JP2798534B2 - マルチリンク制御方式 - Google Patents
マルチリンク制御方式Info
- Publication number
- JP2798534B2 JP2798534B2 JP3253299A JP25329991A JP2798534B2 JP 2798534 B2 JP2798534 B2 JP 2798534B2 JP 3253299 A JP3253299 A JP 3253299A JP 25329991 A JP25329991 A JP 25329991A JP 2798534 B2 JP2798534 B2 JP 2798534B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- multilink
- data
- memory
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパケット交換機における
マルチリンク制御方式に関する。
マルチリンク制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パケット交換機におけるマルチリ
ンク制御では、決められた回線構成の中で各回線のスル
ープットと回線品質を推定し、各回線の送受信データの
比率をあらかじめ固定的に定めていた。
ンク制御では、決められた回線構成の中で各回線のスル
ープットと回線品質を推定し、各回線の送受信データの
比率をあらかじめ固定的に定めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマルチ
リンク制御方式では、マルチリンクを通る送受信データ
量と構成する回線の品質に関係なく、固定的規則の中で
運用されるためデータ量が少なく、マルチリンク内の最
大回線数を使用する必要のない場合やマルチリンクを構
成する回線の内、一本でも品質の悪い回線を使用すると
データの持ち合わせが生じ、マルチリンクの方がシング
ルリンクより伝送効率が極端に低下するという欠点があ
る。
リンク制御方式では、マルチリンクを通る送受信データ
量と構成する回線の品質に関係なく、固定的規則の中で
運用されるためデータ量が少なく、マルチリンク内の最
大回線数を使用する必要のない場合やマルチリンクを構
成する回線の内、一本でも品質の悪い回線を使用すると
データの持ち合わせが生じ、マルチリンクの方がシング
ルリンクより伝送効率が極端に低下するという欠点があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチリンク制
御方式は、マルチリンク手順におけるマルチリンク間で
の送受信データ量を記憶するための第1の記憶手段と、
前記マルチリンクを構成する各回線毎にエラー回数を記
憶するための第2の記憶手段とをパケット交換機に備
え、前記第1及び第2の記憶手段にそれぞれ記憶された
データから得られる一定時間における送受信データ量及
びエラー回数に基づき、前記マルチリンク内の回線構成
と各回線データ送受信比率とを最適値に自動選択する構
成である。
御方式は、マルチリンク手順におけるマルチリンク間で
の送受信データ量を記憶するための第1の記憶手段と、
前記マルチリンクを構成する各回線毎にエラー回数を記
憶するための第2の記憶手段とをパケット交換機に備
え、前記第1及び第2の記憶手段にそれぞれ記憶された
データから得られる一定時間における送受信データ量及
びエラー回数に基づき、前記マルチリンク内の回線構成
と各回線データ送受信比率とを最適値に自動選択する構
成である。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1(a)は本発明を説明するためのパケ
ット交換機のシステム構成図であり、パケット交換機
A,Bの間に、n本の回線で構成されるマルチリンク回
線が存在する。本例では、100〜102の3回線を例
に説明する。図1(b)は本発明の一実施例を示すブロ
ック図であり、図に示す各メモリはパケット交換機A,
Bにそれぞれ設けられる。
ット交換機のシステム構成図であり、パケット交換機
A,Bの間に、n本の回線で構成されるマルチリンク回
線が存在する。本例では、100〜102の3回線を例
に説明する。図1(b)は本発明の一実施例を示すブロ
ック図であり、図に示す各メモリはパケット交換機A,
Bにそれぞれ設けられる。
【0007】以下にパケット交換機Aが発信したときの
動作を説明する。
動作を説明する。
【0008】パケット交換機Aは、エラー発生回数をマ
ルチリンク内回線100,101,102の各回線毎に
エラーカウンタメモリ200に記憶し、一定時間でのエ
ラー数から回線品質値を回線品質値メモリ201に記憶
する。また、マルチリンク間の送受信データ量を送受信
データ量カウンタメモリ300に記憶し、一定時間での
スループット値をスループット値メモリ301に記憶す
る。
ルチリンク内回線100,101,102の各回線毎に
エラーカウンタメモリ200に記憶し、一定時間でのエ
ラー数から回線品質値を回線品質値メモリ201に記憶
する。また、マルチリンク間の送受信データ量を送受信
データ量カウンタメモリ300に記憶し、一定時間での
スループット値をスループット値メモリ301に記憶す
る。
【0009】次に、マルチリンク内の各回線毎のスルー
プット値を記憶したマルチリンク内回線スループットメ
モリ302とマルチリンク全体のスループット値メモリ
301とを比較し、回線組み合わせを選択する。回線品
質値メモリ201と回線組み合わせを照合し、伝送効率
の最も良いと思われる、組合わせを選択する。
プット値を記憶したマルチリンク内回線スループットメ
モリ302とマルチリンク全体のスループット値メモリ
301とを比較し、回線組み合わせを選択する。回線品
質値メモリ201と回線組み合わせを照合し、伝送効率
の最も良いと思われる、組合わせを選択する。
【0010】そして、選択された組合わせの回線に対
し、品質とスループットからデータ量比率を計算し、値
をデータ送信比率メモリ400に記憶し、その比率通り
に制御を行う。
し、品質とスループットからデータ量比率を計算し、値
をデータ送信比率メモリ400に記憶し、その比率通り
に制御を行う。
【0011】例えば、最初は規定通り、マルチリンク内
