JP2789683B2 - 遊星歯車装置 - Google Patents
遊星歯車装置Info
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- JP2789683B2 JP2789683B2 JP16817989A JP16817989A JP2789683B2 JP 2789683 B2 JP2789683 B2 JP 2789683B2 JP 16817989 A JP16817989 A JP 16817989A JP 16817989 A JP16817989 A JP 16817989A JP 2789683 B2 JP2789683 B2 JP 2789683B2
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- Japan
- Prior art keywords
- gear
- pinion gear
- center
- pinion
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は遊星歯車装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に遊星歯車装置に用いられる歯車の諸元は、殆ど
性能や機能面から決定されているのが実情であって、噛
合いのタイミングの検討はなされていない。
性能や機能面から決定されているのが実情であって、噛
合いのタイミングの検討はなされていない。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように性能や機能面から歯車の諸元が決められ
た遊星歯車装置は、運転してみて不快なギヤ音を発生す
ると、対症的に防音対策を講じなければならない場合が
ある。しかし、ギヤ音の防音対策は高価で実用的でない
という問題があった。低騒音を目的として歯車の諸元を
設定するという考え方は遊星ギヤ3組間の位相差や3個
の歯車が直線上に配列している場合について研究報告が
なされているが、この発明が指向する4個歯車の位相差
に関する報告はない。
た遊星歯車装置は、運転してみて不快なギヤ音を発生す
ると、対症的に防音対策を講じなければならない場合が
ある。しかし、ギヤ音の防音対策は高価で実用的でない
という問題があった。低騒音を目的として歯車の諸元を
設定するという考え方は遊星ギヤ3組間の位相差や3個
の歯車が直線上に配列している場合について研究報告が
なされているが、この発明が指向する4個歯車の位相差
に関する報告はない。
(課題を解決するための手段) この発明は、従来技術の騒音問題を解決するためにな
されたもので、サンギヤから第1ピニオンギヤを経て第
2ピニオンギヤに伝えられるトルクが、上記サンギヤと
同心に配置されるアニュラスギヤに伝えられる遊星歯車
装置において、第1ピニオンギヤ中心と隣接する2つの
ギヤの各中心とを結んでなる第1交差角内の第1ピニオ
ンギヤの歯数と、第2ピニオンギヤ中心と第1ピニオン
ギヤ中心とを結ぶ直線と第2ピニオンギヤ中心とアニュ
ラスギヤ中心とを結ぶ直線の延長線とでなる第2交差角
内の第2ピニオンギヤの歯数との和が整数であることを
特徴とするものである。
されたもので、サンギヤから第1ピニオンギヤを経て第
2ピニオンギヤに伝えられるトルクが、上記サンギヤと
同心に配置されるアニュラスギヤに伝えられる遊星歯車
装置において、第1ピニオンギヤ中心と隣接する2つの
ギヤの各中心とを結んでなる第1交差角内の第1ピニオ
ンギヤの歯数と、第2ピニオンギヤ中心と第1ピニオン
ギヤ中心とを結ぶ直線と第2ピニオンギヤ中心とアニュ
ラスギヤ中心とを結ぶ直線の延長線とでなる第2交差角
内の第2ピニオンギヤの歯数との和が整数であることを
