JP2787428B2 - フェンスとフェンスの施工方法 - Google Patents

フェンスとフェンスの施工方法

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JP2787428B2 JP26227795A JP26227795A JP2787428B2 JP 2787428 B2 JP2787428 B2 JP 2787428B2 JP 26227795 A JP26227795 A JP 26227795A JP 26227795 A JP26227795 A JP 26227795A JP 2787428 B2 JP2787428 B2 JP 2787428B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフェンスとフェンス
の施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】在来のフェンスまたは塀は、下部の基礎
と上部のフェンス部分が分離されており、基礎部分を現
場でコンクリートを注入し、数日間硬化するのを待っ
て、上部のフェンス部分を取付けるよう構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フェンスまたは塀は、
一般的に道路との境界や隣地との境界などに設置するた
め、作業スペースが狭く、工事用資材、搬入などをめぐ
ってトラブルも多い。規模にもよるが、通常、10日〜
2週間程工事期間が必要となり、また、現場打ちコンク
リートを使用し、フェンスの柱脚部分にモルタルなどを
使用するため、冬期間の施工は難しく、施工する場合は
温度養生費などに多額の費用を必要とする。本発明は上
述の問題を解決することができるものの提供を目的とし
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため下記のように構成されている。第1発明は、プ
レキャストコンクリートでなる基礎ブロック本体2と、
基礎ブロック本体の上面に植設された柵体3と、連結板
4とから構成され、基礎ブロック本体2は方形の縦板状
の立上り部2Aに構成され、立上り部2Aにおける左右
辺近傍位置には前後方向をもって左方の連結用ボルト穴
2Bと、右方の連結用ボルト穴2Bが適数段穿設され、
立上り部2Aにおける左右上方隅に吊上げ用の穴2Cが
開設されている。柵体3は金属材などをもって構成され
た正面逆U字状の外枠状柵3Aと、この外枠状柵内に形
成された内枠状柵3Bとから構成され、連結板4は、方
形の鋼板4Aの左方辺と右方辺に、当該基礎ブロック本
体2を左右方向に連設した場合、左方に位置する基礎ブ
ロック本体2の右方の連結用ボルト穴2Bと、右方に位
置する基礎ブロック本体2の左方の連結用ボルト穴2B
とに対応する連結用ボルト穴4Bが穿設されているフェ
ンスである。第2発明は、プレキャストコンクリートで
なる基礎ブロック本体21と、基礎ブロック本体の上面
に植設された柵体31と、連結板部41とから構成さ
れ、基礎ブロック本体21は方形の縦板状の立上り部2
1Aに構成され、立上り部21Aにおける左右上方隅に
吊上げ用の穴21Cが開設され、柵体31は金属材など
をもって構成された正面逆U字状の外枠状柵31Aと、
この外枠状柵内に形成された内枠状柵31Bとから構成
され、連結板部41は、立上り部21Aにおける左右端
面に、外方に向けコ字状の切欠き41Aが刻設され、こ
の切欠きには連結板41Bが突設され、この連結板には
水平方向にボルト穴41Cが開設されているフェンスで
ある。第3発明は、プレキャストコンクリートでなる基
礎ブロック本体22と、基礎ブロック本体の上面に植設
された柵体32と、連結板42とから構成され、基礎ブ
ロック本体22は方形の縦板状の立上り部22Aに構成
され、立上り部22Aの下辺には側面L字状に底板22
