JP2790781B2 - 広幅薄鋳片の連続鋳造装置用注入ノズル - Google Patents

広幅薄鋳片の連続鋳造装置用注入ノズル

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、双ドラム式連続鋳造法
や双ベルト式連続鋳造方法などの移動鋳型と下端部両側
面にスリット状吐出口を有する浸漬ノズルを用いて鋼、
ステンレス、銅、アルミ等金属の広幅薄鋳片を鋳造する
連続鋳造装置用注入ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来から一般に知られている双
ドラム式連続鋳造装置を用いた鋼の薄鋳片の連続鋳造に
おいては、図5に示されるように、回転する一対の冷却
ドラム1a、1bとこのドラムの両端に当接されるサイ
ド堰2a,2bによって形成される移動鋳型3内に、タ
ンディッシュ4内からこのタンディッシュに装着された
内ノズル6iを経て、下端部両側面にスリット状吐出口
5を有する浸漬ノズル6を介して溶鋼7を供給し、移動
鋳型3内に所定レベルの湯溜り部8をつくりつつ、冷却
して凝固シェルを生成し、この凝固シェルを一対の冷却
ドラム1a,1bの最接近部に形成されるギャップ部
(キッシングポイント)で圧接・一体化して広幅の薄鋳
片9を鋳造するようになっている。
【0003】この双ドラム式連続鋳造において、均一な
厚みの凝固シェルを生成するとともに、成分偏析がな
く、巻き込み疵等の表面欠陥のない薄鋳片を安定的に鋳
造するためには、移動鋳型内において溶湯の流れを好ま
しい状態で安定させることが要求される。例えば、特開
昭62−282753号公報には、浸漬ノズル内にフィ
ルターを内蔵させ、ノズル全幅にわたって乱れのない吐
出流を得ることが開示されている。
【0004】しかし、この場合、フィルターが目詰まり
を起こしやすく、フィルター機能を失いやすく長時間に
わたって吐出流を好ましい状態に維持することは困難で
あるため、均一な厚みの表面欠陥のない薄鋳片を安定的
に鋳造するためのものとしては不十分である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、双ベルト式
連続鋳造方法、双ドラム式連続鋳造方法などの移動鋳型
を用いた広幅薄鋳片の連続鋳造に際して、メニスカスで
の波立ちや、スカムの巻き込みを抑制して、均一な厚さ
の凝固シェルを生成するとともに、成分偏析がなく、巻
き込み疵等の表面疵や割れ発生のない広幅薄鋳片を低コ
ストで鋳造できる広幅薄鋳片の連続鋳造装置用注入ノズ
ルを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の発明は、
上部に内ノズル挿通孔を有し,下端部の両側面にスリッ
ト状の吐出孔を有する広幅薄鋳片の連続鋳造装置用注入
ノズルにおいて、該スリット状吐出孔形成部に、該スリ
ット状吐出孔より小径の注出小孔を有する整流用多孔ノ
ズルを、その注出小孔がスリット状吐出孔と連通するよ
うに内装させたことを特徴とする広幅薄鋳片の連続鋳造
装置用注入ノズル。
【0007】第二の発明は、第一の発明において、整流
用多孔ノズルの注出小孔の直径が3〜10mmで、各スリ
ット状吐出孔に連通する注出小孔のうち、中央部の注出
小孔の向きが鋳型の長辺に正対する方向に向いており、
かつ両側部の注出小孔の向きが中央部の注出小孔の向き
に対して外向きになっていて、各スリット状吐出孔から
吐出する溶湯流れが外側に広がるようになっていること
を特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の注入ノズルにおいては、スリット状ノ
ズル(本体)に整流多孔ノズルを内装するので、この整
流多孔ノズルを複数種用意し、鋼種、鋳片サイズ、鋳造
条件に応じて適性の高いノズル特性を有するものを容易
に選択して使い分けることができ、移動鋳型に溶湯を注
入する際、目詰まりを抑制しながら整流性の良好な吐出
流を形成することができ、長時間にわたって表面性状の
良好な広幅薄鋳片を安定して鋳造することができる。ま
た、整流多孔ノズルは板状体で加工が容易で安価に得る
ことができ、スリット状ノズル本体は種類を少なくし
(最少では一種でよい)、量産化が可能で、ノズルコス
トの低減が可能である。
【0009】本発明における整流多孔ノズルは、多数の
注出小孔を配設した一対の板状体で形成されたものであ
り、スリット状ノズル(本体)の下端部両側のスリット
形成部の内側に、注出小孔をスリットに臨ませるように
