JP2784110B2 - ワイヤドットプリンタ - Google Patents

ワイヤドットプリンタ

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JP2784110B2
JP2784110B2 JP28375891A JP28375891A JP2784110B2 JP 2784110 B2 JP2784110 B2 JP 2784110B2 JP 28375891 A JP28375891 A JP 28375891A JP 28375891 A JP28375891 A JP 28375891A JP 2784110 B2 JP2784110 B2 JP 2784110B2
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曠 菊地
英昭 石水
充 岸本
智裕 小森
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤドットプリンタに
係わり、特に、ドットインパクトプリンタの印字ヘッド
とプラテンとの間のギャップ調整を行うものに用いて好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、種々の印字情報を印字媒体
上に印字するための装置として、従来よりドットインパ
クトプリンタが用いられている。図8は、従来のインパ
クトプリンタにおける印字ヘッドギャップ調整機構部の
要部を示す側面図である。図8において、31はプラテ
ンであり、32は印字ヘッド、33はキャリッジ、34
はギャップ調整機構のスクリュー、35はスライダ、3
6はシャフト、37はレールである。
【0003】図8の印字ヘッドギャップ調整機構部にお
いて、スクリュー34を回すことにより、キャリッジ3
3に弾性をもって取り付けられていてレール37に当接
するスライダ35が上下動すると、上記キャリッジ33
がシャフト36を支点として回転し、印字ヘッド32と
プラテン31との間のギャップGが可変するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
この調整を作業者が厚さゲージを印字ヘッドギャップに
差し込み、作業者がその差し込み具合のきつさを見なが
ら調整するため、調整作業に時間がかかり、コストが高
くなる問題があった。また、人手により行うために発生
する各種のばらつき要因で精度が悪い問題と、プラテン
の偏心等によるばらつきを考慮した精度のよい調整を行
うことができない欠点があった。
【0005】また、紙厚を検知して上記印字ヘッドを自
動調整するタイプのオートギャップ機能を備えたプリン
タにおいても、基準位置(ギャップ)から媒体迄の距離
をセンサ等で検知するため、基準位置のギャップを正確
に出しておく必要があり、更に精度の良い調整が必要と
されている。また、プラテンの円状の形状に合わせて印
字ヘッドのワイヤ高さを円状に研磨し、上下ワイヤのス
トロークを均一にし、印字濃度を向上させるものもある
が、この場合にはギャップ空間も円状となり、調整しづ
らい問題があった。
【0006】また、例えば修理や部品交換時において、
工場以外でギャップ値を知る必要がある場合もあるが、
専用のゲージを持っていないと上記ギャップ調整を行う
ことができないという問題があった。本発明は上述の問
題点に鑑み、ギャップ調整作業に要するコストを低減す
るとともに、調整精度を向上させ、かつ印字ヘッドの研
磨形状の影響を受けないで印字ヘッドギャップの調整を
行うことができるようにするものであり、更に、工場以
外において専用のゲージを持たない人や、一般ユーザで
も必要に応じてギャップ値を知ることができるようにす
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のワイヤドットプ
リンタは、印字情報に応じて印字媒体に向けて突出駆動
される印字ワイヤの変位を検出し、上記印字ワイヤの変
位速度に対応する変位信号を出力する変位検出手段と、
上記変位検出手段から与えられる変位信号と所定の大き
さの基準値とを比較し、上記変位信号が上記基準値を上
回っている期間に相当するパルス幅を有するパルス信号
を生成して出力する比較回路と、上記比較回路から与え
られるパルス信号のパルス幅を上記印字ワイヤの飛行時
間として検出する飛行時間検出手段と、上記印字ワイヤ
の変位速度の上昇が収束した後の速度を固定値として近
