JP2797948B2 - コンテナスプレッダ装置 - Google Patents
コンテナスプレッダ装置Info
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- JP2797948B2 JP2797948B2 JP35414793A JP35414793A JP2797948B2 JP 2797948 B2 JP2797948 B2 JP 2797948B2 JP 35414793 A JP35414793 A JP 35414793A JP 35414793 A JP35414793 A JP 35414793A JP 2797948 B2 JP2797948 B2 JP 2797948B2
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Description
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフト等の荷
役車両に装着されてコンテナ荷役に使用される伸縮式の
コンテナスプレッダ装置に係り、詳しくは、コンテナス
プレッダ装置における伸縮レールの伸縮移動速度の制御
に関する。
役車両に装着されてコンテナ荷役に使用される伸縮式の
コンテナスプレッダ装置に係り、詳しくは、コンテナス
プレッダ装置における伸縮レールの伸縮移動速度の制御
に関する。
【0001】
【従来の技術】一般に、コンテナスプレッダ装置は、例
えばフォークリフトのリフトブラケットやフィンガーバ
ー等よりなる昇降部材に取り付けられてコンテナの荷役
作業に使用される。即ち、このようなコンテナスプレッ
ダ装置は、前記昇降部材に取着されるスプレッダ本体を
有しており、そのスプレッダ本体の前側部に横長の角筒
状に形成されたレールホルダを備えて、さらに、そのレ
ールホルダ内に、左右一対よりなるとともにその端部に
ツイストロックピンを有する伸縮レールを伸縮移動可能
に配している。従って、伸縮レールをコンテナの寸法に
合わせて伸縮移動させ、コンテナの上面両端部に穿設さ
れている釣り下げ孔にツイストロックピンを係合させる
ことによってコンテナを釣支し運搬することができるよ
うになっている。
えばフォークリフトのリフトブラケットやフィンガーバ
ー等よりなる昇降部材に取り付けられてコンテナの荷役
作業に使用される。即ち、このようなコンテナスプレッ
ダ装置は、前記昇降部材に取着されるスプレッダ本体を
有しており、そのスプレッダ本体の前側部に横長の角筒
状に形成されたレールホルダを備えて、さらに、そのレ
ールホルダ内に、左右一対よりなるとともにその端部に
ツイストロックピンを有する伸縮レールを伸縮移動可能
に配している。従って、伸縮レールをコンテナの寸法に
合わせて伸縮移動させ、コンテナの上面両端部に穿設さ
れている釣り下げ孔にツイストロックピンを係合させる
ことによってコンテナを釣支し運搬することができるよ
うになっている。
【0002】また、伸縮レールの伸長及び収縮移動は、
それぞれ、前記ホルダ側に設けた小片状のストッパと、
伸縮レール側においてそのストッパに対向する位置に設
けた同じく小片状のストッパ受けとが当接することによ
って制動を受けるようになっており、その結果、伸縮レ
ールの移動は強制的に停止させられる。その後、運転席
に設けられている伸縮レールの移動を制御するレバーを
操作することで、伸縮レールの移動を完全に停止させる
こととなる。そして、それらのストッパによって得られ
る伸縮レールの最大伸長時及び最大収縮時のツイストロ
ックピン間の距離は、大小二つの標準的なコンテナの釣
り下げ孔間の距離に一致するようになっている。このよ
うなコンテナスプレッダ装置として、実開平1−174
398号公報に開示されているコンテナスプレッダ装置
を挙げることができる。
それぞれ、前記ホルダ側に設けた小片状のストッパと、
伸縮レール側においてそのストッパに対向する位置に設
けた同じく小片状のストッパ受けとが当接することによ
って制動を受けるようになっており、その結果、伸縮レ
ールの移動は強制的に停止させられる。その後、運転席
に設けられている伸縮レールの移動を制御するレバーを
操作することで、伸縮レールの移動を完全に停止させる
こととなる。そして、それらのストッパによって得られ
る伸縮レールの最大伸長時及び最大収縮時のツイストロ
ックピン間の距離は、大小二つの標準的なコンテナの釣
り下げ孔間の距離に一致するようになっている。このよ
うなコンテナスプレッダ装置として、実開平1−174
398号公報に開示されているコンテナスプレッダ装置
を挙げることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記伸縮レ
ールの伸縮移動は、コンテナ荷役の作業の迅速化を図る
ために非常に高速で行われており、この伸縮レールの移
動を停止させる際に当接する前記ストッパは、大きな衝
撃を受け止めることになる。その結果、ストッパ自体が
摩耗ないしは損傷によって変形したり、ストッパの設定
位置がズレを起こしたりして、このストッパにより得ら
れていたツイストロックピン間の距離と、標準的なコン
テナの釣り下げ孔間の距離との一致が維持できなくな
り、コンテナの荷役に支障をきたすという問題がある。
さらには、前記した伸縮レールにおける移動停止の際の
衝撃が、コンテナスプレッダ装置に配設されている種々
の計装品の故障原因の一つにもなっているという問題も
残している。そこで、本発明は、上記問題点に鑑みて、
伸縮レールの移動を停止させる際の衝撃を緩和する上で
有効なコンテナスプレッダ装置を提供することを解決す
べき技術課題とする。
ールの伸縮移動は、コンテナ荷役の作業の迅速化を図る
ために非常に高速で行われており、この伸縮レールの移
動を停止させる際に当接する前記ストッパは、大きな衝
撃を受け止めることになる。その結果、ストッパ自体が
摩耗ないしは損傷によって変形したり、ストッパの設定
位置がズレを起こしたりして、このストッパにより得ら
れていたツイストロックピン間の距離と、標準的なコン
テナの釣り下げ孔間の距離との一致が維持できなくな
り、コンテナの荷役に支障をきたすという問題がある。
さらには、前記した伸縮レールにおける移動停止の際の
衝撃が、コンテナスプレッダ装置に配設されている種々
の計装品の故障原因の一つにもなっているという問題も
残している。そこで、本発明は、上記問題点に鑑みて、
伸縮レールの移動を停止させる際の衝撃を緩和する上で
有効なコンテナスプレッダ装置を提供することを解決す
べき技術課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、スプレッダ本体に設置されたレールホ
ルダに、コンテナの釣り孔と係合するツイストロックピ
ンを端部に取り付けた左右一対の伸縮レールを横方向に
移動可能に儲け、さらに、前記レールホルダに伸縮レー
ルを横方向に移動させる駆動装置を配設したコンテナス
プレッダ装置において、前記伸縮レールの伸長移動にお
いて伸長行程終端への接近を検知して検知信号を発する
第1の検知手段と、前記伸縮レールの収縮移動において
収縮行程終端への接近を検知して検知信号を発する第2
の検知手段と、前記第1の検知手段もしくは第2の検知
手段からの検知信号に基づいて前記駆動装置を介して伸
縮レールの伸縮移動速度を低減制御する制御装置と、該
制御装置による伸縮レールの伸縮移動速度の低減制御を
解除する解除手段とを備えたことを要旨とする。
めに、本発明は、スプレッダ本体に設置されたレールホ
ルダに、コンテナの釣り孔と係合するツイストロックピ
ンを端部に取り付けた左右一対の伸縮レールを横方向に