特徴とするものである。
(作用) 第1ピニオンギヤ中心と隣接する2つのギヤの各中心
とを結んでなる第1交差角内の第1ピニオンギヤの歯数
と、第2ピニオンギヤ中心と第1ピニオンギヤ中心とを
結ぶ直線と第2ピニオンギヤ中心とアニュラスギヤ中心
とを結ぶ直線の延長線とでなる第2交差角内の第2ピニ
オンギヤの歯数との和が整数であるから、サンギヤの歯
が第1ピニオンギヤの歯に噛合うときに、例えば第1ピ
ニオンギヤの噛合い歯面は、第1ピニオンギヤ進行方向
遅れ側の歯面であれば、同時に第2ピニオンギヤの歯が
アニュラスギヤの歯に噛合っていて、第2ピニオンギヤ
の歯に噛合うアニュラスギヤの歯面はアニュラスギヤ進
行方向遅れ側の歯面となるような同位相の条件で、これ
ら両噛合い点における接線力によるギヤに作用する軸ま
わりのモーメントは相殺される。
とを結んでなる第1交差角内の第1ピニオンギヤの歯数
と、第2ピニオンギヤ中心と第1ピニオンギヤ中心とを
結ぶ直線と第2ピニオンギヤ中心とアニュラスギヤ中心
とを結ぶ直線の延長線とでなる第2交差角内の第2ピニ
オンギヤの歯数との和が整数であるから、サンギヤの歯
が第1ピニオンギヤの歯に噛合うときに、例えば第1ピ
ニオンギヤの噛合い歯面は、第1ピニオンギヤ進行方向
遅れ側の歯面であれば、同時に第2ピニオンギヤの歯が
アニュラスギヤの歯に噛合っていて、第2ピニオンギヤ
の歯に噛合うアニュラスギヤの歯面はアニュラスギヤ進
行方向遅れ側の歯面となるような同位相の条件で、これ
ら両噛合い点における接線力によるギヤに作用する軸ま
わりのモーメントは相殺される。
(実施例) 以下、図示の実施例につき詳細に説明する。第1図に
おいて、符号1,2,3および4はそれぞれサンギヤ、第1
ピニオンギヤ、第2ピニオンギヤ及びアニュラスギヤを
示しており、それぞれ隣接する歯同士が噛合っている。
そして、サンギヤ1の回転はサンギヤ1と同軸上に配置
されるアニュラスギアに伝えられる。サンギヤ1及びア
ニュラスギヤ4の中心にM、第1ピニオンギヤ2および
第2ピニオンギヤ3の中心にそれぞれOおよびP、サン
ギヤ1と第1ピニオンギヤ2とのピッチ点(両ギヤのピ
ッチ円の交点)にA、第1ピニオンギヤ2と第2ピニオ
ンギヤ3とのピッチ点にB、第2ピニオンギヤ3とアニ
ュラスギヤ4とのピッチ点にCの符号を付与して、 ∠AOB=α ∠BPC=β をそれぞれ交差角と名付けて説明を進める。つまりαは
第1ピニオンギヤ2の中心と第1ピニオンギヤ2に隣接
する2つのギヤの各中心とを結んでなる交差角であり、
βは、第2ピニオンギヤ3の中心と第1ピニオンギヤ2
の中心とを結ぶ直線と第2ピニオンギヤ3の中心とアニ
ュラスギヤ4の中心とを結ぶ直線の延長線とでなる交差
角である。第2図は各ギヤの噛合い状態を示している。
すなわち、この場合、サンギヤ1の歯M1は第1ピニオン
ギヤ2の歯O1と噛合い、歯M1の噛合い面はサンギヤ回転
方向進み側の歯面であり、歯O1の噛合い面は第1ピニオ
ンギヤ回転方向遅れ側の歯面である。同様に、第2ピニ
オンギヤ3の歯P2はアニュラスギヤ4の歯Q1と噛合い、
歯P2の噛合い面は第2ピニオンギヤ回転方向進み側の歯
面であり、歯Q1の噛合い面はアニュラスギヤ回転方向遅
れ側の歯面である。このようなギヤの配列と歯形状をし
ていれば、交差角αにおける第1ピニオンギヤ2の歯数
と交差角βにおける第2ピニオンギヤ3の歯数との和は
整数となる。たとえPOにおける第1ピニオンギヤ2と第
2ピニオンギヤ3との間での噛合い状態が上記のようで
なくともサンギヤ1と第1ピニオンギヤ2との噛合い及
び第2ピニオンギヤ3とアニュラスギヤ4との噛合いが
上記のようであれば良い。すなわち図示の場合、例えば
第1ピニオンギヤ2の交差角αにおける歯数が整数+0.
