JP2783343B2 - 磁気カードリーダ - Google Patents
磁気カードリーダInfo
- Publication number
- JP2783343B2 JP2783343B2 JP4092932A JP9293292A JP2783343B2 JP 2783343 B2 JP2783343 B2 JP 2783343B2 JP 4092932 A JP4092932 A JP 4092932A JP 9293292 A JP9293292 A JP 9293292A JP 2783343 B2 JP2783343 B2 JP 2783343B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- magnetic card
- magnetic
- card
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Conveying Record Carriers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばガソリンスタン
ドの給油装置に設けられる磁気カードリーダに関する。
ドの給油装置に設けられる磁気カードリーダに関する。
【０００２】
【従来の技術】例えばガソリンスタンドの給油装置に
は、給油カードの給油データを読み取る磁気カードリー
ダが設けられたものが知られている（特公昭５５−２０
３００号公報参照）。この種の磁気カードリーダは、磁
気カードがスリット内を移動する際に、磁気ヘッドが通
過する磁気カードの磁気ストライプに記憶された給油デ
ータを読み取っている。
は、給油カードの給油データを読み取る磁気カードリー
ダが設けられたものが知られている（特公昭５５−２０
３００号公報参照）。この種の磁気カードリーダは、磁
気カードがスリット内を移動する際に、磁気ヘッドが通
過する磁気カードの磁気ストライプに記憶された給油デ
ータを読み取っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の磁気カードリー
ダにおいて、磁気カードの移動する距離は、磁気カード
の長さと磁気ヘッドの長さの和で、かなり長い移動距離
となる。したがって、テンキーその他の部材に比べてカ
ードリーダが大きくなり、レイアウト及び美観上から好
ましくない。また、手動でかなり長い距離を移動させる
と、磁気カードが斜め又は弧状に動き、磁気ヘッドの読
み取りが不能になることがある。
ダにおいて、磁気カードの移動する距離は、磁気カード
の長さと磁気ヘッドの長さの和で、かなり長い移動距離
となる。したがって、テンキーその他の部材に比べてカ
ードリーダが大きくなり、レイアウト及び美観上から好
ましくない。また、手動でかなり長い距離を移動させる
と、磁気カードが斜め又は弧状に動き、磁気ヘッドの読
み取りが不能になることがある。
【０００４】本発明は、磁気カードの移動距離を短縮で
きる磁気カードリーダを提供することを目的としてい
る。
きる磁気カードリーダを提供することを目的としてい
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、磁気カ
ード挿入口と第１のラックとを備え本体に摺動自在な摺
動体と、該第１のラックに噛み合い前記本体に軸支され
たピニオンと、該ピニオンに噛み合い前記本体に摺動自
在な第２のラックと、該第２のラックに設けられた磁気
ヘッドとを備えている。
ード挿入口と第１のラックとを備え本体に摺動自在な摺
動体と、該第１のラックに噛み合い前記本体に軸支され
たピニオンと、該ピニオンに噛み合い前記本体に摺動自
在な第２のラックと、該第２のラックに設けられた磁気
ヘッドとを備えている。
【０００６】上記摺動体および第２のラックと本体との
間には、それぞれリターンスプリングを介装するのが好
ましい。
間には、それぞれリターンスプリングを介装するのが好
ましい。
【０００７】
【作用】上記のように構成された磁気カードリーダにお
いては、カード挿入口に磁気カードを挿入して移動する
と、移動する第１のラックで回転されるピニオンによ
り、第２のラックは逆方向に等距離だけ移動するので、
磁気ヘッドも移動する。したがって、磁気カードを、カ
ードの長さと磁気ヘッドの長さとの和の半分すなわち従
来の移動距離の半分の距離を移動させるだけで、磁気ヘ
ッドは磁気ストライプの全データを読み取ることができ
る。また、カードを押しながら動かすので、従来技術の
ようにカードが磁気ヘッドに対して斜め又は弧状の運動
して読み取り不能となることがない。
いては、カード挿入口に磁気カードを挿入して移動する
と、移動する第１のラックで回転されるピニオンによ
り、第２のラックは逆方向に等距離だけ移動するので、
磁気ヘッドも移動する。したがって、磁気カードを、カ
ードの長さと磁気ヘッドの長さとの和の半分すなわち従
来の移動距離の半分の距離を移動させるだけで、磁気ヘ
ッドは磁気ストライプの全データを読み取ることができ
る。また、カードを押しながら動かすので、従来技術の
ようにカードが磁気ヘッドに対して斜め又は弧状の運動
して読み取り不能となることがない。
【０００８】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【０００９】図１ないし図３において、長材の本体１の
内部には、室Ｓが形成され、その室Ｓは、長手方向のス
リット３により外部に連通されている。そのスリット３
内には、摺動体４が、本体１の案内溝２に案内されて長
手方向に摺動自在に設けられている。この摺動体４に
は、磁気カードＣを長手方向に挿入するカード挿入口５
が形成され、その挿入口５の一側下面には第１のラック
６が形成されている。このラック６に噛み合うピニオン
７が設けられ、本体１に植設された支軸８に軸支されて
いる。
内部には、室Ｓが形成され、その室Ｓは、長手方向のス
リット３により外部に連通されている。そのスリット３
内には、摺動体４が、本体１の案内溝２に案内されて長
