JP2790501B2 - 往復動圧縮機のバルブ装置 - Google Patents

往復動圧縮機のバルブ装置

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孝司 浜田
秀俊 西原
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭用冷蔵庫等に用いられる比較的小型の
冷凍用圧縮機のバルブ装置に関するものである。
従来の技術 近年、圧縮機バルブ装置は、圧縮機の高効率化、及び
バルブ装置の容易な組立性の実現の為、種々の改良が成
されている。
以下図面を参照しながら、特開昭61−178581号公報に
見られる従来のバルブ装置の一例について説明する。
第5図はバルブ装置近傍の横断面図、第6図は従来の
バルブ装置の上面図、第7図は第6図の横断面図であ
る。バルブプレート1はシリンダ2の開口端に位置し、
シリンダ2内を往復動するピストン3により圧縮される
冷媒の吐出孔4を有している。前記吐出孔4を覆う様に
配設されたリード5は、スプリング7のバネ力にてスト
ッパ6を介して、前記吐出孔4に密着する様圧下されて
いる。ピン8は前記バルブプレート1に貫通圧入され、
前記リード5、ストッパ6、スプリング7、キーパー9
を前記バルブプレート1上に配設固定している。
以上の様な構成において、前記ピストン3にて圧縮さ
れた高圧冷媒が、前記リード5を押し上げて、前記吐出
孔4を通り吐出される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記の様な構成では、圧縮行程終了時に
前記ピストン3の上方部に形成されるトップボリューム
に残存する高圧冷媒が吸い込み行程時に膨張し、圧縮機
体積効率を著しく低下させていた。従がって、上記圧縮
機体積効率を向上させる為には、上記トップボリューム
の大部分を占める前記吐出孔体積を減少させることが望
しく、高圧冷媒通過時の抵抗を増大させない軸方向長
さ、つまりバルブプレート1の板厚を薄くする事が望ま
しい。この従来のバルブプレートの構成では、前記バル
ブプレート1前後の圧力差に対する強度的問題、及び、
前記ピン8を圧入密着させる必要より、前記バルブプレ
ート1の板厚を単純に薄くする事は困難であった。ま
た、部品点数、組立方法の観点により、自動化組立ライ
ンへの適用が困難という課題を有していた。
本発明は、上記課題に鑑み、圧縮機の体積効率を向上
させ、かつ少ない部品点数で自動組立が容易なるバルブ
装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 以上のような課題を解決する為に、本発明のバルブ装
置は、バルブプレートの反ピストン側に、吐出孔を有
し、前記吐出孔に係合するリードを収納するリード用凹
部と、前記リード用凹部両端に前記リード用凹部より浅
い保持具用凹部を設け、前記リードを前記リード用凹部
とで挟持し、前記保持具用凹部に配設される保持具両端
を円弧状に成形し、前記保持具にスプリング性を持た
せ、前記保持具用凹部に配設固定し、前記バルブプレー
ト上に高圧室を画定するシリンダヘッドを前記バルブプ
レートと共に、シリンダへ固定する際、前記保持具円弧
状両端部が、前記シリンダヘッド壁面と前記保持具用凹
部とで挟持固定されるという構成を備えたものである。
作用 本発明は、上記した構成により、トップボリュームを
減少させる事で圧縮機体積効率の向上を得ると共に、部
品点数を少なくする事で組立性が容易となる。
実 施 例 以下本発明の一実施例のバルブ装置について、図面を
参照しながら説明する。尚、従来例と同一部品は、同一
符号を用いて説明し、構成、動作は省略する。
第1図は、バルブプレート近傍の横断面図、第2図は
バルブプレートの正面図、第3図は第2図の横断面図、
第4図は第1図要部拡大図である。
バルブプレート10の反ピストン側に吐出孔4を有しリ
ード5を収納するリード用凹部11と、前記リード用凹部
両端に前記リード用凹部11より浅い保持具用凹部12を設
ける。前記バルブプレート10は、焼結合金等で成形さ
れ、前記リード用凹部11及び前記保持具用凹部12の精度
は容易に得る事ができ、従がって従来、ストッパ6,スプ
リング7,キーパ9,ピン8にてリード5を配設していたも
のを、保持具13の一部品にて代用できる。前記保持具13
の両端部は、円弧状に形成されスプリング性を有し、前
記保持具用凹部12に配設固定され、前記リード5を前記
リード用凹部とで挟持する。前記バルブ装置は、前記シ
リンダブロック2に、シリンダヘッド14と共に固定さ
れ、吐出空間15を形成すると共に、前記シリンダヘッド
14の壁面が、前記保持具13の円弧状両端部を前記保持具
用凹部12とで挟持し、前記保持具13は、確実に固定され
る。
以上の様な構成において、シリンダ2内で往復動する
ピストン3により圧縮された高圧冷媒は、前記吐出リー
ド5を押し上げ、シリンダ外へ吐出される。トップボリ
ュームを減少する事により、吸い込み行程時の再膨張が
押えられ、圧縮機体積効率と向上させると共に、少ない
部品点数により容易なる組立性が得られる。
発明の効果 以上のように本発明は、バルブプレート反ピストン側
に、吐出孔を有し、リードを収納するリード用凹部と、
リードをリード用凹部とで挟持する保持具を配設する保
持具用凹部を設け、保持具両端部を円弧状に形成するこ
とで保持具が保持具用凹部に配設固定でき、シリンダヘ
ッドをバルブプレートと共にシリンダに固定する際、保
持具の円弧状両端部がシリンダヘッド壁面にて、保持具
用凹部とで挟持される構成により、少ない部品点数で確
実容易なバルブ装置の組立、とりつけが得られると共
に、トップボリューム減少による圧縮機体積効率の向上
を得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例における往復動圧縮機のバルブ
装置の断面図、第2図は同第1図のバルブ装置の正面
図、第3図は第2図のA−A線の断面図、第4図は第1
図要部拡大図、第5図は従来の往復動圧縮機のバルブ装
置の断面図、第6図は従来のバルブ装置の平面図、第7
図は第6図の断面図である。 2……シリンダ、3……ピストン、4……吐出孔、5…
…リード、10……バルブプレート、11……リード用凹
部、12……保持具用凹部、13……保持具、14……シリン
ダヘッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 年彦 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04B 39/00 F16K 15/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストンを内蔵するシリンダの開口端に配
    設されるバルブ装置であり、前記シリンダ端面に固定さ
    れ反ピストン側に吐出孔を備えるとともに前記吐出孔に
    係合するリードを収納するリード用凹部と、前記リード
    用凹部両端に前記リード用凹部より浅い保持具用凹部と
    を設けたバルブプレートと、前記リード用凹部に係合し
    両端をシリンダ側に折り曲げたリードからなり、前記リ
    ードを前記リード用凹部とシリンダヘッドとで挟持し前
    記保持具用凹部に配設される板状の保持具両端を円弧状
    に成形し、前記保持具にスプリング性を持たせ、前記保
    持具用凹部に配設固定し、前記バルブプレート上に高圧
    室を画定するシリンダヘッドを前記バルブプレートと共
    に前記シリンダへ固定する際、前記保持具円弧状両端部
    を前記保持具用凹部とで挟持することを特徴とする往復
    動圧縮機のバルブ装置。
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