JP2784654B2 - 記録制御装置 - Google Patents

記録制御装置

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JP2784654B2 JP31391988A JP31391988A JP2784654B2 JP 2784654 B2 JP2784654 B2 JP 2784654B2 JP 31391988 A JP31391988 A JP 31391988A JP 31391988 A JP31391988 A JP 31391988A JP 2784654 B2 JP2784654 B2 JP 2784654B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数のブロックに分割された記録素子群に
駆動パルス信号を順次与えて画像の記録を実行する記録
制御装置に関する。
[従来の技術] 例えば、ファクシミリ装置の記録装置として使用され
ているサーマルプリンタは、多数の発熱抵抗体を直線上
に配列してなるサーマルヘッドに印字パルスを印加し、
サーマルヘッドの発熱により画像記録を行っている。
このようなサーマルプリンタでは、サーマルヘッドの
全ての発熱抵抗体を同時に駆動すると、その駆動のため
に必要な電流が非常に大きくなり、必要な電源容量がか
なり大きなものとなるために、通常は、サーマルヘッド
を複数のブロックに分割し、そのブロックごとに印字パ
ルスを印加するようにして、サーマルヘッドを駆動する
ために必要な電流を抑制している。
このように、複数のブロックに分割されているサーマ
ルヘッドを駆動するサーマルヘッド駆動制御装置の従来
例を第4図に示す。このサーマルヘッド駆動制御装置
は、4つのブロックに分割されているサーマルヘッドを
駆動するものである。
同図において、制御部1は、サーマルヘッドに印加す
る印字パルスの発生を制御するものであり、パルス幅に
対応したパルス幅データDWをプログラマブルカウンタ2
のデータ入力端Dに出力するとともに、プログラマブル
カウンタ2の計時動作を開始させるためのスタートパル
スSTをプログラマブルカウンタ2のプリセット入力端PR
に出力する。なお、この制御部1は、印字パルス発生制
御以外にも、記録装置の他の要素を制御するための処理
も行っている。
プログラマブルカウンタ2は、プリセット入力端PRの
信号が論理Hレベルに立ち上がると、そのタイミングで
データ入力端Dに加えられているパルス幅データDWを入
力すると同時にその計時動作を開始し、入力したパルス
幅データDWに対応した時間を経過したタイミングで計時
動作を終了するものであり、計時状態になっているとき
には論理Lレベル(アクティブ状態)で、非計時状態に
なっているときには論理Hレベル(非アクティブ状態)
になるパルス信号PPを形成する。このパルス信号PPは、
制御部1の割込み入力端INTに加えられるとともに、印
字パルス発生回路3に加えられている。
印字パルス発生回路3は、パルス信号PPと同一タイミ
ングで印字パルスSTB1〜STB4(アクティブ状態は論理L
レベル)を状態変化とするとともに、パルス信号PPの一
回分の状態変化が終了すると、状態変化する印字パルス
STB1〜STB4を順次切り換えるものであり、その印字パル
スSTB1〜STB4は、図示しないサーマルヘッドに印加され
ている。
以上の構成で、制御部1は、図示しない同期回路から
1ラインの処理開始をあらわすライン同期信号LS(第5
図(a)参照)が加えられると、パルス幅データDWを出
力した状態で、ライン同期信号LSの入力タイミングから
一定時間Taを経過した時点でスタートパルスST(第5図
(b)参照)を出力する。
これにより、プログラマブルカウンタ2は、スタート
パルスSTの立上りタイミングでパルス幅データDWを入力
し、入力したパルス幅データDWに対応した時間を計時す
る計時動作を開始すると同時に、パルス信号PP(第5図
(c)参照)の状態を論理Hレベルから論理Lレベルに
変化する。
印字パルス発生回路3は、ライン同期信号LSの発生前
にリセットされており、パルス信号PPの状態が論理Hレ
ベルから論理Lレベルに変化すると、まず、印字パルス
STB1(第5図(d)参照)の状態を論理Hレベルから論
理Lレベルに変化する。
プログラマブルカウンタ2は、パルス幅データDWに対
応したパルス幅PWだけ計時動作を行うと、パルス信号PP
を論理Lレベルから論理Hレベルに変化する。
これにより、印字パルス発生回路3は、印字パルスST
B1を論理Lレベルから論理Hレベルに変化して、印字パ
ルスSTB1の出力を停止する。