移動可能に儲け、さらに、前記レールホルダに伸縮レー
ルを横方向に移動させる駆動装置を配設したコンテナス
プレッダ装置において、前記伸縮レールの伸長移動にお
いて伸長行程終端への接近を検知して検知信号を発する
第1の検知手段と、前記伸縮レールの収縮移動において
収縮行程終端への接近を検知して検知信号を発する第2
の検知手段と、前記第1の検知手段もしくは第2の検知
手段からの検知信号に基づいて前記駆動装置を介して伸
縮レールの伸縮移動速度を低減制御する制御装置と、該
制御装置による伸縮レールの伸縮移動速度の低減制御を
解除する解除手段とを備えたことを要旨とする。
【0005】
【作用】上述のように構成されたコンテナスプレッダ装
置においては、伸縮レールが伸長移動において伸長行程
終端に接近した際に、その伸縮レールの接近を第1の検
知手段が検出するとともに、伸縮レールの伸縮移動速度
を低減制御する制御手段に出力信号を発する。そして、
この制御手段が、その出力信号に基づき伸縮レールの伸
長移動速度を低減させる。従って、伸縮レールの伸長移
動は伸長行程終端にて移動速度が低減する。同様に、伸
縮レールが収縮移動において収縮行程終端に接近した際
に、その伸縮レールの接近を第2の検知手段が検出する
とともに、伸縮レールの伸縮移動速度を低減制御する制
御手段に出力信号を発する。そして、この制御手段が、
その出力信号に基づき伸縮レールの収縮移動速度を低減
させる。従って、伸縮レールの収縮移動は収縮行程終端
にて移動速度が低減する。そして解除手段が、伸縮レー
ルの伸縮移動速度の低減制御を解除して、次の伸縮レー
ルの伸縮動作に開始に際して、伸縮レールが高速度で伸
縮動作可能なように準備する。
置においては、伸縮レールが伸長移動において伸長行程
終端に接近した際に、その伸縮レールの接近を第1の検
知手段が検出するとともに、伸縮レールの伸縮移動速度
を低減制御する制御手段に出力信号を発する。そして、
この制御手段が、その出力信号に基づき伸縮レールの伸
長移動速度を低減させる。従って、伸縮レールの伸長移
動は伸長行程終端にて移動速度が低減する。同様に、伸
縮レールが収縮移動において収縮行程終端に接近した際
に、その伸縮レールの接近を第2の検知手段が検出する
とともに、伸縮レールの伸縮移動速度を低減制御する制
御手段に出力信号を発する。そして、この制御手段が、
その出力信号に基づき伸縮レールの収縮移動速度を低減
させる。従って、伸縮レールの収縮移動は収縮行程終端
にて移動速度が低減する。そして解除手段が、伸縮レー
ルの伸縮移動速度の低減制御を解除して、次の伸縮レー
ルの伸縮動作に開始に際して、伸縮レールが高速度で伸
縮動作可能なように準備する。
【0006】
【実施例】以下、本発明におけるコンテナスプレッダ装
置を具体化した一実施例について図1から図7に従って
説明する。先ず、伸縮式のコンテナスプレッダ装置の概
略を図1、図2及び図3に基づいて説明する。コンテナ
スプレッダ装置1は、一般的に、図3に示すようなフォ
ークリフト2のリフトブラケットやフィンガーバー等よ
り構成される昇降部材3に取り付けられてコンテナCの
荷役作業を行うものである。そして、コンテナスプレッ
ダ装置1は、図1に示すように、前記昇降部材3の前側
と固着するため、柱材を縦長の略矩形状に結合させたス
プレッダ本体10を備える。そのスプレッダ本体10の
前側部には、横長の角筒状に形成された中空のレールホ
ルダ11が取り付けられており、そのレールホルダ11
内には、左右一対よりなる伸縮レール14、16が伸縮
移動可能に配設されている。この伸縮レール14、16
は、略L字型をなしており、レールホルダ11内を摺動
する腕部14a、16aと、その腕部14a、16aの
各々先端より直角的に屈曲延設する柱部14b、16b
と、その柱部14b、16bの各頂部における前側水平
方向にて短く延出する延出部14c、16cとから形成
されている。さらに、延出部14c、16cの下側面に
は、コンテナCの上面両端に穿設されている釣り下げ孔
に係合可能なツイストロックピン14d、16dが垂下
するように設けられている。なお、腕部14a、16a
は、それぞれ略矩形の断面を有する中空状をなし、伸縮
レール14、16の収縮時にあっては、腕部14a内に
腕部16aが進入するようになっている。
置を具体化した一実施例について図1から図7に従って
説明する。先ず、伸縮式のコンテナスプレッダ装置の概
略を図1、図2及び図3に基づいて説明する。コンテナ
スプレッダ装置1は、一般的に、図3に示すようなフォ
ークリフト2のリフトブラケットやフィンガーバー等よ
り構成される昇降部材3に取り付けられてコンテナCの
荷役作業を行うものである。そして、コンテナスプレッ
ダ装置1は、図1に示すように、前記昇降部材3の前側
と固着するため、柱材を縦長の略矩形状に結合させたス
プレッダ本体10を備える。そのスプレッダ本体10の
前側部には、横長の角筒状に形成された中空のレールホ
ルダ11が取り付けられており、そのレールホルダ11
内には、左右一対よりなる伸縮レール14、16が伸縮
移動可能に配設されている。この伸縮レール14、16
は、略L字型をなしており、レールホルダ11内を摺動
する腕部14a、16aと、その腕部14a、16aの
各々先端より直角的に屈曲延設する柱部14b、16b
と、その柱部14b、16bの各頂部における前側水平
方向にて短く延出する延出部14c、16cとから形成
されている。さらに、延出部14c、16cの下側面に
は、コンテナCの上面両端に穿設されている釣り下げ孔
に係合可能なツイストロックピン14d、16dが垂下
するように設けられている。なお、腕部14a、16a
は、それぞれ略矩形の断面を有する中空状をなし、伸縮
レール14、16の収縮時にあっては、腕部14a内に
腕部16aが進入するようになっている。
【0007】次に、図2に基づいて伸縮レール14、1
6を伸縮移動させる駆動装置について説明する。伸縮レ
ール14、16を伸縮移動可能に支持しているレールホ
ルダ11の背面両端位置には、チェーンスプロケット2
0、22が回転自在に取着されている。一方のチェーン
スプロケット20は、その中心にある軸と、正逆両方向
に回転可能な油圧モータ24の出力軸とが連結されてい
ることから、油圧モータ24の駆動を伝達する。それら
チェーンスプロケット20、22の間には、二つの連結
片26、28を介在させることで二つに区切られるチェ
ーン30、32が一連となってサーキット状に張架され
ている。即ち、チェーンスプロケット20にはチェーン
30が懸架され、チェーンスプロケット22にはチェー
ン32が懸架された状態となっており、チェーン30、
32のそれぞれの端部が連結片26、28にて連結され
ている。そして、二つの連結片26、28には、レール
ホルダ11の背面に摺動可能に支持されるとともに伸縮
レール14、16の腕部14a、16aに対して略平行
である横長のレール駆動用竿34、36の一端がそれぞ
れ固着されており、その他端は伸縮レール14、16の
柱部14b、16bの下側にそれぞれ固着されている。
6を伸縮移動させる駆動装置について説明する。伸縮レ
ール14、16を伸縮移動可能に支持しているレールホ
ルダ11の背面両端位置には、チェーンスプロケット2
0、22が回転自在に取着されている。一方のチェーン
スプロケット20は、その中心にある軸と、正逆両方向
に回転可能な油圧モータ24の出力軸とが連結されてい
ることから、油圧モータ24の駆動を伝達する。それら
チェーンスプロケット20、22の間には、二つの連結
片26、28を介在させることで二つに区切られるチェ
ーン30、32が一連となってサーキット状に張架され
ている。即ち、チェーンスプロケット20にはチェーン
