JP2798890B2 - 地下構造物用蓋の蝶番構造 - Google Patents

地下構造物用蓋の蝶番構造

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JP2798890B2
JP2798890B2 JP6245583A JP24558394A JP2798890B2 JP 2798890 B2 JP2798890 B2 JP 2798890B2 JP 6245583 A JP6245583 A JP 6245583A JP 24558394 A JP24558394 A JP 24558394A JP 2798890 B2 JP2798890 B2 JP 2798890B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下構造物用蓋に係
り、とくに、蓋本体とこれを嵌合支持する受枠とを連結
する地下構造物用蓋の蝶番構造に関する。
【0002】なお、本願明細書でいう「地下構造物用
蓋」とは、下水道における地下埋設物,地下構造施設等
と地上とを通じる開口部を開閉可能に閉塞する大型鉄
蓋,マンホール蓋,汚水桝蓋、電力・通信における地下
施設機器や地下ケーブルなどを保護する開閉可能な共同
溝用鉄蓋,送電用鉄蓋,配電用鉄蓋、上水道やガス配管
における路面下の埋設導管及びその付属機器と地上とを
結ぶ開閉扉としての機能を有する消火栓蓋,制水弁蓋,
仕切弁蓋.空気弁蓋,ガス配管用蓋,量水器蓋などを総
称する。
【0003】
【従来の技術】下水道、電力・通信、ガスなどの各地下
構造物には、その適宜箇所に維持・管理用のマンホール
や小型のピット等が設けられ、これらの上部には、鋳鉄
からなる受枠と蓋本体とを蝶番で連結した地下構造物
用蓋が設けられている。
【0004】これらの地下構造物用蓋は、蓋本体を開閉
する際の作業の安全性と容易性とを考慮した設計が非常
に重要である。そして、このような観点から、蓋本体と
受枠とを連結する蝶番構造の適正化が進められている。
【0005】この蓋本体と受枠との間に設ける蝶番は、
蓋本体を垂直方向に反転させるか、又は水平方向に旋回
するか、若しくはその両方の方法によって蓋本体を開閉
できるものであることがその基本である。そして、この
ような蝶番構造として、たとえば特開昭59−1020
20号公報に記載されたものがある。
【0006】これは、受枠の内周側に基端を枢着したア
ームを上下方向に回動可能に備えると共にこのアームの
先端に球状の係合部を設け、蓋本体にはその裏面側に係
合部が蓋本体の半径方向に移動できしかも蓋本体が係
部周りで旋回できるように係合凹溝を形成したものであ
る。
【0007】また、特公平4−10533号公報には、
受枠内面に蓋本体の開閉の際に90°回動する棚板を枢
着するとともに、この棚板に開設された長孔に連結具を
挿通し、連結具の上端部に形成した円球部を蓋本体裏面
の円弧状凹部に係合させた蝶番構造が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の蝶番
構造にあっては、蓋本体を開蓋する場合、受枠に枢着し
たアームがその支軸を中心として下方向に回動してしま
うため、蓋本体の全重量に抗して蓋本体を路面上に引き
上げる操作が必要となり、容易に開蓋作業を行うことが
できないという問題があった。また、蓋本体を引き上げ
た状態から反転させる際にも、一旦は蓋本体の周縁側に
位置していたアーム先端の球状の係合部が、該蓋本体が
傾き度合いを増すに従い、蓋本体の中心方向に向けて滑
り易くなり、反転の途中で突然に蓋本体が下方向に滑り
落ちる恐れがあるため、その衝撃で作業の姿勢がくずれ
て作業者がマンホール内に落下する等の恐れがあった。
更に、閉蓋の際にもアームが蓋本体を所定位置にガイド
するものではないため、作業者がアームの基端側に向け
真っ直ぐ押して閉蓋しなければ受枠全周との嵌合
が均一にならないという問題があった。
【0009】他方、後者の蝶番構造にあっては、開蓋の
際、蓋本体を路面上に引き上げるのに伴って連結具が棚
