JP2795820B2 - 2パネル液晶プロジェクタの映像信号処理装置 - Google Patents

2パネル液晶プロジェクタの映像信号処理装置

Info

Publication number
JP2795820B2
JP2795820B2 JP7079115A JP7911595A JP2795820B2 JP 2795820 B2 JP2795820 B2 JP 2795820B2 JP 7079115 A JP7079115 A JP 7079115A JP 7911595 A JP7911595 A JP 7911595A JP 2795820 B2 JP2795820 B2 JP 2795820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
liquid crystal
luminance
color
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7079115A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0843791A (ja
Inventor
命 煥 李
漢 一 高
東 一 宋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansei Denshi Co Ltd
Original Assignee
Sansei Denshi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sansei Denshi Co Ltd filed Critical Sansei Denshi Co Ltd
Publication of JPH0843791A publication Critical patent/JPH0843791A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2795820B2 publication Critical patent/JP2795820B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3197Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using light modulating optical valves
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3179Video signal processing therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/67Circuits for processing colour signals for matrixing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶パネルを使うプロジ
ェクタに係り、特に液晶パネルに印加される映像信号を
調節して顕示される映像の明るさ及び解像度を向上させ
る液晶プロジェクタの映像信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶プロジェクタは印加電圧に
より光変調が調節される液晶パネルを用いて映像を画面
に顕示されるもので、1パネル方式と2パネル方式及び
3パネル方式を使っている。図1乃至図3に基づき、従
来の1パネル、3パネルそして2パネル液晶プロジェク
タを説明する。
【0003】図1乃至図3に示した各部材番号の括弧内
に示された数値は該当部品における光透過率を示す。光
透過率は現在一般に使われている部品の該当値である。
図1は従来の1パネル液晶プロジェクタを示す。ランプ
11からの光はホットミラー(Hot Mirror)
12を通過しながら可視光線以外の光線が遮断され、集
光レンズ13により集光された後偏光フィルタ14に入
射される。入射光の40%のみ偏光フィルタ14を通過
してR,G,B原色信号用液晶パネル15に入射する。
液晶パネル15の入射光はその10%のみ通過され偏光
フィルタ16に入射し、偏光フィルタ16では入射光の
90%が通過して投射レンズ17を通じてスクリーンに
投射される。このような1パネル液晶プロジェクタは部
品数が少なくて小型かつ安価で組立性の容易な長所があ
る反面、R,G,Bサブピクセルの組み合わせでなされ
た色信号用液晶パネルを使うので解像度が劣り、光利用
効率が3.06%に低くて画面の明るさが劣る短所があっ
た。
【0004】図2は従来の3パネル液晶プロジェクタの
光学的構成を示す画面である。3パネルプロジェクタは
R,G,Bそれぞれのための三つの液晶パネルを使う。
ランプ21からの光はホットミラー22を通過しながら
可視光線以外の光線が遮断された後、この二色性ミラー
(Dichroic Mirror)23に入射する。
二色性ミラー23が入射光の色を分離すれば、反射され
るR成分は鏡24と偏光フィルタ25を通じてR信号用
液晶パネル26に入射し、透過されるG,B成分は他の
二色性ミラー27に入射する。この二色性ミラー27か
ら反射されたB成分は偏光フィルタ28を通じてB信号
用液晶パネル29に入射し、二色性ミラー27を透過し
たG成分は偏光フィルタ30を通じてG信号用液晶パネ
ル31に入射する。R信号用液晶パネル26を経た光と
B信号用液晶パネル29を経た光はそれぞれの偏光フィ
ルタ32,33を通じて二色性ミラー34に入射する。
二色性ミラー34はR成分の光を透過させB成分の光を
反射させ入射成分を二色性ミラー35に伝達する。G信
号用液晶パネル31を通過した光は偏光フィルタ36を
通過し鏡37から反射された後二色性ミラー35に入射
される。合成用二色性ミラー35はR,B成分の光を透
過させ、G成分の光を反射させ投射レンズに送り、投射
レンズ38は入射された光をスクリーンに投射する。こ
のような3パネル液晶プロジェクタは各色成分毎の液晶
パネルを使うので画質が優れ、各部品における光透過率
を示した括弧内の数値を参照すれば、4.23%の全体的な
光利用効率を有するので、1パネル方式に比べて映像の
明るさがやや明るい長所があった。しかし、部品数が多
いので構造的に複雑でのみならず、3枚の液晶パネルを
使うことにより値段が高くつく短所があった。
【0005】前述した1パネル方式と3パネル方式の短
所を補った方式が2パネル液晶プロジェクタである。図
3は従来の2パネル液晶プロジェクタの光学的構成図で
ある。2パネル液晶プロジェクタは輝度信号用及び色信
号用の2枚の液晶パネルを使う。
【0006】図3において、ランプ41からの光はホッ
トミラー42を通過しながら可視光線以外の光線が遮断
された後分離型偏光フィルタ43によりS偏光成分とP
偏光成分に分かれる。偏光フィルタ43から反射された
S偏光成分は鏡44により再び反射され白黒液晶パネル
45に入力され、偏光フィルタ43から透過されたP偏
光成分は鏡46により反射されカラー液晶パネル47に
入力される。S偏光成分は白黒液晶パネル45により白
黒映像に光変調され合成用偏光フィルタ48に入射し、
P偏光成分はカラー液晶パネル47によりカラー映像に
光変調され偏光フィルタ48に入射する。合成用偏光フ
ィルタ48は入力された白黒映像を透過させカラー映像
は反射させ投射レンズ49に送り、投射レンズ49はス
クリーン上に白黒映像とカラー映像を重なり合うように
顕示する。
【0007】2パネル方式液晶プロジェクタで使われた
白黒液晶パネルの構造は図4に、それからそのカラー液
晶パネルの構造は図5にそれぞれ示した。通常、液晶パ
ネルの画素構造は1/2画素ほど偶数行と奇数行が食い
違うデルタ型画素配列(三角形構造)を有する。白黒液
晶パネルの画素構造はサンプリング側面では空間的にQ
T(Field Quincunx)構造であり、図6
の周波数スペクトルでのような解像度領域を有し得る。
カラー液晶パネルの画素構造は図5に示した通り、R,
G,Bの副画素のそれぞれが食い違っており、全体的に
は各成分が菱形に見えるように配列されている。この
際、カラー液晶パネルの副画素もやはりR,G,B各成
分に対して空間上にQT構造を有するが、水平方向の解
像度が現象され現れる。
【0008】図7(A)〜図7(D)は液晶パネルに入
力する信号のそれぞれに対するサンプリング時点を示
す。カラー液晶パネルの場合、色信号のサンプリングは
図7(A)〜(C)に示した通り、一つの色信号(R,
GまたはB)のサンプリング周期を1/3ほど移動して
他の成分をサンプリングする多相(polyphas
e)形態である。しかし、白黒液晶パネルの場合、輝度
信号のサンプリングは図7(D)に示された通り、色信
号に対するサンプリング周波数の3倍にサンプリングす
るので映像の解像度がカラー液晶パネルに比べて3倍に
高められる。
【0009】このような2パネル液晶プロジェクタは3
パネル方式ほど解像度が高い長所がある。すなわち、1
パネル方式では一つの液晶パネルにR,G,Bを分割し
て表示するので解像度が劣るが、2パネル方式は3パネ
ル方式と類似した水準の解像度を有する。そして、各部
品における光透過率を示した括弧内の数値を参照すれ
ば、光利用効率は7.34%輝度信号の場合であって三つの
方式のうち最も高い。また、2パネル液晶プロジェクタ
は小型で安価な長所を有する。
【0010】このような2パネル液晶プロジェクタで使
われる映像信号処理回路は1991年9月3日付けにて
公開された出願公開03201695号の“投射表示装
置”に記述されている。この投射表示装置はYC分離回
