JP2789906B2 - Mpu周辺装置 - Google Patents

Mpu周辺装置

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JP2789906B2
JP2789906B2 JP1178692A JP1178692A JP2789906B2 JP 2789906 B2 JP2789906 B2 JP 2789906B2 JP 1178692 A JP1178692 A JP 1178692A JP 1178692 A JP1178692 A JP 1178692A JP 2789906 B2 JP2789906 B2 JP 2789906B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のMPUに対応する
MPU周辺装置のバスタイミング生成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、機器に組み込まれるMPUも多様
化が進み、MPUのバス幅も8ビットから16ビット、
32ビット、64ビットと多種のバス幅のものが開発さ
れている。それに伴い、それらMPUの周辺装置も開発
されている。
【0003】従来のMPU周辺装置についてフローチャ
ートを用いて説明する。図6は従来のMPU周辺装置を
68000バスに接続した場合のリード動作を示すフロ
ーチャートで、図7は従来のMPU周辺装置を6802
0バスに接続した場合のリード動作を示すフローチャー
トである。
【0004】本例ではMPUが同一ファミリである68
000である場合と68020である場合を考える。ま
ず、68000からMPU周辺装置のレジスタを読み出
す場合のバスタイミングについて述べる。
【0005】68000のリードサイクルでは命令でワ
ードまたはロングワードの動作が指定されているとき
は、68000は上位及び下位両方のバイトを読む。バ
イト動作を指定している命令の場合は68000は内部
のアドレスの最下位ビットであるA0ビットを使ってどち
らのバイトを読むかを決定し、そのバイトに必要なデー
タストローブを出力する。すなわち、A0=0の場合はUDS
が、A0=1の場合はLDSが出力される。読み出されたバイ
トは命令で指定された場所へ転送される。
【0006】68000でバイトデータをリードする場
合は、まず68000はリード状態でMPU周辺装置の
アドレスをアドレスバスに出力し、アドレスストローブ
とバイトアドレスに対応するデータストローブをアサー
トする(ステップ30)。MPU周辺装置はアドレスバ
ス上のアドレスをデコードし、自分のアドレスであるこ
とを確認すると、対応するレジスタのバイトデータを対
応するデータバスに出力し、データアクノリッジをアサ
ートする(ステップ31)。68000はMPU周辺装
置からのデータアクノリッジを検出するとデータバス上
のデータを指定された場所に転送し、アドレスの出力を
やめ、アドレスストローブ、データストローブをネゲー
トする(ステップ32)。MPU周辺装置はアドレスス
トローブ、データストローブのネゲートを確認して、デ
ータの出力をやめ、データアクノリッジをネゲートし、
バスサイクルが終了する(ステップ33)。デバイスが
0ウエイトの場合、通常4クロックで一つのバスサイク
ルが終了する。一つのバスサイクルが終了すると、次の
バスサイクルが開始される(ステップ34)。
【0007】次に、68020からMPU周辺装置のレ
ジスタを読み出す場合のバスタイミングについて述べ
る。
【0008】68020では各バスサイクル毎に転送バ
スサイズを決定して、8,16,32ビットのポート間
でデータを転送する。例えば、ワード幅のデバイスから
ロングワードのデータを読む動作を行うときは、680
20は最初のバスサイクルでロングワード幅のデータを
読もうとする。デバイス側でワード幅であると応答する
ので、68020は16ビットの有効なデータをラッチ
し、もう一方の有効なデータを得るために別のサイクル
を実行する。
【0009】68020でワード幅のMPU周辺装置か
らバイトデータをリードする場合は、まずMPUはリー
ド状態でMPU周辺装置のアドレスをアドレスバスに出
力し、バイトアクセスを示すアクセスサイズを出力し、
アドレスストローブとデータストローブをアサートする
(ステップ35)。MPU周辺装置はアドレスバス上の
アドレスとアクセスサイズをデコードし、自分のアドレ
スであることを確認すると、対応するレジスタのバイト
データをデータバスに出力し、ワード幅を示すデータア
クノリッジをアサートする(ステップ36)。6802
0はMPU周辺装置からのデータアクノリッジを検出す
るとデータバス上のデータを指定された場所に転送し、
アドレス、アクセスサイズの出力をやめ、アドレススト
ローブ、データストローブをネゲートする(ステップ3
7)。MPU周辺装置はアドレスストローブ、データス
トローブのネゲートを確認して、データの出力をやめ、
データアクノリッジをネゲートし、バスサイクルが終了
する(ステップ38)。デバイスが0ウエイトの場合、
