JP2787376B2 - ポリエステルに対して改善された接着性を有するブチルゴム組成物 - Google Patents

ポリエステルに対して改善された接着性を有するブチルゴム組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 1. 発明の分野 本発明は、ポリエステルに対して改善された接着性を
示すブチルゴム組成物に関する。
2. 関連技術の説明 ポリエステル製の織物等は、空気入りタイヤ、ホー
ス、V−ベルト、空気ばねなどのようなゴム製品用の補
強材として長い間使用されてきている。本発明の説明に
おいて、ポリエステルとは、合成高分子量ポリマーであ
って、その重量で大部分が多塩基性酸と多価アルコール
との縮合から誘導されたものであり、高いモジュラスと
引張り強さを有し、それが配合されたゴム製品に、形
状、構造、及び/又は高い強度、靭性、及び耐久性を付
与するものを意味する。本発明では、ポリエステルは、
織物(例えば、織布、メリヤス生地)、フィラメント、
加工糸(fiber thread)、糸(yarn)、コード、ケーブ
ル、不織布、その他の形態をとる。これらは、その全体
又は部分がポリエステルで加工されている。これら織物
等に通常使用されるポリエステルポリマーは、芳香族
酸、一般にフタル酸又はその低分子量ジエステル、及び
低分子量グリコール、例えばエチレングリコール又は1,
4−ジメチロールシクロヘキサン、の縮合から誘導され
る。特に好ましいポリエステルポリマーは、高いモジュ
ラス、引張り強さ、高い融点、屈曲に対する抵抗性、寸
法安定性、及び使用時の環境条件下にさらされることに
よる特性の劣化及び損失に対する抵抗性のような多くの
好ましい特性を前記織物等に付与するのでポリエチレン
テレフタレートである。
しかしながら、前述のポリエステル製の織物等の多く
の利点にも関わらず、ポリエステルのエラストマーに対
する接着性は一般に非常に貧弱なので、空気入りタイ
ヤ、ベルト、ホース、空気ばね、その他のようなゴム製
品用の補強材としてのそれらの使用は大きく妨げられて
いる。ポリエステルは、鎖中により多くの反応性基を含
むレーヨン及びナイロンに比較して、化学的に明らかに
不活性なので、通常の接着剤が使用された場合、ポリエ
ステルがエラストマーと強い接着性化学結合を形成する
傾向は少ないか又は全くない。ポリエステルの適切な接
着の問題は、ブチルゴムの場合特に重要であり、ブチル
ゴムはポリエステル製の織物等で補強されたブチルゴム
製の複合製品を改善された方法で多くの目的に役立てる
ことを可能にする多くの望ましい特性を有する。
補強されたブチルゴム(イソブチレン−イソプレンコ
ポリマーゴム)及び特にハロゲン化ブチルゴムに対する
特に重要な用途は、自動車及びエアーコンディショナー
の用途において使用されるホース及びチューブを構築す
ることである。ブチルゴムはそれと接触する水蒸気及び
弗化炭化水素を含む多くの有機溶媒に対して顕著な非透
過性を有する。この特性によってポリエステル製の織物
等で補強されたブチルゴムは水用ホース、油圧ブレーキ
ライン、エアーコンディショナー用ホースなどの用途用
の理想的な候補となる。
ポリエステルのブチルゴムのようなエラストマーに対
する接着性を改善しようとする多くの試みが従来技術中
で行われている。米国特許第2,561,215号には、レゾル
シノール/ホルムアルデヒド型接着剤又はビニルピリジ
ン又はピロリドンを含むコポリマーに基づく接着剤を含
むゴムラテックスでポリエステル織物をコーティングす
ることが開示されている。米国特許第3,036,948号によ
れば、エポキシ樹脂で処理されたポリエステル織物は、
硬化助剤として2,2′−メチレン−ビス−(4−クロロ
−6−メチロールフェノール)を含むブチルゴムに対し
て改善された接着性を示す。米国特許第3,449,200号に
よれば、ポリエステルのエラストマーに対する接着性
は、初めに、アルデヒド型樹脂とポリエチレンイミンの
混合物に基づく組成物でポリエステル織物をコーティン
グすることによって強化される。
接着性を改善するためのこれら及びその他の技術が様
々な程度で成功していることは証明されているが、より
簡単であり、硬化したゴムの物理的及び化学的特性を減
ずる可能性のある有害な化学薬品又はエラストマー添加