似した場合における上記飛行時間と上記印字ワイヤの変
位量に相当するギャップ値との対応関係に基づいて、上
記飛行時間検出手段が検出し飛行時間に対応するギャ
ップ値を算出して出力するギャップ値算出手段とを具備
している。
【0008】
【作用】印字ワイヤが印字媒体に向けて突出駆動される
際に、上記印字ワイヤの変位を検出し、その変位速度に
基づいて上記印字ワイヤの飛行時間を検出するととも
に、上記飛行時間からギャップ値を算出することによ
り、ギャップ調整を行う人に起因するばらつきや誤差が
なくなり、精度のよいギャップ値が極めて短時間で得ら
れるようになる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すワイヤドッ
トプリンタの構成図である。図1から明らかなように、
本実施例のワイヤドットプリンタは、変位検出手段20
と、比較回路21と、飛行時間検出手段22と、ギャッ
プ値算出手段23、規格判断手段24と、信号出力手段
25とにより構成されている。
【0010】上記変位検出手段20は、印字情報に応じ
て印字媒体に向けて突出駆動される印字ワイヤ10の変
位を検出し、上記印字ワイヤ10の変位速度に対応する
変位信号S1 を出力する。また、比較回路21は上記変
位検出手段20から与えられる変位信号S1 と所定の大
きさに設定されている基準値VREF とを比較し、上記変
位信号S1 が上記基準値VREF を上回っている期間に相
当するパルス幅Wを有するパルス信号SP を生成して出
力する。
【0011】また、飛行時間検出手段22は、上記比較
回路21から与えられるパルス信号SP のパルス幅W
を、例えばクロックをカウントすることにより検出し、
パルス幅Wに対応する時間を上記印字ワイヤ10の飛行
時間Tとして検出する。また、ギャップ値算出手段23
は、詳細を後述するような上記飛行時間Tとギャップ値
Gとの対応関係に基づいて上記飛行時間Tに対応するギ
ャップ値Gを算出して出力する。
【0012】規格判断手段24は、このようにして求め
られたギャップ値Gが予め設定されている規格の範囲内
に入っているか否かを判断し、ギャップ値判断信号SJ
を信号出力手段25に出力する。信号出力手段25は、
与えられたギャップ値判断信号SJ に基づいて表示情報
等を生成し、プリンタ機構部や表示部(共に図示せず)
に導出するとともに、外部機器に導出する。
【0013】図2は、ワイヤ動作を検知することが可能
な印字ヘッドの要部を示す断面図である。図2におい
て、マグネット1で発生した磁束がロワヨーク2、ベー
ス3、コア4を通り、スプリング5、アーマチュア7、
アーマチュアヨーク8、スペーサ9、アッパヨーク6を
通り、再びマグネット1に戻る磁路を構成することで、
アーマチュア7を固着したスプリング5を吸引してお
く。
【0014】そして、コイル16を励磁することでコア
4を通る前記の磁束が打ち消されると、スプリング5が
開放され、アーマチュア7に固着されている印字ワイヤ
10がガイド11より突出して印字が行われる。本実施
例においては、この動作をアーマチュア7とセンサ基板
14上に形成された電極14aとの間の静電容量の変化
として検出するようにしている。なお、図2において、
12はガイド11を支えるガイドノーズ、13はガイド
フレーム、15はアーマチュア7の後端が当接するスト
ッパ、17はコイル16に通電圧する配線よりなるコイ
ル基板、18はカバー、19は全体を固定するクランプ
である。
【0015】このように構成された本実施例の印字ヘッ
ドは、前述した印字素子が、複数個分一体に形成されて
おり、各アーマチュアの動作を素子ごとに検知できるよ
うになされている。このように構成することによる主な
用途は、アーマチュア7の動作に応じてコイル16への
通電圧時間を制御し、最適な印字を行うようにすること
にある。
【0016】本実施例では、上記印字ヘッドがアーマチ
ュア7の動作、または印字ワイヤ10の動作を検知でき
ることを利用するものである。図3は印字ワイヤ変位の
検知波形であり、コイル電流波形も参考に表示されてい
る。図3において検知波形である変位信号S1 は、アー
マチュア7の速度波形に相当し、図示したように開放、
印字等が判る。上記変位信号S1 と基準値VREF のスラ
イスレベルとを比較回路21でもって比較し、パルス信
号SP を形成する。そして、飛行時間検出手段22にお
いて上記パルス信号SP のパルス幅Wをタイマ等で計測
することにより、開放から印字までに要した時間、すな
わち、印字ワイヤ10の飛行時間Tを検出する。
【0017】図4(a)は、ギャップが異なる場合のア
ーマチュア7の変位波形であり、XA 、XB 、XC 順に
ギャップがGA ,GB ,GC と増加している。また、図
4(b)は、図4(a)のそれぞれの変位波形に対応し
た速度波形でであり各飛行時間に対応する速度は、
A 、VB 、VC となる。前述のギャップGと飛行時間
Tとの関係は、式(1)のように表せる。
【数1】
【0018】ただし、図4(b)に示すように、印字時
点付近までに速度Vの上昇が収束し、その収束後から印
字までの間で速度Vが略一定になるケースでは、式
(2)のように近似することができる。
【数2】 ここで、αは定数であり、速度Vの上昇(立ち上がり)
に対応した補正値である。この場合、ギャップ調整値の
近辺で正確であれば良いのでこの近似式で充分である。
つまり、この近似式において、αは定数であり、かつ、
収束後の速度Vは固定値として特定できるので、前述の
飛行時間Tが判れば、その時のギャップ値Gを知ること
ができる。
【0019】図5は、以上述べた方法を用いてギャップ
値を出力する実施例のフローチャートである。先ず、前
段階としてステップP1で規定の媒体およびインクリボ
ンをプリンタにセットする。次に、ステップP2でホス
ト側よりプリンタのインターフェイスを通し、ギャップ
検知・出力コマンドを転送する。
【0020】プリンタは、このコマンドを受けるとギャ
ップ検知・出力モードに入る。そして、先ずステップP
3で計測ポイントに通常印字と同じように、キャリッジ
のスペーシングと改行動作で移動させる。なお、計測ポ
イントはプラテンの取り付けによる傾きがあるため、両
側と中央とで計測する。更に、偏心も考えられるために
プラテンを回転させ、プラテン円周上の少なくとも2ヵ
所以上で計測をするのが望ましい。
【0021】次に、ステップP4で予め用意された計測
用パターンを印字し、飛行時間Tを計測し、メモリ(例
えば飛行時間検出手段22に設けられている。)に格納
して行く。ここで、印字パターンは図6に示すように、
1ピンづつ全部のピンについて印字させ、同一ピンにつ
いて複数個印字させるようにする。この時の印字周期
は、連発で前回印字のリバウンド等の影響のないところ
まで伸ばしておく。
【0022】次に、ステップP5で全ての印字ポイント
について計測を終了しているか否かを判定し、終了して
いればステップP6に移る。また、終了していなけれ
ば、再びステップP3に戻り、上述した処理を繰り返し
行う。ステップP6では、ステップP4で計測した飛行
時間Tを補正してギャップ値を計測するが、プラテンの
断面が円状であるためにピン番号によりストロークが異
なる。例えば、9ピン印字ヘッドであれば図7に示すよ
うに、#1と#9ピンのストロークが最も長く、逆に#
5ピンのストロークが最も短くなる。
【0023】一般的に、ギャップGとは#5ピンの位置
でのストロークのことをさしているので、#5ピン以外
は#5ピン相当のストロークになった場合の飛行時間に
補正する必要があり、ピン番号ごとに予め計測されてい
る補正用の固定値を引くものとする。また、ギャップ値
に変換する場合は先に補正した各飛行時間Tを前述した
式(2)で計算して行う。
【0024】更に、ステップP7では、ステップP6で
計算された各ギャップ値を各計測ポイントごとに全ポイ
ントの平均値と、最大値、最小値を検出し、そのばらつ
きを出す。次に、ステップP8では、ステップP7で計
算されたそれぞれの平均値、ばらつき値を基に調整した
ら規格内に収まるか否かを判断する。例えば、プラテン
両サイドの平均値の差が規格値以上であったり、プラテ
ン円周方向の偏心による平均値の差が規格値以上であっ
たり、全計測ポイントのばらつきが規格値以上であった
場合等である。最後に、ステップP9において、ステッ
プP7で計算された各計測ポイントごと、および全計測
ポイントのギャップ値やばらつき値を印字し、更に、ス
テップP8で判断された判定を出力して終了する。作業
者は、この印字出力を見てギャップを修正するととも
に、修正後に再び同じ操作を行い、ギャップ値が所定の
範囲内に入っていればギャップ調整を終了する。
【0025】なお、本実施例では作業者が手作業により
調整を行うことを前提にしているが、無人化を目指す場
合は、図5のフローチャートのステップP9において、
結果を印字させる代わりに、操作パネルの複数表示用ラ
ンプを利用して発光のオン/オフで表示し、これを外部
装置が受光センサ等で読み取り、作業者が行うギャップ
調整動作をロボットや専用装置で行うようにすればよ
い。また、プリンタのインターフェイスは、一般的には
受信オンリーのものが多いが、発信が可能なものであれ
ばその発信機能を利用したり、専用の出力用コネクタを
用意したりして、ギャップ値を出力するようにしても良
い。
【0026】更に精度を上げる場合は、図5のフローチ
ャートのステップP1において、媒体およびインクリボ
ンを外してプラテンを直打ちすると良くなる。また、ス
テップP2では外部装置よりのコマンドを受信して、ギ
ャップ検知・出力モードに入るが、電源投入時に操作パ
ネル上の特定のスイッチが押されていた場合や、メニュ
ーモードで選択すると実行するような方法で行わせるよ
うにしてもよい。また、ステップP3で説明した計測ポ
イントについては、その数を増減させてもよく、或いは
スペーシングの行きと帰りとを組み合わせる等の方法も
ある。更には、コマンドで計測点の桁数や改行量を指示
する等の方法で自由に設定するようにしてもよい。
【0027】また、ステップP6での飛行時間Tの補
正、およびギャップ算出においては、全ピンについて均
一にサンプリングするのであれば補正せず、図7に示す
ように単純に飛行時間Tの平均を取るとともに、固定値
を引いても得ることができる。更に、ステップP9での
出力がギャップ値に相当する値でも良い場合は、飛行時
間Tの平均値をそのまま出力したり、ギャップ調整機の
移動量等に変換した相当値で表示した方が便利な場合が
ある。
【0028】また、ステップP7やステップP8で実施
した内容は、外部装置で実行させたり省略してもよい。
また、印字ヘッドの印字ワイヤのセンタの高さが円状等
の場合でも計測が容易に行うことができる。なお、無人
調整を行う場合は、プリンタの外部より操作が可能なよ
うに、障害物を無くすようにするとともに、例えばネジ
を回すような簡単な操作でもって調整を行うことができ
るような構造にするのが良い。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述したように、印字情報に応
じて印字媒体に向けて突出駆動される印字ワイヤの変位
を検出し、上記印字ワイヤの変位速度に基づいてその飛
行時間を検出するとともに、上記飛行時間からギャップ
値を算出するようにしたので、精度のよいギャップ値を
極めて短時間で得ることができる。したがって、ギャッ
プ調整を作業者が手作業で行う場合でも、ギャップ値を
確認しながら行うことができるので、人によるばらつき
が無くなって精度の向上が図れるとともに、作業時間の
短縮が図れる。また、コマンドや操作パネルの操作でギ
ャップ値を得ることができるので、製造工場以外の場所
に於ける保守時や、ユーザが調整を行う場合においても
正確なギャップ値が得られる。また、印字ヘッドの印字
ワイヤの先端高さが円状であっても、正確な計測を行う
ことができる。更に、外部装置がギャップ値を認知でき
るようにするとともに、上記外部装置でもってギャップ
調整機構を駆動するようにすれば、ギャップの無人調整
が可能となり、更なるコストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】実施例のワイヤドットプリンタに用いられる印
字ヘッドの要部を示す断面図である。
【図3】印字ワイヤの動作状態を示す検知波形図であ
る。
【図4】アーマチュアの変位波形図である。
【図5】実施例のワイヤドットプリンタの動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】計測用の印字パターン説明図である。
【図7】各ピンの飛行時間説明図である。
【図8】ギャップ調整機構部の概略説明図である。
【符号の説明】
5 スプリング 7 アーマチュア 8 アーマチュアヨーク 10 印字ワイヤ 14 センサ基板 14a 電極 16 コイル 20 変位検出手段 21 比較回路 22 飛行時間検出手段 23 ギャップ値算出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小森 智裕 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−2864(JP,A) 特開 昭64−53860(JP,A) 特開 平2−113978(JP,A) 特開 昭52−128554(JP,A) 特開 平3−6952(JP,A) 特開 平3−118175(JP,A) 特開 平2−235674(JP,A) 特開 平3−100414(JP,A) 国際公開89/4765(WO,A) 国際公開89/4766(WO,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/30 B41J 25/308

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字情報に応じて印字媒体に向けて突出
    駆動される印字ワイヤの変位を検出し、上記印字ワイヤ
    の変位速度に対応する変位信号を出力する変位検出手段
    と、 上記変位検出手段から与えられる変位信号と所定の大き
    さの基準値とを比較し、上記変位信号が上記基準値を上
    回っている期間に相当するパルス幅を有するパルス信号
    を生成して出力する比較回路と、 上記比較回路から与えられるパルス信号のパルス幅を上
    記印字ワイヤの飛行時間として検出する飛行時間検出手
    段と、 上記印字ワイヤの変位速度の上昇が収束した後の速度を
    固定値として近似した場合における上記飛行時間と上記
    印字ワイヤの変位量に相当するギャップ値との対応関係
    に基づいて、上記飛行時間検出手段が検出した飛行時間
    に対応するギャップ値を算出して出力するギャップ値算
    出手段とを具備することを特徴とするワイヤドットプリ
    ンタ。
  2. 【請求項2】 上記ギャップ値、またはギャップ値に相
    当する情報をバーコードで印字して出力するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤドットプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 上記ギャップ値、またはギャップ値に相
    当する情報を数字で印字して出力するようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載のワイヤドットプリンタ。
  4. 【請求項4】 上記ギャップ値、またはギャップ値に相
    当する情報を操作パネル上に設けられている表示用ラン
    プまたはディスプレイに表示して出力するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のワイヤドットプリン
    タ。
  5. 【請求項5】 上記ギャップ値、またはギャップ値に相
    当する情報をインターフェースコネクタ、または外部接
    続用コネクタを通して出力するようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載のワイヤドットプリンタ。
  6. 【請求項6】 ギャップ検出・出力モードは、特殊コマ
    ンドまたは操作パネルの特殊操作を行うことにより実行
    されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のワ
    イヤドットプリンタ。
  7. 【請求項7】 上記ギャップ検出・出力モードにおい
    て、プラテンの中央、両サイド、または中央および両サ
    イドを円周上の少なくとも2か所以上で計測し、その各
    計測ポイント値、平均値、ばらつき値の内で、少なくと
    も1種以上の値を出力することを特徴とする請求項1に
    記載のワイヤドットプリンタ。
  8. 【請求項8】 上記ギャップ検出・出力モードにおい
    て、複数の計測ポイントのばらつき量より規定値以上の
    場合、不良と判断して出力するようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載のワイヤドットプリンタ。
  9. 【請求項9】 外部装置が認識可能なギャップ値を出力
    し、上記ギャップ値またはギャップ相当値に基づいて上
    記外部装置がワイヤドットプリンタのギャップ調整機構
    を駆動して調整できるようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載のワイヤドットプリンタ。
JP28375891A 1991-10-03 1991-10-03 ワイヤドットプリンタ Expired - Lifetime JP2784110B2 (ja)

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