通常3クロックで一つのバスサイクルが終了する。一つ
のバスサイクルが終了すると、次のバスサイクルが開始
される(ステップ39)。
【0010】以上のように、68000と68020は
同じファミリのMPUで同じ非同期バスであるが、バス
タイミングやそれぞれの信号の役割が異なるので、それ
ぞれのMPUに対してはそれぞれのバスタイミングを持
ったMPU周辺装置を用いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、一つのMPU周辺装置では一つのMPU
のバスタイミングしか実現できず、MPUが変わるとM
PU周辺装置も変えなければならないという問題点を有
していた。
【0012】また、たとえ複数のバスタイミングを実現
できても、それを切り換えるための制御入力端子を設け
る必要があり、MPU周辺装置の端子数が増えるという
問題点を有していた。
【0013】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、接続されているMPUを自動的に判定し、それに最
適なバスタイミングで応答するMPU周辺装置を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のMPU周辺装置は、MPUをリセットするリ
セット手段と、前記リセット直後の前記MPUのバスタ
イミングを監視し、前記MPUを判定するMPU判定手
段と、複数のMPUに対応した複数のバスタイミングを
生成するバスタイミング生成手段と、判定された前記M
PUに対応するバスタイミングを前記複数のバスタイミ
ングから選択するバスタイミング選択手段とを備えてい
る。
【0015】
【作用】本発明は上記した構成により、接続されている
MPUを自動的に判定し、それに最適なバスタイミング
で応答することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例および第2の実
施例について、図面を参照しながら説明する。
【0017】図1は本発明の実施例におけるMPU周辺
装置のブロック図を示すものである。図1において、1
はMPU、2はMPU周辺装置、3はリセット手段、4
はMPU判定手段、5はバスタイミング選択手段、6は
バスタイミング生成手段、7はROMである。
【0018】図2は本発明の第1の実施例におけるMP
U周辺装置内のMPU判定手段4の詳細ブロック図であ
る。図2において、8はアドレスデコード手段、9は68
000/68020判定手段である。
【0019】図3はMPUが68000の場合のシステ
ムのリセットに対する動作のフローチャートである。図
4はMPUが68020の場合のシステムのリセットに
対する動作のフローチャートである。
【0020】以上のように構成された本発明の第1の実
施例であるMPU周辺装置について、以下その動作につ
いて説明する。
【0021】本実施例ではMPU1として68000の
場合と68020の場合を考える。まず、図3に従って
68000のリセットに対する動作を説明する。
【0022】RESET,HALTがアサートされると(ステッ
プ10)、システム全体のリセットと確認される。68
000はこれに応答して、リセットのベクタテーブルエ
ントリ(アドレス$000000にあるベクタ番号0)を読
み、それをスーパバイザスタックポインタ(SSP)にロ
ードする(ステップ11)。次に、ベクタテーブルエン
トリ番号1($000004)を読んでプログラムカウンタ(P
C)にロードする(ステップ12)。68000はステ
ータスレジスタの割り込みレベルを7にイニシャライズ
する(ステップ13)。
【0023】次に、図4に従って68020のリセット
に対する動作を説明する。RESET がアサートされると
(ステップ14)、システム全体のリセットと確認され
る。68020はこれに応答して、リセットのベクタテ
ーブルエントリ(アドレス$00000000 にあるベクタ番号
0)を読み、それをスタックポインタ(ISP)にロード
する(ステップ15)。次に、ベクタテーブルエントリ
番号1($00000004)を読んでプログラムカウンタ(P
C)にロードする(ステップ16)。68020はステ
ータスレジスタの割り込みレベルを7にイニシャライズ
する(ステップ17)。
【0024】つまり、68000も68020もリセッ
ト直後の動作はリセットのベクタテーブルエントリを読
んで、次にプログラムカウンタを読む。それらのアドレ
スの下位部分はいずれも共通で、偶数アドレスのロング
ワードアクセスである。
【0025】また、68000と68020ではアドレ
スの方法が異なり、68000ではアドレスラインの最
下位ビットであるA0を用いずに、偶数バイトと奇数バイ
トの区別をするためにデータストローブを用いるのに対
し、68020では全アドレスラインをそのまま用い
る。
【0026】第1の実施例において、PU周辺装置2を
68000バスに接続する場合を考える。
【0027】MPU1(68000)ではアドレスバス
の最下位ビットA0は用いないので、MPU周辺装置2の
