JP2796563B2 - 受信機能付き遠隔制御用発信機 - Google Patents

受信機能付き遠隔制御用発信機

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JP2796563B2
JP2796563B2 JP35227593A JP35227593A JP2796563B2 JP 2796563 B2 JP2796563 B2 JP 2796563B2 JP 35227593 A JP35227593 A JP 35227593A JP 35227593 A JP35227593 A JP 35227593A JP 2796563 B2 JP2796563 B2 JP 2796563B2
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安則 中村
俊治 加藤
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のドアロック装置
の施解錠、車両トランク扉の開閉、車両窓ガラスの開
閉、車両エンジンの始動停止、ミラーの角度変更、ラン
プの点滅等を行なう遠隔制御用発信機に関するものであ
り、特に、受信機能を有する遠隔制御用発信機に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来、公知の特公平4−72951号公報
には、カード状に形成され、一面は太陽電池を含む電源
部、面は押釦スイッチおよびアンテナを含む移動送信
回路部、これらに挾まれた中央部は移動中央制御部で構
成された車両用電波錠について記載されてる。また、
来公知の実願平3−95674号(実開平5−3823
1号)のマイクロフィルムには、車体側に設けたキーシ
リンダに特殊なランプを2個取付け、 該ランプは前記キ
ーシリンダがON位置に回転すると電源回路と点灯回路
とにより点灯されるようにし、前記キーシリンダに差し
込まれるキーには太陽電池を設け、該太陽電池は前記ラ
ンプの光線により発電して前記キーに設けた二次電池を
充電し、前記キーに設けた操作スイッチを操作すると、
充電された二次電池の電力により前記キーの送信回路が
作動して、例えば車両ドアのロック、アンロックの切替
ができるようにした車両用キー装置について記載されて
いる。 また、従来公知の特開平4−213676号公報
には、携帯用ケースに、操作ボタンと、太陽電池と、該
太陽電池により充電される二次電池と、該二次電池の電
力を電源とし前記操作ボタンの押圧により特定の波形信
号を送出する制御部とを設けたものにおいて、前記携帯
用ケースには、フィードバック信号を受信する受信部を
設けた受信機能付き遠隔制御用発信機について記載され
ている。 また、従来公知の特開平5−106376号公
報には、携帯用ケースに、車体に搭載された発信機から
所定時間毎に送出される呼出信号を受信する受信部と、
該受信部が前記呼出信号を受信すると応答信号を発信す
る送信部と、これらの制御を司る制御回路とを設けた遠
隔制御用発信機について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の特公平4−
72951号公報のものは、携行用としてみると、少な
くとも3ボルトの電圧、20ミリアンペア程度の電流を
必要とするのに、これを太陽電池だけで実施する構造だ
から、携帯できない大きさになってしまうという課題
と、夜間、光量の少ない場所、曇天、雨天では、発生電
気量が不足して、機能を発揮しないという課題があっ
た。また、電源と制御部とが常時接続されている構成で
あるから、操作ボタンが非操作時でも電気を相当に消費
する。したがって、公知例の太陽電池に充電可能の二次
電池を接続しても、二次電池への充電は不十分となる惧
れがある。また、前記公知例のものは、送信用の機能し
か有していなかった。前記公知の実願平3−95674
号(実開平5−38231号)のマイクロフィルムのも
のは、キーおよびキーシリンダの双方に特別の工夫を設
けることにより、太陽電池の発電不足を解消できるよう
にしているが、投光部にタイマー回路 があり充電回路に
電圧検出回路があるから高価なものとなる。また、この
公知例も送信用の機能しか有していなかった。 また、前
記公知の特開平4−213676号公報および特開平5
−106376号公報のものは、受信機能を備えたもの
であるが、受信機能を設ける際の電源について特別な工
夫は認められず、待機状態では相当電力を消費するのに