剤の使用を必要とせず、かつ強化された接着性を提供す
る、接着の問題を解決するための改良された方法に対す
る要望が本技術分野において存在する。
発明の要約 本発明は、予備処理されたポリエステル製の織物等に
対して改善された接着性を示し、同時に、モジュラス、
引張り強さ、及び伸びのような硬化したブチルゴムの重
要の物理的特性が維持されるか又は強化される、改善さ
れたブチルゴム組成物を提供する。本発明の加硫可能組
成物は、ブチルゴムと、微量の、エチレンと低級アルキ
ルアクリレート又はメタクリレートのコポリマー、或い
はエチレン、低級アルキルアクリレート又はメタクリレ
ート、及びアクリル酸又はメタクリル酸のターポリマー
とのブレンドに基づく。本発明の組成物は、予備処理さ
れたポリエステル製の織物等に対して改善された接着性
を示す。
本発明はまた本発明のブチルゴム組成物と、ポリエス
テル製の織物、フィラメント、加工糸、糸、コード、ケ
ーブル又は不織布との集成体、特に、本発明のブチルゴ
ム組成物と、ポリエステル織物とのラミネートに関す
る。
発明の詳細な説明 本発明の組成物中で使用されるエラストマーは、ブチ
ルゴム、塩素化又は臭素化ブチルゴム、又は混合クロロ
/ブロモブチルゴムでよい。
ブチルゴムはイソオレフィンと共役マルチオレフィン
とのコポリマーである。有用なコポリマーは、主要割合
のイソオレフィンと少量、好ましくは30重量%以下の共
役マルチオレフィンを含む。好ましいコポリマーは、約
85〜99.5重量%(好ましくは95〜99.5重量%)のC4〜C7
イソオレフィン、例えばイソブチレン、と約15〜0.5重
量%(好ましくは約5〜0.5重量%)の約4〜14の炭素
原子のマルチオレフィンを含む。これらのコポリマー
は、特許及び技術文献中においては「ブチルゴム」と呼
ばれており、例えば、ジー・エス・ホイットビー(G.S.
Whitby)によるザ・テキストブック・シンセティック・
ラバー(The Textbook Synthetic Rubber)(1954年、
ジョン・ワイリー・アンド・サンズ・インク(John Wil
ey and Sons,Inc.)編)、838〜891頁、その他を参照さ
れたい。本明細書と発明の範囲中において使用される
「ブチルゴム(butyl rubber)」という用語は、前述し
た4〜7の炭素原子を有するイソオレフィンと約0.5〜2
0重量%の約4〜10の炭素原子を有する共役マルチオレ
フィンとのコポリマーを含み、「ハロゲン化ブチルゴ
ム」という用語は、それらコポリマーのハロゲン化変種
を含む。このようなコポリマーは、約0.5乃至約5%の
共役マルチオレフィンを含むのが好ましい。好ましいイ
ソオレフィンはイソブチレンである。適する共役マルチ
オレフィンには、イソプレン、ブタジエン、ジメチルブ
タジエン、ピペリレン、その他が含まれる。
市販のブチルゴムは、一般に、イソブチレンと少量の
イソプレンのコポリマーである。一般に、それは、ビヒ
クルとして塩化メチル及び重合開始剤としてフリーデル
−クラフツ触媒を使用するスラリープロセスで製造され
る。塩化メチルは、比較的安価なフリーデル−クラフツ
触媒であるAlCl3が、イソブチレンとイソプレンコモノ
マーがそうであるように、塩化メチル中に可溶であると
いう利点を提供する。さらに、ブチルゴムポリマーは塩
化メチル中に不溶性であり、微小粒子として溶液から析
出する。重合は一般に約90〜100℃の温度で行われる。
参考として本明細書中に組み込まれている米国特許第2,
356,128号及び第2,356,129号を参照されたい。
典型的連続重合プロセスはドラフトチューブ反応器
(draft tube reactor)中で行われる。モノマー供給物
と触媒は、軸流ポンプ(axial flow pump)が配置され
ているドラフトチューブの底部に連続的に導入される。
このポンプはスラリーを高速で循環させ十分な混合と熱
伝達を提供する。約20〜30重量%のブチルゴムを含むポ
リマースラリーは反応器からトランスファーラインを通
して連続的にオーバーフローする。
従来の高分子量ブチルゴムは一般に約25,000乃至約50
0,000、好ましくは約80,000乃至約300,000、特に約100,
000乃至約250,000の数平均分子量を有する。5,000乃至2
5,000の数平均分子量を有する低分子量ポリマーも製造
