JP2783787B2 - 梯子係止具 - Google Patents

梯子係止具

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JP2783787B2 JP13847896A JP13847896A JP2783787B2 JP 2783787 B2 JP2783787 B2 JP 2783787B2 JP 13847896 A JP13847896 A JP 13847896A JP 13847896 A JP13847896 A JP 13847896A JP 2783787 B2 JP2783787 B2 JP 2783787B2
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梯子係止具に関
し、特に手すり用パイプ等を容易に梯子に固定すること
ができる梯子係止具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工事現場等において梯子を複数本使用
し、該複数の梯子の間に足場板を差し渡して作業をする
ことがある。この場合、作業者の安全のための手すり用
パイプの梯子への取り付けは、従来適切な手段がなく、
ロープや針金等を使って結束したり、結び締めたりする
方法によってなされていた。図5は、上記従来例を示し
ている。図5に示す梯子80において、一対の支柱(縦
桟)81、82間に横桟83、84等が固定されてい
る。手すり用パイプ91は針金92、93により横桟8
3に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、針金92、93が緩んだりするので、危険が
多く、更に、次のような欠点があった。また、建物と梯
子との間に、壁つなぎパイプを連結する場合等において
も同様であった。 梯子80が、現代ではほとんど使用されていない木製
のものである場合は別として、梯子80も手すり用パイ
プ91も共に金属製のため、針金92、93や番線で両
者を締めつけても、完全に締め固めることはできない
し、梯子80も手すり用パイプ91も針金92、93も
金属同士のため、体重をかけたとき摩擦抵抗が低く、手
すり用パイプ91がスリップ又は転位し危険である。 ペンチ、シノ等の工具を使って完全に両者を締め固め
ると、梯子80がアルミ製の場合は、梯子80の横桟8
3には凹みや潰れが発生し、針金92、93や番線によ
る締めつけあとが残り、梯子80を損傷させてしまうこ
とが多い。
【0004】ロープ等で両者を締めつける場合は、梯
子80に損傷は発生しないが、ロープの伸びやちじみも
あり、更に、完全に締め固めることは困難であるので、
手すり用パイプ91に緩みが生じ、手すり用パイプ91
に体重をかけた場合に手すり用パイプ91がずれたりし
て危険である。 針金92、93の場合も、ロープの場合も、人の手加
減の部分や作業者の個人の感覚の問題があり、均一な品
質における横桟83と手すり用パイプ91の締め固めは
不可能である。 両者がアルミ製の場合、番線を使って両者を締めつけ
ると、番線から発生する錆が両者に付着するので、両者
がきたなくなる。 したがって、本発明の目的は、上述の従来例の欠点をな
くし、安全で錆等が梯子に付着せず、手すり用パイプ等
を確実に梯子に係止でき、かつ梯子を損傷しない梯子係
止具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明の構成は、フレームと、該フレー
ムに回動自在に取り付けられた、フック付きアームと、
該フレームに螺合する操作ねじ及び該操作ねじの先端に
回動自在に取り付けられた旋回ヘッドと、前記操作ねじ
のハンドルと、該フレームに取り付けられたクランプと
を具備し、前記フックは梯子に係止可能であり、前記フ
ックと前記旋回ヘッドにより前記梯子を締めつけること
ができることを特徴とする梯子係止具である。
【0006】上記第1の発明の構成により、フック付き
アームがフレームに回動自在に取り付けられているの
で、該アームのフックが梯子に係止することができる。
更に、ハンドルを回すことにより、フレームに螺合する
操作ねじの先端に回動自在に取り付けられた旋回ねじと
前記フックとにより梯子を損傷することなく梯子を締め
つけることができる。また、フレームに取り付けられた
クランプが手すり用パイプ等を確実に係止することがで
きる。このため、本願発明の梯子係止具により、前記手
すり用パイプ等を確実に梯子に係止することができる。
【0007】更に、第2の発明の構成は、上記第1の発