接着あるいは嵌合等により配設される。
【0010】この注出小孔は、目詰まりしない直径3〜
10mmのもので、スリット状ノズルに内装された状態で
は、スリット状ノズルのスリットと同様、鋳型の辺に正
対する向きで水平方向に向くように形成されている。注
出小孔の直径が10mm以上になると整流効果が顕著にで
にくい。
【0011】この整流多孔ノズルを形成する一対の板状
体間には、空間が設けられており、溶湯はこの空間を経
て、整流多孔ノズルの注出小孔から鋳型内に吐出する。
この場合、整流多孔ノズルの注出小孔からの溶湯吐出流
は、先細り傾向になり、不均一な流れをつくりやすくな
るので、この整流多孔ノズル両側部の注出小孔の向き
を、中央部注出小孔に対して45度を超えない範囲で外
側に向けることにより、幅方向の吐出流分布の均一化を
図ることが有効である。45度以上になると溶湯の流れ
の拡散が大きくなり、良好な溶湯流が得られなくなる。
【0012】ここで、外側に向ける両側注出小孔領域
は、全体の注出小孔の70%以下の領域内であることが
望ましい。70%以上になると中央部の流れが不足し、
幅方向の流れが不均一になる。
【0013】また、整流用多孔ノズルの隣接する注出小
孔間距離を広げ過ぎると、吐出流が幅方向に連続せず、
幅方向に均一な流れが形成されにくくなるので、隣接す
る注出小孔間距離は、注出小孔の直径の2倍以下の領域
にして吐出流が幅方向に連続させるようにすることが有
効である。
【0014】なお、本発明で用いるスリット状ノズルの
吐出孔は一本のスリットのみで形成する必要がなく、複
数のスリットで形成してもよいが、極力左右対称に形成
することが好ましい。また、整流多孔ノズル注出小孔の
配置も極力左右対称に形成することが好ましい。注出小
孔の形状は、円であることは必ずしも必要条件ではな
く、楕円、半円、四辺形、多角形等でもよい。孔の加工
性、吐出流の形成性等を考慮して選択する。
【0015】本発明は、下端部両側にスリット状吐出孔
を有する注入ノズルを用いる双ドラム式連続鋳造装置や
双ベルト式連続鋳造装置において適用されるもので、
鋼、ステンレス、銅、アルミニウム、合金等を鋳造対象
として適用可能である。
【0016】
【実施例】
(実施例1)この実施例は、本発明による注入ノズルを
鋼の薄鋳片を鋳造する双ドラム式連続鋳造装置において
適用した場合のものである。この双ドラム式連続鋳造装
置は、図5に示すように構成されたものであるので、図
5も参照して説明する。
【0017】3は移動鋳型で、回転する一対の冷却ドラ
ム1a,1bと、この冷却ドラムの両端面に摺動可能に
配設された一対のサイド堰2a,2bによって形成され
ている。8は、この移動鋳型3内に形成された湯溜まり
部で、この湯溜り部8の中心部には、その上方に搬入配
置されたタンディッシュに接続されたスリット状吐出孔
5を有する本発明による浸漬ノズル6が浸漬されてい
る。
【0018】この浸漬ノズル6の湯溜り部に浸漬される
下端部両側面には、移動鋳型3の長辺側(冷却ドラム
側)に溶鋼7を吐出するスリット状吐出孔5c(中央
部)、5s(側部)二個が水平方向に並設されている。
この3つのスリット状吐出口5c、5sは同じ寸法で同
じ向きに形成されている。
【0019】この浸漬ノズル6は、本発明を採用したも
のであり、図1に示すように、スリット状吐出孔5c,
5s(中央の孔5cをはさんで両側に5sがある)の形
成部の内側には、多数の注出小孔10を配設した耐火物
からなる板状体で形成された整流多孔ノズル11が内装
されている。この整流多孔ノズルの注出小孔10は、介
在物や溶融金属の付着によって目詰まりしにくい直径3
〜10mmのもので、内装された状態でその注出口がスリ
ット状吐出孔5c、5s内に位置するように配置され、
スリット状吐出孔と同様、冷却ドラム1a(1b)に正
対する向きで水平方向に向くように形成されている。隣
接する注出小孔間の距離aは、この注出孔の直径dの2
倍以下にすることが望ましい。
【0020】この整流多孔ノズルを形成する板状体間に
は、空間12が設けられており、溶鋼7はこの空間を経
て、整流多孔ノズルの注出小孔10から移動鋳型3内に
吐出するようになっている。タンディッシュ4には、ス
トッパー(図示省略)が配設されており、移動鋳型3に
対する溶鋼7の供給量を制御する。
【0021】このように構成された本発明の浸漬ノズル
6を用いた薄板の連続鋳造装置において、連続鋳造を行
う場合について説明する(図5も参照)。本発明の浸漬
ノズル6を所定位置に位置決めした後、タンディッシュ
