JP2793707B2 - 筆記具の尾栓および筆記具の尾端部構造並びに筆記具におけるエア流通孔の形成方法 - Google Patents
筆記具の尾栓および筆記具の尾端部構造並びに筆記具におけるエア流通孔の形成方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水性ボールペン等の筆記具における尾栓お
よび尾端部構造、並びにエア流通孔の形成方法に関する
ものである。
よび尾端部構造、並びにエア流通孔の形成方法に関する
ものである。
一般に、インキ吸蔵体を内蔵するタイプの筆記具で
は、その軸筒の内外のエア置換を行うために通気孔が設
けられるが、このような通気孔を設ける手段として、軸
筒の尾端部に装着される尾栓の外周面に溝を設け、この
尾栓を軸筒に嵌着することにより、上記溝と軸筒の周壁
との間に通気孔を形成する技術が知られている。
は、その軸筒の内外のエア置換を行うために通気孔が設
けられるが、このような通気孔を設ける手段として、軸
筒の尾端部に装着される尾栓の外周面に溝を設け、この
尾栓を軸筒に嵌着することにより、上記溝と軸筒の周壁
との間に通気孔を形成する技術が知られている。
例えば実公昭63−5910号公報には、上記軸筒の尾端側
開口内に嵌着される尾栓の外表面に溝を設け、この溝に
よって軸筒内外のエア流通を図るとともに、この溝の形
状を微小非直線状、すなわち非軸方向に平行に形成され
た直線溝よりも長い軸長をもつような螺旋状、ジグザグ
状、段階状等の迂回する形状とすることにより、エアの
流通をある程度抑制し、軸筒内のインキ吸蔵体からのイ
ンキの蒸散を抑えるようにしたものが開示されている。
開口内に嵌着される尾栓の外表面に溝を設け、この溝に
よって軸筒内外のエア流通を図るとともに、この溝の形
状を微小非直線状、すなわち非軸方向に平行に形成され
た直線溝よりも長い軸長をもつような螺旋状、ジグザグ
状、段階状等の迂回する形状とすることにより、エアの
流通をある程度抑制し、軸筒内のインキ吸蔵体からのイ
ンキの蒸散を抑えるようにしたものが開示されている。
上記尾栓における溝は、インキの蒸散を抑えるために
もなるべく小幅の狭いものが好ましい。従って、このよ
うな溝をもつ尾栓を例えば射出成形で製造する場合に
は、金型面に上記溝に対応する小幅の突条を設けなけれ
ばならず、このため金型製作に手間を要し、コスト高と
なり易い。また、上記のような小幅の溝をもつ尾栓を軸
筒に嵌着した場合、この尾栓において溝が設けられてい
ない部分の外周面が軸筒の内周面に圧接することによ
り、上記溝が変形して良好なエア流通路が形成されない
おそれがある。
もなるべく小幅の狭いものが好ましい。従って、このよ
うな溝をもつ尾栓を例えば射出成形で製造する場合に
は、金型面に上記溝に対応する小幅の突条を設けなけれ
ばならず、このため金型製作に手間を要し、コスト高と
なり易い。また、上記のような小幅の溝をもつ尾栓を軸
筒に嵌着した場合、この尾栓において溝が設けられてい
ない部分の外周面が軸筒の内周面に圧接することによ
り、上記溝が変形して良好なエア流通路が形成されない
おそれがある。
本発明は、このような事情に鑑み、簡単な工程で、確
実にエア流通孔を形成することができる筆記具の尾栓お
よび筆記具の尾端部構造並びに筆記具におけるエア流通
孔の形成方法を提供することを目的とする。
実にエア流通孔を形成することができる筆記具の尾栓お
よび筆記具の尾端部構造並びに筆記具におけるエア流通
孔の形成方法を提供することを目的とする。
本発明は、筆記具の軸筒の尾端側開口内に嵌着される
尾栓であって、弾性変形可能な材料で形成され、上記尾
端側開口内に嵌着される部分の外表面に筆記具軸方向に
延びる突条が形成されているものである。(請求項
1)。
尾栓であって、弾性変形可能な材料で形成され、上記尾
端側開口内に嵌着される部分の外表面に筆記具軸方向に
延びる突条が形成されているものである。(請求項
1)。
さらに、上記尾端側開口内に嵌着される部分の外表面
にその周方向に延びる突条が形成された尾栓によれば、
より優れた効果が得られる(請求項2)。
にその周方向に延びる突条が形成された尾栓によれば、
より優れた効果が得られる(請求項2)。
また本発明は、軸筒の尾端側開口内に尾栓が嵌着され
る筆記具において、上記尾栓は弾性変形可能な材料で形
成され、その外周面に筆記具軸方向に延びる突条が形成
され、この尾栓が上記尾端側開口内に圧入されることに
より上記突条の脇に軸筒内外を連通するエア流通孔が形
成されているものである(請求項3)。
る筆記具において、上記尾栓は弾性変形可能な材料で形
成され、その外周面に筆記具軸方向に延びる突条が形成
され、この尾栓が上記尾端側開口内に圧入されることに
より上記突条の脇に軸筒内外を連通するエア流通孔が形
成されているものである(請求項3)。
また本発明は、軸筒を有する筆記具にその内外を連通
するエア流通孔を形成するための方法であって、上記尾
栓を弾性変形可能な材料で形成するとともに、その外周
面に筆記具軸方向に延びる突条を設け、この尾栓を上記
尾端側開口内に圧入することにより上記突条の脇に軸筒
内外を連通するエア流通孔を形成するものである(請求
項4)。
するエア流通孔を形成するための方法であって、上記尾
栓を弾性変形可能な材料で形成するとともに、その外周
面に筆記具軸方向に延びる突条を設け、この尾栓を上記
尾端側開口内に圧入することにより上記突条の脇に軸筒
内外を連通するエア流通孔を形成するものである(請求
項4)。
〔作 用〕 上記構成によれば、筆記具軸方向に突条をもつ尾栓を
軸筒の尾端側端部の開口内に装着することにより、尾栓
は圧縮変形した状態で軸筒内に押込まれることとなり、
その突条の脇には筆記具軸方向に延びるエア流通孔が形
成される。
軸筒の尾端側端部の開口内に装着することにより、尾栓
は圧縮変形した状態で軸筒内に押込まれることとなり、
その突条の脇には筆記具軸方向に延びるエア流通孔が形
成される。
さらに、請求項2記載のように周方向に突条を有する
尾栓を嵌着した場合には、この突条と軸筒の内周面とが
略線接触することにより両者のシール性が高まるととも
に、エア流通孔の寸法設定はより確実となる。
尾栓を嵌着した場合には、この突条と軸筒の内周面とが
略線接触することにより両者のシール性が高まるととも
に、エア流通孔の寸法設定はより確実となる。
本発明の第1実施例を第1図〜第4図に基づいて説明
する。
する。
第4図に示される筆記具は、先端側および尾端側の双
方に開口する軸筒10を備え、この軸筒10内に綿等からな
るインキ吸蔵体12が収納されており、このインキ吸蔵体
12に保持されたインキは、インキ導出棒14を介して先端
の筆記部16に導かれるようになっている。そして、上記
軸筒10の尾端側に本発明の尾栓20が装着されている。
方に開口する軸筒10を備え、この軸筒10内に綿等からな
るインキ吸蔵体12が収納されており、このインキ吸蔵体
12に保持されたインキは、インキ導出棒14を介して先端
の筆記部16に導かれるようになっている。そして、上記
軸筒10の尾端側に本発明の尾栓20が装着されている。
この尾栓20は、第1図(a)(b)に示されるよう
に、略円柱状の本体21と、この本体21の尾端部に形成さ
れた大径の鍔部22とを有し、弾性変形可能な材料により
全体が一体成形されている。具体的には、ポリプロピレ
ンやポリエチレン等のオレフィン系熱可塑性樹脂で射出
成形されたもの等が好適であるが、本発明ではその具体
的な材質は問わない。一方、軸筒10の具体的な材質は、
上記尾栓20と同等であってもよいし、それよりも硬質の
材料、例えば真鍮やステンレス等の金属材料であっても
よい。
に、略円柱状の本体21と、この本体21の尾端部に形成さ
れた大径の鍔部22とを有し、弾性変形可能な材料により
全体が一体成形されている。具体的には、ポリプロピレ
ンやポリエチレン等のオレフィン系熱可塑性樹脂で射出
成形されたもの等が好適であるが、本発明ではその具体
的な材質は問わない。一方、軸筒10の具体的な材質は、
上記尾栓20と同等であってもよいし、それよりも硬質の
材料、例えば真鍮やステンレス等の金属材料であっても
よい。
上記尾栓20の本体21の外表面の一部には、筆記具軸方
向に全域に亘って延びる突条23が形成され、鍔部22に
は、上記突条23と連続する位置にこの突状23よりも大き
な幅寸法を有する切欠24が形成されており、上記本体21
の直径rは、軸筒10の内径R(第2図)よりも大きく設
定されている。
向に全域に亘って延びる突条23が形成され、鍔部22に
は、上記突条23と連続する位置にこの突状23よりも大き
な幅寸法を有する切欠24が形成されており、上記本体21
の直径rは、軸筒10の内径R(第2図)よりも大きく設
定されている。
このような尾栓20によれば、第2図に示されるよう
に、上記鍔部22が軸筒10の尾端に当接する位置まで本体
21を軸筒10の尾端側開口内に圧入し、嵌着することによ
り、この本体21の外周面がその弾性によって軸筒10の内
周面に圧接し、かつ、第3図に示されるように、上記突
