JP2798866B2 - サッシ枠の固定装置 - Google Patents

サッシ枠の固定装置

Info

Publication number
JP2798866B2
JP2798866B2 JP9616293A JP9616293A JP2798866B2 JP 2798866 B2 JP2798866 B2 JP 2798866B2 JP 9616293 A JP9616293 A JP 9616293A JP 9616293 A JP9616293 A JP 9616293A JP 2798866 B2 JP2798866 B2 JP 2798866B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner frame
shaft
operation shaft
hole
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9616293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06307164A (ja
Inventor
経博 酒匂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachikawa Corp
Original Assignee
Tachikawa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tachikawa Corp filed Critical Tachikawa Corp
Priority to JP9616293A priority Critical patent/JP2798866B2/ja
Publication of JPH06307164A publication Critical patent/JPH06307164A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2798866B2 publication Critical patent/JP2798866B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blinds (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、二重ガラスサッシを
構成する外枠と内枠とを固定する固定装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の二重ガラスサッシの一例を図5に
従って説明する。二重ガラスサッシ1はそれぞれガラス
を支持する外枠2と内枠3とから構成され、その外枠2
と内枠3との間に横型ブラインド4が吊下支持されてい
る。そして、前記内枠3に設けられた操作装置5を操作
することにより、前記横型ブラインド4のスラットを昇
降及び角度調節可能となっている。
【0003】前記内枠3はその両側縦枠においてそれぞ
れ3箇所ずつに設けられた固定装置6により外枠2に固
定される。その固定装置6を図6に従って説明すると、
内枠3の前面には同内枠3に回転可能に支持された操作
軸7の先端が現され、同操作軸7の先端には一文字状の
溝8が形成されている。前記操作軸7の基端部は内枠3
内に位置し、その基端部には図6に鎖線で示す係止舌片
9の基端が固定されている。従って、上記のような固定
装置6では、コインあるいはマイナスドライバ等を溝8
にあてがって操作軸7を回転させると、係止舌片9が回
転される。そして、図6に示すように各固定装置6の係
止舌片9を外枠2内まで回動させると、内枠3を外枠2
に固定可能となり、係止舌片9を内枠3内に位置させれ
ば、内枠3を外枠2から取り外し可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような二重ガラ
スサッシでは、操作軸7の先端部が常に現され、その操
作軸7は専用工具等を必要とすることなく、コイン等で
誰にでも容易に回動操作可能である。従って、内枠3が
外枠2から不用意に外れるおそれがある。
【0005】そこで、操作軸7の先端に六角穴を設け、
その六角穴に六角棒スパナを嵌合して同六角棒スパナを
操作することにより、操作軸7を回転操作するようにし
た固定装置が提案されている。
【0006】このような固定装置では、操作軸7を回転
操作するためには、専用の工具である六角棒スパナが必
要であるため、同操作軸7を誰でも容易に回転操作する
ことはできない。従って、内枠3の不用意な脱落を防止
することができる。
【0007】ところが、上記のような固定装置では、操
作軸7の先端に設けられる六角穴が内枠3表面に現され
るので、美観上好ましくないという問題点がある。この
発明の目的は、外枠と内枠とからなる二重ガラスサッシ
において、内枠の外枠からの不用意な脱落を防止しなが
ら、同サッシの美観を確保し得る二重ガラスサッシの固
定装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、それぞれガラス板を支持する外枠と内枠
のいずれか一方に操作軸を回転可能に支持し、前記操作
軸の先端を外枠若しくは内枠の表面に現し、前記操作軸
の先端には工具を嵌合可能とする嵌合部を設け、前記操
作軸の基端部には前記外枠と内枠とを互いに固定可能と
する固定手段を設け、前記工具により操作軸を介して前
記固定手段を操作することにより、前記外枠と内枠とを
互いに固定する二重ガラスサッシにおいて、前記操作軸
には同操作軸を覆うカバーを支持するための支持部を設
け、前記カバーには前記支持部に着脱可能に係合する係
合部を設けた。
【0009】
【作用】上記手段により、操作軸の嵌合部に工具を嵌合
して同操作軸を操作すると、同操作軸を介して固定手段
が操作され、外枠と内枠とが固定される。操作軸の支持
部にカバーの係合部を係合させると、操作軸はカバーに
より覆われる。
【0010】
【実施例】図1〜図4は本発明の一実施例を示す。な
お、前記従来例と同一構成部分は同一符号を付して説明
する。
【0011】図1に示す固定装置6は前記従来例と同様
に、内枠3内の所定位置にそれぞれ取着されるものであ
り、取付け部材10の上下両端がネジ10aで内枠3に
固定されている。
【0012】前記取付け部材10の上下方向中央部には
円形の支持孔11が形成され、その支持孔11には操作
軸12が回転可能に支持されている。操作軸12の中心
部には貫通孔13が形成され、同操作軸12の先端側す
なわち内枠3の前面側の貫通孔13は六角孔14として
形成されている。
【0013】前記貫通孔13の前後方向中央部には、そ
の径を縮めた縮径部15が形成されている。前記操作軸
12の基端部には係止舌片9の基端部がかしめ固定され
ている。従って、操作軸12を回転させると、係止舌片
