JP2002012315A - コンベアシステム - Google Patents

コンベアシステム

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JP2002012315A
JP2002012315A JP2000199281A JP2000199281A JP2002012315A JP 2002012315 A JP2002012315 A JP 2002012315A JP 2000199281 A JP2000199281 A JP 2000199281A JP 2000199281 A JP2000199281 A JP 2000199281A JP 2002012315 A JP2002012315 A JP 2002012315A
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conveyor
transport
control
unit
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Hiroshi Kubota
博 窪田
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ALGO SYSTEM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動ローラを制御するたび制御情報の送受信
を行う必要があり、この伝送時間分を考慮して、搬送物
の正確な搬送を確保するためにはコンベアの搬送速度を
低下させざるを得なくなり、ひいては物品搬送効率の低
下をきたしていた。 【解決手段】 制御装置は複数の制御ユニット1A〜5
Aによって構成されている。各制御ユニットは、制御情
報を記憶するメモリ13〜53と、メモリの制御情報に
基づいて駆動ローラ及びプッシャの制御を行う制御部1
2〜52と、通信線60によって他の制御ユニット間と
の通信をバス型接続によって行う通信部14〜54によ
って構成されている。各制御ユニットはの自己の制御情
報を周期的に他の制御ユニットに伝送することにより、
全制御ユニットが同一の制御情報を共有することにな
り、制御ユニット間の伝送効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動倉庫に
おける物品の搬入、搬出や郵便物の仕分け等を行う、い
わゆる物品搬送に用いられる、複数の駆動ローラを並設
して構成されたコンベアに対する搬送制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】物品搬送装置としては、物品搬送方向に
直交する方向が長手方向となるように、駆動ローラが自
由ローラを挟んで搬送経路に亘って多数並設されたロー
ラ搬送装置(コンベア)が知られている。
【0003】近年、自動倉庫における物品の搬入、搬出
や郵便物の仕分け等を行うコンベアにおいては、搬送物
を1方向に搬送するだけでなく、複数の搬入口からの搬
入に対処すべく2方向からの搬送物を1方向に合流させ
る合流路や、複数の搬出口への搬出に対処すべく、1方
向からの搬送物を2方向に分岐させる分岐路を必要に応
じて設置している。前記分岐路においては、搬送物を2
方向に振り分ける搬送先切換機構が配設されている。
【0004】このようなコンベアの搬送制御装置は、各
駆動ローラの駆動状態(駆動または停止)と、各駆動ロ
ーラ上の搬送物の有無と、搬送物がある場合には、その
搬送物の搬送先に関する情報とからなる制御情報を常時
モニタし、制御情報に基づいて各駆動ローラの駆動、停
止および搬送先切換機構の作動、非作動を統括的に行う
ものである。
【0005】一方、コンベア長の増大に伴って、駆動ロ
ーラ及び各駆動ローラ上の搬送物の有無を検出するセン
サの個数が増大し、搬送制御装置と各駆動ローラ間の駆
動信号用の配線および搬送制御装置と各センサ間の配線
の本数および長さは膨大なものとなる。そのため、特に
搬送制御部に近い箇所では、配線の束が太くなり、配線
敷設スペースや配線構造等を考慮したコンベアの構造を
検討する必要がある。また、故障、メンテナンス等に際
しても、診断、点検等の作業に多大な時間を要するとい
う課題が生じる。
【0006】従来、上記の課題を解消するために、コン
ベアの搬送制御対象領域を、所定数の駆動ローラ毎に複
数の領域に分割する方法が採用されている。搬送制御装
置は、各領域内の駆動ローラおよび搬送先切換機構等を
制御対象とする制御ユニット化し、これらの制御ユニッ
トの動作状況を吸い上げ、情報処理した後、制御情報と
してそれぞれの制御ユニットに配信する制御等を行うマ
スタ制御装置を設ける方式を採用している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方法で
は、自己の制御ユニット内の駆動ローラを制御するたび