板上に引き出され、その状態から蓋本体を反転させよう
とすると、その途中で連結具が棚板の長孔内に落ち込
み、その衝撃のために作業者は作業の姿勢がくずれてマ
ンホール内に落下する恐れがあった。また、閉蓋の際に
は、棚板の上に連結具が引き出された状態から蓋本体を
受枠に嵌合させるが、このとき連結具を棚板の長孔内に
落とし込むには蓋本体を持ち上げるようにして棚板の長
孔に平行となるように真っ直ぐ押さなければ連結具は長
孔内に収まらずに閉蓋できないという問題があった。
【0010】本発明にあっては、開蓋の際、蓋本体の引
き出しから反転までスムーズな作業が行えるとともに、
閉蓋の際、蓋本体が受枠の所定位置にスムーズにガイド
される地下構造物用蓋の蝶番構造を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、受枠と該受枠
に支持される蓋本体とを開閉可能に連結する地下構造物
用蓋の蝶番構造であって、前記受枠の内周に係合部を設
け、該係合部により下方向の回動が規制されるように基
端を連接した上下方向に回動可能なロッドと、前記蓋本
体の縁側の下面に揺動可能に吊下され、前記ロッドの
手方向沿って摺動可能に取り付けた連接体とからなる
蝶番部材を備えるとともに、前記ロッドの先端部に前記
連接体の抜けを規制する拘束部を備えてなり、前記ロッ
ドの長手方向と直交する方向への前記連接体と前記ロッ
ド間の相対変位がほぼ規制されるように構成したことを
特徴とする。また、本発明は、受枠と該受枠に支持され
る蓋本体とを開閉可能に連結する地下構造物用蓋の蝶番
構造であって、前記受枠の内周に係合部を設け、該係合
部により下方向の回動が規制されるように基端を連接し
た上下方向に回動可能なロッドと、前記蓋本体の縁側の
下面に揺動可能に吊下され、前記ロッドの長手方向に沿
って摺動可能に取り付けた連接体とからなる蝶番部材を
備えるとともに、前記ロッドの先端部に前記連接体の抜
けを規制する拘束部を備えてなり、前記ロッドに対する
前記連接体の吊下方向周りの回動がほぼ規制されるよう
に構成したことを特徴とする。 さらに、本発明は、受枠
と該受枠に支持される蓋本体とを開閉可能に連結する地
下構造物用蓋の蝶番構造であって、前記受枠の内周に係
合部を設け、該係合部により下方向の回動が規制される
ように基端を連接した上下方向に回動可能な棒状のロッ
ドと、前記蓋本体の縁側の下面に揺動可能に吊下され、
前記ロッドの長手方向に沿って摺動可能に取り付けた連
接体とからなる蝶番部材を備え、前記連接体には前記ロ
ッドを挿通するための該ロッドの幅とほぼ同一の開口幅
を有する通し孔を開設するとともに、前記ロッドの先端
部には前記連接体の抜けを規制する拘束部を形成したこ
とを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の地下構造物用蓋の蝶番構造にあって
は、開蓋の際、ロッドの先端まで連接体を沿わせて蓋本
体を引き出しその状態から蓋本体を反転させようとす
ると、ロッドの基端側に向けて力が加わるため連接体が
同時に移動し、ロッドの基端側に移動した連接体を中心
として蓋本体を反転させることとなる。この一連の反転
操作において、蓋本体の重量はロッドを介して受枠に受
け止められる。また、閉蓋の際には、蓋本体を受枠から
引き出した状態からロッドのほぼ基端側に向けて蓋本体
を押すだけで、連接体がロッドによって所定位置にガイ
ドされて閉蓋することになる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の蝶番構造の一実施例の要部を
示す縦断面図であって、一般的なマンホール蓋に適用し
た例である。
【0014】図において、蓋本体1は路面に上端面を合
わせて設置された受枠2に対してテーパ嵌合によって開
閉可能に支持され、その半径方向の一側を蝶番構造によ
って受枠2に連結すると共に他側を錠止構造(図示せ
ず)によって施錠可能としたものである。そして、受枠
2に対して蓋本体1の開閉操作を行うための支点として