待機状態時の電力消費を低減させる工夫はなされていな
い。 そこで、本発明は、遠隔制御用発信機に受信機能を
設ける際に、その消費電力を低減したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、合成
樹脂等の非導体よりなる携帯用ケース1に操作ボタン
2aと、太陽電池3と、該太陽電池3により充電される
二次電池10と、該二次電池10の電力を電源とし前記
操作ボタン2aの押圧により特定の波形信号を送出する
制御部12とを設けたものにおいて、前記携帯用ケース
1には、フィードバック信号を受信する受信アンテナ3
1と、前記二次電池10に前記操作ボタン2aを介さず
に電力線14によって接続され作動すると前記制御部1
2に前記二次電池10の電力を供給する給電制御部13
とを設け、該給電制御部13は前記操作ボタン2aが操
作されるか前記受信アンテナ31が前記フィードバック
信号を受信すると作動するように構成した受信機能付き
遠隔制御用発信機としたものである。また、本発明は、
合成樹脂等の非導体よりなる携帯用ケース1に操作ボ
タン2aと、太陽電池3と、該太陽電池3により充電さ
れる二次電池10と、該二次電池10の電力を電源とし
前記操作ボタン2aの押圧により特定の波形信号を送出
する制御部12とを設けたものにおいて、前記携帯用ケ
ース1には、前記二次電池10に接続された給電制御部
13と、フィードバック信号を受信して前記給電制御部
13および前記制御部12に送出する受信アンテナ31
と、前記制御部12の出力により起動する表示部30と
を設け、前記給電制御部13は前記操作ボタン2aが操
作されるかまたは前記受信アンテナ31からの信号を入
力すると作動して前記制御部12に前記二次電池10か
らの電流を送出するように構成した受信機能付き遠隔制
御用発信機としたものである。また、本発明は、合成樹
脂等の非導体よりなる携帯用ケース1に操作ボタン2
a、2b…と、太陽電池3と、該太陽電池3により充電
される二次電池10と、該二次電池10の電力を電源と
いずれかの前記操作ボタン2a、2b…の押圧により
特定の波形信号を送出する制御部12とを設けたものに
おいて、前記携帯用ケース1には、前記二次電池10に
接続された給電制御部13と、フィードバック信号を受
信して前記給電制御部13および前記制御部12に送出
する受信アンテナ31と、前記制御部12の出力により
起動する表示部30とを設け、前記給電制御部13はい
ずれかの前記操作ボタン2a、2b…が操作されるかま
たは前記受信アンテナ31からの信号を入力すると作動
して前記制御部12に前記二次電池10からの電流を送
出するように構成した受信機能付き遠隔制御用発信機と
したものである。また、本発明は、前記発信機におい
て、前記二次電池10と前記給電制御部13とは電力線
14により接続し、前記操作ボタン2a、2b…の入力
側17a、17b…は前記二次電池10側に接続し、前
記操作ボタン2a、2b…の出力側18a、18b…に
は前記給電制御部13に至る電力制御線19a、19b
…および前記制御部12の入力回路21に至る操作信号
線20a、20b…をそれぞれ接続し、前記電力制御線
19a、19b…にはそれぞれ回り込み防止用ダイオー
ド25a、25b…を設けて、いずれか1つの前記操作
ボタン2a、2b…の閉結によりいずれか1つの前記電
力制御線19a、19b…に流した電流が残りの前記電
力制御線19a、19b…を介して前記操作信号線20
a、20b…に流れることを防止した受信機能付き遠隔
制御用発信機としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図により説明すると、1
は合成樹脂等の非導体材料により形成したケースであ
り、大きさはポケットに入れて携帯できる程度に形成さ
れる。通常、ケース1の上側部1aと下側部1bとは別
体に形成し、ネジ止め、接着材による接着、或は超音波
溶着等による熔着等により両者を一体的に固定する。
【0006】前記上側部1aの外面側には複数の操作ボ
タン2a、2b…が設けられ、また、下側部1bの外面
側には、図3のように略全面に太陽電池3を装着する。
前記ケース1内には、適宜の大きさの空間部が形成さ
れ、該空間部には、コード信号発信ユニット4を実装し
た回路基盤5を収納する。
【0007】図4は、前記コード信号発信ユニット4の
ブロック回路図を示しており、前記太陽電池3には、電
圧制限用ダイオード6と電圧安定化用コンデンサ7
