作業員が商品を取出し、搬送手段をともなって構成される出荷単位体へ移すピッキング作業を行うピッキングシステムにおいて、前記収納部は、商品棚が区分けされて形成され、前記ピッキング表示装置は、前記収納部の縁部に取り付けられ、前記取出すべき商品数量を表示する数量表示器と、前記取出すべき商品の方向に向かって照明を行う棚照明ライトと、を有することを特徴とするピッキングシステムである。
【0007】
第二発明は、商品群が商品種別ごとに分けられて収納される各収納部から、この収納部に設けられたピッキング表示装置の表示に従って、作業員が商品を取出し、搬送手段をともなって構成される出荷単位体へ移すピッキング作業を行うピッキングシステムにおいて、前記作業員がピッキング作業を行う作業ゾーンへ複数の前記出荷単位体が搬入されうる広さを有する前記作業ゾーンと、この作業ゾーン内に設けられ前記搬入された出荷単位体を個別に照明するゾーン照明ライトと、前記出荷単位体毎の前記作業ゾーンにおける前記ピッキング作業の完了を検知し前記ゾーン照明ライトをON・OFFする制御手段と、を有することを特徴とするピッキングシステムである。
【0008】
第三発明は、さらに、前記棚照明ライトがLEDであることを特徴とするピッキングシステムである。
第四発明は、さらに、前記ゾーン照明ライトがLEDであることを特徴とするピッキングシステムである。
【0009】
第五発明は、商品群が商品種別ごとに分けられて収納される各収納部から、この収納部に設けられたピッキング表示装置の表示に従って、作業員が商品を取出し、搬送手段をともなって構成される出荷単位体へ移すピッキング作業を行うピッキングシステムにおいて、前記収納部は、商品棚が区分けされて形成され、前記ピッキング表示装置は、前記収納部の縁部に取り付けられ、前記取出すべき商品数量を表示する数量表示器と、前記取出すべき商品の方向に向かって照明を行い複数の色を持つ棚照明ライトと、前記作業員がピッキング作業を行う作業ゾーンへ複数の前記出荷単位体が搬入されうる広さを有する前記作業ゾーンと、この作業ゾーン内に設けられ前記搬入された出荷単位体を個別に照明する複数の色を持つゾーン照明ライトと、前記出荷単位体毎の前記作業ゾーンにおける前記ピッキング作業の完了を検知し、同一のピッキング作業に係る前記棚照明ライト及び前記ゾーン照明ライトを同一色になるようON・OFFする制御手段と、を有することを特徴とするピッキングシステムである。
【0010】
第六発明は、さらに、前記棚照明ライト、及び前記ゾーン照明ライトがLEDであることを特徴とするピッキングシステムである。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を、図1〜図5に示す。
(全体概略)
図2に示すように、この実施形態のピッキングシステム1は、流通センターなどで、商品群が商品種別ごとに分けられて収納される各収納部3から、この収納部3に設けられたピッキング表示装置5の表示に従って、作業員a,bが商品7を取出し、搬送手段であるベルトコンベア9に載せられた箱001,002,003,・・・,Nとして構成される出荷単位体へ移すピッキング作業を行う。
【0012】
(収納部3とピッキング表示装置5)
図1に示すように、収納部3は、商品棚13が複数の縦板15や横板17によって区分けされて直方体の空間として形成され、複数が、上下左右に隣り合って存在する。ピッキング表示装置5は、収納部3の上縁部に取り付けられ、取出すべき商品数量を表示する数量表示器19と、取出すべき商品7の方向すなわち下方向に向かってスポットライトのように照明を行う青と赤の色を択一的に点灯できる棚照明ライト21と、正面に向かって点灯するピッキングライト23と、作業員がこの収納部3からの商品7の取出しを完了した際に押す完了ボタン25と、を有する。
【0013】
(作業ゾーンとベルトコンベア9)
作業員がピッキング作業を行う作業ゾーンは、ベルトコンベア9に沿って複数が存在し、それぞれの作業ゾーンに一人の作業者と一つの商品棚13が設けられる。作業者は、ベルトコンベア9と商品棚13の間に立って作業を行う。各作業ゾーンの商品棚13には、異なる商品種別の商品7が収納される。
【0014】
各作業ゾーンは、二つの箱001,002が搬入されうる長さのベルトコンベア9を、配置できる広さを有する。この作業ゾーン内には、搬入された箱001,002,003,・・・,Nを個別にスポットライトのように照明するゾーン照明ライト27が、その箱001,002の数だけ、すなわち二つ設けられ、ベルトコンベア9に沿って支柱28の頂部に配置される。各ゾーン照明ライト27は、ベルトコンベア9上の箱001,002,003,・・・,Nに向かって照明を行う青と赤の色を択一的に点灯できる。