路により分離された輝度信号に基づき第1直線偏光成分
の光透過率を変調する白黒液晶表示素子及び分離された
色信号に基づき第2直線偏光成分の光透過率を変調する
カラー液晶表示素子を含む。しかし、この先行技術の装
置は輝度信号と色信号の処理が単純に画面上で重畳され
る形態の構成を有するので全体的に画面のブラックレベ
ルが本来の信号より高く現われてコントラストが低くな
って不自然な映像が得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前述し
た問題点を解決するためのもので、色差信号のうち一つ
の値に基づき輝度信号用液晶パネルに印加される輝度信
号の色信号用液晶パネルに印加される輝度信号と色信号
用液晶パネルに印加される色信号を発生することによ
り、画面において低いコントラストによる不自然な画面
の問題点を解決できる2パネル液晶プロジェクタの映像
信号処理装置を提供することである。
【0012】
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明の2パネル液晶プロジェクタの映像信号処
理装置は、輝度/クロマ処理部から第1輝度信号及び色
差信号が印加され、色差信号のうち最小値を検出し、検
出した最小値及び第1輝度信号に基づき第2輝度信号を
発生し、検出した最小値及び色差信号に基づいて色信号
を発生する。
【0014】
【0015】そして、本発明は色信号の光利用効率と輝
度信号の光利用効率との差を減少させるために増幅器を
使う。
【0016】
【実施例】以下、添付した図8乃至図13に基づき本発
明の実施例を詳細に説明する。図8は本発明による2パ
ネル液晶プロジェクタの映像信号処理系の構成を示す。
図8において、複合映像信号CVSが同期分離部51に
入力されれば、同期分離部51は入力信号から同期信号
Sync,第1輝度信号Y及びクロマ信号Cをそれぞれ
分離して出力する。タイミング発生部52は同期分離部
51から出力された同期信号Sync’に同期されたド
ライブ信号DR1,DR2及び反転制御信号を発生す
る。ドライブ信号DR1,DR2のそれぞれは輝度信号
が各色信号に比べて3倍のサンプリング周波数を有する
点に鑑みて定められる。ドライブ信号DR1は白黒液晶
パネル57に印加され、ドライブ信号DR2はカラー液
晶パネル58に印加される。
【0017】一方、同期分離部51の出力端に連結され
た輝度/クロマ処理部53は同期分離部51から第1輝
度信号Yとクロマ信号Cを供給され、色差信号R−Y,
G−Y,B−Yを発生する。マトリックス回路54が図
9に示した構成を有する場合、マトリックス回路54は
第1輝度信号Yと色差信号R−Y,G−Y,B−Yを印
加され、第2輝度信号Y1 ’と色信号R1 ,G1 ,B1
を発生する。
【0018】そして、マトリックス回路54が図11に
示した構成を有する場合、マトリックス回路54は既存
のマトリックス回路(図示せず)により発生された色信
号R’,G’,B’を印加され、第3輝度信号Y2 ’と
色信号R2 ,G2 ,B2 を発生する。マトリックス回路
54により発生された輝度信号Y’は第1反転増幅部5
5に印加され、色信号R,G,Bは第2反転増幅部56
に印加される。第1反転増幅部55はタイミング発生部
52から印加される反転制御信号に応じて輝度信号Y’
を反転及び増幅して白黒液晶パネル57に出力し、第2
反転増幅部56は反転制御信号に応じて色信号R,G,
Bを反転及び増幅してカラー液晶パネル57に出力す
る。液晶パネル57,58のそれぞれのX,Y軸ドライ
バIC(図示せず)は該当ドライブ信号DR1またはD
R2により駆動される。したがって、白黒液晶パネル5
7はドライブ信号DR1に応じて第1反転増幅部55か
ら印加される輝度信号をサンプリングし、カラー液晶パ
ネル58はドライブ信号DR2に応じて第2反転増幅部
56から印加される色信号をサンプリングする。
【0019】図9は本発明の第1実施例によるマトリッ
クス回路54の詳細構成を示す。図9のマトリックス回
路は輝度/クロマ処理部53から色差信号R−Y,G−
Y,B−Y及び第1輝度信号Yを印加され、色信号
1 ,G1 ,B1 及び第2輝度信号Y1 ’を発生する。
かかるマトリックス回路は最小値検出部61,減算器6
2,63,64,そして加算器65を備える。
【0020】輝度/クロマ処理部53から出力された色
差信号R−Y,G−Y,B−Yと第1輝度信号Yが図9
の回路に入力されれば、最小値検出部61は印加される
色差信号R−Y,G−Y,B−Yのうち最小値を検出し
て減算器62,63,64及び加算器65に出力する。
第1減算器62は色差信号R−Yから最小値を減算して
得られる赤色信号R1 を、第2減算器63は色差信号G
−Yから最小値を減算して得られる緑色信号G1 を、そ
して第3減算器64は色差信号B−Yから最小値を減算
して得られる青色信号B1 を図8の第2反転増幅部56
に出力する。この際、加算器65は第1輝度信号Yから
最小値を減算して得られる第2輝度信号Y1 ’を図8の
第1反転増幅部55に出力する。第1反転増幅部55は
入力する第2輝度信号Y1 ’を反転及び増幅して白黒液
晶パネル57に出力する。そして、第2反転増幅部56
は入力する色信号R1 ,G1 ,B1 を反転及び増幅して
カラー液晶パネル58に出力する。
【0021】図10は図9の回路による各信号の値の変
更を説明するための図面である。例えば、伝送以前の色
信号R,G,Bそれぞれの値がR=0.5 ,G=0.8 ,B
=0.6 だったら、輝度信号Yと色差信号R−Y,G−
Y,B−Y間の一般の関係Y=0.59G+0.3 R+0.11B
からYの値は0.668 となる。そして、R−Y=0.5 −0.
688 =−0.188 であり、G−Y=0.112 ,B−Y=−0.
088 となる。計算により得られた色差信号のうち最小値
が0.188 なので、最小値検出部61は最小値である−0.
188 を出力する。したがって、第1減算器62はその値
が0である色信号R1 ,第2減算器63はその値が0.3
である色信号G1 ,そして第3減算器63はその値が0.
1 である色信号B1 をそれぞれ出力する。そして、加算
器65はその値が0.5 である第2輝度信号Y1 ’を出力
する。つまり、本来の色信号値(R=0.5 ,G=0.8 ,
B=0.6 )における最小値(=0.5 )は第1反転増幅部
55に送られ、最小値と色信号間の差は第2反転増幅部
56に送られる。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】図9で説明されたマトリックス回路54
色差信号の最小値を用いて映像の輝度成分の顕示に使わ
れる輝度信号を処理することにより、顕示される映像の
解像度と明るさを向上させうる。例えば、顕示される映
像が赤色の単色の場合はカラー液晶パネル57を通じて
顕示され、輝度成分のみ存する場合は解像度と明るさの
高い白黒液晶パネル58を通じて顕示される。
【0026】そして、映像が輝度成分と色成分を全部有
する場合は殆どの輝度信号成分は白黒液晶パネル57を
通じて顕示され、純粋な色信号成分がカラー液晶パネル
58を通じて顕示される。もし、R−Y成分が最小値な
らカラー液晶パネル58を通じて顕示されるR成分はな
い。しかし、この最小値は実際に輝度信号の構成にかか
わる量なので、最小値ほど減算されたG成分とB成分が
カラー液晶パネル58を通じて顕示される。かかる2パ
ネル処理により解像度の殆どを定める輝度信号成分を相
対的に高解像度である白黒液晶パネル57を通じて顕示
することにより、全体的な解像度及び明るさを向上させ
得る。
【0027】そして、輝度信号と色信号の重畳により画
像の黒レベルが本来の信号より高く現れコントラストが
低くなる問題点を解決できるので、映像が不自然に見え
る現象を無くせ、本来の画像に近い画像を再現すること
ができる。しかし、一般の2パネル液晶プロジェクタは
輝度信号の光変調に使われる光の経路である光学的の輝
度信号経路の光利用効率と色信号の光変調に使われる光
の経路である光学的の色信号経路の光利用効率間には著
しい差がある問題点を有する。各部品に対する光透過率
が示された図3の光学系を例として挙げれば、光学的の
輝度信号経路の光利用効率はおよそ7.34%,光学的の色
信号経路の光利用効率はおよそ2.45%となる。そして、
2パネル液晶プロジェクタに図9の回路を用いる場合、
信号処理側面で加算器65または減算器62,63,6
4を通じて輝度信号、色差信号または色信号を作る場
合、新たに作られる色信号が新たに作られる輝度信号に
比べて相対的に大きい比率に信号の大きさが小さくなる
問題点がある。
【0028】光学的側面及び信号処理側面に関連して前
述した問題点を解決して顕示される映像の解像度及び明
るさをさらに向上させるためには、第1反転増幅部55
に印加される輝度信号または第2反転増幅部56に印加
される色信号に対する増幅率の調節が必要である。図
回路にこのような増幅率調節を行う機能を追加した回
路が図11に示された。
【0029】図11は図9の回路において加算器65の
出力端に増幅器66を追加した図面である。入力輝度信
号の増幅を減少させ第1反転増幅部55に印加する増幅
器66の増幅率は前述した信号処理側面及び光学的側面
の問題点に鑑みて設定され、輝度信号の振幅を減少させ
るための値を有する。また、この増幅率は輝度信号の振
幅が急激に減少しないように設定しうる。そして、この
光学的側面のみに鑑みて前述した光学的の輝度信号経路
と光学的の色信号経路がそれぞれの光利用効率を同一に
させる部品を使う場合は増幅率を1と設定しうる。増幅
器66の増幅率が前述した内容または内容に基づいて設
