JP2794194B2 - 豆腐製造機における脱水成形用コンベヤからの豆腐取出し装置 - Google Patents

豆腐製造機における脱水成形用コンベヤからの豆腐取出し装置

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、豆腐製造機における脱水成形用コンベヤ
からの豆腐取出し装置に関する。
従来の技術 豆腐、とくに容器入り豆腐を大量生産する装置として
は、凝固剤入り豆乳を容器に充填し、これを凝固させ
て、いわゆる絹ごし豆腐を得るようにしたものは知られ
ているが、凝固豆乳を脱水成形する必要のある木綿豆腐
を大量生産する装置は知られていない。
発明が解決しようとする課題 例えば、豆腐を大量生産する場合、バケットコンベヤ
のプレスバケットに凝固豆乳を入れて落し蓋をし、コン
ベヤで搬送する間に落し蓋をプレスすることにより凝固
豆乳を豆腐に脱水成形し、プレスバケットが下向きとな
っているときに、落し蓋をつかんで引き下げることによ
り、プレスバケットから豆腐を落し蓋にのせたまま取出
すことが考えられる。
ところで、プレスバケットに入れられる凝固豆乳の量
にばらつききがあったり、その量は一定であっても凝固
豆乳に含まれた水分の量にばらつきがあると、脱水成形
後の豆乳の高さがまちまちとなる。そうすると、プレス
バケットと落し蓋の上下方向の位置関係がプレスバケッ
ト毎に異なることとなり、そのような落し蓋を正確にか
つ迅速につかむことは困難である。
この発明の目的は、成形直後の豆腐を、バケットコン
ベヤのプレスバケットから壊さずに、しかも迅速に取出
すことのできる豆腐製造機における脱水成形用コンベヤ
からの豆腐取出し装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 この発明による脱水成形用コンベヤからの豆腐取出し
装置は、豆腐入りプレスバケットが下側移動経路では下
向きとなるバケットコンベヤと、プレスバケットに施さ
れている落し蓋と、落し蓋を加圧するプレス部材と、プ
レス部材のプレスバケットに接近する方向の移動は自由
とするが、プレスバケットから落し蓋が出ないようにプ
レス部材のプレスバケットから離隔する方向の移動を拘
束する拘束手段とを備えている豆腐製造機において、バ
ケットコンベヤの豆腐入りプレスバケットの下側移動経
路下方に配置されている昇降体と、昇降体に取付けられ
かつ作動子が昇降体の上方に位置するプレス部材に当接
することにより昇降体上限停止信号を出力する検出器
と、昇降体の上方に位置するプレス部材の拘束手段によ
る拘束を解除する解除手段と、昇降体に取付けられかつ
昇降体が上限に位置いるときにプレス部材を係合離脱自
在につかむチャックとを備えており、昇降体が上限に位
置するときに解除手段がプレス部材の拘束手段による拘
束を解除しかつチャックがプレス部材をつかんだ後に、
昇降体を下降させることによりプレスバケットから豆腐
が落し蓋にのせられたまま取出されるようになされてい
るものである。
作 用 この発明による脱水成形用コンベヤからの豆腐取出し
装置では、検出器の作動子が昇降体の上方に位置するプ
レス部材に当接することにより昇降体が上限位置に停止
させられるから、プレスバケットと落し蓋の上下方向の
位置関係がプレスバケット毎に異なっていても、上限で
停止している昇降体とプレス部材の間隔、したがって昇
降体に取付けられているチャックとプレス部材の間隔は
プレスバケット毎に異なることなく、全てのプレスバケ
ットを通じて常に一定となる。
実 施 例 この発明の実施例を図面を参照してつぎに説明する。
以下の説明において、前後とは、第7図および第8図
の左方を前、その右方を後といい、左右とは前に向かっ
ていうものとする。
第7図〜第9図に、豆腐製造機全体の概要が示されて
いる。
豆腐製造機は、大きく分けて、豆乳の凝固装置1、凝
固豆乳の脱水成形装置2および最終仕上げ装置3の3つ
の部分から構成されている。豆乳の凝固装置1は、上部
チャンバ11と、上部チャンバ11内に収められている豆乳
凝固用バケットコンベヤ21とを備えている。凝固豆乳の
脱水成形装置2は、下部チャンバ12と、下部チャンバ12
内に収められているプレス用バケットコンベヤ22、プレ
ス装置23およびプレス圧調節装置24とを備えている。最
終仕上げ装置3は、側部チャンバ13と、側部チャンバ13
内に収められている豆腐取出兼落し蓋回収用チェーンコ
ンベヤ25とを備えている。
上部チャンバ11は、その内部を95℃程度の高温とする
スチームチャンバである。下部チャンバ12は、無菌チャ
ンバである。上部チャンバ11の底壁の前端部と下部チャ
ンバ12の頂壁後端部とは重なり合っていて、その重なり
部の移替用傾斜シュート14が設けられている。下部チャ
ンバ12と側部チャンバ13とは上下の連絡通路15,16を通
じて連通している。側部チャンバ13の後壁には排出口17
が設けられている。
豆乳凝固用バケットコンベヤ21は、並列状凝固バケッ
ト26の列を有し、各列の凝固バケット26がシュート14の
上方で2つずつ順次停止するように配置されかつ間欠的
に駆動される。プレス用バケットコンベヤ22は、凝固バ
ケット26の列と同数のプレスバケット27の列を有し、各
列のプレスバケット27がシュート14の下方で1つずつ順
次停止するように配置されかつ間欠的に駆動される。プ
レスバケット27には、凝固した豆乳は通さないが、同豆
乳に含まれた水分は通す多数の孔があけられている。プ
レス装置23は、多数のプレスブロックを備えており、各
プレスブロックは、プレスバー28と、プレスバー28から
プレスバケット28の列と同間隔で吊り下げられている落
し蓋29とを備えている。落し蓋29にもプレスバケット27
と同様な水分だけを通す孔があけられている。プレス圧
調節装置24は、プレスバケット経路にそって配置された
6つの加圧用流体圧シリンダ31〜36および1つの減圧用
流体圧シリンダ37を有している。
各列の凝固バケット26が1つずつ順次バケット下側移
動経路の中央やや前よりのところに差し掛かると、豆乳
分配充填装置41により、その1つずつの凝固バケット26
に、豆腐一丁分に相当する量の豆乳とにがりの混合液が
分配充填される。にがりは、純度99.5%以上の塩化マグ
ネシウムである。混合液は、豆乳およびにがりを加熱殺
菌した後に、凝固温度未満まで冷却し、分配充填の直前
に混合したものである。
混合液の充填された凝固バケット26が下側移動経路か
ら上側移動経路に移り、上側移動経路の前端部近くのと
ころまで移動するまでの間に、凝固バケット26内の混合
液は凝固するが、凝固した豆乳は、崩し装置42により約
20mm角の柱状に崩される。
崩された凝固豆乳の入れられた凝固バケット26が、シ
ュート14の上方に至ると、凝固バケット26が転倒させら
れ、崩された凝固豆乳はシュート14を細かく壊れながら
落下し、シュート14の下方のバケット上側移動経路後端
部近くで待機していたプレスバケット27に移替えられ
る。
プレスバケット27に凝固豆乳が入れられると、やや前
進したところで、落し蓋回収装置43により、プレスバケ
ット27には落し蓋29が施される。
バケット上側移動経路の中程から下側移動経路の中程
にかけてプレスバケット27が移動する間に、プレス装置
23およびプレス圧調節装置24で落し蓋29に段階的に加重
が加えられ、これにより、凝固豆乳に含まれていた水分
が脱水されて豆腐に成形される。
成形された豆腐の入れられたプレスバケット27が下側
移動経路の後端部に至ると、取出し装置44によりプレス
バー28が落し蓋29とともに引き下げられ、これにより、
落し蓋29の上にのせられたままでプレスバケット27から
豆腐Bが取り出される。
落し蓋29に豆腐Bをのせたままで、プレスバー28は移
替え装置45により下連絡通路16を通じて下部チャンバ12
から引き出されて側部チャンバ13に導き入れられ、側部
チャンバ13内で押上げ装置46より押上げられて、チェー
ンコンベヤ25のホルダ47に保持される。
ホルダ47に保持されたプレスバー28の落し蓋29にのせ
られた豆腐Bには、容器供給装置48により上下逆様の容
器Cが被せられる。
ホルダ47が上側移動経路から下側移動経路に向かう途
中まで至り、落し蓋29が斜め後下向きとなると、落し蓋
29の上から容器Cの被せられた豆腐Bは回転しながら排
出口17およびこれの内外にまたがる排出シュート49を通
じて落下し、豆腐入り容器Cが正立した状態で排出用ベ
ルトコンベヤ15にのせられる。
ベルトコンベヤ51で搬送される間に、豆腐入り容器C
には充填ノズル52で無菌水が満杯充填され、ヒートシー
ル装置53でプラスチックフィルム製蓋Lが施され、その
後に冷却槽54に導き入れられる。プレスバケット27から
取り出された時点での豆腐の温度は75℃以上であった
が、冷却槽54を通されることにより、豆腐Bは10℃程度
まで冷却されて完成品となる。
一方、豆腐入り容器Cが取り去られた後、ホルダ47に
保持されたまま、プレスバー28および落し蓋29は、落し
蓋回収装置43の下方まで搬送され、落し蓋回収装置43で
側部チャンバ13から下部チャンバ12内に上連絡通路15を
通じて回収される。
つぎに、第1図〜第6図を参照して、プレス用バケッ
トコンベヤ22および豆腐取出し装置44について、詳しく
説明する。
プレス用バケットコンベヤ22は、プレスバケット27の
外に、左右のエンドレスチェーン61と、これに渡し止め
られているスラット62とを備えている。1つのスラット
62に、複数のプレスバケット27がスラット62の長さ方向
に等間隔で1列に並んで支持されている。
スラット62の両端部には、落し蓋29の拘束手段63が備
えられている。拘束手段63は、垂直ガイド孔64を有する
フランジ付ガイド筒65と、これに一体的に設けられてい
る係合爪支持ブラケット66とを有している。ガイド筒65
のフランジより下側の外面には外向きの水平溝67が形成
され、フランジより上側には外向きの切欠き68が設けら
れている。係合爪支持ブラケット66は、切欠き68の両縁
部より外向きにのびた垂直対向壁69を有しており、対向
壁69に渡し止められた水平ピン71に棒状係合片72がその
長さの中ほどで揺動自在に取付けられている。係合片72
の上端部には内向きの爪73が設けられている。係合片72
の下端近くには、ガイド筒65の水平溝67と向き合う水平
溝74が設けられ、これら両水平溝67,74につる巻きばね7
5が渡し止められ、このばね75によって係合片72はその
爪73をガイド孔64内に突出させるように付勢されてい
る。
プレスバー28は、横断面下向きコの字状のものであ
る。プレスバー28の頂壁両端部には垂直摺動棒76が上下
貫通状に設けられている。プレスバー28より上方の摺動
棒76にはこれの長さ方向に連続して並んだ多数の外向き
水平係合溝77が形成されている。多数の係合溝77は、全
体として上向きの鋸歯状の横断面輪郭をなす。プレスバ
ー28の垂下対向壁の両端寄りの部分には水平ストッパ片
81が渡し止められている。ストッパ片81の内縁前後両端
につらなって内向きにのびた係止部82が対向状に設けら
れている。
ガイド孔64に摺動棒76が挿入されると、係合片72がば
ね75で摺動棒76に押付けられてその爪73がいずれかの係
合溝77はめ入れられる。この状態で摺動棒76を引き抜こ
うとしても係合溝77から爪37が外れないため、そうする
ことができず、逆に、摺動棒76を押し込もうとすると、
ばね75に孔して爪73が係合溝77から引き出されるため、
そうすることは自由である。
係合片72の側方には、これと相対するように拘束解除
用流体圧シリンダ83が配置されている。シリンダ83のピ
ストンロッド84には係合片押動部材85が取付けられてい
る。シリンダ83の作動により押動部材85が係合片72の下
端部を押動して係合片72を揺動させると、係合溝77から
爪73が外れて摺動棒76はガイド孔64から抜け出ることが
可能となる。
垂直断面略逆U字状の落し蓋取付け部材91がその上端
水平部で落し蓋29の幅狭中央部の上をまたぐように配さ
れている。落し蓋取付け部材91の下端部はプレスバー28
