JP2794355B2 - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JP2794355B2 JP28732591A JP28732591A JP2794355B2 JP 2794355 B2 JP2794355 B2 JP 2794355B2 JP 28732591 A JP28732591 A JP 28732591A JP 28732591 A JP28732591 A JP 28732591A JP 2794355 B2 JP2794355 B2 JP 2794355B2
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は処理装置に関するもの
で、更に詳細には、例えば半導体ウエハ等の被処理体の
処理部に処理ガスを供給し、半導体ウエハの表面を処理
する処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、被処理体例えば半導体ウエハ等
の表面にフォトレジスト層等を形成する場合、その固着
を良好にするため、半導体ウエハ表面は、ヘキサメチル
ジシラザン(以下HMDSという)により前処理が行わ
れる。この前処理の際、処理液収容部内の処理液は、処
理液気化装置によって気化され、気相として半導体ウエ
ハを収容する処理室に供給され、ここで半導体ウエハの
表面に付着する。
【0003】従来のこの種の処理装置は、図7に示すよ
うに、例えばキャリアガスである窒素(N2 )ガスを供
給するN2 ガス供給管cと処理室eへ処理ガスを供給す
る供給管dとを接続する処理液収容部a内にバブラーb
を配設した構造となっている。このように構成される処
理装置において、バブラーbにより発生されたN2 の泡
によってHMDSのガスが生成され、このHMDSガス
が供給管dを通って処理室eへ供給される。そして、処
理室e内の案内通路fに案内されて拡散板gの拡散孔h
から加熱載置台i上のウエハWに噴射される。この場
合、処理室eは排気管jを介してエゼクタkに接続さ
れ、駆動用の圧力空気を駆動空気供給管mからエゼクタ
kに供給することによって、処理室e内は負圧に維持さ
れるようになっている。なお、図7において、n,oは
開閉バルブである。
【0004】ところで、従来のこの種の処理装置におい
ては、処理液収容部a内においてN2 の泡が液面ではじ
けると、液滴が生じ、処理液収容部aから処理室eへ通
じる供給管d内で結露してしまうという問題があった。
【0005】そこで、このことを防止するため、従来で
はこの処理液収容部aと処理室eとを接続する供給管d
に別のN2 供給用配管pを接続して、それにより供給管
d内におけるHMDSガスを希釈して、供給管d内の結
露を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の処理装置においては、供給管dに別途N2 ガス
供給用配管pを接続しなければならず、しかもN2 ガス
の供給量やHMDSガスの量等を正確に制御する必要が
あるため、配管構造及び制御機器等が複雑かつ多く必要
となり、しかも十分な結露防止ができないという問題が
あった。また、結露した液滴が処理室e内に侵入する
と、ウエハWに付着してしまい、そのためウエハWの品
質の低下をきたすという問題もあった。
【0007】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、配管構造を簡略化し、被処理体処理部に処理のため
必要かつ十分な濃度の処理ガスを確実に供給できるよう
にした処理装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の第1の処理装置は、被処理体処理部と、
処理液収容部と、処理液気化部及びこれらを連結する配
管とを具備する処理装置において、上記処理液収容部
に、処理ガス搬送用の搬送用ガス供給管と上記被処理体
処理部に連通する処理ガス供給管とを接続し、かつ上記
処理液収容部内には、上記搬送用ガス供給管側と処理ガ
ス供給管側との間に、処理液の液面との間にガスの通路
を形成すべく間隔を設けて仕切体を配設したことを特徴
とするものである。
【0009】この第1の発明において、上記仕切体と処
理液の液面との間の気液接触用ガスの通路の間隔は一定