定されれば、図11の増幅器66は加算器65に印加さ
れる第2輝度信号Y2 ’の振幅を設定された増幅率に応
じて減少させ第4輝度信号Y4 ’を発生する。 図11の
回路を既存の2パネル液晶プロジェクタに適用すれば、
解像度と明るさを向上させうるのみならず、輝度信号用
液晶パネルに入力される信号を適切な比率に減衰して光
学的及び信号処理側面における輝度信号成分と色信号成
分間の不調和が防げる。
【0030】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、色差信号
である、R−Y信号,G−Y信号,B−Y信号の最小値
を検出し、検出された最小値を輝度信号に加算した信号
により白黒液晶パネルを駆動し、R−Y信号,G−Y信
号,B−Y信号から検出された最小値を減算した信号に
よりカラー液晶パネルを駆動することにより、色、輝度
の関連を考慮して顕示される映像の解像度と明るさを向
上させることができ、また、R−Y信号,G−Y信号,
B−Y信号で処理を行うことにより、R−Y信号,G−
Y信号,B−Y信号はRGB信号に比べて小さいレベル
となるので、RGB信号等を処理する回路に比べて小さ
い容量のハードウェア構成で実現できる等の特長を有す
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の1パネル液晶プロジェクタの光学的構成
図である。
【図2】従来の3パネル液晶プロジェクタの光学的構成
図である。
【図3】従来の2パネル液晶プロジェクタの光学的構成
図である。
【図4】2パネル液晶プロジェクタで使われた白黒液晶
パネルの構造図である。
【図5】2パネル液晶プロジェクタで使われたカラー液
晶パネルの構造図である。
【図6】前記白黒液晶パネルの周波数スペクトルであ
る。
【図7】(A)〜(D)は液晶パネルに入力する信号の
それぞれに対するサンプリング時点を示す図面である。
【図8】本発明による2パネル液晶プロジェクタにおい
て信号処理系の構成を示したブロック図である。
【図9】本発明の一実施例によるマトリックス回路の詳
細構成を示した図である。
【図10】図9のマトリックス回路による信号レベルの
変更を説明するための図である。
【図11】図9のマトリックス回路に増幅器が追加され
図である。
【符号の説明】
51 同期分離部 52 タイミング発生部 53 輝度/クロマ処理部 54 マトリックス回路 55,56 反転増幅部 57 白黒液晶パネル 58 カラー液晶パネル61 最小値検出部62〜64 減算器 65 加算器66 増幅器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−201695(JP,A) 特開 平4−267246(JP,A) 特開 平3−175888(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/133 G02F 1/13 G02F 1/1347 G03B 33/12 H04N 9/31

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度信号用液晶パネルと色信号用液晶パ
    ネルを有する2パネル液晶プロジェクタの映像信号処理
    装置において、 輝度信号とクロマ信号を印加され、第1輝度信号と色差
    信号を発生する輝度/クロマ処理部と、 前記輝度/クロマ処理部から前記第1輝度信号及び前記
    色差信号印加され、前記色差信号のうち最小値を検出
    し、検出した該最小値及び前記第1輝度信号に基づき第
    2輝度信号を発生するとともに、検出した該最小値及び
    前記色差信号に基づ色信号を発生するマトリックス回
    路と、 前記マトリクス回路から前記第2輝度信号を印加さ
    れ、前記輝度信号用液晶パネルを駆動する輝度信号用液
    晶パネル駆動回路と、 前記マトリックス回路から前記色信号を印加され、前記
    色信号用液晶パネルを駆動する色信号用液晶パネル駆動
    回路 とを含むことを特徴とする2パネル液晶プロジェク
    タの映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記マトリックス回路は前記輝度/ク
    ロマ処理部から入力された前記色差信号のうち最小値を
    検出する最小値検出部と、 前記輝度/クロマ処理部から出力される前記色差信号の
    うちR−Y信号から前記最小値検出部で検出された前記
    最小値を減算して赤色信号を発生する第1減算器と、
    前記輝度/クロマ処理部から出力される前記色差信号の
    うちG−Y信号から 記最小値検出部で検出された前記 最小値を減算して、緑
    色信号を発生する第2減算器と、 前記輝度/クロマ処理部から出力される前記色差信号の
    うちB−Y信号から前記最小値検出部で検出された前記
    最小値を減算して、青色信号を発生する第3減算器と、前記輝度/クロマ処理部から供給される前記 第1輝度信
    号と前記最小値検出手段で検出された前記最小値とを加
    算して、第2輝度信号を発生する加算器とを含むことを
    特徴とする請求項1記載の2パネル液晶プロジェクタの
    映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記加算器から出力される前記第2輝度
    信号を増幅するための増幅器をさらに備えることを特徴
    とする請求項2記載の2パネル液晶プロジェクタの映像
    信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記増幅器は画面上に顕示される輝度信
    号の光効率及び色信号の光効率の差に基づいた信号増幅
    率を有することを特徴とする請求項3記載の2パネル液
    晶プロジェクタの映像信号処理装置。
JP7079115A 1994-04-07 1995-04-04 2パネル液晶プロジェクタの映像信号処理装置 Expired - Lifetime JP2795820B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019940007248A KR0139152B1 (ko) 1994-04-07 1994-04-07 2판넬 액정프로젝터의 신호처리장치 및 그 방법
KR7248/1994 1994-04-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0843791A JPH0843791A (ja) 1996-02-16
JP2795820B2 true JP2795820B2 (ja) 1998-09-10

Family

ID=19380566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7079115A Expired - Lifetime JP2795820B2 (ja) 1994-04-07 1995-04-04 2パネル液晶プロジェクタの映像信号処理装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5629743A (ja)
EP (1) EP0676903B1 (ja)
JP (1) JP2795820B2 (ja)
KR (1) KR0139152B1 (ja)
DE (1) DE69517361T2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08160374A (ja) * 1994-12-01 1996-06-21 Mitsubishi Electric Corp プロジェクタ装置
JPH08294137A (ja) * 1995-04-20 1996-11-05 Mitsubishi Electric Corp プロジェクタ装置
KR100362471B1 (ko) * 1995-12-29 2003-03-03 삼성전자 주식회사 디지탈 색상신호 조정장치
JPH10148885A (ja) 1996-11-19 1998-06-02 Sony Corp プロジェクタ装置
KR100223183B1 (ko) * 1996-12-26 1999-10-15 윤종용 2판넬 액정프로젝터의 비데오신호처리장치
AU2002225859A1 (en) * 2000-12-19 2002-07-01 Fusion Lighting, Inc. Discharge lamp with indium and erbium fill
US6995738B2 (en) 2001-12-13 2006-02-07 Sharp Laboratories Of America, Inc. Two-panel reflective liquid crystal display projection system and method of using the same
US6802612B2 (en) * 2002-03-15 2004-10-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Configurations for color displays by the use of lenticular optics
JP2008250065A (ja) 2007-03-30 2008-10-16 Oki Electric Ind Co Ltd カラー表示装置およびカラー表示方法
