JP2785364B2 - 車輌用空調制御装置 - Google Patents

車輌用空調制御装置

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JP2785364B2
JP2785364B2 JP1202542A JP20254289A JP2785364B2 JP 2785364 B2 JP2785364 B2 JP 2785364B2 JP 1202542 A JP1202542 A JP 1202542A JP 20254289 A JP20254289 A JP 20254289A JP 2785364 B2 JP2785364 B2 JP 2785364B2
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励 仲森
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Suzuki Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車輌用空調制御装置に係り、とくに、エア
コン使用時に加速した場合のコンプレッサの制御用とし
て好適な車輌用空調制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、エアコンを装備した自動車等の車輌では、
エアコン用のコンプレッサがエンジンのクランクシャフ
トプーリからVベルトで駆動されるようになっている。
このため、コンプレッサ駆動時にアクセルを踏み込みス
ロットル弁を急開して加速したとき、コンプレッサ作動
用のトルクが必要となるため、トルク不足となり加速性
能が低下するという問題があった。この問題を解決する
ため、最近では、アクセルの踏み込みを検出するアクセ
ルスイッチ等のエアコン用の加速時カットスイッチを設
け、この加速時カットスイッチのON信号(又はOFF信
号)により、第4図に示すように、一定時間(x
[秒])コンプレッサを停止せしめる車輌用空調制御装
置が考案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来例においては、車輌の加速状態
に関係なくアクセルを踏み込んだときには、自動的に一
定時間エアコンカット機能が働くため、加速が終了して
も尚エアコンが停止状態のままで運転者の意思に反した
り、エアコンの冷房性能に低下を来したりするという不
都合があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善
し、とくに、運転車の意思により忠実に加速状態に応じ
たエアコン制御を可能ならしめることができるととも
に、これにより冷却性能の向上を図ることができる車輌
用空調制御装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、車輌の加速時にエアコン用の加速時カッ
トのオン信号を出力するとともに非加速時にオフ信号を
出力する加速状態検出手段と、加速状態検出手段から出
力される加速時カットのオン信号を受け,エアコンのコ
ンプレッサをオフするコンプレッサ・オフ信号を所定時
間出力する制御部とを備えている。この、制御部に、エ
ンジンの回転数を検出し回転数信号を出力する回転数検
出手段を併設している。そして、制御部が、加速時カッ
トのオン信号を受けたその時の回転数検出手段の出力回
転数が高い程コンプレッサ・オフ信号の出力時間を短く
設定する信号出力時間制御機能を備えているという構成
を採っている。これによって、前述した目的を達成しよ
うとするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づ
いて説明する。
第1図に示す実施例は、車輌の加速時にエアコン用の
加速時カットのオン信号を出力するとともに非加速時に
オフ信号を出力する加速状態検出手段としての加速時カ
ットスイッチ1と、この加速時カットスイッチ1から出
力される加速時カットのオン信号を受け,エアコンのコ
ンプレッサ3をオフするためのコンプレッサ・オフ信号
を所定時間出力する制御部2とを備えている。
また、この制御部2には、エンジンの回転数を検出し
回転数信号を出力する回転数検出手段4が併設されてい
る。
この内、制御部2は、マイコン等で構成されるCPU5
と、このCPU5と回転数検出手段4との間に介装されたA/
D変換器6と、CPU5と加速時カットスイッチ1との間に
介装された第1のNPNトランジスタ7と、CPU5とコンプ
レッサ3との間に介装された第2のNPNトランジスタ8
とを備えている。
これを更に詳述すると、A/D変換器6は、回転数検出
手段4(実際には、クランク角センサ等が使用される)
からの検出信号である回転数信号をディジタル変換して
CPU5に送出する。CPU5では、このディジタル変換された
信号によりエンジン回転数を判断する。第1のNPNトラ
ンジスタ7のコレクタ側にCPU5が接続され、エミッタ側
には加速時カットスイッチ1の一端が接続されている。
この加速時カットスイッチ1としては、実際には、所謂
アクセルスイッチが使用されている。即ち、この加速時
カットスイッチ1は、アクセルが踏み込まれていない状
態では接点が閉成するとともにアクセルが踏み込まれた