一方、パルス信号PPの立上り端で、制御部1には割込
み発生が通知され、それにより、制御部1は、そのとき
に実行している処理を中断し、あるいは、パルス信号PP
の立上り端で発生する割込み処理よりも優先度が高い割
込み処理を終了した後に、次の印字パルスSTB2を発生す
るために、パルス幅データDWを出力した状態でスタート
パルスSTを出力する。
これにより、プログラマブルカウンタ2は、パルス幅
データDWを取り込むと同時に計時動作を開始し、パルス
幅データDWに対応したパルス幅PWの論理Lレベルのパル
ス信号PPを発生する。
それによって、印字パルス発生回路3は、パルス幅PW
の論理Lレベルの印字パルスSTB2(第5図(e)参照)
を発生する。
また、パルス信号PPの立上りタイミングで、再度制御
部1に割込みがかかり、それにより、制御部1は、上述
と同様にその割込みの処理を実行できる状態になると、
次の印字パルスSTB3を発生するために、パルス幅データ
DWを出力した状態でスタートパルスSTを出力する。
これにより、プログラマブルカウンタ2は、パルス幅
データDWを取り込むと同時に計時動作を開始し、パルス
幅データDWに対応したパルス幅PWの論理Lレベルのパル
ス信号PPを発生する。
それによって、印字パルス発生回路3は、パルス幅PW
の論理Lレベルの印字パルスSTB3(第5図(f)参照)
を発生する。
パルス信号PPが立上り、制御部1に割込みがかかる
と、制御部1は、上述と同様に次の印字パルスSTB4を発
生するために、パルス幅データDWを出力した状態でスタ
ートパルスSTを出力する。
これにより、プログラマブルカウンタ2は、パルス幅
データDWを取り込むと同時に計時動作を開始し、パルス
幅データDWに対応したパルス幅PWの論理Lレベルのパル
ス信号PPを発生する。
それによって、印字パルス発生回路3は、パルス幅PW
の論理Lレベルの印字パルスSTB4(第5図(g)参照)
を発生する。
そして、パルス信号PPが立ち上がると、制御部1は、
1ライン分の印字パルスの発生処理を終了したことを認
識する。
このようにして、1ライン分のデータを記録するため
の印字パルスSTB1〜STB4が発生される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来装置には、次のような
不都合を生じていた。
すなわち、制御部1には、1ラインの記録時に、印字
パルスSTB1〜STB4のパルス幅PWを設定する処理を4回実
行するために、制御部1の負担が大きい。制御部1は、
他の要素の処理も行っているために、システム全体のス
ループットが低下する。
また、その処理が割込み処理により実現されているた
め、割込み発生時により優先度の高い処理が行われてい
るときには、印字パルスSTB1〜STB4の出力処理が行われ
ないため、パルス信号PPの発生間隔PI、すなわち、印字
パルスSTB1〜STB4の発生間隔が一定せずに、大きくばら
つくことがある。
このように、印字パルスSTB1〜STB4の発生間隔がばら
つくと、次のライン同期信号LSが発生したときに、印字
パルスSTB4の発生が完了していないような事態を発生
し、記録画像の画質が劣化するという不都合を生じてい
た。
本発明は、このような従来装置の不都合を解消し、印
字パルスの発生間隔を正確に設定することができる記録
制御装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、複数のブロックに分割された記録素子群に
駆動パルス信号を順次与えて画像の記録を実行する記録
制御装置において、設定されたパルス幅に対応した時間
が経過すると計時を終了させるとともに計時状態にある
か非計時状態にあるかを示す第1タイマ信号を出力する
第1のプログラマブルカウンタと、設定されたパルス間
隔に対応した時間が経過すると計時を終了させるととも
に計時状態にあるか非計時状態にあるかを示す第2タイ
マ信号を出力する第2のプログラマブルカウンタと、上
記第1タイマ信号の状態変化に基づいて駆動パルス信号
を発生しこの駆動パルス信号をブロック分割された記録
素子群に選択的に出力する印字パルス発生回路と、上記
第1のプログラマブルカウンタと上記第2のプログラマ
ブルカウンタにそれぞれパルス幅とパルス間隔を設定す
るとともに記録開始タイミングに同期して上記第1のプ
ログラマブルカウンタの計時動作を開始させる制御部と
を備え、上記第1タイマ信号により上記第1のプログラ
マブルカウンタが計時状態から非計時状態に変化したと
判断されると上記第2のプログラマブルカウンタの計時
動作を開始させるとともに、上記第2タイマ信号により