されている。
その後、ブチルゴムの溶液がブチルゴムのハロゲン化
用に調製される。あらゆるハロゲン化技術が利用でき
る。ハロゲン化の好ましい方法において、「溶媒置換
(solvent replacement)」プロセスを利用して塩化メ
チル溶媒を置換する。重合反応器からの塩化メチル中の
冷ブチルゴムスラリーをヘキサンのような液体炭化水素
溶媒を含むドラム中の撹拌されている溶液に送る。高温
のヘキサン蒸気を導入して塩化メチル希釈剤と未反応モ
ノマーをフラッシュ蒸発させる。微細スラリー粒子の溶
解は急速に起こる。得られる溶液をストリップして塩化
メチルとモノマーの残渣を除去し、フラッシュによって
ハロゲン化に望ましい濃度にする。フラッシュ濃縮工程
から回収されたヘキサンを凝縮させ溶液ドラムに戻す。
溶液中のブチルゴムは一連の強力混合段階において塩
素又は臭素と接触させられる。元素のハロゲンは、ブチ
ルゴム供給原料中の鎖中イソプレンと最大約1:1までの
モル比で存在する。ハロゲン化工程中に塩化水素又は臭
化水素が生成し、これはその後の工程で中和しなければ
ならない。溶液中のハロゲン化ポリマーは、溶媒を蒸発
させ水中のハロゲン化ブチルゴムのスラリーを生成する
ために、水蒸気及び水と複数の容器中で接触させられ
る。ストリップされたスラリーは、本技術分野で公知の
押出し乾燥技術(extrusion drying techniques)を使
用して仕上げする。参考として本明細書中に組み込まれ
る米国特許第4,508,592号に詳細に記載されているよう
に、脱ハロゲン化水素を防ぐために押出し温度は低く保
たれなければならず、これは乾燥押出し機中に気体を注
入することによって行われるのが好ましい。ハロゲン化
プロセスの詳細な説明については、米国特許第3,023,19
1号、第2,940,960号及び第3,099,644号、並びに連続式
塩素化プロセスを記載しているエンサイクペディア・オ
ブ・ポリマー・サイエンス・アンド・エンジニアリング
(Encyclopedia of Polymer Science and Engineerin
g)、第8巻、第2版、1987年、(ジョン・ワイリー・
アンド・サンズ)、435〜436頁を参照されたい。これら
は全て参考として本明細書中に組み込まれる。
ごく最近、例えば押出しプロセスを使用して溶融相中
でハロゲン化ブチルゴムを製造する方法が説明されてい
る。そのようなプロセスによるブチルゴムの塩素化及び
/又は臭素化の詳細は、参考として本明細書中に組み込
まれる米国特許第4,513,116号、第4,548,995号、及び第
4,554,326号に記載されている。このようなプロセスの
好ましい実施態様においては、ブチルゴムを制御された
速度で押出し機に供給して反応領域がゴムで完全に充填
されないようにする。ハロゲン化剤は温度制御された反
応領域、好ましくは約170℃以下の温度の反応領域に供
給され、不活性ガスは反応の下流の点で注入されベント
から副生成物及び未反応ハロゲン化剤を掃去する。ハロ
ゲン化生成物は安定化され、押出し機から押出され、そ
して冷却される。溶液プロセス及び押出しプロセスの両
方においてある程度の分子量の低下が生じることは知ら
れているが、好ましいハロゲン化ブチルゴムの数平均分
子量は、一般に、ブチルゴムについて示した上述の範囲
内である。
本発明のブチルゴム配合物に添加されるエチレンポリ
マーは、約60乃至約96重量%の重合したエチレン、約4
乃至約30重量%の重合したC1〜C4アルキルアクリレート
又はメタクリレート、及び0乃至約10重量%の重合した
アクリル酸又はメタクリル酸を含むランダムコポリマー
又はターポリマーである。より好ましいコポリマーは、
約75乃至約95重量%のエチレンと約5乃至約25重量%の
C1〜C4アルキルアクリレート又はメタクリレートを含
む。エチレンポリマーがターポリマーである場合、少な
くとも約0.5重量%、より好ましくは少なくとも約3重
量%、最も好ましくは約4.5乃至約8重量%の重合した
アクリル酸又はメタクリル酸もさらに含む。本明細書中
で使用される「ターポリマー」という用語は、エチレン
とアクリレートと酸モノマーの真正のインターポリマ
ー、並びにエチレンとアクリレートモノマーのコポリマ
ー及びエチレンと酸モノマーのコポリマーのブレンド
(ただし、このようなブレンドの相対的な重合モノマー
含有率は上述の通りであること)を意味するものとす
る。
エチレンポリマーの好ましいC1〜C4アクリレート成分
はメチルアクリレートであり、エチレンターポリマーの
好ましい酸成分はアクリル酸である。
エチレンポリマーは広範囲のメルトインデックスを有
し、ASTM方法D−3835によって測定して、一般に約0.1
乃至約130dg/分であり、より好ましくは約1乃至約30dg
/分、最も好ましくは約2.5乃至約10dg/分である。
エチレンコポリマー及びエチレンターポリマーは、公
知のラジカルで開始される多くのプロセスのいずれか1
つによって製造でき、例えば、米国特許第3,350,372号
に記載されている方法によって製造できる。この米国特
許はあらゆる目的のために参考として完全に本明細書中
に組み入れられる。一般に、エチレン、(メタ)アクリ
レート、及び/又は(メタ)アクリル酸は計量して、例
えば、高圧オートクレーブ反応器に、エチレンとアクリ
ルに基づくポリマーを製造するのに適する公知の多くの
ラジカル重合開始剤(触媒)の1つと一緒に送られる。
特に好ましい触媒には、例えばラウロイルペルオキシ
ド、ジターシャリーブチルペルオキシド、ターシャリー
ブチルペルオキシドのような有機過酸化物、及び種々の
アゾ化合物が含まれる。典型的には、触媒は、ベンゼ
ン、鉱油、その他のような適する有機液体に溶解され
る。通常、触媒は、モノマーの重量に基づいて、約50乃
至約20,000ppmの濃度で使用され、約100乃至約250ppmの
濃度がより好ましい。
接着性促進特性に必要な、(ハロゲン化)ブチルゴム
に添加されるエチレンポリマーの量は、所望の接着性促
進の程度に応じて変化する。一般に、組成物のブチルゴ
ム及びハロゲン化ブチルゴムから成る群から選択される
エラストマーの含有量の約0.5乃至約15重量%で十分で
ある。好ましい添加濃度は、組成物の前記エラストマー
含有量に基づいて、約1乃至約10重量%である。
本発明の加硫可能なブチルゴム組成物は、また、この
種のゴム用の従来的加硫系を含む。一般に、そのような
系には、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、又はそれらの混
合物のような酸化金属、及びジクミル及び/又はベンゾ
イルペルオキシドのような有機過酸化物が含まれる。本
発明の組成物は、また、硬化添加剤又は促進剤として、
硫黄又は硫黄含有化合物を含んでもよい。そのような化
合物の例は、ベンゾチアジルスルフィド、N−オキシジ
エチレンベンゾチアゾール−2−スルフェンアミド、2
−メルカプトベンゾチアゾール、テルルジエチルジチオ
カルボメート、テトラメチルチウラムジスルフィド、M
−フェニレンビスマレイミド、2−メルカプト−4,5−
メチル−ベベンズイミダゾール、及びそれらの塩であ
る。
本発明の加硫可能組成物は、また、カーボンブラック
又はシリカのような充填剤、安定剤、酸化防止剤、可塑
剤、プロセス油、顔料、難燃剤、発泡剤、及びその他の
添加剤を含む本技術分野において公知の従来的添加剤も
含むことができる。
本発明の加硫可能組成物は、密閉式ミキサー(ブラベ
ンダー・プラスティコーダー)、バンバリーミキサー、
ニーダー、又は類似の混合装置のような適する混合装置
のいずれかによって調製されブレンドされる。ブレンド
の温度と時間はそれぞれ約45乃至180℃と約4乃至10分
の範囲内でよい。ブチルゴム、エチレンポリマー、及び
選択的な充填剤、加工助剤、酸化防止剤などの均一な溶
融混合物を形成した後、二本ロールミルのような装置上
で、架橋剤及び促進剤をさらに混入することによって加
硫用の混合物を調製し、その後本技術分野で公知な方法
によってこの混合物をシート化する。
上述のポリエステル製の織物等と上述のようにして調
製した硬化性ブチルゴム材料の集成体(assembly)は、
構築されるべき特定の製品に応じて変化するが、適当な
方法のいずれによっても製造することができる。1枚以
上の硬化性ゴム材料のシートを、織布等の形態のポリエ
ステル織物の表面にラミネートできる。あるいは、1枚
以上の硬化性ゴム材料のシートを、ポリエステル製の不
織布の表面にラミネートできる。硬化性ゴム材料は、ま
た、織布又はタイヤコード布のようなコード布のいずれ
