JP2786910B2 - 脱毛装置 - Google Patents
脱毛装置Info
- Publication number
- JP2786910B2 JP2786910B2 JP1297093A JP29709389A JP2786910B2 JP 2786910 B2 JP2786910 B2 JP 2786910B2 JP 1297093 A JP1297093 A JP 1297093A JP 29709389 A JP29709389 A JP 29709389A JP 2786910 B2 JP2786910 B2 JP 2786910B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- tapered surface
- rollers
- hair
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D26/00—Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers
- A45D26/0023—Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers with rotating clamping elements
- A45D26/0033—Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers with rotating clamping elements with rollers
- A45D26/0038—Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers with rotating clamping elements with rollers power-driven
Description
本発明は主として美容上の理由で体毛を取り除く際に
使用する脱毛装置に関するものである。
使用する脱毛装置に関するものである。
この種の脱毛装置は、今までにも何種類かが提案され
ており、その中には、対のローラを使用するものが、た
とえば特公昭39−11431号公報や、特公昭42−3535号公
報で提案されている。
ており、その中には、対のローラを使用するものが、た
とえば特公昭39−11431号公報や、特公昭42−3535号公
報で提案されている。
しかし、前者の公報に示されたものでは、身体表面と
平行な軸の回りを互いに逆方向に回転する対のローラで
体毛を巻き込んで脱毛することから、両ローラの接触部
分が身体表面から離れたところにあり、このために短い
体毛や寝ている体毛を脱毛することができないという問
題を有している。 一方、後者の公報に示されたものは、前者の公報に記
載のものの上記欠点を解消すべくなされたもので、対の
ローラの軸方向を身体表面と直交する方向としているの
であるが、両ローラの端面と肌との間には底板が存在し
ている上に、両ローラを共に円筒状とし、両ローラが軸
線方向の全長にわたって互いに接触するようにしている
ことから、寝ている体毛を起こすということはできず、
この点で問題が残るほか、両ローラ間の接触圧を体毛の
脱毛に必要な値に保つのに要する力が大きく、モータと
して力の強いものを使用しなくてはならないものであっ
て、どうしても大型になってしまい、重くて使いにくい
という問題を有しており、更には長い体毛の先端を両ロ
ーラで挟んだ時など、体毛の先端を引っ張ることになっ
て脱毛することができないと同時に痛さが残る。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするとろは体毛の除去を確実に行うことができ
る上に、低負荷で使い勝手が良好である脱毛装置を提供
するにある。
平行な軸の回りを互いに逆方向に回転する対のローラで
体毛を巻き込んで脱毛することから、両ローラの接触部
分が身体表面から離れたところにあり、このために短い
体毛や寝ている体毛を脱毛することができないという問
題を有している。 一方、後者の公報に示されたものは、前者の公報に記
載のものの上記欠点を解消すべくなされたもので、対の
ローラの軸方向を身体表面と直交する方向としているの
であるが、両ローラの端面と肌との間には底板が存在し
ている上に、両ローラを共に円筒状とし、両ローラが軸
線方向の全長にわたって互いに接触するようにしている
ことから、寝ている体毛を起こすということはできず、
この点で問題が残るほか、両ローラ間の接触圧を体毛の
脱毛に必要な値に保つのに要する力が大きく、モータと
して力の強いものを使用しなくてはならないものであっ
て、どうしても大型になってしまい、重くて使いにくい
という問題を有しており、更には長い体毛の先端を両ロ
ーラで挟んだ時など、体毛の先端を引っ張ることになっ
て脱毛することができないと同時に痛さが残る。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするとろは体毛の除去を確実に行うことができ
る上に、低負荷で使い勝手が良好である脱毛装置を提供
するにある。
しかして本発明は、軸方向端面が身体表面への接触面
とされているともに、この一端側の外周部が漸次径が小
さくなるテーパ面とされているローラと、軸方向端面が
身体表面への接触面とされているともに、この一端側の
外周部が漸次径が大きくなる逆テーパ面とされているロ
ーラとを備え、軸線が平行とされるとともに少なくとも
一方が回転駆動される上記両ローラは、テーパ面と逆テ
ーパ面において互いに接触していることを特徴を有して
いる。 ［作用］ 本発明によれば、逆テーパ面を持つローラによって寝
ている体毛が起こされて、両ローラの接触部に送り込ま
れるものであり、また両ローラの接触圧は、一方のロー
ラを軸方向に付勢することによって得ることができるた
