JP2000328328A - 作業用手袋及びその製造方法 - Google Patents

作業用手袋及びその製造方法

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JP2000328328A
JP2000328328A JP13155799A JP13155799A JP2000328328A JP 2000328328 A JP2000328328 A JP 2000328328A JP 13155799 A JP13155799 A JP 13155799A JP 13155799 A JP13155799 A JP 13155799A JP 2000328328 A JP2000328328 A JP 2000328328A
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Masaaki Yokoyama
政明 横山
Kesao Miura
畩生 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な滑り止め効果が得られ、しかも、耐久
性に優れるとともに、装着感が良好な作業用手袋及びそ
の製造方法を提供する。 【解決手段】 手袋本体11の甲部13を除く掌部12
の略全面に第一弾性材料よりなる滑り止め突起20が散
点状に付着形成されているとともに、前記掌部12の略
全面に第二弾性材料よりなる塗膜面30が前記滑り止め
突起20が突出するように一体に塗着形成されている作
業用手袋10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は作業用手袋及びそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、運送作業等の作業用やドライ
ブ用等として、木綿等からなる作業用手袋(軍手)が多
用されている。この種作業用手袋においては、手に装着
して物を掴む時等に滑ることがしばしばある。
【0003】そこで、近年、前記滑りを防止するため
に、図11に示したように木綿等からなる手袋本体10
1の掌部102の略全面に弾性材料よりなる多数の滑り
止め突起105が散点(ドット)状に付着形成された作
業用手袋100や、図12に示したように木綿等からな
る手袋本体111の掌部112の略全面及び甲部113
の指部先端部に弾性材料よりなる滑り止め塗膜面115
が平面状に塗着形成(ベタ塗り)された作業用手袋11
0が多用されるようになった。ここで、従来では、前記
滑り止め突起105あるいは滑り止め塗膜面115の弾
性材料としては、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂や合
成ゴム等が挙げられている。なお、図12において、
(12A)図は前記作業用手袋110の掌部側を示し、
(12B)図は同作業用手袋110の甲部側を表してい
る。
【0004】しかしながら、前者の滑り止め突起105
が散点状に付着形成された作業用手袋100において
は、該手袋100を長期間使用すると、前記滑り止め突
起105が摩耗等により手袋本体101の掌部102か
ら剥がれてしまい、該滑り止め突起105による滑り止
め効果を十分発揮できないことがしばしばある。すなわ
ち、耐久性に欠けるといった問題がある。
【0005】また、後者の滑り止め塗膜面115が塗着
形成された作業用手袋110においては、前記塗膜面1
15が平らに形成されているので、十分な滑り止め効果
が得られているとは言い難かった。さらに、前記塗膜面
115は、従来では通常、指部及び掌部を有する平らな
手型に手袋本体を装着し、その状態で弾性材料の塗着及
び該弾性材料の硬化(加熱処理)を行うことによって形
成されるため、当該塗膜面115の指部が平面状となっ
てしまう。これに対し、人の指は湾曲形状になっている
ので、上記作業用手袋110を装着したとき、手にフィ
ットし難く、装着感が悪いと言った問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は前
記の点に鑑み提案されたもので、十分な滑り止め効果が
得られ、しかも、耐久性に優れるとともに、装着感が良
好な作業用手袋及びその製造方法を提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上の課題を解決するため