の機能を持つ蝶番部材Aは、蓋本体1に取り付けた連接
体としての連接環3と受枠2に設けたロッド4とによっ
て構成されている。
【0015】図2は蓋本体1に対する連接環3の取付け
構造の詳細であって、同図の(a)はその要部の縦断面
図、同図の(b)はその底面図であり、連接環3の斜視
図を図3に示す。
【0016】連接環3は、その上端に球状頭部3aを形
成すると共にその下方にはやや長円形状の環状体3bを
備え、この環状体3bの通し孔3cに後述するロッド4
を差し通すようにしたものである。通し孔3cの開口幅
Wはロッド4の幅寸法よりも少し大きくし、開口高さH
は図1に示すように連接環3がロッド4に対して傾斜し
た姿勢が取れる程度の大きさとする。
【0017】蓋本体1の裏面には、連接環3の球状頭部
3aを挿入してこの連接環3を揺動可能に支持するため
の支持座1aを設ける。この支持座1aは、下面に球状
頭部3aの外径よりも開口幅が狭いスリット1bを切開
するとともに、その内部を球状頭部3aよりわずかに大
きな空間とした袋状の構造を持ち、スリット1bの開口
縁に沿う内底面を球状頭部3aを載せるための摺動面1
cとしたものである。そして、球状頭部3aを支持座1
aの中に差し込むために、スリット1bの蓋本体1の中
心側の一端を球状頭部3aの外径よりも大きな開口を持
つ装着孔1dとしている。
【0018】連接環3は、その球状頭部3aを装着孔1
dから挿入して摺動面1c上に載せるとともに球状頭部
3aと環状体3bとの間の括れ部3dをスリット1bに
位置させることによって、支持座1aに支持される。そ
して、図2の(b)に示すように、装着孔1dを塞ぐよ
うに押え1eを挿入し、装着孔1d部分を幅方向に横切
るボルト1fを押え1eの中に組み込んだナット1gに
螺合し、これにより連接環3の支持座1aからの抜けを
防止するとともに、球状頭部3aの蓋本体1の中心側へ
の移動量を併せて規制する。
【0019】図4はロッド4の受枠2に対する取付け構
造の詳細であって、同図の(a)はその要部の平面図、
同図の(b)は同図(a)のA−A線矢視による縦断面
図である。
【0020】なお、実際にロッド4を受枠2に取り付け
る場合には、蓋本体1の支持座1aに連接された連接環
3の通し孔3cにロッド4をその基端部から差し込んだ
後、ボルト止めすることになるが、ロッド4と受枠2と
の関係を明らかにするために、図においては蓋本体1及
び連接環3を図示していない。
【0021】ロッド4は連接環3の通し孔3cに差し込
める断面形状を持ち、基端部には連接孔4aを幅方向に
穿孔すると共に先端部には拘束部として一対の突起4b
を設ける。これらの突起4bはロッド4の両側面に形成
されたほぼ半球状であり、突起4bのそれぞれの端面ど
うしの間の長さを連接環3の通し孔3cの開口幅Wより
も大きくしている。これにより、ロッド4をその基端部
側から通し孔3cに差し込んだときには、突起4bによ
って通し孔3cからのロッド4の抜けが防止される。
【0022】受枠2の内周には、図4の(a),(b)
に示すように、ロッド4の基端部の両側面を挟む一対の
リブ2aを中心側に向けて突き出して設ける。そして、
これらのリブ2aの側面に穿孔した通し孔2eと連接孔
4aとを整合させた状態でボルト2bを差し込み、ナッ
ト2cを螺合することによってロッド4を受枠2に対し
て連接する。
【0023】ここで、連接孔4aの内径はボルト2bが
自由に差し込める程度の大きさとすることによって、ボ
ルト2b周りでロッド4が上下方向に回動可能とする。
そして、リブ2aに挟まれた受枠2の内壁部分に係合部
2dを設け、この係合部2dの下方にロッド4の基端を
潜り込ませるようにして、先端部をやや高くした傾斜姿
勢に保持し、それより下方向には回動しないようにして
いる
【0024】以上の構成において、蓋本体1を開く要領
を図5によって順に説明する。
【0025】まず最初に、蓋本体1のバール孔(図示せ
ず)に開蓋治具を挿入してテコの要領で力を加えて受枠
2との嵌合を解き、蓋本体1の片側をやや持ち上げなが