明の構成において、フック付きの一対のアームの各フッ
クにより梯子を係止することである。
【0008】上記第2の発明の構成により、上記第1の
発明の構成による作用とともに、フック付きの一対のア
ームにより梯子を係止するので、梯子を一層確実に係止
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本願発明の実施の形態を図
面を使用して説明する。図1は第1の実施の形態を示し
ている。図1において、梯子係止具10の主要部は、フ
レーム11、第1及び第2可動アーム12、13、ハン
ドル14、操作ねじ15、旋回ヘッド16、ブラケット
17及びクランプ20からなっている。第1可動アーム
12が、リベット継手12aにより回動自在にフレーム
11に固定され、一対のフック12b、12cが第1可
動アーム12の先端に形成されている。更に、第2可動
アーム13が、リベット継手13aにより回動自在にフ
レーム11に固定され、一対のフック13b、13cが
第2可動アーム13の先端に形成されている。操作ねじ
15がフレーム11のねじ孔11aに螺合し、ハンドル
14が操作ねじ15に一体に形成され、旋回ヘッド16
が操作ねじ15の先端に回動自在に固定されている。コ
字形ブラケット17の中心に形成されたかしめ部17b
がフレーム11の円形孔11bに回動自在に固定されて
いる。なお、かしめ部17bはブラケット17の円形孔
17aの縁をかしめたものである。
【0010】クランプ20が、台部21及び可動部22
を有している。なお、図4が上記クランプ20を説明し
ている。即ち、図4(a)は上記クランプ20の正面を
示し、図4(b)は上記クランプ20の側面を示してい
る。更に、台部21がコ字形ブラケット17の折曲部に
回動自在に(前記かしめ部17bと同様な手段によっ
て)固定されている。このため、クランプ20は、直交
する2軸を回動中心として回動自在となっている。可動
部22がリベット継手22aにより回動自在に台部21
に取り付けられている。ボルト23が台部21にリベッ
ト継手23aにより回動自在に取り付けられ、ナット2
4がボルト23の雄ねじ23bに螺合している。ボルト
23が可動部22の先端22bの凹部22cに係合して
いるので、ナット24を締めると、クランプ20の台部
21と可動部22が手すり用パイプ33を挟むように係
止することができる。梯子30の一対の支柱(縦桟)の
うちの一方の支柱31が、本体部31a及び本体部31
aの両側に形成された折曲部31b、31cからなる。
【0011】以上の構成により、フック付き可動アーム
12、13がフレーム11に回動自在に取り付けられて
いるので、可動アーム12、13のフック12b、12
c、13b、13cが梯子30に係止することができ
る。更に、ハンドル14を回すことにより、フレーム1
1に螺合する操作ねじ15の先端に回動自在に取り付け
られた旋回ねじ16と前記フック12b、12c、13
b、13cとにより梯子30を締めつけることができ
る。また、フレーム11に取り付けられたクランプ20
が手すり用パイプ33等を係止することができる。この
ため、本願発明の梯子係止具10により、前記手すり用
パイプ33等を梯子30に係止することができる。更
に、フック付きの一対の可動アーム12、13により梯
子30を係止するので、梯子30を一層確実に係止する
ことができる。
【0012】図2は、第2の実施の形態を示す。図2に
おいて、ブラケット41は、コ字形であり、ブラケット
41の中心に形成された円形孔41aの縁にかしめ部4
1b(図1のかしめ部17bに相当する。)が形成され
ている。このため、ブラケット41は図1のフレーム1
1に相当するものに回動自在に固定されている。なお、
図2においては、図1のフレーム11、可動アーム1
2、13、ハンドル14、操作ねじ15及び旋回ヘッド
16並びに梯子30に相当するものの図示が省略されて
いる。更に、一対の長孔41c、41dがブラケット4
1の両方の折れ曲がり部に形成されている。アーム42
がブラケット41の長孔41c、41dに固定されてい
る。なお、42aはアーム42の基部である。クランプ
50がアーム42の先端42bに回動自在に固定されて
いる。即ち、アーム42の先端42bに形成された孔4
2c及びクランプ50の台部51の孔にワッシャ55b
を介して挿通されたボルト55aとナット55cとによ
りクランプ50の台部51が回動自在にアーム42の先
端42bに固定されている。
【0013】なお、クランプ50は、クランプ20と同
様な構造であり、台部51及び可動部52を有してい