にマスタ制御装置から制御情報の送信を受けなければな
らず、この伝送時間分を考慮して、搬送物の正確な搬送
を確保するためにはコンベアの搬送速度を低下させざる
を得なくなり、ひいては物品搬送効率の低下をきたして
いた。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るコンベア
システムは、搬送物の搬送を行うべくラダー状に配列さ
れた複数の駆動ローラにより構成されたコンベア装置を
複数個分互いに連設してコンベアを構成し、各コンベア
装置の各駆動ローラを対応する駆動手段を介して駆動制
御する搬送制御部を備えると共に、各搬送制御部間を通
信可能に接続してなるコンベアシステムであって、各コ
ンベア装置の搬送制御部は、搬送物の搬送位置を検出す
る検出手段と、当該コンベア装置における各駆動ローラ
に対する駆動指令及び前記検出手段の検出結果を含む制
御情報を記憶する自己メモリエリア及び少なくとも搬送
方向上流側及び下流側に隣接するコンベア装置の駆動ロ
ーラに対する駆動指令及び前記検出手段の検出結果を含
む制御情報を記憶する他装置メモリエリアを有する記憶
手段と、前記自己メモリエリアの制御情報を更新すると
共に搬送方向上流側及び下流側に隣接するコンベア装置
の搬送制御部から送信されてくる制御情報を前記他装置
メモリエリアに更新する更新手段と、更新した自己メモ
リエリアの制御情報を少なくとも搬送方向上流側及び下
流側に隣接するコンベア装置の搬送制御部へ送信する送
信手段とを備えていることを特徴としている。
【0009】上記構成によれば、各コンベア装置の搬送
制御装置が少なくとも自己より1つ上流及び下流の制御
情報を記憶する記憶手段を有しており、制御情報の更新
手段も有しているので、制御の都度、他の搬送制御装置
から必要な制御情報の伝送を受けるという処理は不要と
なる。また、搬送制御装置間における制御情報をマスタ
制御装置を介して伝送していた従来方式に比し、搬送制
御装置間で直接に伝送するので伝送効率が向上する。
【0010】請求項2に係るコンベアシステムは、前記
記憶手段は、前記他装置メモリエリアとして他の全ての
コンベア装置に対するメモリエリアを有し、前記送信手
段は、全コンベア装置の搬送制御部に更新した自己メモ
リエリアの制御情報を送信し、前記更新手段は、他の全
コンベア装置の搬送制御部から送信されてくる制御情報
を前記他装置メモリエリアに対応させて更新するもので
あることを特徴としている。この構成によれば、各搬送
制御装置が同一の記憶手段を有することとなり、搬送制
御装置の設計、製作の作業が簡略化される。
【0011】請求項3に係るコンベアシステムは、前記
記憶手段の各メモリエリアは、駆動ローラ毎に制御情報
の格納用として所定ビットが割り当てられており、前記
更新手段は、前記駆動ローラ毎に制御情報の更新を行う
ものであることを特徴としている。この構成によれば、
制御情報を記憶手段の駆動ローラごとのエリアに格納す
ることによって、搬送物のコンベア上の位置をメモリエ
リアに1対1に対応させ得るため、搬送物の追尾及び適
正搬送が可能となる。
【0012】請求項4に係るコンベアシステムは、前記
送信手段は、自己メモリエリア内の制御情報を周期的に
他のコンベア装置の搬送制御部へ送信するようにしたこ
とを特徴としている。この構成によれば、周期的に送信
することにより、処理手順の簡素化が図られ、コンベア
装置の搬送制御部の設計が容易になる。
【0013】請求項5に係るコンベアシステムは、前記
検出手段は、駆動ローラ上の搬送物の有無を検出するセ
ンサであって、少なくとも各コンベア装置内の搬送方向
最上流及び/または最下流の駆動ローラに対応して設け
られていることを特徴としている。この構成によれば、
搬送の要所である各コンベア装置内の搬送方向最上流及
び/または最下流等にはセンサを設置する必要がある
が、その他の箇所は、必ずしもセンサは必要ではなく、
これらの箇所のセンサを他の方法で代替することによっ
て、設置するセンサ数の削減が可能となる。
【0014】請求項6に係るコンベアシステムは、少な
くとも1つのコンベア装置は分岐部を備え、当該コンベ
ア装置の少なくとも搬送方向上流側の1つのコンベア装
置には、搬送物の搬送先を読み取る読取手段が設けられ
ていることを特徴としている。この構成によれば、搬送
物の搬送に伴って、搬送先を搬送物ごとに追尾する際に
特にその搬送効率の向上が図られる。
【0015】請求項7に係るコンベアシステムは、少な
くとも1つのコンベア装置は分岐部を備え、当該コンベ
ア装置の少なくとも搬送方向上流側の1つのコンベア装
置には、搬送物の搬送先を読み取る読取手段が設けられ
てなると共に、前記記憶手段の各メモリエリアの所定ビ
ット内には、前記読取手段により読み取られた搬送先情
報が含まれることを特徴としている。この構成によれ
ば、搬送先に関する制御情報を記憶手段の駆動ローラご
