JP2788724B2 - 導波管切替器 - Google Patents

導波管切替器

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JP2788724B2
JP2788724B2 JP61101466A JP10146686A JP2788724B2 JP 2788724 B2 JP2788724 B2 JP 2788724B2 JP 61101466 A JP61101466 A JP 61101466A JP 10146686 A JP10146686 A JP 10146686A JP 2788724 B2 JP2788724 B2 JP 2788724B2
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waveguide
linear
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tube axis
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浩行 石原
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は導波管切替器に関し、特にマイクロ波帯中継
器の現用及び予備切替等に用いられる機械的導波管切替
器に関する。 従来技術 従来、この種の導波管切替器は第2図に示すように、
円筒状回転部3と固定円環部4とにより構成され、円筒
状回転部3には直線導波管31と矩形の135゜R曲り導波管
32,33とが穿たれていて、固定円環部4には矩形の導波
管41〜44が穿たれている。 第2図(b)に示すように、円筒状回転部3の直線導
波管31により固定円環部4の導波管41と導波管43との間
を信号が通過し、他の導波管42,44は遮断される。この
状態から、円筒状回転部3が時計回りに45゜回転移動す
ると、円筒状回転部3の135゜R曲り導波管32,33により
固定円環部4の導波管41と導波管42とが、又、導波管43
と導波管44とが夫々接続される。更に45゜回転移動する
と、直線導波管31により導波管42と導波管44とが接続さ
れ、これを更に45゜回転移動すると、135゜R曲り導波管
32,33により導波管41と導波管44とが又、導波管42と導
波管43とが夫々接続される。このように順次円筒状回転
部3を45゜ずつ回転移動させていくことにより、信号の
入出力を切替えることができる。 この導波管切替器の円筒状回転部3を回転移動させる
為に、手動或はモータ、電磁石等の電気的駆動方法が用
いられるが、電気的駆動方法を用いる場合には円筒状回
転部3が比較的大きいので慣性モーメントが大きくな
り、この為に大きな電力を要し、使用電力に限度のある
衛星搭載等には不適格であった。 円筒状回転部3が第3図(b)に示すようにR曲り導
波管32,33を設けている場合には、円筒状回転部3の半
径rの最小値は次式で表わすことができる。次式におい
てbは導波管の高さ,δは直線導波管31と135゜R曲り導
波管32,33との間の最小の間隙を表わし、aは導波管の
横幅を表わしている。 即ち、導波管の高さbと導波管間の間隙δとによって
最小半径rが決まる為、特に周波数の低いところで使用
される導波管切替器では半径rが大きくなり、これを駆
動する電力も大きくなるという欠点があった。 発明の目的 本発明は上記のような従来のものの欠点を除去すべく
なされたもので、小型軽量化することができ、切替の為
の駆動力を低減することができる導波管切替器を提供す
ることを目的とする。 発明の構成 本発明による導波管切替器は、円筒状回転部と、前記
円筒状回転部と同心円状に配置された固定円環部とから
構成され、前記円筒状回転部の回転移動により前記固定
円環部に設けられた複数の導波管相互間の接続切替えを
行い、前記導波管により外部の標準導波管と接続される
導波管切替器であって、前記円筒状回転部の回転中心軸
を通る管軸を有する直線導波管と、前記管軸と平行な管
軸を有する直線導波管部と前記直線導波管部の両端に接
続され前記直線導波管部の管軸と夫々45゜の角度をなし
かつ前記回転中心軸を通る管軸を有する一対の導波管部
とから構成された導波管とを前記円筒状回転部に有する
ことを特徴とする。 実施例 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。 第1図(a)は本発明の一実施例の正面図、第1図
(b)は第1図(a)のA−A′断面図である。これら
の図において、本発明の一実施例は、円筒状回転部1と
固定円環部2とにより構成されており、円筒状回転部1
には直線導波管11と、各々直線導波管11と平行な直線導
波管部と、この直線導波管部の両端に夫々接続され、直
線導波管11の管軸と45゜の角度をなし、かつ中心を通る
管軸を有する1対の導波管部とにより構成され、直線導
波管11に対して線対称な135゜曲り導波管12,13とが設け
られ、固定円環部2には導波管21〜24が設けられてい
る。この固定円環部2の導波管21〜24には夫々外部の標
準導波管が接続される。 本発明の一実施例の切替動作は従来例と同様の動作を
示すので、この動作の説明は省略する。 円筒状回転部1が直線導波管11と135゜曲り導波管12,
13とを設けて構成されている場合には、円筒状回転部1
の半径r1の最小値を次式で表わすことが出来る。 従来例で示した(1)式とこの(2)式とを比較する
と次式で表わすことが出来る。 r1min≒0.73r2min ……(3) この(3)式で表わされるように、本発明の一実施例
は従来例と比較すると、円筒状回転部1の半径r1を従来
例の円筒状回転部3の半径r2よりも25%以上小さくする
ことが出来る。 このように、円筒状回転部1に直線導波管11と、直線
導波管11と平行な直線導波管部と、この直線導波管部の
両端に夫々接続され、直線導波管11の管軸と45゜の角度
をなし、かつ中心を通る管軸を有する1対の導波管部と
により構成された導波管12,13とを設けることにより、
円筒状回転部1の半径r1を小さくすることができるの
で、導波管切替器全体を小形軽量化することができると
ともに、切替の為の駆動力を低減することができる。 尚、本発明の一実施例では135゜曲り導波管12,13の曲
り部分を角曲りとしているが、この部分をR曲りとして
も、又、角曲りの角部分を切断して2重曲りとしても良
く、これに限定されるものではない。 発明の効果 以上説明したように本発明によれば、円筒状回転部に
直線導波管と、この直線導波管に平行な直線導波管部
と、この直線導波管部の両端に接続され、直線導波管の
管軸と45゜の角度をなし、かつ中心を通る管軸を有する
1対の導波管部とにより構成された導波管とを設けるこ
とにより、小形軽量化することができ、切替の為の駆動
力を低減することができる導波管切替器を提供すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)は本発明の一実施例の正面図、第1図
(b)は第1図(a)のA−A′断面図、第2図(a)
は従来例の正面図、第2図(b)は第2図(a)のB−
B′断面図である。 主要部分の符号の説明 1,3,……円筒状回転部 2,4,……固定円環部 11……直線導波管 12,13……135゜曲り導波管