A0をHレベルに接続しておく。本システムでは1Mバイ
トのメモリ空間を想定しているので、アドレスバスの残
りA1-A19はシステムバスに接続する。
【0028】まず、リセット手段3はリセット信号をア
サートし、MPU判定手段4とバスタイミング選択手段
5をMPU判定モードにする。MPU判定手段4とバス
タイミング選択手段5には2つのモードがあり、1つは
MPU判定モードで、もう1つは通常モードである。
【0029】リセット信号がアサートされると、MPU
1(68000)はシステム全体のリセットと確認され
る。MPU1(68000)はこれに応答してリセット
のベクタテーブルエントリ(アドレス$000000にあるベ
クタ番号0)を読む。
【0030】通常、アドレス$000000にはROM7が実
装されていて、ここに0ウェイトで応答するROMを実
装しておく。ベクタテーブルエントリのリードはロング
ワードのリードである。MPU1(68000)はその
最初のバイトデータを取得するために最初のバスサイク
ルを開始する。まず、MPU1(68000)はリード
状態でアドレスバスのA1-A23に$000000を出力し、アド
レスストローブASとデータストローブLDS,UDSをアサー
トする。
【0031】アドレスデコード手段8はアドレスバスA1
-A19上のアドレスをASのタイミングでデコードする。M
PU判定モードでアドレスがベクタテーブルエントリを
示す場合、アドレスデコード手段8は68000/68020判定
手段9にアドレス検出信号を送る。68000/68020判定手
段9はリセット直後のバスサイクルでアドレス検出信号
を受けると、アドレスバスの最下位ビットA0を判定す
る。A0がHレベルの時は接続されているMPU1が68
000、A0がLレベルの時は接続されているMPU1が
68020と判定する。判定結果をバスタイミング選択
手段5に送る。
【0032】MPU1が68000の場合、A0がHレベ
ルに固定されているので、68000/68020判定手段9で6
8000と判断される。
【0033】バスタイミング生成手段6には68000
用のバスタイミング発生ブロックと68020用のバス
タイミング発生ブロックがあり、各々のタイミングを生
成する。バスタイミング選択手段5は68000/68020判定
手段9からの判定結果にしたがって、バスタイミング生
成手段6の68000用のバスタイミング発生ブロック
を選択する。バスタイミング選択手段5は、68000
のリセットシーケンス後のMPU周辺装置2へのアクセ
スに対して選択したバスタイミングで応答する。 次
に、第1の実施例におけるMPU周辺装置2を6802
0バスに接続する場合を考える。
【0034】MPU1(68020)ではアドレスバス
の全ビットを用いてアドレシングするので、MPU周辺
装置2のアドレスバスA0-A19は全てシステムのアドレス
バスに接続しておく。
【0035】まず、リセット手段3はリセット信号をア
サートし、MPU判定手段4とバスタイミング選択手段
5をMPU判定モードにする。
【0036】MPU判定手段4とバスタイミング選択手
段5には2つのモードがあり、1つはMPU判定モード
で、もう1つは通常モードである。
【0037】リセット信号がアサートされると、MPU
1(68020)はシステム全体のリセットと確認され
る。MPU1(68020)はこれに応答してリセット
のベクタテーブルエントリ(アドレス$00000000にある
ベクタ番号0)を読む。
【0038】通常、アドレス$000000にはROM7が実
装されていて、ここに0ウェイトで応答するROMを実
装しておく。ベクタテーブルエントリのリードはロング
ワードのリードである。まず、MPU1(68020)
はリード状態でアドレスバスのA0-A31に$00000000を出
力し、ロングワードアクセスであることを示すサイズ00
をSIZ0,SIZ1に出力し、アドレスストローブASとデータ
ストローブDSをアサートする。
【0039】アドレスデコード手段8はアドレスバスA1
-A19上のアドレスをASのタイミングでデコードする。M
PU判定モードでアドレスがベクタテーブルエントリを
示す場合、アドレスデコード手段8は68000/68020判定
手段9にアドレス検出信号を送る。68000/68020判定手
段9はリセット直後のバスサイクルでアドレス検出信号
を受けると、アドレスバスの最下位ビットA0を判定す
る。A0がHレベルの時は接続されているMPU1が68
000、A0がLレベルの時は接続されているMPU1が
68020と判定する。判定結果をバスタイミング選択
手段5に送る。
【0040】MPU1が68020の場合、MPU周辺
装置2のアドレスバスは全て68020のアドレスバス
に接続されているので、MPU1(68020)がベク
タテーブルエントリをアクセスするときは、A0はLレベ
ルになるので、68000/68020判定手段9で68020と
判断される。バスタイミング生成手段6には68000
用のバスタイミング発生ブロックと68020用のバス
タイミング発生ブロックがあり、各々のタイミングを生
