JPH0825749A - インパクトプリンタのヘッドギャップ設定方法 - Google Patents

インパクトプリンタのヘッドギャップ設定方法

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JPH0825749A
JPH0825749A JP16175894A JP16175894A JPH0825749A JP H0825749 A JPH0825749 A JP H0825749A JP 16175894 A JP16175894 A JP 16175894A JP 16175894 A JP16175894 A JP 16175894A JP H0825749 A JPH0825749 A JP H0825749A
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JP
Japan
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head gap
head
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printing
gap
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Withdrawn
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JP16175894A
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English (en)
Inventor
Hiromi Sudo
博美 須藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】厚い印字媒体を使用する場合でも、適正ヘッド
ギャップを設定することができるインパクトプリンタの
ヘッドギャップ設定方法を提供する。 【構成】印字媒体に試し印字を行ってピンの戻り時間t
i を検出し、該戻り時間ti に基づいて適正ヘッドギャ
ップを設定するようになっている。そして、ヘッドギャ
ップDが最大値d1 になる箇所から最小値dn になる箇
所までの複数個のサンプル印字位置にワイヤドット印字
ヘッドを移動させ、各サンプル印字位置においてピンの
戻り時間ti を検出する。次に、二つ以上のサンプル印
字位置における戻り時間ti に基づいて、ヘッドギャッ
プDに対する戻り時間ti の変化率xi を計算し、該変
化率xi に基づいてヘッドギャップDと戻り時間ti
が1対1に比例する領域を選択する。そして、該領域に
おいて適正ヘッドギャップを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インパクトプリンタの
ヘッドギャップ設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インパクトプリンタは、ワイヤド
ット印字ヘッドを有し、該ワイヤドット印字ヘッドによ
って印字ワイヤ(以下「ピン」という。)を駆動し、イ
ンクリボン及び印字媒体をプラテンに強く押し付けて印
字を行うようになっている。そして、例えば、ばねチャ
ージ型のワイヤドット印字ヘッドにおいては、バイアス
用の板ばねによってアーマチュアを揺動自在に支持する
とともに、該アーマチュアを永久磁石によって前記板ば
ねの復元力に抗してコアに吸引させておき、印字する際
に、前記コアに巻装されたコイルを励磁して前記永久磁
石の磁束と逆方向の磁束を発生させ、前記アーマチュア
を解放させてピンを駆動するようになっている。
【0003】ところで、従来のワイヤドット印字ヘッド
においては、アーマチュアと対向させてセンサ電極が配
設され、両者間に静電容量センサが形成される。そし
て、前記センサ電極は両者間の静電容量を測定し、該静
電容量をセンサ出力として出力するようになっている。
したがって、該センサ出力によって、印字媒体の厚さを
検出し、印字媒体ごとに適正なヘッドギャップ(以下
「適正ヘッドギャップ」という。)を設定することがで
きる。
【0004】そのために、インパクトプリンタは、前記
ピンの運動をセンサ出力によって観測する手段と、観測
した結果を記憶する手段と、記憶した内容に基づいてヘ
ッドギャップを調整する手段とを有する。そして、ワイ
ヤドット印字ヘッドとプラテンとの間に印字媒体を挿入