に、請求項1の発明に係る作業用手袋は、手袋本体の甲
部を除く掌部の略全面に第一弾性材料よりなる滑り止め
突起が散点状に付着形成されているとともに、前記掌部
の略全面に第二弾性材料よりなる塗膜面が前記滑り止め
突起が突出するように一体に塗着形成されていることを
特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明に係る作業用手袋
は、請求項1において、前記掌部における少なくとも指
部が人の指形状に近似した湾曲形状に形成されているこ
とを特徴とする。
【0009】さらに、請求項3の発明に係る作業用手袋
の製造方法は、手袋本体の甲部を除く掌部の略全面に第
一弾性材料からなる滑り止め突起を散点状に付着する工
程と、前記第一弾性材料からなる滑り止め突起を硬化す
る工程と、前記滑り止め突起が形成された手袋本体の掌
部の略全面に第二弾性材料を前記滑り止め突起がその塗
膜面より突出するように一体に塗着する工程と、前記第
二弾性材料からなる塗膜面を硬化する工程とを含むこと
を特徴とする。
【0010】またさらに、請求項4の発明は、請求項3
において、前記滑り止め突起の付着工程後に、前記手袋
本体を人の指形状に近似した湾曲形状を有する手型に装
着し、該手型に装着した状態で、前記第一弾性材料より
なる滑り止め突起の硬化工程、及び前記第二弾性材料よ
りなる塗膜面の塗着工程並びにその硬化工程がなされる
作業用手袋の製造方法に係る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係る作
業用手袋を示す斜視図、図2は同作業用手袋の掌部側を
示す平面図、図3は同作業用手袋の甲部側を示す平面
図、図4は同作業用手袋の指部を示す断面図、図5は図
4の5−5断面図、図6は同作業用手袋の製造時におけ
る手袋本体のマスキング用型への配置前を示す斜視図、
図7は同じく手袋本体に滑り止め突起を付着する際を示
す斜視図、図8は同じく滑り止め突起を硬化させる際を
示す斜視図、図9は滑り止め突起を硬化させる際に用い
る手型を示す斜視図、図10は同じく塗膜面を塗着する
際を示す斜視図である。
【0012】図1ないし図3に示す作業用手袋10は、
この発明の一実施例に係るもので、手袋本体11と滑り
止め突起20と塗膜面30とを有している。前記手袋本
体11は、木綿や合成繊維等を公知の手袋編機等で編成
したもの等からなる。なお、図示の符号12は手袋本体
11の掌部、13は手袋本体11の甲部を示す。
【0013】滑り止め突起20は、当該作業用手袋10
に滑り止め効果を付与するもので、天然ゴム,合成ゴ
ム,塩化ビニル樹脂等の熱可塑性合成樹脂等から選択さ
れる第一弾性材料よりなり、手袋本体11の甲部13を
除く掌部12の略全面に散点状に付着形成されている。
この実施例では、前記第一弾性材料として、天然ゴムが
用いられている。
【0014】塗膜面30は、前記滑り止め突起20を保
護するとともに当該作業用手袋10の滑り止め効果をさ
らに高めるためのもので、天然ゴム,合成ゴム,塩化ビ
ニル樹脂等の熱可塑性合成樹脂等から選択される第二弾
性材料よりなる。そして、この塗膜面30は、前記掌部
12の略全面に、前記滑り止め突起20が突出するよう
に該突起20と一体に塗着形成されている。ここで、前
記第二弾性材料には、前記第一弾性材料に対して相溶性
(接着性)の良いものが望ましい。この実施例では、当
該第二弾性材料として、前記第一弾性材料と同じく、天
然ゴムが用いられている。なお、図示の実施例では、図
3及び図4から理解されるように、前記塗膜面30は手
袋本体11の掌部12の略全面のみならず甲部13の各
指部先端部にも形成されているが、勿論、当該塗膜面3
0は手袋本体11の掌部12のみに形成されてもよい。
【0015】このように、前記塗膜面30が、前記滑り
止め突起20が突出するように、該滑り止め突起20を
被覆して一体形成されることによって、当該作業用手袋
10の滑り止め効果は、従来に比し格段に向上する。ま
た、当該手袋10を長期間使用した場合においても、摩
耗等により前記滑り止め突起20が手袋本体11から剥
がれ難くなり、耐久性も向上する。さらに、当該作業用
手袋10は、掌側において手袋本体11,滑り止め突起
20,塗膜面30の三重構造となるので、断熱性が従来