らなる電圧安定化回路8を接続し、該電圧安定化回路8
の出力側には逆流防止用ダイオード9を介して充電可能
の二次電池10を接続する。二次電池10に蓄電される
電圧は3ボルト程度が好適である。もし、太陽電池3の
発生電圧が過大になると、その電気量の一部電圧制限
用ダイオード6に流れて、電圧の過昇が防止される。電
圧安定化用コンデンサ7は、その蓄電および放電作用に
より、太陽電池3の発生電圧を平均化する。
【0008】11は前記操作ボタン2a、2b…を有す
る操作入力部、12は発信制御部、13は給電制御部で
あり、前記二次電池10のプラス側端子は電力線14を
介して前記給電制御部13の給電制御回路15のプラス
側端子16に接続する。前記操作ボタン2a、2b…の
入力側17a、17b…は前記電力線14に接続し、前
記操作ボタン2a、2b…の出力側18a、18b…
は、電力制御線19a、19b…を経て前記給電制御回
路15にそれぞれ接続し、また、出力側18a、18b
…は、操作信号線20a、20b…を経て前記発信制御
部12の入力回路21にそれぞれ接続する。
【0009】前記操作ボタン2a、2b…のうち、例え
ば、操作ボタン2aが押圧されると、二次電池10から
操作ボタン2aおよび電力制御線19aを介して給電制
御回路15に給電操作信号としての電流が供給され、こ
れにより、給電制御回路15は、給電トランジスタ22
をオンにして、前記発信制御部12のプラス側端子23
電源供給を開始する
【0010】また、発信制御部12の入力回路21の
子I 1 は、操作信号線20aを介して前記操作ボタン2
aに接続されているから、操作ボタン2aが押圧される
と、端子I 1 にも、操作信号としてのHIGHレベル
号電流が送出される。このように、操作ボタン2aが押
圧されると、発信制御部12のプラス側端子23には電
源が供給され、入力回路21の端子I 1 には操作信号が
供給されるから、これにより、例えば、車両ドアロック
装置のロック状態を切り替える特定の波形信号を送信回
路24から送出する。
【0011】なお、25a、25b…は、電力制御線1
9a、19b…の途中に設けた回り込み防止用ダイオー
ドである。
【0012】前記操作ボタン2a、2b…がオフの時
は、電力制御線19a、19b…および操作信号線20
a、20b…にはプラス電圧が掛らないため、前記発信
制御部12のプラス側端子23に給電トランジスタ22
から送出される電流は完全にカットされ、また、前記入
力回路21の各端子にはプルダウン抵抗26a、26b
…を介して零VのLOW信号が供給される。また、プル
ダウン抵抗26a、26b…は、前記操作ボタン2a、
2b…がオンされたときにグランドへ流れる電流を制限
する。
【0013】27は発信制御部12の送信回路24に接
続された送信アンテナである。該送信アンテナ27は、
図1、2のように、前記ケース1にキーホルダー状に取
付けられ、ケース1を手に持って指先で操作ボタン2
a、2b…を押すときに、手の平(人体)に触れるよう
な形状にする。このため、送信アンテナ27に接触した
人体もアンテナとして作用することになる。29は表示
部30に出力を送出する出力回路であり、送信回路24
で送出する波形の種類に応じて出力して、表示部30を
点灯させる。
【0014】31は受信アンテナであり、受信アンテナ
31で受信した信号は、発信制御部12の受信回路32
と給電制御回路15とに送出される。受信アンテナ31
から給電制御回路15に入力される信号は、前記電力制
御線19a、19b…を経て入力される信号と同じ作用
を奏し、給電制御回路15を起動させて給電トランジス
タ22をオンにする。また、受信アンテナ31から発信
制御部12の受信回路32に入力される信号は、発信制
御部12の出力回路29を起動させて表示部30に所定
の表示を表示させる。なお、受信アンテナ31は前記送
信アンテナ27と兼用にすることも可能である。33は
制御部12から給電制御回路15に至る終了信号線、3
4はキー部である。
【0015】
【作用】本発明の構成は以上のとおりであり、給電制御
部13の給電制御回路15には電力線14を介して二次
電池10からの電流が送出されており、給電制御回路1
5は電力制御線19a、19b…または受信アンテナ3
1からの給電操作信号の入力待ち状態となっている。そ
こで、遠隔制御用発信機を手で持ち、例えば、操作ボタ
ン2aを押すと、二次電池10からの電流は、電力制御
線19aを介して給電制御回路15に給電操作信号とし
て供給され、これにより、給電制御回路15は、給電ト