上記第2のプログラマブルカウンタが計時状態から非計
時状態に変化したと判断されると前記第1のプログラマ
ブルカウンタの計時動作を終了させ、上記第1タイマ信
号が分割されたブロック数に対応した数だけ状態変化す
ると上記第1のプログラマブルカウンタおよび上記第2
のプログラマブルカウンタをリセットするようにしたも
のである。
[作用] したがって、パルス幅カウンタにパルス幅データをセ
ットし、パルス間隔カウンタにパルス間隔データをセッ
トするだけで、記録素子群に印加される駆動パルス信号
が順次形成されるので、駆動パルス信号を発生するため
に必要な処理が大幅に軽減され、システム全体の処理能
力が向上する。また、駆動パルス信号のパルス波形を一
定にすることができるので、安定した記録動作が行え
る。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるサーマルヘッド
の駆動制御装置を示している。なお、同図において、第
4図と同一部分には同一符号を付している。
同図において、制御部10は、1ラインの記録開始直前
で、印字パルスSTB1〜STB4のパルス幅を設定するための
パルス幅データDWをパルス幅を計時するためのプログラ
マブルカウンタ11のデータ入力端Dに出力するととも
に、印字パルスSTB1〜STB4のパルス間隔を設定するため
のパルス間隔データDIをパルス間隔を計時するためのプ
ログラマブルカウンタ12のデータ入力端Dに出力する。
また、制御部10は、1ラインの記録開始タイミングでプ
リセット信号PRを出力する。このプリセット信号PRは、
プログラマブルカウンタ11,12のプレセット入力端PRに
加えられている。
プログラマブルカウンタ11は、プリセット入力端PRの
信号が論理Hレベルに立ち上がると、そのタイミングで
データ入力端Dに加えられているパルス幅データDWを入
力すると同時にその計時動作を開始し、入力したパルス
幅データDWに対応した時間を経過したタイミングで計時
動作を終了するものであり、計時状態になっているとき
には論理Lレベル(アクティブ状態)で、非計時状態に
なっているときには論理Hレベル(非アクティブ状態)
になるパルス信号P1を形成する。このパルス信号P1は、
プログラマブルカウンタ12のスタート入力端ST、4進カ
ウンタ13のクロック入力端CKおよび印字パルス発生回路
3に加えられている。また、このプログラマブルカウン
タ11の計時動作は、スタート入力端STが論理Hレベルに
立ち上がったタイミングでも開始される。
プログラマブルカウンタ12は、プリセット入力端PRの
信号が論理Hレベルに立ち上がると、そのタイミングで
データ入力端Dに加えられているパルス間隔データDIを
入力し、スタート入力端STの信号が論理Hレベルに立ち
上がると計時動作を開始して、入力したパルス間隔デー
タDIに対応した時間を経過したタイミングで計時動作を
終了するものであり、計時状態になっているときには論
理Lレベル(アクティブ状態)で、非計時状態になって
いるときには論理Hレベル(非アクティブ状態)になる
パルス信号P2を形成する。このパルス信号P2は、プログ
ラマブルカウンタ11のスタート入力端STに加えられてい
る。
4進カウンタ13は、パルス信号P1の立上り端の数を計
数し、その計数値が4になると、プログラマブルカンウ
ンタ11,12をリセットするためのリセットパルスRS(ア
クティブ・ロー)を出力する。
以上の構成で、制御部1は、図示しない同期回路から
1ラインの処理開始をあらわすライン同期信号LS(第2
図(a)参照)が加えられると、パルス幅データDWを出
力した状態で、ライン同期信号LSの入力タイミングから
一定時間Taを経過した時点でプリセット信号PR(第2図
(b)参照)を出力する。
これにより、プログラマブルカウンタ11およびプログ
ラマブルカウンタ12は、プリセット信号PRの立上りタイ
ミングでパルス幅データDWおよびパルス間隔データDIを
それぞれ入力する。
そして、プログラマブルカウンタ11は、パルス幅デー
タDWの入力を終了すると、その入力したパルス幅データ
DWに対応した時間を計時する計時動作を開始すると同時
に、パルス信号P1(第2図(c)参照)の状態を論理H
レベルから論理Lレベルに変化する。
印字パルス発生回路3は、ライン同期信号LSの発生前
にリセットされており、パルス信号P1の状態が論理Hレ
ベルから論理Lレベルに変化すると、まず、印字パルス
STB1(第2図(e)参照)の状態を論理Hレベルから論
理Lレベルに変化する。
プログラマブルカウンタ11は、パルス幅データDWに対
応したパルス幅PWだけ計時動作を行うと、パルス信号P1
