JP2783105B2 - 冊子の製造方法 - Google Patents

冊子の製造方法

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JP2783105B2
JP2783105B2 JP1993993A JP1993993A JP2783105B2 JP 2783105 B2 JP2783105 B2 JP 2783105B2 JP 1993993 A JP1993993 A JP 1993993A JP 1993993 A JP1993993 A JP 1993993A JP 2783105 B2 JP2783105 B2 JP 2783105B2
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真志 杉村
靖郎 江頭
勝 小泉
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Toppan Printing Co Ltd
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転印刷機に連続され
た加工機により行うカタログ、付録、チラシ等の冊子の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷物の形状の多様化に伴い、種
々の折り形状の冊子が要望され、且つ、提案されてい
る。これらの冊子の中で、書店での立ち読み防止や、購
読者への特別情報としての冊子として、頁の小口側(綴
じ込み代の反対側)を開封しなければ印刷内容が見られ
ないようにしたものも知られている。例えば、通常の折
丁の折り曲げ部分に、小口側を仮接着して密封した複数
の折丁を貼着した冊子や、外側の折丁の中に、用紙を分
割してジグザク折り等にした他の折丁を挿入貼着して、
外側折丁の両側縁(小口側)を貼着し密封された冊子状
の折丁が、実開昭62−102670号公報、実開昭6
4−55064号公報によって提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た冊子や冊子状の折丁において、貼着部から開封する冊
子は一度開封しても再度その部分を貼着してしまうこと
で、印刷内容が既に読まれていても判らなくなって、特
別情報としての価値が無くなってしまう。また、情報量
を多くすると挿入する折丁が長尺になり見にくくなった
り、多くの折丁を貼着することになり開封する回数も多
く手間がかかる。しかも、この製造のいずれにおいて
も、複数の折丁を貼着する方法となっており天地、左右
方向の位置が揃いにくい等の問題が発生し、加工が複雑
で、かつ、生産性が低く、印刷速度に対して加工速度が
遅く大量生産には不向きであった。
【0004】そこで本発明は、連続用紙の印刷に引き続
き、用紙の流れ方向に沿って折り曲げ、糊剤の塗布、断
裁等の連続した加工工程によって、袋部で密封された冊
子を効率よく得ることができる製造方法を提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの本発明は、印刷されて送られてくる連続用紙(10)の
右側端(12a) から全幅の3分の1の部分で内側に縦折り
し、縦折り部(11)側縁上に帯状の糊付け(15)をし、更
に、縦折りした連続用紙の左側端(12)から中央の部分で
縦折りして、前記縦折り部(11)側縁と前記連続用紙の左
側端(12)を重ね合わせて貼着し、該貼着した用紙の左側
端(12)上に帯状の糊付け(15a) をして、用紙の流れ方向
に対して直交方向に切断し所定単位の折丁(E) を形成
し、該折丁を直交方向に折り曲げ用紙の側端(12)どうし
を貼着して冊子状の折丁(F) を形成し、前記冊子状の折
丁の折り曲げ部(16)と平行方向に断裁し、この折り曲げ
部を断ち落とす、小口側の2箇所が袋部で密封される冊
子(20)の製造方法である。また、前記縦折りした連続用
紙の中央に、流れ方向に沿ってミシン目線(M) を形成す
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の冊子の製造方法は、印刷工程に引き続
き折り曲げ、糊剤の塗布、貼着、断裁等の各工程を行う
ので印刷工程と印刷工程以降の工程の処理速度を同じに
することができ、しかも、縦折りして所定の寸法に切断
した折丁を流れ方向と直交する方向に2等分するように
折り曲げて、この折り曲げ部と平行方向に断裁すること
で、6頁づつ、計12頁で2箇所の袋部によって密封さ
れた冊子を効率よく生産することができる。
【0007】
【実施例】図に基づき本発明の実施例を説明する。図1
は、本発明の製造方法によって得られる冊子を示すもの
である。また、図2は、本発明の製造方法によって得ら
れる冊子にする前の折丁構成を示すものである。
【0008】本発明の製造方法によって得られる冊子(2
0)は、印刷済の連続用紙(10)右側端(12a) から全幅の3
分の1の部分で縦折りし、更に、縦折りした連続用紙の
左側端(12)を縦折り部(11)に重ね合わすように中央から
流れ方向に沿って縦折りして袋部(13)を形成し、前記縦
折り部(11)と用紙左側端(12)を貼着し所定寸法に切断し
た折丁(E) を、中央で2等分するように直交方向に折り
曲げて用紙左側端(12)どうしを貼着することで、2箇所
の袋部(13)で密封された冊子状の折丁(F) となり、この
折り曲げ部(16)を断裁線(D) から断ち落としたものであ
る。また、必要に応じ上部も断裁線(d) から断ち落とし
てもよい。
【0009】図3及び図4は、本発明の冊子の製造過程
を示すものである。図3に示すように、印刷された連続
用紙(10)右側端から全幅の3分の1の部分で内側に縦折
りして、縦折り部(11)を形成し、この縦折り部(11)側縁
上に用紙の流れに沿って帯状の糊付け(15)をする。この
糊付け幅は3mm程度でよく、噴射方式、ロールコータ
ー方式等の線状糊付装置で行うことができる。また、こ
れに用いる糊は、通常の製本用に使用されている酢酸ビ
ニルを主体とした接着剤(例えば、三井フラー社製、3
208)を用いることができる。次に、流れに沿って片
側を縦折りした連続用紙(10)左側端(12)から中央の部分
で内側に折り畳むように縦折りし、前記縦折り部(11)と
用紙左側端(12)を重ね合わせ貼着するもので、更に、こ
の折り重ねた用紙側端(12)上に前述した線状糊付装置で
帯状に糊付け(15a) をする。この際、縦折りした連続用
紙の流れ方向に中央から縦折りすると、この縦折り部分
に袋部(13)が形成される。上記に示す、縦に折り曲げを
行うためには、プローホルダーと称する平行折り曲げ装
置により加工することができる。
【0010】次に、中央から縦折りして縦折り部(11)と
用紙左側端(12)を貼着した連続用紙(10)を所定の長さに
切断することで、図2に示すような、所望の冊子の約2
倍の長さの折丁(E) が形成される。この折丁の形成と同
時に、用紙の流れ方向と直交する方向に2等分するよう
に折り曲げると、糊付け(15a) された用紙左側端(12)ど
うしが貼着されて、図1に示す冊子状の折丁(F) を形成
することができ、この折り曲げ部(16)を断裁線(D) から
断ち落とすことで冊子(20)が得られる。尚、冊子の上方
も必要に応じて断裁線(d) から断ち落とすことも可能で
ある。
【0011】この冊子の形成は、折丁(E) を2等分する
ように直交方向に折り曲げて同寸法で2箇所の袋部(13)
により密封された冊子となるが、この折り曲げ寸法は限
定するものではなく、直交方向の折り曲げ位置をずらす
ことで大小2つの密封された冊子(図示はせず)も製造
可能となる。また、図4に示すように、全幅の3分の1
の部分で縦折りされた連続用紙の中央に、ミシン目線
(M) を形成すると、用紙中央の縦折りによって袋部(13)
にミシン目線(M) が入り、密封された冊子の開封が容易
にできる。
【0012】
【発明の効果】本発明の冊子の製造方法は、連続用紙に
より印刷工程及び加工工程を連続的に効率よく冊子を製
造することができ、また、製造は、構成単位が1枚の用
紙を折り畳んで冊子としたもので、複数の折丁を貼り合
わせた冊子と異なり内容頁が逸脱したり、貼り合わせ位
置がずれたりすることを防ぐことができる。しかも、こ
の製造方法により得られる冊子は、袋部で密封される部
分が2箇所にできるため、異なった情報や多くの情報を
掲載することができる。また、袋部にミシン目線を連続
で形成することができ、このミシン目線によって簡単
に、綺麗に開封することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法により得られる冊子状の折丁
(A) と折り曲げ部を断裁して得られた冊子(B) を示す説
明図である。
【図2】本発明の冊子の製造過程で得られる折丁の一例
を示す説明図である。
【図3】本発明の冊子の製造過程を示す縦折り部の説明
図である。
【図4】本発明の冊子の製造過程におけるミシン目線の
形成位置を示す説明図である。
【符号の説明】
10 …印刷済連続用紙 11 …縦折り部 12 …連続用紙の左側端 12a…連続用紙の右側端 13 …袋部(縦折り部) 15,15a …糊付け部 16 …折り曲げ部 20 …冊子 E …折丁 F …冊子状の折丁 D,d…断裁線
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B42C 19/04 B42C 19/04 B42D 1/00 B42D 1/00 H B65H 37/04 B65H 37/04 A (56)参考文献 特開 昭57−187279(JP,A) 特開 平4−279395(JP,A) 特開 昭63−137842(JP,A) 特開 昭49−103713(JP,A) 特開 昭61−49897(JP,A) 実開 昭52−76722(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B42C 19/00 - 19/04 B41F 13/58 B42C 1/00 B42C 3/00 B42D 1/00 B65H 37/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷されて送られてくる連続用紙の一方の
    側端から全幅の3分の1の部分で内側に縦折りし、縦折
    り部側縁上に帯状の糊付けをし、更に、縦折りした連続
    用紙の他側端から中央の部分で内側に縦折りして、前記
    縦折り部側縁と前記連続用紙の他側端を重ね合わせて貼
    着し、該貼着した用紙の他側端上に帯状の糊付けをし
    て、用紙の流れ方向に対して直交方向に切断し所定単位
    の折丁を形成し、該折丁を直交方向に折り曲げ、用紙の
    他側端どうしを貼着して冊子状の折丁を形成し、前記冊
    子状の折丁の折り曲げ部と平行方向に断裁し、該折り曲
    げ部を断ち落とすことを特徴とする冊子の製造方法。
  2. 【請求項2】前記縦折りした連続用紙の中央に、流れ方
    向に沿ってミシン目線を形成することを特徴とする請求
    項1に記載の冊子の製造方法。
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JP5544811B2 (ja) * 2009-09-30 2014-07-09 大日本印刷株式会社 画像出力装置、画像出力方法

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