とのエリアに格納することによって、搬送物のコンベア
上の位置をメモリエリアに1対1に対応させ得るため、
搬送物の追尾及び適正搬送が可能となる。
【0016】請求項8に係るコンベアシステムは、各搬
送制御装置に対してそれぞれの搬送制御装置の駆動に関
連する制御前提条件を設定する設定手段と、前記制御前
提条件を各搬送制御装置に通信線を介して伝送する手段
とを有する設定装置が設けられると共に、各搬送制御装
置には前記制御前提条件を受信する手段が設けられてい
る特徴としている。この構成によれば、搬送制御装置の
装置構成が変更された際に、中央設定装置を用いて一括
して全搬送制御装置の設計条件の変更が可能となり、設
定変更作業を効率的に行うことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るコンベアシ
ステムの一例を平面視的に表わした模式図である。図中
の矢印は、搬送物の搬送方向を示す。水平面上であって
搬送方向に直角な方向には、ラダー状に配列された実線
で示す駆動ローラ101〜104、〜、501〜504
と点線で示す自由ローラ100とが、所定間隔離して配
設された平行な両側壁の間に回転可能に取り付けられて
いる。駆動ローラ1本の上、下流側に各1本の自由ロー
ラがそのまま、または同期回転(従動)可能に連結され
て配置されている。各駆動ローラ101〜504の配設
位置には、各駆動ローラ上の搬送物の有無を検出するセ
ンサ101S〜504Sが設置されている。また、搬入
口としては、搬入口1と搬入口2の2箇所が設置されて
いる。搬出口としては、搬出口1、搬出口2、搬出口3
の3箇所が設置されている。
【0018】コンベアは、搬入口1及び搬入口2からの
搬送物の合流が可能なように連結された第1コンベア部
10と、情報読取手段としてのバーコードリーダR1と
搬出口1への分岐を行う搬送先切替機構としてのプッシ
ャP1を備えた第2コンベア部20と、搬出口2への分
岐を行う搬送先切替機構としてのプッシャP2を備えた
第3コンベア部30と、搬出口1への搬送を行う第4コ
ンベア部40と、搬出口2への搬送を行う第5コンベア
部50とが連設して構成されている。コンベア部10〜
50は、それぞれ4個の駆動ローラと各駆動ローラ上の
搬送物の有無を検出するセンサとを備えている。また、
搬送物の所定位置には搬送先を特定する搬送先コードが
例えばバーコードの形態で表記されており、バーコード
リーダR1はこの搬送先コードを読み取るものである。
なお、以下の説明においては、上記のセンサを個別に示
す場合を除いてセンサSと呼び、駆動ローラを個別に示
す場合を除いて駆動ローラMと呼ぶこととする。
【0019】ここで、センサSは、発光部と受光部を備
えた反射型光センサであり、例えばコンベアの側壁の内
側に設けられ、通過する搬送物の側面に発光部からの光
が反射して受光部で受光されることによって搬送物の有
無を検出するものである。センサSは通過する搬送物が
検出可能であれば特に取り付け位置は問わず、例えば各
駆動ローラMとそのすぐ下流(あるいは、すぐ上流)の
自由ローラとの間の間隙から上方を臨むように配設して
もよく、この場合には、搬送物として郵便物等のシート
状搬送物の有無も検出することが可能となる。また、セ
ンサSとしては、光学センサに限らず、(搬送物の材料
によっては)磁気センサ等を含む近接センサまたは画像
センサでもよく、あるいは直接搬送物に接触することに
より検出を行う機械式スイッチでもよい。
【0020】駆動ローラMは、筒状のローラ本体内にモ
ータを内蔵し、モータとローラ本体とが減速ギアで連結
され、外周のローラ本体が支軸に対して回転可能にされ
たモータ内蔵ローラである。また、駆動ローラMとして
は、側壁に取り付けられたモータに連結されて回転する
ローラを採用したものでもよい。
【0021】プッシャP1(P2)は、伸縮可能なシリ
ンダと、その先端に取り付けられたプレートとで構成さ
れ、駆動ローラ203(303)上にある搬送物をシリ
ンダの伸縮によってプレートで搬送物を搬出口1(搬出
口2)側に押し出す(送り出す)装置である。搬送先切
換機構としては、プッシャ方式に限らず、回転するロー
ラの方向が変化することで搬送方向を変更させるマジッ
クローラ等でもよい。また、本実施例のようなT字形の
分岐部ではなく、緩やかに斜め分岐していくタイプ、例
えばY字形の分岐部である場合には、下記のような搬送
方向変更機構を使用してもよい。この場合、搬出路は傾
斜方向下流に向かう曲線搬送部を有している。この搬送
方向変更機構とは、分岐部を構成する駆動ローラM及び
自由ローラが一体となって水平面内において平行状態を
保ったまま、上流側の駆動ローラによる搬送方向に向い
た状態と、ある一定角度だけ傾斜した状態とにシリンダ
等の駆動装置で切換可能な構造を有するものである。上
流側の駆動ローラによる搬送方向に向いた状態では上流
側の駆動ローラによる搬送方向と同一の搬送方向に搬送