に保持されるものであれば、その保持手段は任意のもの
でよく、例えば仕切体を処理液収容部に対して垂直方向
に移動可能に取付け、仕切体の下端に処理液面に浮上す
るフロートを取付けて間隔を一定にすることもでき、ま
た、仕切体を固定して処理液収容部を仕切体に対して垂
直方向に移動させることによって間隔を一定に保持する
こともできる。更には、処理液収容部及び仕切体の双方
共固定し、処理液の消費した量を補充することによって
も間隔を一定にすることができる。
【0010】また、この発明の第2の処理装置は、上記
第1の発明の処理装置と同様に、被処理体処理部と、処
理液収容部と、処理液気化部及びこれらを連結する配管
とを具備する処理装置を前提とし、上記処理液収容部内
に、一端が上記被処理体処理部に連通する処理ガス供給
管に接続されると共に、その他端の拡開開口部が上記処
理液収容部に貯留された処理液の液面近傍に位置するホ
ーン状の仕切体を配設し、この仕切体の外側近接位置に
処理ガス搬送用の搬送用ガス供給口を配設してなること
を特徴とするものである。
【0011】この発明において、上記仕切体は拡開開口
部が処理液面に近接する方が好ましく、更に好ましくは
仕切体の拡開開口部を処理液面に対して一定の間隔とな
るように処理液面に追従させる方がよい。この場合、仕
切体を処理液の液面に対して垂直方向に移動可能に配設
することにより、仕切体を処理液面の変動に対して追従
させることができるが、更に好ましくは仕切体の開口部
に処理液面上に浮上するフロートを配設する方がよい。
【0012】
【作用】上記のように構成されるこの発明の処理装置に
よれば、処理液収容部に供給される搬送用ガスが仕切体
と処理液面との間を通過する際に気液接触して、処理液
を蒸発し、処理ガスを生成する。しかも、N2 ガスによ
るバブリングは行わないので、液滴の発生がなく、処理
ガス供給管内で結露し難い。生成された処理ガスは処理
ガス供給管を介して被処理体処理部に供給され、ここで
被処理体表面の処理に供される。
【0013】また、仕切体を、処理ガス供給管に接続さ
れ、その先端の拡開開口部が処理液収容部内の液面近傍
に位置するホーン状とし、この仕切体の外側近接位置に
処理ガス搬送用の搬送用ガス供給口を配設することによ
り、ガス供給口から処理液収容部内に供給されるガスが
仕切体の外側面の全域に沿って広がり拡開開口部から処
理液に接触しつつ処理ガス供給管側へ流れるので、処理
液は搬送用ガスに均一に接触して蒸発し、一定濃度の処
理ガスとなる。
【0014】また、上記仕切体と処理液面との間隔を常
に一定とすることにより、処理液の液面の変動に影響さ
れることなく、常に一定の濃度の処理ガスを被処理体処
理部へ供給することができる。
【0015】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基いて詳
細に説明する。この実施例ではこの発明の処理装置を半
導体ウエハ前処理装置に適用した場合について説明す
る。
【0016】◎第一実施例 図1にはこの発明の処理装置を適用した半導体ウエハ前
処理装置の概略構成図が示されている。
【0017】半導体ウエハ前処理装置は被処理体例えば
半導体ウエハW(以下にウエハという)を収容する被処
理体処理部1と、処理液気化部である処理液気化装置2
とを処理ガス供給管3(以下に供給管という)を介して
接続してなり、処理液気化装置2で気化された処理ガス
すなわちHMDSガスを供給管3から処理部1内に供給
して、ウエハWの表面の前処理を行うように構成されて
いる。
【0018】この場合、処理部1のチャンバ1a内に
は、ウエハWが加熱機構(図示せず)を内蔵した載置台
4に載置されて収容されており、載置台4の上方には、
多数の拡散孔5を設けた拡散板6とラッパの如く先端部
が広がったホーン形状のHMDSガスの案内通路7が設
けられている。なお、チャンバ1aの上部には開閉可能
な蓋1bが装着されており、この蓋1bの開閉によって
ウエハWのチャンバ1a内への出入れが可能となってい
る。また、処理部1の底部には、処理後のガスを排気す
るための排気管20が接続されている。排気管20には
チャンバ1a内を負圧に吸引するためのエゼクタ21
(空気圧式真空装置)が設けられており、エゼクタ21