【0015】
棚照明ライト21、及びゾーン照明ライト27はLED(発光ダイオード)であり、多数箇所に安価に設置できる。
(制御装置)
制御装置はタイマーを内蔵し、ベルトコンベア9に沿って箱001、002、003…の存在を検知できる図示しない速度検知器により、箱001、002、003がゾーンA、ゾーンBに存在することが検知できる。さらに作業者が一つの箱001に対するピッキング作業が完了した際に、足で踏む図示しない足踏みスイッチが設けられる場合がある。
【0016】
箱001、箱002、・・・、箱Nへ、どの商品7をいくつ入れるかというピッキングデータがパソコン29から、制御装置であるコンピュータ31へ入力される。このコンピュータ31は、商品7が作業ゾーンA、作業ゾーンB、・・・、作業ゾーンZのどの作業ゾーンの商品棚13に存在するかというデータを振り分け、さらに、各作業ゾーンのその商品7が存在する収納部3へデータを振り分ける。
【0017】
この制御装置であるコンピュータ31は、近接スイッチ、速度検知器、タイマー、完了ボタン25、足踏スイッチからの信号を取り込む。これらの信号を処理して、箱001,002,003,・・・,N毎の作業ゾーンにおけるピッキング作業の完了を検知し、同一のピッキング作業に係る棚照明ライト及びゾーン照明ライト27を青、または赤の同一色になるようON・OFFする。
【0018】
(作業手順)
この実施形態のピッキング作業の作業手順を説明する。
作業の前提として、ベルトコンベア9は同一速度で停止なく流れ、作業者は、自分の作業ゾーン内に出荷単位体としての箱001,002,003,・・・,Nがあるうちにピッキング作業を完了させる。また、一つの作業ゾーンには原則2つの箱001,002,003,・・・,Nが存在する。また、二つのゾーン照明ライト27が存在するものとする。
【0019】
1.箱001、箱002、・・・、箱Nへ、どの商品7をいくつ入れるかというピッキングデータがパソコン29を介して、コンピュータ31へ入力される。
2.コンピュータ31は、商品7が作業ゾーンA、作業ゾーンB、・・・、作業ゾーンZのどの作業ゾーンに存在するかというデータを振り分け、さらに、各作業ゾーンのその商品7が存在する収納部3へデータを振り分ける。
3.ベルトコンベア9へ始めの箱001を搭載し、ピッキングを開始する。
4.作業ゾーンAへ箱001が入ると、ピッキングすべき商品7が存在する各収納部3のピッキング表示装置5が動作し、棚照明ライト21とピッキングライト23とが点灯し、棚照明ライト21は取出すべき商品7を照明して指定する。同時に数量表示器19が必要な個数を表示する。また、箱001の位置にあるゾーン照明ライトA−1が青色に点灯し、箱001を照明し指定する。
【0020】
作業員aは、点灯したピッキング表示装置5の収納部3にある商品7を、表示された個数だけ取出し、箱001へ入れる。作業員aはその収納部3の完了ボタン25を押す。このピッキング作業をこの作業ゾーンAで点灯した全てのピッキング表示装置5の収納部3の商品7について終了し、したがって、表示装置が点灯した収納部3の全ての完了ボタン25が押されたら、作業ゾーンAにおけるピッキング完了としてコンピュータ31が認識する。これにより、今までのピッキング表示装置5は消灯し、次の箱002について、ピッキングすべき商品7が存在する各収納部3のピッキング表示装置5が動作する。
【0021】
5.作業ゾーンAで箱001についてピッキング作業中に、少し時間がかかり、この箱001がゾーン照明ライトA−1付近を離れたら、ゾーン照明ライトA−1は消灯し、この箱001を追いかけるようにして次のゾーン照明ライトA−2が青色に点灯する。
【0022】
6.作業ゾーンAのゾーン照明ライトA−2付近で、箱001のピッキング作業が完了すると、今までのピッキング表示装置5は消灯し、次の箱002について、ピッキングすべき商品7が存在する各収納部3のピッキング表示装置5が動作する。同時にゾーン照明ライトA−2青色がOFFする。作業ゾーンBの収納部3に箱001にピッキングする商品7がある場合、ゾーン照明ライトA−2は赤色に点灯する。
このように赤色に点灯すると、隣の作業ゾーンBにいる作業員bは、作業ゾーンAでのピッキング作業が早めに完了したことを知り、自分の作業ゾーンBを超えて上流側の作業ゾーンAで早めに箱001のピッキングを開始する。これにより作業の能率化が図れる。このとき作業ゾーンBの棚照明ライト21は赤色に点灯させることにより、作業者bは、誤って自分の作業ゾーンBに既にある箱へ移してしまうミスを無くせる。