し、ある一定角度だけ傾斜した状態では上流側の駆動ロ
ーラによる搬送方向とある角度をなす別の方向に搬送可
能とする機構である。
【0022】図2は、上記のように構成されたコンベア
を駆動制御する制御装置のブロック図である。制御装置
は、第1コンベア部10の制御を行う制御ユニット1A
と、第2コンベア部20の制御を行う制御ユニット2A
と、第3コンベア部30の制御を行う制御ユニット3A
と、第4コンベア部40の制御を行う制御ユニット4A
と、第1コンベア部50の制御を行う制御ユニット5A
と、各制御ユニットの制御条件を設定する設定装置60
Aと、各制御ユニット間のデータ通信を行うための通信
線60から構成されている。
【0023】各制御ユニット1A〜5Aが、搬送制御装
置として機能するためには、コンベア全体での各コンベ
ア装置の接続条件と、コンベア装置が制御する駆動ロー
ラの配置と、コンベア装置が保有すべき制御情報を格納
するメモリエリアの容量及びメモリマップと、各コンベ
ア装置の有するセンサの位置等の制御前提条件が必要で
ある。設定装置60Aは、設定部61Aと伝送部62A
とから構成されており、各コンベア装置に対して、これ
らの制御前提条件を各制御ユニット毎に設定する設定部
61Aを有し、設定された制御前提条件は、伝送部62
Aより通信線60を介して各制御ユニット1A〜5Aへ
送信するされる。各制御ユニット1A〜5Aは、中央設
定装置60Aから送信された制御前提条件にしたがっ
て、当該制御ユニット内の制御前提条件を設定または設
定変更する。各制御ユニット1A〜5Aは、それぞれに
対しても個々に制御前提条件を設定または設定変更する
ことが可能である。これにより、各コンベア装置の構造
変更時に個別に対応可能である。
【0024】各制御ユニット1A〜5Aは一部を除いて
同一の構成を有しており、以下の説明では、制御ユニッ
ト2Aを例にとってその構造を説明する。
【0025】制御ユニット2Aは、駆動ローラ201〜
204へ駆動及び停止信号を伝送すると共にセンサ20
1S〜204Sからの入力信号を制御部へ伝送するドラ
イバ201D〜204Dと、ドライバ201D〜204
Dを介して駆動ローラ201〜204及びセンサ201
S〜204Sへ電力を供給する電源21と、制御情報を
記憶するメモリ23と、メモリ23の制御情報に基づい
てドライバ201D〜204Dへ駆動ローラ201〜2
04の駆動及び停止を行わせる指令及びプッシャP1へ
の伸縮を行う指令等を生成、出力する制御部22と、通
信線60を介して他の制御ユニットとのデータ通信をバ
ス型接続によって行う通信部24とから構成されてい
る。
【0026】図3は、制御部22のブロック図である。
制御部22は、センサ201S〜204Sからの入力信
号を取り込むセンサ信号取込部221と、駆動ローラ2
01〜204への駆動指令を生成する駆動ローラ指令生
成部222と、プッシャP1への伸縮を行う指令を生成
するブッシャ指令生成部223と、バーコードリーダR
1からの入力信号より搬送先コードを読み取るバーコー
ドリーダ制御部224と、メモリの読み出し及び書き込
みを制御するメモリ制御部225と、通信部24を介し
てデータの送受信を制御する通信制御部226と、各部
を統括的に制御する主制御部220とから構成されてい
る。ここで、バーコードリーダ制御部224は、センサ
201Sからの信号が“0”から“1”に変化すること
によって駆動ローラ201上に搬送物が搬送されてきた
ことを検知し、バーコードリーダR1を起動して搬送先
コードを読み取る。
【0027】制御部22は、ROM、RAM、CPU等
からコンピュータ回路を構成し、シリアル通信機能、入
出力ポート機能、カウンタ機能等を有する。また、制御
部22は、バーコードリーダR1及びプッシャP1とシ
リアル通信線で接続されている。
【0028】ドライバ201D〜204Dは、駆動ロー
ラ201〜204及びセンサ201S〜204Sに個別
のラインを介して接続されている。ドライバ201D〜
204Dによる駆動ローラ201〜204の回転、停止
動作は、半導体スイッチで行われる。
【0029】図4は、制御情報を記憶するメモリ13、
23、〜53のメモリ構成の一例である。各制御ユニッ
トのメモリ13、23、〜53は、同一構成を有し、そ
れぞれが全制御ユニット1A〜5Aの制御情報を記憶可
能となされている。後述するように制御情報は、1バイ
ト(8ビット)で記憶され、各制御ユニットは、本例で
は、それぞれ4本の駆動ローラの制御を行うため、各制
御ユニットはそれぞれ20バイト(4(バイト)×5
(ユニット))のメモリ容量を有する。
【0030】メモリの割り付けは、各駆動ローラに対応
して準備されており、1〜4バイト目は制御ユニット1
Aに関わる制御情報であり、5〜8バイト目は制御ユニ
ット2Aに関わる制御情報であり、9〜12バイト目は
制御ユニット3Aに関わる制御情報であり、13〜16
