JP2796626B2 - レベルコントロール回路 - Google Patents

レベルコントロール回路

Info

Publication number
JP2796626B2
JP2796626B2 JP27097988A JP27097988A JP2796626B2 JP 2796626 B2 JP2796626 B2 JP 2796626B2 JP 27097988 A JP27097988 A JP 27097988A JP 27097988 A JP27097988 A JP 27097988A JP 2796626 B2 JP2796626 B2 JP 2796626B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
average value
luminance signal
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP27097988A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02119383A (ja
Inventor
孝弘 布施
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KASHIO KEISANKI KK
Original Assignee
KASHIO KEISANKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KASHIO KEISANKI KK filed Critical KASHIO KEISANKI KK
Priority to JP27097988A priority Critical patent/JP2796626B2/ja
Priority to US07/424,815 priority patent/US5099330A/en
Publication of JPH02119383A publication Critical patent/JPH02119383A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2796626B2 publication Critical patent/JP2796626B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液晶テレビ等のデジタルビデオ信号処理回
路におけるレベルコントロール回路に関する。
[従来の技術と解決すべき課題] 近年、液晶テレビ等において、画像の実時間デジタル
信号処理が活発に行なわれるようになり、一部ではIDTV
という形でテレビの信号処理のうち、ベースバンドビテ
オ信号処理をデジタル化したものが実用化されている。
この従来のデジタルビデオ信号処理回路は、第5図に示
すように構成されている。すなわち、映像検波回路(図
示せず)から出力される複合ビデオ信号は、A/D変換回
路11でA/D変換された後、Y/C(輝度信号/クロマ信号)
分離回路12で輝度信号Yとクロマ信号Cとに分離され
る。このクロマ信号Cは、色復回路13でR−YとB−Y
の色差信号に復調され、マトリクス回路14へ送られて上
記Y/C分離回路12から出力される輝度信号Yと加算され
てR,G,Bの原色信号として取出される。そして、この原
色信号R,G,Bが図示しない液晶表示部へ送られて液晶表
示パネルに表示される。
しかして、上記液晶表示パネルは階調数が少なく、そ
の全階調数を有効に利用しないと充分なコントラストを
得ることができない。上記従来の回路では、Y/C分離回
路12により分離された輝度信号Yを直接マトリスク回路
14に入力し、このマトリクス回路14から輝度信号Yのレ
ベルに応じた原色信号R,G,Bを得ている。このため画面
が普通の明るさの場合には、原色信号R,G,Bも輝度信号
Yが示すほぼ中央レベルを中心として変化する信号とな
り、液晶表示パネルの全階調を有効に利用することがで
きる。しかし、画面か明るい場面あるいは暗い場面とな
り、輝度信号Yのレベルが高くあるいは低くなった場合
には、マトリクス回路14から得られる原色R,G,Bは、ハ
イレベル側あるいはローレベル側に偏ったものとなる。
従って、この場合には、液晶表示パネルの全階調を有効
に利用できず、コントラストの低い画像となってしまう
という問題があった。
本発明は上記実情に鑑みて成されたもので、輝度信号
が大きく変動した場合であっても、常に輝度信号の平均
値を中心とする一定範囲のレベルに制御することがで
き、コントラストの高い画像を液晶表示パネルに表示し
得るレベルコントロール回路を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段及び作用] 本発明は、デジタルビデオ信号処理回路において、デ
ジタル輝度信号の平均値を検出して該輝度信号との差信
号を求め、この差信号をリミッタに入力して予め設定し
た上下限の値でリミットするようにしたものである。
上記の構成とすることにより、輝度信号が大きく変動
しても、常に平均値を中心とする上下一定範囲の信号が
取出される。従って、このレベル制御された輝度信号と
色差信号とを加算処理して原色信号R,G,Bを取出すこと
により、液晶表示パネルの全階調を有効に利用して画像
表示を行なわせることができる。
[発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は、デジタルビデオ信号処理回路の構成を示した
ものである。映像検波回路(図示せず)から出力される
複合ビデオ信号は、A/D変換回路11でサンプリングされ
て数ビットのデジタル信号に変換された後、Y/C(輝度
信号/クロマ信号)分離回路12に送られて輝度信号Yと
クロマ信号Cとに分離される。このクロマ信号Cは、色
復調回路13でR−YとB−Yと色差信号に復調され、マ
トリクス回路14へ送られる。また、Y/C分離回路12で分
離された輝度信号Yは、レベルコントロール回路15に入
力される。このレベルコントロール回路15は、詳細を後
述するようにY/C分離回路12から送られてくる輝度信号
Yをその平均値の基づいてレベル制御し、輝度信号Y´
はマトリクス回路14へ出力する。このマトリクス回路14
は、上記輝度信号Y´と上記色複合回路13から入力され
る色差信号R−Y,B−Yとを加算し、原色信号R´,G´,
B´を再生して出力する。そして、この原色信号R´,G
´,B´に基づいて液晶表示パネル(図示せず)が表示駆
動される。
次に上記レベルコントロール回路15の詳細について第
2図により説明する。第1図のY/C分離回路12から送ら
れてくる輝度信号Yは、平均値検出回路21に入力される
と共に、減算器22の+端子に入力される。上記平均値検