全回線を使用してデータ送受信を行い、スループット値
メモリ301に70kbpsと設定され、回線品質値メ
モリ201に回線100:101:102に対し、1×
10-7:1×10-5:1×10-7と設定された。各回線
のスループット値メモリ302は、回線100:10
1:102に対し、64kbps:64kbps:1
9.2kbpsであった時、最適値組み合わせは、回線
100:102の2本を選択し、データ送信比率は、回
線100:101:102に対し、スループット値メモ
リ302から、データ送信比率メモリ400に10:
0:3を記憶させる。
全回線を使用してデータ送受信を行い、スループット値
メモリ301に70kbpsと設定され、回線品質値メ
モリ201に回線100:101:102に対し、1×
10-7:1×10-5:1×10-7と設定された。各回線
のスループット値メモリ302は、回線100:10
1:102に対し、64kbps:64kbps:1
9.2kbpsであった時、最適値組み合わせは、回線
100:102の2本を選択し、データ送信比率は、回
線100:101:102に対し、スループット値メモ
リ302から、データ送信比率メモリ400に10:
0:3を記憶させる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、マルチリ
ンク内の回線へのデータ送受信比率を、マルチリンク全
体のデータ量と各回線の回線品質に応じて自動選択する
ように構成したので、マルチリンク手順で欠点となる遅
延を極力さけることができ、特に専用線,公衆網混在の
ように回線品質に差がある場合には、公衆網を極力使用
せず、スループットオーバーの時にのみ使用するなど、
遅延並びに経済性を考慮した回線構成でマルチリンク手
順を使用できるという効果がある。
ンク内の回線へのデータ送受信比率を、マルチリンク全
体のデータ量と各回線の回線品質に応じて自動選択する
ように構成したので、マルチリンク手順で欠点となる遅
延を極力さけることができ、特に専用線,公衆網混在の
ように回線品質に差がある場合には、公衆網を極力使用
せず、スループットオーバーの時にのみ使用するなど、
遅延並びに経済性を考慮した回線構成でマルチリンク手
順を使用できるという効果がある。
【図1】(a)は本発明の一実施例を説明するためのパ
ケット交換機のスシテム構成図である。(b)は本発明
の一実施例を示すブロック図である。
ケット交換機のスシテム構成図である。(b)は本発明
の一実施例を示すブロック図である。
A,B パケット交換機 100,101,102 マルチリンク内回線 200 エラーカウンタメモリ 201 回線品質値メモリ 300 送受信データ量カウンタメモリ 301 スループット値メモリ 302 マルチリンク内回線スループットメモリ 400 データ送信比率メモリ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−250945(JP,A) 特開 平3−272241(JP,A) 特開 平4−367137(JP,A) 特開 平4−10839(JP,A) 特開 平3−45051(JP,A) 特開 昭60−64551(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/56 H04L 29/02 - 29/10
Claims (1)
- 【請求項1】 マルチリンク手順におけるマルチリンク
間での送受信データ量を記憶するための第1の記憶手段
と、前記マルチリンクを構成する各回線毎にエラー回数
を記憶するための第2の記憶手段とをパケット交換機に
備え、前記第1及び第2の記憶手段にそれぞれ記憶され
たデータから得られる一定時間における送受信データ量
及びエラー回数に基づき、前記マルチリンク内の回線構
成と各回線のデータ送受信比率とを最適値に自動選択す
ることを特徴とするマルチリンク制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3253299A JP2798534B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | マルチリンク制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3253299A JP2798534B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | マルチリンク制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595373A JPH0595373A (ja) | 1993-04-16 |
JP2798534B2 true JP2798534B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=17249361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3253299A Expired - Fee Related JP2798534B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | マルチリンク制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2798534B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4000479B2 (ja) | 2003-05-22 | 2007-10-31 | 日本電気株式会社 | データ通信システム、通信装置、及びその通信プログラム |
JP4632805B2 (ja) * | 2005-02-15 | 2011-02-16 | 三菱電機株式会社 | 複数経路マルチホップ無線lanシステム |
JP2007104054A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Oki Electric Ind Co Ltd | データ通信装置、データ通信方法及びデータ通信プログラム |
JP5005223B2 (ja) | 2006-01-19 | 2012-08-22 | パナソニック株式会社 | 通信装置及び通信方法 |