には駆動用の圧力空気を供給する駆動空気供給管22が
接続されている。なお、排気管20及び駆動空気供給管
22にはそれぞれ開閉バルブ23,24が設けられてい
る。また、HMDSガス供給管3には、供給管3を吸気
系に切換接続するための切換バルブ25が設けられてい
る。
【0019】 一方、処理液気化装置2は、処理液例え
ばHMDS液8を収容する処理液収容部である収容タン
ク9に、上記供給管3を接続すると共に、搬送用ガスで
ある窒素(N2 )ガスを供給するN2 ガス供給管11を
接続してなり、かつ収容タンク9内には、供給管3側と
N2 ガス供給管11側との間、例えば中間位置には両者
を区画すると共に、その下面とHMDS液8の液面との
間に気液接触用のガスの通路を形成すべく間隔hをおい
て仕切体例えば仕切壁10を配設してなる。この場合、
仕切壁10を収容タンク9に貯留されているHMDS液
8の液面に対して垂直方向に移動可能に取付け、仕切壁
10の下端に図示しないフロートを取付けて間隔hを常
に一定になるようにするか、仕切壁10を固定し、図1
に想像線で示すように、収容タンク9を垂直方向に移動
可能な載置板17上に載置して、載置板17を上下方向
へ移動して間隔hを一定にする他、仕切壁10及び収容
タンク9の双方を固定し、HMDS液8の消費量分を図
示しない補充タンクから補充することにより間隔hを一
定に保持することができるようになっている。
【0020】なお、N2 ガス供給管11に流量計12が
配設されてN2ガスの供給量を管理できるようになって
いる。また、収容タンク9の外周には温度調整手段18
が配設されて、収容タンク9内の温度が例えば22℃に
保持されている。
【0021】上記のように構成されるこの発明の処理装
置において、N2 ガス供給管11からN2 ガスが収容タ
ンク9内に供給されると、N2 ガスは仕切壁10の下面
とHMDS液8の液面との間の間隔hの間隙を通って供
給管3側へ流れる。この際、N2 ガスとHMDS液8と
が気液接触してHMDS液8が蒸発し、ベーパー状のH
MDSガスが生成される。生成されたHMDSガスは供
給管3を流れて被処理体処理部1の案内通路7中の拡散
板6の拡散孔5を通ってウエハWの表面に均一に拡散さ
れて塗布される。このとき、HMDSガスを処理部1に
供給する場合には、開閉バルブ23,24を開いて、エ
ゼクタ21に駆動空気供給管22から駆動用の圧力空気
を送り、エゼクタ21により処理部1のチャンバ1a等
の雰囲気を吸引排気して減圧する。そして、HMDSが
混入したN2 ガスが処理部1に供給された後、開閉バル
ブ24を閉じてエゼクタ21を止め、N2 ガスの陽圧に
より気相化したHMDSガスを圧送し、通常のHMDS
処理状態とする。
【0022】処理部1のチャンバ1a内に供給された気
相状態のHMDSは加熱されたウエハWに吹き付けら
れ、ウエハWの表面が疎水化処理される。フォトレジス
ト塗布前行程としての上記HMDS処理により、後述の
フォトレジスト塗布工程におけるフォトレジストとウエ
ハWとの密着性・固着性が向上する。
【0023】◎第二実施例 図2はこの発明の処理装置の第二実施例の概略断面図、
図3は第二実施例における処理液気化装置の断面斜視図
が示されている。なお、第二実施例における処理装置は
上記第一実施例と同様に半導体ウエハ前処理装置に適用
した場合であるので、共通する部分は同一の符号を付し
て、その説明は省略する。
【0024】第二実施例における処理液気化装置2は、
HMDS液8を収容する処理液収容部である収容タンク
9と、この収容タンク9内に配設されて供給管3に接続
される仕切壁10と、N2 ガスを収容タンク9内に供給
するN2ガス供給管11とで主要部が構成されている。
【0025】仕切壁10は、その先端の拡開開口部10
aが収容タンク9内のHMDS液8の液面近傍に位置す
るホーン状に形成されており、上側基部10bが収容タ
ンク9の天井側の接続口9aに取付けられている。この
場合、仕切壁10は収容タンク9に対して固定してもよ
く、あるいは上側基部10bを接続口9aに対して摺動
可能にして上下移動可能にしてもよい。なおこの場合、
仕切壁10の水平面に対する角度θは約10〜30°で
ある方が望ましい。また、N2 ガス供給管11は、仕切
壁10の外側近接位置に供給口11aが臨設されてい