のストッパ−を上げてこのストッパ−の下端面と浸漬ノ
ズル6の上端面間に所定の間隙を形成し、タンディッシ
ュから溶鋼7を浸漬ノズル6を介して移動鋳型3内に供
給し、所定レベルの湯溜り部8をつくりつつ、移動鋳型
3で冷却・凝固させ、生成された凝固シェルを一対の冷
却ドラム1a,1b間のギャップ部(キッシングポイン
ト)で圧接・一体化して引き出し薄鋳片9を連続鋳造す
る。
【0022】本発明においては、溶鋼7をタンディッシ
ュ4から内ノズル6iを経て、本発明の浸漬ノズル6を
介して移動鋳型に供給しており、溶鋼7がこの浸漬ノズ
ル6に内装されている整流多孔ノズル11の注出小孔1
0で好ましい状態に整流され、スリット状吐出口5c、
5sから移動鋳型3に吐出する。
【0023】この溶鋼は、好ましい状態に整流されて移
動鋳型3内に吐出されるので、中央部吐出孔5c,両側
部吐出口5sからの溶鋼吐出流は、湯面近傍の浅い領域
で水平方向成分の多い均一で安定な流れをつくることに
なり、安定した初期凝固シェルの生成を促がし、スカム
巻き込みを抑制して、さらに均一な厚さで表面品質に優
れた薄鋳片を鋳造することができる。
【0024】なお、この例では、浸漬ノズル6に内装の
整流多孔ノズル11の注出小孔10は、冷却ドラムに正
対させ、すべて同じ向きに配置したが、この場合、整流
多孔ノズル11の注出小孔10からの溶鋼吐出流は、各
スリット状吐出孔単位で先細りになり、流れが不均一に
なりやすくなる傾向がある。
【0025】このような現象の発生が懸念される場合に
は、図2に示すように、この整流多孔ノズル11の各ス
リット状吐出孔両側部の注出小孔10a,10bの向き
を、中央部注出小孔10に対して角度θ外側に向けるこ
とが有効である。この角度θは、45度以下であること
が好ましい。
【0026】また、外側に向ける両側注出小孔10a+
10b領域は、各スリット状吐出孔単位の注出小孔10
a+10+10b領域の70%以下の領域であることが
望ましい。このようにすることにより、浸漬ノズル6の
幅方向の溶鋼吐出流分布をより確実に均一化することが
可能である。
【0027】また、本発明のノズルにおいて、整流効果
をさらに確実なものにするためには、例えば、図3に示
すように、整流多孔ノズル11を形成する板状体厚目
に形成し、ノズル6内溶鋼の流路(空間)12を狭くす
ることも有効である。
【0028】なお、本発明は、この実施例に限られるも
のではなく、鋳造対象、サイズ、鋳造条件などに応じ
て、請求項1〜2の構成要件を満足する範囲内で、変更
するものである。
【0029】(実施例2)図5に示すような構造を有す
る双ドラム式連続鋳造装置において、本発明を採用した
図1に示すような浸漬ノズルを用い、連続鋳造を実施し
得られた広幅薄鋳片の表面欠陥指標を調査した。その結
果を、従来例、比較例による場合とともに図4に示す。
【0030】 実施条件(実施例と比較例共通) 鋳造鋼種:ステンレス(SUS304) 鋳造速度:40〜130m/min 薄鋳片サイズ:厚さ3mm×幅1300mm 鋳造量:30t 冷却ドラム径:1200mm 冷却ドラム幅:1300mm 浸漬ノズル:冷却ドラムの幅方向に同一幅のスリット状
吐出口を片側に3個設け、かつスリット状吐出口のスリ
ット幅(高さ方向)を12mmとする。 整流多孔ノズル(Al2 3 −C系耐火物) 厚み:10mm 注出小孔 直径:2〜12mm 外向き角度:0〜10度 角度付与領域:0〜50% 注出小孔間距離:2〜12mm スリット状ノズル(本体)との結合:セラミックスボン
ドによる接着
【0031】本発明の実施例は、整流多孔ノズル11
の注出小孔10を、直径5mmにし、すべて冷却ドラム1
a(1b)に正対させ、注出小孔間距離aを5mmで配置
した場合のものである。この実施例では、浸漬ノズル
6内にフィルターを内装した場合と同様の整流性を得る
ことができ、注出小孔10の目詰まりはなかったが、溶
鋼吐出流が多少先細りする傾向が見られた。しかし、得
られた広幅薄鋳片の表面欠陥指標は、従来例の1/4ま
で改善できた。
【0032】実施例は、整流多孔ノズルの注出小孔
を、直径5mmにし、各スリット状吐出孔において、その
中央部の注出小孔10を全体の50%にして、その向き
を冷却ドラムに正対させて配置し、その両側部の注出小
孔10a,10bをそれぞれ全体の25%にして、それ
ぞれ中央部の向きに対して角度θを10度にして外側に
向けて配置したものである(図2参照)。この実施例
では、注出小孔の目詰まりはなく、溶鋼吐出流はスリッ