出回路21は、輝度信号Yの平均値を求めて減算器22の
−端子に入力する。この減算器22は、輝度信号Yから平
均値を減算し、その減算結果をリミッタ23に入力す
る。このリミッタ23は、入力信号を予め設定された上限
リミット値及び下限リミット値に制限して出力する。そ
して、このリミッタ23の出力信号輝度信号Y´としてマ
トリクス回路14へ送られる。
上記のように構成されたレベルコントロール回路15で
は、輝度信号Yとその平均値との差の信号が求められ
ると共に、この差の信号が予め設定した上限及び下限リ
ミット値でリミットされるので、輝度信号の平均値の
上下一定範囲のみがY´信号として取出される。そし
て、マトリクス回路14により、上記輝度信号Y´に基づ
いて色差信号R−Y,B−Yから原色信号R´,G´,B´が
取出される。従って、この原色信号R´,G´,B´は、常
に輝度信号Y´に基づく一定範囲のレベルとなり、液晶
表示パネルの全階調が有効に利用される。これにより液
晶表示パネルには、コントラストの良い画像が表示され
る。
しかして、上記平均値検出回路21は、 の処理により1フィールド間の平均値が求められる。こ
の場合、メモリとアダー回路を用いることによって上式
による平均値を求めることができる。しかし、メモリと
アダー回路により平均値検出回路21を構成すると、多数
のメモリとアダーが必要になる。
一方、上記平均値検出回回路21は、例えば第3図に示
すような構成とすることによって、回路構成を簡易化す
ることができる。この第3図に示す回路においては、
「平均値検出=ローパスフィルタ」であると考えて、巡
回加算型のローパスフィルタにより平均値検出回路21を
構成している。すなわち、Y/C分離回路12から送られて
くる輝度信号Yを加算器31に入力すると共に、減算器32
の−端子に入力する。そして、加算器31の出力信号を1
サンプル分の遅延回路33を介して上記減算器32の+端子
に入力し、その出力信号を乗算器34に与える。また、こ
の乗算器34には、定数Kを与えて上記減算器32の出力信
号との乗算を行わせ、その乗算結果を加算器31に入力し
ている。この加算器31は、輝度信号Yと乗算器34の出力
信号とを加算し、その加算出力Zを遅延回路33に入力し
すると共に、輝度信号Yの平均値として出力する。
上記第3図の回路において、今、輝度信号Ynが入力さ
れたとすると、この時点では1サンプル前の出力信号Zn
−1が遅延回路33に保持されている。従って、減算器32
において「Zn−1−Yn」の減算が行われ、その減算結果
に対し乗算器34において定数Kが乗算され、「K(Zn−
1−Yn)」が加算器31に入力される。そして、この加算
器31では、輝度信号Ynと乗算器34の出力信号とにより
「Yn+K(Zn−1−Yn)」の加算が行なわれ、その加算
結果Znが輝度信号Ynの平均値nとして出力される。
従って、上記第3図における信号処理は、 n≒Zn=Yn+K(Zn−1−Yn) の式で表わすことができる。
しかして、上記平均値検出回路21により求めた平均値
は第2図の減算器22へ送られ、輝度信号Yに対して
「Y−」の減算が行のわれる。この場合、その減算出
力は、 Yn−n≒Yn−Zn =Yn−Yn−K(Zn−1−Yn) =−K(Zn−1−Yn) となる。
従って、上記平均値検出回路21として第3図に示した
ように巡回型ローパスフィルタを用いて構成した場合に
は、第2図のレベルコントロール回路15は、第4図に示
すように構成することができる。すなわち、乗算器34か
ら出力される「K(Zn−1−Yn)」の信号を取出し、乗
算器35により「−1」を乗じて「−K(Zn−1−Yn)」
の信号を得ている。そして、この乗算器35の出力をリミ
ッタ23により上限及び下限リミット値で制限してレベル
コントロール回路15の出力信号Y´としている。
レベルコントロール回路15を上記第4図に示すように
構成することにより、非常に簡単な構成で初期の目的を
達成することができる。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、デジタルビデオ
信号処理回路において、量子化された輝度信号の平均値
を平均値検出回路により検出し、上記輝度信号から上記
平均値検出回路より出力される輝度信号の平均値を減じ
た後、この減算出力を予め設定した上限及び下限ミリッ
ト値で制限して出力するようにしているので、入力され
る輝度信号に対してその平均値を中心とする上下一定範
囲のみを取出すことができる。従って、この振幅制限さ
れた輝度信号及び色差信号R−Y,B−Yをマトリクス回
路により加算処理することにより、常に輝度信号の平均
値を中心とする一定範囲のレベルを持つ原色信号R´,G
´,B´を得ることができ、液晶表示パネルの全階調を有
効に利用してコントラストの良い画像を表示することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の実施例を示すもので、第
1図はデジタルビデオ信号処理回路の構成を示すブロッ
ク図、第2図はレベルコントロール回路の詳細を示すブ
ロック図、第3図は平均値検出回路の構成例を示すブロ
ック図、第4図は第3図の平均値検出回路を用いた場合
のレベルコントロール回路の構成例を示すブロック図、
第5図は従来のデジタルビデオ信号処理回路の構成を示
すブロック図である。 11……A/D変換回路、12……Y/C分離回路、13……色復調
回路、14……マトリクス回路、15……レベルコントロー
ル回路、21……平均値検出回路、22……減算器、23……
リミッタ、31……加算器、32……遅延回路、34,35……
乗算器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタルビデオ信号処理回路において、デ
    ジタル信号からなる輝度信号の平均値を検出する平均値
    検出回路と、この平均値検出回路により検出した平均値
    を上記輝度信号から減じる減算器と、この減算器の出力
    信号を予め設定した上限及び下限リミット値で制限する
    リミッタとを具備したことを特徴とするレベルコントロ
    ール回路。
JP27097988A 1988-10-28 1988-10-28 レベルコントロール回路 Expired - Lifetime JP2796626B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27097988A JP2796626B2 (ja) 1988-10-28 1988-10-28 レベルコントロール回路
US07/424,815 US5099330A (en) 1988-10-28 1989-10-20 Contrast control based on mean and deviation values