9が同操作軸12を回動中心として回動するようになっ
ている。
【0014】前記内枠3の前面において、前記六角孔1
4の前方部分には操作孔16が形成され、その操作孔1
6内に前記操作軸12の六角孔14が現されるようにな
っている。
【0015】前記操作軸12の貫通孔13にはカバー1
7が嵌着され、そのカバー17により前記操作孔16及
び操作軸12の先端が覆われている。前記カバー17は
合成樹脂で成形され、図2に示すように球面状に湾曲し
た円板部の凹曲面側中央から嵌合軸18が突出されてい
る。
【0016】前記嵌合軸18の先端部には割り溝が形成
されて二股部19が形成され、その二股部19の外周面
には突部20a,20bが形成されている。そして、両
突部20a,20bの頂部の距離は前記貫通孔13の縮
径部15の径より若干大きくなっている。
【0017】前記カバー17の円板部の凹曲面側外周部
の一部には、段差状に切除された形状の凹部21が形成
されている。このように構成されたカバー17は、その
嵌合軸18を操作軸12の貫通孔13内に挿入すると、
突部20a,20bが縮径部15に当接して二股部19
が互いに近づく方向に撓む。そして、この状態から操作
軸12をさらに挿入すると、図1に示すように突部20
a,20bが縮径部15を乗り越える。
【0018】すると、この状態では突部20a,20b
が縮径部15に係合してカバー17の脱落が防止される
状態となり、同カバー17の円板部により前記操作孔1
6が覆い隠される。
【0019】また、操作軸12の貫通孔13に取着され
たカバー17は、凹部21にマイナスドライバ等を差し
込んで、嵌合軸18の突部20a,20bが縮径部15
を乗り越えるまで同嵌合軸18を後退させることによ
り、同操作軸12から取り外し可能である。
【0020】さて、上記のように構成された固定装置で
は、図3に示すようにカバー17を取り外した状態で露
出される操作軸12の六角孔14に、六角棒スパナを嵌
挿して回転操作すると、同操作軸12が回転され、係止
舌片9が回転される。
【0021】そして、図4に示すように係止舌片9を外
枠2に形成された係止孔22内に突出させれば、内枠3
が外枠2に対し固定され、図1に示すように係止舌片9
を内枠3内に位置させれば、内枠3を外枠2から取り外
し可能となる。
【0022】係止舌片9を外枠2内に突出させて、内枠
3を外枠2に固定した後は、カバー17の嵌合軸18を
操作軸12の貫通孔13に嵌挿する。すると、内枠3の
操作孔16及び同操作孔16内に現れる操作軸12がカ
バー17で覆われる。
【0023】従って、この固定装置では操作軸12を回
転操作するためには、専用工具である六角棒スパナが必
要であるため、内枠3の不用意な脱落を未然に防止する
ことができる。
【0024】内枠3を外枠2に固定した後は、カバー1
7で操作孔16及び操作軸12の六角孔14を覆い隠す
ことができるので、この二重ガラスサッシの美観を確保
することができる。また、カバー17はその嵌合軸18
の先端に設けられた二股部19の弾性を利用して操作軸
12の貫通孔13に対し、容易に着脱することができ
る。
【0025】なお、カバー17の嵌合軸18を貫通孔1
3に対し弾性的に嵌合させるには、上記実施例の貫通孔
13内の縮径部15と、嵌合軸18先端の二股部19及
び突部20a,20bとからなる構成の他、次のような
構成でもよい。すなわち、貫通孔13内に凹条を設け、
嵌合軸18に設けた突部をその凹条に弾性的に係合させ
るようにしてもよい。
【0026】また、嵌合軸18に雄ねじを刻設し、貫通
孔13には雌ねじを刻設して、同嵌合軸18を貫通孔1
3に螺入することにより、カバー17を操作軸12に固
定するようにしてもよい。
【0027】また、嵌合部として形成される前記六角孔
14は五角孔あるいは四角孔等、任意の多角孔としても
よい。また、六角軸あるいは四角軸等、工具を嵌合可能
とする多角軸としてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は外枠と
内枠とからなる二重ガラスサッシにおいて、内枠の外枠
からの不用意な脱落を防止しながら、同サッシの美観を
確保し得る二重ガラスサッシの固定装置を提供すること
ができる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の固定装置を示す縦断面図である。
【図2】カバーを示す斜視図である。
【図3】カバーを取り外した状態の内枠を示す正面図で
ある。
【図4】固定装置の横断面図である 。
【図5】二重ガラスサッシの正面図である。
【図6】従来の固定装置の操作部を示す正面図である。
【符号の説明】
2 外枠 3 内枠 9 固定手段(係止舌片) 12 操作軸 14 嵌合部(六角孔) 15 支持部(縮径部) 17 カバー 20a,20b 係合部(突部)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれガラス板を支持する外枠(2)
    と内枠(3)のいずれか一方に操作軸(12)を回転可
    能に支持し、前記操作軸(12)の先端を外枠(2)若
    しくは内枠(3)の表面に現し、前記操作軸(12)の
    先端には工具を嵌合可能とする嵌合部(14)を設け、
    前記操作軸(12)の基端部には前記外枠(2)と内枠
    (3)とを互いに固定可能とする固定手段(9)を設
    け、前記工具により操作軸(12)を介して前記固定手
    段(9)を操作することにより、前記外枠(2)と内枠
    (3)とを互いに固定する二重ガラスサッシにおいて、 前記操作軸(12)には同操作軸(12)を覆うカバー
    (17)を支持するための支持部(15)を設け、前記
    カバー(17)には前記支持部(15)に着脱可能に係
    合する係合部(20a,20b)を設けたことを特徴と
    するサッシ枠の固定装置。
JP9616293A 1993-04-22 1993-04-22 サッシ枠の固定装置 Expired - Fee Related JP2798866B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9616293A JP2798866B2 (ja) 1993-04-22 1993-04-22 サッシ枠の固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9616293A JP2798866B2 (ja) 1993-04-22 1993-04-22 サッシ枠の固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06307164A JPH06307164A (ja) 1994-11-01
JP2798866B2 true JP2798866B2 (ja) 1998-09-17

