JP2789242B2 - 生理用ナプキンの包装方法 - Google Patents

生理用ナプキンの包装方法

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JP2789242B2 JP1308510A JP30851089A JP2789242B2 JP 2789242 B2 JP2789242 B2 JP 2789242B2 JP 1308510 A JP1308510 A JP 1308510A JP 30851089 A JP30851089 A JP 30851089A JP 2789242 B2 JP2789242 B2 JP 2789242B2
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満 金井
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は生理用ナプキンの包装方法に関する。
〔従来の技術〕
現在、生理用ナプキンの包装には第4図に示すような
包装形態が採用されている。即ち、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリブタジエン、エチレンビニルアルコー
ル等のフィルム包材からなる袋状の外包装材10に生理用
ナプキン1を折り畳んで収納し、包装材10の所定箇所を
ヒートシール11して密閉包装するものであり、開封の際
にはミシン目12に沿って外包装材10を引き裂くことによ
りナプキン1を取り出すという構成のものである。一
方、ナプキン1は一部表面に使用時の位置ズレを防止す
るための粘着剤層4が設けられているため、該粘着剤層
4と外包装材10が接着しないように粘着剤層部分に通
常、剥離紙5が貼付されており、外包装材を開封して取
り出した後に上記剥離紙13を剥してから使用される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の包装方法はナプキンを包装
する場合、包装をヒートシールする工程が必要となるた
め包装作業が煩雑となり包装経費も高くつくという不具
合があり、しかも、上記包装方法による包装形態では外
部圧によりミシン目が裂けて開封してしまい易い欠点が
あった。
本発明は上記課題を解消するためになされたもので、
簡単な作業工程にてナプキンを包装することが可能で、
結果的に商品のコストダウンを図ることができ、そして
外部圧により容易に開封してしまう虞れがない包装形態
をなす生理用ナプキンの包装方法を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
即ち本発明は、 (1) 生理用ナプキンを、少なくとも該ナプキンの外
形よりも大きいサイズの展開した包材上に載置させた
後、該包材のナプキンの長辺側に位置する両側端部を該
長辺方向に沿って内側に折り曲げ、次いで、包材のナプ
キンの短辺側に位置する両側端部を順次、該短辺方向に
沿ってナプキン共々内側に所定量折り返した後、最上位
となる短辺側に位置する包材側端部を重なり合う包材表
面に粘着テープ又は再剥離可能な粘着剤層を介して固着
させて包装することを特徴とする生理用ナプキンの包装
方法。
(2) 包材としてフィルムの基材の片面に、ナプキン
の粘着剤層に対して離型性を有する離型処理層を形成し
た包材を使用する請求項1記載の生理用ナプキンの包装
方法。
(3) 粘着剤層上に剥離紙を貼付してなるナプキンを
包装する請求項1記載の生理用ナプキンの包装方法。
を要旨とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、本発明方法
によれば同図(a)〜(d)に示すような各工程を経て
生理用ナプキン1が包装される。
まず、ナプキン1を展開した包材2上に載置する(第
1図(a))。包材2は少なくともナプキンの外形より
も大きめのサイズからなるシート状物である。次に、包
材2のナプキンの長辺側に位置する側端部X,Xを該長辺
方向に沿って内側に折り曲げる。(同図(b))。ナプ
キン1がサイドガード部8を有する場合、この時にサイ
ドガード部8も同時に折り曲げられる。次いで、包材2
のナプキンの短辺側に位置する側端部Y1,Y2を片方ずつ
順次、短辺方向に沿ってナプキン1共々内側に所定量折
り返す(同図(c))。例えば、ナプキン1が長辺方向
に略三等分されて折り重ねられるように側端部Y1をはじ
めに折り返した後、続いて側端部Y2を折り返して側端部
Y1上に折り重ねる。最後に包材2の最上位となる側端部
(Y2)をタックシール3若しくは図示しない再剥離可能
な粘着剤層を介して、重なり合って当接する包材表面に
固定し、以てナプキン1の包装がなされる(同図(d)
及び第2図)。
タックシール3は本実施例のように包材2と別体のも
のに限らず、包材2の側端部(Y2)等に付設された一体
的なものであってもよい。再剥離可能な粘着剤層も包装
時に別途供給するものでも或いは包材の所定箇所に最初
から設けておくものでもよい。
生理用ナプキン1は粘着剤層4が必ず設けられている
が、本発明方法では該粘着剤層4上に剥離紙5を貼付し
てから包装することも或いは後述する離型処理を施した
包材2を使用すれば剥離紙5を貼付せずに包装すること
もできる。
本発明で使用される包材2は、ナプキン1の外形より
も大きめのサイズを有し折り曲げが容易な程度の柔軟性
を有するものであれば特に限定されず、各種のものを制
限なく使用することができる。包材2の展開状態におけ
る全体形状としては本実施例の如きナプキンの外形に沿
った四角形状の他、ナプキン短辺側の側端部が丸みをも
った曲辺からなる形状等の任意形状が採用できる。
好ましい種類や材質からなる包材2としては、粘着剤