A1が連設され、立上り部22Aにおける左右辺近傍位
置には前後方向をもって左方の連結用ボルト穴22B
と、右方の連結用ボルト穴22Bが適数段穿設され、立
上り部22Aにおける左右上方隅に吊上げ用の穴22C
が開設され、柵体32は金属材などをもって構成された
正面逆U字状の外枠状柵32Aと、この外枠状柵内に形
成された内枠状柵32Bとから構成され、連結板42
は、方形の鋼板42Aの左方辺と右方辺に、当該基礎ブ
ロック本体22を左右方向に連設した場合、左方に位置
する基礎ブロック本体22の右方の連結用ボルト穴22
Bと、右方に位置する基礎ブロック本体22の左方の連
結用ボルト穴22Bとに対応する連結用ボルト穴42B
が穿設されているフェンスである。第4発明は、プレキ
ャストコンクリートでなる基礎ブロック本体23と、基
礎ブロック本体の上面に植設された柵体33と、連結板
部43とから構成され、基礎ブロック本体23は方形の
縦板状の立上り部23Aに構成され、立上り部23Aの
下辺には側面L字状に底板23A1が連設され、立上り
部23Aにおける左右上方隅に吊上げ用の穴23Cが開
設され、柵体33は金属材などをもって構成された正面
逆U字状の外枠状柵33Aと、この外枠状柵内に形成さ
れた内枠状柵33Bとから構成され、連結板部43は、
立上り部23Aにおける左右端面には、外方に向けコ字
状の切欠き43Aが刻設され、この切欠きには連結板4
3Bが突設され、この連結板には水平方向にボルト穴4
3Cが開設されているフェンスである。第3発明,第4
発明は、下記のように構成することができる。すなわ
ち、立上り部に正面方形の開口部が開設されている。第
1発明ないし第4発明は、下記のように構成することが
できる。基礎ブロック本体と柵体とは別個に製造し、基
礎ブロック本体を付設後、柵体を起立し組立てるよう構
成されている。第5発明は、下記の第1工程ないし第6
工程からなるフェンスの施工方法である。 第1工程〜在来工法で根伐5を施工する。 第2工程〜在来工法で割栗石6をセットし、目つぶし砂
利7を敷き入念に搗き固める。 第3工程〜杭8を所定間隔に打ち、レベルで高さを杭に
移し、定規9をセットする。 第4工程〜定規9,9間に砂または石粉を投入して擦り
切り棒10などを利用して、定規9に沿って人手により
水平を保ち、敷砂層または石粉層14を形成する。 第5工程〜割付け水糸15を請求項1,請求項2,請求
項6のうちのいずれかに記載のフェンス1,11の底部
の巾12Aより所定寸法に広く張り、その間の中心に位
置するようフェンス1,11をセットする。 第6工程〜各フェンス1あるいは各フェンス11の連結
を行う。第6発明は、下記の第1工程ないし第6工程か
らなるフェンスの施工方法である。 第1工程〜在来工法で根伐5を施工する。 第2工程〜在来工法で割栗石6をセットし、目つぶし砂
利7を敷き入念に搗き固める。 第3工程〜杭8を所定間隔に打ち、レベルで高さを杭に
移し、定規9をセットする。 第4工程〜定規9,9間に砂または石粉を投入して擦り
切り棒10などを利用して、砂を定規9に沿って人手に
より水平を保ち、敷砂層または石粉層14を形成する。 第5工程〜割付け水糸15を請求項3,請求項4,請求
項5,請求項6の内のいずれかに記載のフェンス12,
13の底部の巾12Aより所定寸法に広く張り、その間
の中心に位置するようフェンス12,13をセットす
る。 第6工程〜各フェンス12あるいは各フェンス13の連
結を行う。 第5発明と第6発明は、下記のように構成することがで
きる。すなわち、第3工程と第5工程が下記のように構
成されている。 第3工程〜杭を90cm〜100cm間隔に打ち、レベ
ルで高さを杭に移し、定規をセットする。 第5工程〜割付け水糸をフェンスの底部の巾より1cm
〜5cm程度広く張り、その間の中心に位置するようフ
ェンスをセットする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
示例と共に説明する。1は第1発明のフェンスで、プレ
キャストコンクリートでなる基礎ブロック本体2と、基
礎ブロック本体の上面に植設された柵体3と、連結板4
とから構成されている。 A.基礎ブロック本体2は方形の縦板状の立上り部2A
に構成され、立上り部2Aにおける左右辺近傍位置には
前後方向をもって左方の連結用ボルト穴2Bと、右方の
連結用ボルト穴2Bが適数段穿設されている。立上り部
2Aにおける左右上方隅に吊上げ用の穴2Cが開設され
ている。 B.柵体3は金属材などをもって構成された正面逆U字
状の外枠状柵3Aと、この外枠状柵内に形成された内枠
状柵3Bとから構成されている。 C.連結板4は、方形の鋼板4Aの左方辺と右方辺に、
当該基礎ブロック本体2を左右方向に連設した場合、左
方に位置する基礎ブロック本体2の右方の連結用ボルト
穴2Bと、右方に位置する基礎ブロック本体2の左方の
連結用ボルト穴2Bとに対応する連結用ボルト穴4Bが
穿設されている。Bは連結ボルトである。図示は省略す
るが、基礎ブロック本体が大きい場合は、連結用ボルト
穴は上下に2〜3段に穿設され、連結板にも2〜3段に
連結用ボルト穴が穿設されることになる。 D.左方の連結用ボルト穴2Bの穿設箇所と、右方の連
結用ボルト穴2Bの穿設箇所に、方形の鋼板を平面コ字
状に折曲げ、かつ、連結用ボルト穴が穿設されている補
強枠4Cを外方から嵌着して使用することができる。
(図2参照) 補強枠4Cは、通常は補強枠を入れず強度を要求される
時のみ使用する。11は第2発明のフェンスで、プレキ
ャストコンクリートでなる基礎ブロック本体21と、基
礎ブロック本体の上面に植設された柵体31と、連結板
部41とから構成されている。 A.基礎ブロック本体21は方形の縦板状の立上り部2
1Aに構成されている。立上り部21Aにおける左右上
方隅に吊上げ用の穴21Cが開設されている。 B.柵体31は金属材などをもって構成された正面逆U
字状の外枠状柵31Aと、この外枠状柵内に形成された
内枠状柵31Bとから構成されている。 C.連結板部41は、立上り部21Aにおける左右端面
に、外方に向けコ字状の切欠き41Aが刻設され、この
切欠きには連結板41Bが突設され、この連結板には水
平方向にボルト穴41Cが開設されている。フェンスの
連結状態は下記の通りである。 A.フェンス1,1の連結は、左方に位置するフェンス
における右方の連結用ボルト穴と、右方に位置するフェ
ンスにおける左方の連結用ボルト穴とを連結板を利用し
て連結ボルトBで連結する。 B.フェンス11,11の連結は、左方に位置するフェ
ンスにおける右方の連結板と、右方に位置するフェンス
における左方の連結板とを接合し、連結板を利用して連
結ボルトBで連結する。連結板同士を溶接してもよい。
12は第3発明のフェンスで、プレキャストコンクリー
トでなる基礎ブロック本体22と、基礎ブロック本体の
上面に植設された柵体32と、連結板42とから構成さ
れている。 A.基礎ブロック本体22は方形の縦板状の立上り部2
2Aに構成され、立上り部22Aの下辺には側面L字状
に底板22A1が連設され、立上り部22Aにおける左
右辺近傍位置には前後方向をもって左方の連結用ボルト
穴22Bと、右方の連結用ボルト穴22Bが適数段穿設
されている。立上り部22Aにおける左右上方隅に吊上
げ用の穴22Cが開設されている。 B.柵体32は金属材などをもって構成された正面逆U
字状の外枠状柵32Aと、この外枠状柵内に形成された
内枠状柵32Bとから構成されている。連結板42は、
方形の鋼板42Aの左方辺と右方辺に、当該基礎ブロッ
ク本体22を左右方向に連設した場合、左方に位置する
基礎ブロック本体22の右方の連結用ボルト穴22B
と、右方に位置する基礎ブロック本体22の左方の連結
用ボルト穴22Bとに対応する連結用ボルト穴42Bが
穿設されている。Bは連結用ボルトである。図示は省略
するが、基礎ブロック本体が大きい場合は、連結用ボル
ト穴は上下に2〜3段に穿設され、連結板にも2〜3段
に連結用ボルト穴が穿設されることになる。13は第4
発明のフェンスで、プレキャストコンクリートでなる基
礎ブロック本体23と、基礎ブロック本体の上面に植設
された柵体33と、連結板部43とから構成されてい
る。 A.基礎ブロック本体23は方形の縦板状の立上り部2
3Aに構成され、立上り部23Aの下辺には側面L字状
に底板23A1が連設され、立上り部23Aにおける左
右上方隅に吊上げ用の穴23Cが開設されている。 B.柵体33は金属材などをもって構成された正面逆U
字状の外枠状柵33Aと、この外枠状柵内に形成された
内枠状柵33Bとから構成されている。 C.連結板部43は、立上り部23Aにおける左右端面
には、外方に向けコ字状の切欠き43Aが刻設され、こ
の切欠きには連結板43Bが突設され、この連結板には
水平方向にボルト穴43Cが開設されている。Bは連結
用ボルトである。 D.立上り部23Aには正面方形の開口部23A2を開
設することができる。図示は省略するが、立上り部22
Aにも開口部を開設することができる。このように開口
部23A2を開設したものの技術的効果は下記の通りで
ある。すなわち、開口部23A2を開設しても強度的に
問題なくコンクリートボリュームを減らすことができ、
吊下げ時の重量も軽くなり、また、輸送的にも有利であ
る。また、図17を参照して、基礎ブロック本体2,2
1,22,23と柵体3,31,32,33とは別個に
製造し、基礎ブロック本体を付設後、柵体を起立し組立
てることもできる。この場合、基礎ブロック本体の上面
両端に柵体の下端を受ける短管状の受金物Rが植設され
ている。受金物Rに柵体の下端を挿入しビス等で固定す
るとよい。柵体はデザイン的に数種類作っておくと、顧
客の好みに合わせセットすることができる。フェンスの
連結状態は下記の通りである。 A.フェンス12,12の連結は、左方に位置するフェ
ンスにおける右方の連結用ボルト穴と、右方に位置する
フェンスにおける左方の連結用ボルト穴とを連結板を利
用して連結ボルトBで連結する。 B.フェンス13,13の連結は、左方に位置するフェ
ンスにおける右方の連結板と、右方に位置するフェンス
における左方の連結板とを接合し、連結板を利用して連
結ボルトBで連結する。連結板同士を溶接してもよい。
基礎ブロック本体には当然のことながら、内部には鉄筋
(図示略)が配され、かつこの鉄筋の両端には左右の横
連結板や縦連結板が連結されている。基礎ブロック本体
は、あらかじめ規格化した工場生産されているが、その
際、石、タイルなど仕上げ材も同時に取付け、現場での
施工を省略することもできる。柵体については、デザイ
ンは自由で、材質はスチール、アルミ、その他鋼材であ
るが、重量を軽くするため中空にする場合もある。第5
発明としてのフェンス1,11の施工方法は下記の通り
である。 第1工程〜在来工法で根伐5を施工する。 第2工程〜在来工法で割栗石6をセットし、目つぶし砂
利7を敷き入念に搗き固める。この目つぶし砂利は、砂
と小砂利の混ざったもので、割栗石の上にかけ上部を転
圧しやすいようにするものである。 第3工程〜杭8を90cm〜100cm間隔に打ち、レ
ベルで高さを杭に移し、定規9をセットする。 第4工程〜定規9,9間に砂または石粉を投入して擦り
切り棒10などを利用して、定規9に沿って人手により
水平を保ち、敷砂層または石粉層14を形成する。な
お、石粉は石を砂状に砕いたもので、市販されているも
のである。この際、砂または石粉の種類によっては定規
9内で所謂定規ずりを行う以前に振動を与えて、砂また
は石粉を落ち着かせる。さらに、締り不足の場合は木ゴ
テを使用し軽くたたきながら均し、締った敷砂層または
石粉層を確保する。すなわち、ランマーなどで入念に搗
き固めた割栗石6の上に砂または石粉を水平に均し(1
cmから10m程度まで)砂または石粉の種類によって
は締めるため振動器具(機種特定せず)を使用する。 第5工程〜割付け水糸15をフェンス1,11の底部の
巾12Aより1cm〜5cm程度広く張り、その間の中
心に位置するようフェンス1,11をセットする。 第6工程〜各フェンス1,11同志の連結は、上述のご
とく行い、定規9,9を除去したのち埋め戻す。第6発
明としてのフェンス12,13の施工方法は下記の通り
である。 第1工程〜在来工法で根伐5を施工する。 第2工程〜在来工法で割栗石6をセットし、目つぶし砂
利7を敷き入念に搗き固める。この目つぶし砂利は、砂
と小砂利の混ざったもので、割栗石の上にかけ上部を転
圧しやすいようにするものである。 第3工程〜杭8を90cm〜100cm間隔に打ち、レ
ベルで高さを杭に移し、定規9をセットする。 第4工程〜定規9,9間に砂または石粉を投入して擦り
切り棒10などを利用して、砂を定規9に沿って人手に
より水平を保ち、敷砂層または石粉層14を形成する。
この際、砂または石粉の種類によっては定規9内で所謂
定規ずりを行う以前に振動を与えて、砂または石粉を落
ち着かせる。さらに、締り不足の場合は木ゴテを使用し
軽くたたきながら均し、締った敷砂層または石粉層を確
保する。すなわち、ランマーなどで入念に搗き固めた割
栗石6の上に砂を水平に均し(1cmから10m程度ま
で)砂または石粉の種類によっては締めるため振動器具
(機種特定せず)を使用する。杭、T規、定規ずりの材
種は特定しない。 第5工程〜割付け水糸15をフェンス12,13の底部
の巾12Aより1cm〜5cm程度広く張り、その間の
中心に位置するようフェンス12,13をセットする。 第6工程〜各フェンス12,13同志の連結は、上述の
ごとく行い、定規9,9を除去したのち埋め戻す。
【0006】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているか
ら、下記の効果を期待できる。 1.現場でのコンクリートは一切使用しないため、冬期
間でもほぼ冬期以外と変わらぬ費用で施工できる。 2.これによってコストダウンと、冬期間の施工、工期
短縮によって近隣とのトラブル解消、道路使用期間の短
縮を計るものである。すなわち、この発明は、工場で基
礎部分、フェンス部分を一体のものとして製作(長さは
90cmより1800cm程として)し、車上よりユニ
ックまたはクレーンなどで吊り下ろし、既に根伐、転圧
し水平を保った状態の締った敷砂層または石粉層に直に
置き、すぐ埋め戻しをする。この結果、工期を3分の1
〜5分の1に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明のフェンスの斜視図である。
【図2】連結状態を示す要部の平面図である。
【図3】第2発明のフェンスの斜視図である。
【図4】一部を切欠いた側面図である。
【図5】第3発明のフェンスの斜視図である。
【図6】他の実施例のフェンスの斜視図である。
【図7】一部を切欠いた側面図である。
【図8】第4発明のフェンスの斜視図である。
【図9】第5発明に関する根伐の施工状態を示す斜視図
である。
【図10】杭を打ち定規をセットした状態を示す1部を
切欠いた斜視図である。
【図11】割付け水糸を張った状態を示す1部を切欠い
た斜視図である。
【図12】第1,2発明のフェンスのセット状態を示す
1部を切欠いた斜視図である。
【図13】第6発明に関する根伐の施工状態を示す斜視
図である。
【図14】杭を打ち定規をセットした状態を示す1部を
切欠いた斜視図である。
【図15】割付け水糸を張った状態を示す1部を切欠い
た斜視図である。
【図16】第3,4発明のフェンスのセット状態を示す
1部を切欠いた斜視図である。
【図17】基礎ブロック本体柵体との関係における他の
実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 フェンス 2 基礎ブロック本体 3 柵体 4 連結板 11 フェンス 21 基礎ブロック本体 31 柵体 41 連結板部 12 フェンス 22 基礎ブロック本体 32 柵体 42 連結板 13 フェンス 23 基礎ブロック本体 33 柵体 43 連結板部

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレキャストコンクリートでなる基礎ブ
    ロック本体(2)と、基礎ブロック本体の上面に植設さ
    れた柵体(3)と、連結板(4)とから構成され、基礎
    ブロック本体(2)は方形の縦板状の立上り部(2A)
    に構成され、立上り部(2A)における左右辺近傍位置
    には前後方向をもって左方の連結用ボルト穴(2B)
    と、右方の連結用ボルト穴(2B)が適数段穿設され、
    立上り部(2A)における左右上方隅に吊上げ用の穴
    (2C)が開設され、柵体(3)は金属材などをもって
    構成された正面逆U字状の外枠状柵(3A)と、この外
    枠状柵内に形成された内枠状柵(3B)とから構成さ
    れ、連結板(4)は、方形の鋼板(4A)の左方辺と右
    方辺に、当該基礎ブロック本体(2)を左右方向に連設
    した場合、左方に位置する基礎ブロック本体(2)の右
    方の連結用ボルト穴(2B)と、右方に位置する基礎ブ
    ロック本体(2)の左方の連結用ボルト穴(2B)とに
    対応する連結用ボルト穴(4B)が穿設されていること
    を特徴とするフェンス。
  2. 【請求項2】 プレキャストコンクリートでなる基礎ブ
    ロック本体(21)と、基礎ブロック本体の上面に植設
    された柵体(31)と、連結板部(41)とから構成さ
    れ、基礎ブロック本体(21)は方形の縦板状の立上り
    部(21A)に構成され、立上り部(21A)における
    左右上方隅に吊上げ用の穴(21C)が開設され、柵体
    (31)は金属材などをもって構成された正面逆U字状
    の外枠状柵(31A)と、この外枠状柵内に形成された
    内枠状柵(31B)とから構成され、連結板部(41)
    は、立上り部(21A)における左右端面に、外方に向
    けコ字状の切欠き(41A)が刻設され、この切欠きに
    は連結板(41B)が突設され、この連結板には水平方
    向にボルト穴(41C)が開設されていることを特徴と
    するフェンス。
  3. 【請求項3】 プレキャストコンクリートでなる基礎ブ
    ロック本体(22)と、基礎ブロック本体の上面に植設
    された柵体(32)と、連結板(42)とから構成さ
    れ、基礎ブロック本体(22)は方形の縦板状の立上り
    部(22A)に構成され、立上り部(22A)の下辺に
    は側面L字状に底板(22A1)が連設され、立上り部
    (22A)における左右辺近傍位置には前後方向をもっ
    て左方の連結用ボルト穴(22B)と、右方の連結用ボ
    ルト穴(22B)が適数段穿設され、立上り部(22
    A)における左右上方隅に吊上げ用の穴(22C)が開
    設され、柵体(32)は金属材などをもって構成された
    正面逆U字状の外枠状柵(32A)と、この外枠状柵内
    に形成された内枠状柵(32B)とから構成され、連結
    板(42)は、方形の鋼板(42A)の左方辺と右方辺
    に、当該基礎ブロック本体(22)を左右方向に連設し
    た場合、左方に位置する基礎ブロック本体(22)の右
    方の連結用ボルト穴(22B)と、右方に位置する基礎
    ブロック本体(22)の左方の連結用ボルト穴(22
    B)とに対応する連結用ボルト穴(42B)が穿設され
    ていることを特徴とするフェンス。
  4. 【請求項4】 プレキャストコンクリートでなる基礎ブ
    ロック本体(23)と、基礎ブロック本体の上面に植設
    された柵体(33)と、連結板部(43)とから構成さ
    れ、基礎ブロック本体(23)は方形の縦板状の立上り
    部(23A)に構成され、立上り部(23A)の下辺に
    は側面L字状に底板(23A1)が連設され、立上り部
    (23A)における左右上方隅に吊上げ用の穴(23
    C)が開設され、柵体(33)は金属材などをもって構
    成された正面逆U字状の外枠状柵(33A)と、この外
    枠状柵内に形成された内枠状柵(33B)とから構成さ
    れ、連結板部(43)は、立上り部(23A)における
    左右端面には、外方に向けコ字状の切欠き(43A)が
    刻設され、この切欠きには連結板(43B)が突設さ
    れ、この連結板には水平方向にボルト穴(43C)が開
    設されていることを特徴とするフェンス。
  5. 【請求項5】 立上り部に正面方形の開口部が開設され
    ている請求項3あるいは請求項4記載のフェンス。
  6. 【請求項6】 基礎ブロック本体と柵体とは別個に製造
    し、基礎ブロック本体を付設後、柵体を起立し組立てる
    よう構成されている請求項1ないし請求項5のいずれか
    に記載のフェンス。
  7. 【請求項7】 下記の第1工程ないし第6工程からなる
    ことを特徴とするフェンスの施工方法。 第1工程〜在来工法で根伐(5)を施工する。 第2工程〜在来工法で割栗石(6)をセットし、目つぶ
    し砂利(7)を敷き入念に搗き固める。 第3工程〜杭(8)を所定間隔に打ち、レベルで高さを
    杭に移し、定規(9)をセットする。 第4工程〜定規(9,9)間に砂または石粉を投入して
    擦り切り棒(10)などを利用して、定規(9)に沿っ
    て人手により水平を保ち、敷砂層または石粉層(14)
    を形成する。 第5工程〜割付け水糸(15)を請求項1,請求項2,
    請求項6のうちのいずれかに記載のフェンス(1,1
    1)の底部の巾(12A)より所定寸法に広く張り、そ
    の間の中心に位置するようフェンス(1,11)をセッ
    トする。 第6工程〜各フェンス(1)あるいは各フェンス(1
    1)の連結を行う。
  8. 【請求項8】 下記の第1工程ないし第6工程からなる
    ことを特徴とするフェンスの施工方法。 第1工程〜在来工法で根伐(5)を施工する。 第2工程〜在来工法で割栗石(6)をセットし、目つぶ
    し砂利(7)を敷き入念に搗き固める。 第3工程〜杭(8)を所定間隔に打ち、レベルで高さを
    杭に移し、定規(9)をセットする。 第4工程〜定規(9,9)間に砂または石粉を投入して
    擦り切り棒(10)などを利用して、砂を定規(9)に
    沿って人手により水平を保ち、敷砂層または石粉層(1
    4)を形成する。 第5工程〜割付け水糸(15)を請求項3,請求項4,
    請求項5,請求項6の内のいずれかに記載のフェンス
    (12,13)の底部の巾(12A)より所定寸法に広
    く張り、その間の中心に位置するようフェンス(12,
    13)をセットする。 第6工程〜各フェンス(12)あるいは各フェンス(1
    3)の連結を行う。
  9. 【請求項9】 第3工程と第5工程が下記のように構成
    されている請求項7あるいは請求項8記載のフェンスの
    施工方法。 第3工程〜杭を90cm〜100cm間隔に打ち、レベ
    ルで高さを杭に移し、定規をセットする。 第5工程〜割付け水糸をフェンスの底部の巾より1cm
    〜5cm程度広く張り、その間の中心に位置するようフ
    ェンスをセットする。
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