JP2795240B2 - 位置決めピン付きコネクタ及びその取付方法 - Google Patents

位置決めピン付きコネクタ及びその取付方法

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JP2795240B2
JP2795240B2 JP7323632A JP32363295A JP2795240B2 JP 2795240 B2 JP2795240 B2 JP 2795240B2 JP 7323632 A JP7323632 A JP 7323632A JP 32363295 A JP32363295 A JP 32363295A JP 2795240 B2 JP2795240 B2 JP 2795240B2
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connector
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誠 桑原
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ及びその
取付方法に関し、特にプリント配線板等の回路基板に圧
入して実装するタイプ(以下「圧入タイプ」という)の
コネクタ及びその取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、回路基板に取り付けられる各
種のコネクタの一つとして、複数のコネクタピンを回路
基板の複数のスルーホールに圧入して実装する圧入タイ
プのコネクタが用いられている。
【0003】この種の従来の圧入タイプのコネクタは、
(1)コネクタピンが長くスルーホールに対して一列ズ
レた状態でも仮挿入を行えないこと、(2)コネクタピ
ンのピン数が少なく位置ズレの確認を容易に行えるこ
と、を前提として、コネクタピンを回路基板上のスルー
ホールに仮挿入してコネクタが回路基板上の正規の位置
にくるようにした上で、コネクタを圧入して取り付けを
行っている。
【0004】一方、圧入タイプでないコネクタについて
は、特開平3−138876号公報に記載されているよ
うに、位置合わせのための金属ピンを金属ベース基板上
の対応する穴へ挿入することにより、コネクタ端子と金
属ベース基板上のマウントパッドとの位置合わせを行う
ようにした金属ベース基板への表面実装コネクタ取付け
方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧入タ
イプのコネクタの最近の傾向として、回路基板の裏面か
らコネクタピンが突出しないようにコネクタピンの長さ
を短くするものが増加してきており、このようなコネク
タでは、コネクタピンの長さが短いことから回路基板に
仮挿入した際にコネクタピンが正確に仮挿入されている
か否かの確認が困難となり、コネクタピンが回路基板上
の正規の位置に仮挿入されない状態で圧入が行われ、コ
ネクタピンが座屈してしまう可能性が高いという問題が
ある。
【0006】一方、前記公報に記載された方法は回路基
板中にコネクタ端子を埋設しないタイプのコネクタを対
象とするものであるため、所定長のコネクタピンがコネ
クタ本体から回路基板に向けて突出する圧入タイプのコ
ネクタの場合にはその方法を単純に適用することができ
ない。
【0007】その理由は、コネクタ端子(コネクタピ
ン)の位置合わせのためには、位置決めピンがコネクタ
ピンよりも下方に突出するようにしなければならない
が、圧入タイプのコネクタでそのような位置関係をとる
と、不必要に回路基板の厚さを大きくしない限り位置決
めピンが回路基板の裏面から突出してしまうからであ
る。
【0008】従って、本発明は前記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、コネクタピンが回路基板上の正規の位
置に確実かつ容易に仮挿入できるようにしてコネクタピ
ンの座屈等の不具合の解消、仮挿入の作業性の向上を図
ると共に、位置決めピンが回路基板の裏面から突出する
ことを防止して回路基板の裏面の活用性を向上させるこ
とができる位置決めピン付きコネクタ及びその取付方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、回路基板上の所望の位置にコネクタピン
を位置決めするための一又は複数の位置決めピンを含
み、前記コネクタピンの圧入時に加えられる所定の大き
さ以上の力により前記一又は複数の位置決めピンの前記
回路基板側端部と反対側の端部である上端とコネクタ本
の上端との高さの相対距離が変化するようにしたこと
を特徴とする位置決めピン付きコネクタを提供する。
【0010】また、本発明の位置決めピン付きコネクタ
は、好ましくは、前記コネクタピンの圧入時に加えられ
る所定の大きさ以上の力により前記一又は複数の位置決
めピンとコネクタ本体との連結部分における固定連結が
解除されるようにしたことを特徴とする。
【0011】そしてまた、位置決めピン付きコネクタ
しては、前記コネクタピンの圧入時に加えられる所定の
大きさ以上の力により前記一又は複数の位置決めピンが
折曲されるようにしてもよい
【0012】さらに、本発明は、回路基板上の一又は複
数の位置決め穴にコネクタが含む一又は複数の位置決め
ピンを挿入して、前記コネクタのコネクタピンを前記回
路基板上のスルーホールに仮挿入した後、前記コネクタ
ピンを前記スルーホールに圧入する際に、前記一又は複
数の位置決めピンの前記回路基板側端部と反対側の端部
である上端とコネクタ本体の上端との高さの相対距離が
変化するようにして前記一又は複数の位置決めピンが前
記回路基板の裏面に突出しないようにしたことを特徴と
する位置決めピン付きコネクタの取付方法を提供する。
【0013】本発明の位置決めピン付きコネクタ及びそ
の取付方法によれば、コネクタが含む一又は複数の位置
決めピンを対応する一又は複数の位置決め穴に挿入し、
コネクタピンが回路基板上の正規の位置に仮挿入される
ようにしてコネクタピンとスルーホールとの位置ズレの
発生を防止すると共に、コネクタピンの圧入時に加えら
れる所定の大きさ以上の力により一又は複数の位置決め
ピンとコネクタ本体との相対距離が変化するようにして
位置決めピンが回路基板の裏面から突出することを防
ぐ。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施形態に係る位置決
めピン付きコネクタのプリント配線板への取付時の様子
を示す斜視図である。
【0016】図1を参照すると、本実施形態に係る位置
決めピン付きコネクタ1は、コネクタ本体2と、コネク
タ本体2の両側端に設けられる2つの位置決めピン3
と、コネクタ本体2の下面に設けられる複数のコネクタ
ピン4と、を含む。
【0017】位置決めピン3は、コネクタ本体2の両側
端に1つずつ設けられており、そのそれぞれは、コネク
タ本体2に固定される取付部3aと、取付部3aを介し
てコネクタ本体2に固定されるピン部3bと、から構成
される。ここで、取付部3aとピン部3bとの連結部分
は、コネクタピンの圧入時にピン部3bに加えられる力
の範囲内の所定の大きさ以上の力が加えられるとその固
定連結が解除されるようになっている。
【0018】なお、位置決めピン3の個数、位置等は適
宜定めることができ、例えば個数を増やせば位置決めピ
ン付きコネクタ1の座りを良くしてコネクタピン4の仮
挿入を容易に行えるようにすることができる。また、所
定の大きさ以上の力が加えられたときに取付部3aとピ
ン部3bとの固定連結が解除されるようにするだけでな
く、例えばピン部3b自体の強度を弱くし、所定の大き
さ以上の力が加えられたときにピン部3bが折れ曲がる
ようにしてもよい。
【0019】一方、プリント配線板5は、位置決めピン
3に対応して設けられる2つの位置決め穴6と、複数の
コネクタピン4に対応する複数のスルーホール7と、を
含み、2つの位置決めピン3のそれぞれが対応する位置
決め穴6に挿入されたときに複数のコネクタピン4のそ
れぞれが対応するスルーホール7に適切に挿入されるよ
うに、予め位置決め穴6とスルーホール7の配置が定め
られている。
【0020】図2は、本発明の一実施形態に係る位置決
めピン付きコネクタのプリント配線板への仮挿入時の様
子を示す断面図である。また、図3は、本発明の一実施
形態に係る位置決めピン付きコネクタのプリント配線板
への圧入後の様子を示す断面図である。
【0021】以下、図2及び図3を参照して、本実施形
態に係る位置決めピン付きコネクタ1のプリント配線板
5への取付手順を具体的に説明する。
【0022】まず、コネクタ本体2の両側端に設けられ
る2つの位置決めピン3のそれぞれをプリント配線板5
に設けられる対応する位置決め穴6に挿入し、複数のコ
ネクタピン4のそれぞれがプリント配線板5の対応する
スルーホール7に正確に仮挿入されるようにする。
【0023】次に、治具を用いて位置決めピン付きコネ
クタ1を圧入し、位置決めピン付きコネクタ1の複数の
コネクタピン4のそれぞれが対応するスルーホール7に
正常に圧入されるようにする。
【0024】この圧入過程においては、位置決めピン3
の取付部3aとピン部3bとの連結強度が弱いことか
ら、所定の大きさ以上の力が位置決めピン3に加えられ
ると、取付部3aとピン部3bとの連結部分が破損し、
位置決めピン3のピン部3bがプリント配線板5とは反
対方向に向かって移動し、プリント配線板5の裏面から
位置決めピン3のピン部3bが突出することを防ぐ。
【0025】すなわち、本実施形態に係る位置決めピン
付きコネクタ及びその取付方法では、仮挿入時には、位
置決めピン3が仮挿入に適した十分な長さを備えて仮挿
入を容易に行えるようにすると共に、圧入時には、位置
決めピン3のピン部3bがプリント配線板5とは反対方
向に移動するようにしてコネクタピン4と同様に位置決
めピン3もプリント配線板5の裏面から突出しないよう
にする。
【0026】以上、本発明の一実施形態について説明し
てきたが、本発明はこのような実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の原理に準ずる各種の実施の形態
を含む。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の位置決め
ピン付きコネクタ及びその取付方法によれば、位置決め
ピンを用いて回路基板上へのコネクタの取り付けを行う
ため、コネクタピンの位置決めを容易に行うことができ
る。
【0028】また、本発明の位置決めピン付きコネクタ
及びその取付方法によれば、コネクタピンを短くした上
で、コネクタピンの圧入時に位置決めピンの連結部分を
破損させること等によって位置決めピンとコネクタ本体
との相対距離が変化するようにするため、位置決めピン
が回路基板の裏面から突出することを防ぎ、回路基板の
裏面の活用性を損ねないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る位置決めピン付きコ
ネクタのプリント配線板への取付時の様子を示す斜視図
である。
【図2】本発明の一実施形態に係る位置決めピン付きコ
ネクタのプリント配線板への仮挿入時の様子を示す断面
図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る位置決めピン付きコ
ネクタのプリント配線板への圧入後の様子を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 位置決めピン付きコネクタ 2 コネクタ本体 3 位置決めピン 3a 取付部 3b ピン部 4 コネクタピン 5 プリント配線板 6 位置決め穴 7 スルーホール

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板上の所望の位置にコネクタピンを
    位置決めするための一又は複数の位置決めピンを含み、 前記コネクタピンの圧入時に加えられる所定の大きさ以
    上の力により前記一又は複数の位置決めピンの前記回路
    基板側端部と反対側の端部である上端とコネクタ本体の
    上端との高さの相対距離が変化するようにしたことを特
    徴とする位置決めピン付きコネクタ。
  2. 【請求項2】前記コネクタピンの圧入時に加えられる所
    定の大きさ以上の力により前記一又は複数の位置決めピ
    ンとコネクタ本体との連結部分における固定連結が解除
    されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の位置
    決めピン付きコネクタ。
  3. 【請求項3】回路基板上の一又は複数の位置決め穴にコ
    ネクタが含む一又は複数の位置決めピンを挿入して、前
    記コネクタのコネクタピンを前記回路基板上のスルーホ
    ールに仮挿入した後、前記コネクタピンを前記スルーホ
    ールに圧入する際に、前記一又は複数の位置決めピンの
    前記回路基板側端部と反対側の端部である上端とコネク
    タ本体の上端との高さの相対距離を変化させ前記一又は
    複数の位置決めピンが前記回路基板の裏面に突出しない
    ようにしたことを特徴とする位置決めピン付きコネクタ
    の取付方法
JP7323632A 1995-11-17 1995-11-17 位置決めピン付きコネクタ及びその取付方法 Expired - Lifetime JP2795240B2 (ja)

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