JP2789965B2 - 半導体装置用貼り合わせ基板およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置用貼り合わせ基板およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置用貼り合わせ
基板およびその製造方法に係わり、特に高耐圧素子とそ
の他の素子とを絶縁分離する複合基板およびその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】基板表面から裏面に電流経路をもつパワ
ー素子と基板表面側にのみ電流経路をもつ制御回路素子
とをモノリシックに集積する、従来技術による複合誘電
体分離基板およびその製造方法を図4に示す。
【0003】まず、素子を形成する単結晶シリコン基板
10を、パワー素子を形成する部分20を厚く、制御回
路素子を形成する部分21を薄くし、両者間に分離溝を
設けた形状に形成する(図4(A))。次に、分離溝の
表面を含む凹凸面の全面上に二酸化シリコン膜11を形
成し(図4(B))、その上に多結晶シリコン層12を
堆積する(図4(C))。次に、単結晶シリコン基板1
0のパワー素子を形成する部分20が露出しその表面2
2が形成されるまで鏡面研磨し(図4(D))、単結晶
シリコン支持基板13の面25とパワー素子を形成する
部分20の露出面22とが接合するように両基板10,
13を当接させ、熱処理して貼り合わせ、単結晶シリコ
ン基板10を他方の面23側から二酸化シリコン膜11
が露出するまで研磨して素子形成面24を形成して複合
誘電体分離基板を得る(図4(E))。これにより、単
結晶シリコン基板10のパワー素子を形成する部分20
の素子形成面24に形成した電極から単結晶シリコン支
持基板13の裏面26に形成した裏面電極に電流経路を
有するパワー素子を形成することが可能であり、かつ、
このパワー素子と単結晶シリコン基板10の制御回路素
子を形成する部分21の素子形成面24に形成した制御
回路素子とを二酸化シリコン膜11で絶縁することがで
きる。このような従来技術は、特開平3−142952
号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の従来の複合
誘電体分離基板の技術では接合面を得るために単結晶シ
リコン面、二酸化シリコン膜面および多結晶シリコン層
面の3相を同一面上で鏡面に研磨することが必要である
が、二酸化シリコンは単結晶シリコン、多結晶シリコン
に比べて硬度が大きく均一に研磨することが困難であっ
た。
【0005】また、単結晶シリコン基板の内に、二酸化
シリコン膜および多結晶シリコン膜が埋め込まれている
状態で研磨処理や接合処理を行なうために、これらの研
磨工程や接合工程において基板の反りが大きくなり、素
子領域の単結晶シリコンを歪ませ、転位を発生させてし
まうなどの問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、第1お
よび第2の主面を有する第1導電型の第1の単結晶シリ
コン基板と、第1および第2の主面を有し該第2の主面
が前記第1の単結晶シリコン基板の第1の主面と接合し
た第1導電型の第2の単結晶シリコン基板と、前記第2
の単結晶シリコン基板の接合面となる第2の主面に選択
的に形成された第2導電型の埋込み層と、前記第2の単
結晶シリコン基板の第1の主面から前記埋込み層に達し
て形成され、該第2の単結晶シリコン基板を前記埋込み
層上の第1導電型の部分とそれ以外の第1導電型の部分
とにPN接合分離する第2導電型の分離領域とを有した
半導体装置用貼り合わせ基板にある。ここで、前記第1
の単結晶シリコン基板は、低抵抗率の第1導電型の単結
晶シリコン基体と、前記単結晶シリコン基体上に形成さ
れ、該単結晶シリコン基体より高抵抗率の第1導電型の
単結晶シリコン層とを有して構成され、該単結晶シリコ
ン層の上面が前記第1の単結晶シリコン基板の接合面で
ある第1の主面となっており、かつ、前記第1導電型の
第2の単結晶シリコン基板は前記第1の単結晶シリコン
基板の単結晶シリコン基体より高抵抗率であることが好
ましい。このような基板において、前記第2の単結晶シ
リコン基板の埋込み層上以外の第1導電型の部分から前
記第1の単結晶シリコン基板にかけて第1の素子形成領
域とし、前記第2の単結晶シリコン基板の埋込み層上の
前記分離領域により囲まれた第1導電型の部分を第2の
素子形成領域とすることができ、第1の素子形成領域を
前記第2の単結晶シリコン基板の第1の主面上の電極か
ら前記第1の単結晶シリコン基板の第2の主面上の電極
にいたる電流経路を有するパワー素子を形成する領域と
し、第2の素子形成領域を前記第2の単結晶シリコン基