30が懸架され、チェーンスプロケット22にはチェー
ン32が懸架された状態となっており、チェーン30、
32のそれぞれの端部が連結片26、28にて連結され
ている。そして、二つの連結片26、28には、レール
ホルダ11の背面に摺動可能に支持されるとともに伸縮
レール14、16の腕部14a、16aに対して略平行
である横長のレール駆動用竿34、36の一端がそれぞ
れ固着されており、その他端は伸縮レール14、16の
柱部14b、16bの下側にそれぞれ固着されている。
【0008】従って、油圧モータ24が回転駆動する
と、チェーンスプロケット20が回転してチェーン30
を駆動させるとともに、連結片26、28を介してチェ
ーン32を駆動させ、チェーンスプロケット22を回転
させる。そして、これらの回転動に伴って、連結片2
6、28は、レールホルダ11の長手方向即ち図2にお
ける左右方向に移動するため、レール駆動用竿34、3
6を同じくレールホルダ11の長手方向即ち図2におけ
る左右方向に移動させる。その結果、伸縮レール14、
16をレールホルダ11の長手方向即ち図2における左
右方向に移動させることができる。
と、チェーンスプロケット20が回転してチェーン30
を駆動させるとともに、連結片26、28を介してチェ
ーン32を駆動させ、チェーンスプロケット22を回転
させる。そして、これらの回転動に伴って、連結片2
6、28は、レールホルダ11の長手方向即ち図2にお
ける左右方向に移動するため、レール駆動用竿34、3
6を同じくレールホルダ11の長手方向即ち図2におけ
る左右方向に移動させる。その結果、伸縮レール14、
16をレールホルダ11の長手方向即ち図2における左
右方向に移動させることができる。
【0009】即ち、油圧モータ24が時計回り方向に回
転すると、チェーンスプロケット20の回転を介して、
チェーン30は連結片28を図2における左方向へ牽引
するように駆動する。その牽引される連結片28によっ
て、チェーン32が駆動されてチェーンスプロケット2
2を回転させるとともに、連結片26が図2における右
方向に牽引される。従って、連結片28の図2における
左方向への移動に伴いレール駆動用竿36が図2におけ
る左方向へ移動するとともに、連結片26の図2におけ
る右方向への移動に伴いレール駆動用竿34が図2にお
ける右方向へ移動することとなる。その結果、伸縮レー
ル14、16は収縮移動するように駆動される。
転すると、チェーンスプロケット20の回転を介して、
チェーン30は連結片28を図2における左方向へ牽引
するように駆動する。その牽引される連結片28によっ
て、チェーン32が駆動されてチェーンスプロケット2
2を回転させるとともに、連結片26が図2における右
方向に牽引される。従って、連結片28の図2における
左方向への移動に伴いレール駆動用竿36が図2におけ
る左方向へ移動するとともに、連結片26の図2におけ
る右方向への移動に伴いレール駆動用竿34が図2にお
ける右方向へ移動することとなる。その結果、伸縮レー
ル14、16は収縮移動するように駆動される。
【0010】同様に、油圧モータ24が反時計回り方向
に回転すると、チェーンスプロケット20の回転を介し
て、チェーン30は連結片26を図2における左方向へ
牽引するように駆動する。その牽引される連結片26に
よって、チェーン32が駆動されてチェーンスプロケッ
ト22を回転させるとともに、連結片28が図2におけ
る右方向に牽引される。従って、連結片26の図2にお
ける左方向への移動に伴いレール駆動用竿34が図2に
おける左方向へ移動するとともに、連結片28の図2に
おける右方向への移動に伴いレール駆動用竿36が図2
における右方向へ移動することとなる。その結果、伸縮
レール14、16は伸長移動するように駆動される。
に回転すると、チェーンスプロケット20の回転を介し
て、チェーン30は連結片26を図2における左方向へ
牽引するように駆動する。その牽引される連結片26に
よって、チェーン32が駆動されてチェーンスプロケッ
ト22を回転させるとともに、連結片28が図2におけ
る右方向に牽引される。従って、連結片26の図2にお
ける左方向への移動に伴いレール駆動用竿34が図2に
おける左方向へ移動するとともに、連結片28の図2に
おける右方向への移動に伴いレール駆動用竿36が図2
における右方向へ移動することとなる。その結果、伸縮
レール14、16は伸長移動するように駆動される。
【0011】次に、伸縮レール14、16の伸縮移動の
制動及び停止につき図1及び図2に基づいて以下に説明
する。図2に示すように、前記レール駆動用竿34、3
6において連結片26、28が取着される各々の端部に
は、細い縦長の略直方体形状のストッパ40、42が設
けられている。そして、レールホルダ11の背面には、
ストッパ40、42の各々に対向する位置で且つチェー
ンスプロケット20、22の付近にて、二つの小片状の
ストッパ受け44、46が設けられている。なお、この
ストッパ受け44、46は、その間にレール駆動用竿3
4、36及びチェーン30、32が移動する間隙を必要
とする関係上二つに分割されている。従って、伸縮レー
ル14、16が伸長移動を継続していくと、ストッパ4
0、42とストッパ受け44、46とが当接することに
なり、伸縮レール14、16の伸長移動が強制的に停止
させられることになる。そのため、ストッパ40、42
及びストッパ受け44、46によって、伸縮レール1
4、16の最大伸長距離が決定される。
制動及び停止につき図1及び図2に基づいて以下に説明
する。図2に示すように、前記レール駆動用竿34、3
6において連結片26、28が取着される各々の端部に
は、細い縦長の略直方体形状のストッパ40、42が設
けられている。そして、レールホルダ11の背面には、
ストッパ40、42の各々に対向する位置で且つチェー
ンスプロケット20、22の付近にて、二つの小片状の
ストッパ受け44、46が設けられている。なお、この
ストッパ受け44、46は、その間にレール駆動用竿3
4、36及びチェーン30、32が移動する間隙を必要
とする関係上二つに分割されている。従って、伸縮レー
ル14、16が伸長移動を継続していくと、ストッパ4
0、42とストッパ受け44、46とが当接することに
なり、伸縮レール14、16の伸長移動が強制的に停止
させられることになる。そのため、ストッパ40、42
及びストッパ受け44、46によって、伸縮レール1
4、16の最大伸長距離が決定される。
【0012】また、図1に示すように、伸縮レール1
4、16の柱部14b、16bの内側側面下部で最も前
方寄りには、細い縦長の略直方体形状のストッパ50、
52が設けられている。そして、レールホルダ11の両
端で最も前方寄りには、ストッパ50、52の各々に対
向する位置で、同じく細い縦長の略直方体形状のストッ
パ受け54、56が設けられている。従って、伸縮レー
ル14、16が収縮移動を継続していくと、ストッパ5
0、52とストッパ受け54、56とが当接して、伸縮
レール14、16の収縮移動が強制的に停止させられる
ことになる。そのため、ストッパ50、52及びストッ
パ受け54、56によって、伸縮レール14、16の最
大収縮距離が決定される。
4、16の柱部14b、16bの内側側面下部で最も前
方寄りには、細い縦長の略直方体形状のストッパ50、
52が設けられている。そして、レールホルダ11の両
端で最も前方寄りには、ストッパ50、52の各々に対
向する位置で、同じく細い縦長の略直方体形状のストッ
パ受け54、56が設けられている。従って、伸縮レー
ル14、16が収縮移動を継続していくと、ストッパ5