バイト目は制御ユニット4Aに関わる制御情報であり、
17〜20バイト目は制御ユニット5Aに関わる制御情
報に設定されている。
【0031】図5は、駆動ローラに対応した各バイトの
メモリマップの一例である。1ビット目のデータD0
は、駆動ローラMの回転(1)/停止(0)指令と駆動
状態(回転中=1、停止中=0)とを兼用するものであ
る。2ビット目のデータD1は、駆動ローラMに対応す
るセンサSの検出信号(有=1、無=0)である。3ビ
ット目のデータD2は予備である。4ビット目のデータ
D3は、プッシャ(P1またはP2)用として使用され
るものであり、すなわち駆動ローラ203と303に対
応するメモリである7バイト目及び11バイト目に限っ
て有効なフラグであり、プッシャ(P1またはP2)の
拡縮動作指令(1)/停止指令(0)と動作状態(拡縮
動作中=1、停止中=0)とを兼用するものである。5
ビット目から8ビット目のデータD4は、当該駆動ロー
ラ上の搬出物の搬送先コードであり、例えば、搬出口1
は0001で、搬出口2は0010で、搬出口3は00
11で表される。ここでは、搬送先コードに4ビット割
り当てられているため、16箇所の搬出口を識別可能で
ある。
【0032】つぎに、メモリの書き換え手順を説明す
る。ここでは、制御ユニット2Aに対応するメモリの5
バイト目から8バイト目までを例にとって説明する。制
御ユニット2Aの制御部22は、まず、制御ユニット2
Aに入力される制御情報をメモリ23の5バイト目から
8バイト目までに順次書き込む。各メモリエリアへの書
き込みは、制御ユニット2Aに設けられている駆動ロー
ラMの個数、駆動ローラ間のピッチ長さ及び搬送速度を
考慮して、搬送が的確に行い得るに充分なように、制御
情報の取り込み周期、すなわち書き込み周期が設定され
る。制御部22はメモリ23の5バイト目から8バイト
目までの制御情報を、制御ユニット2Aからの情報であ
ることを示すフラグ(あるいは送信元アドレス)を付与
して通信部24を介して通信線60へ送出する。制御部
22は、制御情報の送出処理の完了後、他の制御ユニッ
ト1A、3A、4A、5Aからの制御情報を通信部24
を介して受信し、メモリ23の制御情報に対応するメモ
リエリアへの書き込みを行う。一方、他の制御ユニット
1A、3A、4A、5Aの通信部14、34、44、5
4は制御ユニット2Aからの制御情報を受け取り、それ
ぞれの制御部12、32、42、52の指令に従って制
御ユニット2Aからの情報であることを示すフラグ(あ
るいは送信元アドレス)を確認して、それぞれのメモリ
13、33、43、53の5バイト目から8バイト目ま
での制御情報を書き換える。以上の処理は順次制御ユニ
ット1A、2A、3A、4A、5Aについて周期的に繰
り返し行われる。
【0033】次に、搬送物の搬送に伴う搬送先コードの
制御ユニット内または制御ユニット間の書き換え手順に
ついて説明する。まず、制御部22は駆動ローラ201
上に搬送物が有ると、すなわち、センサ201Sが
“1”になる(メモリエリア5バイト目の2ビット目の
データD1が“1”になる)と、バーコードリーダR1
によって駆動ローラ201上の搬送物のバーコードすな
わち搬送先コードを読み取り、メモリの5バイト目の5
ビット目から8ビット目のデータD4に搬送先コードを
書き込む。搬送物が、後述する所定の搬送手順に従って
駆動ローラ202上に搬送されて、制御部22は、セン
サ202Sからの入力が“0”から“1”になった(メ
モリエリア6バイト目の2ビット目のデータD1が
“0”から“1”になった)ことを検知すると、メモリ
エリア5バイト目の5ビット目から8ビット目のデータ
D4にある駆動ローラ201上の搬送物の搬送先コード
を、メモリエリア6バイト目の5ビット目から8ビット
目のデータD4、すなわち駆動ローラ202上の搬送物
の搬送先コードに書き込む。前記書き込み完了後、メモ
リエリア5バイト目の5ビット目から8ビット目のデー
タD4にある駆動ローラ201上の搬送物の搬送先コー
ドをクリアする。以下同様にして、搬送先コードが搬出
物の搬送に合わせて順次エリアを移し換えられる。上述
した手順で、制御ユニット2A内の搬送先コードの書き
換えが行われるのであるが、前記メモリの書き換え手順
に従って、制御ユニット間の搬送先コードの書き換えも
同様に行われる。
【0034】つぎに、搬送手順について説明する。な
お、以下の説明において、搬送物は隣接する2つのセン
サSにまたがらない長さのもの、すなわち、両センサS
が同時に搬送物有りを検出しない長さであるものとす
る。
【0035】図6は、隣接する駆動ローラ間の搬送手順
を示すフローチャートである。ここでは、搬送物を駆動
ローラ103上から駆動ローラ104上へ搬送する場合
を例にとって説明する。初期状態として、駆動ローラ1
03、104は停止している(#1)。まず、搬入口2
から搬送物が駆動ローラ103上へ搬入されて、センサ