ランジスタ22をオンにして、発信制御部12のプラス
側端子23に電源を供給し、同時に、二次電池10から
の電流は、操作信号線20aを介して制御部12の入力
回路21の端子I 1 に操作信号(HIGH信号)として
入力される。このとき、並列の電力制御線19a、19
b、19nにはそれぞれ回り込み防止用ダイオード25
a、25b、25nが設けられているので、上記のよう
に、操作ボタン2aの押圧により電力制御線19aに電
流が流れたときに、この電流が別の電力制御線19b、
19nを介して操作信号線20b、20nに流れること
は防止される。したがって、入力回路21の端子I 1
けに操作信号としての電流が流れる。他の操作ボタンが
押されたときも同様の原理で入力回路21の不要の端子
に電流が流れることは防止される。
【0016】このように、制御部12が給電されて入力
回路21の端子I 1 に操作信号が送出されると、制御部
12は、端子I 1 に該当する特定の波形信号(例えば、
ロック装置のロック状態を切り替える信号)を送信回路
24を介して送信アンテナ27に送出し、送信アンテナ
27から出力させる。このとき、前記送信アンテナ27
からの出力周波数を、約63MHz 〜65MHz の範囲とす
ると、この周波数に適したアンテナの長さは約1.1m
〜2.4mとなるが、ケース1を手に持って指先で操作
ボタン2aを押すことにより、送信アンテナ27は手の
平(人体)に触れるため、人体もアンテナとして作用
し、アンテナ長は最適の約1.5m〜1.8mとなり良
好な出力が期待できることになる。
【0017】しかして、前記各操作ボタンが非操作の時
は、給電制御回路15に送出される電力制御線19a、
19b…からの信号電流が遮断されて給電トランジスタ
22はオフであるため、二次電池10から制御部12に
は電流が流れず、この意味では制御部12での消費電流
は零となる。したがって、二次電池10の電流消費は少
なくなる。なお、本発明の給電制御回路15は、二次電
池10にスイッチ類を介さずに接続されていて常時電力
を消費することになるが、給電制御回路15の待機状態
における電力消費量は、制御部12に二次電池10の電
力を直接供給するようにしたときに比べると、相当に少
なく抑えることができる。
【0018】また、二次電池10には電圧安定化回路8
および逆流防止用ダイオード9を介して太陽電池3を接
続し、太陽電池3の電力で二次電池10を充電できるよ
うにしているが、待機状態での二次電池10の電流消費
は、前記のように少ないので、太陽電池3の発電容量は
少なくてすませられるから、太陽電池3の取付け面積も
少なくてすみ、携帯に適したケース1でも十分に取付け
ることができる。
【0019】しかして、遠隔制御用発信機から前記信号
を発信して、これにより、ドアロック装置がロック状態
を切り替えたとき、この切替を確認する目的で、ドアロ
ック装置側から操作完了信号がフィードバックされるこ
とがある。このような場合のフィードバック信号は、本
発明では、受信アンテナ31で受信することになる。
【0020】受信アンテナ31によりフィードバック信
号を受信すると、この信号は、給電制御回路15および
制御部12の受信回路32に送出され、給電制御回路1
5では制御部12に電源を供給できるように給電トラン
ジスタ22をオンにし、プラス側端子23に二次電池1
0からの電流を送出させる。これにより、電源を得た制
御部12は、受信回路32に送られてくる信号に基づい
て、出力回路29を起動させて表示部30に、ドアロッ
ク装置のロック状態の切替完了の表示させる。この表示
は、制御部12が終了信号線33を介して終了信号を給
電制御回路15に送出するまで一定時間行われる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、合成樹脂等の非導体よりなる
携帯用ケース1に操作ボタン2aと、太陽電池3と、
該太陽電池3により充電される二次電池10と、該二次
電池10の電力を電源とし前記操作ボタン2aの押圧に
より特定の波形信号を送出する制御部12とを設けたも
のにおいて、前記携帯用ケース1には、フィードバック
信号を受信する受信アンテナ31と、前記二次電池10
に前記操作ボタン2aを介さずに電力線14によって接
続され作動すると前記制御部12に前記二次電池10の
電力を供給する給電制御部13とを設け、該給電制御部
13は前記操作ボタン2aが操作されるか前記受信アン
テナ31が前記フィードバック信号を受信すると作動す