のものに比べ高まり、その用途が広がる利点がある。
【0016】また、この実施例の作業用手袋10におい
ては、請求項2の発明として規定し、かつ図5にも示し
たように、前記塗膜面30が塗着形成された掌部12に
おける指部15は、人の指F形状に近似した湾曲形状
(凸曲面形状)に形成されている。このようにすること
によって、当該作業用手袋10を装着したとき、手にフ
ィットし易く、装着感が飛躍的に向上する。
【0017】なお、前記滑り止め突起20を構成する第
一弾性材料と前記塗膜面30を構成する第二弾性材料の
色の種類,明度,彩度等を互いに異なるようにすれば、
前記滑り止め突起20を塗膜面30に対して浮き出させ
ることができ、需要者に与える意匠効果を高めることが
できる。
【0018】次に、請求項2及び請求項3の発明に係る
作業用手袋の製造方法の一実施例について、上記構造の
作業用手袋10の場合を例にして、図6ないし図10に
基づいて説明する。この製造方法は、滑り止め突起の付
着工程と、滑り止め突起の硬化工程と、塗膜面の塗着工
程と、塗膜面の硬化工程とを含む。
【0019】まず、前記滑り止め突起の付着工程におい
て、図6に示すように、前記手袋本体11を金属製の第
一手型50に装着して、図7に示すように該手袋本体1
1の甲部13を除く掌部12の略全面に第一弾性材料G
1からなる滑り止め突起20を散点状に付着する。前記
第一手型50は、従来公知のもので、平面状のものとさ
れる。また、前記第一弾性材料G1には、適宜粘度に調
整された天然ゴムラテックス配合物,合成ゴムラテック
ス配合物,塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂配合物等が
挙げられる。前記天然あるいは合成ゴムラテックス配合
物とは、天然あるいは合成ゴムラテックスに顔料等が適
宜割合で配合されたものとし、また、前記熱可塑性樹脂
配合物とは、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂に可塑剤
等が適宜割合で配合されたものとする。
【0020】この実施例においては、上記第一弾性材料
G1からなる滑り止め突起20の付着は、公知のマスキ
ング板61と受け型65を備えたマスキング用型60を
用いて行う。すなわち、図6のように前記第一手型50
に装着された手袋本体11を、その掌部12が上向きと
なるように前記受け型65の手袋本体収容部66に配置
し、その後、図7のように当該手袋本体11を所定部が
散点状に切り抜かれたマスキング板61で覆ってその上
から第一弾性材料G1をハケ等(図示せず)で塗りつけ
ている。前記マスキング板61の厚みは、所望する滑り
止め突起20の厚みに対応して定められる。図示の符号
62はマスキング板61の切り抜き部、63はマスキン
グ板61の第一弾性材料用の枠、67はマスキング板6
1と受け型65のヒンジである。なお、前記滑り止め突
起20の付着方法は、これに限定されず、公知の転写法
等によって行っても良い。
【0021】次いで、滑り止め突起の硬化工程におい
て、前記手袋本体11の掌部12に付着した第一弾性材
料G1からなる滑り止め突起20を硬化する。この際、
請求項4の発明として規定し、かつ図8にも示したよう
に、前記手袋本体11を人の指形状に近似した湾曲形状
を有する第二手型70に装着し、該手型70に装着した
状態で前記滑り止め突起20を硬化する。この実施例で
は、前記人の指形状に近似した湾曲形状を有する第二手
型70として、図9に示すような前記手型70全体が人
の手形状に近似した形状のものが用いられている。図示
の符号71は第二手型70の各指部、72はその湾曲形
状、73は第二手型70の掌部を表す。なお、当該人の
指形状に近似した湾曲形状72を有する第二手型70
は、これに限定されるものではない。例えば、前記第一
手型50と棒あるいは筒状物(前記凸曲面を担う物)と
を組み合わせて第二手型70を構成し、すなわち、前記
弾性材料G1の付着後、前記第一手型50に手袋本体1
1を装着した状態で該手型50と手袋本体11間に棒あ
るいは筒状物を挿入して弾性材料G1の硬化を行っても
良い。
【0022】前記滑り止め突起20の硬化方法は、用い
る第一弾性材料G1の種類によって異なり、すなわち天
然ゴムラテックス配合物若しくは合成ゴムラテックス配