103Sが搬送物有りを検出すると(#3)、次いで駆
動ローラ104上に搬送物があるか否かをセンサ104
Sからの信号で判断し(#5)、搬送物が無い場合は、
駆動ローラ103、104を駆動する(#7)。これに
伴い、搬送物は駆動ローラ103上から駆動ローラ10
4へ向けて搬送される(#9)。つぎに、搬送物の搬送
に伴い、センサ103Sが搬送物無しを検出する(#1
1)と、駆動ローラ103は搬送の役目を終えて、回転
を停止する(#13)。以上の動作によって、搬送物
が、駆動ローラ103上から駆動ローラ104上へ搬送
される。なお、搬送物がさらに搬送されて、センサ10
4Sが搬送物有りを検出する(#15)と、駆動ローラ
104を一旦停止する(#17)。また、バーコードリ
ーダR1の搬送先コードの読み取り動作は、駆動ローラ
102上の搬送物を駆動ローラ201上へ搬送する搬送
手順において、下流側の駆動ローラ201の停止後に実
施される。
【0036】図7は、合流路における搬送手順を示すフ
ローチャートである。ここでは、搬送物を駆動ローラ1
01または104上から駆動ローラ102上へ搬送する
場合を例にとって説明する。初期状態として、駆動ロー
ラ101、102、104は全て停止しているものとす
る(#19)。センサ101Sの検出信号によって駆動
ローラ101上の搬送物の有無を判断し(#21)、次
いでセンサ104Sの検出信号によって駆動ローラ10
4上の搬送物の有無を判断する(#23、#25)。両
駆動ローラ上に搬送物がある場合は、搬入口1側の搬送
物を優先的に搬送するならば、駆動ローラ101上の搬
送物を駆動ローラ102上へ前記隣接する駆動ローラ間
の搬送手順(図5)と同じ搬送手順をに従って搬送する
(#29)。どちらか一方に搬送物が有る場合は、その
搬送物を駆動ローラ102上へ同上の搬送手順を用いて
搬送する(#29、#31)。ここで、搬入口1側の搬
送物を優先的に搬送するか否かは、事前に設定しておく
ものとする。
【0037】図8は、分岐路における搬送手順の概要を
示すフローチャートである。ここでは、搬送物を駆動ロ
ーラ203上から駆動ローラ204または401上へ搬
送する場合を例にとって説明する。初期状態として、駆
動ローラ203,204,401は全て停止しており、
プッシャP1も停止中とする(#33)。まず、センサ
203Sからの検出信号によって駆動ローラ203上の
搬送物の有無を判断する(#35)。駆動ローラ203
上に搬送物が有る場合は、メモリエリア7バイト目の5
ビット目から8ビット目のデータD4を参照して、当該
搬送物の搬送先コードが“0001”であるか否か、す
なわち、搬出口1から搬出する搬送物であるか否かの判
断を行う(#37)。搬送先コードが“0001”でな
い場合は、駆動ローラ203上の搬送物を駆動ローラ2
04上へ前記隣接する駆動ローラ間の搬送手順(図5)
と同じ搬送手順を用いて搬送する(#39)。搬送先コ
ードが“0001”である場合は、駆動ローラ401上
の搬送物の有無を判断する(#41)。駆動ローラ40
1上の搬送物が無い場合は、プッシャP1の拡縮動作を
開始する(#43)と共に並行して駆動ローラ401を
駆動する。当該搬送物が駆動ローラ203上から無くな
れば(#47)、プッシャP1の拡縮動作を停止する
(#49)。また、センサ401Sの検出信号によって
駆動ローラ401上に当該搬送物が搬送されたと判断さ
れた場合(#51)は、駆動ローラ401を停止する
(#53)。
【0038】以上に述べた、隣接する駆動ローラ間の搬
送手順、合流路における搬送手順及び分岐路における搬
送手順の組み合わせによってコンベア全体の搬送が行わ
れる。
【0039】なお本発明では、以下の態様も実施可能で
ある。
【0040】(A)本実施形態では、制御ユニット1台
あたりの制御対象駆動ローラ数を4本としているが、2
本以上の任意の本数でもよい。また、制御ユニットが5
台の場合を例示したが、コンベアの構成に応じた台数に
設定することが可能である。コンベアの構成に応じて、
制御情報を記憶するメモリのメモリ構成も必要に応じて
変更可能である。また、制御情報を格納するメモリの駆
動ローラ1本あたりの記憶容量及びメモリマップも必要
に応じて変更可能である。
【0041】(B)制御装置の各制御ユニットは全ての
制御装置の制御情報を記憶するメモリエリアを持たなく
ても、少なくとも当該制御装置の上流側に隣接する制御
装置の制御情報を記憶するメモリエリアを持つことによ
っても制御ユニット間での制御情報及び搬送物の受け渡
しは可能である。
【0042】(C)制御装置の各制御ユニットは制御情
報を周期的に他の制御ユニットへ伝送しなくても、各制
御ユニット内の制御情報の内容が変化するたびに他の制
御ユニットへ伝送してもよい。
【0043】(D)制御ユニットの製作上、ドライバ、
電源等は別筐体として分離してもよい。ドライバを分離
した場合は、制御部からドライバへの制御指令及びドラ