手方向に摺動自在に設けられている。この摺動体４に
は、磁気カードＣを長手方向に挿入するカード挿入口５
が形成され、その挿入口５の一側下面には第１のラック
６が形成されている。このラック６に噛み合うピニオン
７が設けられ、本体１に植設された支軸８に軸支されて
いる。
【００１０】他方、室Ｓの底部には、ピニオン７に噛み
合う第２のラック９が本体１の案内溝１０に案内されて
長手方向に摺動自在に設けられている。そして、第２の
ラック９の挿入口５側には、磁気ヘッド１１が設けら
れ、信号線１２により図示しない制御室に接続されてい
る。また、摺動体４、第２ラック９と本体との間には、
それぞれリターンスプリング１３、１４が介装されてい
る。
合う第２のラック９が本体１の案内溝１０に案内されて
長手方向に摺動自在に設けられている。そして、第２の
ラック９の挿入口５側には、磁気ヘッド１１が設けら
れ、信号線１２により図示しない制御室に接続されてい
る。また、摺動体４、第２ラック９と本体との間には、
それぞれリターンスプリング１３、１４が介装されてい
る。
【００１１】次に、作用について説明する。
【００１２】磁気カードＣを摺動体４のカード挿入口５
に挿入し、図１、２において左行させると、第１のラッ
ク６によりピニオン７が回転される。したがって、その
ピニオン７の回転により第２のラック９は、右方向に第
１のラック６と同じ距離だけ移動される。そして、磁気
カードＣを位置Ｃ１まで移動すると、磁気ヘッド１１の
読み取りが終了するが、その間の移動距離Ｄは、磁気カ
ードＣの長さＬ、磁気ヘッド１１の長さＬ１及び当初の
磁気ヘッド１１と磁気カードとの隙間Ｌ２の和の半分で
ある。
に挿入し、図１、２において左行させると、第１のラッ
ク６によりピニオン７が回転される。したがって、その
ピニオン７の回転により第２のラック９は、右方向に第
１のラック６と同じ距離だけ移動される。そして、磁気
カードＣを位置Ｃ１まで移動すると、磁気ヘッド１１の
読み取りが終了するが、その間の移動距離Ｄは、磁気カ
ードＣの長さＬ、磁気ヘッド１１の長さＬ１及び当初の
磁気ヘッド１１と磁気カードとの隙間Ｌ２の和の半分で
ある。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、磁気カードの移動距離は、従来の半分に短
縮し、カードリーダをコンパクト化することができる。
ているので、磁気カードの移動距離は、従来の半分に短
縮し、カードリーダをコンパクト化することができる。
【００１４】したがって、レイアウト及び美観上から有
利となる。
利となる。
【００１５】また、磁気カードをカード挿入口に挿入
し、かつ、短い距離を押しながら移動させるので、磁気
カードが斜めに動くのを防止でき、磁気ヘッドの読み取
り不能をなくすことができる。
し、かつ、短い距離を押しながら移動させるので、磁気
カードが斜めに動くのを防止でき、磁気ヘッドの読み取
り不能をなくすことができる。
【図１】本発明の一実施例を示す縦断面図。
【図２】図１の横断面図。
【図３】図１の直交断面図。
Ｃ・・・磁気カード Ｄ・・・移動距離 Ｌ・・・磁気カードの長さ Ｌ１・・・磁気ヘッドの長さ Ｓ・・・室 １・・・本体 ２、１０・・・案内溝 ３・・・スリット ４・・・摺動体 ５・・・カード挿入口 ６・・・第１のラック ７・・・ピニオン ８・・・支軸 ９・・・第２のラック １１・・・磁気ヘッド １２・・・信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G06K 7/01 G06K 7/08 G06K 13/06 G11B 17/00 G11B 19/02 521 G06K 17/00
Claims (1)
- 【請求項１】 磁気カード挿入口と第１のラックとを備
え本体に摺動自在な摺動体と、該第１のラックに噛み合
い前記本体に軸支されたピニオンと、該ピニオンに噛み
合い前記本体に摺動自在な第２のラックと、該第２のラ
ックに設けられた磁気ヘッドとを備えたことを特徴とす
る磁気カードリーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4092932A JP2783343B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 磁気カードリーダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4092932A JP2783343B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 磁気カードリーダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05290480A JPH05290480A (ja) | 1993-11-05 |
| JP2783343B2 true JP2783343B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=14068269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4092932A Expired - Lifetime JP2783343B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 磁気カードリーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2783343B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP4092932A patent/JP2783343B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05290480A (ja) | 1993-11-05 |
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