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.円筒状回転部と、前記円筒状回転部と同心円状に配
    置された固定円環部とから構成され、前記円筒状回転部
    の回転移動により前記固定円環部に設けられた複数の導
    波管相互間の接続切替えを行い、前記導波管により外部
    の標準導波管と接続される導波管切替器であって、前記
    円筒状回転部の回転中心軸を通る管軸を有する直線導波
    管と、前記管軸と平行な管軸を有し前記直線導波管の両
    側に配置された2つの第1の直線導波管部と前記2つの
    第1の直線導波管部の両端に接続された前記第1の直線
    導波管部の管軸と夫々45゜の角度をなしかつ前記回転中
    心軸を通る管軸を有する一対の第2の導波管部とから構
    成された導波管とを前記円筒状回転部に有し、前記直線
    導波管と第1の直線導波管部との間隙を導波管の高さに
    比べ充分に小さくするとともに、前記第2の導波管部の
    長さを充分に短くしたことを特徴とする導波管切替器。
JP61101466A 1986-05-01 1986-05-01 導波管切替器 Expired - Lifetime JP2788724B2 (ja)

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JPS62257202A JPS62257202A (ja) 1987-11-09
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DE4034684C1 (ja) * 1990-10-31 1992-06-17 Georg Dr.-Ing. 8152 Feldkirchen-Westerham De Spinner

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JPS62257202A (ja) 1987-11-09

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