成する。バスタイミング選択手段5は68000/68020判定
手段9からの判定結果にしたがって、バスタイミング生
成手段6の68020用のバスタイミング発生ブロック
を選択する。バスタイミング選択手段5は、68020
のリセットシーケンス後のMPU周辺装置2へのアクセ
スに対して選択したバスタイミングで応答する。
【0041】本発明の第2の実施例であるMPU周辺装
置の動作について説明する。図5は本発明の第2の実施
例におけるMPU周辺装置内のMPU判定手段4の詳細
ブロック図である。図5において、20はアドレスデコ
ード手段、21はバスサイクルタイム計測手段、22は
68000/68020判定手段である。
【0042】第1の実施例と第2の実施例ではMPU判
定手段4の構成と動作が異なる。68000のバスサイ
クルは0ウエイトのデバイスをアクセスする場合、通常
4クロックで終了し、68020のバスサイクルは0ウ
エイトのデバイスをアクセスする場合、通常3クロック
で終了する。
【0043】第2の実施例において、MPU周辺装置2
を68000バスに接続する場合を考える。本システム
では1Mバイトのメモリ空間を想定しているのでアドレ
スバスのA0以外のA1-A19はシステムバスに接続する。
【0044】まず、リセット手段3はリセット信号をア
サートし、MPU判定手段4とバスタイミング選択手段
5をMPU判定モードにする。
【0045】MPU判定手段4とバスタイミング選択手
段5には2つのモードがあり、1つはMPU判定モード
で、もう1つは通常モードである。
【0046】リセット信号がアサートされると、MPU
1(68000)はシステム全体のリセットと確認され
る。MPU1(68000)はこれに応答してリセット
のベクタテーブルエントリ(アドレス$000000にあるベ
クタ番号0)を読む。
【0047】通常、アドレス$000000にはROM7が実
装されていて、ここに0ウェイトで応答するROMを実
装しておく。ベクタテーブルエントリのリードはロング
ワードのリードである。MPU1(68000)はその
最初のバイトデータを取得するために最初のバスサイク
ルを開始する。まず、MPU1(68000)はリード
状態でアドレスバスのA1-A23に$000000を出力し、アド
レスストローブASとデータストローブLDS,UDSをアサー
トする。
【0048】アドレスデコード手段20はアドレスバス
A1-A19上のアドレスをASのタイミングでデコードする。
MPU判定モードでアドレスがベクタテーブルエントリ
を示す場合、アドレスデコード手段20は68000/68020
判定手段22にアドレス検出信号を送る。
【0049】一方、バスサイクルタイム計測手段21は
アドレスストローブASの立ち下がりから次のバイトデー
タを取得するためのバスサイクルでのASの立ち下がりま
での区間でMCKをカウントし、カウント値を68000/68020
判定手段22に送る。
【0050】68000/68020判定手段22はリセット直後
のバスサイクルでアドレス検出信号を受けると、カウン
ト値を判定する。カウント値がMCKの4クロック分の時
は接続されているMPU1が68000、カウント値が
MCKの3クロック分の時は接続されているMPU1が6
8020と判定する。判定結果をバスタイミング選択手
段5に送る。
【0051】MPU1が68000の場合、バスサイク
ルは4クロックで終了するので、68000/68020判定手段
22で68000と判断される。
【0052】バスタイミング生成手段6には68000
用のバスタイミング発生ブロックと68020用のバス
タイミング発生ブロックがあり、各々のタイミングを生
成する。バスタイミング選択手段5は68000/68020判定
手段22からの判定結果にしたがって、バスタイミング
生成手段6の68000用のバスタイミング発生ブロッ
クを選択する。バスタイミング選択手段5は、6800
0のリセットシーケンス後のMPU周辺装置2へのアク
セスに対して選択したバスタイミングで応答する。
【0053】次に、第2の実施例におけるMPU周辺装
置2を68020バスに接続する場合を考える。本シス
テムでは1Mバイトのメモリ空間を想定しているのでア
ドレスバスA0-A19をシステムバスに接続する。
【0054】まず、リセット手段3はリセット信号をア
サートし、MPU判定手段4とバスタイミング選択手段
5をMPU判定モードにする。
【0055】MPU判定手段4とバスタイミング選択手
段5には2つのモードがあり、1つはMPU判定モード
で、もう1つは通常モードである。
【0056】リセット信号がアサートされると、MPU
1(68020)はシステム全体のリセットと確認され
る。MPU1(68020)はこれに応答してリセット
のベクタテーブルエントリ(アドレス$00000000にある
ベクタ番号0)を読む。
【0057】通常、アドレス$000000にはROM7が実
装されていて、ここに0ウェイトで応答するROMを実
装しておく。ベクタテーブルエントリのリードはロング
ワードのリードである。まず、MPU1(68020)