板の第1の主面上のみに電極を有する制御回路素子を形
成する領域とすることができる。
【0007】本発明の他の特徴は、第1導電型の第1の
単結晶シリコン基体の一表面の全面上に該第1の単結晶
シリコン基体より高抵抗率の単結晶シリコン層を形成し
た第1の基板を用意する工程と、前記第1の単結晶シリ
コン基体より高抵抗率の第1導電型の第2の単結晶シリ
コン基体の一表面から内部に選択的に第2導電型の埋込
み層を形成した第2の基板を用意する工程と、前記単結
晶シリコン層の表面と前記埋込み層が形成された前記第
2の単結晶シリコン基体の一表面とを当接させ熱処理に
より両者を接合させて前記第1および第2の基板から複
合基板を形成する工程と、前記複合基板の前記第1の単
結晶シリコン基体の露出せる他の表面および前記第2の
単結晶シリコン基体の露出せる他の表面をそれぞれ研磨
して該複合基板の第1および第2の単結晶シリコン基体
をそれぞれ所定の厚さにする工程と、前記第2の単結晶
シリコン基体の前記研磨により露出された表面から前記
埋込み層に達する第2導電型の分離領域を形成し、これ
により前記第2の単結晶シリコン基体を前記埋込み層上
の第1導電型の部分とそれ以外の第1導電型の部分とに
PN接合分離させる工程とを有する半導体装置用貼り合
わせ基板の製造方法にある。
【0008】上記半導体装置用貼り合わせ基板およびそ
の製造方法において、第1導電型がN型の場合は第2導
電型はP型であり、第1導電型がP型の場合は第2導電
型はN型である。
【0009】
【実施例】次に、本発明を図面を参照して説明する。
【0010】図1は本発明の実施例を示す断面図であ
り、(A)−(C)の工程を経て(D)に示す半導体装
置用貼り合わせ基板が得られる。
【0011】まず図1(A)に示すように、抵抗率が
0.001−0.02Ω・cmのN+型の第1の単結晶
シリコン基体41の表面の全面上に抵抗率が約20Ω・
cmのN- 型の単結晶シリコン層42をエピタキシャル
成長させて、この単結晶シリコン層42の表面を第1の
主面43とし第1の単結晶シリコン基体41の裏面を第
2の主面44とした第1の単結晶シリコン基板40と、
抵抗率が約20Ω・cmのN- 型の第2の単結晶シリコ
ン基体31の表面34より内部にボロン等のP型不純物
をイオン注入もしくは気相成長により高濃度に導入し
て、選択的に抵抗率が0.001−0.02Ω・cmの
+ 型の埋込み層32を形成し、単結晶シリコン基体3
1の表面34を第2の主面34とし単結晶シリコン基体
31の裏面を第1の主面33とした第2の単結晶シリコ
ン基板30とを用意する。
【0012】次に、第1の単結晶シリコン基板40の第
1の主面43と埋込み層32が形成された第2の単結晶
シリコン基板30の第2の主面34とを当接させ、11
00℃で2時間の熱処理により両者を接合させて前記第
1および第2の基板から複合基板を形成する(図1
(B))。
【0013】次に、露出せる主面44側および主面33
側からそれぞれ鏡面研磨して複合基板の第1および第2
の単結晶シリコン基体をそれぞれ所定の厚さにして研磨
による鏡面の主面45,35をそれぞれ形成する(図1
(C))。
【0014】次に、主面35からボロン等のP型不純物
をイオン注入もしくは気相成長により高濃度に導入し
て、埋込み層32に達する抵抗率が0.001−0.0
2Ω・cmのP+ 型の分離領域36を形成し、これによ
り第2の単結晶シリコン基板30の第2の単結晶シリコ
ン基体31を、埋込み層32上の分離領域36により囲
まれたN- 型の部分37とそれ以外のN- 型の部分38
とにPN接合分離させる(図1(D))。
【0015】N- 型の部分38は第1の単結晶シリコン
基板40のN- 型単結晶シリコン層42とN+ 型単結晶
シリコン基体41とともに主面35上の電極から主面4
5上の電極にいたる電流経路を有するパワー素子を形成
することができる第1の素子形成領域となり、一方、P
+ 型の分離領域36およびP+ 型の埋込み層32に囲ま
れたN- 型の部分37は主面35上のみに電極を有する
制御回路素子を形成することができる第2の素子形成領
域となる。
【0016】図2を参照すると、図1で得られた半導体
装置用貼り合わせ基板を用いて集積回路を製造する実施
例を示す。
【0017】P+ 型の分離領域36内に異方性のウエッ
トエッチングにより、埋込み層32に達するV型分離溝
51を形成し、その表面に二酸化シリコン膜52を形成
し、その上に多結晶シリコン53を堆積して溝を充填す
る(図2(A))。このような構造により、P+ 型分離
領域36だけの場合より分離作用が確実のものとなる。
【0018】次に、図2(B)に示すように、第2の単
結晶シリコン基体31の部分38の主面35からP型領
