JP2790489B2 - 往復動圧縮機のバルブ装置 - Google Patents

往復動圧縮機のバルブ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭用冷凍冷蔵庫等に用いられる往復動圧
縮機のバルブ装置に関するものである。
従来の技術 近年、往復動圧縮機のバルブ装置(以下バルブ装置と
呼ぶ)は、圧縮機の高効率化及びバルブ装置の容易な組
立性の実現の為、種々の改良が成されている。
以下図面を参照しながら特開昭61−178581号公報など
に見られる従来のバルブ装置の一例について説明する。
第3図は従来のバルブ装置近傍の横断面図で、第4図
は従来のバルブ装置の正面図で、第5図はその断面図で
ある。1はピストン9を内蔵するシリンダ10の端面に配
設されるプレートで、吐出孔2と、吐出孔2の両端にピ
ン孔3と、吸入孔11を備えている。4はリードで、反シ
リンダ側にプレート1とストッパー5で挾持されており
吐出孔2を覆うように固定されている。6は一端をピン
孔3に圧入固定され反シリンダ側に突出したピンで、リ
ード4とストリッパー5と板スプリング7とステー8を
貫通しており、他端にステー8をかしめることによりス
テー8を固定している。板スプリング7はステー8とス
トリッパー5の間に圧縮挿入されており、バネ力により
ストッパー5をプレート11に押し付け固定している。
以上のような構成において、ピストン9が動くことに
より吸入孔11によりシリンダ10内に吸入された冷媒ガス
は、ピストン9により圧縮され、吐出孔2を通過し、リ
ード4を押し上げることにより反シリンダ側へと吐出さ
れる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、プレートを薄く
することが難かしいので、シリンダのトップボリューム
内に吐出されずに残される高温高圧の冷媒量が多い。そ
してこの冷媒は、吸入工程が始まると同時に膨張するの
で、体積効率を低下させる原因となる。また、部品点数
も多く、板スプリングを圧縮したままステーをかしめる
など組立が複雑であるから自動組立が難かしい。さら
に、リードがプレートとストッパにより挾持されている
のでプレート端面とストッパの挟持寸法精度が厳しいか
ら構造上部品が高いものになるという課題を有してい
た。
本発明は上記課題に鑑み、圧縮機の体積効率を向上さ
せることにより効率が高く、自動組立が容易でコストの
安いバルブ装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 以上のような課題を解決するために本発明のバルブ装
置は、反シリンダ側に吐出孔を有する細長いリード用凹
部と前記リード用凹部両端に前記リード用凹部より浅い
保持具用凹部とを設けたプレートと、前記リード用凹部
に係合し両端をシリンダ側に折曲げた細長いリードと、
前記リードを前記リード用凹部とで挾持するとともに前
記保持具用凹部に係合される細長い板状の保持具とを備
えたものである。
作用 本発明は上記した構成により、プレートのリード用凹
部にリードを収納するので吐出孔内のトップボリューム
を少なくすることができ、再膨張による効率の低下が少
ない。リード用凹部深さと保持具用凹部深さとの段差に
よりリードの狭持寸法が決まるので、プレートを焼結金
属で形成する場合には狭持寸法を容易に得ることができ
る。また、従来例のごとく板スプリングを圧縮したまま
ステーをかしめることなしに組み立てられる。
実 施 例 以下本発明の一実施例のバルブ装置について、図面を
参照しながら説明する。
なお同一機能を有する部品については同一符号を用い
て説明は省略する。
第1図は本発明の一実施例のバルブ装置の正面図、第
2図は本発明の一実施例のバルブ装置の断面図である。
図において、51はシリンダ10の端面に設けたプレートで
ある。プレート51反シリンダ側に吐出孔2を有するリー
ド用凹部52を備えている。またリード用凹部52の両端に
は取付孔53を有するリード用凹部52より浅い保持具用凹
部54が設けられている。リード58は両端に貫通孔55を有
する保持具56の両端を保持具用凹部54に当接し、取付孔
53と貫通孔55とを貫通するリベット57をかしめることに
より固定された保持具56とリード用凹部52で挟持され
る。
以上のような構成において、ピストン9が動くことに
より吸入孔11より吸入された後圧縮されるシリンダ10内
の高温高圧の冷媒は、吐出孔2を通過し、リード58を押
上げることによりシリンダ10外へ吐出される。このと
き、リード58がプレート51のリード用凹部52に収納され
ているので吐出孔2のトップボリュームが小さくなって
おり、ピストン9の動きにより圧縮された高温高圧の冷
媒が再膨張する量が少なくなっているから体積効率が向
上する。
また、リード58の挟持寸法は、構造上リード用凹部52
の深さと保持具用凹部54の深さとの差によって決まるの
で、プレート51を焼結合金などで形成する場合には容易
にリード58の挟持寸法を得ることができる。
さらに部品点数が少なく、リード58をリード用凹部52
に収納した上からプレート51の保持具用凹部54に保持具
56を収納し、プレート51の取付孔53と保持具56の貫通孔
55を貫通するリベット57をかしめることにより簡単に組
上がるので、自動組立が可能となる。
従って、再膨張が少ないことにより効率が高く、部品
寸法が容易に得られ、部品点数が少なく自動組立が可能
であるからコストの安い圧縮機が得られる。
なお、本実施例においては、保持具56とプレート51の
係止にリベット57を用いたが、これ以外にもネジ止め,
圧入などの固定方法を用いても同様の効果が得られる。
発明の効果 以上のように本発明は反シリンダ側に吐出孔を有する
細長いリード用凹部と前記リード用凹部両端に前記リー
ド用凹部より浅い保持具用凹部とを設けたプレートと、
前記リード用凹部に係合し両端部をシリンダ側に折曲げ
た細長いリードと、前記リードを前記リード用凹部とで
挟持するとともに前記保持具用凹部に係合される細長い
板状の保持具とを設けることにより、吐出孔のトップボ
リュームが減少し、リードの挟持寸法が容易に得られる
とともに部品点数が減少し、構造が簡単なので自動組立
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるバルブ装置の正面
図、第2図は第1図の断面図、第3図は従来のバルブ装
置近傍の横断面図、第4図は従来のバルブ装置の正面
図、第5図は第4図の断面図である。 51……プレート、52……リード用凹部、53……取付孔、
54……保持具用凹部、55……貫通孔、56……保持具、57
……リベット、58……リード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西原 秀俊 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (72)発明者 笹野 博 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04B 39/00 F16K 15/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストンを内蔵するシリンダの端面に配設
    されるバルブ装置であり、前記シリンダ端面に固定され
    反シリンダ側に、吐出孔を有する細長いリード用凹部と
    前記リード用凹部両端に前記リード用凹部より浅い保持
    具用凹部とを設けたプレートと、前記リード用凹部に係
    合し両端部をシリンダ側に折曲げた細長いリードと、前
    記リードを前記リード用凹部とで挾持するとともに前記
    保持具用凹部に係合される細長い板状の保持具とを備え
    たことを特徴とする往復動圧縮機のバルブ装置。
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