【0023】
7.作業ゾーンAのゾーン照明ライトA−2付近で、箱001のピッキング作業が完了し、しかも箱002が作業ゾーンAに入った(近接スイッチなどでわかる)場合には、作業者aに次の箱002のピッキング作業を開始するのを促すため、ゾーン照明ライトA−1が青色に点灯する。同時に、今までのピッキング表示装置5は消灯し、次の箱002について、ピッキングすべき商品7が存在する各収納部3のピッキング表示装置5が動作する。
【0024】
8.作業者bが作業ゾーンAで箱001をピッキング作業中に、箱001がゾーン照明ライトA−2を離れたらこのゾーン照明ライトA−2の赤ランプは消灯し、同時にゾーン照明ライトB−1を青色に点灯する。このように自分の作業ゾーンではゾーン照明ライトが青色に点灯している個所の箱にピッキングし、上流側ゾーンでは赤色に点灯している個所の箱にピッキングすることができる。
【0025】
(実施形態の作用効果)
以上の実施形態によれば、棚照明ライト21が取出すべき収納部3の商品7の方向に向かって照明を行うので、作業員は照明されている商品7を取出せばよく、誤って隣の(上段の)収納部3の商品7を取出してしまう、取り違いミスを減らすことができる。
【0026】
また、その作業ゾーンにおいてピッキング作業の完了した箱001と、完了していない箱002を、ゾーン照明ライト27の赤色と青色により区別して照明し表示するので、どの箱001,002に対して商品7を移せばいいのか、作業員は照明に従って作業すればよく、出荷ミスを減らすことができる。また、下流側の作業員は、上流側の作業が早めに完了したことを知って、その完了した箱001へ自分のピッキングを行うことができ、作業の能率化が図れる。
【0027】
また、同一のピッキング作業に係る棚照明ライト及びゾーン照明ライト27を青と青、あるいは赤と赤になるようON・OFF制御することにより、作業員は、照明の色に従って作業することで、取り違いとミス出荷ミスを効率的に減らすことができる。
【0028】
(他の実施形態)
以上の実施形態では、搬送手段をともなって構成される出荷単位体は、搬送手段であるベルトコンベア9に載せられた箱001,002,・・・,であったが、他の実施形態では、搬送手段としての連結された台車、あるいは自走する台車、複数のベルトコンベア9などでも良い。
【0029】
以上の実施形態では、収納部3は、商品棚13が複数の縦板15や横板17によって区分けされて直方体の空間として形成されたものであったが、他の実施形態では、必ずしも棚に限らず、隣り合って存在する収納部3を有するものであれば、実施できる。
【0030】
以上の実施形態では、ピッキング表示装置5は収納部3の上縁部に取り付けられるものであったが、他の実施形態では、下縁部、右縁部、あるいは左縁部であってもかまわない。この場合に、照明が行われる方向、つまり取出すべき商品7の方向は、それぞれ、上方向、左方向、右方向である。
【0031】
以上の実施形態では、一つの作業ゾーンに設けられるゾーン照明ライト27は、二つであったが、他の実施形態では、三つ以上であってもかまわない。
商品群は、組み立てられる製品が必要とする部品群であっても良い。
以上の実施形態では、ある作業ゾーンで表示装置が点灯した収納部3の全ての完了ボタン25が押された時に、その作業ゾーンにおけるピッキング完了としてコンピュータ31が認識するものとし、足踏スイッチは確認のために使用される。しかし、他の実施形態では、完了ボタン25を使用せずに、作業者が一つの箱001,002,・・・,に対するピッキング作業が完了したと認識した際に、踏む足踏スイッチを踏むことで、ピッキング完了としてコンピュータ31が認識するものとしても良い。
以上の実施形態では、各作業ゾーンは、二つの箱001,002が搬入されうる広さを有するものとしたが、他の実施形態では、三つ以上の箱が搬入されうる広さを有するものであってもかまわない。
以上の実施形態では、一つの作業ゾーンに例えば2つの箱が存在する場合に、二つのゾーン照明ライト27が存在するものとしたが、他の実施形態では、三つ以上のゾーン照明ライト27が存在するものとしても良い。すなわち、箱の数以上のゾーン照明ライトを存在させることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、第一、又は第三の発明によれば、棚照明ライトが取出すべき商品の方向に向かって照明を行うので、作業員は照明されている商品を取出せばよく、取り違いミスを減らすことができる。