るように構成した受信機能付き遠隔制御用発信機とした
ものであるから、太陽電池3より得られた電気は二次電
池10に充電するので、必要な電力を常に充電できてい
つでも良好に作用し、前記二次電池10に前記操作ボタ
ン2aを介さずに電力線14によって給電制御部13を
接続したので、操作ボタン2aをオンにするかフィード
バック信号を受信すると、制御部12に電流は流れる
が、制御部操作ボタン2aをオンにしないかフィードバ
ック信号が受信されないときは、制御部12には通電さ
れない。この場合、給電制御回路15には、二次電池1
0にスイッチ類を介さずに接続されていて常時電力を消
費することになるが、給電制御回路15の待機状態にお
ける電力消費量は、制御部12に二次電池10の電力を
直接供給するようにしたときに比べると、相当に少ない
ので、問題は起きない。また、本発明は、合成樹脂等の
非導体よりなる携帯用ケース1に操作ボタン2aと、
太陽電池3と、該太陽電池3により充電される二次電池
10と、該二次 電池10の電力を電源とし前記操作ボタ
ン2aの押圧により特定の波形信号を送出する制御部1
2とを設けたものにおいて、前記携帯用ケース1には、
前記二次電池10に接続された給電制御部13と、フィ
ードバック信号を受信して前記給電制御部13および前
記制御部12に送出する受信アンテナ31と、前記制御
部12の出力により起動する表示部30とを設け、前記
給電制御部13は前記操作ボタン2aが操作されるかま
たは前記受信アンテナ31からの信号を入力すると作動
して前記制御部12に前記二次電池10からの電流を送
出するように構成した受信機能付き遠隔制御用発信機と
したものであるから、フィードバック信号の受信により
前記制御部12を作動させることができる。また、本発
明は、合成樹脂等の非導体よりなる携帯用ケース1に操
作ボタン2a、2b…と、太陽電池3と、該太陽電池3
により充電される二次電池10と、該二次電池10の電
力を電源としいずれかの前記操作ボタン2a、2b…の
押圧により特定の波形信号を送出する制御部12とを設
けたものにおいて、前記携帯用ケース1には、前記二次
電池10に接続された給電制御部13と、フィードバッ
ク信号を受信して前記給電制御部13および前記制御部
12に送出する受信アンテナ31と、前記制御部12の
出力により起動する表示部30とを設け、前記給電制御
部13はいずれかの前記操作ボタン2a、2b…が操作
されるかまたは前記受信アンテナ31からの信号を入力
すると作動して前記制御部12に前記二次電池10から
の電流を送出するように構成した受信機能付き遠隔制御
用発信機としたため、前記各種の効果を維持したまま、
複数の操作ボタン2a、2b…を用いて種々の遠隔操作
ができる。また、本発明は、前記発信機において、前記
二次電池10と前記給電制御部13とは電力線14によ
り接続し、前記操作ボタン2a、2b…の入力側17
a、17b…は前記二次電池10側に接続し、前記操作
ボタン2a、2b…の出力側18a、18b…には前記
給電制御部13に至る電力制御線19a、19b…およ
び前記制御部12の入力回路21に至る操作信号線20
a、20b…をそれぞれ接続し、前記電力制御線19
a、19b…にはそれぞれ回り込み防止用ダイオード2
5a、25b…を設けて、いずれか1つの前記操作ボタ
ン2a、2b…の閉結によりいずれか1つの前記電力制
御線19a、19b…に流した電流が残り の前記電力制
御線19a、19b…を介して前記操作信号線20a、
20b…に流れることを防止した受信機能付き遠隔制御
用発信機としたものであるから、簡単な構成で実施でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発信機の斜視図。
【図2】 発信機の分解斜視図。
【図3】 ケースの斜視図。
【図4】 ブロック回路図。
【符号の説明】
1…ケース、1a…上側部、1b…下側部、2a、2
b、2n…操作ボタン、3…太陽電池、4…コード信号
発信ユニット、5…回路基盤、6…電圧制限用ダイオー
ド、7…電圧安定化用コンデンサ、8…電圧安定化回
路、9…逆流防止用ダイオード、10…二次電池、11
…操作入力部、12…制御部、13…給電制御部、14
…電力線、15…給電制御回路、16…プラス側端子、
17a、17b、17n…入力側、18a、18b、1
8n…出力側、19a、19b、19n…電力制御線、
20a、20b、20n…操作信号線、21…入力回
路、22…給電トランジスタ、23…プラス側端子、2