0、52とストッパ受け54、56とが当接して、伸縮
レール14、16の収縮移動が強制的に停止させられる
ことになる。そのため、ストッパ50、52及びストッ
パ受け54、56によって、伸縮レール14、16の最
大収縮距離が決定される。
【0013】以上のようにして、伸縮レール14、16
の伸縮移動をストッパ40、42等々によって強制的に
停止させた後、運転席に設けられている伸縮レール1
4、16の移動を制御するレバーを伸縮レール14、1
6が制止するよう操作する。その結果、伸縮レールの移
動を完全に停止させることができる。なお、ストッパ4
0、42等々によって得られる伸縮レール14、16の
最大伸長距離及び最大収縮距離によって決定される伸縮
レール14、16の最大伸長時及び最大収縮時のツイス
トロックピン14d、16d間の距離は、大小二つの標
準的なコンテナCの釣り下げ孔間の距離に一致するよう
になっている。
の伸縮移動をストッパ40、42等々によって強制的に
停止させた後、運転席に設けられている伸縮レール1
4、16の移動を制御するレバーを伸縮レール14、1
6が制止するよう操作する。その結果、伸縮レールの移
動を完全に停止させることができる。なお、ストッパ4
0、42等々によって得られる伸縮レール14、16の
最大伸長距離及び最大収縮距離によって決定される伸縮
レール14、16の最大伸長時及び最大収縮時のツイス
トロックピン14d、16d間の距離は、大小二つの標
準的なコンテナCの釣り下げ孔間の距離に一致するよう
になっている。
【0014】また、図1に示すように、レールホルダ1
1の上面両端には、非接触式の近接スイッチ60と、非
接触式の近接スイッチ62が設けられており、この近接
スイッチ60、62に対向する位置にて、伸縮レール1
4、16の柱部14b、16bの内側側面部には、ドグ
64、66が設けられている。従って、伸縮レール1
4、16が収縮移動を継続して最大収縮距離に至ると、
近接スイッチ60、62がドグ64、66の接近を検知
する。すると、図示しない回路構成に基づいて、図示し
ない運転席の操作パネルに伸縮レール14、16の最大
収縮距離への到達が表示されるようになっている。通
常、作業者は、この操作パネルの表示をもとにして、伸
縮レール14、16の移動を制御するレバーを伸縮レー
ル14、16が制止するように操作を行っている。な
お、図示はしないが、レールホルダ11の背面には、同
様の近接スイッチ及びドグが配設されており、伸縮レー
ル14、16の最大伸長距離の到達を図示しない運転席
の操作パネルに表示するようになっている。
1の上面両端には、非接触式の近接スイッチ60と、非
接触式の近接スイッチ62が設けられており、この近接
スイッチ60、62に対向する位置にて、伸縮レール1
4、16の柱部14b、16bの内側側面部には、ドグ
64、66が設けられている。従って、伸縮レール1
4、16が収縮移動を継続して最大収縮距離に至ると、
近接スイッチ60、62がドグ64、66の接近を検知
する。すると、図示しない回路構成に基づいて、図示し
ない運転席の操作パネルに伸縮レール14、16の最大
収縮距離への到達が表示されるようになっている。通
常、作業者は、この操作パネルの表示をもとにして、伸
縮レール14、16の移動を制御するレバーを伸縮レー
ル14、16が制止するように操作を行っている。な
お、図示はしないが、レールホルダ11の背面には、同
様の近接スイッチ及びドグが配設されており、伸縮レー
ル14、16の最大伸長距離の到達を図示しない運転席
の操作パネルに表示するようになっている。
【0015】図2をさらに参照すると、本実施例による
コンテナスプレッダ装置は、伸縮レール14、16が伸
長動作の終端に接近したことを検知する第1の検知手段
としての近接スイッチ68、70とドグ72、74と、
伸縮レール14、16が収縮動作の終端に接近したこと
を検知するための近接スイッチ68、70とドグ76、
78とを具備している。さらに、図2の矢視線IV−I
Vに沿う略断面図である図4を参照して理解されるよう
に、近接スイッチ68、70は、レールホルダ11に設
けられており、ドグ72、74の各々は、伸縮レール1
4、16の伸長行程の終端近傍において、近接スイッチ
68、70の各々と対向するように腕部16aに取着さ
れている。これに対してドグ76、78の各々は、伸縮
レール14、16の収縮行程の終端近傍において、近接
スイッチ68、70の各々と対向するように腕部16a
に取着されている。
コンテナスプレッダ装置は、伸縮レール14、16が伸
長動作の終端に接近したことを検知する第1の検知手段
としての近接スイッチ68、70とドグ72、74と、
伸縮レール14、16が収縮動作の終端に接近したこと
を検知するための近接スイッチ68、70とドグ76、
78とを具備している。さらに、図2の矢視線IV−I
Vに沿う略断面図である図4を参照して理解されるよう
に、近接スイッチ68、70は、レールホルダ11に設
けられており、ドグ72、74の各々は、伸縮レール1
4、16の伸長行程の終端近傍において、近接スイッチ
68、70の各々と対向するように腕部16aに取着さ
れている。これに対してドグ76、78の各々は、伸縮
レール14、16の収縮行程の終端近傍において、近接
スイッチ68、70の各々と対向するように腕部16a
に取着されている。
【0016】近接スイッチ70のためのドグ72、76
は、近接スイッチ68のためのドグ74、78よりも長
く形成されるとともに、腕部16aの長手方向に延設さ
れている。さらに詳細には、ドグ72、76は、伸縮レ
ール14、16の伸長行程の終端近傍において、近接ス
イッチ68がドグ74を検知するよりも速く、近接スイ
ッチ70がドグ72を検知し、かつ伸縮レール14、1
6の収縮行程の終端近傍において、近接スイッチ68が
ドグ78を検知するよりも速く、近接スイッチ70がド
グ76を検知するように設けられている。
は、近接スイッチ68のためのドグ74、78よりも長
く形成されるとともに、腕部16aの長手方向に延設さ
れている。さらに詳細には、ドグ72、76は、伸縮レ
ール14、16の伸長行程の終端近傍において、近接ス
イッチ68がドグ74を検知するよりも速く、近接スイ
ッチ70がドグ72を検知し、かつ伸縮レール14、1
6の収縮行程の終端近傍において、近接スイッチ68が
ドグ78を検知するよりも速く、近接スイッチ70がド
グ76を検知するように設けられている。
【0017】近接スイッチ68、70は、油圧モータ2
4のための制御手段80に接続されている。近接スイッ
チ68は、伸縮レール14、16の伸長行程または収縮
行程の終端近傍において、ドグ72、76を検知する
と、検知信号を制御手段80に発生する。同様に、近接
スイッチ70は、伸縮レール14、16の伸長行程また
は収縮行程の終端近傍において、ドグ74、78を検知
すると、検知信号を制御手段80に発生する。なお、近
接スイッチ68、70は、静電誘導式や磁気式の一般的
に入手可能な季節スイッチを利用することができる。或
いは、ひげ状の触覚を有する接触式の近接スイッチでも
よい。
4のための制御手段80に接続されている。近接スイッ
チ68は、伸縮レール14、16の伸長行程または収縮
行程の終端近傍において、ドグ72、76を検知する
と、検知信号を制御手段80に発生する。同様に、近接
スイッチ70は、伸縮レール14、16の伸長行程また
は収縮行程の終端近傍において、ドグ74、78を検知
すると、検知信号を制御手段80に発生する。なお、近
接スイッチ68、70は、静電誘導式や磁気式の一般的
に入手可能な季節スイッチを利用することができる。或
いは、ひげ状の触覚を有する接触式の近接スイッチでも