また、第二、又は第四の発明によれば、ピッキング作業の完了した出荷単位体と、完了していない出荷単位体とを、ゾーン照明ライトのON・OFFにより区別して照明し表示するので、どの出荷単位体に対して商品を移せばいいのか、作業員は照明に従って作業すればよく、出荷ミスを減らすことができる。
【0033】
また、第五の発明によれば、同一のピッキング作業に係る棚照明ライト及びゾーン照明ライトを同一色になるようON・OFF制御するので、作業員は、照明の色に従って作業することで、取り違いとミス出荷ミスを効率的に減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るピッキングシステムのピッキング表示装置を示す斜視図である。
【図2】図1のピッキング表示装置を有するピッキングシステムによるピッキング作業を示す斜視図である。
【図3】この発明の一実施形態に係るピッキングシステムのソーン照明ライトを示す斜視図である。
【図4】この発明の一実施形態に係るピッキングシステムの制御装置を示す概略図である。
【図5】(A)(B)(C)(D)は、この発明の一実施形態に係るピッキングシステムによるピッキング作業の作業手順を説明する図である。
【符号の説明】
1…ピッキングシステム、
3…収納部、
5…ピッキング表示装置、
7…商品、
9…ベルトコンベア、
11…箱、
13…商品棚、
15…縦板、
17…横板、
19…数量表示器、
21…棚照明ライト、
23…ピッキングライト、
25…完了ボタン、
27…ゾーン照明ライト、
29…パソコン、
31…コンピュータ。
001,002・・箱(出荷単位体)
A,B・・作業ゾーン
Claims (6)
- 商品群が商品種別ごとに分けられて収納される各収納部から、この収納部に設けられたピッキング表示装置の表示に従って、作業員が商品を取出し、搬送手段をともなって構成される出荷単位体へ移すピッキング作業を行うピッキングシステムにおいて、
前記収納部は、商品棚が区分けされて形成され、前記ピッキング表示装置は、前記収納部の縁部に取り付けられ、前記取出すべき商品数量を表示する数量表示器と、前記取出すべき商品の方向に向かって照明を行う棚照明ライトと、を有することを特徴とするピッキングシステム。 - 商品群が商品種別ごとに分けられて収納される各収納部から、この収納部に設けられたピッキング表示装置の表示に従って、作業員が商品を取出し、搬送手段をともなって構成される出荷単位体へ移すピッキング作業を行うピッキングシステムにおいて、
前記作業員がピッキング作業を行う作業ゾーンへ複数の前記出荷単位体が搬入されうる広さを有する前記作業ゾーンと、この作業ゾーン内に設けられ前記搬入された出荷単位体を個別に照明するゾーン照明ライトと、前記出荷単位体毎の前記作業ゾーンにおける前記ピッキング作業の完了を検知し前記ゾーン照明ライトをON・OFFする制御手段と、を有することを特徴とするピッキングシステム。 - 前記棚照明ライトがLEDであることを特徴とする請求項1に記載のピッキングシステム。
- 前記ゾーン照明ライトがLEDであることを特徴とする請求項2に記載のピッキングシステム。
- 商品群が商品種別ごとに分けられて収納される各収納部から、この収納部に設けられたピッキング表示装置の表示に従って、作業員が商品を取出し、搬送手段をともなって構成される出荷単位体へ移すピッキング作業を行うピッキングシステムにおいて、
前記収納部は、商品棚が区分けされて形成され、前記ピッキング表示装置は、前記収納部の縁部に取り付けられ、前記取出すべき商品数量を表示する数量表示器と、前記取出すべき商品の方向に向かって照明を行い複数の色を持つ棚照明ライトと、前記作業員がピッキング作業を行う作業ゾーンへ複数の前記出荷単位体が搬入されうる広さを有する前記作業ゾーンと、この作業ゾーン内に設けられ前記搬入された出荷単位体を個別に照明する複数の色を持つゾーン照明ライトと、前記出荷単位体毎の前記作業ゾーンにおける前記ピッキング作業の完了を検知し、同一のピッキング作業に係る前記棚照明ライト及び前記ゾーン照明ライトを同一色になるようON・OFFする制御手段と、を有することを特徴とするピッキングシステム。 - 前記棚照明ライト、及び前記ゾーン照明ライトがLEDであることを特徴とする請求項5に記載のピッキングシステム。
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