合物の場合と塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂配合物の
場合とでは異なり、以下に別途に説明する。
【0023】前記第一弾性材料G1として天然ゴムラテ
ックス配合物を用いる場合には、前記滑り止め突起の付
着工程後、手袋本体11を前記第一手型50に装着した
状態で第一弾性材料G1を所定時間自然乾燥させて半加
硫状態、すなわち架橋による網目構造の形成が不完全で
未硬化の状態にする。次いで、前記第一手型50から手
袋本体11を離脱して、該手袋本体11を第二手型70
に装着し、その状態で所定温度(約60℃〜120℃程
度)で所定時間(約1時間程度)加熱して第一弾性材料
G1を本加硫して、つまり架橋による網目構造の形成を
完全にして硬化させる。
【0024】合成ゴムラテックス配合物を第一弾性材料
G1として用いる場合も、基本的には上記天然ゴムラテ
ックス配合物を用いる場合と同様に行えばよいが、合成
ゴムラテックスに応じて加硫温度等の処理条件が異な
る。
【0025】他方、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂配
合物を第一弾性材料G1として用いる場合には、加熱溶
融した第一弾性材料G1を手袋本体11の掌部12に付
着した後、その第一弾性材料G1の軟化状態、つまり未
硬化状態時に前記第一手型50から手袋本体11を離脱
して該手袋本体11を第二手型70に装着し、その状態
で所定時間冷却して当該第一弾性材料G1からなる滑り
止め突起20の硬化を行う。
【0026】上記滑り止め突起20の硬化後、塗膜面の
塗着工程が行われる。この塗膜面の塗着工程では、前記
滑り止め突起20が付着形成された手袋本体11の掌部
12の略全面に、第二弾性材料G2を前記滑り止め突起
20がその塗膜面30より突出するように一体に塗着す
る。前記第二弾性材料G2には、適宜粘度に調整された
天然ゴムラテックス配合物,合成ゴムラテックス配合
物,塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂配合物等が挙げら
れる。なお、図示の実施例では、当該塗膜面30を、手
袋本体11の掌部12の略全面に加えて甲部13の各指
部先端部にも形成している。
【0027】この実施例では、上記第二弾性材料G2か
らなる塗膜面30の塗着は、図10に示すように、前記
第二手型70に装着された手袋本体11を、その掌部1
2が下向きとなるように、パレット80内に充填された
第二弾性材料G2に浸し、その後、ハケ等により前記手
袋本体11に付いた第二弾性材料G2を均すことにより
行われている。なお、前記塗膜面30の塗着方法は、こ
れに限定されず、公知の転写法等によって行っても良
い。
【0028】その後、塗膜面の硬化工程において、前記
手袋本体11に塗着された前記第二弾性材料G2からな
る塗膜面を硬化する。この塗膜面30の硬化方法は、上
述した滑り止め突起20の硬化方法と同様に、用いる第
二弾性材料G2の種類に応じて、つまり、天然ゴムラテ
ックス配合物若しくは合成ゴムラテックス配合物を用い
る場合と塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂配合物を用い
る場合とで異なる。この第二弾性材料G2の各種類にお
ける具体的な塗膜面の硬化方法については、先に説明し
た滑り止め突起20の硬化方法と概ね同じであり、その
説明については省略する。
【0029】ここで、この実施例では、当該塗膜面の硬
化工程において、手袋本体11を前記人の指形状に近似
した湾曲形状を有する第二手型70に装着した状態で、
塗膜面30を硬化しているので、前記手型70の湾曲形
状72に対応する部分15の塗膜面30(第二弾性材料
G2)は、該湾曲形状72に沿って賦形されて硬化する
ことになる。したがって、指部15が人の指形状に近似
した湾曲形状に形成された作業用手袋10が簡単に得ら
れる。
【0030】なお、上述した実施例では、得られる作業
用手袋10の指部15が人の指形状に近似した湾曲形状
に形成されるようにするため、滑り止め突起の付着工程
後に手袋本体11を人の指形状に近似した湾曲形状を有
する第二手型70に装着し、その状態で、滑り止め突起
の硬化工程及び塗膜面の塗着工程並びにその硬化工程が
