JPH0524112Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0524112Y2 JPH0524112Y2 JP15241588U JP15241588U JPH0524112Y2 JP H0524112 Y2 JPH0524112 Y2 JP H0524112Y2 JP 15241588 U JP15241588 U JP 15241588U JP 15241588 U JP15241588 U JP 15241588U JP H0524112 Y2 JPH0524112 Y2 JP H0524112Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slow
- permanent magnet
- circuit
- cavity
- reflection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、大電力の増幅用で、遅波回路に空胴
結合形遅波回路を用いた進行波管であり、この回
路を発振防止、安定動作のために複数に分け、分
割端を無反射終端器によつて終端させ、電子ビー
ムの集束が周期磁界装置によつて行なわれる空胴
結合形進行波管に関する。
結合形遅波回路を用いた進行波管であり、この回
路を発振防止、安定動作のために複数に分け、分
割端を無反射終端器によつて終端させ、電子ビー
ムの集束が周期磁界装置によつて行なわれる空胴
結合形進行波管に関する。
(従来の技術)
進行波管は広帯域にわたつて利得が大きいの
で、発振しやすい。これを防ぐために、通常、遅
波回路の途中に無反射終端減衰器が設けられる。
遅波回路を伝わる回路波は、この減衰器によつて
減衰されてしまうが、密度変調電子流はあまり影
響されずに通り過ぎ、再び回路に電波を励振する
ので、30dBの付加減衰により10dB程度の利得低
下を招くに過ぎない。
で、発振しやすい。これを防ぐために、通常、遅
波回路の途中に無反射終端減衰器が設けられる。
遅波回路を伝わる回路波は、この減衰器によつて
減衰されてしまうが、密度変調電子流はあまり影
響されずに通り過ぎ、再び回路に電波を励振する
ので、30dBの付加減衰により10dB程度の利得低
下を招くに過ぎない。
一方、出力端からの反射波は、電子との相互作
用が行われないので、30dBの減衰を受け、発振
が防がれる。
用が行われないので、30dBの減衰を受け、発振
が防がれる。
また、付加減衰器から反射されて出力端に向か
う回路波は増幅されるために、付加減衰器は十分
回路波を反射しない構造にすることが望ましい。
う回路波は増幅されるために、付加減衰器は十分
回路波を反射しない構造にすることが望ましい。
大電力を扱う空胴結合形進行波管では、上記の
条件を満す構造として、空胴結合形遅波回路を複
数に分け分割端を無反射終端器によつて終端する
方式を採る。
条件を満す構造として、空胴結合形遅波回路を複
数に分け分割端を無反射終端器によつて終端する
方式を採る。
この場合、遅波回路の無反射終端器が設置され
た位置に配置される周期磁界装置の永久磁石に
は、無反射終端器が収まる欠損部を設けねばなら
ない。
た位置に配置される周期磁界装置の永久磁石に
は、無反射終端器が収まる欠損部を設けねばなら
ない。
第2図は従来のこの種進行波管の周期磁界装置
の無反射終端取付部分の一例の構造を示す斜視図
である。
の無反射終端取付部分の一例の構造を示す斜視図
である。
図において3は無反射終端器が収まる欠損部、
4は遅波回路の無反射終端器設置位置に配置され
る永久磁石、5は磁極(ポールピース)である。
4は遅波回路の無反射終端器設置位置に配置され
る永久磁石、5は磁極(ポールピース)である。
永久磁石4には、無反射終端器が収まる欠損部
3が設けられていて、このために周方向の磁力に
差ができる。
3が設けられていて、このために周方向の磁力に
差ができる。
(考案が解決しようとする課題)
従来のこの種進行波管の周期磁界装置の無反射
終端器設置位置の永久磁石の欠損部によつて生ず
る磁界の周方向の大きな磁力差は、シミングで修
正することが難しく、また、シミングにより、隣
りのセクシヨンの遅波回路との間に磁力差ができ
るという問題があつた。
終端器設置位置の永久磁石の欠損部によつて生ず
る磁界の周方向の大きな磁力差は、シミングで修
正することが難しく、また、シミングにより、隣
りのセクシヨンの遅波回路との間に磁力差ができ
るという問題があつた。
本考案は上記の問題を解消するためになされた
もので、無反射終端器設置位置の永久磁石の欠損
部によつて生ずる周方向の磁力差の小さいものを
提供することを目的とする。
もので、無反射終端器設置位置の永久磁石の欠損
部によつて生ずる周方向の磁力差の小さいものを
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本考案では、上記目的を達成するために、無反
射終端器設置位置の永久磁石の無反射終端器側を
他の部分より厚くした。
射終端器設置位置の永久磁石の無反射終端器側を
他の部分より厚くした。
(実施例)
第1図は本考案の実施例の周期磁界装置無反射
終端取付部分の一例の構造を示す斜視図である。
終端取付部分の一例の構造を示す斜視図である。
図において1は無反射終端器が収まる欠損部3
を有し、欠損部が設けられている側を他の部分よ
り厚くした永久磁石である。
を有し、欠損部が設けられている側を他の部分よ
り厚くした永久磁石である。
永久磁石1の厚い部分に隣接するポールピース
2の部分を薄くして、永久磁石1と隣のポールピ
ースが嵌合する構造とした。
2の部分を薄くして、永久磁石1と隣のポールピ
ースが嵌合する構造とした。
永久磁石1の欠損部側の部分を他の部分より厚
くし、該部分の磁力を従来の永久磁石4より強く
することで、欠損部の存在によつてできる周方向
の磁力差を小さくした。
くし、該部分の磁力を従来の永久磁石4より強く
することで、欠損部の存在によつてできる周方向
の磁力差を小さくした。
永久磁石の欠損部の存在による磁力の減少が該
欠損部側を厚くしたことによる磁力の増大によつ
て補なわれ、周方向の磁力差が小さくなる。
欠損部側を厚くしたことによる磁力の増大によつ
て補なわれ、周方向の磁力差が小さくなる。
周方向の磁力差が小さくなると、シミングが容
易になり、シミングによつて隣りのセクシヨンと
の間に磁力差ができるということがなくなる。
易になり、シミングによつて隣りのセクシヨンと
の間に磁力差ができるということがなくなる。
また、無反射終端器部は動作中の温度上昇が特
に激しいが、磁界調整用シムが少なくてすむと、
放熱フインなどが取り付け易くなり、冷却効率を
上げることができる。
に激しいが、磁界調整用シムが少なくてすむと、
放熱フインなどが取り付け易くなり、冷却効率を
上げることができる。
(考案の効果)
以上説明したとおり、本考案によれば、磁界の
周方向の磁力差が小さくなり、シミングが容易に
なるという効果がある。
周方向の磁力差が小さくなり、シミングが容易に
なるという効果がある。
第1図は本考案の実施例の周期磁界装置の無反
射終端取付部分の一例の構造を示す斜視図、第2
図は従来のこの種進行波管の周期磁界装置の無反
射終端取付部分の一例の構造を示す斜視図であ
る。 1,4……永久磁石、2,5……磁極、3……
欠損部、なお各図中同一符号は同一または相当す
る部分を示す。
射終端取付部分の一例の構造を示す斜視図、第2
図は従来のこの種進行波管の周期磁界装置の無反
射終端取付部分の一例の構造を示す斜視図であ
る。 1,4……永久磁石、2,5……磁極、3……
欠損部、なお各図中同一符号は同一または相当す
る部分を示す。
Claims (1)
- 遅波回路を発振防止、安定動作のために回路を
複数に分け、分割端を無反射終端器によつて終端
させた空胴結合形遅波回路と、該遅波回路の周り
に装着された磁極と永久磁石が交互に配列された
周期磁界装置とを備えた空胴結合形進行波管にお
いて、上記遅波回路の無反射終端器が設置された
位置の上記周期磁界装置の永久磁石の無反射終端
器側の欠損部によつて生ずる周方向の磁力差を小
さくするため、上記永久磁石の無反射終端器側を
他の部分より厚くしたことを特徴とする空胴結合
形進行波管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15241588U JPH0524112Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15241588U JPH0524112Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0273039U JPH0273039U (ja) | 1990-06-04 |
JPH0524112Y2 true JPH0524112Y2 (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=31427321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15241588U Expired - Lifetime JPH0524112Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524112Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP15241588U patent/JPH0524112Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0273039U (ja) | 1990-06-04 |
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