条23の両脇に筆記具軸方向に延びる小幅のエア流通孔30
が形成されることにより、このエア流通孔30と鍔部22の
切欠24とによってエア流通孔が形成された状態となる。
に、上記鍔部22が軸筒10の尾端に当接する位置まで本体
21を軸筒10の尾端側開口内に圧入し、嵌着することによ
り、この本体21の外周面がその弾性によって軸筒10の内
周面に圧接し、かつ、第3図に示されるように、上記突
条23の両脇に筆記具軸方向に延びる小幅のエア流通孔30
が形成されることにより、このエア流通孔30と鍔部22の
切欠24とによってエア流通孔が形成された状態となる。
このように突条23の存在によってエア流通孔30を形成
するようにすれば、上記尾栓20を射出成形で製造する場
合、その金型の内面には上記突条23に対応する溝を形成
しさえすればよく、従来のように小幅の細かい溝に対応
する突条を金型面に形成する場合に比べ、手間がかから
ず、低コスト化が果される。また、尾栓20の圧縮変形を
利用してエア流通孔30を形成するので、従来の溝付き尾
栓のように、尾栓の外表面が軸筒の内表面に圧接するこ
とによって良好なエア流通孔の形成が妨げられることも
ない。
するようにすれば、上記尾栓20を射出成形で製造する場
合、その金型の内面には上記突条23に対応する溝を形成
しさえすればよく、従来のように小幅の細かい溝に対応
する突条を金型面に形成する場合に比べ、手間がかから
ず、低コスト化が果される。また、尾栓20の圧縮変形を
利用してエア流通孔30を形成するので、従来の溝付き尾
栓のように、尾栓の外表面が軸筒の内表面に圧接するこ
とによって良好なエア流通孔の形成が妨げられることも
ない。
次に、第2実施例を第5図〜第7図に基づいて説明す
る。ここでは、前記実施例における尾栓20において、筆
記具軸方向の突条23に加え、本体21の外周面にその周方
向に延びる、表面が略円弧状の突条25が単数または複数
本(ここでは2本)設けられており、本体21において突
条23が設けられていない部分の直径rは上記実施例と同
様に軸筒10の内径Rよりも大きく設定されている。
る。ここでは、前記実施例における尾栓20において、筆
記具軸方向の突条23に加え、本体21の外周面にその周方
向に延びる、表面が略円弧状の突条25が単数または複数
本(ここでは2本)設けられており、本体21において突
条23が設けられていない部分の直径rは上記実施例と同
様に軸筒10の内径Rよりも大きく設定されている。
このような構造の尾栓20を前記実施例と同様に第6,7
図に示されるように軸筒10内に嵌着することにより、突
条25と軸筒10の内周面とが略線接触することとなるの
で、前記実施例に示されるように本体21の全外周面を軸
筒10の内周面に圧接させる構造に比べ、エア流通孔30が
形成される部分以外でのシール性が高まる。また、エア
流通孔30の寸法設定もより容易となる。
図に示されるように軸筒10内に嵌着することにより、突
条25と軸筒10の内周面とが略線接触することとなるの
で、前記実施例に示されるように本体21の全外周面を軸
筒10の内周面に圧接させる構造に比べ、エア流通孔30が
形成される部分以外でのシール性が高まる。また、エア
流通孔30の寸法設定もより容易となる。
次に、第3実施例を第8図および第9図を参照しなが
ら説明する。ここでは、前記第5図(b)に示される本
体21の直径rを軸筒10の内径Rよりも小さく設定し、突
条25の直径r′のみを軸筒10の内径Rよりも大きめに設
定している。
ら説明する。ここでは、前記第5図(b)に示される本
体21の直径rを軸筒10の内径Rよりも小さく設定し、突
条25の直径r′のみを軸筒10の内径Rよりも大きめに設
定している。
このような構造によれば、第8図および第9図に示さ
れるように尾栓20を嵌着した際、この尾栓20における本
体21の外周面と軸筒10の内周面との間にもぞれぞれ微小
空間32(第8図)が形成され、インキ吸蔵体12から蒸発
するインキは上記微小空間32内に拡散することになるた
め、この分筆記具外部へのインキの蒸散が遅れ、これに
よってインキの蒸散が抑制される効果がある。
れるように尾栓20を嵌着した際、この尾栓20における本
体21の外周面と軸筒10の内周面との間にもぞれぞれ微小
空間32(第8図)が形成され、インキ吸蔵体12から蒸発
するインキは上記微小空間32内に拡散することになるた
め、この分筆記具外部へのインキの蒸散が遅れ、これに
よってインキの蒸散が抑制される効果がある。
次に、第4実施例を第10図〜第12図に基づいて説明す
る。
る。