よい。
【0018】次に、図5、6を参照して油圧モータ24
のための制御手段80について説明する。図5から理解
されるように、制御手段80は、油圧モータ24のため
の油圧回路80aと、該油圧回路80aに具備されたソ
レノイド式の遮断弁のソレノイドを駆動するための電気
回路82とを具備して構成される。図5において、油圧
回路80aは、油圧モータ24に加圧された作動油を供
給するための油圧源として油圧ポンプ801を具備して
いる。図5において油圧ポンプ801は、スプレッダ装
置1が搭載される荷役車両のエンジン84に連結されて
いる。
のための制御手段80について説明する。図5から理解
されるように、制御手段80は、油圧モータ24のため
の油圧回路80aと、該油圧回路80aに具備されたソ
レノイド式の遮断弁のソレノイドを駆動するための電気
回路82とを具備して構成される。図5において、油圧
回路80aは、油圧モータ24に加圧された作動油を供
給するための油圧源として油圧ポンプ801を具備して
いる。図5において油圧ポンプ801は、スプレッダ装
置1が搭載される荷役車両のエンジン84に連結されて
いる。
【0019】油圧ポンプ801は、管路802を介して
ソレノイド式の遮断弁805に接続されている。遮断弁
805は、以下に説明するソレノイド駆動用の電気回路
(以下、単にソレノイド駆動回路と記載する)82でソ
レノイド814の動作を制御することにより、開と閉の
間で選択的に作動する。また、管路802は、分岐管路
806を介して絞り弁807に接続しており、遮断弁8
05と絞り弁807は並列関係で接続されている。な
お、絞り弁807は単なるオリフィスでもよい。つま
り、絞り弁807は、油圧モータ24に供給される作動
油を低減できる手段であればよい。油圧モータ24に供
給された作動油は、戻り管路812を介してタンク81
3に戻される。また、管路802には、管路803を介
してリリーフ弁804が接続されており、該リリーフ弁
804が、管路802内の作動油の最大圧力を所定圧力
以下に規制する。
ソレノイド式の遮断弁805に接続されている。遮断弁
805は、以下に説明するソレノイド駆動用の電気回路
(以下、単にソレノイド駆動回路と記載する)82でソ
レノイド814の動作を制御することにより、開と閉の
間で選択的に作動する。また、管路802は、分岐管路
806を介して絞り弁807に接続しており、遮断弁8
05と絞り弁807は並列関係で接続されている。な
お、絞り弁807は単なるオリフィスでもよい。つま
り、絞り弁807は、油圧モータ24に供給される作動
油を低減できる手段であればよい。油圧モータ24に供
給された作動油は、戻り管路812を介してタンク81
3に戻される。また、管路802には、管路803を介
してリリーフ弁804が接続されており、該リリーフ弁
804が、管路802内の作動油の最大圧力を所定圧力
以下に規制する。
【0020】遮断弁805および絞り弁807は、管路
808を介して方向切換弁809に接続されている。方
向切換弁809は、油圧モータ24の回転方向の正逆お
よび停止を制御する3位置切換弁である。方向切換弁8
09は荷役車両の操作竿(図示せず)に連結しており、
荷役車両の操作者により、伸縮レール14、16を伸長
または収縮動作を選択するように操作される。そして、
方向切換弁809は管路810、811を介して油圧モ
ータ24の2つのポート(図示せず)に接続されてい
る。
808を介して方向切換弁809に接続されている。方
向切換弁809は、油圧モータ24の回転方向の正逆お
よび停止を制御する3位置切換弁である。方向切換弁8
09は荷役車両の操作竿(図示せず)に連結しており、
荷役車両の操作者により、伸縮レール14、16を伸長
または収縮動作を選択するように操作される。そして、
方向切換弁809は管路810、811を介して油圧モ
ータ24の2つのポート(図示せず)に接続されてい
る。
【0021】次に、上記油圧回路の作用について説明す
る。先ず、遮断弁805の開閉動作を制御することによ
り、油圧モータ24への作動油の供給量が、大流量と小
流量との間で選択的に制御される。つまり、遮断弁80
5を開くことにより、作動油は、遮断弁805および絞
り弁807を介して油圧モータ24に大流量で供給さ
れ、遮断弁805を閉じることにより、絞り弁807の
みを介して小流量で供給される。これにより、油圧モー
タ24の動作速度が高速と低速の間で選択的に制御され
る。そして、方向切換弁809を操作することにより、
油圧ポンプ801からの作動油を油圧モータ24に供給
するポートを選択して、該油圧モータ24を伸縮レール
14、16の伸長または収縮動作に対応した方向に回転
させる。方向切換弁809が図5に示すように中立位置
にあるとき、油圧ポンプ801からの作動油は管路81
2を介して油槽813に帰還し、油圧モータ24は回転
を停止する。なお、方向切換弁809を遮断弁805お
よび絞り弁807の上流側に配置してもよいことは言う
までもない。
る。先ず、遮断弁805の開閉動作を制御することによ
り、油圧モータ24への作動油の供給量が、大流量と小
流量との間で選択的に制御される。つまり、遮断弁80
5を開くことにより、作動油は、遮断弁805および絞
り弁807を介して油圧モータ24に大流量で供給さ
れ、遮断弁805を閉じることにより、絞り弁807の
みを介して小流量で供給される。これにより、油圧モー
タ24の動作速度が高速と低速の間で選択的に制御され
る。そして、方向切換弁809を操作することにより、
油圧ポンプ801からの作動油を油圧モータ24に供給
するポートを選択して、該油圧モータ24を伸縮レール
14、16の伸長または収縮動作に対応した方向に回転
させる。方向切換弁809が図5に示すように中立位置
にあるとき、油圧ポンプ801からの作動油は管路81
2を介して油槽813に帰還し、油圧モータ24は回転
を停止する。なお、方向切換弁809を遮断弁805お
よび絞り弁807の上流側に配置してもよいことは言う
までもない。
【0022】次に、図6を参照して、遮断弁805のソ
レノイド814を駆動するためのソレノイド駆動回路8
2を説明する。なお、図2では、近接スイッチ68、7
0は、その配置を示すために制御手段80の外部に表示
されているが、図6では、制御手段80のソレノイド駆
動回路82の構成要素として図示されている。また、図
6において近接スイッチ68、70の主回路は、簡略化
されて各々C1 、C2で示されている。
レノイド814を駆動するためのソレノイド駆動回路8
2を説明する。なお、図2では、近接スイッチ68、7
0は、その配置を示すために制御手段80の外部に表示
されているが、図6では、制御手段80のソレノイド駆
動回路82の構成要素として図示されている。また、図
6において近接スイッチ68、70の主回路は、簡略化
されて各々C1 、C2で示されている。
【0023】近接スイッチ68の負荷側の端子にはリレ
ーR1が接続されており、近接スイッチ68がドグ74
または78を検知すると、リレーR1が励磁されて常閉
の接点r1が開く。近接スイッチ70の負荷側の端子に
はリレーR2が接続されており、近接スイッチ70がド
グ72または76を検知すると、リレーR2が励磁され
て常開の接点r2が閉じる。接点r2が閉じると、リレ
ーR3が励磁されて所定の時間t経過後に、以下に説明
するタイマー式の接点r3が開く。ここで接点r2、r
3は互いに直列に接続されている。さらに、図6から理
解されるように、接点r2、r3に対してリレーR4が
直列に接続されている。この構成により、接点r2が閉
じると、接点r2が閉じてから前記所定の時間tが経過