かのポリエステル布の片面又は両面上に、カレンダー仕
上げ又は他の方法で直接塗布できる。カレンダー仕上げ
されたそのような布の1枚以上の層を積み重ねて所望の
製品にすることもできる。或いは、カレンダリング、圧
延(milling)、予備成形、押出し、その他によって製
造されたシート又はその他の形態の加硫性ゴム材料をポ
リエステル布に貼るか、又はその反対に、ポリエステル
布をゴム体の片面又は両面に貼ってもよい。
ポリエステルの繊維表面は非常に疎水性であるので、
その表面を疏水性を弱くする材料で処理し、それによっ
て、ブチルゴム組成物により接着しやすくするのが好ま
しい。そのような予備処理には、メチルメタクリレー
ト、エチルアクリレート、及びメタクリルアミドのコポ
リマーであって、さらに尿素又はメラミン架橋剤、又は
その他のポリマー物質を含むもののような熱硬化性アク
リル樹脂で繊維をコーティングすることを含む。好まし
い予備処理は、ポリメチレンポリイソシアネートのよう
なポリイソシアネートのコーティングを繊維の表面に塗
布し、その後乾燥して溶媒を除去することを含む。この
コーティングは、浸漬コーティング、ローラーコーティ
ング、噴霧、その他のような適当な技術のいずれによっ
ても適用できる。多くの用途に対し、ポリエステル製の
織物等の伸びを最小化し、最大の寸法安定性と使用時の
耐久性を有する織物等による強化ゴム生成物を得るため
に、硬化性ブチルゴム材料と接触させる前に、ポリエス
テル製の織物等を熱硬化又は延伸するのが望ましい。こ
れは、コーティング及び乾燥操作と同時にポリエステル
製の織物等を熱延伸することによって達成される。好ま
しいポリエチレンテレフタレートタイプのポリエステル
製の織物等に関しては、約380乃至480゜F(193.3乃至24
8.9℃)の範囲内の温度で約20乃至60秒間の延伸時間が
通常使用できる。
組み合わせの後、ポリエステル製の織物等とブチルゴ
ムとの組み合わせ物は、従来的加硫条件に、通常は加圧
下の型中に閉じ込められたままで、一般に約125℃乃至2
00℃の温度において、さらされる。このような組み合わ
せ物、例えばラミネート、のブチルゴム部分の硬化を実
質的に完了させるのに必要な時間は、実際には、使用さ
れる硬化剤の量、このプロセスが行われる温度、硬化さ
れる製品の大きさ、使用される装置の種類、最終加硫物
に要求される正確な品質、その他のような変数に応じ
て、大きく変化する。一般に、十分な硬化時間は、ほぼ
一定して、約2分乃至8時間の範囲内に入るということ
ができる。必要な時間は一般に混合物中に含まれる加硫
剤の量に反比例し、硬化中の温度にも反比例することは
理解されるであろう。当業者は、従来的実施に従って特
定の目的に適合させるために、適切な加硫条件を容易に
決定できる。
以下の実施例は本発明を説明するためのものである。
これらの実施例において、使用されたブチルゴムは、イ
ソブチレンとイソプレンの臭素化コポリマーであって、
1+8,125℃で27〜37のムーニー粘度と約2重量%の臭
素含有率を有するものである。この材料は、エクソン・
ケミカル・コーポレーションから「ブロモチル(Bromob
utyl)2222」の商標名で市販されている。
例1 密閉式ミキサー(バンバリー強力ミキサー)に、ブロ
モブチルゴム、カーボンブラック、酸化マグネシウム、
ナフテン系油、ステアリン酸、及びポリオキシエチレン
エーテルを第1表の例1の下に記載されている量で投入
した。ミキサーの温度を100〜140℃に維持し、混合を約
5分間続けた。この強力な混合は、混練り(kneadin
g)、剪断(shearing)、及び交錯ブレンド(cross−ov
er blending)を含む。均一混合物をバンバリーから取
り出し、二本ロールミル上に置き、30〜45℃の温度で混
練り(milling)した。その後、第1表に示されている
量の、酸化亜鉛、ジクミルペルオキシド、及びマレイミ
ド硬化系をこの可塑性のゴムの塊に添加し、混練りを約
40℃の温度で約15分間続けた。
この混練りされたエラストマー組成物を約0.13インチ
(3.302mm)の厚さにミルからシート化した。
上記のようにして調製されたシート化ゴムを、初めに
マンドレルの周りに巻いてシリンダーを形成することに
よって、ポリエステル糸と組合わせた。1000デニールの
2フィラメントの巻かれたポリエステル糸をシートの周