域61をリング状に形成し、その内にリング状に高濃度
(低抵抗率)のN+ 型のソース領域62を形成し、ソー
ス領域62の内側のP型領域61のリング状の部分がチ
ャンネル領域64となるようにその上にゲート絶縁膜6
5を介してゲート電極(G)66を形成し、ソース領域
62とP型領域61に接続するソース電極(S)63を
形成し、第1の単結晶シリコン基体41の主面45にド
レイン電極(D)67を形成することにより、主面35
上のソース電極63から主面45上のドレイン電極67
にいたる電流経路を有するパワーFETを構成する。一
方、PN接合分離されたN- 型の部分37には主面35
から高濃度(低抵抗率)のP+ 型のソースおよびドレイ
ン領域71,72を形成し、その上にソース電極(S)
76およびドレイン電極(D)77をそれぞれ接続形成
し、チャンネル領域73上にゲート絶縁膜74を介して
ゲート電極(G)75を形成して制御回路の一部を構成
する素子としてのFETを形成する。
【0019】図3は図2の実施例の一部変更例を示す断
面図である。P+ 型の分離領域36内に異方性のドライ
エッチングにより、埋込み層32に達する垂直な側壁8
1を有した溝を形成し、この側壁上に二酸化シリコン膜
82を形成し、その上に多結晶シリコン83を堆積して
溝を充填する。このような構造により、図2(A)と同
様にP型分離領域36だけの場合より分離作用が確実の
ものとなる。
【0020】以上の図1乃至図3の実施例の説明におい
て、第1および第2の単結晶シリコン基体41,31お
よび単結晶シリコン層42をN(N+ ,N- )型とし、
分離領域36および埋込み層32をP(P+ )型として
説明したが、N型とP型とを逆にして、第1および第2
の単結晶シリコン基体および単結晶シリコン層をP(P
+ ,P- )型とし、分離領域および埋込み層をN
(N+ )型とすることも可能である。またこの場合は、
図2(B)におけるソース、ドレイン領域およびチャン
ネル領域等のN型とP型も当然逆になる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明では単結晶シ
リコンのみを鏡面研磨するために均一性よく、かつ、生
産性よく半導体装置用貼り合わせ基板の製造が可能とな
り、量産に適したものとなる。
【0022】また、研磨工程や接合熱処理工程において
単結晶シリコン基板の内に二酸化シリコン膜および多結
晶シリコン膜が埋め込まれていないから、基板の反りが
大きくなったり素子領域の単結晶シリコンを歪ませ、転
位を発生させてしまうなどの問題は発生しない。
【0023】具体的には、図4の従来技術により製造し
た基板の表面をライトエッチングして光学顕微鏡で観察
したところエッチピット密度は約104 個/cm2 であ
るのに対し、本発明により製造した基板のエッチピット
密度は102 個/cm2 以下と改善された。
【0024】また、図4の従来技術により製造した基板
の反りはWARP値で50−100μmであるのに対
し、本発明により製造した基板の反りは同値で40μm
以下に減ることも確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を製造工程順に示した断面図で
ある。
【図2】図1による基板を用いて集積回路を製造する実
施例を示した断面図である。
【図3】図2(A)の工程を変更した実施例を示した断
面図である。
【図4】従来技術を製造工程順に示した断面図である。
【符号の説明】
10 単結晶シリコン基板 11 二酸化シリコン膜 12 多結晶シリコン層 13 単結晶シリコン支持基板 20 単結晶シリコン基板10の厚い部分 21 単結晶シリコン基板10の薄い部分 22,23,24,25,26 基板の面 30 第2の単結晶シリコン基板 31 第2の単結晶シリコン基体 32 埋込み層 33,34 第2の単結晶シリコン基板30の主面 35 第2の単結晶シリコン基板30の主面33を研
磨して得られた主面 36 分離領域 37 第2の単結晶シリコン基体31の埋込み層32
上の部分 38 第2の単結晶シリコン基体31の埋込み層32
上以外の部分 40 第1の単結晶シリコン基板 41 第1の単結晶シリコン基体 42 単結晶シリコン層 43,44 第1の単結晶シリコン基板40の主面 45 第1の単結晶シリコン基板40の主面44を研
磨して得られた主面 51 V型分離溝 52,82 二酸化シリコン膜 53,83 多結晶シリコン 61 P型領域 62,71 ソース領域 63,76 ソース電極 64,73 チャンネル領域 65,74 ゲート絶縁膜 66,75 ゲート電極 67,77 ドレイン電極 72 ドレイン領域 81 溝の垂直な側壁

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の主面を有する第1導電