Family

ID=14157653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9616293A Expired - Fee Related JP2798866B2 (ja) 1993-04-22 1993-04-22 サッシ枠の固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2798866B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06307164A (ja) 1994-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3352449B2 (ja) 照明装置
US5394719A (en) Ornament for buttons
JP4565698B2 (ja) 折畳式ハンドル
US6381898B1 (en) Reel-seat assembly
JP2798866B2 (ja) サッシ枠の固定装置
EP1103693A2 (en) A hand wheel for a nursery gate frame adjustment mechanism
US2071777A (en) Illuminated indicating device
EP0620623B1 (fr) Enjoliveur pour une ouverture d'armoire électrique
JPS6217928Y2 (ja)
JPS6245385Y2 (ja)
JP3544511B2 (ja) 吊掛装置
KR100406942B1 (ko) 창문용 괘정장치
KR200192341Y1 (ko) 길이 조절용 밴드
JPH0648659Y2 (ja) ランプ傾動機構
JP2574375Y2 (ja) 照明器具
JP3050687B2 (ja) 配線器具
JPH05829B2 (ja)
JPS6036143Y2 (ja) カ−テンレ−ルのランナ−ストツパ
JPH0526668Y2 (ja)
JP2538114Y2 (ja) 照明装置
JP2562790Y2 (ja) 照明器具
JPH019033Y2 (ja)
JPH0244401Y2 (ja)
JPS6324568Y2 (ja)
JPH0719047Y2 (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees