JP2788542B2 - マンドレル研磨装置 - Google Patents

マンドレル研磨装置

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JP2788542B2 JP21038890A JP21038890A JP2788542B2 JP 2788542 B2 JP2788542 B2 JP 2788542B2 JP 21038890 A JP21038890 A JP 21038890A JP 21038890 A JP21038890 A JP 21038890A JP 2788542 B2 JP2788542 B2 JP 2788542B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はホースの製造に有用なマンドレルの継合部分
を研磨するマンドレル研磨装置に関するものである。
(従来の技術) ホースの製造において芯材となるマンドレルは製造段
階でホースと共に切断され、ホースと分離した後、該切
断部分を継合し再利用される。また、マンドレルの継合
は熱融着よって行われるため、該継合部分にばりが形成
されることから、従来はこのばりをナイフ等で削り取っ
た後、サンドペーパ等で研磨している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記マンドレルの研磨作業は人手によ
って行われるため効率が悪かった。しかも人手による作
業は個人差によってバラつきがあるし、未熟な作業者に
は良好な出来栄えを期待できないことも相俟って、結果
的にホースの品質の悪影響を与えるという問題点があっ
た。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、研磨作業を容易に行え、且つ常
に均一に研磨できるマンドレル研磨装置を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記目的を達成するために、マンドレル研磨
装置に、マンドレルを周方向に囲む環状の可動フレーム
と、可動フレームを周方向に回転可能に支持する固定フ
レームと、マンドレルを可動フレームの回転軸上に支持
する支持部と、可動フレームの内側面に固定され、且つ
研磨面をマンドレルの側面に臨ませた研磨部と、可動フ
レームの内側面に固定され、且つマンドレルを前記研磨
面に接離可能に押し当てる押当部とを備えている。
(作 用) 本発明のマンドレル研磨装置によれば、可動フレーム
の回転軸上に支持されたマンドレルは、その側面を押当
部によって研磨部の研磨面に押し当られる。そして、研
磨部を駆動するとともに可動フレームを回転することに
より、マンドレルの側面が周方向に研磨される。
(実施例) 第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すものであ
る。
同図において、1はホースの芯材として使用されるマ
ンドレルで、ホースの製造工程で複数に切断し、熱融着
によって継合されている。また、継合されたマンドレル
は、ドラム(図示省略)等に巻回され、該ドラムから順
次繰り出し、後記する研磨装置で前記継合部分を研磨さ
れる。
以下、マンドレル研磨装置について説明する。
2は環状に形成された可動フレームで、後記する固定
フレーム3に回転自在に支持されている。
3は可動フレーム2を支持する固定フレームで、断面
略コ字状に形成されている。この固定フレーム3はその
上部及び下部側面を夫々貫通する計3本のリニアシャフ
ト3aによって支持されている。固定フレーム3には可動
フレーム2の外周面を支持する計3個の支持ローラ4,5,
6が取付けられており、該各ローラ4,5,6は可動フレーム
2の上部を一点、下部を二点で夫々支持している。ま
た、固定フレーム3の上端には前記上部の支持ローラ4
を駆動するモータ7が取付けられており、該支持ローラ
4の回転軸はベルト8を介してモータ7に連結されてい
る。これにより、支持ローラ4の回動によって可動フレ
ーム2を周方向に回転できるようになっている。
9は円板状の研磨ブラシで、可動フレーム2の内側に
取付けられている。研磨ブラシ9は可動フレーム2の中
央部に配置され、その研磨面を可動フレーム2の軸心に
平行に位置させている。また、可動フレーム2の上部内
周面には研磨ブラシ9を駆動するモータ10が該内周面に
固定されたブラケット13を介して取付けられている。研
磨ブラシ9の回転軸9aはモータ10に固定した腕杆11の軸
受11aに支持され、且つベルト12を介してモータ11に連
結されている。また、ブラケット13は、互いに上下動可
能で且つ捩子等で固定可能に連結された二部材13a,13b
から構成され、各部材13a,13bの連結位置をずらすこと
によって研磨ブラシ9の高さ位置を調整できるようにな
っている。一方、モータ10とブラケット13は可動フレー
ム2の軸心に平行な支軸13cによって連結されており、
該支軸13cを支点に研磨ブラシ9を可動フレーム2の軸
心に直交する方向に回動できるようになっている。ま
た、前記腕杆11の下端には、その下方に延びる揺動杆14
が延設されている。この揺動杆14は、該揺動杆14及び可
動フレーム2の軸心に直交する二本のコイルばね15,16
によって両方向に付勢されている。そして、一方のコイ
ルばね15はその一端を揺動杆14の下端に、その他端を可
動フレーム2の内側面に夫々連結している。また、他方
のコイルばね16はその一端を揺動杆14の下端に、その他
端を可動フレーム2の前記内側面の反対側に設けたスラ
イド棒17の一端に夫々連結している。スライド棒17の他
端側は可動フレーム2の内側面に跨設した固定板18の側
面を貫通し、且つ固定板18の内側で固定板18に係止する
ダイヤル板19に螺合されている。これにより、ダイヤル
板19を回動してスライド棒17を後退させることによっ
て、コイルばね16の付勢力を調整できるようになってい
る。
20はマンドレル1を支持する支持部で、可動フレーム
2の両側に設けられている。各支持部20は、マンドレル
1を案内するガイド棒21と、マンドレル1を挟持する挟
持棒22と、ガイド棒21及び挟持棒22を支持する支柱23と
からなる。支柱23は可動フレーム2の軸心方向に延びる
円柱状をなし、その一端を固定フレーム3の側面に固定
されている。ガイド棒21は可動フレーム2の軸心に向か
って延び、且つその一端を支柱23の固定フレーム3寄り
に固定され、その他端にはマンドレル1を挿通可能なガ
イドリング21aが設けられている。挟持棒22は可動フレ
ーム2の軸心に向かって延び、且つその一端を支柱23の
先端寄りに固定され、その他端にはマンドレル1を挟持
可能なクランパ22aが設けられている。また、各支持部2
0に両端側を支持されたマンドレル1は、可動フレーム
2の軸心から若干研磨ブラシ9から離れる方向に偏位し
た位置に保持される。
24はマンドレル1を研磨ブラシ9に押し当てるための
押当部で、可動フレーム2の内側面に研磨ブラシ9の研
磨面と対向して設けられている。押当部24は、マンドレ
ル1の側面を前記研磨面に押圧する押当ローラ25と、該
押当ローラ25を後退させるピストンロッド26及びシリン
ダ27とからなる。押当ローラ25は可動フレーム2の軸心
方向に2個ずつ上下2列に配列され、各ローラ25はコ字
状の枠体25aに回転自在に取付けられている。ピストン
ロッド26は一端側をシリンダ27内に挿入され、他端を枠
体25bの背面に連結されている。ピストンロッド26は油
圧等によって駆動制御され、押当ローラ25を前記研磨面
に対し進退できるようになっている。
ここで、前記マンドレル研磨装置を用いたマンドレル
1の研磨方法を説明する。
まず、前記ドラムに巻回されているマンドレル1の一
端側を各支持部20のガイドリング21a及びクランパ22aに
通し、マンドレル1を研磨装置にセットする。
次に、マンドレル1を繰り出してその継合部分を研磨
ブラシ9の研磨面に合わせるとともに、各クランパ22a
を締めてマンドレル1を固定する。
続いて、押当部24を駆動してマンドレル1を研磨ブラ
シ9に押し当てる。この時、マンドレル1は研磨ブラシ
9から離れる方向に若干偏位して支持されているので、
前記押し当てによってマンドレル1が第2図に示すよう
に弓なりに湾曲し、前記継合部分が積極的に研磨ブラシ
9に押し当てられる。
そして、研磨ブラシ9のモータ10を起動し、マンドレ
ル1の継合部分の研磨を開始すると同時に、可動フレー
ム2のモータ8を起動して該フレーム2を所定方向に一
定の速度で回転させる。これにより、マンドレル1の継
合部分は周方向に徐々に研磨されて行く。
研磨が終了したら、各クランパ22aを解除してマンド
レル1を繰り出し、次の継合部分の位置合わせを行う。
そして、前記動作にしたがって研磨装置の操作を繰り返
すことにより、マンドレル1の各継合部分が順次研磨さ
れる。
マンドレル1の研磨量は、可動フレーム2の回転速度
を変えたり、或いはダイヤル板19を回動してコイルばね
16の付勢力を調整し、研磨ブラシ9の圧接量を変えるこ
とによっても調整することができる。
また、研磨ブラシ9のモータ10を支持するブラケット
13は、前述したように高さ調整ができるようになってい
るので、該調整を行って第3図に示すように研磨ブラシ
9の軸心とマンドレル1との高さ距離hを変えることに
より、研磨面積を調整することもできる。
このように、本発明のマンドレル研磨装置は、可動フ
レーム2の軸心上に保持されたマンドレル1の側面に研
磨ブラシ9を圧接させるとともに、可動フレーム2を回
転させて研磨ブラシ9をマンドレル1の側面に接触させ
ながら周方向に移動させるように構成されているので、
マンドレル1の継合部分を容易で且つ的確に研磨でき、
繁雑な研磨作業の省力化に大きく貢献できるのは勿論の
こと、機械作業になるので研磨部分を常に均一に仕上げ
ることができ、ホースの品質を確実に向上させることが
できる。
尚、前記研磨装置の一連の動作は、前記各構成部分の
駆動部に夫々接続したスイッチ類を別途パネル等に配設
して遠隔操作により行っても良いし、或いは各動作をプ
ログラムしたマイクロコンピュータによって自動制御す
るようにしても良い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のマンドレル研磨装置に
よれば、マンドレルを容易で且つ的確に研磨でき、繁雑
な研磨作業の省力化に大きく貢献できるのは勿論のこ
と、機械作業になるので研磨部分を常に均一に仕上げる
ことができ、ホースの品質を確実に向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図はマンドレル研磨装置の全体斜視図、第2図はマン
ドレルの保持状態の説明図、第3図はマンドレルと研磨
ブラシの位置関係の説明図である。 図中、1……マンドレル、2……可動フレーム、3……
固定フレーム、4,5,6……支持ローラ、9……研磨ブラ
シ、20……支持部、24……押当部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンドレルを周方向に囲む環状の可動フレ
    ームと、 可動フレームを周方向に回転可能に支持する固定フレー
    ムと、 マンドレルを可動フレームの回転軸上に支持する支持部
    と、 可動フレームの内側面に固定され、且つ研磨面をマンド
    レルの側面に臨ませた研磨部と、 可動フレームの内側面に固定され、且つマンドレルを前
    記研磨面に接離可能に押し当てる押当部とを備えた ことを特徴とするマンドレル研磨装置
JP21038890A 1990-08-10 1990-08-10 マンドレル研磨装置 Expired - Fee Related JP2788542B2 (ja)

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