第11図に示されるように、この実施例における尾栓20
は、中が空洞とされて尾端側に開口する形状とされてお
り、その先端側壁27には、第10図(a)(b)にも示さ
れるような先端側に向かって突出する正面視十字状の空
間形成部26が設けられている。
は、中が空洞とされて尾端側に開口する形状とされてお
り、その先端側壁27には、第10図(a)(b)にも示さ
れるような先端側に向かって突出する正面視十字状の空
間形成部26が設けられている。
このような構造によれば、尾栓20を第12図に示される
ように軸筒10に嵌着した状態で、上記空間形成部26の存
在により本体21の先端面とインキ吸蔵体12の尾端面との
間に所定の空間34が確保され、インキ吸蔵体12と本体21
との直接の接触が阻まれるため、筆記具を落とした時等
の衝撃でインキ吸蔵体12が尾端側にずれたり、インキが
飛散したりしても、上記インキ吸蔵体12を構成する綿等
や飛散したインキによってエア流通孔30に目詰りが生じ
ることを確実に防ぐことができる。
ように軸筒10に嵌着した状態で、上記空間形成部26の存
在により本体21の先端面とインキ吸蔵体12の尾端面との
間に所定の空間34が確保され、インキ吸蔵体12と本体21
との直接の接触が阻まれるため、筆記具を落とした時等
の衝撃でインキ吸蔵体12が尾端側にずれたり、インキが
飛散したりしても、上記インキ吸蔵体12を構成する綿等
や飛散したインキによってエア流通孔30に目詰りが生じ
ることを確実に防ぐことができる。
なお、本発明における突条の形状は上記各実施例に限
定されず、その脇にエア流通孔が形成される形状であれ
ばよい。また、上記各実施例では、鍔部22を設け、この
鍔部22に切欠24を形成した尾栓20を示したが、上記鍔部
22を有しない構造の場合には上記切欠24が不要であるの
は言うまでもない。
定されず、その脇にエア流通孔が形成される形状であれ
ばよい。また、上記各実施例では、鍔部22を設け、この
鍔部22に切欠24を形成した尾栓20を示したが、上記鍔部
22を有しない構造の場合には上記切欠24が不要であるの
は言うまでもない。
以上のように本発明は、軸筒に嵌着される尾栓の外表
面に上記具軸方向に延びる突条を設け、上記嵌着時に突
条の脇にエア流通孔を形成するようにしたものであるの
で、従来のように溝を有する尾栓に比べ、製造が簡単な
尾栓を利用してエア流通孔を形成することができ、これ
によって低コスト化を図ることができるとともに、尾栓
の嵌着による圧縮変形後もエア流通孔を確実に保持する
ことができる効果がある。
面に上記具軸方向に延びる突条を設け、上記嵌着時に突
条の脇にエア流通孔を形成するようにしたものであるの
で、従来のように溝を有する尾栓に比べ、製造が簡単な
尾栓を利用してエア流通孔を形成することができ、これ
によって低コスト化を図ることができるとともに、尾栓
の嵌着による圧縮変形後もエア流通孔を確実に保持する
ことができる効果がある。
さらに、上記尾栓の外表面にその周方向に延びる突条
を設けたものによれば、これらの突状を軸筒の内表面に
略線接触させることにより、エア流通孔が形成される部
分以外の領域でのシール効果をより高めることができ、
またエア流通孔の寸法設定をより確実に行うことができ
る効果がある。
を設けたものによれば、これらの突状を軸筒の内表面に
略線接触させることにより、エア流通孔が形成される部
分以外の領域でのシール効果をより高めることができ、
またエア流通孔の寸法設定をより確実に行うことができ
る効果がある。
第1図(a)は本発明の第1実施例における尾栓の正面
図、同図(b)は同尾栓の側面図、第2図は同尾栓の装
着状態を示す断面側面図、第3図は第2図のIII−III線
断面図、第4図は同尾栓が取付けられる筆記具の一例を
示す断面側面図、第5図(a)は第2実施例における尾
栓の正面図、同図(b)は同尾栓の側面図、第6図は同
尾栓の装着状態を示す断面側面図、第7図は第6図のVI
I−VII線断面図、第8図は第3実施例における尾栓の断
面側面図、第9図は第8図のIX−IX線断面図、第10図
(a)は第4実施例における尾栓の正面図、同図(b)
は同尾栓の側面図、第1図は同尾栓の断面側面図、第12
図は同尾栓の装着状態を示す断面側面図である。 10……軸筒、20……尾栓、21……本体(軸筒の尾端側開
口内に嵌着される部分)、23……筆記具軸方向に延びる
突条、25……周方向に延びる突条、30……エア流通孔。
図、同図(b)は同尾栓の側面図、第2図は同尾栓の装
着状態を示す断面側面図、第3図は第2図のIII−III線