る。したがって、N2 ガス供給管11から収容タンク9
内に供給されるN2 ガスは仕切壁10の外側面の全域に
沿って拡散して流下し、拡開開口部10aから仕切壁1
0内に向って均一に流れる。この際、N2 ガスは拡開開
口部10aとHMDS液8の液面との間隔hの隙間を通
過するので、N2 ガスがHMDS液8と接触してHMD
S液8が気化される。
【0026】上記のように構成される半導体ウエハ前処
理装置において、N2ガス供給管11からN2 ガスが収
容タンク9内に供給されると、N2ガスは仕切壁10の
外周に分散されて外側面の全域に沿って拡開開口部10
aから仕切壁10の内側に流れる。このとき、前述した
ように、N2 ガスは拡開開口部10aとHMDS液8の
液面との間隔hの隙間を通過するので、HMDS液8が
一定濃度に気化される。そして、気化されたHMDSガ
スはN2 ガスと共に供給管3側へ流れ、上記第一実施例
と同様にウエハWの前処理が行われる。
【0027】◎第三実施例 図4はこの発明の第三実施例における処理液気化装置の
概略断面図、図5はその断面斜視図が示されている。
【0028】第三実施例は上記第二実施例の仕切壁10
をHMDS液8の液面の変動に追従させて、常に一定の
濃度のHMDSガスを供給できるようにした場合であ
る。すなわち、仕切壁10の上側基部に摺動筒部13を
設け、この摺動筒部13を収容タンク9の天井側に設け
られた供給管3と接続するシリンダ状案内路14内に摺
動可能に取付け、この仕切壁10の拡開開口部10aに
は、HMDS液8の液面上に浮上するフロート15を取
付ける。なお、図4はこのフロート15にN2 ガスの連
通口16を開設した場合である。このように仕切壁10
の拡開開口部10aにフロート15を取付けることによ
り、仕切壁10は収容タンク9に対して垂直方向に移動
可能な状態で、HMDS液8の液面上に浮上され、HM
DS液8が減少して液面が下がった場合でも液面の変動
に追従してガス連通口16の高さ間隔hを常に一定とす
ることができる。
【0029】したがって、仕切壁10の外面に沿ってガ
ス連通口16から仕切壁10内に流れるN2 ガスとHM
DS液8との接触状態が一定となり、HMDSガスの濃
度が一定となる。
【0030】なお、第三実施例において、その他の部分
は上記第二実施例と同じであるので、同一部分には同一
符号を付して、その説明は省略する。また、この第三実
施例に示すフロートを上記第一実施例の仕切壁10に取
付けることによって、仕切壁10とHMDS液8の液面
との間隔hを一定にすることができることは勿論であ
る。
【0031】上記のように構成される半導体ウエハ前処
理装置は具体的には、図6に示す半導体ウエハ処理ユニ
ットの一部に組込まれて使用される。すなわち、処理ユ
ニットは、ウエハWに種々の処理を施す処理機構が配設
された処理機構ユニット30と、処理機構ユニット30
にウエハWを搬入・搬出するための搬入・搬出機構31
とから主に構成されている。
【0032】搬入・搬出機構31は、処理前のウエハW
を収納するウエハキャリア32と、処理後のウエハWを
収納するウエハキャリア33と、ウエハWを吸着保持す
るアーム34と、このアーム34をX方向、Y方向及び
θ方向にそれぞれ移動させるためのX方向移動機構3
5、Y方向移動機構36及びθ方向移動機構37と、処
理機構ユニット30との間でウエハWの受け渡しがなさ
れる載置台38とを備えている。また、処理機構ユニッ
ト30には、ウエハWとレジスト膜との密着性を向上さ
せるための前処理を行うこの発明の処理装置である前処
理機構1(具体的には被処理体処理部)と、ウエハWの
上面にレジスト膜を塗布する塗布機構39a,39b
と、塗布機構39a,39bでレジスト膜を塗布する前
のウエハWを冷却して、所定温度に調整するための冷却
機構40と、ウエハWに塗布されたレジスト膜中に残存
する溶剤を蒸発させるための加熱処理を行うベーク機構
41とからなる処理機構が設けられている。また、処理
機構ユニット30には、上記の各処理機構1,39a〜
41にウエハWの搬入及び搬出を行うためのアーム42
aを有する搬送機構42が搬送路43に沿って移動可能
に配設されている。
【0033】上記のように構成される処理ユニットにお
いて、搬入・搬出機構31から搬入されたウエハWは、