75とすれば第2ピニオンギヤ3の交差角βにおける歯数
は整数+0.25となり、これらの和は整数+1でやはり整
数となる。さらに換言すれば、駆動側と被駆動側で噛み
合う歯面は互いに反対側であるから、第1ピニオンギヤ
2の交差角α内歯数の少数部a=0.25のときサンギヤ1
と第1ピニオンギヤ2との噛合い点および第1ピニオン
ギヤ2と第2ピニオンギヤとの噛合い点では同位相、a
=0のときは逆位相となる。bについても第1ピニオン
ギヤ2と第2ピニオンギヤとの噛合い点および第2ピニ
オンギヤ3とアニュラスギヤ4との噛合い点で同様のこ
とが成立つ。従ってa+b=1または0のときサンギヤ
1と第1ピニオンギヤ2との噛合い点および第2ピニオ
ンギヤ3とアニュラスギヤ4との噛合い点で同位相とな
る。
おいて、符号1,2,3および4はそれぞれサンギヤ、第1
ピニオンギヤ、第2ピニオンギヤ及びアニュラスギヤを
示しており、それぞれ隣接する歯同士が噛合っている。
そして、サンギヤ1の回転はサンギヤ1と同軸上に配置
されるアニュラスギアに伝えられる。サンギヤ1及びア
ニュラスギヤ4の中心にM、第1ピニオンギヤ2および
第2ピニオンギヤ3の中心にそれぞれOおよびP、サン
ギヤ1と第1ピニオンギヤ2とのピッチ点(両ギヤのピ
ッチ円の交点)にA、第1ピニオンギヤ2と第2ピニオ
ンギヤ3とのピッチ点にB、第2ピニオンギヤ3とアニ
ュラスギヤ4とのピッチ点にCの符号を付与して、 ∠AOB=α ∠BPC=β をそれぞれ交差角と名付けて説明を進める。つまりαは
第1ピニオンギヤ2の中心と第1ピニオンギヤ2に隣接
する2つのギヤの各中心とを結んでなる交差角であり、
βは、第2ピニオンギヤ3の中心と第1ピニオンギヤ2
の中心とを結ぶ直線と第2ピニオンギヤ3の中心とアニ
ュラスギヤ4の中心とを結ぶ直線の延長線とでなる交差
角である。第2図は各ギヤの噛合い状態を示している。
すなわち、この場合、サンギヤ1の歯M1は第1ピニオン
ギヤ2の歯O1と噛合い、歯M1の噛合い面はサンギヤ回転
方向進み側の歯面であり、歯O1の噛合い面は第1ピニオ
ンギヤ回転方向遅れ側の歯面である。同様に、第2ピニ
オンギヤ3の歯P2はアニュラスギヤ4の歯Q1と噛合い、
歯P2の噛合い面は第2ピニオンギヤ回転方向進み側の歯
面であり、歯Q1の噛合い面はアニュラスギヤ回転方向遅
れ側の歯面である。このようなギヤの配列と歯形状をし
ていれば、交差角αにおける第1ピニオンギヤ2の歯数
と交差角βにおける第2ピニオンギヤ3の歯数との和は
整数となる。たとえPOにおける第1ピニオンギヤ2と第
2ピニオンギヤ3との間での噛合い状態が上記のようで
なくともサンギヤ1と第1ピニオンギヤ2との噛合い及
び第2ピニオンギヤ3とアニュラスギヤ4との噛合いが
上記のようであれば良い。すなわち図示の場合、例えば
第1ピニオンギヤ2の交差角αにおける歯数が整数+0.