めに、脱毛に必要な両ローラ間の接触圧をモータに多大
な負荷をかえることなく得ることができる。 ［実施例］ 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
の脱毛装置は、一対のローラ1,2を有している。一方の
ローラ１は、モータ３の出力軸30に一端側が直結された
もので、ハウジング４に形成された開口41に臨む他端側
の外周部は、漸次径が大きくなる逆テーパ面11とされて
おり、ローラ１と軸線が平行となるように軸22で支持さ
れたローラ２は、同じくハウジング４の開口41に臨む端
部が漸次径が小さくなるテーパ面21とされている。そし
てローラ２は軸22に対して軸方向に摺動自在に且つ回転
自在とされており、またばね23によって軸方向に付勢さ
れてテーパ面21をローラ１の逆テーパ面11に接触させて
いる。図中５はハウジング４内に収納された電源として
の電池、40は電池カバーである。 尚、ここではテーパ面21と逆テーパ面11との傾斜角度
を異ならせることで、両ローラ1,2の接触がほぼ１点で
なされるようにしている。ローラ1,2は両方、あるいは
一方を弾性体で形成して上記接触部が撓みによってある
程度の面積を持つようにすることが好ましい。一方を弾
性体で形成する場合には、ローラ１側を弾性体で形成す
るとよい。逆テーパ面11を持つローラ１を弾性体で形成
した場合、逆テーパ面11はその厚みの関係で撓みやすく
なっているために、第４図に示すように、両ローラ1,2
の接触域ｌを大きくとることができる。ローラ1,2の外
周面同士は第３図から明らかなように非接触となるよう
にしているが、軽く接するようにしていてもよい。 この脱毛装置においては、ハウジング４の開口に臨む
両ローラ1,2の端面を肌６に当ててローラ１をモータ３
で回転駆動したならば、体毛60は両ローラ1,2におるば
ね23による付勢で互いに接触しているテーパ面21と逆テ
ーパ面11との間に送り込まれて引き抜かれる。この時、
ローラ１は逆テーパ面11のために鋭角となっている先端
縁で寝ている体毛を起こすものであり、またローラ２の
テーパ面21は体毛をその長さに応じて素早く両テーパ面
11,21の接触部に送り込む。両ローラ1,2の接触部に肌が
かみこんでも、ばね23に抗してローラ２が後退するため
に、肌を傷付けることはない。更にローラ１の先端縁が
ローラ２のテーパ面21に接触するようにしていることか
ら、体毛60はその根元が両ローラ1,2によって強く挟持
されるものであり、従って体毛60が引っ張られるだけで
引き抜かれずに痛い思いをするということがないもので
ある。 第５図に他の実施例を示す。ここでは両ローラ1,2に
ギア部15,25を設けて両者を噛み合わせることで、ロー
ラ１の回転駆動に伴うローラ２の回転が滑りなくなされ
るものとなる。また、両ローラ1,2の接触部が、両ギア
部15,25のピッチ円の円周上にくるようにしておけば、
テーパ面21と逆テーパ面11との接触部における速度が等
しくなるために、この部分での滑りの発生をなくすこと
ができる。
とされているともに、この一端側の外周部が漸次径が小
さくなるテーパ面とされているローラと、軸方向端面が
身体表面への接触面とされているともに、この一端側の
外周部が漸次径が大きくなる逆テーパ面とされているロ
ーラとを備え、軸線が平行とされるとともに少なくとも
一方が回転駆動される上記両ローラは、テーパ面と逆テ
ーパ面において互いに接触していることを特徴を有して
いる。 ［作用］ 本発明によれば、逆テーパ面を持つローラによって寝
ている体毛が起こされて、両ローラの接触部に送り込ま
れるものであり、また両ローラの接触圧は、一方のロー
ラを軸方向に付勢することによって得ることができるた
めに、脱毛に必要な両ローラ間の接触圧をモータに多大
な負荷をかえることなく得ることができる。 ［実施例］ 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
の脱毛装置は、一対のローラ1,2を有している。一方の
ローラ１は、モータ３の出力軸30に一端側が直結された
もので、ハウジング４に形成された開口41に臨む他端側
の外周部は、漸次径が大きくなる逆テーパ面11とされて
おり、ローラ１と軸線が平行となるように軸22で支持さ
れたローラ２は、同じくハウジング４の開口41に臨む端
部が漸次径が小さくなるテーパ面21とされている。そし
てローラ２は軸22に対して軸方向に摺動自在に且つ回転
自在とされており、またばね23によって軸方向に付勢さ
れてテーパ面21をローラ１の逆テーパ面11に接触させて
いる。図中５はハウジング４内に収納された電源として
の電池、40は電池カバーである。 尚、ここではテーパ面21と逆テーパ面11との傾斜角度
を異ならせることで、両ローラ1,2の接触がほぼ１点で
なされるようにしている。ローラ1,2は両方、あるいは
一方を弾性体で形成して上記接触部が撓みによってある
程度の面積を持つようにすることが好ましい。一方を弾
性体で形成する場合には、ローラ１側を弾性体で形成す
るとよい。逆テーパ面11を持つローラ１を弾性体で形成
した場合、逆テーパ面11はその厚みの関係で撓みやすく
なっているために、第４図に示すように、両ローラ1,2
の接触域ｌを大きくとることができる。ローラ1,2の外
周面同士は第３図から明らかなように非接触となるよう
にしているが、軽く接するようにしていてもよい。 この脱毛装置においては、ハウジング４の開口に臨む
両ローラ1,2の端面を肌６に当ててローラ１をモータ３
で回転駆動したならば、体毛60は両ローラ1,2におるば
ね23による付勢で互いに接触しているテーパ面21と逆テ
ーパ面11との間に送り込まれて引き抜かれる。この時、
ローラ１は逆テーパ面11のために鋭角となっている先端
縁で寝ている体毛を起こすものであり、またローラ２の
テーパ面21は体毛をその長さに応じて素早く両テーパ面
