JP3544511B2 - 吊掛装置 - Google Patents

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JP3544511B2
JP3544511B2 JP2000197655A JP2000197655A JP3544511B2 JP 3544511 B2 JP3544511 B2 JP 3544511B2 JP 2000197655 A JP2000197655 A JP 2000197655A JP 2000197655 A JP2000197655 A JP 2000197655A JP 3544511 B2 JP3544511 B2 JP 3544511B2
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健 日向野
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株式会社川口技研
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、2本の紐で吊り下げられた竿が、水平になるように簡単に調整することができる吊掛装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の吊掛装置として実開平6−52796号考案が提案されているが、この従来例においては、紐の長さを調整する機構が備わっていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種の吊掛装置においては、組立時のミスによって、左右の紐の長さが違って竿が水平でなくなる場合があり、この場合、もう一度分解して組み立て直さなければならず、大変面倒である。従って、組立時に、左右の紐の長さを揃えなければならず、組立に手間がかかりコストアップにつながるという問題がある。また、長期の使用によって左右の紐の長さが違って竿が水平でなくなる場合等、一般ユーザーが紐の長さを調整する必要が生じた場合は、竿を水平に直すことができないという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の問題を解決するための吊掛装置であって、2本の紐で吊り下げられた竿を昇降することができる吊掛装置において、それぞれ紐の一端部は、竿の両端部の内部に配設された移動具に直接又は間接的に取り付けられ、移動具は、ねじ部を設けて竿の端部に設けたねじ部に螺合し、移動具を回動することによって移動させて竿から導出される紐の長さを調整することを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
本発明は、上記のように構成してあるので、竿の一端部あるいは両端部の移動具を回動して竿から導出される紐の長さを変更すれば、竿を水平に調整することができる。
【0006】
【実施例】
本体1は、その両端部から導出される紐2・2を上下させる機構(図示しないが種々の機構が考えられる)が内蔵されており、別体の回動棒4を回転操作することによって、紐2・2を上下することができるようになっている。紐2・2は、竿3の両端部を支持しており、竿3は紐2・2によって昇降可能に吊り下げられている。
【0007】
竿3の両端縁にはそれぞれ上部に切欠部12・12を設け、それぞれその後側に嵌合孔13・13を設け、さらにそれぞれその後側に紐孔14・14を設けてある。竿3の両端にはエンドピース5・5を取り付けてある。
【0008】
エンドピース5は、ほぼ円筒形で、後端部には、ローラー10が回転自在に取り付けられ、その下に、後述する取付具7が壊れた時の代替となるスペア取付具11が取り付けられている。さらに、エンドピース5は、先端部が少し大径になっており、その大径部には、表裏に相対向するように表示窓16・16を穿設すると共に、後端縁の上部に後方に向かって突出する回止突起17を設け、小径部の上部には、上方に突出する抜止突起18を設けてある。この抜止突起18は、下方に撓むことができると共に、弾性で上方に復元するようになっている。また、エンドピース5は、小径部の下方が開口部15になっている。
【0009】
エンドピース5の中には、受具8を摺動可能に内蔵している。受具8は、略円筒形でばね9により前方に付勢され、エンドピース5の外縁と面一になる位置で抜け止めされ、ばね9に抗して後方に摺動できるようになっている。受具8は、内面にはねじ部24を刻設すると共に、相対向するように回転止溝25・25を設けてあり、外面には、表裏面に例えば赤色の表示部23・23を設けると共に、上面に凹溝状の逃部26を設けてある。回転止溝25・25は、先端から後端に向けて水平に設けるが、後端部の一部は溝を設けず、後述する取付具7の回転止部22・22が当接するようになっている。
【0010】