するまでリレーR4が励磁される。リレーR4が励磁さ
れると常閉の接点r4が開く。接点r4には遮断弁80
5のソレノイド814が接続されている。
ーR1が接続されており、近接スイッチ68がドグ74
または78を検知すると、リレーR1が励磁されて常閉
の接点r1が開く。近接スイッチ70の負荷側の端子に
はリレーR2が接続されており、近接スイッチ70がド
グ72または76を検知すると、リレーR2が励磁され
て常開の接点r2が閉じる。接点r2が閉じると、リレ
ーR3が励磁されて所定の時間t経過後に、以下に説明
するタイマー式の接点r3が開く。ここで接点r2、r
3は互いに直列に接続されている。さらに、図6から理
解されるように、接点r2、r3に対してリレーR4が
直列に接続されている。この構成により、接点r2が閉
じると、接点r2が閉じてから前記所定の時間tが経過
するまでリレーR4が励磁される。リレーR4が励磁さ
れると常閉の接点r4が開く。接点r4には遮断弁80
5のソレノイド814が接続されている。
【0024】次に、図7を参照して、タイマー式の接点
r3の動作に付いて説明する。接点r3は、一般的に入
手可能なタイマー式の接点であり、図7に示すタイムチ
ャートに従って動作する。先ず、接点r3は、リレーR
3が励磁されるまでは閉じている(状態a)。そして、
リレーR3が励磁されたとき(T=0)から所定の時間
tが経過するまで閉じた状態を継続する(状態b)。所
定の時間tが経過すると(T=t)、接点r3は開き、
リレーR3が消磁されるまで開いた状態を継続する(状
態c)。リレーR3が消磁されると(T=tr )、接点
r3は再び閉じて状態aに戻る。
r3の動作に付いて説明する。接点r3は、一般的に入
手可能なタイマー式の接点であり、図7に示すタイムチ
ャートに従って動作する。先ず、接点r3は、リレーR
3が励磁されるまでは閉じている(状態a)。そして、
リレーR3が励磁されたとき(T=0)から所定の時間
tが経過するまで閉じた状態を継続する(状態b)。所
定の時間tが経過すると(T=t)、接点r3は開き、
リレーR3が消磁されるまで開いた状態を継続する(状
態c)。リレーR3が消磁されると(T=tr )、接点
r3は再び閉じて状態aに戻る。
【0025】次に、上記制御手段80の作用を、伸縮レ
ール14、16が最も収縮した状態(ただし、この状態
は伸縮レール14、16が収縮動作を終了して前記所定
の時間tが経過した後であると仮定する)から伸長する
場合を例として、前記近接スイッチとドグの相対位置を
参照しつつ順に説明する。先ず、伸縮レール14、16
が最も収縮した状態にあるときを、状態A1で参照す
る。状態A1において、近接スイッチ68はドグ78を
検知している。従って、リレーR1が励磁されて接点r
1が開いている。一方、近接スイッチ70もまたドグ7
6を検知しているので、リレーR2が励磁されており接
点r2が閉じている。従って、リレーR3が励磁されて
いる。然しながら、前記所定の時間tが経過しているの
で接点r3は開いている。従って、リレーR4は消磁さ
れており、接点r4は閉じている。接点r1が開いてい
るので、接点r4は閉じているか否かによらずソレノイ
ド814は励磁されていない。従って、遮断弁805は
閉じている。つまり、伸縮レール14、16が最も収縮
した状態にある間は、ソレノイド814は消磁されてお
り遮断弁805は閉じている。
ール14、16が最も収縮した状態(ただし、この状態
は伸縮レール14、16が収縮動作を終了して前記所定
の時間tが経過した後であると仮定する)から伸長する
場合を例として、前記近接スイッチとドグの相対位置を
参照しつつ順に説明する。先ず、伸縮レール14、16
が最も収縮した状態にあるときを、状態A1で参照す
る。状態A1において、近接スイッチ68はドグ78を
検知している。従って、リレーR1が励磁されて接点r
1が開いている。一方、近接スイッチ70もまたドグ7
6を検知しているので、リレーR2が励磁されており接
点r2が閉じている。従って、リレーR3が励磁されて
いる。然しながら、前記所定の時間tが経過しているの
で接点r3は開いている。従って、リレーR4は消磁さ
れており、接点r4は閉じている。接点r1が開いてい
るので、接点r4は閉じているか否かによらずソレノイ
ド814は励磁されていない。従って、遮断弁805は
閉じている。つまり、伸縮レール14、16が最も収縮
した状態にある間は、ソレノイド814は消磁されてお
り遮断弁805は閉じている。
【0026】次に、伸縮レール14、16が状態A1か
ら伸長動作を開始して、ドグ78が近接スイッチ68の
対向位置から外れ、かつドグ76が近接スイッチ70の
対向位置にあるときを状態A2で参照する。状態A2の
とき、近接スイッチ68はドグ78を検知しなくなる。
従って、リレーR1が消磁されて接点r1が閉じる。一
方、近接スイッチ70はドグ76を検知している。従っ
て、リレーR2は励磁されており接点r2は閉じてい
る。これによりリレーR3は励磁されているが、前記所
定の時間tが経過しているので状態A1と同様に接点r
3は開いており、リレーR4は消磁され接点r4は閉じ
ている。接点r1とr4が共に閉じているので、ソレノ
イド814が励磁され遮断弁805が開く。これにより
油圧モータ24には大流量の作動油が供給されて油圧モ
ータ24が高速で回転し、伸縮レール14、16が高速
で伸長する。
ら伸長動作を開始して、ドグ78が近接スイッチ68の
対向位置から外れ、かつドグ76が近接スイッチ70の
対向位置にあるときを状態A2で参照する。状態A2の
とき、近接スイッチ68はドグ78を検知しなくなる。
従って、リレーR1が消磁されて接点r1が閉じる。一
方、近接スイッチ70はドグ76を検知している。従っ
て、リレーR2は励磁されており接点r2は閉じてい
る。これによりリレーR3は励磁されているが、前記所
定の時間tが経過しているので状態A1と同様に接点r
3は開いており、リレーR4は消磁され接点r4は閉じ
ている。接点r1とr4が共に閉じているので、ソレノ
イド814が励磁され遮断弁805が開く。これにより
油圧モータ24には大流量の作動油が供給されて油圧モ
ータ24が高速で回転し、伸縮レール14、16が高速
で伸長する。
【0027】次に、伸縮レール14、16がさらに伸長
して、ドグ78、76が共に近接スイッチ68、70の
対向位置から外れたときを状態A3で参照する。状態A
3では近接スイッチ68はドグ78を検知していないの
で、リレーR1は消磁されており接点r1は閉じてい
る。近接スイッチ70もまたドグ76を検知していない
ので、リレーR2が消磁され接点r2は開いている。接
点r2が開いたとき、リレーR3が消磁されると共に接
点r3が閉じる。従って、状態A3では、接点r3は閉
じているが接点r2が開いているので、リレーR4が消
磁されて接点r4は閉じている。接点r1、r4が閉じ
ているので、ソレノイド814が励磁され遮断弁805
が開く。これにより油圧モータ24には大流量の作動油
が供給され、油圧モータ24が高速で回転し、伸縮レー
ル14、16は高速で伸長する。
して、ドグ78、76が共に近接スイッチ68、70の
対向位置から外れたときを状態A3で参照する。状態A
3では近接スイッチ68はドグ78を検知していないの
で、リレーR1は消磁されており接点r1は閉じてい
る。近接スイッチ70もまたドグ76を検知していない
ので、リレーR2が消磁され接点r2は開いている。接
点r2が開いたとき、リレーR3が消磁されると共に接
点r3が閉じる。従って、状態A3では、接点r3は閉
じているが接点r2が開いているので、リレーR4が消
磁されて接点r4は閉じている。接点r1、r4が閉じ
ているので、ソレノイド814が励磁され遮断弁805
が開く。これにより油圧モータ24には大流量の作動油
が供給され、油圧モータ24が高速で回転し、伸縮レー
ル14、16は高速で伸長する。
【0028】次に、伸縮レール14、16が、その伸長
行程の終端近傍まで伸長して、近接スイッチ70がドグ
72を検知したときを状態A4で参照する。状態A4で
は、近接スイッチ68は未だドグ74を検知していない
ものとする。状態A4では、近接スイッチ68がドグ7
4を検知していないので、リレーR1は消磁されており
接点r1は閉じている。一方、近接スイッチ70はドグ
72を検知しているので、リレーR2が励磁され接点r
2が閉じる。接点r2が閉じたときリレーR3が励磁さ
れる。リレーR3が励磁されてから所定の時間tが経過
すると接点r3が開く。接点r3が開くまで、つまり、
近接スイッチ70がドグ72を検知してから所定の時間
tが経過するまでリレーR4は励磁され、接点r4が開
いた状態が継続する。この間、ソレノイド814が消磁
されて遮断弁805が閉じる。これにより、油圧モータ
24に供給される作動油が減少して油圧モータ24は低
速で回転し、伸縮レール14、16は低速で伸長する。
行程の終端近傍まで伸長して、近接スイッチ70がドグ
72を検知したときを状態A4で参照する。状態A4で
は、近接スイッチ68は未だドグ74を検知していない
ものとする。状態A4では、近接スイッチ68がドグ7
4を検知していないので、リレーR1は消磁されており
接点r1は閉じている。一方、近接スイッチ70はドグ
72を検知しているので、リレーR2が励磁され接点r
2が閉じる。接点r2が閉じたときリレーR3が励磁さ
れる。リレーR3が励磁されてから所定の時間tが経過
すると接点r3が開く。接点r3が開くまで、つまり、
近接スイッチ70がドグ72を検知してから所定の時間
tが経過するまでリレーR4は励磁され、接点r4が開
いた状態が継続する。この間、ソレノイド814が消磁
されて遮断弁805が閉じる。これにより、油圧モータ
24に供給される作動油が減少して油圧モータ24は低
速で回転し、伸縮レール14、16は低速で伸長する。
【0029】ここで注意しなければならないのは、前記
所定の時間tが経過したとき、伸縮レール14、16が
伸長行程の終端に到達していなければならない点であ
る。仮に、伸縮レール14、16が伸長行程の終端に到
達していないと、接点r2が閉じた状態で接点r3が開
くので、リレーR4が消磁されて接点r4が閉じる。こ
のとき接点r1が閉じているので、ソレノイド814が
励磁されて遮断弁805が開く。従って、油圧モータ2
4には大流量の作動油が供給されて、油圧モータ24が
高速で回転を開始し、伸縮レール14、16が高速で伸
長動作を開始し、本発明の目的を達成できなくなる。
所定の時間tが経過したとき、伸縮レール14、16が
伸長行程の終端に到達していなければならない点であ
る。仮に、伸縮レール14、16が伸長行程の終端に到
達していないと、接点r2が閉じた状態で接点r3が開
くので、リレーR4が消磁されて接点r4が閉じる。こ
のとき接点r1が閉じているので、ソレノイド814が
励磁されて遮断弁805が開く。従って、油圧モータ2
4には大流量の作動油が供給されて、油圧モータ24が
高速で回転を開始し、伸縮レール14、16が高速で伸
長動作を開始し、本発明の目的を達成できなくなる。
【0030】次に、伸縮レール14、16の伸長動作の
終端を状態A5で参照する。状態A5では、近接スイッ
チ68がドグ74を検知しているので、リレーR1が励
磁されて接点r1が開く。近接スイッチ70もまたドグ
72を検知しているのでリレーR2が励磁されて接点r
2が閉じる。これによりリレーR3が励磁されるが、所
定の時間tが経過した後は接点r3は開いている。従っ
て、リレーR4は励磁されず接点r4は閉じている。所
定の時間tが経過しているか否かによらず、接点r1が
開いているので、状態A5では常にソレノイド814は
励磁されず遮断弁805は閉じている。伸縮レール1
4、16が最も伸長した状態から収縮する場合もまた上
記と同様に作用する。
終端を状態A5で参照する。状態A5では、近接スイッ
チ68がドグ74を検知しているので、リレーR1が励
磁されて接点r1が開く。近接スイッチ70もまたドグ
72を検知しているのでリレーR2が励磁されて接点r
2が閉じる。これによりリレーR3が励磁されるが、所
定の時間tが経過した後は接点r3は開いている。従っ
て、リレーR4は励磁されず接点r4は閉じている。所
定の時間tが経過しているか否かによらず、接点r1が
開いているので、状態A5では常にソレノイド814は
励磁されず遮断弁805は閉じている。伸縮レール1
4、16が最も伸長した状態から収縮する場合もまた上
記と同様に作用する。
【0031】以上の説明から理解されるように、近接ス
イッチ68およびドグ74、78は、伸縮レール14、
16が最も伸長した状態または最も収縮した状態で荷役
作業する間、ソレノイド814を消磁して、ソレノイド
814を保護するために設けられている。これにより、
遮断弁805の長期間の信頼性が確保される。一方、伸
縮レール14、16を伸縮動作させる際には、高速で動
作させるためにソレノイド814を励磁しなければなら
ない。従って、ドグ74、78は、伸縮レール14、1
6が伸長動作または収縮動作を開始すると、直ちに近接
スイッチ68に対向する位置から外れるように設けなけ
ればならない。
イッチ68およびドグ74、78は、伸縮レール14、
16が最も伸長した状態または最も収縮した状態で荷役
作業する間、ソレノイド814を消磁して、ソレノイド
814を保護するために設けられている。これにより、
遮断弁805の長期間の信頼性が確保される。一方、伸
縮レール14、16を伸縮動作させる際には、高速で動
作させるためにソレノイド814を励磁しなければなら
ない。従って、ドグ74、78は、伸縮レール14、1
6が伸長動作または収縮動作を開始すると、直ちに近接
スイッチ68に対向する位置から外れるように設けなけ
ればならない。
【0032】また、既述の説明から明らかなように、近
接スイッチ70がドグ72または76を検知したときか
ら、伸縮レール14、16の減速動作が開始される。従
って、伸縮レール14、16が低速で動作する時間を短
くするために、ドグ72、76は伸縮レール14、16
の動作方向に可及的に短く形成することが望ましい。一
方、伸縮レール14、16の伸長行程または収縮行程の
終端において発生する衝撃を低減するという、本発明の
目的からは、各々の行程の終端近傍において伸縮レール
14、16の伸長動作または収縮動作を充分減速しなけ
ればならない。伸縮レール14、16の減速加速度は、
伸縮レール14、16の質量と、油圧モータ24の容量
と、油圧回路80aの絞り弁807のオリフィスの大き
さ等により影響される。従って、ドグ72、76の配置
や大きさは、こうした要因と調整して望ましい減速が得
られるように決定される。
接スイッチ70がドグ72または76を検知したときか
ら、伸縮レール14、16の減速動作が開始される。従
って、伸縮レール14、16が低速で動作する時間を短
くするために、ドグ72、76は伸縮レール14、16
の動作方向に可及的に短く形成することが望ましい。一
方、伸縮レール14、16の伸長行程または収縮行程の
終端において発生する衝撃を低減するという、本発明の
目的からは、各々の行程の終端近傍において伸縮レール
14、16の伸長動作または収縮動作を充分減速しなけ
ればならない。伸縮レール14、16の減速加速度は、
伸縮レール14、16の質量と、油圧モータ24の容量
と、油圧回路80aの絞り弁807のオリフィスの大き
さ等により影響される。従って、ドグ72、76の配置
や大きさは、こうした要因と調整して望ましい減速が得
られるように決定される。
【0033】さらに、近接スイッチ70がドグ72また
は76を検知したときから所定の時間が経過した後に、
タイマー式の接点r3が開いてリレーR4が消磁され接
点r4が閉じる。これにより、制御手段80は、ドグ7
4、78が近接スイッチ68の対向位置から外れたとき
に、油圧モータ24を高速で回転制御する。つまり、タ
イマー式の接点r3は、伸縮レール14、16の伸長移
動または収縮移動の終端近傍における、制御手段80に
よる伸縮レール14、16の移動速度の低減制御の解除
手段を構成していることが理解されよう。なお、既述の
実施例はフォークリフトトラック用のスプレッダ装置を
一例として説明したが、本発明はストラドルキャリア用
のスプレッダ装置にも適用可能であることは言うまでも
ない。
は76を検知したときから所定の時間が経過した後に、
タイマー式の接点r3が開いてリレーR4が消磁され接
点r4が閉じる。これにより、制御手段80は、ドグ7
4、78が近接スイッチ68の対向位置から外れたとき
に、油圧モータ24を高速で回転制御する。つまり、タ
イマー式の接点r3は、伸縮レール14、16の伸長移
動または収縮移動の終端近傍における、制御手段80に
よる伸縮レール14、16の移動速度の低減制御の解除
手段を構成していることが理解されよう。なお、既述の
実施例はフォークリフトトラック用のスプレッダ装置を
一例として説明したが、本発明はストラドルキャリア用
のスプレッダ装置にも適用可能であることは言うまでも
ない。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
伸縮レールの伸縮移動を停止させる際において、伸縮レ
ールの伸縮移動速度を大幅に低下させることができる。
その結果、伸縮レールの伸縮移動を停止させる際の衝撃
を緩和することができる。
伸縮レールの伸縮移動を停止させる際において、伸縮レ
ールの伸縮移動速度を大幅に低下させることができる。
その結果、伸縮レールの伸縮移動を停止させる際の衝撃
を緩和することができる。
【図1】本発明を具体化したコンテナスプレッダ装置の
略示正面図である。
略示正面図である。
【図2】本発明を具体化したコンテナスプレッダ装置の
略示背面図である。
略示背面図である。
【図3】本発明を具体化したコンテナスプレッダ装置を
搭載したフォークリフトの側面図である。
搭載したフォークリフトの側面図である。
【図4】図2の矢視線IV−IVに沿う断面図であり、
近接スイッチとドグの位置関係を示す図である。
近接スイッチとドグの位置関係を示す図である。
【図5】本発明によるスプレッダ装置の駆動装置のため
の制御装置の略示図であり、主に制御装置の油圧回路を
示す図である。
の制御装置の略示図であり、主に制御装置の油圧回路を
示す図である。
【図6】図5の制御装置の遮断弁のソレノイドを駆動す
るための、ソレノイド駆動回路の略示図である。
るための、ソレノイド駆動回路の略示図である。
【図7】タイマー式接点の動作を示すタイムチャートで
ある。
ある。
1…コンテナスプレッダ装置 10…スプレッダ本体 11…レールホルダ 14…伸縮レール 16…伸縮レール 14d…ツイストロックピン 16d…ツイストロックピン 18…支柱 44…伸縮レールの駆動装置 68…近接スイッチ 70…近接スイッチ 72…ドグ 74…ドグ 76…ドグ 78…ドグ 80…駆動装置のための制御装置 80a…制御装置の油圧回路 82…制御装置のソレノイド駆動回路 C…コンテナ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−80200(JP,A) 実開 昭62−168097(JP,U) 東洋運搬機株式会社 平成4年5月発 行「リーチスタッカRSD410サービス マニアルNo.SEF−988A」抜粋 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66F 9/00 - 11/04
Claims (1)
- 【請求項1】 スプレッダ本体に設置されたレールホル
ダに、コンテナの釣り孔と係合するツイストロックピン
を端部に取り付けた左右一対の伸縮レールを横方向に移
動可能に設け、さらに、前記レールホルダに伸縮レール
を横方向に移動させる駆動装置を配設したコンテナスプ
レッダ装置において、 前記伸縮レールの伸長移動において伸長行程終端への接
近を検知して検知信号を発する第1の検知手段と、 前記伸縮レールの収縮移動において収縮行程終端への接
近を検知して検知信号を発する第2の検知手段と、 前記第1の検知手段もしくは第2の検知手段からの検知
信号に基づいて前記駆動装置を介して伸縮レールの伸縮
移動速度を低減制御する制御装置と、 該制御装置による伸縮レールの伸縮移動速度の低減制御
を解除する解除手段とを備えたことからなるコンテナス
プレッダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35414793A JP2797948B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | コンテナスプレッダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35414793A JP2797948B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | コンテナスプレッダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07196300A JPH07196300A (ja) | 1995-08-01 |
JP2797948B2 true JP2797948B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=18435609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35414793A Expired - Lifetime JP2797948B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | コンテナスプレッダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2797948B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002372149A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-26 | Howa Mach Ltd | 油圧駆動車両の油圧回路 |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP35414793A patent/JP2797948B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
東洋運搬機株式会社 平成4年5月発行「リーチスタッカRSD410サービスマニアルNo.SEF−988A」抜粋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07196300A (ja) | 1995-08-01 |
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