なされているが、塗膜面の塗着工程の前あるいはその後
に、手袋本体11を前記第二手型70に装着し、爾後の
工程を行うようにしても、得られる作業用手袋10の指
部15を人の指形状に近似した湾曲形状に形成できる。
【0031】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
係る作業用手袋においては、手袋本体の掌部に散点状に
付着形成された滑り止め突起の上に該滑り止め突起が突
出するように、塗膜面が一体に塗着形成されているの
で、当該作業用手袋の滑り止め効果が従来に比し格段に
向上するとともに、当該手袋を長期間使用した場合にお
いても、摩耗等により前記滑り止め突起が手袋本体から
剥がれ難くなり、耐久性も向上する。加えて、当該作業
用手袋は、断熱性が従来のものに比べ高まり、その用途
が広がる利点もある。
【0032】さらに、請求項2の発明のように、前記掌
部における少なくとも指部が人の指形状に近似した湾曲
形状に形成されるようにすれば、当該作業用手袋を装着
した際に、手にフィットし易く、装着感が飛躍的に向上
する。
【0033】また、請求項3の発明に係る作業用手袋の
製造方法によれば、請求項1の発明に係る作業用手袋を
好適に製造することができる。さらに、請求項4の発明
に係る作業用手袋の製造方法によれば、極めて簡単に請
求項2の発明に係る作業用手袋を製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る作業用手袋を示す斜
視図である。
【図2】同作業用手袋の掌部側を示す平面図である。
【図3】同作業用手袋の甲部側を示す平面図である。
【図4】同作業用手袋の指部を示す断面図である。
【図5】図4の5−5断面図である。
【図6】同作業用手袋の製造時における手袋本体のマス
キング用型への配置前を示す斜視図である。
【図7】同じく手袋本体に滑り止め突起を付着する際を
示す斜視図である。
【図8】同じく滑り止め突起を硬化させる際を示す斜視
図である。
【図9】滑り止め突起を硬化させる際に用いる手型を示
す斜視図である。
【図10】同じく塗膜面を塗着する際を示す斜視図であ
る。
【図11】従来における作業用手袋の一例を示す斜視図
である。
【図12】従来における他の例の作業用手袋を示す斜視
図である。
【符号の説明】
10 作業用手袋 11 手袋本体 12 掌部 13 甲部 15 指部 20 滑り止め突起 30 塗膜面 70 手型 72 湾曲形状 F 人の指 G1 第一弾性材料 G2 第二弾性材料

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手袋本体の甲部を除く掌部の略全面に第
    一弾性材料よりなる滑り止め突起が散点状に付着形成さ
    れているとともに、前記掌部の略全面に第二弾性材料よ
    りなる塗膜面が前記滑り止め突起が突出するように一体
    に塗着形成されていることを特徴とする作業用手袋。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記掌部における少
    なくとも指部が人の指形状に近似した湾曲形状に形成さ
    れていることを特徴とする作業用手袋。
  3. 【請求項3】 手袋本体の甲部を除く掌部の略全面に第
    一弾性材料からなる滑り止め突起を散点状に付着する工
    程と、前記第一弾性材料からなる滑り止め突起を硬化す
    る工程と、前記滑り止め突起が形成された手袋本体の掌
    部の略全面に第二弾性材料を前記滑り止め突起がその塗
    膜面より突出するように一体に塗着する工程と、前記第
    二弾性材料からなる塗膜面を硬化する工程とを含むこと
    を特徴とする作業用手袋の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記滑り止め突起の
    付着工程後に、前記手袋本体を人の指形状に近似した湾
    曲形状を有する手型に装着し、該手型に装着した状態
    で、前記第一弾性材料よりなる滑り止め突起の硬化工
    程、及び前記第二弾性材料よりなる塗膜面の塗着工程並
    びにその硬化工程がなされる作業用手袋の製造方法。
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