の上面に固着されている。そして、落し蓋取付け部材91
の対向状垂直部の間に位置してプレスバー28上面と落し
蓋29の中央部の間に圧縮コイルばね92が介在されてい
る。
豆腐取出し装置44は、バケットコンベヤ22のプレスバ
ケット27の下側移動経路下方に配置されている昇降体10
1を備えている。
昇降体101は、プレスバー28と相対している水平支持
バー111と、支持バー111の両端部に吊り下げられている
シリンダボックス112と、シリンダボックス112の間を支
持バー111から互いに平行に下向きにのびている2つの
垂直ロッド113と、両垂直ロッド113の下端に渡し止めら
れている水平連結バー114とよりなる。
垂直ロッド113は、方形フレーム115の頂壁に設けられ
たガイド筒116に通されている。方形フレーム115の両側
壁には垂直ガイドレール117が内方突出対向状に設けら
れ、各ガイドレール117を挾み付けたローラ118が連結バ
ー114の両端にそれぞれ一対ずつ設けられている。連結
バー114の中央部には雌ねじ部材119が設けられ、これに
垂直ねじ棒121がねじ入れられている。ねじ棒121の両端
は方形フレーム115の頂壁および底壁で受けられてい
る。ねじ棒121の下端は方形フレーム115より下方に突出
しており、その突出端にサーボモータ122の出力軸が連
結されている。サーボモータ122の作動により、ねじ棒1
21を回転させると、雌ねじ部材119のねじ機構により昇
降体101が昇降する。
支持バー111の両端部には、ストッパ片81の係止部82
をつかむチャック131が設けられている。チャック131
は、前後一対の棒状可動チャック部材132および方形枠
状固定チャック部材183を有している。両可動チャック
部材132は下端部で水平ピンによって前後方向に揺動自
在に支持バー111に取付けられている。前側の可動チャ
ック部材132の上端には前向きの押え爪134が、後側の可
動チャック部材132の上端には後向きの押え爪134がそれ
ぞれ設けられている。両可動チャック部材132の長さの
中程には、チャック作動用流体圧シリンダ135のピスト
ンロッド136が一対のリンク137を介して連結されてい
る。シリンダ135の作動により、両可動チャック部材132
は、第3図に実線で示す直立した位置と鎖線で示す上拡
がりに傾斜した位置の間を揺動する。両固定チャック部
材133の間隔はプレスバー28の垂下側壁の間隔とほぼ等
しく保たれている。
第3図は昇降体101が上限に位置する状態を示してい
る。両固定チャック部材133の上端でプレスバー28の垂
下側壁の下端を受けた状態で直立時の両可動チャック部
材132の押え爪134は動垂下側壁の間に入り込んでおり、
この状態で両可動チャック部材132を傾斜させると、ス
トッパ片81の両係止部82が両可動チャック部材132の押
え爪134と固定チャック部材133の上端部で上下からつか
まれる。
シリンダボックス112内には上限位置検出器141および
これの作動棒142が配されている。作動棒142は支持バー
111およびシリンダボックス112の頂壁を上下動自在に貫
通しその上方に突出しており、その突出部には、作動棒
142を上向きに付勢するばね143が取付けられている。作
動棒142の下端は常態では検出器141の検出レベルよりや
や上方レベルにある。昇降体101が上限近くまで上昇す
ると、作動棒142がストッパ片81に当接して押し下げら
れ、作動棒142の下端が検出器141の検出レベル内に進入
すると、これを検出器141が検出する。
方形フレーム115の下方には、中間位置検出器144およ
び下限位置検出器145が上下に間隔をおいて配置されて
いる。これらの共用の作動棒146は、方形フレーム115の
底壁を貫通し、その上端が連結バー114に連結されてい
る。
サーボモータ122は、図示しない制御手段により昇降
体101がつぎに説明するように昇降するように駆動され
る。第4図に示す上限位置まで、下限位置から昇降体10
1は高速で上昇する。昇降体101が上限位置まで上昇する