ト幅方向に均一で安定化した整流を形成することがで
き、得られた広幅薄鋳片の表面欠陥指標は、実施例に
よる場合の1/2以下に改善できた。
【0033】比較例は、整流多孔ノズルの注出小孔
を、直径12mmにし、すべて冷却ドラムに正対させ、注
出小孔間距離を12mmで配置した場合のものである。こ
の比較例では、注出小孔の直径が大き過ぎて圧力損失
が小さく、整流性のない不安定な吐出流になり、注出小
孔の目詰まりはなかったが、得られた広幅薄鋳片の表面
欠陥指標は、従来例による場合に対して改善効果が認め
られなかった。
【0034】比較例は、整流多孔ノズルの注出小孔
を、直径2mmにし、すべて冷却ドラムに正対させ、注出
小孔間距離を2mmで配置した場合のものである。この比
較例では、溶鋼が表面張力によって通過しにくく、ま
た、介在物などが詰まり、10トン鋳造したところで、
操業性の悪化が顕著になったので、鋳造を中止した。
【0035】なお、図4における従来例は、整流多孔ノ
ズルを内装しないスリット状ノズルを用いた場合のもの
である。
【0036】
【発明の効果】本発明の注入ノズルにおいては、スリッ
ト状ノズル(本体)に整流多孔ノズルを内装するので、
この整流多孔ノズルを複数種用意し、鋼種、鋳片サイ
ズ、鋳造条件に応じて適性の高いノズル特性を有するも
のを容易に選択して使い分けることができ、移動鋳型に
溶湯を注入する際、目詰まりを抑制しながら整流性の良
好な吐出流を形成することができ、長時間にわたって表
面性状の良好な広幅薄鋳片を安定して鋳造することがで
きる。また、整流多孔ノズルは板状体で加工が容易で安
価に得ることができ、スリット状ノズル本体は種類を少
なくし(最少では一種でよい)、量産化が可能で、ノズ
ルコストの低減が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)図は、本発明の広幅薄鋳片の連続鋳造装
置用浸漬ノズルの構造例を示す一部断面正面概要説明
図、(b)図は(a)図のX−X矢視断面概要説明図、
(c)図は(b)図のY−Y矢視断面概要説明図。
【図2】本発明の広幅薄鋳片の連続鋳造装置用浸漬ノズ
ルの他の構造例を示す水平断面概要説明図。
【図3】本発明の広幅薄鋳片の連続鋳造装置用浸漬ノズ
ルの他の構造例を示す縦断面部分概要説明図。
【図4】本発明の実施例において得られた薄鋳片の表面
欠陥指標を示す説明図。
【図5】公知の双ドラム式連続鋳造装置例を示す立体概
要説明図。
【符号の説明】
1a 冷却ドラム 2a,2b サイド堰 3 移動鋳型 4 タンディッシュ 5,5c,5s 吐出口 6,6i 浸漬ノズル 7 溶鋼 8 湯溜り部 9 薄鋳片 10,10a,10b 注出小孔 11 整流多孔ノズル 12 ノズル内溶鋼通路(空間)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−228649(JP,A) 特開 昭64−5650(JP,A) 特開 平1−317658(JP,A) 特開 平7−68357(JP,A) 特開 平3−294051(JP,A) 特開 平8−164450(JP,A) 実開 昭52−142913(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 11/10 330 B22D 11/06 330 B22D 11/06 340 B22D 41/50 520

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に内ノズル挿通孔を有し、下端部の
    両側面にスリット状の吐出孔を有する広幅薄鋳片の連続
    鋳造装置用注入ノズルにおいて、該スリット状吐出孔形
    成部に、該スリット状吐出孔よりも小径の注出小孔を有
    する整流用多孔ノズルを、その注出小孔がスリット状吐
    出孔と連通するように内装させたことを特徴とする広幅
    薄鋳片の連続鋳造装置用注入ノズル。
  2. 【請求項2】 整流用多孔ノズルの注出小孔の直径が3
    〜10mmで、各スリット状吐出孔に連通する注出小孔の
    うち、中央部の注出小孔の向きが鋳型の長辺に正対する
    方向に向いており、かつ両側部の注出小孔の向きが中央
    部の注出小孔の向きに対して外向きになっていることを
    特徴とする請求項1記載の広幅薄鋳片の連続鋳造装置用
    注入ノズル。
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