75とすれば第2ピニオンギヤ3の交差角βにおける歯数
は整数+0.25となり、これらの和は整数+1でやはり整
数となる。さらに換言すれば、駆動側と被駆動側で噛み
合う歯面は互いに反対側であるから、第1ピニオンギヤ
2の交差角α内歯数の少数部a=0.25のときサンギヤ1
と第1ピニオンギヤ2との噛合い点および第1ピニオン
ギヤ2と第2ピニオンギヤとの噛合い点では同位相、a
=0のときは逆位相となる。bについても第1ピニオン
ギヤ2と第2ピニオンギヤとの噛合い点および第2ピニ
オンギヤ3とアニュラスギヤ4との噛合い点で同様のこ
とが成立つ。従ってa+b=1または0のときサンギヤ
1と第1ピニオンギヤ2との噛合い点および第2ピニオ
ンギヤ3とアニュラスギヤ4との噛合い点で同位相とな
る。
一般に歯の諸元を決定してから第1ピニオンギヤおよ
び第2ピニオンギヤの中心位置を決定すると、交差角α
およびβにおける各歯数の和は帯小数となるのが普通で
ある。第3図において、第1ピニオンギヤの交差角内歯
数の小数部をa、第2ピニオンギヤのそれをbとして、
振動レベルを計算した結果が示されている。この場合、
軸方向、水平方向および鉛直方向のいずれの方向におけ
る振動レベルもa=b=0のとき最小を示している(点
K参照)。a+b=1のときも最悪の組合せに対して10
dB以上の起振力低減効果を示している。
び第2ピニオンギヤの中心位置を決定すると、交差角α
およびβにおける各歯数の和は帯小数となるのが普通で
ある。第3図において、第1ピニオンギヤの交差角内歯
数の小数部をa、第2ピニオンギヤのそれをbとして、
振動レベルを計算した結果が示されている。この場合、
軸方向、水平方向および鉛直方向のいずれの方向におけ
る振動レベルもa=b=0のとき最小を示している(点
K参照)。a+b=1のときも最悪の組合せに対して10
dB以上の起振力低減効果を示している。
第4図において、サンギヤ1と第1ピニオンギヤ2と
の噛合い点および第2ピニオンギヤ3とアニュラスギヤ
4との噛合い点における噛合いが同位相のとき、両噛合
い点における接線力によるキャリアに作用する軸まわり
のモーメント、正しくはモーメントの変動成分は同時に
働き相殺するようになっている。すなわち、サンギヤと
第1ピニオンギヤとの噛合い点における接線力はFt1に
より生じる軸まわりのモーメントと第2ピニオンギヤと
アニュラスギヤとの噛合い点における接線力Ft3によっ
て生じるモーメントとが同位相のときに打ち消し合うの
である。いま、軸まわりのモーメントを反時計方向を正
とすれば次式が成立する。
の噛合い点および第2ピニオンギヤ3とアニュラスギヤ
4との噛合い点における噛合いが同位相のとき、両噛合
い点における接線力によるキャリアに作用する軸まわり
のモーメント、正しくはモーメントの変動成分は同時に
働き相殺するようになっている。すなわち、サンギヤと
第1ピニオンギヤとの噛合い点における接線力はFt1に
より生じる軸まわりのモーメントと第2ピニオンギヤと
アニュラスギヤとの噛合い点における接線力Ft3によっ
て生じるモーメントとが同位相のときに打ち消し合うの
である。いま、軸まわりのモーメントを反時計方向を正
とすれば次式が成立する。
Ft1によるモーメント=Ft・lS・sin(t+α) Ft3によるモーメント=−Ft・lL・sin(t+β) Ft2の対によるモーメント= −Ft・sinθ・(lS+lL)・sint 但しモーメント・アームはlLがlSより長いから、Ft3に
よるモーメントの方が少し大きくなる。従って、サンギ
ヤ1と第1ピニオンギヤ2との噛合い点および第2ピニ
オンギヤ3とアニュラスギヤ4との噛合い点で同位相の
場合、ピニオンギヤ間の噛合い点における接線力Ft2の
対によるモーメントがFt3によるモーメントと打ち消し
合う方向に作用するa=b=0のときに、最小の応答が
得られる。
よるモーメントの方が少し大きくなる。従って、サンギ
ヤ1と第1ピニオンギヤ2との噛合い点および第2ピニ
オンギヤ3とアニュラスギヤ4との噛合い点で同位相の
場合、ピニオンギヤ間の噛合い点における接線力Ft2の
対によるモーメントがFt3によるモーメントと打ち消し
合う方向に作用するa=b=0のときに、最小の応答が
得られる。
スラスト力についてもサンギヤと第1ピニオンギヤと
の噛合い点および第2ピニオンギヤとアニュラスギヤと
の噛合い点における力が互いに打ち消し合う方向に働
き、ま第1ピニオンギヤと第2ピニオンギヤとの噛合い
点においては位相に関係なく全周で釣り合っている。な
お、半径力については、キャリア全周で見るとそれぞれ
釣り合っており並進力およびモーメントを生じさせな
い。
の噛合い点および第2ピニオンギヤとアニュラスギヤと
の噛合い点における力が互いに打ち消し合う方向に働
き、ま第1ピニオンギヤと第2ピニオンギヤとの噛合い