を論理Lレベルから論理Hレベルに変化する。
これにより、印字パルス発生回路3は、印字パルスST
B1を論理Lレベルから論理Hレベルに変化して、印字パ
ルスSTB1の出力を停止する。
プログラマブルカウンタ12は、パルス信号P1の立上り
タイミングで、入力したパルス間隔データDIに対応した
時間を計時する計時動作を開始すると同時に、パルス信
号P2(第2図(d)参照)の状態を論理Hレベルから論
理Lレベルに変化し、パルス間隔データDIに対応したパ
ルス間隔PIだけ計時動作を行うと、パルス信号P2を論理
Lレベルから論理Hレベルに変化する。それとともに、
4進カウンタ13は、パルス信号P1の立上りタイミングで
計数動作を行い、その計数値が1になる。なお、4進カ
ウンタ13は、1ラインの記録開始前にクリアされる。
これによって、プログラマブルカウンタ11の計時動作
が開始され、パルス幅PWの論理Lレベルのパルス信号P1
が出力される。
したがって、印字パルス発生回路3は、次の印字パル
スSTB2(第2図(f)参照)を出力する。
また、パルス信号P1の立上りタイミングで、プログラ
マブルカウンタ12の計時動作が開始され、パルス幅PIの
論理Lレベルのパルス信号P2が出力される。また、パル
ス信号P1の立上りタイミングで4進カウンタ13が計数動
作して、その計数値が2に変化する。
そして、パルス信号P2の立上りタイミングで、プログ
ラマブルカウンタ11の計時動作が開始され、パルス幅P
の論理Lレベルのパルス信号P1が出力される。
したがって、印字パルス発生回路3は、次の印字パル
スSTB3(第2図(g)参照)を出力する。
また、パルス信号P1の立上りタイミングで、プログラ
マブルカウンタ12の計時動作が開始され、パルス幅PIの
論理Lレベルのパルス信号P2が出力される。また、パル
ス信号P1の立上りタイミングで4進カウンタ13が計数動
作して、その計数値が3に変化する。
そして、パルス信号P2の立上りタイミングで、プログ
ラマブルカウンタ11の計時動作が開始され、パルス幅PW
の論理Lレベルのパルス信号P1が出力される。
したがって、印字パルス発生回路3は、次の印字パル
スSTB4(第2図(h)参照)を出力する。
また、パルス信号P1の立上りタイミングで、プログラ
マブルカウンタ12の計時動作が開始され、パルス幅PIの
論理Lレベルのパルス信号P2が出力される。
また、パルス信号P1の立上りタイミングで4進カウン
タ13が計数動作して、その計数値が4に変化すると、4
進カウンタ13より負論理のリセットパルスRS(第2図
(i)参照)が出力され、それによって、プログラマブ
ルカウンタ11およびプログラマブルカウンタ12がリセッ
トされて、それぞれに記憶されていたパルス幅データDW
およびパルス間隔データDIがクリアされ、それ以降のプ
ログラマブルカウンタ11,12の計時動作が停止する。
このようにして、1ライン分のデータを記録するため
の印字パルスSTB1〜STB4の出力が行われる。
このようにして、プログラマブルカウンタ11の計時動
作の終了タイミングでプログラマブルカウンタ12の計時
動作が開始され、プログラマブルカウンタ12の計時動作
の終了タイミングでプログラマブルカウンタ11の計時動
作が開始されて、印字パルスSTB1〜STB4のパルス幅PWお
よびパルス間隔PIがそれぞれ設定されるので制御部10が
印字パルスを形成するために行う処理は、1ラインの記
録開始時に完了するので、制御部10の負担が大幅に軽減
される。
また、パルス幅PWおよびパルス間隔PIは、パルス幅デ
ータDWおよびパルス間隔データDIで設定された値を必ず
とるので、パルス間隔PIがばらばらになるような不都合
を生じない。
また、ライン同期信号LSが出力されてから、プリセッ
ト信号PRを出力するまでの時間Ta、パルス幅PWおよびパ
ルス間隔PIを適宜に設定することで、第3図(a)〜
(c)に示すように、4つのブロックの印字を、ライン
同期信号LSが発生されてから前側に詰めて行ったり、後
側に詰めて行うことができる。
このように、1ライン単位の画像記録の態様を任意に
設定できるので、例えば、感熱記録紙の搬送系の搬送特
性に応じた印字パルスを適切に発生することができる。
なお、当然のことながら、これらの時間Ta、パルス幅
PWおよびパルス間隔PIの値は、ライン同期信号LSの発生
間隔で、4つの印字パルスSTB1〜STB4の発生を完了でき
る値に設定される。
ところで、上述した実施例では、サーマルヘッドを4
つのブロックに分割した場合について説明しているが、
サーマルヘッドの分割数がそれ以外の場合にも、本発明
を同様にして適用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、複数のブロッ
クに分割された記録素子群に駆動パルス信号を順次与え
て画像の記録を実行する記録制御装置において、設定さ
れたパルス幅に対応した時間が経過すると計時を終了さ
せるとともに計時状態にあるか非計時状態にあるかを示
す第1タイマ信号を出力する第1のプログラマブルカウ
ンタと、設定されたパルス間隔に対応した時間が経過す
ると計時を終了させるとともに計時状態にあるか非計時
状態にあるかを示す第2タイマ信号を出力する第2のプ
ログラマブルカウンタと、上記第1タイマ信号の状態変
化に基づいて駆動パルス信号を発生しこの駆動パルス信
号をブロック分割された記録素子群に選択的に出力する
印字パルス発生回路と、上記第1のプログラマブルカウ
ンタと上記第2のプログラマブルカウンタにそれぞれパ
ルス幅とパルス間隔を設定するとともに記録開始タイミ
ングに同期して上記第1のプログラマブルカウンタの計
時動作を開始させる制御部とを備え、上記第1タイマ信
号により上記第1のプログラマブルカウンタが計時状態
から非計時状態に変化したと判断されると上記第2のプ
ログラマブルカウンタの計時動作を開始させるととも
に、上記第2タイマ信号により上記第2のプログラマブ
ルカウンタが計時状態から非計時状態に変化したと判断
されると前記第1のプログラマブルカウンタの計時動作
を終了させ、上記第1タイマ信号が分割されたブロック
数に対応した数だけ状態変化すると上記第1のプログラ
マブルカウンタおよび上記第2のプログラマブルカウン
タをリセットするようにしたので、第1のプログラマブ
ルカウンタにパルス幅データをセットし、第2のプログ
ラマブルカウンタにパルス間隔データをセットするだけ
で、記録素子群に印加される駆動パルス信号が順次形成
されるので、駆動パルス信号を発生するために必要な処
理が大幅に軽減され、システム全体の処理能力が向上す
るという効果を得る。また、駆動パルス信号のパルス波
形を一定にすることができるので、安定した記録動作が
行えるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるサーマルヘッドの駆
動制御装置を示すブロック図、第2図は第1図の装置の
動作を説明するための波形図、第3図はパルス幅とパル
ス間隔の他の例を示す波形図、第4図は従来装置を例示
したブロック図、第5図は第4図の装置の動作を説明す
るための波形図である。 3……印字パルス発生回路、10……制御部、11,12……
プログラマブルカウンタ、13……4進カウンタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のブロックに分割された記録素子群に
    駆動パルス信号を順次与えて画像の記録を実行する記録
    制御装置において、 設定されたパルス幅に対応した時間が経過すると計時を
    終了させるとともに計時状態にあるか非計時状態にある
    かを示す第1タイマ信号を出力する第1のプログラマブ
    ルカウンタと、 設定されたパルス間隔に対応した時間が経過すると計時
    を終了させるとともに計時状態にあるか非計時状態にあ
    るかを示す第2タイマ信号を出力する第2のプログラマ
    ブルカウンタと、 上記第1タイマ信号の状態変化に基づいて駆動パルス信
    号を発生しこの駆動パルス信号をブロック分割された記
    録素子群に選択的に出力する印字パルス発生回路と、 上記第1のプログラマブルカウンタと上記第2のプログ
    ラマブルカウンタにそれぞれパルス幅とパルス間隔を設
    定するとともに記録開始タイミングに同期して上記第1
    のプログラマブルカウンタの計時動作を開始させる制御
    部とを備え、 上記第1タイマ信号により上記第1のプログラマブルカ
    ウンタが計時状態から非計時状態に変化したと判断され
    ると上記第2のプログラマブルカウンタの計時動作を開
    始させるとともに、上記第2タイマ信号により上記第2
    のプログラマブルカウンタが計時状態から非計時状態に
    変化したと判断されると前記第1のプログラマブルカウ
    ンタの計時動作を終了させ、 上記第1タイマ信号が分割されたブロック数に対応した
    数だけ状態変化すると上記第1のプログラマブルカウン
    タおよび上記第2のプログラマブルカウンタをリセット
    すことを特徴とする記録制御装置。
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