イバから制御部への制御状態信号は通信線により伝送す
ることとなる。
【0044】(E)駆動ローラ前後の自由ローラの本数
は、搬送物の大きさや重量等を考慮して適正本数に設定
すればよい。また、ここでは、搬送物の底面との摩擦抵
抗によって回転する自由ローラとしているが、駆動ロー
ラとベルト等で機械的に結合して連動させてもよい。
【0045】(F)制御ユニットのドライバとしては、
本実施例では半導体スイッチを使用しているが、駆動ロ
ーラの回転数制御をする場合はパルス幅制御方式により
出力電圧も制御可能なものを採用してもよい。
【0046】(G)本実施形態では、駆動ローラ毎にセ
ンサを設置していたが、101S、102S、104
S、201S、203S、303S、401S、501
S等の搬送制御上重要な位置、例えば各コンベア装置の
最上流及び/または最下流の駆動ローラに対応させた位
置と、分岐路及び合流路の駆動ローラに対応させた位置
と、搬入口の駆動ローラに対応させた位置とにのみセン
サを設置し、他の位置にはセンサを設けず駆動ローラの
回転速度からの周速すなわち搬送物の搬送速度と駆動ロ
ーラ間隔とから搬送所要時間を算出し、制御部のタイマ
ー機能を利用してセンサ機能の代替とすることもでき
る。
【0047】(H)本実施形態では、バーコードに搬送
先コードが含まれていることを想定しているが、バーコ
ードのデータを用いて、バーコードのデータから搬送先
コードを一意に決定するリストテーブルから搬送先コー
ドを求める方式でもよい。また、バーコード以外方法と
して、例えば郵便物の郵便番号を画像処理にて検出し、
そのデータを加工して搬送先コードを求める方式等でも
よい。
【0048】(I)本実施形態では、説明の便宜上、1
動作毎にコンベアを停止させる方式としていたが、連続
的に移送する方式がより汎用的な方式である。
【0049】(J)本実施形態では、搬送物の搬送に応
じて、搬送先コードを追尾していたが、これと同様にし
て、搬送物の搬送方向の長さを追尾することができる。
搬送物の搬送方向の長さは、分岐の際に搬送物がコンベ
アラインセンタにくるように制御する場合等において重
要なデータである。搬送物の長さは、制御部の有するカ
ウンタ機能を使用して以下のように測定可能である。セ
ンサSからの信号が“0”から“1”になるとカウンタ
動作を開始し、“1”から“0”になるとカウンタ動作
を停止させる。搬送物の長さは、駆動ローラの回転速度
からの周速すなわち搬送物の搬送速度と、カウンタ値
と、1カウントのクロック時間との積として算出でき
る。搬送物が直方体状の物体である場合は、搬送物が分
岐された前後で、搬送物の搬送方向長さが変化するた
め、再度搬送物長さを使用する場合は、上述の方法で再
度搬送物長さを測定する必要がある。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、各制御ユニットが少な
くとも自己より1つ上流及び下流の制御情報を記憶する
記憶手段を有しているので、制御の都度、他の制御ユニ
ットから必要な制御情報の伝送を受けるという処理を無
くすことができるが、また、制御ユニット間における制
御情報をマスタ制御装置を介して伝送していた従来方式
に比し、制御ユニット間で直接に伝送するので伝送効率
が良い。さらに、制御情報を記憶手段の駆動ローラごと
のエリアに格納することによって、搬送物のコンベア上
の位置をメモリエリアに1対1に対応させ得るため、搬
送物の追尾及び適正搬送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンベアシステムを平面視的に表わした模式図
である。
【図2】コンベアを駆動制御する制御装置のブロック図
である。
【図3】制御部のブロック図である。
【図4】制御情報を記憶するメモリのメモリ構成であ
る。
【図5】駆動ローラに対応した各バイトのメモリマップ
である。
【図6】隣接する駆動ローラ間の搬送手順を示すフロー
チャートである。
【図7】合流路における搬送手順を示すフローチャート
である。
【図8】分岐路における搬送手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】 10、20、〜50 第1〜第5コンベア部 60 通信線 1A〜5A 制御ユニット 60A 設定装置 61A 設定部 62A 伝送部 11、21、〜51 電源 12、22、〜52 制御部 13、23、〜53 メモリ 14、24、〜54 通信部 220 主制御部 221 センサ信号取込部 222 駆動ローラ指令生成部 223 プッシャ指令生成部 224 バーコードリーダ制御部 225 メモリ制御部 226 通信制御部 101〜104、〜、501〜504 駆動ローラ 101D〜104D、〜、501D〜504D ドライ
