JP2785838B2 - 移動用電子回路機器の固定機構 - Google Patents

移動用電子回路機器の固定機構

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JP2785838B2
JP2785838B2 JP6433190A JP6433190A JP2785838B2 JP 2785838 B2 JP2785838 B2 JP 2785838B2 JP 6433190 A JP6433190 A JP 6433190A JP 6433190 A JP6433190 A JP 6433190A JP 2785838 B2 JP2785838 B2 JP 2785838B2
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健司 嶋田
和浩 村田
義幸 佐藤
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Fujitsu Kansai Communication Systems Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Kansai Communication Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 小型の電子回路機器を床上に固定するための機構に関
し、 簡単な構成で、しかも振動が激しい場合にも筐体とマ
ウンティングとの間にがたつきを生じない安定した固定
機構を提供することを目的とし、 装置の筐体の底部に固定されたブラケットを、据え付
け場所に設置された左右一体のマウンティングのレール
上に載せ、前記ブラケットの両端に固定されたブロック
の端面を前記レールの両端にこれに対応して設置された
ブロックの端面に押し付けて位置決め・固定するための
機構であって、前記レールは、その前端部に前記ブラケ
ットをレールに沿って移動させるための押しねじ手段を
具え、互いに接触するレールとブラケット上のブロック
の端面は、レールの軸方向に対して垂直並びに水平の両
方向に傾斜した斜面を形成し、以て、両ブロックが押し
付けられた際に、ブラケットに対して下向き並びに内向
き又は外向きの力を作用させる構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、小型の電子回路機器を床上に固定するため
の機構に関する。
〔従来の技術〕
緊急事態発生時に使用される交換機等は、移動手段に
搭載して使用したり、現場に搬送して据え付けて使用し
たりされるので、移動中の振動に耐えるようにしっかり
した固定手段を必要とすると共に、取り外し・取付けが
容易に行えることが要求されている。
第5図に従来の固定機構を示す。固定対象となる装置
の筐体1の底部に固定されている左右一対のブラケット
2を、これに対応して据え付け場所に予め用意されてい
るマウンティングのレール3上に載せ、筐体1をレール
3に沿って奥の方に滑らせながら、レール3の後端に突
設されているピン5をブラケット2の上面の後端に固定
されているブロック4の中央の孔に係合させて、筐体1
をマウンティングに対して位置決めする。次いで、レー
ル3の前端に設置されているブロック6を押しねじ7で
締め込むことによって、ブラケット2の前端に固定され
ているブロック8に接触させる。
なお、この図は、図を見易くするため、左側のブラケ
ット2が省略されている。
前記ブロック6,8は第6図に示すような形状をなして
いるので、ねじの締め込みによってブロック6がブロッ
ク8に対して押しつけられると、接触面6a,8a間に作用
する力の分力によってブラケット2は後方及び下方に押
圧されてマウンティングのレール3上に固定される。即
ち、筐体1は、前記ブロック4の孔とピン5との係合と
ブロック6,8同志の接触によって、マンウンティングに
対してその上下,前後,左右の位置を固定される。
〔発明が解決しようとしする課題〕
しかし、必然的に生じる組立誤差等に起因するピン5
とブロックの孔との心のずれを考慮して、ブロックの孔
はピンの径に対して相当に大きく設定しておく必要があ
る。このため、両者の間にがたつきが生じる欠点があっ
た。更に、前部のブロック6と8との間での左右方向の
外力に対する抵抗は両者間の接触摩擦力にのみ頼ってい
るので、激しい振動には耐えられない欠点があった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑み、簡単
な構成で、しかも振動が激しい場合にも筐体とマウンテ
ィングとの間にがたつきを生じない安定した固定機構を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、装置の筐体の底部に固定されたブラケッ
トを、据え付け場所に設置された左右一対のマウンティ
ングのレール上に載せ、前記ブラケットの両端に固定さ
れたブロックの端面を前記レールの両端にこれに対して
設置されたブロックの端面に押し付けて位置決め・固定
するための機構であって、前記レールは、その前端部に
前記ブラケットをレールに沿って移動させるための押し
ねじ手段を具え、互いに接触するレールとブラケット上
のブロックの端面は、レールの軸方向に対して垂直並び
に水平の両方向に傾斜した斜面を形成し、以て、両ブロ
ックが押し付けられた際に、ブラケットに対して下向き
並びに内向き又は外向きの力を作用させるようにしたこ
とを特徴とする移動用電子回路機器の固定機構によって
達成される。
〔作 用〕
装置をマウンティング上に固定するには、筐体の底部
に固定されたブラケットをレール上に載せ、それぞれの
ブロックの端面同士を対面させて位置決めした後、押ね
じ手段によってブラケットをレールに沿って奥に押し込
む。これによってブロックの端面は互いに接触し、斜面
を介して押圧力を及ぼし合う。この押圧力により、ブラ
ケット上のブロックには、上下方向に関しては下向き、
左右方向に関しては内向き又は外向きの分力が働くの
で、ブラケット従って筐体はマウンティング上にしっか
りと固定される。