受具8のねじ部24には、移動具6が螺合する。移動具6は、略円柱形で外面に、受具8のねじ部24に螺合するねじ部19を刻設し、先端面にプラス溝の操作部20を設けると共に、後端面には取付具7を係合してある。取付具7は、受具8の回転止溝25・25に対応する位置に回転止部22・22を設けると共に、後端面に紐2を取り付ける取付部21を設けてある。取付具7は、回転止部22・22が回転止溝25・25に摺動可能に係合しており、移動具6が回転しても回転はしないが、回転止溝25・25がある範囲内を前後(長手方向)に移動具6と一緒に移動するようになっている。なお、エンドピース5にねじ部を設けて、そのねじ部に移動具6のねじ部19を螺合してもよい。
【0011】
これを組み立てるには、エンドピース5に受具8を開口部15から入れて、エンドピース5の外縁と面一になる位置まで(この位置で抜け止めされる)前に動かし、ばね9を縮めて受具8の後ろから入れる。
本体1から吊り下げられている紐2を、竿3の紐孔2を通して端部から導出し、エンドピース5の後端から、ばね9及び受具8の中を通して先端から導出して、その紐14を取付具7の取付部21に縛り付ける。
取付具7を移動具6の後端に係合させ、取付具7の回転止部22・22を受具8の回転止溝25・25に係合させて押し込み、移動具6を受具8に螺合して、エンドピース5の後端面と面一になるまでねじ込む。
最後に、このエンドピース5を竿3の一端部から挿入すると、抜止突起18が下方に撓み弾性力で上方に復元して竿3の嵌合孔13に嵌合すると共に、回止突起17が竿3の切欠部12に係合すれば、抜け止め及び回り止めされ、組立は完了する。
【0012】
そして、本体1を天井に固定し、竿3を紐2で吊り下げ、回動棒4を本体1の回動部27に引っ掛けて回転して竿3を昇降して使用する。
【0013】
移動具6の操作部20をドライバーで回動すると、移動具6は回動しながら進退するが、取付具7は回動はせずに進退し、竿3から導出される紐2の長さが変更され、竿3を水平に調整することができる。
【0014】
使用中に、竿3に過度の荷重がかかると、図6に示すように、ばね9に抗して受具8が後退し、表示窓16・16から表示部23・23が露出し、荷重がかかりすぎていることを使用者に警告するようになっている。この荷重は、取付具7の調整位置に拘わらず、つまり図4の紐2の出ている寸法が最も短い状態でも、図5の紐2の出ている寸法が最も長い状態でも、同じである。
【0015】
上記の警告に気づかずにさらに荷重をかけると、天井を壊すことを避けるために、取付具7が壊れるようになっている。そして取付具7が壊れたら、抜止突起18を押し込んで、エンドピース5を取り外しスペア取付具11に換えて、上記と同様に再度組み立てて使用する。
【0016】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、組み立てた後、竿の一端部あるいは両端部の移動具を回動すれば、簡単に竿から導出される紐の長さを変更して、竿を水平に調整することができるので、組立時に正確に紐の長さを揃える必要がなく、組立時間を短縮することができコストダウンになるという効果がある。
【0017】
また、長期の使用によって左右の紐の長さが違って竿が水平でなくなった場合でも、一般ユーザーが、簡単に紐の長さを調整して、竿を水平に直すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を示す全体正面図である。
【図2】要部の分解斜視図である。
【図3】エンドピースの上下を逆にした状態の斜視図である。
【図4】要部の断面図で、移動具及び取付具を最も後に調整した状態、つまり竿から導出される紐の長さが最も短い状態を示す。
【図5】要部の断面図で、移動具及び取付具を最も前に調整した状態、つまり竿から導出される紐の長さが最も長い状態を示す。
【図6】移動具及び取付具を中間に調整した状態で、竿に過度の荷重がかかりばねが縮退すると共に、取付具及び移動具と一緒に受具が後退し、エンドピースの表示窓から受具の表示部が露出(表示)された状態を示し、(A)は要部の断面図、(B)は要部の正面図である。
【符号の説明】
2 紐
3 竿
6 移動具
19 ねじ部
24 ねじ部

Claims (1)

  1. 2本の紐で吊り下げられた竿を昇降することができる吊掛装置において、それぞれ紐の一端部は、竿の両端部の内部に配設された移動具に直接又は間接的に取り付けられ、移動具は、ねじ部を設けて竿の端部に設けたねじ部に螺合し、移動具を回動することによって移動させて竿から導出される紐の長さを調整することを特徴とする吊掛装置。
JP2000197655A 2000-06-30 2000-06-30 吊掛装置 Expired - Lifetime JP3544511B2 (ja)

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