    型の第1の単結晶シリコン基板と、第1および第2の主
    面を有し該第2の主面が前記第1の単結晶シリコン基板
    の第1の主面と接合した第1導電型の第2の単結晶シリ
    コン基板と、前記第2の単結晶シリコン基板の接合面と
    なる第2の主面に選択的に形成された第2導電型の埋込
    み層と、前記第2の単結晶シリコン基板の第1の主面か
    ら前記埋込み層に達して形成され、該第2の単結晶シリ
    コン基板を前記埋込み層上の第1導電型の部分とそれ以
    外の第1導電型の部分とにPN接合分離する第2導電型
    の分離領域とを有したことを特徴とする半導体装置用貼
    り合わせ基板。
  2. 【請求項2】 前記第1の単結晶シリコン基板は、低抵
    抗率の第1導電型の単結晶シリコン基体と、前記単結晶
    シリコン基体上に形成され、該単結晶シリコン基体より
    高抵抗率の第1導電型の単結晶シリコン層とを有して構
    成され、該単結晶シリコン層の上面が前記第1の単結晶
    シリコン基板の接合面である第1の主面となっており、
    かつ、前記第1導電型の第2の単結晶シリコン基板は前
    記第1の単結晶シリコン基板の単結晶シリコン基体より
    高抵抗率であることを特徴とする請求項1に記載の半導
    体装置用貼り合わせ基板。
  3. 【請求項3】 前記第2の単結晶シリコン基板の前記埋
    込み層上以外の第1導電型の部分から前記第1の単結晶
    シリコン基板にかけて第1の素子形成領域とし、前記第
    2の単結晶シリコン基板の前記埋込み層上の前記分離領
    域により囲まれた第1導電型の部分を第2の素子形成領
    域としたことを特徴とする請求項1もしくは請求項2に
    記載の半導体装置用貼り合わせ基板。
  4. 【請求項4】 前記第1の素子形成領域は前記第2の単
    結晶シリコン基板の第1の主面上の電極から前記第1の
    単結晶シリコン基板の第2の主面上の電極にいたる電流
    経路を有するパワー素子を形成する領域であり、前記第
    2の素子形成領域は前記第2の単結晶シリコン基板の第
    1の主面上のみに電極を有する制御回路素子を形成する
    領域であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装
    置用貼り合わせ基板。
  5. 【請求項5】 前記第2導電型の分離領域内に表面に絶
    縁膜を有するV字形状の溝が形成され、該分離領域とと
    もに該溝が絶縁分離構造を構成していることを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体装置用貼り合わせ基板。
  6. 【請求項6】 前記第2導電型の分離領域内に前記埋込
    み層に達する垂直な側壁を有し該側壁上に絶縁膜を有す
    る溝が形成され、該分離領域とともに該溝が絶縁分離構
    造を構成していることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体装置用貼り合わせ基板。
  7. 【請求項7】 第1導電型の第1の単結晶シリコン基体
    の一表面の全面上に該第1の単結晶シリコン基体より高
    抵抗率の単結晶シリコン層を形成した第1の基板を用意
    する工程と、前記第1の単結晶シリコン基体より高抵抗
    率の第1導電型の第2の単結晶シリコン基体の一表面か
    ら内部に選択的に第2導電型の埋込み層を形成した第2
    の基板を用意する工程と、前記単結晶シリコン層の表面
    と前記埋込み層が形成された前記第2の単結晶シリコン
    基体の一表面とを当接させ熱処理により両者を接合させ
    て前記第1および第2の基板から複合基板を形成する工
    程と、前記複合基板の前記第1の単結晶シリコン基体の
    露出せる他の表面および前記第2の単結晶シリコン基体
    の露出せる他の表面をそれぞれ研磨して該複合基板の第
    1および第2の単結晶シリコン基体をそれぞれ所定の厚
    さにする工程と、前記第2の単結晶シリコン基体の前記
    研磨により露出された表面から前記埋込み層に達する第
    2導電型の分離領域を形成し、これにより前記第2の単
    結晶シリコン基体を前記埋込み層上の第1導電型の部分
    とそれ以外の第1導電型の部分とにPN接合分離させる
    工程とを有することを特徴とする半導体装置用貼り合わ
    せ基板の製造方法。
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