し、該印字媒体に試し印字を行い、この時のピンの戻り
時間を検出する。次に、該戻り時間に基づいて適正ヘッ
ドギャップを設定し、設定された適正ヘッドギャップが
得られるようにワイヤドット印字ヘッドの位置が調整さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のインパクトプリンタのヘッドギャップ設定方法にお
いては、一般の印字媒体より厚い印字媒体に対して印字
を行うことができるようにワイヤドット印字ヘッドの可
動範囲を広くした場合には、適正ヘッドギャップを設定
することができない。
【0006】図2はインパクトプリンタのヘッドギャッ
プ設定方法の概念図、図3はヘッドギャップと戻り時間
との関係図である。なお、図3において、横軸にヘッド
ギャップDを、縦軸にピンの戻り時間を採ってある。図
において、43はワイヤドット印字ヘッド、44はプラ
テン、45は印字媒体である。前記ヘッドギャップDを
設定するのに当たり、通常は、ワイヤドット印字ヘッド
43を可動範囲E1だけ移動させることができるように
なっている。この場合、可動範囲E1内においては、ヘ
ッドギャップDと戻り時間とは、ほぼ1対1に比例す
る。したがって、戻り時間に基づいて適正ヘッドギャッ
プを設定することができる。
【0007】ところが、一般の印字媒体より厚い印字媒
体に対して印字を行うことができるように、ワイヤドッ
ト印字ヘッド43を可動範囲E2だけ移動させることが
できるようにすると、可動範囲E1以外の部分において
は、ヘッドギャップDと戻り時間とは1対1に比例しな
い。したがって、戻り時間に基づいて適正ヘッドギャッ
プを設定することができなくなってしまう。
【0008】本発明は、前記従来のインパクトプリンタ
のヘッドギャップ設定方法の問題点を解決して、厚い印
字媒体を使用する場合でも適正ヘッドギャップを設定す
ることができるインパクトプリンタのヘッドギャップ設
定方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のイ
ンパクトプリンタのヘッドギャップ設定方法において
は、印字媒体に試し印字を行ってピンの戻り時間を検出
し、該戻り時間に基づいて適正ヘッドギャップを設定す
るようになっている。そして、ヘッドギャップが最大値
になる箇所から最小値になる箇所までの複数個のサンプ
ル印字位置にワイヤドット印字ヘッドを移動させ、各サ
ンプル印字位置においてピンの戻り時間を検出する。
【0010】次に、二つ以上のサンプル印字位置におけ
る戻り時間に基づいて、ヘッドギャップに対する戻り時
間の変化率を計算し、該変化率に基づいてヘッドギャッ
プと戻り時間とが1対1に比例する領域を選択する。そ
して、該領域において適正ヘッドギャップを設定する。
【0011】
【作用】本発明によれば、前記のようにインパクトプリ
ンタのヘッドギャップ設定方法においては、印字媒体に
試し印字を行ってピンの戻り時間を検出し、該戻り時間
に基づいて適正ヘッドギャップを設定するようになって
いる。そして、プラテンとピンとの間に印字媒体を挿入
し、ヘッドギャップが最大値になる箇所から最小値にな
る箇所までの複数個のサンプル印字位置にワイヤドット
印字ヘッドを移動させ、各サンプル印字位置においてピ
ンの戻り時間を検出する。
【0012】次に、二つ以上のサンプル印字位置におけ
る戻り時間に基づいて、ヘッドギャップに対する戻り時
間の変化率を計算し、該変化率に基づいてヘッドギャッ
プと戻り時間とが1対1に比例する領域を選択する。こ
の場合、ワイヤドット印字ヘッドの可動範囲のうち、ヘ
ッドギャップと戻り時間とが1対1に比例する部分にお
ける変化率をあらかじめ求めておき、該変化率と前記各
サンプル印字位置における変化率とを比較する。そし
て、両変化率が等しい場合、前記サンプル印字位置はヘ
ッドギャップと戻り時間とが1対1に比例する領域内に
あると判断することができる。
【0013】次に、該領域において適正ヘッドギャップ
を設定する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図4は本発明の実施例における
ワイヤドット印字ヘッドの断面図である。図において、
11はベースであり、該ベース11の周縁部にロアヨー
ク12、永久磁石13、アッパヨーク14、スペーサ1
5、板ばね21、アーマチュアヨーク22、ストッパ2
3、センサ基板24及びガイドフレーム25が順次積み
重ねられ、クランプ26によって挟持され固定される。
【0015】また、28は前記ベース11に取り付けら
れたコア、29は該コア28の外周に巻装されたコイル
であり、該コア28及びコイル29によって電磁石30
が形成される。そして、32は前記コイル29を通電す
るコイル基板33を保護するカバーである。前記板ばね
21の可撓(かとう)部には、前記アーマチュアヨーク
22に隣接させてアーマチュア35が取り付けられ、該
アーマチュア35の先端にピン36が固定される。該ピ
ン36は、ガイドフレーム25の先端のガイドノーズ3
8に固着されたワイヤガイド39によって案内される。
【0016】前記構成のワイヤドット印字ヘッド43
(図2参照)において、コイル29に通電しない場合
は、前記アーマチュア35は永久磁石13が発生させた
磁束によってコア28に吸引される。この場合、前記ピ
ン36はワイヤガイド39から突出しない。これに対し
て、コイル29に通電した場合は、前記永久磁石13の
磁界を打ち消す方向に磁束が発生させられ、板ばね21
の復元力によってピン36がワイヤガイド39から突出
する。こうして突出したピン36は、ワイヤドット印字
ヘッド43と対向させて配設された図示しないインクリ
ボン及び印字媒体を図示しないプラテンに強く押し付け
て印字を行う。
【0017】また、前記センサ基板24の上(図におけ
る下面)にセンサ電極40が取り付けられる。該センサ
電極40はわずかな空間を置いて各アーマチュア35と
対向させられて静電容量センサを構成し、該静電容量セ
ンサによって両者間の静電容量を測定することができ
る。そして、測定された静電容量は、前記静電容量セン
サからセンサ出力として出力される。
【0018】ところで、前記ワイヤドット印字ヘッド4
3においては、前記静電容量を測定することによって、
各アーマチュア35の動作をそれぞれ検出することがで
きるようになっている。そして、アーマチュア35の動
作に対応させてコイル29への通電時間、すなわち駆動
時間を制御して、最適な印字を行うことができるように
したり、印字媒体の厚さを検出して、該印字媒体に対応
するヘッドギャップを形成したりするようになってい
る。
【0019】図5は本発明の実施例におけるセンサ出力
及び駆動電流の波形図である。なお、図において、横軸
に時間を、縦軸にセンサ出力及び駆動電流の値を採って
ある。図において、L2はセンサ出力の波形、L3は駆
動電流の波形である。図に示すように、センサ出力をハ
イ側スライスレベルVREF1及びロー側スライスレベルV
REF2によってスライスすると、前記コイル29(図4)
に駆動電流を供給した後、アーマチュア35がコア28
から解放されるまでの解放時間T1 、アーマチュア35
がコア28から解放された後、ピン36が図示しない印
字媒体に衝突するまでの印字時間T2 、及びピン36が
印字媒体に衝突した後、アーマチュア35が再びコア2
8に吸引されるまでの戻り時間T3 のセンサ出力情報を
得ることができる。そして、各ピン36についての前記
解放時間T1 、印字時間T2 及び戻り時間T3 は図示し
ないメモリに記憶され、ワイヤドット印字ヘッド43
(図2参照)の図示しないヘッドギャップ調整装置は、
前記解放時間T1 、印字時間T2 及び戻り時間T3 に基
づいてヘッドギャップを調整する。
【0020】次に、ヘッドギャップ調整装置について説
明する。図6は本発明の実施例におけるインパクトプリ
ンタのブロック図である。図において、43はワイヤド
ット印字へッド、61は印字データをインパクトプリン
タに入力するための外部インタフェース(I/F)、6
2はインパクトプリンタ全体の動作を制御するCPU、
63はドライバ、64はプログラムROM、71は戻り
時間T3 (図5)を検出する印字タイミング検出回路、
72は戻り時間T3 を記憶するメモリ、75は図示しな
いパルスモータを駆動することによってワイヤドット印
字ヘッド43を移動させ、ピン36(図4)と図示しな
い印字媒体との間のヘッドギャップを変更するヘッドギ
ャップ調整装置である。
【0021】ところで、インパクトプリンタの組立調整
時において、図示しないプラテンとピン36との間が基
準ギャップ(例えば、0.5〔mm〕)になるようにワ
イヤドット印字ヘッド43がセットされる。そして、厚
さの分かっている図示しない標準印字媒体をプラテンと
ピン36との間に挿入し、その時、標準印字媒体とピン
36との間に形成される標準ギャップですべてのピン3
6(例えば、9本又は24本)をそれぞれ駆動し、アー
マチュア35の変位によるセンサ出力L2(図5)の波
形から解放時間T1 、印字時間T2 、戻り時間T3 等の
標準センサ出力情報を求め、該標準センサ出力情報をセ
ルフアジャストデータとしてメモリ72に格納するよう
になっている。
【0022】したがって、インパクトプリンタを使用す
るのに当たり、プラテンとピン36との間が基準ギャッ
プになるようにワイヤドット印字ヘッド43がセットさ
れる。そして、所定の印字媒体をプラテンとピン36と
の間に挿入した状態において試し印字を行い、該試し印
字によって得られたセンサ出力情報、前記標準センサ出
力情報及び標準ギャップに基づいて適正ヘッドギャップ
を計算し、前記ヘッドギャップ調整装置75を作動さ
せ、適正ヘッドギャップが形成されるようにワイヤドッ
ト印字ヘッド43を移動させる。
【0023】ところで、前記構成のインパクトプリンタ
においては、一般の印字媒体より厚い印字媒体に対して
印字を行うことができるように、ワイヤドット印字ヘッ
ド43の可動範囲が広く設定されている。ところが、ワ
イヤドット印字ヘッド43の可動範囲の全体にわたって
ヘッドギャップD(図3参照)と戻り時間T3 とが1対
1に比例するわけではない。
【0024】そこで、前記試し印字を行う前にサンプル
印字を行い、該サンプル印字によって、ワイヤドット印
字ヘッド43の可動範囲のうちヘッドギャップDと戻り
時間T3 とが1対1に比例する領域を選択し、該領域に
おいて適正ヘッドギャップを設定するようにしている。
そのために、サンプル印字を行うのに当たり、ワイヤド
ット印字ヘッド43を可動範囲のうちヘッドギャップD
が最大値d1 になる箇所に移動させる。そして、所定の
印字媒体をプラテンとピン36との間に挿入してサンプ
ル印字を行う。この場合、サンプル印字は、ヘッドギャ
ップDが最大値d1 になる箇所から最小値dn になる箇
所までワイヤドット印字ヘッド43をN個のサンプル印
字位置に移動させて行われ、各サンプル印字位置におい
て戻り時間ti (i=1、2、…、N)を検出すること
ができるようになっている。
【0025】ここで、ワイヤドット印字ヘッド43の可
動範囲のうちヘッドギャップDと戻り時間T3 とが1対
1に比例する可動範囲E1において、ヘッドギャップD
に対する戻り時間T3 の変化率をXとすると、各サンプ
ル印字位置におけるヘッドギャップDの値di に対する
前記戻り時間ti の変化率xii =(ti-1 −ti )/(di-1 −di ) と変化率Xとを比較したとき、 xi =X になる領域においては、ヘッドギャップDと戻り時間T
3 とが1対1に比例することが分かる。
【0026】そこで、ヘッドギャップDが最大値d1
なる箇所から最小値dn になる箇所までワイヤドット印
字ヘッド43をN個のサンプル印字位置に移動させて、
各サンプル印字位置において変化率xi を計算し、該変
化率xi と変化率Xとが等しくなる領域において適正ヘ
ッドギャップを設定するようにする。図1は本発明の実
施例におけるインパクトプリンタのヘッドギャップ設定
方法のフローチャートである。 ステップS1 ヘッドギャップD(図3参照)が最大値
1 になる箇所にワイヤドット印字ヘッド43(図6)
を移動させる。 ステップS2 サンプル印字を行い、サンプル印字位置
における戻り時間ti を検出する。 ステップS3 サンプル印字位置におけるヘッドギャッ
プDの値di に対する戻り時間ti の変化率xi と変化
率Xとが等しいかどうかを判断する。等しくない場合は
ステップS4に進み、等しい場合は処理を終了し、通常
の試し印字を行って適正ヘッドギャップを計算する。こ
の場合、試し印字は上位装置からの印字データのうち選
択されたものについて行われる。 ステップS4 値iをインクリメントする。 ステップS5 ヘッドギャップDの値di が最小値dn
と等しいかどうかを判断する。等しい場合はステップS
6に、等しくない場合はステップS7に進む。 ステップS6 ヘッドギャップDを調整することができ
ない旨を図示しない表示装置に表示する。 ステップS7 ヘッドギャップDが値di になる箇所に
ワイヤドット印字ヘッド43を移動させ、ステップS2
に戻る。
【0027】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、インパクトプリンタのヘッドギャップ設定方法に
おいては、印字媒体に試し印字を行ってピンの戻り時間
を検出し、該戻り時間に基づいて適正ヘッドギャップを
設定するようになっている。そして、ヘッドギャップが
最大値になる箇所から最小値になる箇所までの複数個の
サンプル印字位置にワイヤドット印字ヘッドを移動さ
せ、各サンプル印字位置においてピンの戻り時間を検出
する。
【0029】次に、二つ以上のサンプル印字位置におけ
る戻り時間に基づいて、ヘッドギャップに対する戻り時
間の変化率を計算し、該変化率に基づいてヘッドギャッ
プと戻り時間とが1対1に比例する領域を選択する。そ
して、該領域において適正ヘッドギャップを設定する。
この場合、ヘッドギャップと戻り時間とが1対1に比例
する領域において適正ヘッドギャップを設定することが
できるので、試し印字によって得られたセンサ出力情
報、標準センサ出力情報及び標準ギャップに基づいて適
正ヘッドギャップを正確に計算することができる。
【0030】したがって、厚い印字媒体を使用する場合
に、ワイヤドット印字ヘッドの可動範囲を広くしても適
正ヘッドギャップを設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるインパクトプリンタの
ヘッドギャップ設定方法のフローチャートである。
【図2】インパクトプリンタのヘッドギャップ設定方法
の概念図である。
【図3】ヘッドギャップと戻り時間との関係図である。
【図4】本発明の実施例におけるワイヤドット印字ヘッ
ドの断面図である。
【図5】本発明の実施例におけるサンサ出力及び駆動電
流の波形図である。
【図6】本発明の実施例におけるインパクトプリンタの
ブロック図である。
【符号の説明】
36 ピン 43 ワイヤドット印字ヘッド 75 ヘッドギャップ調整装置 T3 、ti 戻り時間 d1 最大値 dn 最小値 xi 変化率

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字媒体に試し印字を行ってピンの戻り
    時間を検出し、該戻り時間に基づいて適正ヘッドギャッ
    プを設定するインパクトプリンタのヘッドギャップ設定
    方法において、(a)ヘッドギャップが最大値になる箇
    所から最小値になる箇所までの複数個のサンプル印字位
    置にワイヤドット印字ヘッドを移動させ、(b)各サン
    プル印字位置においてピンの戻り時間を検出し、(c)
    二つ以上のサンプル印字位置における戻り時間に基づい
    て、ヘッドギャップに対する戻り時間の変化率を計算
    し、(d)該変化率に基づいてヘッドギャップと戻り時
    間とが1対1に比例する領域を選択し、(e)該領域に
    おいて適正ヘッドギャップを設定することを特徴とする
    インパクトプリンタのヘッドギャップ設定方法。
JP16175894A 1994-07-14 1994-07-14 インパクトプリンタのヘッドギャップ設定方法 Withdrawn JPH0825749A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7010940B2 (en) 2000-08-17 2006-03-14 Hoya Corporation Process for producing glass and glass-melting apparatus thereof

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7010940B2 (en) 2000-08-17 2006-03-14 Hoya Corporation Process for producing glass and glass-melting apparatus thereof
US7191619B2 (en) 2000-08-17 2007-03-20 Hoya Corporation Process for producing glass and glass-melting apparatus thereof
US7730744B2 (en) 2000-08-17 2010-06-08 Hoya Corporation Process for producing glass and glass-melting apparatus thereof

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Effective date: 20011002