りに上から下まできつく連続的に巻いた。電気モーター
中のワイヤーの巻き方とよく似たように、フィラメント
がお互いに隣接するようにし、柔らかいゴムの塊の中に
埋め込むようにした。使用したポリエステル糸は、ポー
ターデール・ジョージア(Porterdale Georgia)のビブ
・カンパニー(Bibb Company)から「エステルウェルド
(Esterweld)」の商標名で市販されている材料であ
り、ポリエチレンテレフタレート糸から成り、上述した
ようにポリイソシアネートでコーティングされ熱延伸さ
れているものであった。
その後、上記のようにして製造したゴム材料の第2の
シートを置き、巻き付けられた糸の上から圧力をかけて
約1/4インチの厚さのサンドウィッチ構造を形成した。
組み合わされたシリンダー構造物をマンドレルから外
し、開いて平らなシートを形成し、プレス中に置き、そ
して160℃で30分間加硫させた。
糸の硬化ゴム組成物に対する接着性は「インストロン
(INSTRON)」試験機を使用して評価した。硬化シート
集成体を1インチ(2.54cm)幅のストリップに切り、集
成体の各面からのゴムシートのタブをインストロン試験
機の別々の顎に取り付けた。このストリップを180゜引
っ張りにかけ、ゴムを糸から分離するのに必要な力を1
インチ当たりのポンド単位で記録した。
このラミネートの物理的特性データと接着強度を第1
表の例1の下に示す。
例2 例1の方法を繰り返したが、ここでは、本発明の接着
促進エチレンポリマーのペレットを、ブロモブチルゴム
の添加と同時にバンバリーミキサーに添加した。この例
で使用したエチレンポリマーは、75重量%のエチレン、
20重量%のメチルアクリレート、及び5重量%のアクリ
ル酸のターポリマーであった。例1に記載されているよ
うにして、混合物を混練りし、シート化し、糸で巻き、
硬化させ、試験した。この例の組成及び試験結果を第1
表の例2の下に示す。
例3〜6 例1に記載されているようにして、さらに4種の配合
物を調製し、組み合わせ、試験した。これらの配合物の
組成及び試験結果を第1表の例3〜6の下に示す。例4
及び6は例2と同じエチレンポリマーを含む。
例1及び2のデータの比較から分かるように、例2に
おける、酸化亜鉛、ペルオキシド、及びm−フェニレン
−ビスマレイミド硬化系と組み合わせての、5重量部の
本発明のエチレンポリマーのゴム組成物への配合は、ポ
リエステル糸に対する接着性を、エチレンポリマーを含
まない例1と比較して、75%のファクター(factor)で
増加させる。また、硬化ゴムの物理的特性に対する悪影
響はない。
例3〜6に関するデータは、種々の硬化系を含むブチ
ルゴム組成物に本発明のエチレンポリマーを含有させた
場合、ポリエステル糸に対する接着性が2倍以上増加す
ることを示している(例4及び6と例3及び5の比
較)。
例7〜14 さらに8種のゴム組成物を調製したが、これらは全て
以下の同じゴムマスターバッチを組成物に基づく。
ブロモブチルゴム 100 重量部 ファーネスカーボンブラック 55 重量部 酸化マグネシウム 1.0重量部 ナフテン系プロセス油 5.0重量部 ステアリン酸 1.0重量部 カーボワックス(Carbowax)3350 1.5重量部 ジクミルペルオキシド 2.0重量部 m−フェニレン−ビス−マレイミド 1.0重量部 合計 166.5 本発明のエチレンポリマーを異なる量で含むこれらの
配合物を第2表に示す。例7はエチレンポリマーを含ま
ない対照例である。例8〜12で使用したエチレンターポ
リマーの組成を同じ表に示すが、Eはエチレンを意味
し、MAはメチルアクリレートを意味し、AAはアクリル酸
を意味するものである。例13及び14においては、エチレ
ンとメチルアクリレートとから成るコポリマーを使用し
た。
例1及び2に記載されているようにして、これらの配
合物を混練りし、シート化し、糸で巻き、硬化させ、試
験した。組成及び試験結果を第2表に示す。このデータ
の比較から分かるように、本発明のエチレンターポリマ
ー及びコポリマーのゴム配合物への配合は、対照の例7
と比較して、ポリエステル糸に対する接着性を増加させ
る。
上記の本発明の実施態様は説明のためのみのものであ
り、全体に渡って当業者が変更を思い付くだろうことは
理解されるべきである。従って、本発明は、上記の実施