ら受枠2のリブ2aから離れる方向に引くことにより、
蓋本体1の片側がリブ2aと半径方向に対向する側の受
枠2の上面に引き上げられる。この操作により、連接環
3はロッド4に沿ってその先端側に向けて移動して図5
の(a)に示すように突起4bに突き当たるまで移動し
てこの部分で拘束される。
【0026】次いで、受枠1の上面に引き上げた側の蓋
本体1の縁を手で持ち上げるようにし、同図(a)の状
態から蓋本体1を時計方向に反転させる。この反転動作
にしたがってロッド4の基端側に向けて力が加わるた
め、連接環3はロッド4に沿ってその基端側に向けて摺
動し、更に蓋本体1を反転させることにより同図の
(b)に示すようにロッド4が上方向に回動する。この
とき、蓋本体1の連接環3を取り付けた部分の表面側は
受枠2の内周縁及び路面の近くに臨む姿勢となる。
【0027】ここまでの反転操作において、蓋本体1を
受枠2の上面に引き上げる操作では、連接環3がロッド
4の上に載り、ロッド4はその基端が係合部2dによっ
て図5の(a)の姿勢に保持されるので、蓋本体1の重
量はロッド4を介して受枠2によって受け止められる。
また、蓋本体1の反転途中でも、蓋本体1はロッド4に
よってその重量が受け止められる。したがって、ここま
での反転操作では、蓋本体1全体を持ち上げるときのよ
うな労力を必要とせず、しかも安全に取り扱うことがで
きる。
【0028】更に、図5の(b)の反転姿勢から更に蓋
本体1を倒していくと、蓋本体1の表面側が受枠2の内
周縁に当たりながら次第に路面に被さる姿勢となって、
同図(c)のように受枠2を完全に開いた状態にするこ
とができる。この操作の間では、一旦ロッド4の基端側
に戻っていた連接環3が、蓋本体1の回動に従って再度
に先端側に移動していき、これに併せてロッド4が受枠
2の内周に沿う姿勢に立ち上がり、受枠2の内部の全体
が開放される。
【0029】ここで図5の(b)から(c)への移行の
際には、上記のように蓋本体1の表面側が受枠2の内周
縁に当たりながら開蓋されるので、蓋本体1を上方に持
ち上げる等の操作は必要なく、緩やかに蓋本体1を開く
ことができる。このため、蓋本体1が路面に衝突するよ
うに突き当たることがなく、作業者が手で蓋本体1の縁
を持っている場合でも、安全に作業をすることができ
る。
【0030】また、路面側に反転された蓋本体1を受枠
2に被せる作業は、開くときの要領とは逆の順で行うこ
とができる。すなわち、図5の(c)の姿勢にある蓋本
体1を起立させるようにして反時計方向に反転させてい
き、連接環3の取付け位置と反対側の蓋本体1の縁を受
枠1の上面側に載せる。このときには、同図(a)のよ
うにロッド4が係合部2dに拘束されてその姿勢を一定
に保持するので、蓋本体1をロッド4のほぼ基端側に向
けて押すだけで、連接環3がロッド4にガイドされなが
ら蓋本体1は受枠2の中に落とし込まれ、これによって
蓋本体1を確実に閉じることができる。
【0031】なお、ロッド4はその先端をやや高くして
開蓋の際の反転開始時の連接環3の移動を補助している
が、このロッド4はほぼ水平の姿勢としてもよい。
【0032】また、以上の実施例では、蝶番部材として
連接環の通し孔にロッドを差し込むように構成している
が、図6に示すように、2本の板材5a,5aとその先
端を一体とした抜け止部5bからなるロッド5と、前記
板材5a,5aの間隔部分に挿入される幅狭部7aを有
する略I字状の連接材7とを摺動可能とした蝶番部材A
であってもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明では、受枠に上下方向に回動可能
に設けたロッドと、蓋本体に揺動可能に取り付けた連接
体とを摺動させるとともにロッドの下向きの回動を規制
した蝶番構造によって、蓋本体と受枠との間を連接して
いるので、開蓋の際には、ロッドにガイドされて連接体
がロッドの基端側に移動し、その位置を中心として反転
を開始するため、蓋本体の全重量を支持しながらの反転
をする必要がない。したがって、反転の途中で蓋本体が