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27097988A JP2796626B2 (ja) 1988-10-28 1988-10-28 レベルコントロール回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02119383A JPH02119383A (ja) 1990-05-07
JP2796626B2 true JP2796626B2 (ja) 1998-09-10

Family

ID=17493702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27097988A Expired - Lifetime JP2796626B2 (ja) 1988-10-28 1988-10-28 レベルコントロール回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2796626B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02119383A (ja) 1990-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2585544B2 (ja) 動き検出回路
EP0442369B1 (en) Gradation correcting apparatus
JPH02168296A (ja) 液晶表示装置
JPH0686104A (ja) ノイズリダクション装置
JP3709981B2 (ja) 階調補正装置及び方法
EP0554035A2 (en) Solid state color video camera
EP0563877B1 (en) Color signal clipping or limiting apparatus
JP2796626B2 (ja) レベルコントロール回路
US7031516B2 (en) Edge achromatization circuit and method
JPH0434594A (ja) 映像回路
JP4069522B2 (ja) 映像信号処理装置、カラービデオカメラ及び映像信号の処理方法
US4979024A (en) Vertical contour enhancement suppression circuit
US7027098B2 (en) Picture-signal processing apparatus and method using weighting for black-level control
JPH02230873A (ja) ガンマ補正回路
JPH0410794A (ja) 画質補正回路
JPH03117081A (ja) コントラスト回路
JP2708806B2 (ja) ノイズキャンセル回路
KR100263875B1 (ko) 칼라 스케치 영상 효과 방법 및 장치
JP3040251B2 (ja) 動き検出回路
KR910009508B1 (ko) 디지탈 텔리비젼에 있어서 화면의 수직윤곽을 강조하는 회로
KR100510477B1 (ko) 고체촬상소자 카메라의 색신호 억압장치 및 방법
JPH0235506B2 (ja)
JP2850969B2 (ja) 映像回路
JPH04355587A (ja) ガンマ補正回路
JPH062382Y2 (ja) 適応型輪郭強調y/c分離回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070703

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080703

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090703

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090703

Year of fee payment: 11