11,21の接触部に送り込む。両ローラ1,2の接触部に肌が
かみこんでも、ばね23に抗してローラ２が後退するため
に、肌を傷付けることはない。更にローラ１の先端縁が
ローラ２のテーパ面21に接触するようにしていることか
ら、体毛60はその根元が両ローラ1,2によって強く挟持
されるものであり、従って体毛60が引っ張られるだけで
引き抜かれずに痛い思いをするということがないもので
ある。 第５図に他の実施例を示す。ここでは両ローラ1,2に
ギア部15,25を設けて両者を噛み合わせることで、ロー
ラ１の回転駆動に伴うローラ２の回転が滑りなくなされ
るものとなる。また、両ローラ1,2の接触部が、両ギア
部15,25のピッチ円の円周上にくるようにしておけば、
テーパ面21と逆テーパ面11との接触部における速度が等
しくなるために、この部分での滑りの発生をなくすこと
ができる。
以上のように本発明においては、端面が身体表面に接
触するローラの側面で脱毛するようにしているために、
体毛が短くとも脱毛することができる上に、体毛が寝て
いても、逆テーパ面を持つローラによって起こされて両
ローラの接触部に送り込まれるために、確実な脱毛を行
うことができるものであり、また両ローラの接触圧は、
一方のローラを軸方向に付勢することによって得ること
ができるために、脱毛に必要な両ローラ間の接触圧をモ
ータに多大な負荷をかえることなく得ることができるも
のであって、小型で使い勝手の良いものとすることがで
きる。
触するローラの側面で脱毛するようにしているために、
体毛が短くとも脱毛することができる上に、体毛が寝て
いても、逆テーパ面を持つローラによって起こされて両
ローラの接触部に送り込まれるために、確実な脱毛を行
うことができるものであり、また両ローラの接触圧は、
一方のローラを軸方向に付勢することによって得ること
ができるために、脱毛に必要な両ローラ間の接触圧をモ
ータに多大な負荷をかえることなく得ることができるも
のであって、小型で使い勝手の良いものとすることがで
きる。
第１図は本発明一実施例の断面図、第２図は同上の底面
図、第３図は同上の拡大断面図、第４図は同上の拡大底
面図、第５図は他の実施例の部分側面図であって、1,2
はローラ、11は逆テーパ面、21はテーパ面を示す。
図、第３図は同上の拡大断面図、第４図は同上の拡大底
面図、第５図は他の実施例の部分側面図であって、1,2
はローラ、11は逆テーパ面、21はテーパ面を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭42−3535（ＪＰ，Ｂ１) 実公 昭57−54725（ＪＰ，Ｙ２) 特表 平４−506307（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A45D 26/00
Claims (1)
- 【請求項１】軸方向端面が身体表面への接触面とされて
いるともに、この一端側の外周部が漸次径が小さくなる
テーパ面とされているローラと、軸方向端面が身体表面
への接触面とされているともに、この一端側の外周部が
漸次径が大きくなる逆テーパ面とされているローラとを
備え、軸線が平行とされるとともに少なくとも一方が回
転駆動される上記両ローラは、テーパ面と逆テーパ面に
おいて互いに接触していることを特徴とする脱毛装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1297093A JP2786910B2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 脱毛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1297093A JP2786910B2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 脱毛装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03158104A JPH03158104A (ja) | 1991-07-08 |
| JP2786910B2 true JP2786910B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=17842114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1297093A Expired - Lifetime JP2786910B2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 脱毛装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2786910B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4232816B2 (ja) * | 2006-11-22 | 2009-03-04 | パナソニック電工株式会社 | 脱毛装置 |
-
1989
- 1989-11-15 JP JP1297093A patent/JP2786910B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03158104A (ja) | 1991-07-08 |
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Legal Events
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Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829 |
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