下方に落下することもないため、作業者は開蓋の姿勢を
くずすことなく安全かつスムーズに開蓋作業を行うこと
ができる。
【0034】また、閉蓋の際には、蓋本体を受枠から引
き出した状態からロッドのほぼ基端側に向けて蓋本体を
押し込むだけで、連接体がロッドによって所定位置にス
ムーズにガイドされて蓋本体を受枠に確実に閉塞するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蝶番構造による蓋本体と受枠との連接
構造の要部を示す縦断面図である。
【図2】蓋本体に対する連接環の取付け構造の詳細であ
って、同図の(a)は要部の縦断面図、同図の(b)は
その底面図である。
【図3】連接環の斜視図である。
【図4】受枠に対するロッドの取付構造の詳細であっ
て、同図の(a)は要部の平面図、同図の(b)は同図
(a)のA−A線矢視による縦断面図である。
【図5】蓋本体を開くときの各部材の動きを順に示す要
部の縦断面図である。
【図6】他の実施例を示す要部の一部切欠斜視図であ
る。
【符号の説明】
A 蝶番部材 1 蓋本体 1a 支持座 1b スリット 1c 摺動面 1d 装着孔 1e 押え 1f ボルト 1g ナット 2 受枠 2a リブ 2b ボルト 2c ナット 2d 係合部 2e 通し孔 3 連接環(連接体) 3a 球状頭部 3b 環状体 3c 通し孔 3d 幅狭部 4 ロッド 4a 連接孔 4b 突起(拘束部) 5 ロッド 5a 板材 5b 抜け止部(拘束部) 7 連接材(連接体) 7a 幅狭部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受枠と該受枠に支持される蓋本体とを開
    閉可能に連結する地下構造物用蓋の蝶番構造であって、
    前記受枠の内周に係合部を設け、該係合部により下方向
    の回動が規制されるように基端を連接した上下方向に回
    動可能なロッドと、前記蓋本体の縁側の下面に揺動可能
    吊下され、前記ロッドの長手方向沿って摺動可能に
    取り付けた連接体とからなる蝶番部材を備えるととも
    、前記ロッドの先端部に前記連接体の抜けを規制する
    拘束部を備えてなり、前記ロッドの長手方向と直交する
    方向への前記連接体と前記ロッド間の相対変位がほぼ規
    制されるように構成したことを特徴とする地下構造物用
    蓋の蝶番構造。
  2. 【請求項2】 受枠と該受枠に支持される蓋本体とを開
    閉可能に連結する地下構造物用蓋の蝶番構造であって、
    前記受枠の内周に係合部を設け、該係合部により下方向
    の回動が規制されるように基端を連接した上下方向に回
    動可能なロッドと、前記蓋本体の縁側の下面に揺動可能
    に吊下され、前記ロッドの長手方向に沿って摺動可能に
    取り付けた連接体とからなる蝶番部材を備えるととも
    に、前記ロッドの先端部に前記連接体の抜けを規制する
    拘束部を備えてなり、前記ロッドに対する前記連接体の
    吊下方向周りの回動がほぼ規制されるように構成したこ
    とを特徴とする地下構造物用蓋の蝶番構造。
  3. 【請求項3】 受枠と該受枠に支持される蓋本体とを開
    閉可能に連結する地下構造物用蓋の蝶番構造であって、
    前記受枠の内周に係合部を設け、該係合部により下方向
    の回動が規制されるように基端を連接した上下方向に回
    動可能な棒状のロッドと、前記蓋本体の縁側の下面に揺
    動可能に吊下され、前記ロッドの長手方向に沿って摺動
    可能に取り付けた連接体とからなる蝶番部材を備え、前
    記連接体には前記ロッドを挿通するための該ロッドの幅
    とほぼ同一の開口幅を有する通し孔を開設するととも
    に、前記ロッドの先端部には前記連接体の抜けを規制す
    る拘束部を形成したことを特徴とする地下構造物用蓋の
    蝶番構造。
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