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本発明を更
に詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は本発明の筐体固定機構を適用される装置の分
解斜視図である。
装置箇所に固定されたマウンティング10上には防振ゴ
ム11を介して左右一対のレール12が固定されている。こ
のレール12の後端にはブロックAが固定され、前端には
別のブロックBが取付けられている。
このブロックBには、第2図に示すように、レール12
の下面に設けられた押しねじ機構のねじ13が貫通してい
る。先端のつまみ14を回すことによって、ナット体15を
介してねじ13は前後に移動し、これに伴ってブロックB
も前後に移動するように構成されている。
固定されるべき装置の筐体16の底面には、前記レール
12に対応する左右一体のブラケット17が固定されてい
る。このブラケット17の前後端には前記ブロックA,Bに
対応するブロックC,Dが固定されている。
このように構成された本発明の固定機構を組み立てる
には、先ず、筐体16をマウンティング10上に載せて、そ
のブラケット17とレール12とを一致させる。そして、筐
体16をレール12に沿って奥に押し込み、後端のブロック
AとCの端面同士を接触させて位置決めする。この状態
で押しねじ機構のつまみ14を回してねじ13を回転させ、
ブロックBを奥に押し込みこれの後端面をブラケット17
上のブロックDの前端面に接触させて押圧する。この状
態を第3図に示す。
これによって、前端のブロックAとC、並びに後端の
ブロックBとDとがそれぞれ対面する前後端面同士で密
着し、互いに力を及ぼし合う。
第1図から明らかなように、レール12上のブロックA
とBとはレール12の軸方向に対して、平面図(第4図
(b)参照)では内面に傾斜し且つ側面図(第4図
(a)参照)ではオーバーハング状に切れ込んだ斜面を
なす端面18を有する。一方、これに対応するブラケット
17上のブロックBとDとは、前記端面18に対して補完的
の傾斜を有する端面19を具えている。従って、これらの
端面18,19同士が接触して互いに面に垂直な押圧力Fを
及ぼす場合、ブラケット17上のブロックB,Dに対して
は、第4図に示すように、垂直面内では下向きの分力
F1、水平面内では内向き(図では右向き)の分力F2が作
用するので、ブラケット17は上下左右方向に安定した状
態で維持される。勿論、前後方向の位置も、レール軸方
向の分力Fpによって固定される。
なお、上の例では、ブロックA,B,C,Dが内向きに傾斜
している場合について述べたが、逆に外向きの傾斜を持
ったブロックを使用しても同じ効果が得られる。
〔発明の効果〕
このように、本発明によれば、互いに接触する端面が
所定の向きに傾斜した斜面を形成するブロックを筐体の
ブラケットとマウンティングのレールとに取付け、両者
を押しねじ機構によって押圧接触することにより、外力
が作用しても位置のずれが生じないように構成したの
で、従来のような、組立の精度誤差によって生じる必然
的ながたつきが解消し、安定した筐体の固体が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の筐体固定機構を適用される装置の分
解斜視図、 第2図は、ブロックBの取付け構造の詳細断面図 第3図は、組み立てられたブラケットとレールの状態を
示す斜視図、 第4図は、ブロックの接触面での分力を示す図、 第5図は、従来の筐体固定機構を示す分解斜視図、 第6図は、従来の固定機構における対面するブロックの
形状を示す斜視ずである。 10……マウンティング、11……防振ゴム、 12……レール、13……ねじ、 14……つまみ、15……ナット体、 16……筐体、17……ブラケット、 18,19……ブロックの端面、 A,B,C,D,……ブロック。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 義幸 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通関西通信システム株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 5/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置の筐体(16)の底部に固定されたブラ
    ケット(17)を、据え付け場所に設置された左右一体の
    マウンティング(10)のレール(12)上に載せ、前記ブ
    ラケット(17)の両端に固定されたブロック(C,D)の
    端面(18)を前記レール(12)の両端にこれに対応して
    設置されたブロック(A,B)の端面(19)に押し付けて
    位置決め・固定するための機構であって、前記レール
    (12)は、その前端部に前記ブラケット(17)をレール
    (12)に沿って移動させるための押しねじ手段(13〜1
    5)を具え、互いに接触するレールとブラケット上のブ
    ロック(A,C;B,D)の端面(18,19)は、レール(12)の
    軸方向に対して垂直並びに水平の両方向に傾斜した斜面
    を形成し、以て、両ブロックが押し付けられた際に、ブ
    ラケット(17)に対して下向き並びに内向き又は外向き
    の力(F1,F2)を作用させるようにしたことを特徴とす
    る移動用電子回路機器の固定機構。
JP6433190A 1990-03-16 1990-03-16 移動用電子回路機器の固定機構 Expired - Lifetime JP2785838B2 (ja)

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JPH03266496A JPH03266496A (ja) 1991-11-27
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JPH03266496A (ja) 1991-11-27

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