JP6314439B2 (ja) * 2013-11-19 2018-04-25 セイコーエプソン株式会社 表示装置、及び、表示装置の制御方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3274046D1 (en) * 1982-12-01 1986-12-04 Itt Ind Gmbh Deutsche Integrated digital circuit with a multiplier for a colour television receiver with digital signal processing
KR900006491B1 (ko) * 1984-03-21 1990-09-01 가부시끼가이샤 도오시바 색신호 처리회로
US4677462A (en) * 1985-11-07 1987-06-30 Rca Corporation Delay and filter network with chrominance trap between series input resistors
JPH0365865A (ja) * 1989-08-03 1991-03-20 Fujitsu General Ltd Museデコーダの出力回路
JPH03201695A (ja) * 1989-12-27 1991-09-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 投写表示装置
JPH04267246A (ja) * 1991-02-21 1992-09-22 Fujitsu General Ltd 投射型液晶表示装置
JP2547686B2 (ja) * 1991-06-21 1996-10-23 三洋電機株式会社 映像信号処理回路

Also Published As

Publication number Publication date
DE69517361T2 (de) 2000-10-19
DE69517361D1 (de) 2000-07-13
JPH0843791A (ja) 1996-02-16
KR950029804A (ko) 1995-11-24
EP0676903A2 (en) 1995-10-11
KR0139152B1 (ko) 1998-05-15
EP0676903A3 (en) 1996-05-29
US5629743A (en) 1997-05-13
EP0676903B1 (en) 2000-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005537503A (ja) 高輝度広色域ディスプレイ
JP2009500660A (ja) 高コントラスト透過型lcdイメージャ
JP2795820B2 (ja) 2パネル液晶プロジェクタの映像信号処理装置
JPH08294138A (ja) 液晶プロジェクタ
KR100223183B1 (ko) 2판넬 액정프로젝터의 비데오신호처리장치
JPH11174583A (ja) プロジェクター
JPH04127140A (ja) 液晶表示装置
JP3829479B2 (ja) 表示装置及びその駆動方法
JPH03201695A (ja) 投写表示装置
US7872625B2 (en) Liquid-crystal display apparatus and three-panel liquid-crystal display projector
JPH03296030A (ja) 液晶プロジェクタ
JPH03249639A (ja) 液晶プロジェクタ
JP3503303B2 (ja) 表示装置
JP2007293140A (ja) 画像表示装置
JPH09247699A (ja) プロジェクタ
JP3103246B2 (ja) 光導電膜積層方式液晶プロジェクタ
JPH05292518A (ja) 液晶プロジェクタの駆動方法
JPH0348816A (ja) 液晶表示装置
JPH05224172A (ja) 液晶投写型表示装置
JPH05150208A (ja) 液晶プロジエクター装置
JPH05292439A (ja) 液晶投射型ディスプレイ装置
JPH0423572A (ja) ビデオカメラ
JPH05252523A (ja) 小型カラービューファインダ
JPH06208115A (ja) 液晶投射ディスプレイ
JPH05119285A (ja) 投射型表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080626

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090626

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100626

Year of fee payment: 12