る。可動部52がリベット継手52aにより回動自在に
台部51に取り付けられている。ボルト53が台部51
にリベット継手53aにより回動自在に取り付けられ、
ナット54がボルト53の雄ねじ53bに螺合してい
る。ボルト53が可動部52の先端52bの凹部(上記
凹部52cに相当する。)に係合しているので、ナット
54を締めると、クランプ50の台部51と可動部52
が手すり用パイプ56を挟むように係止することができ
る。
【0014】以上の構成により、アーム42によりクラ
ンプ50の取り付け位置をフレーム(図1のフレーム1
1に相当する。)から離すことができる。このため、手
すり用パイプ33を係止することが容易になる。その他
は、前記第1の実施の形態と同じである。
【0015】図3は第3の実施の形態を示している。図
3において、ブラケット61は、コ字形であり、ブラケ
ット61の中心に形成された円形孔61aの縁にかしめ
部61b(図1のかしめ部17bに相当する。)が形成
されている。このため、ブラケット61は図1のフレー
ム11に相当するものに回動自在に固定されている。な
お、図3においては、図1のフレーム11、可動アーム
12、13、ハンドル14、操作ねじ15及び旋回ヘッ
ド16並びに梯子30に相当するものの図示が省略され
ている。更に、一対の長孔61c、61dがブラケット
61の両方の折れ曲がり部に形成されている。ボルト6
2a、ワッシャ62b及びナット62cとの組み合わせ
により、第1のクランプ71の台部71aがブラット6
1の長孔61c側に固定され、ボルト63a、ワッシャ
63b及びナット63cの組み合わせにより第2のクラ
ンプ72の台部72aがブラケット61の長孔61d側
に固定されている。なお、クランプ71、72はクラン
プ20と同様のものである。
【0016】以上の構成により、ブラケット61に2つ
のクランプ71、72を回動自在に取り付けることがで
きる。その他は、前記第1の実施の形態と同じである。
このため、2本の手すり用パイプをクランプ71、72
により係止することができるので、一層作業者の安全性
が向上する。
【0017】
【発明の効果】本願の第1の発明に係わる梯子係止具に
よれば、アームのフックが梯子に係止することができ、
更に、ハンドルを回すことにより、フレームに螺合する
操作ねじの先端に回動自在に取り付けられた旋回ねじと
前記フックとにより梯子を損傷することなく梯子を締め
つけることができ、更に、フレームに取り付けられたク
ランプが手すり用パイプ等を係止することができる。こ
のため、本願発明の梯子係止具により、前記手すり用パ
イプ等を容易かつ確実に梯子に係止することができる。
このため、梯子上の作業者の安全性を向上させることが
できる。更に、番線を使用していないので、番線の錆が
梯子に付着するということは全くない。更に、第2の発
明により、上記第2の発明の効果とともに、梯子係止具
のフック付きの一対のアームにより梯子を係止するの
で、梯子係止具により梯子を一層確実に係止することが
できる。このため、作業者の安全性を一層向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】第2の実施の形態の要部を示す斜視図である。
【図3】第3の実施の形態の要部の分解状態を示す斜視
図である。
【図4】前記第1の実施の形態に使用するクランプの説
明図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 梯子係止具 11 フレーム 12 アーム 12b、12c フック 13 アーム 13b、13c フック 14 ハンドル 15 操作ねじ 16 旋回ヘッド 20 クランプ 30 梯子 31 梯子の支柱

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、 該フレームに回動自在に取り付けられた、フック付きア
    ームと、 該フレームに螺合する操作ねじ及び該操作ねじの先端に
    回動自在に取り付けられた旋回ヘッドと、 前記操作ねじのハンドルと、 該フレームに取り付けられたクランプとを具備し、 前記フックは梯子に係止可能であり、 前記フックと前記旋回ヘッドにより前記梯子を締めつけ
    ることができることを特徴とする梯子係止具。
  2. 【請求項2】 フック付きの一対のアームの各フックに
    より梯子を係止することを特徴とする請求項1記載の梯
    子係止具。
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