JPS6129085Y2 - - Google Patents

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JPS6129085Y2
JPS6129085Y2 JP16949680U JP16949680U JPS6129085Y2 JP S6129085 Y2 JPS6129085 Y2 JP S6129085Y2 JP 16949680 U JP16949680 U JP 16949680U JP 16949680 U JP16949680 U JP 16949680U JP S6129085 Y2 JPS6129085 Y2 JP S6129085Y2
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JP
Japan
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roller
drive
medium
card
drive roller
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JP16949680U
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JPS5792247U (ja
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、異なる駆動源で媒体を送るカード状
媒体の送り機構に関する。
磁気カードリーダで、カード送りに異なる駆動
源を用いるというケースがある。即ちカード処理
に2つの別機能を有する装置を結合して連続作動
させ、一方が交流モータ駆動、他方が直流モータ
駆動の場合、媒体が両駆動系とかみ合つた時、両
駆動系の送りローラスピードが一定にできないた
め送りローラの摩耗が発生し、経時的使用に支障
を来たした。
本考案の目的は、上記欠点に鑑み、周速の遅い
方の駆動ローラに回転自由度を付加して両駆動系
に媒体がかみ合つた時、回転自由度で上記欠点を
解消したテープ状媒体の送り機構を提案すること
にある。
以下、図示の実施例で本考案を説明する。第1
図で周速の早い駆動ローラ1が駆動軸2に固定さ
れ、駆動ローラ1に対向して従動ローラ3が配設
されている。駆動ローラ1からはなれた位置には
駆動軸4に回転自在に遊嵌された周速の遅い駆動
ローラ5が配置され、駆動ローラ5に固定された
ピン6が駆動軸4に固定された腕7に当接して送
られて駆動ローラ5が回転されるように構成され
て対向位置に従動ローラ8が配設されている。上
記駆動ローラ1及び5とカード状媒体9の関係
は、カード状媒体の長さ寸法はl、上記駆動ロー
ラ1と5の軸芯間の間隔はLでl−L=X、周速
の速い駆動ローラ1の周速はV1、周速の遅い駆
動ローラ5の周速はV2、ピン6が腕7に対し180
゜の範囲で持つ駆動ローラ5の外周の長さの1/2
の回転自由度をAとしたとき駆動ローラ1,5と
カード状媒体9の間には (1−V/V)(l−L)<A (1−V/V)X<A に構成されている。
上記のように構成して異なる駆動源で駆動軸
2,4が共に反時計方向に回転されると、駆動ロ
ーラ1は周速V1で、駆動ローラ5は腕7とピン
6を介して周速V2で回転される。次にカード状
媒体9が図で左方から駆動ローラ1と従動ローラ
3間に挿入されると、カード状媒体は駆動ローラ
1で右方に速度V1で送られ、カード状媒体の右
端が駆動ローラ5と従動ローラ8にかんだ時、駆
動ローラ5は遅い周速V2から早い周速V1で送ら
れる。その結果駆動ローラ5のピン6は腕7に対
し先行して回転される。次にカード状媒体が駆動
ローラ1よりはなれたとき、駆動ローラ5の回転
及びカード状媒体の送りは一時停止され、再び腕
7がピン6に当ると駆動ローラ5は周速V2で回
転転されてカード状媒体は速度V2で送られる。
従つてカード状媒体9と駆動ローラ5間には過負
荷による滑りが生じない。
上記関係を仮にV1<V2にすると、 l−L/V=l−L−A/V となり、カード状媒体9が駆動ローラ1から離れ
るときに駆動ローラ5の回転自由度Aが無くなり
不都合が発生する。
従つてV1,V2の関係が l−L/V>l−L−A/V なら回転自由度が無くならず、過負荷現象が発生
しない。何れにしても回転自由度Aが前記不等式
を満足しないと摩耗が発生することになる。
上記説明では駆動ローラ1と5を反時計方向に
回転するように述べたが、時計方向に回転させ、
カード状媒体9を駆動ローラ5と従動ローラ8間
に挿入して右方から左方に速度V2で送り、カー
ド状媒体が駆動ローラ1にかんだ時カード状媒体
を速度V1で送るように構成してもよい。上記カ
ード状媒体の送り速度がV2からV1に変換される
とき、ピン6は腕7より先行して回転され、回転
自由度Aが確保されて前記不等式を満足すること
になる。
第2図は駆動ローラ5の回転機構の他の具体例
で、駆動ローラ5の駆動軸4に腕7が固定される
と共にボールベアリング10が固定され、ボール
ベアリングの外周にプーリ11が嵌合固定されて
モータ12のプーリ13との間にベルト14が張
設されている。プーリ11にはピン6が固定され
て腕7に当接されるように構成されて回転自由度
Aが得られるようになされている。
本考案は上述のように構成されたから、簡単な
構成で速度の異なる2組の駆動ローラでカード状
媒体の送り渡しがスムーズにおこなわれ、かつロ
ーラの摩耗が発生しない実用上優れた効果を奏す
るカード状媒体の送り機構が提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例が示され、第1図はカー
ド状媒体の送り機構の説明図、第2図は周速の遅
い駆動ローラの駆動機構の他の具体例説明図であ
る。 1……周速の速い駆動ローラ、5……周速の遅
い駆動ローラ、9……カード状媒体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カード状媒体の送り方向長さより短い間隔で配
    した周速の異なる駆動ローラと、該駆動ローラと
    対向して配した従動ローラとを備え、周速の遅い
    方の駆動ローラを、回転駆動源との間に所定量だ
    け回転自由度をもつて結合させてなり、 速い方の駆動ローラの周速をV1 遅い方の駆動ローラの周速をV2 媒体長さとローラ間隔との差をX 回転自由度の外周長さをA としたとき (1−V/V)X<A としたカード状媒体の送り機構。
JP16949680U 1980-11-28 1980-11-28 Expired JPS6129085Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16949680U JPS6129085Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28

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JP16949680U JPS6129085Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS5792247U JPS5792247U (ja) 1982-06-07
JPS6129085Y2 true JPS6129085Y2 (ja) 1986-08-28

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ID=29528001

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JP16949680U Expired JPS6129085Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28

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JP5079566B2 (ja) * 2008-03-27 2012-11-21 日本電産サンキョー株式会社 カード搬送機構およびカードリーダ

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Publication number Publication date
JPS5792247U (ja) 1982-06-07

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