JP4765892B2 (ja) * | 2006-10-25 | 2011-09-07 | 株式会社日立製作所 | マルチリンクバンドル制御を行なうデータ伝送方法、データ伝送装置、およびデータ伝送システム |
JP2008172656A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Railway Technical Res Inst | 回線制御システム及びその方法 |
JP2011109471A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Oki Electric Industry Co Ltd | 通信経路制御装置及び通信経路制御方法 |
JP2011199884A (ja) * | 2011-05-12 | 2011-10-06 | Railway Technical Research Institute | 回線制御システム及びその方法 |
JP5890122B2 (ja) * | 2011-08-10 | 2016-03-22 | 株式会社メガチップス | 半導体集積回路、通信装置、通信システム、及び通信方法 |
US10051000B2 (en) | 2015-07-28 | 2018-08-14 | Citrix Systems, Inc. | Efficient use of IPsec tunnels in multi-path environment |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6064551A (ja) * | 1983-09-19 | 1985-04-13 | Hitachi Ltd | デ−タ伝送装置におけるフレ−ム振り分け方式 |
JPH0345051A (ja) * | 1989-07-13 | 1991-02-26 | Fujitsu Ltd | マルチリンク方式 |
JP2854656B2 (ja) * | 1990-02-28 | 1999-02-03 | 富士通株式会社 | フレーム送信割当方式 |
JPH03272241A (ja) * | 1990-03-20 | 1991-12-03 | Nec Corp | マルチリンク内回線選択方式 |
JPH0410839A (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-16 | Nec Corp | マルチリンク手順制御方式 |
JPH04367137A (ja) * | 1991-06-14 | 1992-12-18 | Nec Corp | マルチリンク手順制御方式 |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP3253299A patent/JP2798534B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0595373A (ja) | 1993-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5526399A (en) | Data transmission method and apparatus of mobile radiocommunication system | |
EP1107540B1 (en) | Data communication system and method | |
JP2798534B2 (ja) | マルチリンク制御方式 | |
US5729528A (en) | Data transmission system having a monitoring function for monitoring the congestion of links and node intended to be used in such a system | |
US20020027923A1 (en) | IP gateway apparatus | |
JPH07336331A (ja) | デジタル無線通信システム | |
EP1018285A1 (en) | An apparatus and method for reducing delay for voice over atm using co-located switches | |
JPH03131143A (ja) | パケット長設定方法 | |
JPH04367137A (ja) | マルチリンク手順制御方式 | |
JPH0691533B2 (ja) | 音声/デ−タ総合ロ−カルエリアネツトワ−ク | |
JPS59144245A (ja) | パケツト交換加入者回線制御方式 | |
JPH06326704A (ja) | フレームリレー網の迂回方式 | |
JPH05219110A (ja) | 回線選択方式 | |
JPH09102792A (ja) | Lan間接続装置 | |
JPH0410839A (ja) | マルチリンク手順制御方式 | |
JPH0514396A (ja) | データ伝送装置 | |
Heinrichs | Amtp: Towards a high performance and configurable multipeer transfer service | |
JPH0523096B2 (ja) | ||
JPH03272241A (ja) | マルチリンク内回線選択方式 | |
JPH03240338A (ja) | パケツト交換装置 | |
JPH09294127A (ja) | 通信ネットワーク | |
JP2671655B2 (ja) | 通信装置 | |
JPH01135155A (ja) | パケット交換網における通信方法 | |
JPS63292845A (ja) | デ−タ通信方式 | |
JPH0614644B2 (ja) | パケット交換中継回線選択方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980609 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |