JP2796671B2 - 作業用手袋の製造方法 - Google Patents
作業用手袋の製造方法Info
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- JP2796671B2 JP2796671B2 JP1942896A JP1942896A JP2796671B2 JP 2796671 B2 JP2796671 B2 JP 2796671B2 JP 1942896 A JP1942896 A JP 1942896A JP 1942896 A JP1942896 A JP 1942896A JP 2796671 B2 JP2796671 B2 JP 2796671B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は作業用手袋の製造方
法に関するものである。
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、繊維製手袋(以下原手と称
す。)の5本の指の先端を除く背面部と手の甲部を被覆
せず、他の部分をゴムまたは樹脂の原料液で被覆した作
業用手袋は長時間着用しても蒸れにくいということから
広く知られている。
す。)の5本の指の先端を除く背面部と手の甲部を被覆
せず、他の部分をゴムまたは樹脂の原料液で被覆した作
業用手袋は長時間着用しても蒸れにくいということから
広く知られている。
【0003】そこで、近時、この種のもので作業者の手
に良くフィットして嵌め心地が良く、しかも作業性に優
れ、長時間装着して作業しても手が疲れないという作業
用手袋が開発されている。この作業用手袋の製造方法と
して、例えば特公平6−21366号に開示されるもの
が有る。この方法によれば、図7,図8に示されるよう
手掌1bから5本の指部2b〜6bが手掌1b面とほぼ
同一平面上に位置するように連設された浸漬用手型7b
に原手8bを被せ、これを図9に示されるよう甲部9b
と5本の指部2b〜6bの上面が沈まないようにゴムラ
テックス配合物の原料液10b中に浸漬した後引き上
げ、原手8bに付着した原料液10bを半加流状態とな
るように約100℃の温度で20分程度加熱し、その後
この手袋を浸漬用手型7bから離脱して水または温湯に
約30分間浸して半加流状態のゴム被膜を膨潤軟化さ
せ、その後この手袋を図10に示すように親指部12b
が手掌13b面より前方に大きく張り出し他の4本の指
部14b〜17bが手掌13b側に湾曲して形成された
セット用手型18bに被せ、前記ゴム被膜を100〜1
20℃の温度で40〜60分程度加熱して本加流を行う
ようにしている。
に良くフィットして嵌め心地が良く、しかも作業性に優
れ、長時間装着して作業しても手が疲れないという作業
用手袋が開発されている。この作業用手袋の製造方法と
して、例えば特公平6−21366号に開示されるもの
が有る。この方法によれば、図7,図8に示されるよう
手掌1bから5本の指部2b〜6bが手掌1b面とほぼ
同一平面上に位置するように連設された浸漬用手型7b
に原手8bを被せ、これを図9に示されるよう甲部9b
と5本の指部2b〜6bの上面が沈まないようにゴムラ
テックス配合物の原料液10b中に浸漬した後引き上
げ、原手8bに付着した原料液10bを半加流状態とな
るように約100℃の温度で20分程度加熱し、その後
この手袋を浸漬用手型7bから離脱して水または温湯に
約30分間浸して半加流状態のゴム被膜を膨潤軟化さ
せ、その後この手袋を図10に示すように親指部12b
が手掌13b面より前方に大きく張り出し他の4本の指
部14b〜17bが手掌13b側に湾曲して形成された
セット用手型18bに被せ、前記ゴム被膜を100〜1
20℃の温度で40〜60分程度加熱して本加流を行う
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記方
法は原手8bを被せた浸漬用手型7bを原料液10b中
に浸漬し、原手8bに付着した原料液を半加流状態とな
るように加熱し、この手袋を水または温湯に浸して半加
流状態のゴム被膜を膨潤軟化し、更にこの手袋をセット
用手型18bに被せて前記ゴム被膜を加熱して本加流を
行うといった多くの工程を経なければならず、製造が面
倒であることから少しでも工程を省いて簡略化したいと
いう要請が強かった。しかも、多くの工程を経ることか
ら、1つの製品ができ上るまで時間が掛かり、引いては
製造コストが高くなるといった課題が有った。
法は原手8bを被せた浸漬用手型7bを原料液10b中
に浸漬し、原手8bに付着した原料液を半加流状態とな
るように加熱し、この手袋を水または温湯に浸して半加
流状態のゴム被膜を膨潤軟化し、更にこの手袋をセット
用手型18bに被せて前記ゴム被膜を加熱して本加流を
行うといった多くの工程を経なければならず、製造が面
倒であることから少しでも工程を省いて簡略化したいと
いう要請が強かった。しかも、多くの工程を経ることか
ら、1つの製品ができ上るまで時間が掛かり、引いては
製造コストが高くなるといった課題が有った。
【0005】そこで、本発明は作業者の手に良くフィッ
トして嵌め心地が良く、しかも作業性に優れ、長時間装
着しても手が疲れない手袋の製造工程であって、この工
程を簡略化すると共にコストの低廉を可能とした作業用
手袋の製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
トして嵌め心地が良く、しかも作業性に優れ、長時間装
着しても手が疲れない手袋の製造工程であって、この工
程を簡略化すると共にコストの低廉を可能とした作業用
手袋の製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明に係る作業用手袋の製造方法は、手掌から5
本の指部が手掌面とほぼ同一平面上に位置するように連
設された浸漬用手型に原手を被せ、これを凝固槽溶液中
に浸漬した後引き上げる。次に、これを甲部と5本の指
部の上面が沈まないようにしてゴムラテックス配合物の
原料液中に浸漬した後引き上げ、手袋に付着した原料液
を半加流状態のゴム被膜が形成されるように比較的低温
で加熱する。その後、この手袋を浸漬用手型から離脱
し、すぐにこの手袋を前記浸漬用手型より全体的に僅か
に大きくしかも必要個所に皺発生防止用の肉盛り部を形
成し、かつ親指部が手掌面より前方に大きく張り出すと
共に他の4本の指部が手掌面に湾曲して形成されたセッ
ト用手型に被せ、その後前記ゴム被膜を加熱して本加流
を行う。
め、本発明に係る作業用手袋の製造方法は、手掌から5
本の指部が手掌面とほぼ同一平面上に位置するように連
設された浸漬用手型に原手を被せ、これを凝固槽溶液中
に浸漬した後引き上げる。次に、これを甲部と5本の指
部の上面が沈まないようにしてゴムラテックス配合物の
原料液中に浸漬した後引き上げ、手袋に付着した原料液
を半加流状態のゴム被膜が形成されるように比較的低温
で加熱する。その後、この手袋を浸漬用手型から離脱
し、すぐにこの手袋を前記浸漬用手型より全体的に僅か
に大きくしかも必要個所に皺発生防止用の肉盛り部を形
成し、かつ親指部が手掌面より前方に大きく張り出すと
共に他の4本の指部が手掌面に湾曲して形成されたセッ
ト用手型に被せ、その後前記ゴム被膜を加熱して本加流
を行う。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る作業用手袋の
製造方法の実施の形態を図面に基づき説明する。図1乃
至図3は半加流を行うための浸漬用手型を示す。該浸漬
用手型Aは手首部1が若干下方へ湾曲し、甲部2および
手掌3がほぼ水平に位置されており、5本の指部4〜8
は甲部2からほぼ真直ぐで各指先部4a〜8aが多少下
向きに位置し、更に各指部4〜8の又部9〜12は長く
傾斜して形成されている。また、手首部1上面には両側
端に亘り底面が中央13で一番高く両側面14,14が
下傾する長溝15が設けられている。
製造方法の実施の形態を図面に基づき説明する。図1乃
至図3は半加流を行うための浸漬用手型を示す。該浸漬
用手型Aは手首部1が若干下方へ湾曲し、甲部2および
手掌3がほぼ水平に位置されており、5本の指部4〜8
は甲部2からほぼ真直ぐで各指先部4a〜8aが多少下
向きに位置し、更に各指部4〜8の又部9〜12は長く
傾斜して形成されている。また、手首部1上面には両側
端に亘り底面が中央13で一番高く両側面14,14が
下傾する長溝15が設けられている。
【0008】そして、前記浸漬用手型Aに原手16を被
せメタノール溶液中に全体を浸漬した後引き上げ、次に
図4に示すよう下記の表1で示す配合割合で作られたゴ
ムラテックス配合物の原料液17中に5秒間浸漬し、原
料液17から原手16が被せられた浸漬用手型Aを引き
上げて原手16に原料液17を背抜き状態で付着させ
る。ところで、原手(繊維製の手袋)にゴムラテックス
を浸漬する際、手袋の繊維を通してゴムラテックスの原
料液が手袋内部に浸透することをいかに防止するかとい
う問題が有るが、本実施の形態においては、繊維製の手
袋の編み目が広すぎないように編み方、長さ、太さに留
意しており、更に浸漬用手型の形状も原手を被せた場
合、編目が広がらないようにしている。特に、浸漬用手
型に被せた原手にメタノールを軽く付着させているが、
これは、微弱な凝固作用によって原料液が原手になじ
み、境界線がきれいにまた均一に付着される作用をさせ
ている。
せメタノール溶液中に全体を浸漬した後引き上げ、次に
図4に示すよう下記の表1で示す配合割合で作られたゴ
ムラテックス配合物の原料液17中に5秒間浸漬し、原
料液17から原手16が被せられた浸漬用手型Aを引き
上げて原手16に原料液17を背抜き状態で付着させ
る。ところで、原手(繊維製の手袋)にゴムラテックス
を浸漬する際、手袋の繊維を通してゴムラテックスの原
料液が手袋内部に浸透することをいかに防止するかとい
う問題が有るが、本実施の形態においては、繊維製の手
袋の編み目が広すぎないように編み方、長さ、太さに留
意しており、更に浸漬用手型の形状も原手を被せた場
合、編目が広がらないようにしている。特に、浸漬用手
型に被せた原手にメタノールを軽く付着させているが、
これは、微弱な凝固作用によって原料液が原手になじ
み、境界線がきれいにまた均一に付着される作用をさせ
ている。
【0009】 (表1) 天然ゴムラテックス(固形分) 100部(重量) 安定剤・分散剤 0.7部 イオウ 1部 亜鉛華 1部 加流促進剤 1部 老化防止剤 2部 顔料 0.5部 前述のように原手16に原料液17を付着させた後、原
手16に付着する原料液17を約70℃の温度で20分
程度加熱して一時加流を行う。このように一時加流が低
温で行なわれるので、この段階では原手16に形成され
たゴム被膜18が柔軟性を有し、ソフトで脱型に耐える
強度を持つことになる。
手16に付着する原料液17を約70℃の温度で20分
程度加熱して一時加流を行う。このように一時加流が低
温で行なわれるので、この段階では原手16に形成され
たゴム被膜18が柔軟性を有し、ソフトで脱型に耐える
強度を持つことになる。
【0010】また、前記手首部1の長溝15により、上
記原手16の手首部19の甲部20側に脱落防止の機能
を持たせるための帯状のゴム被膜部18aが形成され
る。長溝15の深さは原料液17中に浸漬後、引き上げ
て各指先部4a〜8a側を下にし数分下向きにして余剰
の液を垂らす際、垂れた原料液17が塗布しない部分に
流れて甲部分を汚したりしないようその深さが選ばれ
る。また、長溝15の底面が中央13を高くし両側面1
4,14を下傾させてあるのは、原料液17が長溝15
内に滞溜したままだとその部分が厚くなってしまうの
で、余剰の液が両側へ流れるようにしているためであ
る。
記原手16の手首部19の甲部20側に脱落防止の機能
を持たせるための帯状のゴム被膜部18aが形成され
る。長溝15の深さは原料液17中に浸漬後、引き上げ
て各指先部4a〜8a側を下にし数分下向きにして余剰
の液を垂らす際、垂れた原料液17が塗布しない部分に
流れて甲部分を汚したりしないようその深さが選ばれ
る。また、長溝15の底面が中央13を高くし両側面1
4,14を下傾させてあるのは、原料液17が長溝15
内に滞溜したままだとその部分が厚くなってしまうの
で、余剰の液が両側へ流れるようにしているためであ
る。
【0011】図5は、本加流を行うためのセット用手型
の斜視図である。該セット用手型A1は、前記浸漬用手
型Aより全体的に僅かに大きく、親指部21が手掌22
面より大きく前方に張り出し、他の4本の指部23〜2
6が手掌22側に湾曲して、人間の手の形に近い形に形
成されている。また、半加流した手袋を本加流する前に
セット用手型A1に被せたとき、両手型A,A1の形状
が異なることから、必然的に皺が生ずることになる。そ
こで、前記セット用手型A1では、その皺が生ずる部
分、例えば親指部21と人指部23との間22a、また
は手掌22面の下側部22bなどに肉盛り部が形成さ
れ、一方、各指部21,23〜26の付根部分は必要量
削って形成されている。
の斜視図である。該セット用手型A1は、前記浸漬用手
型Aより全体的に僅かに大きく、親指部21が手掌22
面より大きく前方に張り出し、他の4本の指部23〜2
6が手掌22側に湾曲して、人間の手の形に近い形に形
成されている。また、半加流した手袋を本加流する前に
セット用手型A1に被せたとき、両手型A,A1の形状
が異なることから、必然的に皺が生ずることになる。そ
こで、前記セット用手型A1では、その皺が生ずる部
分、例えば親指部21と人指部23との間22a、また
は手掌22面の下側部22bなどに肉盛り部が形成さ
れ、一方、各指部21,23〜26の付根部分は必要量
削って形成されている。
【0012】そこで、このようなセット用手型A1に前
記手袋を被せ、その後約90〜100℃の温度で50〜
60分程度本加流を行う。これにより、原手16に付着
するゴム被膜18の架橋による網目構造が充分に形成さ
れ、原手16はセット用手型A1の形に沿って強制的に
整形されることになる。
記手袋を被せ、その後約90〜100℃の温度で50〜
60分程度本加流を行う。これにより、原手16に付着
するゴム被膜18の架橋による網目構造が充分に形成さ
れ、原手16はセット用手型A1の形に沿って強制的に
整形されることになる。
【0013】このように本加流による工程が終了する
と、図6に示されるように必要な部分にのみゴム被膜1
8を備え、背抜きで通気性の良好な手袋27が完成す
る。図6からも解るように、得られた手袋27は人間の
手の形に近い形となっており、手掌でだぶつきが少な
く、手にフィットし易く、嵌め心地も良好である。更
に、手首部19の上面に帯状のゴム被膜部18aが形成
されているので、脱落防止の機能も働いている。
と、図6に示されるように必要な部分にのみゴム被膜1
8を備え、背抜きで通気性の良好な手袋27が完成す
る。図6からも解るように、得られた手袋27は人間の
手の形に近い形となっており、手掌でだぶつきが少な
く、手にフィットし易く、嵌め心地も良好である。更
に、手首部19の上面に帯状のゴム被膜部18aが形成
されているので、脱落防止の機能も働いている。
【0014】なお、この製造方法ではゴム被膜軟化の工
程も必要が無く、ゴムラテックス製品の製造において、
凝固剤等の有害薬品を用いない製造方法なので除去水洗
も必要とせず、乾燥に用いる熱量も少ない合理性を備え
ている。
程も必要が無く、ゴムラテックス製品の製造において、
凝固剤等の有害薬品を用いない製造方法なので除去水洗
も必要とせず、乾燥に用いる熱量も少ない合理性を備え
ている。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明にかかる作業
用手袋の製造方法は、原手を被せた浸漬用手型を凝固槽
溶液中に浸漬した後引き上げ、これをラテックス配合物
の原料液中に浸漬した後半加流し、これを、浸漬用手型
より全体的に僅かに大きくしかも必要個所に皺発生防止
用の肉盛り部を形成したセット用手型に被せ本加流する
ようにしたので、従来方法の半加流状態のゴム被膜を膨
潤軟化させるという工程を省くことができる。これによ
り製造工程の簡略化、更には製造コストの低廉が図られ
る。そして、出来上った製品は作業者の手にも良くフィ
ットして嵌め心地が良く、しかも作業性に優れ、長時間
装着しても手が疲れないという従来のものと同等の効果
が有る。
用手袋の製造方法は、原手を被せた浸漬用手型を凝固槽
溶液中に浸漬した後引き上げ、これをラテックス配合物
の原料液中に浸漬した後半加流し、これを、浸漬用手型
より全体的に僅かに大きくしかも必要個所に皺発生防止
用の肉盛り部を形成したセット用手型に被せ本加流する
ようにしたので、従来方法の半加流状態のゴム被膜を膨
潤軟化させるという工程を省くことができる。これによ
り製造工程の簡略化、更には製造コストの低廉が図られ
る。そして、出来上った製品は作業者の手にも良くフィ