はリード状態でアドレスバスのA0-A31に$00000000を出
力し、ロングワードアクセスであることを示すサイズ00
をSIZ0,SIZ1に出力し、アドレスストローブASとデータ
ストローブDSをアサートする。
【0058】アドレスデコード手段20はアドレスバス
A1-A19上のアドレスをASのタイミングでデコードする。
MPU判定モードでアドレスがベクタテーブルエントリ
を示す場合、アドレスデコード手段20は68000/68020
判定手段22にアドレス検出信号を送る。一方、バスサ
イクルタイム計測手段21はアドレスストローブASの立
ち下がりから次のバイトデータを取得するためのバスサ
イクルでのASの立ち下がりまでの区間でMCKをカウント
し、カウント値を68000/68020判定手段22に送る。680
00/68020判定手段22はリセット直後のバスサイクルで
アドレス検出信号を受けると、カウント値を判定する。
カウント値がMCKの4クロック分の時は接続されている
MPU1が68000、カウント値がMCKの3クロック
分の時は接続されているMPU1が68020と判定す
る。判定結果をバスタイミング選択手段5に送る。
【0059】MPU1が68020の場合、バスサイク
ルは3クロックで終了するので、68000/68020判定手段
22で68020と判断される。
【0060】バスタイミング生成手段6には68000
用のバスタイミング発生ブロックと68020用のバス
タイミング発生ブロックがあり、各々のタイミングを生
成する。バスタイミング選択手段5は 68000/68020判定
手段22からの判定結果にしたがって、バスタイミング
生成手段6の68020用のバスタイミング発生ブロッ
クを選択する。バスタイミング選択手段5は、6802
0のリセットシーケンス後のMPU周辺装置2へのアク
セスに対して選択したバスタイミングで応答する。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明のMPU周辺装置
は、MPUをリセットするリセット手段(3)と、リセ
ット直後のMPUのバスタイミングを監視し、MPUを
判定するMPU判定手段(4)と、複数のMPUに対応
した複数のバスタイミングを生成するバスタイミング生
成手段(6)と、判定されたMPUに対応するバスタイ
ミングを複数のバスタイミングから選択するバスタイミ
ング選択手段(5)とを備え、複数のバスタイミングを
切り換えるための制御入力端子を新たに設けることな
く、接続されているMPUを自動的に判定し、それに最
適なバスタイミングで応答することができるMPU周辺
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるMPU周辺装置の構成
を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施例におけるMPU周辺装置
内のMPU判定手段の構成を示す詳細ブロック図
【図3】本発明の実施例におけるMPUが68000の
場合のシステムのリセットに対する動作のフローチャー
【図4】本発明の実施例におけるMPUが68020の
場合のシステムのリセットに対する動作のフローチャー
【図5】本発明の第2の実施例におけるMPU周辺装置
内のMPU判定手段の構成を示す詳細ブロック図
【図6】従来のMPU周辺装置を68000バスに接続
した場合のリード動作を示すフローチャート
【図7】従来のMPU周辺装置を68020バスに接続
した場合のリード動作を示すフローチャート
【符号の説明】 1 MPU 2 MPU周辺装置 3 リセット手段 4 MPU判定手段 5 バスタイミング選択手段 6 バスタイミング生成手段 7 ROM 8,20 アドレスデコード手段 9,22 68000/68020判定手段 21 バスサイクルタイム計測手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MPUをリセットするリセット手段と、 前記リセット直後の前記MPUのバスタイミングを監視
    し、前記MPUを判定するMPU判定手段と、 複数のMPUに対応した複数のバスタイミングを生成す
    るバスタイミング生成手段と、 判定された前記MPUに対応するバスタイミングを前記
    複数のバスタイミングから選択するバスタイミング選択
    手段と、を備えたMPU周辺装置。
  2. 【請求項2】 MPU判定手段において、監視するMP
    Uのバスタイミングがアドレスバスとアドレスストロー
    ブ信号であることを特徴とする請求項1記載のMPU周
    辺装置。
  3. 【請求項3】 MPU判定手段において、監視するMP
    Uのバスタイミングが1バスサイクルのクロック数であ
    ることを特徴とする請求項1記載のMPU周辺装置。
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JPH05204851A (ja) 1993-08-13

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