点においては位相に関係なく全周で釣り合っている。な
お、半径力については、キャリア全周で見るとそれぞれ
釣り合っており並進力およびモーメントを生じさせな
い。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、この発明によれば、サ
ンギヤからアニュラスギヤへトルクを2個のピニオンギ
ヤを介して伝達する歯車群において、サンギヤの噛合い
点およびアニュラスギヤの噛合い点で同位相の噛合いを
するから、各噛合い点における接線力によるキャリアに
作用する軸まわりのモーメントは相殺されて、振動を防
止し不快なギヤ音を大幅に低下させる効果を有するもの
である。
ンギヤからアニュラスギヤへトルクを2個のピニオンギ
ヤを介して伝達する歯車群において、サンギヤの噛合い
点およびアニュラスギヤの噛合い点で同位相の噛合いを
するから、各噛合い点における接線力によるキャリアに
作用する軸まわりのモーメントは相殺されて、振動を防
止し不快なギヤ音を大幅に低下させる効果を有するもの
である。
第1図は本発明の指向する遊星歯車装置における歯車群
の配置を示す概念図、第2図は本発明の一実施例を示す
概略図、第3図は本発明の効果を説明するための噛合い
状態と振動レベルとの関係曲線図、第4図は本発明の効
果を説明するためのモーメント線図である。 1……サンギヤ、2……第1ピニオンギヤ、3……第2
ピニオンギヤ、4……アニュラスギヤ、A,B,C……ピッ
チ点、α……第1交差角、β……第2交差角
の配置を示す概念図、第2図は本発明の一実施例を示す
概略図、第3図は本発明の効果を説明するための噛合い
状態と振動レベルとの関係曲線図、第4図は本発明の効
果を説明するためのモーメント線図である。 1……サンギヤ、2……第1ピニオンギヤ、3……第2
ピニオンギヤ、4……アニュラスギヤ、A,B,C……ピッ
チ点、α……第1交差角、β……第2交差角
Claims (1)
- 【請求項1】サンギヤから第1ピニオンギヤを経て第2
ピニオンギヤに伝えられるトルクが上記サンギヤと同心
に配置されるアニュラスギヤに伝えられる遊星歯車装置
において、 第1ピニオンギヤ中心と第1ピニオンギヤに隣接する2
つのギヤの各中心とを結んでなる第1交差角内の第1ピ
ニオンギヤの歯数と、第2ピニオンギヤ中心と第1ピニ
オンギヤ中心とを結ぶ直線と第2ピニオンギヤ中心とア
ニュラスギヤ中心とを結ぶ直線の延長線とでなる第2交
差角内の第2ピニオンギヤの歯数との和が整数であるこ
とを特徴とする遊星歯車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16817989A JP2789683B2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 遊星歯車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16817989A JP2789683B2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 遊星歯車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0333538A JPH0333538A (ja) | 1991-02-13 |
JP2789683B2 true JP2789683B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=15863254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16817989A Expired - Lifetime JP2789683B2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 遊星歯車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2789683B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6986726B2 (en) | 2004-02-26 | 2006-01-17 | Ford Global Technologies, Llc | Planet pinion carrier assembly for Ravigneaux gearset |
-
1989
- 1989-06-29 JP JP16817989A patent/JP2789683B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0333538A (ja) | 1991-02-13 |
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