断面図、第4図は同尾栓が取付けられる筆記具の一例を
示す断面側面図、第5図(a)は第2実施例における尾
栓の正面図、同図(b)は同尾栓の側面図、第6図は同
尾栓の装着状態を示す断面側面図、第7図は第6図のVI
I−VII線断面図、第8図は第3実施例における尾栓の断
面側面図、第9図は第8図のIX−IX線断面図、第10図
(a)は第4実施例における尾栓の正面図、同図(b)
は同尾栓の側面図、第1図は同尾栓の断面側面図、第12
図は同尾栓の装着状態を示す断面側面図である。 10……軸筒、20……尾栓、21……本体(軸筒の尾端側開
口内に嵌着される部分)、23……筆記具軸方向に延びる
突条、25……周方向に延びる突条、30……エア流通孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B43K 7/00 B43K 8/02 B43K 7/08 B43K 3/00
Claims (4)
- 【請求項1】筆記具の軸筒の尾端側開口内に嵌着される
尾栓であって、弾性変形可能な材料で形成され、上記尾
端側開口内に嵌着される部分の外表面に筆記具軸方向に
延びる突条が形成されていることを特徴とする筆記具の
尾栓。 - 【請求項2】請求項1記載の尾栓において、上記尾端側
開口内に嵌着される部分の外表面にその周方向に延びる
突条が形成されていることを特徴とする筆記具の尾栓。 - 【請求項3】軸筒の尾端側開口内に尾栓が嵌着される筆
記具において、上記尾栓は弾性変形可能な材料で形成さ
れ、その外周面に筆記具軸方向に延びる突条が形成さ
れ、この尾栓が上記尾端側開口内に圧入されることによ
り上記突条の脇に軸筒内外を連通するエア流通孔が形成
されていることを特徴とする筆記具の尾端部構造。 - 【請求項4】軸筒を有する筆記具にその内外を連通する
エア流通孔を形成するための方法であって、上記尾栓を
弾性変形可能な材料で形成するとともに、その外周面に
筆記具軸方向に延びる突条を設け、この尾栓を上記尾端
側開口内に圧入することにより上記突条の脇に軸筒内外
を連通するエア流通孔を形成することを特徴とする筆記
具におけるエア流通孔の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2267941A JP2793707B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | 筆記具の尾栓および筆記具の尾端部構造並びに筆記具におけるエア流通孔の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2267941A JP2793707B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | 筆記具の尾栓および筆記具の尾端部構造並びに筆記具におけるエア流通孔の形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04142998A JPH04142998A (ja) | 1992-05-15 |
JP2793707B2 true JP2793707B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=17451733
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2267941A Expired - Fee Related JP2793707B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | 筆記具の尾栓および筆記具の尾端部構造並びに筆記具におけるエア流通孔の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2793707B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JPH06210991A (ja) * | 1993-01-20 | 1994-08-02 | Sailor Pen Co Ltd:The | 筆記具 |
-
1990
- 1990-10-04 JP JP2267941A patent/JP2793707B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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