層4上に剥離紙5を貼付してナプキンを包装する場合、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、エチ
レンビニルアルコール等のフィルムからなる包材が使用
され、また上記剥離紙5を貼付せずにナプキンを包装す
る場合、第3図に示すようにフィルム基材6と、該基材
6の片面に形成される離型処理層7から構成される包材
2が使用される。上記フィルム基材6は柔軟性を有しシ
リコンなどの離型剤を塗布可能なものであれば特に限定
されず、その材質例としてはポリプロピレン、低密度ポ
リエチレン、線状低密度ポリエチレン等からなるフィル
ムが挙げられる。基材6の厚さは15〜100μ、好ましく
は20〜50μである。上記離型処理層7はナプキン1に設
けられている粘着剤層4に対して離型性を有するもので
あり、包装時には粘着剤層4と当接する。離型処理層7
としては例えば、シリコン樹脂を基材6にグラビアコー
ト法等にて塗布し、電子線、紫外線等の照射又は加熱に
より硬化して形成した離型型性樹脂層や、その他にもシ
リコンを直接基材6に練り込んで構成したもの等が挙げ
られる。
本発明では、剥離紙5を粘着剤層4上に貼付してナプ
キン1を包装する場合、該剥離紙5が包材2と当接する
ように包材上に載置してから包装することが好ましく、
これにより外的衝撃などによって剥離紙5の位置がずれ
る心配がない。また剥離紙5を粘着剤層4上に貼付せず
にナプキンを包装する場合、離型処理を施してなる包材
を使用し、粘着剤層4が包材の離型処理層7に当接する
ように載置してから包装する。
本発明方法による包装を開封するに当たっては、タッ
クシール7を(又は包材の固定した側端部を再剥離可能
な粘着剤層から)剥がした後、包材2を展開することに
より簡単に開封でき、そしてナプキン1を取り出すこと
ができる。この際、離型処理を施した包材を使用して剥
離紙を貼付しないで包装したナプキンの場合、ナプキン
の粘着剤層4は離型処理層の離型性により包材1から容
易に剥離する。また剥離紙を貼付してなるナプキンは該
剥離紙を剥がしてから使用することができ、一方、剥離
紙を貼付しないで包装したナプキンは包材1から取り出
した時点で既に粘着剤層5が露出した状態となっている
ために即刻使用することが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明包装方法は単に包材を折
り曲げで、最後に包材端部をタックシールや再剥離可能
な粘着剤層にて固着するだけでナプキンを簡単に且つ迅
速に包装することができ、従来の包装形態で必須であっ
たヒートシール工程が不要となり、従来法に比べて包装
工程の簡略化と包装コストの低減化を図ることができ
る。また本発明により包装されたナプキンの包装体は開
封が容易であり、しかもミシン目を設けることがないた
め従来の包装形態のように外部の衝撃等により不用意に
ミシン目が破損して開封してしまう虞れがない。
また本発明は包材としてナプキンの粘着剤層に対して
剥離性を有する離型処理を施してなる包材を使用すれ
ば、ナプキンの粘着剤層上に剥離紙を貼付しないままで
ナプキンを包装することが可能となる。更にこれにより
剥離紙の貼付作業が不用となる共に剥離紙不用分の商品
のコストダウンを図ることができ、そしてナプキンの使
用に際して剥離紙を剥がすという手間を省くことができ
たり、剥離した剥離紙を便器内に廃棄して便器が詰まる
という廃棄問題を解消することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明包装方法の一実施例を示す各工程説明
図、第2図は第1図(d)のII−II線に沿う縦断面図、
第3図は本発明で使用する包材の一例を示す断面図、第
4図従来のナプキン包装形態の一例を示すもので、同図
(a)は斜視図、同図(b)は同図(a)のb−b線に
沿う断面図である。 1……生理用ナプキン、2……包材 3……タックシール、4……粘着剤層 5……剥離紙、6……フィルム基材 7……離型処理層 X,Y1,Y2……側端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 康司 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−17127(JP,U) 実開 昭55−151322(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 75/04 A61F 13/15

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生理用ナプキンを、少なくとも該ナプキン
    の外形よりも大きいサイズの展開した包材上に載置させ
    た後、該包材のナプキンの長辺側に位置する両側端部を
    該長辺方向に沿って内側に折り返し、次いで、包材のナ
    プキンの短辺側に位置する両側端部を順次、該短辺方向
    に沿ってナプキン共々内側に所定量折り曲げた後、最上
    位となる短辺側に位置する包材側端部を重なり合う包材
    表面に粘着シール又は再剥離可能な粘着剤層を介して固
    着させて包装することを特徴とする生理用ナプキンの包
    装方法。
  2. 【請求項2】包材としてフィルム基材の片面に、ナプキ
    ンの粘着剤層に対して離型性を有する離型処理層を形成
    した包材を使用する請求項1記載の生理用ナプキンの包
    装方法。
  3. 【請求項3】粘着剤層上に剥離紙を貼付してなるナプキ
    ンを包装する請求項1記載の生理用ナプキンの包装方
    法。
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