態様に限定されるとみなされるべきではなく、添付の請
求の範囲によって定義されているように限定されなけれ
ばならない。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI //(C08L 23/22 23:28 23:08) (56)参考文献 特表 平1−502594(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08F 23/00 - 23/28 B32B 25/00 - 25/18 D06M 15/693

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加硫可能な組成物であって、 a) ブチルゴム及びハロゲン化ブチルゴムから成る群
    から選択されるエラストマー、と b) 約60乃至約96重量%の重合したエチレン、約3.5
    乃至約30重量%の重合したC1〜C4アルキルアクリレート
    又はメタクリレート、及び0.5乃至約10重量%の重合し
    たアクリル酸又はメタクリル酸のターポリマーであっ
    て、組成物の成分a)の含有量に基づいて約0.5乃至約1
    5重量%の濃度で存在するターポリマー、 との混合物を含む、組成物。
  2. 【請求項2】ターポリマーが、約0.5乃至約8重量%の
    重合したアクリル酸又はメタクリル酸を含む、請求項1
    の組成物。
  3. 【請求項3】アルキルアクリレートがメチルアクリレー
    トである、請求項1の組成物。
  4. 【請求項4】酸がアクリル酸である、請求項2の組成
    物。
  5. 【請求項5】ターポリマーが、約5乃至約25重量%の重
    合したアクリレート及び約3乃至約8重量%の重合した
    アクリル酸又はメタクリル酸を含む、請求項2の組成
    物。
  6. 【請求項6】エラストマーが臭素化ブチルゴムである、
    請求項1の組成物。
  7. 【請求項7】ターポリマーが、組成物の成分a)の含有
    量に基づいて1乃至約10重量%の濃度で存在する、請求
    項6の組成物。
  8. 【請求項8】有効量の加硫系をさらに含む、請求項1の
    組成物。
  9. 【請求項9】請求項8の組成物を加硫させるのに十分な
    時間と温度で加熱することによって製造された加硫した
    組成物。
  10. 【請求項10】ポリエステル製の織物、フィラメント、
    加工糸、糸、コード、ケーブル又は不織布と、その織
    物、フィラメント、加工糸、糸、コード、ケーブル又は
    不織布と接触した請求項8の組成物を含む集成体。
  11. 【請求項11】ポリエステル織物と1層又は2層の請求
    項8の組成物とのラミネートの形態である集成体。
  12. 【請求項12】請求項10の集成体を、組成物を加硫させ
    るのに十分な時間と温度で加熱することによって製造さ
    れた加硫した集成体。
  13. 【請求項13】加硫可能な組成物であって、 a) ブチルゴム及びハロゲン化ブチルゴムから成る群
    から選択されるエラストマー、と b) 約75乃至95重量%の重合したエチレンと約5乃至
    25重量%の重合したC1〜C4アルキルアクリレート又はメ
    タクリレートのコポリマーであって、組成物の成分a)
    の含有量に基づいて約0.5乃至約15重量%の濃度で存在
    するコポリマー、 との混合物から本質的に成る、組成物。
  14. 【請求項14】アルキルアクリレートがメチルアクリレ
    ートである、請求項13の組成物。
  15. 【請求項15】エラストマーが臭素化ブチルゴムであ
    る、請求項13の組成物。
  16. 【請求項16】コポリマーが、組成物の成分a)の含有
    量に基づいて約1乃至約10重量%の濃度で存在する、請
    求項13の組成物。
  17. 【請求項17】有効量の加硫系をさらに含む、請求項13
    の組成物。
  18. 【請求項18】請求項17の組成物を加硫させるのに十分
    な時間と温度で加熱することによって製造された加硫し
    た組成物。
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