JP2786599B2 - 扉装置 - Google Patents

扉装置

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JP2786599B2
JP2786599B2 JP16100894A JP16100894A JP2786599B2 JP 2786599 B2 JP2786599 B2 JP 2786599B2 JP 16100894 A JP16100894 A JP 16100894A JP 16100894 A JP16100894 A JP 16100894A JP 2786599 B2 JP2786599 B2 JP 2786599B2
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closing
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JPH0828134A (ja
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義一 結城
君平 山下
克也 乾
潤子 松森
幹生 小林
健雄 菊地
俊明 遠藤
基次 佐々木
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BESUTO KK
Kajima Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
BESUTO KK
Kajima Corp
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トイレ、シャワー、
更衣等に使用する自立式ブース等に適用される扉装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例を図10ないし図13に示す。す
なわち、図10は戸当たり部材50の基端部を扉51の
内面に取付けてゴム53の付いた先端を扉壁52の開口
部の縁部に突出し、矢印のように扉51を閉じたとき戸
当たり部材50が扉壁52の開口部の縁部に当接するよ
うにしている。
【0003】図11は戸当たり部材50の基端部を扉5
1の開閉側端面54に取付けたものである。図12は戸
当たり部材50を扉51の上端部に取付け、笠木55を
受け部としたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10の従来
例は図13に示すように扉51の開閉側端面54および
これに対向する開口部の端面56を凸曲面に形成した場
合に戸当たり部材50の寸法Wが大きくなり、意匠上良
くないという問題があった。またゴム53の跡が扉壁5
2の表面について汚れるという問題があった。
【0005】図11の他の従来例は開閉側端面54が図
13に示すような凸曲面の場合に戸当たり部材50を取
付けることができないという問題があった。図12のさ
らに従来例は笠木55がない場合には戸当たり部材50
を使用することができないという問題があった。したが
って、この発明の目的は、笠木の有無にかかわらず、端
面が凸曲面をなすことによる意匠性を損なわずに戸当た
り部材を設けることができる扉装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の扉装置は、開
閉側端面を凸曲面に形成した扉と、この扉をヒンジ付け
して開閉する開口部を有して前記開口部を前記扉で閉じ
た状態で前記扉の前記開閉側端面が対面する前記開口部
の端面を凸曲面に形成した扉壁とを備え、前記開閉側端
面の前記扉の厚さ方向の中央から前記厚さ方向にずれた
位置に戸当たり部材を突設し、前記扉を閉じた状態で前
記戸当たり部材が当接する受け部を前記開口部の端面に
設けたものである。
【0007】請求項2の扉装置は、請求項1において、
前記受け部が前記開口部の端面およびその端面に隣接す
る表面にまたがって切欠状に形成された第1の凹部であ
り、前記戸当たり部材は前記開閉側端面およびその開閉
側端面に隣接する表面にまたがって切欠状に形成した第
2の凹部に取付けられているものである。請求項3の扉
装置は、開閉側端面を凸曲面に形成した扉と、この扉を
ヒンジ付けして開閉する開口部を有して前記開口部を前
記扉で閉じた状態で前記扉の前記開閉側端面が対面する
前記開口部の端面を凸曲面に形成した扉壁とを備え、前
記扉の上面および下面の少なくともいずれか一方に戸当
たり部材を突設し、前記扉を閉じた状態で前記戸当たり
部材が当接する受け部を前記開口部の縁部に設けたもの
である。
【0008】
【作用】請求項1の扉装置によれば、扉の開閉側端面お
よびこれに対向する扉壁の開口部の端面を凸曲面に形成
するとともに、扉の開閉側端面の前記扉の厚さ方向の中
央から前記厚さ方向にずれた位置に戸当たり部材を突設
し、前記扉を閉じた状態で前記戸当たり部材が当接する
受け部を前記開口部の端面に設けたため、戸当たり部材
を従来に比して短くできるので、端面の凸曲面による意
匠性を損なわずに戸当たり部材を扉に設けることができ
る。しかもたとえば戸当たり部材にゴム等の弾性材を設
けても受け部に跡が付くのみであり、また戸当たり部材
を受け部とし受け部を戸当たり部材として使用すること
ができる。さらに扉の上端に笠木がない場合にも適用す
ることができる。
【0009】請求項2の扉装置によれば、請求項1にお
いて、前記受け部が前記開口部の端面およびその端面に
隣接する表面にまたがって切欠状に形成された第1の凹
部であり、前記戸当たり部材は前記開閉側端面およびそ
の開閉側端面に隣接する表面にまたがって切欠状に形成
した第2の凹部に取付けられているため、請求項1の作
用のほか、戸当たり部材の取付強度が強く外れにくいと
ともに、開口部と扉の開閉側端面との隙間を小さくでき
る。
【0010】請求項3の扉装置によれば、扉の開閉側端
面およびこれに対向する扉壁の開口部の端面を凸曲面に
形成するとともに、戸当たり部材を前記扉の上面および
下面の少なくともいずれか一方に突設し、前記扉を閉じ
た状態で前記戸当たり部材が当接する受け部を前記開口
部の縁部に設けたため、請求項1の作用のほか、戸当た
り部材および受け部を構成する部材を取付けるために扉
等に堀り込み加工をする必要がないので取付容易にな
る。
【0011】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図6に
より説明する。すなわち、この扉装置は、扉1と、扉壁
2とを有する。扉1は、開閉側端面3を凸曲面に形成し
ている。実施例では水平断面半円形状に形成している。
【0012】扉壁2は、扉1をヒンジ付けして開閉する
開口部4を有して、開口部4を扉1で閉じた状態で扉1
の開閉側端面3が対面する開口部4の端面5を凸曲面に
形成している。実施例の扉壁2はパネルを用い、端面5
の凸曲面は扉1と同様に水平断面半円形状に形成してい
る。戸当たり部材6は、開閉側端面3の扉1の厚さ方向
の中央から厚さ方向にずれた位置に突設している。また
受け部7は、扉1を閉じた状態で戸当たり部材6が当接
する位置の開口部4の端面5に設けている。
【0013】実施例では図2に示すように、扉1の開閉
側端面3および扉壁2の端面5の凸曲面の扉1の厚さ方
向の約半分すなわち1/4円の範囲の相対向する部分に
端面3,5に隣接する表面にまたがって切欠状に堀り込
み形成した第1の凹部9および第2の凹部8を設け、第
2の凹部8に戸当たり部材6を取付け、第1の凹部9に
受け部7の部材を取付けている。実施例の戸当たり部材
6は第2の凹部8に納まる本体10より戸当たり部11
が突出し、また扉1に取付けるための取付孔12を形成
する穴部13の底に形成している。穴部13を通して取
付孔12にねじ14で取付けられる。また受け部7も、
第1の凹部9に納まる本体15に戸当たり部11が当接
しうる受け凹部16を形成し、受け凹部16に取付孔1
7を形成するとともに戸当たり部11の当接面20にゴ
ム等の弾性材18を付着している。
【0014】図6は、トイレブースの分解図を示し、扉
壁2は中間パネル25とコーナパネル26からなり、側
壁27は一対の仕切りパネルにより形成されている。2
8は目地材、29は床レール、30は笠木、31はアジ
ャスタである。この実施例によれば、扉1の開閉側端面
3およびこれに対向する扉壁2の開口部4の端面5を凸
曲面に形成するとともに、扉1の開閉側端面3の扉1の
厚さ方向の中央から厚さ方向にずれた位置に戸当たり部
材6を突設し、扉1を閉じた状態で戸当たり部材6が当
接する受け部7を開口部4の端面5に設けたため、戸当
たり部材6を従来に比して短くできるので、端面3,4
の凸曲面による意匠性を損なわずに戸当たり部材6を扉
1に設けることができる。しかもたとえば戸当たり部材
6にゴム等の弾性材18を設けても受け部7に跡が付く
のみであり、また戸当たり部材6を受け部7とし受け部
7を戸当たり部材6として使用することができる。さら
に扉1の上端に笠木がない場合にも適用することができ
る。
【0015】また受け部2が開口部4の端面5およびそ
の端面5に隣接する表面にまたがって切欠状に形成され
た第1の凹部9に設けられ、戸当たり部材6は開閉側端
面3およびその開閉側端面3に隣接する表面にまたがっ
て切欠状に形成した第2の凹部8に取付けられているた
め、戸当たり部材6の取付強度が強く外れにくいととも
に、開口部4と扉1の開閉側端面3との隙間を小さくで
きる。
【0016】この発明の第2の実施例を図7ないし図9
に示す。すなわち、この扉装置は、戸当たり部材6が扉
1の上面に突設され、扉1を閉じた状態で戸当たり部材
6が当接する受け部7を開口部4の縁部に設けている。
33は取付孔、34はねじである。この実施例によれ
ば、戸当たり部材6および受け部7を構成する部材を取
付けるために扉1等に堀り込み加工をする必要がないの
で取付容易になる。その他は第1の実施例と同様であ
る。
【0017】なお、戸当たり部材6および受け部7は扉
1の下面側に設けてもよいし、扉1の上下の両方に設け
てもよい。
【0018】
【発明の効果】請求項1の扉装置によれば、扉の開閉側
端面およびこれに対向する扉壁の開口部の端面を凸曲面
に形成するとともに、扉の開閉側端面の前記扉の厚さ方
向の中央から前記厚さ方向にずれた位置に戸当たり部材
を突設し、前記扉を閉じた状態で前記戸当たり部材が当
接する受け部を前記開口部の端面に設けたため、戸当た
り部材を従来に比して短くできるので、端面の凸曲面に
よる意匠性を損なわずに戸当たり部材を扉に設けること
ができる。しかもたとえば戸当たり部材にゴム等の弾性
材を設けても受け部に跡が付くのみであり、また戸当た
り部材を受け部とし受け部を戸当たり部材として使用す
ることができる。さらに扉の上端に笠木がない場合にも
適用することができるという効果がある。
【0019】請求項2の扉装置によれば、請求項1にお
いて、前記受け部が前記開口部の端面およびその端面に
隣接する表面にまたがって切欠状に形成された第1の凹
部であり、前記戸当たり部材は前記開閉側端面およびそ
の開閉側端面に隣接する表面にまたがって切欠状に形成
した第2の凹部に取付けられているため、請求項1の効
果のほか、戸当たり部材の取付強度が強く外れにくいと
ともに、開口部と扉の開閉側端面との隙間を小さくでき
る。
【0020】請求項3の扉装置によれば、扉の開閉側端
面およびこれに対向する扉壁の開口部の端面を凸曲面に
形成するとともに、戸当たり部材を前記扉の上面および
下面の少なくともいずれか一方に突設し、前記扉を閉じ
た状態で前記戸当たり部材が当接する受け部を前記開口
部の縁部に設けたため、請求項1の効果のほか、戸当た
り部材および受け部を構成する部材を取付けるために扉
等に堀り込み加工をする必要がないので取付容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の要部断面図である。
【図2】その扉および扉壁の一部の断面図である。
【図3】その戸当たり部材および受け部を示す部分正面
図である。
【図4】受け部の取付状態を正面からみた開口部の部分
端面図である。
【図5】戸当たり部材の取付状態を正面からみた部分端
面図である。
【図6】トイレブースの分解図である。
【図7】第2の実施例の要部斜視図である。
【図8】その平面図である。
【図9】その正面図である。
【図10】従来例の要部断面図である。
【図11】他の従来例の要部断面図である。
【図12】さらに他の従来例の要部断面図である。
【図13】端面が凸曲面の扉に従来の戸当たり部材を取
付けた状態の要部断面図である。
【符号の説明】
1 扉 2 扉壁 3 開閉側端面 4 開口部 5 端面 6 戸当たり部材 7 受け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 君平 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 乾 克也 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 松森 潤子 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 小林 幹生 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 菊地 健雄 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 遠藤 俊明 東京都千代田区神田紺屋町41番地 株式 会社ベスト内 (72)発明者 佐々木 基次 東京都千代田区神田紺屋町41番地 株式 会社ベスト内 (56)参考文献 実開 昭49−70742(JP,U) 実開 昭56−63781(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05F 5/02 E05F 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉側端面を凸曲面に形成した扉と、こ
    の扉をヒンジ付けして開閉する開口部を有して前記開口
    部を前記扉で閉じた状態で前記扉の前記開閉側端面が対
    面する前記開口部の端面を凸曲面に形成した扉壁とを備
    え、前記開閉側端面の前記扉の厚さ方向の中央から前記
    厚さ方向にずれた位置に戸当たり部材を突設し、前記扉
    を閉じた状態で前記戸当たり部材が当接する受け部を前
    記開口部の端面に設けた扉装置。
  2. 【請求項2】 前記受け部は前記開口部の端面およびそ
    の端面に隣接する表面にまたがって切欠状に形成された
    第1の凹部であり、前記戸当たり部材は前記開閉側端面
    およびその開閉側端面に隣接する表面にまたがって切欠
    状に形成した第2の凹部に取付けられている請求項1記
    載の扉装置。
  3. 【請求項3】 開閉側端面を凸曲面に形成した扉と、こ
    の扉をヒンジ付けして開閉する開口部を有して前記開口
    部を前記扉で閉じた状態で前記扉の前記開閉側端面が対
    面する前記開口部の端面を凸曲面に形成した扉壁とを備
    え、前記扉の上面および下面の少なくともいずれか一方
    に戸当たり部材を突設し、前記扉を閉じた状態で前記戸
    当たり部材が当接する受け部を前記開口部の縁部に設け
    た扉装置。
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JPH0828134A JPH0828134A (ja) 1996-01-30
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