状態では接点が開成する常閉スイッチから成り、他端が
アースされたものが使用されている。このため、第1の
NPNトランジスタ7のベースに図示しない電源から電流
が供給され、アクセルが踏み込まれていない状態では、
当該トランジスタが導通してCPU5のA点の電位が「ロー
(L)」レベルとなる。この場合が、加速時カットスイ
ッチ1のオフ信号出力状態である。
一方、アクセルが踏み込まれた状態では加速時カット
スイッチ1を含む回路が開放状態となるため、A点の電
位は「ハイ(H)」レベルとなる。この場合が、加速時
カットスイッチ1のオン信号出力状態である。
本実施例では、CPU5がA点の電位が「H」レベルであ
ることを検出し、第2のNPNトランジスタのベースにコ
ンプレッサ・オフ信号を送出すると、第2のNPNトラン
ジスタが導通状態となり、コンプレッサ3のマグネット
スイッチのコイルが励磁され、その接点が開成してコン
プレッサ3が停止するようになっている。
次に、上記実施例における加速時のコンプレッサ制御
動作を第2図ないし第3図に基づいて説明する。
まず、アクセルが踏み込まれて第1図のA点がHレベ
ルになると、CPU5ではこれを検出して加速状態であると
判断する(ステップS101)。
次いで、CPU5では、エンジン回転数を検出し(S10
2)、この回転数に応じてコンプレッサ・オフ信号の出
力時間を演算する(S103)。この場合、第3図に示すよ
うに、回転数が高い程コンプレッサ・オフ信号の出力時
間は短くなるように,即ち,x>y>zとなるように予め
プログラムされている。
そして、CPU5では、この算出された出力時間だけ、第
2のNPNトランジスタ8のベースにコンプレッサ・オフ
信号を出力し、エアコンの加速時カットを行う(S10
4)。
以上説明した本実施例によると、エンジン低回転時に
は余り馬力が出ていないが、かかる場合にアクセルペダ
ルを踏み込むと、比較的長時間コンプレッサ・オフ信号
がCPU5からコンプレッサ3に出力されるため、速やかに
加速を行うことができる。この一方、エンジン高回転時
には馬力が十分出ているが、かかる場合にアクセルペダ
ルを踏み込むと比較的短時間CPU5からコンプレッサ3に
コンプレッサ・オフ信号が出力されるので、加速終了
後、速やかにコンプレッサ3を復帰せしめることができ
る。このように、エンジン回転数に応じてエアコンの加
速時カット時間が最適となるように、具体的には、エン
ジン回転数が高い程加速時カット時間が短くなるように
CPU5がコンプレッサをオン・オフ制御するため、従来問
題となっていた加速性能の低下及び加速終了後のコンプ
レッサ3の復帰遅れを有効に防止することができ、エア
コンの冷房性能を向上せしめることができるという利点
がある。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のように構成され機能するので、これ
によると、制御部の信号出力時間制御機能により、エア
コンの加速時カット時間をエンジン高回転時に短く,低
回転時に長くなるようにすることができ、これにより加
速性能の低下及び加速終了後のコンプレッサの復帰遅れ
を有効に防止することができ、エアコンの冷房性能を一
層向上せしめることができるという従来にない優れた車
輌用空調制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は第1図の実施例の加速時の制御動作を示すフロー
チャート、第3図は第1図の実施例のエンジン回転数と
エアコンの加速時カット時間との関係を示す説明図、第
4図は従来例のエンジン回転数とエアコンの加速時カッ
ト時間との関係を示す説明図である。 1……加速状態検出手段としての加速時カットスイッ
チ、2……制御部、3……コンプレッサ、4……回転数
検出手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌の加速時にエアコン用の加速時カット
    のオン信号を出力するとともに非加速時にオフ信号を出
    力する加速状態検出手段と、前記加速状態検出手段から
    出力される加速時カットのオン信号を受け,前記エアコ
    ンのコンプレッサをオフするコンプレッサ・オフ信号を
    所定時間出力する制御部とを備えた車輌用空調制御装置
    において、 前記制御部に、エンジンの回転数を検出し回転数信号を
    出力する回転数検出手段を併設し、 前記制御部が、前記加速時カットのオン信号を受けたそ
    の時の前記回転数検出手段の出力回転数が高い程前記コ
    ンプレッサ・オフ信号の出力時間を短く設定する信号出
    力時間制御機能を備えていることを特徴とした車輌用空
    調制御装置。
JP1202542A 1989-08-04 1989-08-04 車輌用空調制御装置 Expired - Lifetime JP2785364B2 (ja)

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JPS63116897A (ja) * 1986-11-06 1988-05-21 株式会社 広田鉄工所 折丁等の供給装置

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