バ 101S〜104S、〜、501S〜504S センサ P1、P2 プッシャ R1 バーコードリーダ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送物の搬送を行うべくラダー状に配列
    された複数の駆動ローラにより構成されたコンベア装置
    を複数個分互いに連設してコンベアを構成し、各コンベ
    ア装置の各駆動ローラを対応する駆動手段を介して駆動
    制御する搬送制御部を備えると共に、各搬送制御部間を
    通信可能に接続してなるコンベアシステムであって、各
    コンベア装置の搬送制御部は、搬送物の搬送位置を検出
    する検出手段と、当該コンベア装置における各駆動ロー
    ラに対する駆動指令及び前記検出手段の検出結果を含む
    制御情報を記憶する自己メモリエリア及び少なくとも搬
    送方向上流側及び下流側に隣接するコンベア装置の駆動
    ローラに対する駆動指令及び前記検出手段の検出結果を
    含む制御情報を記憶する他装置メモリエリアを有する記
    憶手段と、前記自己メモリエリアの制御情報を更新する
    と共に搬送方向上流側及び下流側に隣接するコンベア装
    置の搬送制御部から送信されてくる制御情報を前記他装
    置メモリエリアに更新する更新手段と、更新した自己メ
    モリエリアの制御情報を少なくとも搬送方向上流側及び
    下流側に隣接するコンベア装置の搬送制御部へ送信する
    送信手段とを備えていることを特徴とするコンベアシス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、前記他装置メモリエリ
    アとして他の全てのコンベア装置に対するメモリエリア
    を有し、前記送信手段は、全コンベア装置の搬送制御部
    に更新した自己メモリエリアの制御情報を送信し、前記
    更新手段は、他の全コンベア装置の搬送制御部から送信
    されてくる制御情報を前記他装置メモリエリアに対応さ
    せて更新するものであることを特徴とする請求項1に記
    載のコンベアシステム。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段の各メモリエリアは、駆動
    ローラ毎に制御情報の格納用として所定ビットが割り当
    てられており、前記更新手段は、前記駆動ローラ毎に制
    御情報の更新を行うものであることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載のコンベアシステム。
  4. 【請求項4】 前記送信手段は、自己メモリエリア内の
    制御情報を周期的に他のコンベア装置の搬送制御部へ送
    信するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載のコンベアシステム。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、駆動ローラ上の搬送物
    の有無を検出するセンサであって、少なくとも各コンベ
    ア装置内の搬送方向最上流及び/または最下流の駆動ロ
    ーラに対応して設けられていることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載のコンベアシステム。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つのコンベア装置は分岐部
    を備え、当該コンベア装置の少なくとも搬送方向上流側
    の1つのコンベア装置には、搬送物の搬送先を読み取る
    読取手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜
    5のいずれかに記載のコンベアシステム。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つのコンベア装置は分岐部
    を備え、当該コンベア装置の少なくとも搬送方向上流側
    の1つのコンベア装置には、搬送物の搬送先を読み取る
    読取手段が設けられてなると共に、前記記憶手段の各メ
    モリエリアの所定ビット内には、前記読取手段により読
    み取られた搬送先情報が含まれることを特徴とする請求
    項3記載のコンベアシステム。
  8. 【請求項8】 各搬送制御装置に対してそれぞれの搬送
    制御装置の駆動に関連する制御前提条件を設定する設定
    手段と、前記制御前提条件を各搬送制御装置に通信線を
    介して伝送する手段とを有する設定装置が設けられると
    共に、各搬送制御装置には前記制御前提条件を受信する
    手段が設けられている特徴とする請求項1〜7のいずれ
    かに記載のコンベアシステム。
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