と、上限位置検出器141がこれを検出してその上昇を停
止させる。昇降体101が上限で停止すると、拘束手段63
によるプレスバー28の拘束が解除されかつチャック131
によりプレスバー28がつかまれる。つづいて、昇降体10
1が下降すると、プレスバー28および落し蓋29が豆腐B
をのせたまま下降する。第5図に示される中間位置まで
昇降体101が下降すると、プレスバケット27から豆腐B
は完全に取出されることになり、上限位置から中間位置
までの間は、豆腐Bは壊れない程度の低速で昇降体101
は下降する。昇降体101が中間位置まで下降すると、こ
れを中間位置検出器144が検出して昇降体101の下降速度
は拘束に切換えられる。つづいて、第6図に示すよう
に、高速で下降する昇降体101が下限位置に至ると、こ
れを下限位置検出器145が検出して昇降体101が停止す
る。昇降体101が下限で停止すると、チャック131がはな
されてプレスバー28は移替え装置45に渡される。
発明の効果 この発明によれば、プレスバケットと落し蓋の上下方
向の位置関係がプレスバケット毎に異なっていても、上
限で停止している昇降体とプレス部材の間隔、したがっ
て昇降体に取付けられているチャックとプレス部材の間
隔はプレスバケット毎に異なることなく、全てのプレス
バケットを通じて常に一定となるから、チャックでプレ
ス部材を正確にかつ迅速につかむことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示し、第1図は豆腐取出し装
置をコンベヤとともに示す破砕断面を含む斜視図、第2
図は第1図の一部を拡大して示す垂直断面図、第3図は
第1図の第2図とは別の一部を拡大して示す垂直断面
図、第4図〜第6図はいずれも豆腐取出し作業説明図、
第7図〜第9図はいれも豆腐取出し装置を含む豆腐製造
機全体の配置構成図である。 22……コンベヤ、27……プレスバケット、28……プレス
部材、29……落し蓋、63……拘束手段、141……検出
器、142……作動子、101……昇降体、131……チャッ
ク。
フロントページの続き (72)発明者 真柴 道弘 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10 番地の1 四国化工機株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】豆腐入りプレスバケット27が下側移動経路
    では下向きとなるバケットコンベヤ22と、 プレスバケット27に施されている落し蓋29と、落し蓋29
    を加圧するプレス部材28と、 プレス部材28のプレスバケット27に接近する方向の移動
    は自由とするが、プレスバケット27から落し蓋29が出な
    いようにプレス部材28のプレスバケット27から離隔する
    方向の移動を拘束する拘束手段63と、 を備えている豆腐製造機において、 バケットコンベヤ22の豆腐入りプレスバケット27の下側
    移動経路下方に配置されている昇降体101と、 昇降体101に取付けられかつ作動子142が昇降体101の上
    方に位置するプレス部材28に当接することにより昇降体
    上限停止信号を出力する検出器141と、 昇降体101の上方に位置するプレス部材28の拘束手段63
    による拘束を解除する解除手段と、 昇降体101に取付けられかつ昇降体101が上限に位置いる
    ときにプレス部材28を係合離脱自在につかむチャック13
    1と、 を備えており、 昇降体101が上限に位置するときに解除手段がプレス部
    材28の拘束手段63による拘束を解除しかつチャック131
    がプレス部材28をつかんだ後に、昇降体101を下降させ
    ることによりプレスバケット27から豆腐が落し蓋29にの
    せられたまま取出されるようになされている、 脱水成形用コンベヤからの豆腐取出し装置。
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