4…送信回路、25a、25b、25n…回り込み防止
用ダイオード、26a、26b、26n…プルダウン抵
抗、27…送信アンテナ、29…出力回路、30…表示
部、31…受信アンテナ、32…受信回路、33…終了
信号線、34…キー部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 49/00 E05B 65/20 H01Q 1/44 H04B 1/034

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂等の非導体よりなる携帯用ケー
    ス1に操作ボタン2aと、太陽電池3と、該太陽電池
    3により充電される二次電池10と、該二次電池10の
    電力を電源とし前記操作ボタン2aの押圧により特定の
    波形信号を送出する制御部12とを設けたものにおい
    て、前記携帯用ケース1には、フィードバック信号を受
    信する受信アンテナ31と、前記二次電池10に前記操
    作ボタン2aを介さずに電力線14によって接続され作
    動すると前記制御部12に前記二次電池10の電力を供
    給する給電制御部13とを設け、該給電制御部13は前
    記操作ボタン2aが操作されるか前記受信アンテナ31
    が前記フィードバック信号を受信すると作動するように
    構成した受信機能付き遠隔制御用発信機。
  2. 【請求項2】 合成樹脂等の非導体よりなる携帯用ケー
    ス1に操作ボタン2aと、太陽電池3と、該太陽電池
    3により充電される二次電池10と、該二次電池10の
    電力を電源とし前記操作ボタン2aの押圧により特定の
    波形信号を送出する制御部12とを設けたものにおい
    て、前記携帯用ケース1には、前記二次電池10に接続
    された給電制御部13と、フィードバック信号を受信し
    て前記給電制御部13および前記制御部12に送出する
    受信アンテナ31と、前記制御部12の出力により起動
    する表示部30とを設け、前記給電制御部13は前記操
    作ボタン2aが操作されるかまたは前記受信アンテナ3
    1からの信号を入力すると作動して前記制御部12に前
    記二次電池10からの電流を送出するように構成した受
    信機能付き遠隔制御用発信機。
  3. 【請求項3】 合成樹脂等の非導体よりなる携帯用ケー
    ス1に操作ボタン2a、2b…と、太陽電池3と、該太
    陽電池3により充電される二次電池10と、該二次電池
    10の電力を電源としいずれかの前記操作ボタン2a、
    2b…の押圧により特定の波形信号を送出する制御部1
    2とを設けたものにおいて、前記携帯用ケース1には、
    前記二次電池10に接続された給電制御部13と、フィ
    ードバック信号を受信して前記給電制御部13および前
    記制御部12に送出する受信アンテナ31と、前記制御
    部12の出力により起動する表示部30とを設け、前記
    給電制御部13はいずれかの前記操作ボタン2a、2b
    …が操作されるかまたは前記受信アンテナ31からの信
    号を入力すると作動して前記制御部12に前記二次電池
    10からの電流を送出するように構成した受信機能付き
    遠隔制御用発信機。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記二次電池10と
    前記給電制御部13とは電力線14により接続し、前記
    操作ボタン2a、2b…の入力側17a、17b…は前
    記二次電池10側に接続し、前記操作ボタン2a、2b
    …の出力側18a、18b…には前記給電制御部13に
    至る電力制御線19a、19b…および前記制御部12
    の入力回路21に至る操作信号線20a、20b…をそ
    れぞれ接続し、前記電力制御線19a、19b…にはそ
    れぞれ回り込み防止用ダイオード25a、25b…を設
    けて、いずれか1つの前記操作ボタン2a、2b…の閉
    結によりいずれか1つの前記電力制御線19a、19b
    …に流した電流が残りの前記電力制御線19a、19b
    …を介して前記操作信号線20a、20b…に流れるこ
    とを防止した受信機能付き遠隔制御用発信機。
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