ットして嵌め心地が良く、しかも作業性に優れ、長時間
装着しても手が疲れないという従来のものと同等の効果
が有る。
【図1】本発明に係る手型の正面図。
【図2】同手型の平面図。
【図3】図2のX−X線断面図。
【図4】手型に原手を被せた状態で原料液中に浸漬させ
た状態を示す側面図。
た状態を示す側面図。
【図5】セット用手型の斜視図。
【図6】本発明により製造された作業用手袋の斜視図。
【図7】従来の手型の斜視図。
【図8】従来の手型の側面図。
【図9】従来の手型に原手を被せた状態で原料液中に浸
漬させた状態を示す側面図。
漬させた状態を示す側面図。
【図10】従来のセット用手型の斜視図。
A 浸漬用手型 3 手掌 4〜8 指部 16 原手(繊維製の手袋) 17 原料液 A1 セット用手型 21 親指部 23〜26 指部
Claims (1)
- 【請求項1】 手掌から5本の指部が手掌面とほぼ同一
平面上に位置するように連設された浸漬用手型に繊維製
の手袋を被せ、それを凝固槽溶液中に浸漬した後引き上
げ、次にこれを甲部と5本の指部の上面が沈まないよう
にしてゴムラテックス配合物の原料液中に浸漬した後引
き上げ、手袋に付着した原料液を半加流状態のゴム被膜
が形成されるように比較的低温で加熱し、その後この手
袋を浸漬用手型から離脱し、すぐにこの手袋を前記浸漬
用手型より全体的に僅かに大きくしかも必要個所に皺発
生防止用の肉盛り部を形成し、かつ親指部が手掌面より
前方に大きく張り出すと共に他の4本の指部が手掌面に
湾曲して形成されたセット用手型に被せ、その後前記ゴ
ム被膜を加熱して本加流を行なうようにしたことを特徴
とする作業用手袋の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1942896A JP2796671B2 (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 作業用手袋の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1942896A JP2796671B2 (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 作業用手袋の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09188907A JPH09188907A (ja) | 1997-07-22 |
JP2796671B2 true JP2796671B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=11999015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1942896A Expired - Lifetime JP2796671B2 (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 作業用手袋の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2796671B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018044264A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | ヨツギ株式会社 | 絶縁手袋 |
-
1996
- 1996-01-09 JP JP1942896A patent/JP2796671B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018044264A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | ヨツギ株式会社 | 絶縁手袋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09188907A (ja) | 1997-07-22 |
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