前処理機構1で前処理された後、冷却処理、塗布処理さ
れた後にベーク機構41で加熱処理され、その後、搬入
・搬出機構31へ搬送され、そしてウエハキャリア33
に収納されるのである。
【0034】なお、上記実施例では、この発明の処理装
置がフォトレジスト液をウエハに塗布する前のウエハ前
処理装置に適用される場合について説明したが、前処理
装置以外に、所定濃度のガスを使用する処理装置には適
用可能であり、例えば塗布装置、現像装置、CVD装置
等の処理装置にも適用できることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の処理
装置によれば、上記のように構成されているので、以下
のような効果が得られる。
【0036】1)請求項1記載の処理装置によれば、配
管構造を簡略化して、安定かつ十分な処理ガスを生成す
ることができる。また、処理ガス供給管内の結露が生じ
難く、被処理体表面に処理液の液滴が付着することがな
いので、被処理体の品質の低下を防止することができ
る。
【0037】2)請求項2記載の処理装置によれば、上
記1)に加えて更に均一の濃度の処理ガスを生成するこ
とができ、より一層被処理体の品質の向上を図ることが
できる。
【0038】3)請求項3記載の処理装置によれば、上
記2)に加えて更に処理ガスの濃度管理を容易にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例の処理装置を適用した半
導体ウエハ前処理装置を示す概略構成図である。
【図2】この発明の第二実施例の処理装置を適用した半
導体ウエハ前処理装置を示す概略構成図である。
【図3】この発明の第二実施例における処理液気化装置
を示す断面斜視図である。
【図4】この発明の第三実施例における処理液気化装置
を示す概略断面図である。
【図5】第三実施例の処理液気化装置を示す断面斜視図
である。
【図6】図1及び図2の半導体ウエハ前処理装置を適用
した半導体ウエハ処理ユニットを示す概略平面図であ
る。
【図7】従来の処理装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 被処理体処理部 2 処理液気化装置(処理液気化部) 3 処理ガス供給管 8 HMDS液(処理液) 9 収容タンク(処理液収容部) 10 仕切壁(仕切体) 10a 拡開開口部 11 N2 ガス供給管(搬送用ガス供給管) 11a 供給口 15 フロート 16 ガス連通口 W 半導体ウエハ(被処理体) h 間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/027 G03F 7/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体処理部と、処理液収容部と、処
    理液気化部及びこれらを連結する配管とを具備する処理
    装置において、 上記処理液収容部に、処理ガス搬送用の搬送用ガス供給
    管と上記被処理体処理部に連通する処理ガス供給管とを
    接続し、かつ上記処理液収容部内には、上記搬送用ガス
    供給管側と処理ガス供給管側との間に、処理液の液面と
    の間にガスの通路を形成すべく間隔を設けて仕切体を配
    設したことを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 被処理体処理部と、処理液収容部と、処
    理液気化部及びこれらを連結する配管とを具備する処理
    装置において、 上記処理液収容部内に、一端が上記被処理体処理部に連
    通する処理ガス供給管に接続されると共に、その他端の
    拡開開口部が上記処理液収容部に貯留された処理液の液
    面近傍に位置するホーン状の仕切体を配設し、この仕切
    体の外側近接位置に処理ガス搬送用の搬送用ガス供給口
    を配設してなることを特徴とする処理装置。
  3. 【請求項3】 仕切体を処理液の液面に対して垂直方向
    に移動可能に配設すると共に、この仕切体を処理液面上
    に浮上させるフロートを配設してなることを特徴とする
    請求項1又は2記載の処理装置。
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